フェイスブック
保山宗明玉
https://www.facebook.com/munemyouou.hozan
(イベント行ったメモ)

ツイッター
保山ひャン
@hozanhyan
(適当なつぶやき)

読書メーター
保山ひャン
http://bookmeter.com/u/479013
(読書の感想)

あと、ブクログには、家で見た映画とか、漫画など。
半年ほどこっちに書いてなかったけど、こっちにも記していくことにするか!

2月27日~3月1日

2014年3月2日 日常
2月27日(木)
燃え上がる生物
2月28日(金)
大森、川北
3月1日(土)
ポンピドゥー
昭和NIPPON
あがた森魚

2月27日

ubu webにジャック・スミスの「燃え上がる生物」があがっていたので、何十年ぶりかで見た。
当時は、幻のアングラ映画が奇跡的に見れる!と期待して見に行った(たしか、梅田のシネマ・ヴェリテ)のだが、実際に見てみると、わりと身近なところで似たようなパーティをしていそうな感覚を受けて、予想していたような衝撃は受けなかった。
久々に見てみると、そのほとんどのシーンはちゃんと覚えていなくて新鮮だったけど、やっぱり、これは映画として見るよりも、実際にこういうパーティに参加したいな、という感想だった。似たようなパーティの映画をあまり知らないので、やはりこれが伝説的な映画であることは間違いないんだろうが。
いつ削除されるかわからないけど、一応、ubu webのurlを貼っておくので、探してみてください。一応、18禁、ということにしておこう。
http://www.ubu.com/

2月28日
あべのハルカスのSpace9で「DAIGEI FILM AWARD 2014」のイベント「特撮公開講座 大森一樹×川北紘一トークショー」を見てきた。
主に両監督が関わった映像を上映しながら、思い出話や裏話などをまじえて、特撮の魅力を語った。怪獣映画はもちろんのこと、戦争や災害映画での特撮など、昭和の映画から、最近の「パシフィック・リム」「風立ちぬ」「永遠の0」の話まで、特撮への愛にあふれたトークが展開された。
イベントの進行は、ほぼ次のとおり。
川北監督がスタッフとして関わった作品「妖星ゴラス」「キングコング対ゴジラ」「海底軍艦」のハイライトを見ながらのトーク、
大森監督と川北監督が関わった作品「ゴジラVSビオランテ」「ゴジラVSキングギドラ」のハイライトとメイキングなどを見ながらのトーク、
「零戦燃ゆ」と8ミリフィルムで撮影したメイキングを見ながらのトーク、
「日本沈没」第5話の「いま、島が沈む」を見ながらのトーク、
川北監督の最新作ともいえる「戦え!太陽戦士アポロナイト」上映、
質疑応答など。
入場無料のうえ、来場者全員に「戦え!太陽戦士アポロナイト」(非売品)のDVDがプレゼントされた。
めっちゃ、お得!
http://daigei-film-award2014.jimdo.com/イベント/

2月18日~2月21日

2014年3月2日 日常
2月18日(火)
「アンナ・カレニナ」
2月19日(水)
「ROOM237」
「王将戦大盤解説会」
2月20日(木)
『つながりの戦後文化史』
2月21日(金)
「近代における「声」と語り」
あなるちゃんVSマジカルパワーマコ


ロドニー・アッシャー監督の「ROOM237」を見てきた。
スタンリー・キューブリックの映画「シャイニング」を陰謀論的に読み解く複数の語り手。これぞ、オカルトの真髄なのかも。
ある語り手は、「シャイニング」の映像から、ミノタウルスやギリシア神話にまつわるモチーフが隠されていることを暴く。映画では、原作にない巨大迷路が出てくるのだが、もちろん、それはミノタウルスと関連している。
また、ある語り手は、映像から建物の見取り図を書いてみせるが、それは、ありえない空間を現出する。あるはずのないところに窓があり、元の場所に戻っているはずの動きで、全然違う場所に到達している。この建物は一体?!
また、ある語り手は、「シャイニング」のあちこちに隠された、先住民族のモチーフを発見する。
また、ある語り手は、ナチスによるホロコーストの象徴をあちこちに見出す。
などなど。
勝手にキューブリックの映像を使いまくって、謎や矛盾を解読し、とんでもない推理を展開する映画で、ある語り手など、映画をラストから逆回しにして、通常の映像と重ね合わせてみせて、分析する。それぞれの解釈に納得するかどうかは、見てのお楽しみ、ということで。
タイトルの「ROOM237」は主人公が幽霊をみる客室のナンバーだが、もともとはROOM217だったのを、舞台になったホテルから、「217号室に幽霊が出ると思われるから、違う番号にしてくれ」と要請があって、変えたのだ、とキューブリックは説明していたそうだ。ところが、実際には、そのホテルには、217号室も237号室もなかったのだ。なぜ、キューブリックは「237」にこだわったのか。もちろん、その謎もある語り手によって意外な仮説が述べられる。
面白かったのは、ある語り手による次にような推論だ。
アポロ計画で、月面に人間が到達した映像は、捏造である。キューブリックはその映像作りに加担していたが、「シャイニング」は、その罪ほろぼしに、アポロ計画映像捏造のヒントをちりばめて作られている。で、言われてみれば、たしかに、いろいろな手掛かりが見つかるのだ。
「シャイニング」を見る目が確実にかわってしまう映画だった。「シャイニング」また見たい!
http://www.room237.jp/

