封印された星―滝口修造と日本のアーティストたち
2005年4月19日 読書 コメント (1)
巖谷國士の『封印された星〜瀧口修造と日本のアーティストたち』を読んだ。
本書は4部にわかれている。
1部は瀧口修造論
2部は瀧口修造を通じて知り合ったアーティスト。
(加納光於、中西夏之、野中ユリ、合田佐和子、四谷シモン、上野紀子他)
3部は瀧口没後に知り合ったアーティスト。
(秋山祐徳太子、アラーキー、桑原弘明、梅木英治、大月雄二郎他)
4部は亡くなったアーティスト。
(瑛九、岡本太郎、池田満寿夫、澁澤龍彦、土方巽、石子順造)
先日、世田谷美術館で瀧口修造とゆかりのアーティストたちの展覧会を見て来たところだが、この本でも、瀧口修造の磁力が感じ取れる。
「封印された星」というのはアンドレ・ブルトンが戦後関わっていた画廊の名前。この本も多くのアーティストたちを紹介する場にじゅうぶんなっていると思えた。
多くのアーティストたちが語られるが、昔のアーティストを語るときの方が生き生きとしているようだ。著者の年齢が原因なのか、今のアーティストは破天荒じゃないってことなのか。特に、池田満寿夫がアーティスト同士でよく喧嘩を売っていたエピソードなど、その輪の中にいてこそ味わえるもので、うらやましかった。作品を見て解説しているだけでなく、一緒に遊び、集いに参加しているアーティストの方が筆が生き生きするのは当然なのかもしれない。池田満寿夫の考案した料理「揚げないコロッケ」なんて、まんま平野レミじゃないか。
瀧口修造という人は僕の中では、まだ茫洋としたイメージしかない。
瀧口修造の周囲の人は確かにすごいのだが、瀧口自身のすごさが実感できないのだ。
生田耕作の本で瀧口批判を先に読んでいたことが影響しているのかもしれない。
すごい人の紹介者だと考えておけばいいのか。
近々、瀧口修造自身のおさらいをしてみなくては、このモヤモヤは晴れない。
ああ、また宿題が一つ増えた。
本書は4部にわかれている。
1部は瀧口修造論
2部は瀧口修造を通じて知り合ったアーティスト。
(加納光於、中西夏之、野中ユリ、合田佐和子、四谷シモン、上野紀子他)
3部は瀧口没後に知り合ったアーティスト。
(秋山祐徳太子、アラーキー、桑原弘明、梅木英治、大月雄二郎他)
4部は亡くなったアーティスト。
(瑛九、岡本太郎、池田満寿夫、澁澤龍彦、土方巽、石子順造)
先日、世田谷美術館で瀧口修造とゆかりのアーティストたちの展覧会を見て来たところだが、この本でも、瀧口修造の磁力が感じ取れる。
「封印された星」というのはアンドレ・ブルトンが戦後関わっていた画廊の名前。この本も多くのアーティストたちを紹介する場にじゅうぶんなっていると思えた。
多くのアーティストたちが語られるが、昔のアーティストを語るときの方が生き生きとしているようだ。著者の年齢が原因なのか、今のアーティストは破天荒じゃないってことなのか。特に、池田満寿夫がアーティスト同士でよく喧嘩を売っていたエピソードなど、その輪の中にいてこそ味わえるもので、うらやましかった。作品を見て解説しているだけでなく、一緒に遊び、集いに参加しているアーティストの方が筆が生き生きするのは当然なのかもしれない。池田満寿夫の考案した料理「揚げないコロッケ」なんて、まんま平野レミじゃないか。
瀧口修造という人は僕の中では、まだ茫洋としたイメージしかない。
瀧口修造の周囲の人は確かにすごいのだが、瀧口自身のすごさが実感できないのだ。
生田耕作の本で瀧口批判を先に読んでいたことが影響しているのかもしれない。
すごい人の紹介者だと考えておけばいいのか。
近々、瀧口修造自身のおさらいをしてみなくては、このモヤモヤは晴れない。
ああ、また宿題が一つ増えた。
ミクロコスモグラフィア マーク・ダイオンの[驚異の部屋]講義録
2005年4月18日 読書
『ミクロコスモグラフィア〜マーク・ダイオンの驚異の部屋講義録』を読んだ。
平成14年に開催された「ミクロコスモグラフィア展」での語りおろしをもとに構成されている。この展示は、アメリカ生まれの美術家マーク・ダイオンを東京大学総合研究博物館に招聘し、その学術標本を使ってインスタレーションしたものだ。
「水の王国」「地上の王国」「地下の世界」「大気の王国」「人間」「理性と規矩」「大きいもの」「小さいもの」の8つの部屋にわけて展示されている。
「ミクロコスモグラフィア」はマーク・ダイオンの造語で、小宇宙の記述とも宇宙生成論のマイクロスケールでの反復とも受け取れる。
展示されているものはほとんどが東京大学で廃棄処分になる寸前のものを救出して集めたもので、見る人によれば、粗大ゴミの集まりでしかない。マーク・ダイオンはテムズ川の河川敷のゴミを拾って展示する「テイト・テイムズ・ダグ」というプロジェクトなどを手がけており、東京大学のゴミをアートに仕立てることもお茶の子さいさいなのだ。
「水の王国」には貝の標本やアルコール漬けの医学部標本等。
「地上の王国」には動物の骨格標本、爬虫類の剥製等。
「地下の世界」にはアンモナイトなどの化石、鉱物標本等。
「大気の王国」には鳥のレントゲン写真、ガラス容器、扇風機等。
「人間」にはネアンデルタール人の幼児の復元模型、人体模型、胸像、畸形写真、椅子等。
「理性と規矩」には定規セット、水準器、機械工学モデル等。
「大きいもの」には獣医学の内臓模型、三葉虫の化石レプリカ、眼鏡屋の店頭ディスプレイ、書き物机、大型動物の骨等。
「小さいもの」には民族人形、牛の模型、大学講堂の模型、地球儀等。
マーク・ダイオンは9つめの部屋として「コレクティング・コレクテッド」つまりコレクションのための道具を並べる部屋を予定していたらしい。全部で部屋が9つで、芸術家に霊感を与える9人のムーサイが宿る場所にしようとしていたのだ。
さて、この講義録はマーク・ダイオン自身が行ったものではない。美術家は語らない。語るのはこれら廃棄処分の粗大ゴミに価値を見い出して収集しておいた張本人、西野嘉章教授だ。
西野氏の講義は物を前にして、思い付くままに雑談風に語ったもので、「大学当局はこんなに価値のあるものを捨てようとして、何事だ」的な愚痴も随所に見られて、楽しい。
語られる内容はまさに自由闊達。スクリューからピカビアの「ロバ」を語り出したり、古い手延べの板ガラスから「ベンヤミンのアウラはこうした板ガラスを透して視る目の産物」だと言ったりする。船舶工学の「徳川模型」の流線形からブランクーシの彫刻を語り、剥製から香山滋を語る。全体の構成から原罪の問題をとりあげたりする。言いたい放題だ。
本人も「過剰解釈」と呼ばれることを否定しない。面白いから、それでいいのだ。
本書で「なーるほど」と思ったところは多々あるが、なかでも、ホコリに価値を認める部分には感動した。古い標本だからほこりをかぶっているのだが、それをきれいに掃除したりしない。時を表現するものとして「ホコリ」を積極的にとらえているのだ。
捨てる技術なんて浅はかな思想はここにはない。ホコリも捨てるべきではないのだ。
乱雑に散らかりまくった僕の部屋も、なんだか価値の高い宝の山に思えてきた。
平成14年に開催された「ミクロコスモグラフィア展」での語りおろしをもとに構成されている。この展示は、アメリカ生まれの美術家マーク・ダイオンを東京大学総合研究博物館に招聘し、その学術標本を使ってインスタレーションしたものだ。
「水の王国」「地上の王国」「地下の世界」「大気の王国」「人間」「理性と規矩」「大きいもの」「小さいもの」の8つの部屋にわけて展示されている。
「ミクロコスモグラフィア」はマーク・ダイオンの造語で、小宇宙の記述とも宇宙生成論のマイクロスケールでの反復とも受け取れる。
展示されているものはほとんどが東京大学で廃棄処分になる寸前のものを救出して集めたもので、見る人によれば、粗大ゴミの集まりでしかない。マーク・ダイオンはテムズ川の河川敷のゴミを拾って展示する「テイト・テイムズ・ダグ」というプロジェクトなどを手がけており、東京大学のゴミをアートに仕立てることもお茶の子さいさいなのだ。
「水の王国」には貝の標本やアルコール漬けの医学部標本等。
「地上の王国」には動物の骨格標本、爬虫類の剥製等。
「地下の世界」にはアンモナイトなどの化石、鉱物標本等。
「大気の王国」には鳥のレントゲン写真、ガラス容器、扇風機等。
「人間」にはネアンデルタール人の幼児の復元模型、人体模型、胸像、畸形写真、椅子等。
「理性と規矩」には定規セット、水準器、機械工学モデル等。
「大きいもの」には獣医学の内臓模型、三葉虫の化石レプリカ、眼鏡屋の店頭ディスプレイ、書き物机、大型動物の骨等。
「小さいもの」には民族人形、牛の模型、大学講堂の模型、地球儀等。
マーク・ダイオンは9つめの部屋として「コレクティング・コレクテッド」つまりコレクションのための道具を並べる部屋を予定していたらしい。全部で部屋が9つで、芸術家に霊感を与える9人のムーサイが宿る場所にしようとしていたのだ。
さて、この講義録はマーク・ダイオン自身が行ったものではない。美術家は語らない。語るのはこれら廃棄処分の粗大ゴミに価値を見い出して収集しておいた張本人、西野嘉章教授だ。
西野氏の講義は物を前にして、思い付くままに雑談風に語ったもので、「大学当局はこんなに価値のあるものを捨てようとして、何事だ」的な愚痴も随所に見られて、楽しい。
語られる内容はまさに自由闊達。スクリューからピカビアの「ロバ」を語り出したり、古い手延べの板ガラスから「ベンヤミンのアウラはこうした板ガラスを透して視る目の産物」だと言ったりする。船舶工学の「徳川模型」の流線形からブランクーシの彫刻を語り、剥製から香山滋を語る。全体の構成から原罪の問題をとりあげたりする。言いたい放題だ。
本人も「過剰解釈」と呼ばれることを否定しない。面白いから、それでいいのだ。
本書で「なーるほど」と思ったところは多々あるが、なかでも、ホコリに価値を認める部分には感動した。古い標本だからほこりをかぶっているのだが、それをきれいに掃除したりしない。時を表現するものとして「ホコリ」を積極的にとらえているのだ。