19日、午後2時から大阪鰻谷のスポニチプラザで、将棋王将戦第4局の大盤解説会があったので、見に行ってきた。渡辺明王将に羽生三冠が挑むシリーズ。
解説は、久保利明九段。聞き手は室田伊緒女流初段。
途中、「次の一手」問題で棋士のサイン色紙がもらえたりする特典もあった。僕は指し手をはずして、あいにくともらえなかったけど!
夜から仕事だったので、午後5時頃まで見て、帰宅せざるをえなかったのが残念。
羽生三冠が、対局後に、83手め4二香成りと「角を取ったところはよくなったんじゃないか」と振り返ったあたりまで見れたので、まあ、満足かな。ただし、大盤解説では、「まだまだ長くなりそう」と言ってたので、羽生優勢ながら、勝負はまだ不明、な局面だった。まだまだ長くなりそうな、その変化を渡辺王将が選択せず、あれれ、と思ったけど。
http://kifulog.shogi.or.jp/ousho/


午後6時から、京都造形芸術大学、京都芸術劇場春秋座に行って、「近代日本語における〈声〉と〈語り〉」の第6回研究会「折口信夫と三島由紀夫」を聞いてきた。
タイトルにある「三島由紀夫」は、次回にまわされ、折口についての回になった。
以下、プログラム。
モデレーター渡邊守章よりご挨拶とゲスト講師の紹介
問題提起講演(松浦寿輝)
問題提起講演(安藤礼二)
朗読・折口信夫『死者の書』抜粋(後藤加代、渡邊守章)
討議(松浦寿輝、安藤礼二、石田英敬、浅田彰、渡邊守章)
終了は午後9時。

松浦氏の講演では、折口のわからなさと声の問題について語られていた。
本居宣長の『古事記伝』、デリダの『グラマトロジーについて』などから、声とエクリチュールのことにふれられ、『死者の書』には人称も構成もない、という特徴をあげられた。
安藤氏の講演では、折口をマックス・ミューラーの比較神話学(比較言語学)と、岡正雄、エリアーデ(ヒエロファニー)につながる神がかりの線につないで問題提起された。
朗読は、渡邊氏演出の作品より、『死者の書』を1時間強におさめて演じられたもので、多くのエピソードは削られているが、後藤加代の朗読は迫力があって圧倒された。
従来、折口といえば民俗学と国文学の立場から、日本古代のテーマで語られることが多いが、今回の討議では、折口のハイカラさに注目された。先の問題提起講演であげられたようなデリダやマックス・ミューラー、フランス象徴主義、マラルメやアルトー、金髪の青年はラファエル前派などなど。
こういう切り口は、渡邊氏が言うように「異端」なのかもしれないが、面白い。浅田彰氏は折口のコスモポリタニズムに着目されていた。
また、松浦氏は『死者の書』を芸術家小説ととらえる視点をあげて、幸田露伴の『風流仏』や、北村透谷の『蓬莱曲』との親縁性を指摘されていた。
興味深い話題は尽きなかったが、なかでも浅田彰氏のかゆいところに手が届く明晰さは、見事だった。たとえば、今回は取り上げなかった三島由紀夫と折口の比較も最後にさらっとまとめていたし、朗読で強い調子で発せられた「した した した」の違和感の正体も明かされていたし、折口と言えば同性愛の話題は避けて通れないが、そのことにもふれて解説していた。
http://www.kyoto-art.ac.jp/events/376

京都造形芸術大学後、なんと、歩いて15分程度のところでライブがあると知り、駆けつけた。
元田中のbar HAWKWINDで、「あなるちゃん VS マジカル・パワー・マコ」
到着時、今まさに、あなるちゃんのライブがはじまる直前、というタイミング。
マジカルパワーマコの演奏をバックに、あなるちゃんが、玩具を多用して、ものごころつく以前の人間を思わせるパフォーマンスを展開する。「あなるちゃん」の名前は、フロイトの肛門期からとったのかどうか、本人に確かめたことはまだないけど、それを思わせる怪演だった。また、あなるちゃんのマジカルステッキともいえる、ハタキも数本用意され、振り回す姿は巫女さんのお祓いにも似ていた。「ハライ」を「ハタキ」でやってのけているようだった。
終電ぎりぎりまで粘ったけど、2回目のステージはほとんど見れず。でも、1回目で大満足!http://easywind.exblog.jp/19425902/
石切劔箭神社夏季大祭宵宮祭
石切劔箭神社で大幣神事。
近鉄の石切駅で下車して向かうと、たどりつくまでの道が実にいい。
2012年3月31日アイドルライブ@フォースフロア
 向井えびコマ漫画展@キチジョウジギャラリー
 月蝕歌劇団詩劇ライブ「宵待草を見つめて」
 月蝕歌劇団「怪盗ルパン竹久夢二の双曲線」@ザムザ阿佐ヶ谷
 小林有子写真回顧展@モ*カッフェ
 電エースオールナイト@テアトル新宿
2012年3月30日10minutes映画祭がやってきた!@吉祥寺バウスシアター
2012年3月29日『日本人は思想したか』
2012年3月28日NEPShe☆Stars春休みSPワンコインライブ@日本橋ラブコンシアター
2012年3月27日『最後の親鸞』
2012年3月26日311
 カヒミ・カリィトークサロン&サイン会@スタンダードブックストア
2012年3月25日レイプゾンビ上映&トークショー@なんば紅鶴
 NEP She☆Stars学卒ライブ@日本橋ラブコン
2012年3月24日Junie Moon@JR大阪三越伊勢丹
 セルシーキッズボーカルコンテスト@千里セルシー
 One week show, Resonance@ギャラリーノマル
2012年3月23日「第57回特別展・らくごとぶんらくでイラスト紙芝居―上方落語と文楽の橋渡し!!―」@ワッハ上方
2012年3月22日『死の位相学』
2012年3月21日ニューウェイヴ・パラダイス vol.5~NWだよ!Happy New Year!~@なんば紅鶴
2012年3月20日"Osaka THREE NINeee -999- ストフェスSP" @難波ロケッツ
 日本橋ストリートフェスタ
2012年3月19日特殊造形&特殊メイク展@アートスペース亜蛮人
 ドラえもん 新・のび太と鉄人兵団 〜はばたけ 天使たち〜
2012年3月18日OSAKA BB WAVE@とんぼりリバーウォーク
 マジックカーペットライド#21@心斎橋FANJ
2012年3月17日UBU@日本橋ラブコン
 ファープレーンナイト@ユニバース
2012年3月16日解剖と変容@兵庫県立美術館
 豊川座敷@BEARS
2012年3月15日『動機』
2012年3月14日『動く標的』
2012年3月13日治療休暇
2012年3月12日アデル/ファラオと復活の秘薬
 ストレンジャーズ/戦慄の訪問者
 キャピタリズム~マネーは踊る
2012年3月11日NEP She☆Starsソロフェスティバル@日本橋ラブコンシアター
2012年3月10日制服向上委員会@円山公園
 かせきさいだあ展@トランスポップギャラリー
 ネップシスターズ@日本橋ラブコンシアター
2012年3月9日JK21@ミドリ尼崎
 池本真緒、Mari7@FANJtwice
2012年3月8日9(nine)@あべのキューズモール
2012年3月7日『刑事拳銃38』
2012年3月6日『影なき男』
2012年3月5日“STAR-vol.14”@CLUB Vijon
2012年3月4日ネップシスターズ@日本橋ラブコンシアター
2012年3月3日10minutes決勝戦
2012年3月1日『コンピューター殺人事件』

読んだ本は8冊か~。
やっと、今年の1月分の日記が出揃った。(下記)
読書は、簡単に読める本ばかり読んでいるくせに、1月は11冊しか読んでいない。映画にいたっては、4本しか見ていない。自分の出演したライブは2本、あとはアイドルライブ中心かな。ほとんど何も活動していなかったに等しい。
そうか、ユーストリームとかよく見てたな。あと、ゲーム。(ピグライフとシティビル)
総体的に、かなりゆったりとした1月だったようだ。