捨てる技術なんて浅はかな思想はここにはない。ホコリも捨てるべきではないのだ。
乱雑に散らかりまくった僕の部屋も、なんだか価値の高い宝の山に思えてきた。
『少女の友』とその時代―編集者の勇気 内山基
2005年4月17日 読書
『「少女の友」とその時代〜編集者の勇気 内山基』を読んだ。著者の遠藤寛子は児童文学も書いている人。『少女の友』は明治41年創刊の少女雑誌。川端康成の『乙女の港』や『花日記』『美しい旅』など乙女小説を連載し、中原淳一の表紙絵、松本かつぢの漫画『クルクルくるみちゃん』連載、西条八十の抒情詩を掲載、吉屋信子の『伴先生』を掲載した少女向けの近代的な雑誌だ。
『少女の友』の特徴は、都会的なセンスにあった。当時、部数を誇る『少女倶楽部』も『少女の友』にくらべると、やや低年齢向けで、真面目、堅実だが泥臭い印象を覚える。
昭和6年から編集を担当した内山氏は、雑誌内の「友ちゃんくらぶ」という通信欄で読者との交流をはかり、各地で「友ちゃん会」、今で言うオフ会みたいなのを開いたりした。
先日読んだ『少年赤十字』でもそうだったが、この雑誌も戦争の時代に突入して、「中原淳一の絵は軟弱だ」の声で中原淳一が描かなくなり、「投稿するひまがあったら生産を」の考えで読者投稿の文芸欄もなくなっていく。また、当時、女性の自己主張は否定される風潮にあり、恋愛などもってのほか、親の言うことは絶対。手枷足枷状態で乙女の文化が咲いたのだ。
内山氏はそうした中でも闘った人物だった。戦時にあっても国策にそった愛国的文章を書かず、あくまでも冷静に、国にとって知られたくない事実であっても載せたりしている。
だが、この本での読みどころは内山氏の苦しい闘い以外にもあった。当時「友ちゃんくらぶ」などで投稿していた読者に遠藤寛子氏は再会していく。
これは舞踏会の手帖だ。
今や『少女の友』をリアルタイムで読んでいた生きた証言者は減りつつある。記憶も薄れているだろう。だが、女子供の文化は軽んじられる。『少女の友』復刻のめどすらついていないらしい。なんとかしなければ。そして、今僕たちが享受している文化も、脆弱なものだと知っておくべきだ。後の世の人間は僕たちのことを不確かな記録と勝手な解釈とで歪めようと手ぐすねひいているのだ。
『少女の友』の特徴は、都会的なセンスにあった。当時、部数を誇る『少女倶楽部』も『少女の友』にくらべると、やや低年齢向けで、真面目、堅実だが泥臭い印象を覚える。
昭和6年から編集を担当した内山氏は、雑誌内の「友ちゃんくらぶ」という通信欄で読者との交流をはかり、各地で「友ちゃん会」、今で言うオフ会みたいなのを開いたりした。
先日読んだ『少年赤十字』でもそうだったが、この雑誌も戦争の時代に突入して、「中原淳一の絵は軟弱だ」の声で中原淳一が描かなくなり、「投稿するひまがあったら生産を」の考えで読者投稿の文芸欄もなくなっていく。また、当時、女性の自己主張は否定される風潮にあり、恋愛などもってのほか、親の言うことは絶対。手枷足枷状態で乙女の文化が咲いたのだ。
内山氏はそうした中でも闘った人物だった。戦時にあっても国策にそった愛国的文章を書かず、あくまでも冷静に、国にとって知られたくない事実であっても載せたりしている。
だが、この本での読みどころは内山氏の苦しい闘い以外にもあった。当時「友ちゃんくらぶ」などで投稿していた読者に遠藤寛子氏は再会していく。
これは舞踏会の手帖だ。
今や『少女の友』をリアルタイムで読んでいた生きた証言者は減りつつある。記憶も薄れているだろう。だが、女子供の文化は軽んじられる。『少女の友』復刻のめどすらついていないらしい。なんとかしなければ。そして、今僕たちが享受している文化も、脆弱なものだと知っておくべきだ。後の世の人間は僕たちのことを不確かな記録と勝手な解釈とで歪めようと手ぐすねひいているのだ。
苺のはらわたで80年代回顧
2005年4月16日 音楽
ウィングで「苺のはらわた」
80年代のバンド、音楽について宮悪戦車語る語る。
いろいろバンド名があがったが、さて、僕は80年代、何を聞いていたんだろう。
ちょうど70年代末からニューヨークパンクが出てきたので、その流れでパンク、ニューウェイブ、パワーポップ、テクノポップ、ノイズ、ジャーマンニューミュージックなどを聞いてたんじゃなかろうか。主に洋楽だ。でも、レコードが洋楽中心だとしても、ライブにいきまくってたのも、この頃。
それで思い出した。昨日、ミック宮川とgimixとで飲みに行った。ミック宮川のライブ見に行ったりしてたのは、そうか、80年代か。
80年代なのか90年代なのか、記憶はさだかではないが、その頃ライブ見に行ってたバンドを思い付くままに書き出して、連想ゲームをしてみよう。覚え間違いはご容赦。
ちくびみせんなへそかんでしね/女子高生バンド。卒業ライブは「乾杯」どん底ハウス
まだ/全裸でハーモニカ。ライブをその場でソノシートにレコーディングして売ってた。
イノセントラヴァーズ/カンガルーがピョーン、ラガッツィ
リジョイス/なぜかブロマイド持ってる
サードアンクル/ビデオとって遊んだねー
コメットテイルス/印刷でお世話にもなった。リアル・キキララ
BCレモンズ/アメリカ村三角公園でギター弾いてた思い出
タービン/あんこ好きの渋谷くん
モーツァルテユーゲント/はじめて会ったとき、人民帽かぶってたね、テトラくん
バンパイヤ!/XTC!
ローザルクセンブルグ/ズボン何枚はいてんねん
4D/成田忍くんは同じ誕生日なのだ
放送講座/みずちがニョロニョロニョロ〜
ミック宮川ショー/みなさんヨロシクね〜
アマリリス/ファンの集いでは前売りの方が値段を高く設定しました。
のいづんずり/頭に「の」の字、金看板銀看板
タマス&ポチス/大きなディスコ。ビッグディスコ
砂場/仕事終われば野球を見よう。アウトクラブでテープほしい、と言ったんだ。
ポンポンダリア/一時解散時「解ポン」というイベントやったねー
マルト/「赤い風船」上映とコラボレーションしたライブしたねー
オーケストラピリピリ/あの頃のアフリカ音楽聞きたくなってきた
パッケージ/スタジオエイト
ルナ/スタジオエイトにお店もあったね
ビスケットホリック/グランプリ!
ミンカパノピカ/長細いクリームパピロ
ユニット/スタジオワンで出てもらいましたね
クリケッツ/靴隠すな!
ガーデン/パヤパパンなソレ!
少年ナイフ/みんな楽しく少年ナイフatマントヒヒ
スーパーボール/ドラムをはくな
ガーディニアエンジェルズ/猫のシャーベット
グルジェフ/メトロノーム
Duppi/バックダンサーしたの覚えてる?
カドリエ/山口さん、東京で電車ごしに出逢ったね!
テケテケ/ブレイクダンス
ペコちゃんはエロティックス/an-non、スタジオワンだ!
洋楽と関西のこうしたバンドばかり聞いていて、東京の音楽にはあまり興味がなかったなあ。今、思い出しても、関西の音楽は面白いのばっかりで、上にあげたもの以外にも、いっぱいあった。メデューサがらみで新青年ってのもあったなあ。好きなバンドを書き漏らしてるような気がしてならない。
80年代のバンド、音楽について宮悪戦車語る語る。
いろいろバンド名があがったが、さて、僕は80年代、何を聞いていたんだろう。
ちょうど70年代末からニューヨークパンクが出てきたので、その流れでパンク、ニューウェイブ、パワーポップ、テクノポップ、ノイズ、ジャーマンニューミュージックなどを聞いてたんじゃなかろうか。主に洋楽だ。でも、レコードが洋楽中心だとしても、ライブにいきまくってたのも、この頃。
それで思い出した。昨日、ミック宮川とgimixとで飲みに行った。ミック宮川のライブ見に行ったりしてたのは、そうか、80年代か。
80年代なのか90年代なのか、記憶はさだかではないが、その頃ライブ見に行ってたバンドを思い付くままに書き出して、連想ゲームをしてみよう。覚え間違いはご容赦。
ちくびみせんなへそかんでしね/女子高生バンド。卒業ライブは「乾杯」どん底ハウス
まだ/全裸でハーモニカ。ライブをその場でソノシートにレコーディングして売ってた。
イノセントラヴァーズ/カンガルーがピョーン、ラガッツィ
リジョイス/なぜかブロマイド持ってる
サードアンクル/ビデオとって遊んだねー
コメットテイルス/印刷でお世話にもなった。リアル・キキララ
BCレモンズ/アメリカ村三角公園でギター弾いてた思い出
タービン/あんこ好きの渋谷くん
モーツァルテユーゲント/はじめて会ったとき、人民帽かぶってたね、テトラくん
バンパイヤ!/XTC!
ローザルクセンブルグ/ズボン何枚はいてんねん
4D/成田忍くんは同じ誕生日なのだ
放送講座/みずちがニョロニョロニョロ〜
ミック宮川ショー/みなさんヨロシクね〜
アマリリス/ファンの集いでは前売りの方が値段を高く設定しました。
のいづんずり/頭に「の」の字、金看板銀看板
タマス&ポチス/大きなディスコ。ビッグディスコ
砂場/仕事終われば野球を見よう。アウトクラブでテープほしい、と言ったんだ。
ポンポンダリア/一時解散時「解ポン」というイベントやったねー
マルト/「赤い風船」上映とコラボレーションしたライブしたねー
オーケストラピリピリ/あの頃のアフリカ音楽聞きたくなってきた
パッケージ/スタジオエイト
ルナ/スタジオエイトにお店もあったね
ビスケットホリック/グランプリ!
ミンカパノピカ/長細いクリームパピロ
ユニット/スタジオワンで出てもらいましたね
クリケッツ/靴隠すな!
ガーデン/パヤパパンなソレ!
少年ナイフ/みんな楽しく少年ナイフatマントヒヒ
スーパーボール/ドラムをはくな
ガーディニアエンジェルズ/猫のシャーベット
グルジェフ/メトロノーム
Duppi/バックダンサーしたの覚えてる?
カドリエ/山口さん、東京で電車ごしに出逢ったね!
テケテケ/ブレイクダンス
ペコちゃんはエロティックス/an-non、スタジオワンだ!
洋楽と関西のこうしたバンドばかり聞いていて、東京の音楽にはあまり興味がなかったなあ。今、思い出しても、関西の音楽は面白いのばっかりで、上にあげたもの以外にも、いっぱいあった。メデューサがらみで新青年ってのもあったなあ。好きなバンドを書き漏らしてるような気がしてならない。
雑誌『少年赤十字』と絵本画家岡本帰一
2005年4月15日 読書
『雑誌「少年赤十字」と絵本画家岡本帰一』を読んだ。桝居孝著2002年竹林館刊。
岡本帰一は1888年洲本生まれの絵本画家で、『コドモノクニ』等で活躍。42才で死亡。
少年赤十字は赤十字運動の少年団で、カナダが発祥の地。日本ではじめて「少年赤十字」ができたのは1922年滋賀県。雑誌「少年赤十字」は世界各国の赤十字運動の紹介、交流と、少年赤十字運動の活動を広く世に知らせるため、1926年5月に創刊された。
岡本帰一がこの雑誌に参加するのは1926年10月からである。
この雑誌『少年赤十字』は現在ほとんど残されていないという。本誌は太平洋戦争勃発によって廃刊されるが、考えてみると戦時でこそ赤十字の精神がもっとも発揮されねばならないはずだ。アンリ・デュナンが赤十字を設立したのは、戦場で傷ついた兵士を敵味方の区別なく治療するのが目的だったのだから、戦争によって赤十字運動が衰退するのはおかしいのだ。国際協調の動きが封殺されてしまうのは五・一五事件を見てわかるように、日本のお家芸である。今でも中国や北朝鮮に対して、ワイドショーレベルの知識しかないくせに、「あんな奴らは日本から出て行け」だの「日本製品買うな」だの「経済制裁しろ」だの大声で言う人間がいるのが現状なのである。雑誌「少年赤十字」は理想を謳ったがゆえに、軍国日本につぶされてしまったのだ。
まあ、そんなことはさておき、この本を読んで一番興味深かったのは、岡本帰一の「童画論」だ。彼は「子供は好かれようとする者を嫌う」と喝破する。子供が危ない遊びをするのを止めようとする親や教師のやり方にも批判的だ。子供がいきいきとしているのは、何かいたずらをしようとしているときだ、と書いている。PTA推薦のものが子供にとってつまらないのは、大正時代から今も変わっていない。老婆心や親心ほど人間を駄目にするものはない。それに準ずる教育もまたしかり。子供がおかしくなる原因を親に求めたり学校に求めたりする議論がたまにあるが、ちゃんちゃらおかしい。親も学校も両方駄目だ。2つともに滅びてしまえばいい。そして、そんな親や学校に「おかしい」だの「あぶない」だのと評された子供たちは、本当はちっともおかしくないし、あぶなくもない。親と学校の色眼鏡でそう見えているだけなのだ。
子供が親や学校につぶされていくさまを見るのは、つらい。岡本帰一はそれをよくわかっていた人なのだと思う。
最近、中村佑介くんというイラストレーターと友達になった。アジアンカンフージェネレーションのジャケットを描いている売れっ子さんだ。彼の絵を見ていると、この岡本帰一あたりの大正童画が現代に甦ったように思えて、とても気持ち良い。この本を読もうと思ったのも、まずは中村佑介くんのイラストから触発されたからだ。
岡本帰一は1888年洲本生まれの絵本画家で、『コドモノクニ』等で活躍。42才で死亡。
少年赤十字は赤十字運動の少年団で、カナダが発祥の地。日本ではじめて「少年赤十字」ができたのは1922年滋賀県。雑誌「少年赤十字」は世界各国の赤十字運動の紹介、交流と、少年赤十字運動の活動を広く世に知らせるため、1926年5月に創刊された。
岡本帰一がこの雑誌に参加するのは1926年10月からである。
この雑誌『少年赤十字』は現在ほとんど残されていないという。本誌は太平洋戦争勃発によって廃刊されるが、考えてみると戦時でこそ赤十字の精神がもっとも発揮されねばならないはずだ。アンリ・デュナンが赤十字を設立したのは、戦場で傷ついた兵士を敵味方の区別なく治療するのが目的だったのだから、戦争によって赤十字運動が衰退するのはおかしいのだ。国際協調の動きが封殺されてしまうのは五・一五事件を見てわかるように、日本のお家芸である。今でも中国や北朝鮮に対して、ワイドショーレベルの知識しかないくせに、「あんな奴らは日本から出て行け」だの「日本製品買うな」だの「経済制裁しろ」だの大声で言う人間がいるのが現状なのである。雑誌「少年赤十字」は理想を謳ったがゆえに、軍国日本につぶされてしまったのだ。
まあ、そんなことはさておき、この本を読んで一番興味深かったのは、岡本帰一の「童画論」だ。彼は「子供は好かれようとする者を嫌う」と喝破する。子供が危ない遊びをするのを止めようとする親や教師のやり方にも批判的だ。子供がいきいきとしているのは、何かいたずらをしようとしているときだ、と書いている。PTA推薦のものが子供にとってつまらないのは、大正時代から今も変わっていない。老婆心や親心ほど人間を駄目にするものはない。それに準ずる教育もまたしかり。子供がおかしくなる原因を親に求めたり学校に求めたりする議論がたまにあるが、ちゃんちゃらおかしい。親も学校も両方駄目だ。2つともに滅びてしまえばいい。そして、そんな親や学校に「おかしい」だの「あぶない」だのと評された子供たちは、本当はちっともおかしくないし、あぶなくもない。親と学校の色眼鏡でそう見えているだけなのだ。
子供が親や学校につぶされていくさまを見るのは、つらい。岡本帰一はそれをよくわかっていた人なのだと思う。
最近、中村佑介くんというイラストレーターと友達になった。アジアンカンフージェネレーションのジャケットを描いている売れっ子さんだ。彼の絵を見ていると、この岡本帰一あたりの大正童画が現代に甦ったように思えて、とても気持ち良い。この本を読もうと思ったのも、まずは中村佑介くんのイラストから触発されたからだ。
タイムスリップ明治維新
2005年4月13日 読書
『邪馬台国はどこですか』の中の短編で、明治維新の首謀者を勝海舟だと推理した鯨統一郎。
そのアイディアをもとに冒険長篇を書いたのが、この『タイムスリップ明治維新』
あらすじは別の誰かの感想で思い出すことにして、ここでは、「ほう」と思ったことを書き留めておこう。
坂本竜馬が登場人物として出てくるが、この竜馬は、怠け者で全然やる気がない。そんな竜馬を一変させるのが、タイムスリップして現代からやってきた主人公が持ってきた本だ。
そう。坂本竜馬は、司馬遼太郎の『竜馬がゆく』を読んで、それに感化されて、大胆な行動に出るのだ。
この逆転発想は面白い。
誰か未来からやってきて、僕を主人公にしたヒロイックな冒険小説でも読ませてくれないかなあ。
このままではダラダラと日々を過ごしてしまう。
そのアイディアをもとに冒険長篇を書いたのが、この『タイムスリップ明治維新』
あらすじは別の誰かの感想で思い出すことにして、ここでは、「ほう」と思ったことを書き留めておこう。
坂本竜馬が登場人物として出てくるが、この竜馬は、怠け者で全然やる気がない。そんな竜馬を一変させるのが、タイムスリップして現代からやってきた主人公が持ってきた本だ。
そう。坂本竜馬は、司馬遼太郎の『竜馬がゆく』を読んで、それに感化されて、大胆な行動に出るのだ。
この逆転発想は面白い。
誰か未来からやってきて、僕を主人公にしたヒロイックな冒険小説でも読ませてくれないかなあ。
このままではダラダラと日々を過ごしてしまう。
原田桜怜、ヴァニラ、パラゴー、焼きたてジャぱん
2005年4月12日 アイドル
わあ!書いたのに消してしまった。書き直しは手抜きでゴメン。
ヤングマガジンの表紙、グラビアは原田桜怜。ski時代には見せなかった、いっさい笑顔のない、口半開き。ワンパターンの表情じゃないのか?
オーレイのグラビアの次のページには、DIGICCOが写ってる!
こっちの方が貴重なのかも。
ゲーマーズで今日から期間限定でミュージカルギャラクシーエンジェルのグッズを販売している。
初日に駆け付けたのは、ミュージカル会場では長蛇の列ができていたから。きっとゲーマーズでも長蛇の列ができていて、売り切れ続出なんだろうな、と思っていたが、余裕で買えた。
買ったのはヴァニラ役の明坂聡美ちゃんのブロマイド。4枚組で、ヴァニラ1枚、アップと全身、全身にサイン入り。
この子が何か他の番組なりイベントに出てくるのなら、注意して見守ろうと思う。
ディズクピアでパラダイスゴーゴーの毎度おなじみ発売日前日の店頭販売イベント。特典のポスターをハリネズミのように袋にさしているファンたち。いったい一人で何枚CDを買っているのだ。
何回も何回もレジに向かうファン。そのたびに「カードはお持ちですか」とか、「住所に変更はございませんか」と聞かれている。
明日は兵庫県でミニライブもあるのだが、仕事でいけない。
最近、集中力が落ちていて、読書が全然はかどらない。
何も考えずに呼吸だけしていることが多い。
そんなわけで、今日読んだのは漫画「焼きたてジャぱん」の2巻から15巻まで。1巻だけはかなり前に読んでいたのだ。
この漫画はパンに関する料理グルメ漫画なのだが、蘊蓄や工夫よりも、力点は食後の審査員のリアクションにある。
僕はほとんど漫画を読まないので、こういうリアクションがおおげさなグルメ漫画ってのは、かなり昔からの伝統だと聞いて、愕然とした。こんな面白いものを今まで体験していなかったなんて。
他の漫画は未読なのでわからないが、この漫画では、パンを食べた後、審査員のピエロ(なぜピエロが審査員なのかは、ピエロが納得のいかない理屈を手をかえ品をかえ言ってくれる)が、いきなり自分のおいたちを語りはじめる。えんえんと物語が語られたあと、とんでもない駄洒落でオチがくる。あるいは、パンを食べて審査員が怪獣と化して空を飛んだり、パンを食べて命を落として天国に行き、そこでのストーリーが展開したりする。結末は「それを言いたいために、ここまで引っ張ってきたのか」というような駄洒落。
作品のページ数ほぼ半分は、こうしたリアクション話で、パンの工夫や作り方の説明などは1コマで済ませられてしまう。
いやー、面白い。
いっそのこと、リアクションだけで1冊コミックスを突っ走ったら、まさにアヴァンギャルド!
ヤングマガジンの表紙、グラビアは原田桜怜。ski時代には見せなかった、いっさい笑顔のない、口半開き。ワンパターンの表情じゃないのか?
オーレイのグラビアの次のページには、DIGICCOが写ってる!
こっちの方が貴重なのかも。
ゲーマーズで今日から期間限定でミュージカルギャラクシーエンジェルのグッズを販売している。
初日に駆け付けたのは、ミュージカル会場では長蛇の列ができていたから。きっとゲーマーズでも長蛇の列ができていて、売り切れ続出なんだろうな、と思っていたが、余裕で買えた。
買ったのはヴァニラ役の明坂聡美ちゃんのブロマイド。4枚組で、ヴァニラ1枚、アップと全身、全身にサイン入り。
この子が何か他の番組なりイベントに出てくるのなら、注意して見守ろうと思う。
ディズクピアでパラダイスゴーゴーの毎度おなじみ発売日前日の店頭販売イベント。特典のポスターをハリネズミのように袋にさしているファンたち。いったい一人で何枚CDを買っているのだ。
何回も何回もレジに向かうファン。そのたびに「カードはお持ちですか」とか、「住所に変更はございませんか」と聞かれている。
明日は兵庫県でミニライブもあるのだが、仕事でいけない。
最近、集中力が落ちていて、読書が全然はかどらない。
何も考えずに呼吸だけしていることが多い。
そんなわけで、今日読んだのは漫画「焼きたてジャぱん」の2巻から15巻まで。1巻だけはかなり前に読んでいたのだ。
この漫画はパンに関する料理グルメ漫画なのだが、蘊蓄や工夫よりも、力点は食後の審査員のリアクションにある。
僕はほとんど漫画を読まないので、こういうリアクションがおおげさなグルメ漫画ってのは、かなり昔からの伝統だと聞いて、愕然とした。こんな面白いものを今まで体験していなかったなんて。
他の漫画は未読なのでわからないが、この漫画では、パンを食べた後、審査員のピエロ(なぜピエロが審査員なのかは、ピエロが納得のいかない理屈を手をかえ品をかえ言ってくれる)が、いきなり自分のおいたちを語りはじめる。えんえんと物語が語られたあと、とんでもない駄洒落でオチがくる。あるいは、パンを食べて審査員が怪獣と化して空を飛んだり、パンを食べて命を落として天国に行き、そこでのストーリーが展開したりする。結末は「それを言いたいために、ここまで引っ張ってきたのか」というような駄洒落。
作品のページ数ほぼ半分は、こうしたリアクション話で、パンの工夫や作り方の説明などは1コマで済ませられてしまう。
いやー、面白い。
いっそのこと、リアクションだけで1冊コミックスを突っ走ったら、まさにアヴァンギャルド!
鯨統一郎の作品は無条件で読むことにしている。
イッツオートマチック!
以下、ネタバレ上等なので、いやならここまで。
ふだん、人から「悪魔」と呼ばれているため、悪魔の本を読んでみたいと思っていた。鯨作品なら、もってこいだ。
悪魔の姿を見ることができるようになった男の話。
鯨作品では珍説が披露されることが多い。
本書では、悪魔の正体が暴露される。
悪魔とは生物の一種で、それは昔は恐竜だった、とする説だ。
生物ならば、化石がごろごろあるはずだ。
でも、悪魔は寿命が長くて、つまり、死者の数が極端にすくなく、しかも繁殖力も弱いので、今まで化石にもほとんどならず、生きのびてきたのだ。
本書での趣向は、それだけでなく、フレドリック・ブラウンの『まっ白な嘘』なみの読者巻き込み形の仕掛けがしてある。
タイトルに「悪魔」の文字を使い、目を強調した表紙絵の、悪魔について書かれた本を読むと、悪魔の策略にはまるのだ。
これは本書に当てはまる。
以上、駆け足の覚え書き。
本を読んでから結構日にちがたってしまったし(今、4月18日)、本は図書館に返してしまったし、特に何もメモしておかなかったし、1回書いた日記がパソコンの調子が悪くて消えてしまったのだ。
丁寧に推敲する気力が失せている。
エネルギーが枯れている。
悪魔のせいか。
イッツオートマチック!