2012年1月31日『情事の連環』
2012年1月30日ダーク・フェアリー(映画)
2012年1月29日ファンタピース@日本橋ラブコンシアター
~Take off@Ardiente
~NAIBI FESTIVAL Vol.31@よみうり文化ホール
2012年1月28日 SUPER☆GIRLS&お笑い@「ヤマダ電機家電フェア京セラドーム」
~OSAKA BB WAVE@BBステーション
2012年1月27日にっぽん親不孝時代(映画)
2012年1月26日『生存率ゼロ』
2012年1月25日『結婚って何さ』
2012年1月24日のんき裁判(映画)
2012年1月23日古本市@ツイン21
2012年1月22日金魚姫、新春しりとりアート駅伝@ART HOUSE
~鞠谷ふうか誕生祭@日本橋ラブコンシアター
2012年1月21日ファンタピースUBUライブ@日本橋ラブコンシアター
2012年1月20日10minutes@なんばBEARS
2012年1月19日『仮面の花嫁』
2012年1月18日『仲のいい死体』
2012年1月17日『二人で殺人を』
2012年1月16日『姿なき怪盗』
2012年1月15日きゃりーぱみゅぱみゅ@阪急西宮ガーデンズ
~GiRL’s REVOLUTiON第2部@UPs
~メルヘソ新年会@天秤棒
2012年1月14日ファンタピース・ツーコインライブ@日本橋ラブコンシアター
2012年1月13日金曜Goldee
2012年1月12日『裂けた視覚』
2012年1月11日『超高層ホテル殺人事件』
2012年1月10日『蛭川博士』
2012年1月9日書初めライブ@UPs
~ファンタピース・ソロフェスティバル第3部@ラブコンシアター
2012年1月8日Jim Woodring展@トランスポップギャラリー
~新春げいかくし大会@Cafe la siesta
2012年1月7日ファンタピース2部、3部@日本橋ラブコンシアター
~OSAKA BB WAVE LIVE@道頓堀ZAZA
2012年1月6日Fashion Exchange The New Me@Pretty Power OSAKA
2012年1月4日『殺人はリビエラで』
2012年1月1日映画怪物くん(映画)

録画を見まくる

2010年12月27日 日常
世の中の人々はDVDやハードディスクで番組を録画している、と風のうわさに聞いている。
しかし、僕は、あくまでもビデオ録画なので、何が録画されているのか、見てみないとわからないのだ。
で、年末年始の番組を録画するために、まだ見ていなかった録画を見て、なかみを空けることにした。
以下、見た主な番組。

格闘技イッツ・ショータイムの12月11日アテネ大会
(サワー出てたけど、全体につまらなかった)
イッツ・ショータイムの12月18日アムステルダム大会
(めちゃくちゃ面白い!リコ・ヴァーホーベン!)
将棋NHK杯の渡辺竜王VS島九段
将棋NHK杯の堀口七段VS糸谷五段
将棋NHK杯60周年名勝負十局
アイドルやアニメなど。

10minutes後は

2010年12月19日 日常
アイドルイベント「10minutes」終わってから、打ち上げ。
王将から銭ゲバへ。
銭ゲバでは「エロトマニア5」「リアクションの帝王」をまったりと、そして、しっかりと見たり、がんぼの歌聴いたり。
帰宅は朝の7時頃だったかな?
銭ゲバでは、来年新春そうそうに予定しているイベントの打ち合わせなど。
あ~、この来年のイベント、実現すればいいなあ。

迷走

2010年9月25日 日常
なんとなく、アメブロも作ってみました。
http://ameblo.jp/hozanhyan/
と、いうわけで、力作の日記が消滅。
簡単に、今までの記録を。
読書:『機械探偵クリクロボット』カミ
『白い対角線』藤本明男
『暗い年輪』藤本明男
『鎮魂の森』樹下太郎

映画:D坂の殺人事件
パコと魔法の絵本
ティムバートンのコープスブライド
ヤング@ハート

ライブ:10minutes
ファンタピース

メールアドレスも死んだままなので、mixiにメッセージでもください。
たまにネットカフェでチェックします。

上半期の読書

2010年7月1日 日常
2010年も半分が過ぎた。
さて、今年は久々に探偵小説に特化した1年を送ろう、と決めていたのだが、実現しているかどうか。
とりあえず、1月1日からの半年で読み終えた本をあげてみると。