以下、ネタバレ上等なので、いやならここまで。
ふだん、人から「悪魔」と呼ばれているため、悪魔の本を読んでみたいと思っていた。鯨作品なら、もってこいだ。
悪魔の姿を見ることができるようになった男の話。
鯨作品では珍説が披露されることが多い。
本書では、悪魔の正体が暴露される。
悪魔とは生物の一種で、それは昔は恐竜だった、とする説だ。
生物ならば、化石がごろごろあるはずだ。
でも、悪魔は寿命が長くて、つまり、死者の数が極端にすくなく、しかも繁殖力も弱いので、今まで化石にもほとんどならず、生きのびてきたのだ。
本書での趣向は、それだけでなく、フレドリック・ブラウンの『まっ白な嘘』なみの読者巻き込み形の仕掛けがしてある。
タイトルに「悪魔」の文字を使い、目を強調した表紙絵の、悪魔について書かれた本を読むと、悪魔の策略にはまるのだ。
これは本書に当てはまる。
以上、駆け足の覚え書き。
本を読んでから結構日にちがたってしまったし(今、4月18日)、本は図書館に返してしまったし、特に何もメモしておかなかったし、1回書いた日記がパソコンの調子が悪くて消えてしまったのだ。
丁寧に推敲する気力が失せている。
エネルギーが枯れている。
悪魔のせいか。
大阪厚生年金会館大ホールでモーニング娘。のコンサート「第六感ヒット満開!」午後6時の回を見に行った。
1、The マンパワー!!!
2、浪漫〜MY DEAR BOY〜
3、独占欲
ここで自己紹介コーナー。臭いせりふ回し。「いい!すごくいい!グッジョブ!」(道重)
4、涙が止まらない放課後(紺野、石川、藤本、道重の4人がメイン)
5、声
6、ラヴ&ピィ〜ス!〜HEROがやって来たっ
7、LOVEマシーン(矢口、吉澤、小川、新垣、高橋、道重、亀井、田中の8人。あは〜んは道重)
8、いいことある記念の瞬間(矢口、亀井、小川の3人)
MCは矢口、亀井、小川の3人で、第六感クイズとして、「吉澤が食後に歌いたくなる歌は何か」。小川「恋ing」亀井「ここにいるぜ」正解は「The マンパワー!!!」
9、カッチョイイゼ!JAPAN(美勇伝)
10、色っぽい女〜SEXY BABY〜(カントリー娘。)
11、シャイン(カントリー娘。に紺野と藤本(モーニング娘。))
12、ロマンチック浮かれモード(藤本美貴)
13、GET UP! ラッパー(道重、吉澤、田中、小川、新垣の5人)
14、ふるさと(高橋ソロ)
15、モーニングコーヒー(矢口、石川、藤本、紺野、亀井の5人)
MC。5人であおって、後半戦突入。
16、恋愛レボリューション21(矢口、石川、吉澤、小川、道重、亀井、田中、藤本、紺野の9人)
17、直感〜時として恋は〜(全員。この曲、最高)
18、そうだ!We’re Aliveのさわり〜DANCEするのだ!(高橋以外の5、6期)
19、レモン色とミルクティ(同じく7人)
20、春の歌(矢口、石川、吉澤、高橋)
21、「・・・好きだよ!」(4人ではじまり、途中から全員参加)
22、そうだ!We’re Alive(紺野のバンブーアクションは健在!2人1組のはずなのに、紺野一人で操る!最後のサンキューは道重)
23、すき焼き(沖縄っぽい衣装)
24、Go Girl!〜恋のヴィクトリー〜(黄色い旗でフラッグダンス)
MC。吉澤、新垣、道重、亀井、田中の5人。テンションが高くなったときのダンスを道重が披露。うさちゃんで「ピョン!」
途中でMC残りのメンバーと交代、負けじと「ピョン!」
全員そろって、お客さんも一緒に「ピョン!」
25、I Wish
以上で本編終了。以下、「りかちゃん」コールにこたえてアンコール。
26、大阪 恋の歌
ライブラストのメッセージ。道重は、お外はポカポカ、みんなはアツアツで、沸騰しちゃいました。ポッ!
27、ザ☆ピ〜ス
以上。ライブ終わり、客出しの音楽はハッピーサマーウェディング。ステージには石川からの4月10日付け直筆メッセージが映し出される。
「大阪のみなさん、めっちゃ好きやでー。どうもありがとう」
既にシングルで出ていたものは別にして、新しいアルバムからは「独占欲」「声」「直感〜時として恋は〜」「レモン色とミルクティ」「春の歌」「すき焼き」の6曲。「ラヴ&ピィ〜ス!HEROがやって来たっ」は「Theマンパワー!!!」のカップリング。懐かしいところで「・・・好きだよ!」は3枚目のアルバム「3rd パラダイス」から。
道重と紺野を中心に見ていたコンサートだったが、カントリー娘。の「みうな」がなんだか雰囲気かわってた。テレビでとんと見かけなくなったので、久々に見たのかな?そのせいか。そろそろ「ラッキーチャチャチャ」とかやってくれないかなあ。
1、The マンパワー!!!
2、浪漫〜MY DEAR BOY〜
3、独占欲
ここで自己紹介コーナー。臭いせりふ回し。「いい!すごくいい!グッジョブ!」(道重)
4、涙が止まらない放課後(紺野、石川、藤本、道重の4人がメイン)
5、声
6、ラヴ&ピィ〜ス!〜HEROがやって来たっ
7、LOVEマシーン(矢口、吉澤、小川、新垣、高橋、道重、亀井、田中の8人。あは〜んは道重)
8、いいことある記念の瞬間(矢口、亀井、小川の3人)
MCは矢口、亀井、小川の3人で、第六感クイズとして、「吉澤が食後に歌いたくなる歌は何か」。小川「恋ing」亀井「ここにいるぜ」正解は「The マンパワー!!!」
9、カッチョイイゼ!JAPAN(美勇伝)
10、色っぽい女〜SEXY BABY〜(カントリー娘。)
11、シャイン(カントリー娘。に紺野と藤本(モーニング娘。))
12、ロマンチック浮かれモード(藤本美貴)
13、GET UP! ラッパー(道重、吉澤、田中、小川、新垣の5人)
14、ふるさと(高橋ソロ)
15、モーニングコーヒー(矢口、石川、藤本、紺野、亀井の5人)
MC。5人であおって、後半戦突入。
16、恋愛レボリューション21(矢口、石川、吉澤、小川、道重、亀井、田中、藤本、紺野の9人)
17、直感〜時として恋は〜(全員。この曲、最高)
18、そうだ!We’re Aliveのさわり〜DANCEするのだ!(高橋以外の5、6期)
19、レモン色とミルクティ(同じく7人)
20、春の歌(矢口、石川、吉澤、高橋)
21、「・・・好きだよ!」(4人ではじまり、途中から全員参加)
22、そうだ!We’re Alive(紺野のバンブーアクションは健在!2人1組のはずなのに、紺野一人で操る!最後のサンキューは道重)
23、すき焼き(沖縄っぽい衣装)
24、Go Girl!〜恋のヴィクトリー〜(黄色い旗でフラッグダンス)
MC。吉澤、新垣、道重、亀井、田中の5人。テンションが高くなったときのダンスを道重が披露。うさちゃんで「ピョン!」
途中でMC残りのメンバーと交代、負けじと「ピョン!」
全員そろって、お客さんも一緒に「ピョン!」
25、I Wish
以上で本編終了。以下、「りかちゃん」コールにこたえてアンコール。
26、大阪 恋の歌
ライブラストのメッセージ。道重は、お外はポカポカ、みんなはアツアツで、沸騰しちゃいました。ポッ!
27、ザ☆ピ〜ス
以上。ライブ終わり、客出しの音楽はハッピーサマーウェディング。ステージには石川からの4月10日付け直筆メッセージが映し出される。
「大阪のみなさん、めっちゃ好きやでー。どうもありがとう」
既にシングルで出ていたものは別にして、新しいアルバムからは「独占欲」「声」「直感〜時として恋は〜」「レモン色とミルクティ」「春の歌」「すき焼き」の6曲。「ラヴ&ピィ〜ス!HEROがやって来たっ」は「Theマンパワー!!!」のカップリング。懐かしいところで「・・・好きだよ!」は3枚目のアルバム「3rd パラダイス」から。
道重と紺野を中心に見ていたコンサートだったが、カントリー娘。の「みうな」がなんだか雰囲気かわってた。テレビでとんと見かけなくなったので、久々に見たのかな?そのせいか。そろそろ「ラッキーチャチャチャ」とかやってくれないかなあ。
ATC予選からスタジオSTSライブ
2005年4月9日 アイドルATCのジュニアダンスコンテストの予選2日めを見に行った。
中埠頭駅からATCまでの道沿いに桜が咲き誇っている。ゆきやなぎも咲いていた。見上げれば桜、見下ろせばゆきやなぎ。花らんまんだ。
さて、この予選はエントリーナンバー30番くらいまで見て、次の場所に移動した。
だが、その中でも面白いチームがいくつかあった。きっと決勝には出て来ないであろうチームが特に面白いのだ。ダンサー自身の力量は実力ありそうな子が多いのだが、選曲や振り付けで明らかに損をしているのが目立った。みんな、そんなに黒人が好きか?
STSライブ。九条のダンススクールで開催。いつもは良席を確保するために2時間くらい前には並んでいるのだが、ATCでギリギリまでいたので、現着すると既に開場していた。
以下、プログラム。
スケーターボーイズ/AKI組(ブラックベリーズ、フレーズ、ミューズ等のミックス)
BOYS/ミニバブ(4人)
憧夢〜風に向かって/トレード(今日のベスト3に選びました)
渚の「・・・・」/プリティーズ(ハワイアンからアイドル衣装に格上げ。新レパートリー)
イントロ/NAO組(いちごっ娘、TOUCHなどから選抜)
Final Fun-Boy/クランベリーズ(4人。途中でアヤちゃんがダンスをつっかえて、それから笑みがしばらく消えていた。でも、動揺を跳ね返していつもの笑顔に戻ったのはさすが。梨世ちゃんの腕のギプスはまるで鋼の錬金術師みたいに見えて来た)
ミスターU.S.A/PHRASE(チヒロ頑張れ!君の双肩にPHRASEの未来がかかっている)
トラ トラ トラ/ペトラキッズ(ビキニの胸の位置を気にする幼女。女なんだね〜)
モーニングコーヒー/マシェリー(せっかくいい曲なのに、あの曲のブチッという編集はないよな〜)
そんでもってFUN FUN FUN/キティ選抜(あえて選ばなかったけど、これが今日のベストかもしれない。ファッションズ、TOUCHなどの選抜)
キッズファッションショー by fantsia/石井小雪、井手田麗美、植万由香、四ツ辻愛実、佐藤立樹、西本光希、西村美紅(あちこちにfantasiaの袋を持っている親御さんがいるなあ、と思ったら。帰りにモデルさん親子と電車が一緒になったが、いや〜、可愛いです。麗美ちゃん)
以上、1部終了。休憩後、まず大関栃東関の挨拶があり、その後2部開始。
センチメンタルボーイ/RISAKO&REINA(歴代ユニットはピンクレディーをカバーしていたが、これはWのカバーで、新レパートリー。Wもカバーだけど。あの振り付けが創叡で見られるなんて感激。今日のベスト1に選んだ。ただ、曲名は正しくは「メンタル」じゃなくて「メタル」なのでは)
ちょっとだけMY LOVE/ミューズ(衣装がいつもの白じゃない)
キッズクリエイション/ファッションズ(曲が短いせいか、出てくるときに踊りあり)
Uki Uki Baby/いちごっ娘(何度見てもいいけど、そろそろ新曲がほしいところ)
can’t be stopped/ブラックベリーズ(ブラックベリーズwith三木幸美になるのはいつの日か)
LOVE☆Raspberry Juice/TOUCH(今日のベスト2に選びました)
IF YOU WERE HERE/TOUCH&フレンズ(これ、一生やり続けてほしい)
バイク/Super Bubblez(短い!)
以上。
アンケートの質問に答えたプリントが配付されていたが、その中で「アンコールを復活してほしい」の要望に対して「以前、皆様に少しでも楽しんでいただくためにアンコールを実施しましたが(アンコールメンバーは事前に決定しているのではないかという)クレームがありましたので、中止にしました」だって。客の要求に答える「アンコール」という形ではなく、制服向上委員会が毎回やっている「おまけ」をすればいいのに。特に客の意見を聞くわけでもなく、プログラムが全部終わってから、おまけで2ユニットくらいが出て来てライブしてくれる、みたいな。客に聞くのは「みなさん、まだまだ見たいですかー?」だけでいい。
中埠頭駅からATCまでの道沿いに桜が咲き誇っている。ゆきやなぎも咲いていた。見上げれば桜、見下ろせばゆきやなぎ。花らんまんだ。
さて、この予選はエントリーナンバー30番くらいまで見て、次の場所に移動した。
だが、その中でも面白いチームがいくつかあった。きっと決勝には出て来ないであろうチームが特に面白いのだ。ダンサー自身の力量は実力ありそうな子が多いのだが、選曲や振り付けで明らかに損をしているのが目立った。みんな、そんなに黒人が好きか?
STSライブ。九条のダンススクールで開催。いつもは良席を確保するために2時間くらい前には並んでいるのだが、ATCでギリギリまでいたので、現着すると既に開場していた。
以下、プログラム。
スケーターボーイズ/AKI組(ブラックベリーズ、フレーズ、ミューズ等のミックス)
BOYS/ミニバブ(4人)
憧夢〜風に向かって/トレード(今日のベスト3に選びました)
渚の「・・・・」/プリティーズ(ハワイアンからアイドル衣装に格上げ。新レパートリー)
イントロ/NAO組(いちごっ娘、TOUCHなどから選抜)
Final Fun-Boy/クランベリーズ(4人。途中でアヤちゃんがダンスをつっかえて、それから笑みがしばらく消えていた。でも、動揺を跳ね返していつもの笑顔に戻ったのはさすが。梨世ちゃんの腕のギプスはまるで鋼の錬金術師みたいに見えて来た)
ミスターU.S.A/PHRASE(チヒロ頑張れ!君の双肩にPHRASEの未来がかかっている)
トラ トラ トラ/ペトラキッズ(ビキニの胸の位置を気にする幼女。女なんだね〜)
モーニングコーヒー/マシェリー(せっかくいい曲なのに、あの曲のブチッという編集はないよな〜)
そんでもってFUN FUN FUN/キティ選抜(あえて選ばなかったけど、これが今日のベストかもしれない。ファッションズ、TOUCHなどの選抜)
キッズファッションショー by fantsia/石井小雪、井手田麗美、植万由香、四ツ辻愛実、佐藤立樹、西本光希、西村美紅(あちこちにfantasiaの袋を持っている親御さんがいるなあ、と思ったら。帰りにモデルさん親子と電車が一緒になったが、いや〜、可愛いです。麗美ちゃん)
以上、1部終了。休憩後、まず大関栃東関の挨拶があり、その後2部開始。
センチメンタルボーイ/RISAKO&REINA(歴代ユニットはピンクレディーをカバーしていたが、これはWのカバーで、新レパートリー。Wもカバーだけど。あの振り付けが創叡で見られるなんて感激。今日のベスト1に選んだ。ただ、曲名は正しくは「メンタル」じゃなくて「メタル」なのでは)
ちょっとだけMY LOVE/ミューズ(衣装がいつもの白じゃない)
キッズクリエイション/ファッションズ(曲が短いせいか、出てくるときに踊りあり)
Uki Uki Baby/いちごっ娘(何度見てもいいけど、そろそろ新曲がほしいところ)
can’t be stopped/ブラックベリーズ(ブラックベリーズwith三木幸美になるのはいつの日か)
LOVE☆Raspberry Juice/TOUCH(今日のベスト2に選びました)
IF YOU WERE HERE/TOUCH&フレンズ(これ、一生やり続けてほしい)
バイク/Super Bubblez(短い!)
以上。
アンケートの質問に答えたプリントが配付されていたが、その中で「アンコールを復活してほしい」の要望に対して「以前、皆様に少しでも楽しんでいただくためにアンコールを実施しましたが(アンコールメンバーは事前に決定しているのではないかという)クレームがありましたので、中止にしました」だって。客の要求に答える「アンコール」という形ではなく、制服向上委員会が毎回やっている「おまけ」をすればいいのに。特に客の意見を聞くわけでもなく、プログラムが全部終わってから、おまけで2ユニットくらいが出て来てライブしてくれる、みたいな。客に聞くのは「みなさん、まだまだ見たいですかー?」だけでいい。
麻耶雄嵩の作品は、破格なところが好きなのだが、この本はそれほど破格ではなく、普通によく出来た本格作品だな、と思った。
それでも、やはり人並みでない趣向もある。
ネタバレ平気なので、いやな人はこの後読まないこと。
本書に収められた4つの短編は舞台となった場所がほぼ同じで、このあたりに「白い幽霊」が出ると噂がたっている。
4作品とも、事件の解決に幽霊が一役買っているのだ。
幽霊を目撃した、という証言を、おまえさん、いつ聞いたんだね?という時間の前後関係から矛盾がつかれたり。
大騒ぎしているのに、ひとりだけその騒ぎに目を向けようとしない男がいる。彼はなぜそっちを見ることができないかというところから、推理がはじまるケースもある。彼は幽霊を見るのをおそれていたのだ。(そっちを見たら幽霊を見ちゃう、と思ったのだ。彼はそこで殺人を犯したんだから)
あと、名探偵が登場するが、ワトソン役の記述者が名探偵をうまく真相に誘導している、という設定にしている。
名探偵よりもその助手的人物が実は真相をつかんでいるのだ。
まるで名探偵コナンじゃないか。あの話、タイトルは名探偵コナンだけど、謎ときはコナンがしたという体裁をとっていないので、世間から見ればちっとも名探偵コナンじゃないのだ。
全然違う?そいや、そいや、そいや、そいや、そのとおり!
そういう設定が話に有機的に働いているわけではないので、いらない趣向なのだが、不要な趣向でも無いよりはマシか。
この名探偵木更津は『翼ある闇』という作品にも出て来た、お馬鹿な名探偵なので、シリーズものっぽい展開されたんではかなわない、と思ったが、そんなこと関係なく読めたのでよかった。もともと、「この本を十全に楽しむためには、前作を読んでおいた方がいい」なんて作品は、それだけで駄作だと思っているのだ。シリーズものなんて、以前何があったかなんて、覚えていられない。
「交換殺人」という作品の仕掛けは面白かったので、メモしておこう。
交換殺人の約束を勢いでしてしまった男。
男が殺すはずの人間が、何ものかのよって殺された。
男はあせる。
交換殺人の相手は、男が約束を果たしたと思い込んで、殺人を遂行するのではないか。
でも、交換殺人の約束なんかしたことを男は後悔していたのだ。
こうなったら、殺人の真犯人をつきとめ、交換殺人によって自分が殺したのではないことを証明せねばならない。
名探偵の登場だ!
さて、真相はというと。
交換殺人の約束など、まったく嘘だった。
男は適当に人を殺し、新聞の報道で被害者の名前を知った上で、そいつに怨みをもつ人間と交換殺人の約束をした、と申告していたのだ。
しかる後に、自分の殺したい奴を殺しても、自分じゃなくて、その交換殺人の相手が犯人だと思われる、という仕掛けだ。
その企みを名探偵が見抜く手がかりが秀逸だ。
被害者の名前は、啓二郎。その父親は敬太、兄は敬一、弟は敬三。(はっきり名前覚えてないけど、だいたいこんな感じ)
あれ?と思わないか?それなら「啓二郎」じゃなくて「敬二郎」だろう!
新聞の誤記だったわけだが、見知らぬ人間を殺して交換殺人の約束をでっちあげた犯人にとっては、そんなことわからない。
新聞の誤記どおりの「啓二郎」で男が名探偵に話を持ってきたため、「こいつ、本当に約束したのか?」とバレてしまうのだ。
それでも、やはり人並みでない趣向もある。
ネタバレ平気なので、いやな人はこの後読まないこと。
本書に収められた4つの短編は舞台となった場所がほぼ同じで、このあたりに「白い幽霊」が出ると噂がたっている。
4作品とも、事件の解決に幽霊が一役買っているのだ。
幽霊を目撃した、という証言を、おまえさん、いつ聞いたんだね?という時間の前後関係から矛盾がつかれたり。
大騒ぎしているのに、ひとりだけその騒ぎに目を向けようとしない男がいる。彼はなぜそっちを見ることができないかというところから、推理がはじまるケースもある。彼は幽霊を見るのをおそれていたのだ。(そっちを見たら幽霊を見ちゃう、と思ったのだ。彼はそこで殺人を犯したんだから)
あと、名探偵が登場するが、ワトソン役の記述者が名探偵をうまく真相に誘導している、という設定にしている。
名探偵よりもその助手的人物が実は真相をつかんでいるのだ。
まるで名探偵コナンじゃないか。あの話、タイトルは名探偵コナンだけど、謎ときはコナンがしたという体裁をとっていないので、世間から見ればちっとも名探偵コナンじゃないのだ。
全然違う?そいや、そいや、そいや、そいや、そのとおり!
そういう設定が話に有機的に働いているわけではないので、いらない趣向なのだが、不要な趣向でも無いよりはマシか。
この名探偵木更津は『翼ある闇』という作品にも出て来た、お馬鹿な名探偵なので、シリーズものっぽい展開されたんではかなわない、と思ったが、そんなこと関係なく読めたのでよかった。もともと、「この本を十全に楽しむためには、前作を読んでおいた方がいい」なんて作品は、それだけで駄作だと思っているのだ。シリーズものなんて、以前何があったかなんて、覚えていられない。
「交換殺人」という作品の仕掛けは面白かったので、メモしておこう。
交換殺人の約束を勢いでしてしまった男。
男が殺すはずの人間が、何ものかのよって殺された。
男はあせる。
交換殺人の相手は、男が約束を果たしたと思い込んで、殺人を遂行するのではないか。
でも、交換殺人の約束なんかしたことを男は後悔していたのだ。
こうなったら、殺人の真犯人をつきとめ、交換殺人によって自分が殺したのではないことを証明せねばならない。
名探偵の登場だ!
さて、真相はというと。
交換殺人の約束など、まったく嘘だった。
男は適当に人を殺し、新聞の報道で被害者の名前を知った上で、そいつに怨みをもつ人間と交換殺人の約束をした、と申告していたのだ。
しかる後に、自分の殺したい奴を殺しても、自分じゃなくて、その交換殺人の相手が犯人だと思われる、という仕掛けだ。
その企みを名探偵が見抜く手がかりが秀逸だ。
被害者の名前は、啓二郎。その父親は敬太、兄は敬一、弟は敬三。(はっきり名前覚えてないけど、だいたいこんな感じ)
あれ?と思わないか?それなら「啓二郎」じゃなくて「敬二郎」だろう!
新聞の誤記だったわけだが、見知らぬ人間を殺して交換殺人の約束をでっちあげた犯人にとっては、そんなことわからない。
新聞の誤記どおりの「啓二郎」で男が名探偵に話を持ってきたため、「こいつ、本当に約束したのか?」とバレてしまうのだ。
FM-GENKIでCHAMIと猟奇娘
2005年4月7日 日常姫路のFM局、FM-GENKIの新番組「set me free」にゲスト出演した。
CHAMIちゃんのお招きだ。
主にしゃべったのはモダンチョキチョキズで全国回ってるときのエピソードや、今やってるアイドルイベントのことなど。あっと言う間に時間は過ぎた。
スタジオで、猟奇娘の岩見知香ちゃんにひさびさの再会。
このFM-GENKIでパーソナリティーをしているとのこと。あいかわらずの美声と、キュートな笑顔だった。ううむ。健在!
犬も歩けば棒に当たる、というべきか。やはり、動いていると何かが起こるのだ。
お城の見学はまた今度。
往復のJR新快速では爆睡してしまった。といっても20分くらいずつ。1時間にも満たないので1日の睡眠時間としては、やや少ないが、そんな時間も惜しくて起きていたい。
CHAMIちゃんのお招きだ。
主にしゃべったのはモダンチョキチョキズで全国回ってるときのエピソードや、今やってるアイドルイベントのことなど。あっと言う間に時間は過ぎた。
スタジオで、猟奇娘の岩見知香ちゃんにひさびさの再会。
このFM-GENKIでパーソナリティーをしているとのこと。あいかわらずの美声と、キュートな笑顔だった。ううむ。健在!
犬も歩けば棒に当たる、というべきか。やはり、動いていると何かが起こるのだ。
お城の見学はまた今度。
往復のJR新快速では爆睡してしまった。といっても20分くらいずつ。1時間にも満たないので1日の睡眠時間としては、やや少ないが、そんな時間も惜しくて起きていたい。
西城秀樹のおかげです
2005年4月6日 読書
森奈津子の『西城秀樹のおかげです』を読んだ。
森奈津子ははじめて読むのだが、いやー、軽くて読みやすい!なのに読むのに1週間以上かかったのは、官能小説だったからだ。アダルトビデオとかポルノ映画、ポルノ小説はどうも苦手なのだ。性欲はバリバリあるのに、どうしたわけだ。マンディアルグとかアポリネールとかアラゴンとかザーン、ナボコフ、サド、マゾッホなどは好んで読むのに。
以下、覚え書き。読んでない人はまずネタバレしてるので、注意。
「西城秀樹のおかげです」ウィルスの蔓延で人類は滅亡。わずかに命をながらえた者には共通点があった。西城秀樹の「ヤングマン」を踊り続けていたのだ。登場人物はデブのブス乙女とドラァグクイーン。
「哀愁の女主人、情熱の女奴隷」淫乱セクサロイドがメイドとして働く。この小説が一番面白かった。性行為は様式美なんだな、と思った。決まり文句とか、こういう場合はこう、という約束事とか。
「天国発ゴミ箱行き」死者の転生で示されるサンプル。そのうちの1つは森奈津子自身。面白い。でも、たとえばこの小説が芥川龍之介によって書かれたものであれば、もっと大傑作になっただろう、と思わせるのは何か?僕の偏見か。
「悶絶!バナナワニ園」バナナで性的に責められ、ワニ肉で食の快楽。
「地球娘による地球外クッキング」円盤落下を目撃し、宇宙人の死体を見つけたグルメおたくが、宇宙人をてんぷらにして食べる。ところが、円盤が実は地球外生命体そのもので、宇宙人だと思ってたのは食糧だった。
「テーブル物語」テ−ブルの脚は男根、角は女性器。
「エロチカ79」いろんな人生の場面で「後生ですから」というせりふを聞くとやってくる同級生の智子。「後生ですから」という言葉は、陵辱の合言葉なのだ。
文庫版にはもう1編入っているのだが、単行本で読んだので、以上。
馬鹿馬鹿しくて面白い。官能小説といってもエグイ描写はなくて、充分に興奮させられる。ライトノベルとしてあと何冊か読んでみてもいいな、と思った。ライトでも読むのに時間かかってしまうだろうけど。
森奈津子ははじめて読むのだが、いやー、軽くて読みやすい!なのに読むのに1週間以上かかったのは、官能小説だったからだ。アダルトビデオとかポルノ映画、ポルノ小説はどうも苦手なのだ。性欲はバリバリあるのに、どうしたわけだ。マンディアルグとかアポリネールとかアラゴンとかザーン、ナボコフ、サド、マゾッホなどは好んで読むのに。
以下、覚え書き。読んでない人はまずネタバレしてるので、注意。
「西城秀樹のおかげです」ウィルスの蔓延で人類は滅亡。わずかに命をながらえた者には共通点があった。西城秀樹の「ヤングマン」を踊り続けていたのだ。登場人物はデブのブス乙女とドラァグクイーン。
「哀愁の女主人、情熱の女奴隷」淫乱セクサロイドがメイドとして働く。この小説が一番面白かった。性行為は様式美なんだな、と思った。決まり文句とか、こういう場合はこう、という約束事とか。
「天国発ゴミ箱行き」死者の転生で示されるサンプル。そのうちの1つは森奈津子自身。面白い。でも、たとえばこの小説が芥川龍之介によって書かれたものであれば、もっと大傑作になっただろう、と思わせるのは何か?僕の偏見か。
「悶絶!バナナワニ園」バナナで性的に責められ、ワニ肉で食の快楽。
「地球娘による地球外クッキング」円盤落下を目撃し、宇宙人の死体を見つけたグルメおたくが、宇宙人をてんぷらにして食べる。ところが、円盤が実は地球外生命体そのもので、宇宙人だと思ってたのは食糧だった。
「テーブル物語」テ−ブルの脚は男根、角は女性器。
「エロチカ79」いろんな人生の場面で「後生ですから」というせりふを聞くとやってくる同級生の智子。「後生ですから」という言葉は、陵辱の合言葉なのだ。
文庫版にはもう1編入っているのだが、単行本で読んだので、以上。
馬鹿馬鹿しくて面白い。官能小説といってもエグイ描写はなくて、充分に興奮させられる。ライトノベルとしてあと何冊か読んでみてもいいな、と思った。ライトでも読むのに時間かかってしまうだろうけど。
三角寛サンカ選集 (第9巻)
2005年4月5日 読書
三角寛の『昭和妖婦伝』を読んだ。犯罪実話もの。昭和7年に出た本を底本にしている。
『山窩お良』川原や山間を移り住む種族山窩(サンカ)の凶悪犯罪。山窩が使う隠語が面白い。「ノル」は高飛びの意、「ヤマカン」は半分分け、「ホケナス」は嘘、「グチウマイ」は口が軽いこと、「ワタシバ」は警察等々。山窩は犯罪がばれて捕まっても、捕らえられた自分の手を切断して逃げたりする。ヒャー。警察につかまり、証拠から事実が明らかになっていく中でも、山窩は口がかたい。口を割ったことが知れると、出所後でも山窩仲間に殺されてしまう、という厳しい掟があるのだ。
章立てからいくつかを抜粋。「ぐさり焼け火箸の一刺し、ついに夫を殺したおふみ」「夜通し走る山道伝い、姦婦姦夫の駆け落ち千里」「親の因果は子に報い、鬼女に育てられたお良」「恩人に捧げた貞操、殺されて生き返る」わあー、読みたい!読んだのに。
『阿片窟の女王』良家に生まれ育ちながら、愛しい男への恋心から犯罪に手を汚し、身を売り、大陸に渡って馬賊にもなる女性。興味を持ったのはピストル強盗を追う警察の報告。新渡戸稲造宅に押し入った強盗は浜口民政党総裁邸の新築中隣家に潜り込み、警察の包囲を察するや、堀口大学邸から鳩山一郎邸に忍び入り、結局逃げきってしまう。当時の著名人の名前が時代を感じさせる。本書中でも一番面白い、波乱万丈の女一代記だ。章立ても猟奇的で面白いので、いくつか書き出してみる。「ピストルに燈明を献じて朝夕礼拝する美人菊江」「怪奇だらけな菊江の行状、変装で踏み込む三刑事」「夫婦禁断の叫喚狂騒、監房の修羅化凄惨」「おお雪怨のスラヴの勇士、反抗に寄する感激の熱涙」「僅か一日の違いで恋の少尉は前線へ」
わあ、面白そう。
『母娘詐話師』数人がグルになって金持ちを賭博に誘い込み、金を巻き上げる。章立ては「留置場の白百合」「因縁か復讐か業因か」等
『子爵令嬢 天人お艶』結婚詐欺、金庫破り。章立ては「貿易商会の金庫破り、ピンクのお文自慢の犯行」「文士の御難、無一文からの美人局」など。
『魔の令嬢』結婚詐欺、殺人。
『嬰児を盗む令夫人』妊娠したと言っては金をせしめる女。
最初の2編はページ数も多く、内容も充実しているが、後の作品は扇情的な三面記事を読むような、エログロの話だ。実話と銘打ってはいるが、作者による演出があるのは言うまでもない。途中で死んでしまう人物の事細かな心情が綴られたりするのだ。既に死んでるのに、いつそんなこと聞いた?
三角寛の作品は、恥ずかしながらちゃんと読んだのはこれがはじめてだ。
昭和初期の人気作家だ。面白くないわけがないのだ。この作品が書かれた時代のことなど、生まれてもいないから知らないのだが、江戸川乱歩とか菊池寛とかの本になじみがあるせいか、ノスタルジックな感覚も覚えた。3年前くらいのヒット曲に「懐かしい」なんて言う輩がいるが、これは70年ほど前の話だ。懐かしくて頭がおかしくなりそうだ。
『山窩お良』川原や山間を移り住む種族山窩(サンカ)の凶悪犯罪。山窩が使う隠語が面白い。「ノル」は高飛びの意、「ヤマカン」は半分分け、「ホケナス」は嘘、「グチウマイ」は口が軽いこと、「ワタシバ」は警察等々。山窩は犯罪がばれて捕まっても、捕らえられた自分の手を切断して逃げたりする。ヒャー。警察につかまり、証拠から事実が明らかになっていく中でも、山窩は口がかたい。口を割ったことが知れると、出所後でも山窩仲間に殺されてしまう、という厳しい掟があるのだ。
章立てからいくつかを抜粋。「ぐさり焼け火箸の一刺し、ついに夫を殺したおふみ」「夜通し走る山道伝い、姦婦姦夫の駆け落ち千里」「親の因果は子に報い、鬼女に育てられたお良」「恩人に捧げた貞操、殺されて生き返る」わあー、読みたい!読んだのに。
『阿片窟の女王』良家に生まれ育ちながら、愛しい男への恋心から犯罪に手を汚し、身を売り、大陸に渡って馬賊にもなる女性。興味を持ったのはピストル強盗を追う警察の報告。新渡戸稲造宅に押し入った強盗は浜口民政党総裁邸の新築中隣家に潜り込み、警察の包囲を察するや、堀口大学邸から鳩山一郎邸に忍び入り、結局逃げきってしまう。当時の著名人の名前が時代を感じさせる。本書中でも一番面白い、波乱万丈の女一代記だ。章立ても猟奇的で面白いので、いくつか書き出してみる。「ピストルに燈明を献じて朝夕礼拝する美人菊江」「怪奇だらけな菊江の行状、変装で踏み込む三刑事」「夫婦禁断の叫喚狂騒、監房の修羅化凄惨」「おお雪怨のスラヴの勇士、反抗に寄する感激の熱涙」「僅か一日の違いで恋の少尉は前線へ」
わあ、面白そう。
『母娘詐話師』数人がグルになって金持ちを賭博に誘い込み、金を巻き上げる。章立ては「留置場の白百合」「因縁か復讐か業因か」等
『子爵令嬢 天人お艶』結婚詐欺、金庫破り。章立ては「貿易商会の金庫破り、ピンクのお文自慢の犯行」「文士の御難、無一文からの美人局」など。
『魔の令嬢』結婚詐欺、殺人。
『嬰児を盗む令夫人』妊娠したと言っては金をせしめる女。
最初の2編はページ数も多く、内容も充実しているが、後の作品は扇情的な三面記事を読むような、エログロの話だ。実話と銘打ってはいるが、作者による演出があるのは言うまでもない。途中で死んでしまう人物の事細かな心情が綴られたりするのだ。既に死んでるのに、いつそんなこと聞いた?
三角寛の作品は、恥ずかしながらちゃんと読んだのはこれがはじめてだ。
昭和初期の人気作家だ。面白くないわけがないのだ。この作品が書かれた時代のことなど、生まれてもいないから知らないのだが、江戸川乱歩とか菊池寛とかの本になじみがあるせいか、ノスタルジックな感覚も覚えた。3年前くらいのヒット曲に「懐かしい」なんて言う輩がいるが、これは70年ほど前の話だ。懐かしくて頭がおかしくなりそうだ。
ベッカムに恋して、新おはガール
2005年4月4日 映画
グリンダ・チャーダ監督の「ベッカムに恋して」を見た。(2002年)パーミンダ・ナーグラ主演。インド系イギリス人の少女がサッカー選手として生きて行く物語。
やりたいことをやることの前に立ちふさがる様々な障壁がひとそろい出て来て面白い。
嫉妬、友情、恋愛、進学。それ以上に障壁となるのが数多くの偏見だ。性別、人種、宗教、国、同性愛、文化。特に彼女の行く手を阻む最大の敵は、世間体であり、「世間体」に名を借りた「親兄弟」、「家」である。子供のことを親はまったく理解できないが、それはどちらが悪いという問題ではない。親はその本質として、子供に乗り越えられ、打倒されるべき存在なのである。だから、親のいうことをきく「いい子」が人間として全く駄目、というか、人間失格であることは、今さらここで言うまでもない。人間の不幸はすべて血のつながりから湧いて出るのだ。
宇宙や人類の規模で考えれば、あるいは、考えなくたって、人間ひとりが生きたいように生きることについて、妨害してみたり、抵抗してみたり、そんなこと、全くどうでもいいことのように思える。ならば、自由にやりたいようにさせてやればいいじゃないか。誰かが何かをするときに、それをやっかんだり、妨害したり、やきもちやいたり、羨んだり、裏を読んだりするのは、まったく馬鹿げているし、時間の無駄だ。精神衛生上もよくない。百年たったら、みんなガイコツなのだ。
と、まあ、重いテーマを抱えながらも、映画はコミカルでアットホーム。
少女の願いが親の偏見によっておさえつけられてしまえば、これは悲劇かホラーになるしかないが、結局は、恋愛禁止のはずのコーチと恋愛を成就し、公衆の面前での白人とのキッスも微笑んで受け入れられ、喧嘩していた友人との仲にヨリが戻り、アメリカのサッカーチームに奨学金つきで選抜される。映画がはじまったときに彼女の前にあった多くの障壁は、ラストシーンではほとんど何もない。これ以降の話で立ちふさがる障壁は、また別の話なのだ。
エンドクレジットのところでは、スタッフたちが楽しげに歌っていたり、NGシーンがあったり、と見終わって楽しい気分になるのはうれしい。
ハッピーエンドだ。都合よくうまく行きすぎている話なのだが、本来、現実もこうであってもらいたい。
おはスタ、4月からのリニューアルで、まず6時45分からの「バクスタ」で新たにキッズになったフードのリコ(鈴木理子)がとても可愛い。が、まだ本領を発揮していないようなので、毎日が楽しみ。
7時5分からのおはスタは、新おはガールがもったいぶってまだ秘密のヴェールに覆われたまま。天気予報を読む声と、うしろ姿、番組終わりに遠くの方に3人の全身の姿が見られたが、まだ顔のアップもなく、表情わからず。いつになれば新おはガールの全貌が明らかになるのか。
とか言いながら、一応、3人のデータだけは覚え書きで残しておこう。
みづき(菅澤美月)千葉県出身、1992年6月24日生まれ。154センチ。
趣味・特技はクラシックバレエ、お琴、ピアノ、読書。
今年の新潟国際映画祭オープニング上映の「愛してる」にも出演しているらしい。この映画、オール新潟ロケで、あがた森魚さんも出ている。ロードショーで見に行こう。
ライオンの花粉ガードのコマーシャルにも出ている。「花粉が、舞い上がる!」と言ってる子。
レヴィのジェイクラス所属。
まどか(下垣真香)岡山県出身、1991年12月15日生まれ。156センチ。
趣味・特技は歌、ダンス、バスケットボール。
2003年のアニー。
レヴィのジェイクラス所属。この子もか!天才てれび君にもジェイクラスの一木有海がてれび戦士に決まった。ジェイクラスおそるべし。
まあり(中島麻亜里)福島県出身。1992年1月8日生まれ。156センチ。
趣味・特技はトロンボーン、音楽鑑賞、インターネット。
下北沢「劇」小劇場で「月の子供」にも出演。これ、小野真弓が出てた芝居じゃないか。見に行けばよかった。
この子はレヴィじゃなく、ル−プ所属。
情報が間違ってたらゴメン。
さて、今回のおはガールは何をやらされるのかな?バトン?マジック?
それとも、いや、それとも。
やりたいことをやることの前に立ちふさがる様々な障壁がひとそろい出て来て面白い。
嫉妬、友情、恋愛、進学。それ以上に障壁となるのが数多くの偏見だ。性別、人種、宗教、国、同性愛、文化。特に彼女の行く手を阻む最大の敵は、世間体であり、「世間体」に名を借りた「親兄弟」、「家」である。子供のことを親はまったく理解できないが、それはどちらが悪いという問題ではない。親はその本質として、子供に乗り越えられ、打倒されるべき存在なのである。だから、親のいうことをきく「いい子」が人間として全く駄目、というか、人間失格であることは、今さらここで言うまでもない。人間の不幸はすべて血のつながりから湧いて出るのだ。
宇宙や人類の規模で考えれば、あるいは、考えなくたって、人間ひとりが生きたいように生きることについて、妨害してみたり、抵抗してみたり、そんなこと、全くどうでもいいことのように思える。ならば、自由にやりたいようにさせてやればいいじゃないか。誰かが何かをするときに、それをやっかんだり、妨害したり、やきもちやいたり、羨んだり、裏を読んだりするのは、まったく馬鹿げているし、時間の無駄だ。精神衛生上もよくない。百年たったら、みんなガイコツなのだ。
と、まあ、重いテーマを抱えながらも、映画はコミカルでアットホーム。
少女の願いが親の偏見によっておさえつけられてしまえば、これは悲劇かホラーになるしかないが、結局は、恋愛禁止のはずのコーチと恋愛を成就し、公衆の面前での白人とのキッスも微笑んで受け入れられ、喧嘩していた友人との仲にヨリが戻り、アメリカのサッカーチームに奨学金つきで選抜される。映画がはじまったときに彼女の前にあった多くの障壁は、ラストシーンではほとんど何もない。これ以降の話で立ちふさがる障壁は、また別の話なのだ。
エンドクレジットのところでは、スタッフたちが楽しげに歌っていたり、NGシーンがあったり、と見終わって楽しい気分になるのはうれしい。
ハッピーエンドだ。都合よくうまく行きすぎている話なのだが、本来、現実もこうであってもらいたい。
おはスタ、4月からのリニューアルで、まず6時45分からの「バクスタ」で新たにキッズになったフードのリコ(鈴木理子)がとても可愛い。が、まだ本領を発揮していないようなので、毎日が楽しみ。
7時5分からのおはスタは、新おはガールがもったいぶってまだ秘密のヴェールに覆われたまま。天気予報を読む声と、うしろ姿、番組終わりに遠くの方に3人の全身の姿が見られたが、まだ顔のアップもなく、表情わからず。いつになれば新おはガールの全貌が明らかになるのか。
とか言いながら、一応、3人のデータだけは覚え書きで残しておこう。
みづき(菅澤美月)千葉県出身、1992年6月24日生まれ。154センチ。
趣味・特技はクラシックバレエ、お琴、ピアノ、読書。
今年の新潟国際映画祭オープニング上映の「愛してる」にも出演しているらしい。この映画、オール新潟ロケで、あがた森魚さんも出ている。ロードショーで見に行こう。
ライオンの花粉ガードのコマーシャルにも出ている。「花粉が、舞い上がる!」と言ってる子。
レヴィのジェイクラス所属。
まどか(下垣真香)岡山県出身、1991年12月15日生まれ。156センチ。
趣味・特技は歌、ダンス、バスケットボール。
2003年のアニー。
レヴィのジェイクラス所属。この子もか!天才てれび君にもジェイクラスの一木有海がてれび戦士に決まった。ジェイクラスおそるべし。
まあり(中島麻亜里)福島県出身。1992年1月8日生まれ。156センチ。
趣味・特技はトロンボーン、音楽鑑賞、インターネット。
下北沢「劇」小劇場で「月の子供」にも出演。これ、小野真弓が出てた芝居じゃないか。見に行けばよかった。
この子はレヴィじゃなく、ル−プ所属。
情報が間違ってたらゴメン。
さて、今回のおはガールは何をやらされるのかな?バトン?マジック?
それとも、いや、それとも。
愛乃・夢乃ファッションライブ
2005年4月3日 アイドル今日もまたおジャ魔女どれみナイショを見逃した。
まあ、シリーズ全話見ているわけでもないし、いつか見る機会も巡ってくるだろう。
新番組「スタぴか」はキャレスの子とか出ていて、期待大。次回はESSEの子が出そう。
「ハローモーニング」の道重を見ていると、今日もまた毒舌で、死神の香りが漂う。
テレビを見るだけで終わる一日になりそうだったが、やはり、日に1度は外出しないと、人間腐ってしまう。既に腐りかけの僕が言うんだから間違いない。
おおとりウィングスで愛乃&夢乃のファッションライブ。
今日は雨が降るとか予報で言ってたのに、暖かい春の陽気じゃないかいな。
JRの駅からウィングスまでのあいだには喫茶店「氾濫」なんて店もあって、不思議な感じ。
午後3時からイベント開始。
まずはKaja、チャチャッ娘、jiemei(ジェイメイ)によるダンス。
続いて、このウィングスの子供用品店「こにゃんこブランドキッズ」のお客さんをモデルにした、こどもファッションショー。このモデルの子たちの親兄弟が客席にいるものだから、こんなにも満員なのだ。可愛いモデルさんもいた。くれぐれもヤンキーやギャルになんか染まらずに成長していってほしいものだ。
愛乃・夢乃が「UFO」「学園天国」を歌う。どちらも本人たちにとっては懐メロで、本当に歌いたい曲は別にあるんじゃないか、と思う。
HARUTAメンバーによるファッションショーの後は愛乃・夢乃の「フォ−チュン・ラブ&ドリーム」この歌、もう「ラッキーカラー」とか言わなくなったんだ。
エンディングダンスはカリスマとチェスト。
イベントはまだ続く。
愛乃とジャンケン大会。僕は思いもよらず勝ちすすみ、小さなこどもたちに混じって、一人だけ大きなお友達としてステージまで上がってジャンケンした。結局は最後までは残れず、参加賞の根付みたいなファンシーグッズをもらった。恥ずかしいったらありゃしない。でも、それが快感。
イベント終了は3時45分。
ダイエーでいろいろ見て帰る。
帰宅後、ケーブルテレビで「ハイハイパフィーアミユミ」とか「機動戦士ガンダムSEEDスペシャルエディション虚空の戦場」などを見る。
家に戻ってから雷がバッカァァァアーンと鳴り出した。朝から天気が悪いはずだったのに「忘れてた!」と言わんばかりの爆音ぶりだ。今頃何やってるんだ。
ひどい花粉症はあいかわらず。薬も切れた。極力、薬は飲まない方向で。最初のうちは効くけど、すぐに飲むだけ損損、てな具合になる。毎日のようにピークは越えたと自分に暗示をかけている。花粉症シーズンは集中力に欠けて、ほとんど何も手につかない。行動力もガクッと落ちる。何とかそれをはね返すだけのパワーを持ちたいものだ。
まあ、シリーズ全話見ているわけでもないし、いつか見る機会も巡ってくるだろう。
新番組「スタぴか」はキャレスの子とか出ていて、期待大。次回はESSEの子が出そう。
「ハローモーニング」の道重を見ていると、今日もまた毒舌で、死神の香りが漂う。
テレビを見るだけで終わる一日になりそうだったが、やはり、日に1度は外出しないと、人間腐ってしまう。既に腐りかけの僕が言うんだから間違いない。
おおとりウィングスで愛乃&夢乃のファッションライブ。
今日は雨が降るとか予報で言ってたのに、暖かい春の陽気じゃないかいな。
JRの駅からウィングスまでのあいだには喫茶店「氾濫」なんて店もあって、不思議な感じ。
午後3時からイベント開始。
まずはKaja、チャチャッ娘、jiemei(ジェイメイ)によるダンス。
続いて、このウィングスの子供用品店「こにゃんこブランドキッズ」のお客さんをモデルにした、こどもファッションショー。このモデルの子たちの親兄弟が客席にいるものだから、こんなにも満員なのだ。可愛いモデルさんもいた。くれぐれもヤンキーやギャルになんか染まらずに成長していってほしいものだ。
愛乃・夢乃が「UFO」「学園天国」を歌う。どちらも本人たちにとっては懐メロで、本当に歌いたい曲は別にあるんじゃないか、と思う。
HARUTAメンバーによるファッションショーの後は愛乃・夢乃の「フォ−チュン・ラブ&ドリーム」この歌、もう「ラッキーカラー」とか言わなくなったんだ。
エンディングダンスはカリスマとチェスト。
イベントはまだ続く。
愛乃とジャンケン大会。僕は思いもよらず勝ちすすみ、小さなこどもたちに混じって、一人だけ大きなお友達としてステージまで上がってジャンケンした。結局は最後までは残れず、参加賞の根付みたいなファンシーグッズをもらった。恥ずかしいったらありゃしない。でも、それが快感。
イベント終了は3時45分。
ダイエーでいろいろ見て帰る。
帰宅後、ケーブルテレビで「ハイハイパフィーアミユミ」とか「機動戦士ガンダムSEEDスペシャルエディション虚空の戦場」などを見る。
家に戻ってから雷がバッカァァァアーンと鳴り出した。朝から天気が悪いはずだったのに「忘れてた!」と言わんばかりの爆音ぶりだ。今頃何やってるんだ。
ひどい花粉症はあいかわらず。薬も切れた。極力、薬は飲まない方向で。最初のうちは効くけど、すぐに飲むだけ損損、てな具合になる。毎日のようにピークは越えたと自分に暗示をかけている。花粉症シーズンは集中力に欠けて、ほとんど何も手につかない。行動力もガクッと落ちる。何とかそれをはね返すだけのパワーを持ちたいものだ。
インドフェスタとSTS、中華とBerryz工房
2005年4月2日 アイドル
北新地駅の地下広場で一商店街一国運動の関連で、「インドフェスタ&さくらまつり」。ステージはインド舞踊オリッシィと創叡のユニットライブ。2ステージあるとのことで、まずは昼過ぎの第1部から。オリッシィについては途中からだったので省略。
客席の前の方は「来賓席」として、一般のお客さんは坐ることができなかった。空席の目立つ来賓席とは対照的に、後ろ半分の一般席は満員御礼、それどころか、立ち見の人が黒山の人だかりだった。商店街にとっては一般のお客さんよりもどこかのおえらいさんの方を優遇したいようだ。インド舞踊が終わった頃から、あまりにも空席ばかりなので、席は解放されたが、まったく考え違いにも程があるというものだ。
STSのステージ、以下出場ユニットと演目。
「魔法のじゅうたんブットラソ」いちごっ娘
「Our Relation」PHRASE
「Final Fun Boy」クランベリーズ
「UKI UKI Baby」いちごっ娘
「FAR AWAY」TOUCH
「Love Raspberry Juice」TOUCH
「IF YOU WERE HERE」TOUCH &FRIENDS
注目すべきは、TOUCHが3曲続けて踊ってステージをしめたこと。そして、TOUCHだけが自己紹介をしていた。最初からみんなで練習して決めた自己紹介で、台本がしっかりとあるのだが、こんなMCをするのは東京でもライブしているミューズだけ。アイドルとして創叡中1、2を争う存在だということがアピールされた。ちなみに自己紹介のときに披露された各メンバーのニックネームは「きえプー」「ユウちゃん」「みなっち」「はるっち」「アヤッペ」だってさ。みんな、覚えた?
健気だったのはクランベリーズの橋本梨世ちゃん。左手に骨折と思しきギプスをつけながら、思いきりのいいダンス。今日もクランベリーズは4人で頑張った。
午後2時から千里セルシーでベリーズ工房のミニライブ。
新曲「スッペシャルジェネレ〜ション」発売キャンペ−ンと「ハロプロやねん」の公開録音を兼ねたイベントだ。
まずは「スッペシャルジェネレ〜ション」ショートバージョン。
自己紹介とおしゃべり、抽選会でポスターとメッセージつきバッチンブレスの当選者発表。
2曲目は抽選で「ファイティングポーズはダテじゃない!」
ラジオの企画「ベリーズの部屋」はキラキラしてる面白い子が問題。
ソロツアーのいきごみなどを聞いたあとは、ラスト曲。
「スッペシャルジェネレ〜ション」(フルサイズ)
あと、握手会。
昨日ラジオがあったせいか、春休みのせいか、ファンの数が半端じゃない。
その分、個性的なファンはおらず、単なる標準的キモオタだけが集まったという印象だった。
客を見るのが楽しみだっただけに、ちょっと物足りない。
ベリーズ工房はと言えば、可愛さもダンスの充実度も及第点なのだが、たった3曲のイベントくらい、口パクじゃなく歌ってほしい。疲れるとか言うのなら、握手なんてしなくていい。口パクを貫くのなら、1曲あたりのダンスの激しさをもっとアップしてもらいたい。
今回のイベントに関しては、口パクがあまりにもあからさまだったので、ちょっとどうか、と思ったのだ。歌終わりにマイクを用意してもらってしゃべる、というのでは、ヘッドセットマイクが泣くぞ。
なお、イベント終わりでぶっちょカシワギ君やその実兄、ウィングのスタッフの人や友人などの一団に遭遇した。名物ファンの話などを少し。これだけ大勢の人がいるのに、知り合いに会ったのは、それだけ。カシワギ君は握手会に並ぶらしい。
僕は握手会に並ぶファンたちをしりめに、セルシーの中華街に行く。閑散としたものだ。店に入っても客は1人もおらず、店の人も落ち込んだ表情でうなだれており、しばらくの間接客してくれなかった。料理は美味いのに、ハロプロのファンたちは、こっちに全く流れてきていない。
昼食後、ダイエーでお菓子を買う。創叡のRISAKOがモデルで写っているフルタの「ジュエリーメイト」だ。家の近くのコンビニなどでは売っていないので、スーパーに行く機会を狙っていたのだ。日本橋は食玩なら腐るほど店があるのに、こういうのは置いていない。偏っている!僕が買った分に入っていたのは、カジュアル系のポップジュエリ−のイヤリングだった。箱にはカジュアル系、おネエ系、かわいい系、ラブラブ系の4種類のRISAKOが髪型から服装まで変えて撮った写真が使われている。これをおさえておかずに、何をおさえるというのだ。アイドル好きにとって。
その後、広場に戻って、ベリーズ工房の握手会、終わりの挨拶を見て、北新地に戻る。
インドフェスタ、第2部は午後5時から。
オリッシィは4曲。ドゥルガ−女神を讃える踊りや、春の舞踊、「合点だ、合点だ」とえんえんと言い続けているように聞こえる「解放」などが演じられる。
創叡目当てのアイドルオタクが、インド舞踊の1曲あたりの時間が長いのに業を煮やして、警備員に食ってかかっていた。大丈夫か?
STSのステージ、ほぼ第1部と同じだが、PHRASEが「Dancing Junk」に曲目変更、そして、全部終わった後に、ユニットが全員登場しての「ショータイム」があった。
このイベントに集まったSTSの精鋭たちの「ショータイム」は鳥肌がたつほどのダイナミックなダンスだった。
この後、アクア文化ホールでウェストの発表会に行こうと思っていたのだが、終了が6時を過ぎていたため、帰宅して、ケーブルテレビで「機動戦士ガンダム」の第1話と2話を見た。家のすぐ前が「GUNDAMS」だというのに、僕はまったくガンダムを見たことがなかったのだ。オタクじゃないから別に見なくてもいいのだが、ちょっとくらいなら知っておいた方が、日本橋を散策する際に楽しいんじゃないか、と思い直したのだ。
客席の前の方は「来賓席」として、一般のお客さんは坐ることができなかった。空席の目立つ来賓席とは対照的に、後ろ半分の一般席は満員御礼、それどころか、立ち見の人が黒山の人だかりだった。商店街にとっては一般のお客さんよりもどこかのおえらいさんの方を優遇したいようだ。インド舞踊が終わった頃から、あまりにも空席ばかりなので、席は解放されたが、まったく考え違いにも程があるというものだ。
STSのステージ、以下出場ユニットと演目。
「魔法のじゅうたんブットラソ」いちごっ娘
「Our Relation」PHRASE
「Final Fun Boy」クランベリーズ
「UKI UKI Baby」いちごっ娘
「FAR AWAY」TOUCH
「Love Raspberry Juice」TOUCH
「IF YOU WERE HERE」TOUCH &FRIENDS
注目すべきは、TOUCHが3曲続けて踊ってステージをしめたこと。そして、TOUCHだけが自己紹介をしていた。最初からみんなで練習して決めた自己紹介で、台本がしっかりとあるのだが、こんなMCをするのは東京でもライブしているミューズだけ。アイドルとして創叡中1、2を争う存在だということがアピールされた。ちなみに自己紹介のときに披露された各メンバーのニックネームは「きえプー」「ユウちゃん」「みなっち」「はるっち」「アヤッペ」だってさ。みんな、覚えた?
健気だったのはクランベリーズの橋本梨世ちゃん。左手に骨折と思しきギプスをつけながら、思いきりのいいダンス。今日もクランベリーズは4人で頑張った。
午後2時から千里セルシーでベリーズ工房のミニライブ。
新曲「スッペシャルジェネレ〜ション」発売キャンペ−ンと「ハロプロやねん」の公開録音を兼ねたイベントだ。
まずは「スッペシャルジェネレ〜ション」ショートバージョン。
自己紹介とおしゃべり、抽選会でポスターとメッセージつきバッチンブレスの当選者発表。
2曲目は抽選で「ファイティングポーズはダテじゃない!」
ラジオの企画「ベリーズの部屋」はキラキラしてる面白い子が問題。
ソロツアーのいきごみなどを聞いたあとは、ラスト曲。
「スッペシャルジェネレ〜ション」(フルサイズ)
あと、握手会。
昨日ラジオがあったせいか、春休みのせいか、ファンの数が半端じゃない。
その分、個性的なファンはおらず、単なる標準的キモオタだけが集まったという印象だった。
客を見るのが楽しみだっただけに、ちょっと物足りない。
ベリーズ工房はと言えば、可愛さもダンスの充実度も及第点なのだが、たった3曲のイベントくらい、口パクじゃなく歌ってほしい。疲れるとか言うのなら、握手なんてしなくていい。口パクを貫くのなら、1曲あたりのダンスの激しさをもっとアップしてもらいたい。
今回のイベントに関しては、口パクがあまりにもあからさまだったので、ちょっとどうか、と思ったのだ。歌終わりにマイクを用意してもらってしゃべる、というのでは、ヘッドセットマイクが泣くぞ。
なお、イベント終わりでぶっちょカシワギ君やその実兄、ウィングのスタッフの人や友人などの一団に遭遇した。名物ファンの話などを少し。これだけ大勢の人がいるのに、知り合いに会ったのは、それだけ。カシワギ君は握手会に並ぶらしい。
僕は握手会に並ぶファンたちをしりめに、セルシーの中華街に行く。閑散としたものだ。店に入っても客は1人もおらず、店の人も落ち込んだ表情でうなだれており、しばらくの間接客してくれなかった。料理は美味いのに、ハロプロのファンたちは、こっちに全く流れてきていない。
昼食後、ダイエーでお菓子を買う。創叡のRISAKOがモデルで写っているフルタの「ジュエリーメイト」だ。家の近くのコンビニなどでは売っていないので、スーパーに行く機会を狙っていたのだ。日本橋は食玩なら腐るほど店があるのに、こういうのは置いていない。偏っている!僕が買った分に入っていたのは、カジュアル系のポップジュエリ−のイヤリングだった。箱にはカジュアル系、おネエ系、かわいい系、ラブラブ系の4種類のRISAKOが髪型から服装まで変えて撮った写真が使われている。これをおさえておかずに、何をおさえるというのだ。アイドル好きにとって。
その後、広場に戻って、ベリーズ工房の握手会、終わりの挨拶を見て、北新地に戻る。
インドフェスタ、第2部は午後5時から。
オリッシィは4曲。ドゥルガ−女神を讃える踊りや、春の舞踊、「合点だ、合点だ」とえんえんと言い続けているように聞こえる「解放」などが演じられる。
創叡目当てのアイドルオタクが、インド舞踊の1曲あたりの時間が長いのに業を煮やして、警備員に食ってかかっていた。大丈夫か?
STSのステージ、ほぼ第1部と同じだが、PHRASEが「Dancing Junk」に曲目変更、そして、全部終わった後に、ユニットが全員登場しての「ショータイム」があった。
このイベントに集まったSTSの精鋭たちの「ショータイム」は鳥肌がたつほどのダイナミックなダンスだった。
この後、アクア文化ホールでウェストの発表会に行こうと思っていたのだが、終了が6時を過ぎていたため、帰宅して、ケーブルテレビで「機動戦士ガンダム」の第1話と2話を見た。家のすぐ前が「GUNDAMS」だというのに、僕はまったくガンダムを見たことがなかったのだ。オタクじゃないから別に見なくてもいいのだが、ちょっとくらいなら知っておいた方が、日本橋を散策する際に楽しいんじゃないか、と思い直したのだ。