『ある詩人の挽歌』マイクル・イネス
『精神分析医』(上下)ジョン・カッツェンバック
『ドン・ジュアン』(上下)バイロン
『悪魔はすぐそこに』D・M・ディヴァイン
『復讐者の棺』石崎幸二
『陽気なギャングの日常と襲撃』伊坂幸太郎
『クライムマシン』ジャック・リッチー
『シカゴブルース』フレドリック・ブラウン
『三人のこびと』フレドリック・ブラウン
『月夜の狼』フレドリック・ブラウン
『死にいたる火星人の扉』フレドリック・ブラウン
『消された男』フレドリック・ブラウン
『パパが殺される!』フレドリック・ブラウン
『顔の中の落日』飛鳥高
『ガラスの檻』飛鳥高
『25時の妖精』大河内常平
『夜光獣』大河内常平
『黒い奇蹟』大河内常平
『悪魔博士』鮎川哲也
『黒い眠り』飛鳥高
『コララインとボタンの魔女』ニール・ゲイマン
『青いリボンの誘惑』飛鳥高
『虚ろな車』飛鳥高
『密室の妻』島久平
『灰色の視点』楠田匡介
『犯罪への招待』楠田匡介
『逃亡者』楠田匡介
『疑惑の星』楠田匡介
『四枚の壁』楠田匡介
『死の家の記録』楠田匡介
『死にぞこない』飛鳥高
『遠い女』小島直紀
『手は汚れない』久能啓二
『薔薇仮面』水谷準
『暗黒紳士』水谷準
『夜獣』水谷準
『悪魔の誕生』水谷準
『新現代日本文学全集 渡辺啓助集』
『汚れた顔の男』中村八朗
『なぜ、北海道はミステリー作家の宝庫なのか』鷲田小彌太、井上美香
『海底結婚式』渡辺啓助
『熊笹にかくれて』木々高太郎
『死者の殺人』城昌幸
『アトリエ殺人事件』高原弘吉
『黄昏の悪魔』角田喜久雄
『黒の烙印』鷲尾三郎
『その鉄柵の中で』鷲尾三郎
『黒い恐怖』鷲尾三郎
『悪魔が見ていた』鷲尾三郎
『虹の視角』鷲尾三郎
『歪んだ年輪』鷲尾三郎
『今日の男』柴田錬三郎
『甲賀三郎全集1』
『甲賀三郎全集2』
『甲賀三郎全集3』
『消えた花嫁』北町一郎
『紅い頸巻』岡田鯱彦
『犯罪探偵人生』甲賀三郎
『足音が聞こえる』渡辺啓助
『甲賀三郎全集5』
『海底散歩者』渡辺啓助
『探偵大いに笑う』北町一郎
『欧米推理小説翻訳史』長谷部史親
『噴火口上の殺人』岡田鯱彦
『最後の人』樹下太郎
『愛する人』樹下太郎
『落葉の柩』樹下太郎
『幽溟荘の殺人』岡田鯱彦
『夜の挨拶』樹下太郎
『ミステリーとの半世紀』佐野洋
『乱歩の軌跡』平井隆太郎
『屁のような人生』水木しげる
『不眠都市』樹下太郎
『砂の中の顔』下村明
『目撃者なし ホワイトカラー殺人事件』樹下太郎
『夜の巣』樹下太郎
『夫婦は他人』樹下太郎
『花の遠景』下村明
『密室入門!』有栖川有栖、安井俊夫
『鴉白書』渡辺啓助
『もうひとつの夜』樹下太郎
『休暇の死』樹下太郎

以上、82タイトル。上下巻もあるので、だいたい1か月に14冊ずつ読んでいる計算になる。冊数が重要なわけではないのだが、1冊読むのに2日以上かけているわけだから、ミステリの読者としては、ほとんど読んでいないに等しい結果だ。おまけに、この半年で一番面白かったのが、探偵小説のジャンルではない『ドン・ジュアン』だったのだから、何をしていることやら。バイロンの前では凡百のミステリ作家は太刀打ちできないけど!

何もしない1日

2010年5月23日 日常
今日は、明日のライブに向けて、いろいろと準備。
主に、心の準備だ。
(つまり、人が見たらぼーっと遊んでるように見える。しかも実際、ぼーっと遊んでいた!)
読書はあいかわらず進まず。
録画などで、将棋やWWEプロレスなど。鋼の錬金術師は長い長いクライマックスが続く。
大相撲は横綱がひとりになって、これからずっとひとり勝ちの状態が続きそうだが、これでよかったのか、横綱審議委員会さん?
NHK-FMで「現代の音楽」
                          猿谷紀郎
                     【ゲスト】矢沢朋子
 − 矢沢朋子ピアノ・ソロから −(2)          
                              
「アンタイトルド(無題)                  
     〜ピアノとエレクトロニクスのための(2010年)」
                   ヨハン・ヨハンソン作曲
  ※世界初演                       
                       (6分43秒)
                     (ピアノ)矢沢朋子
「ラヴ・ゴッド(1996年)」   キャロリン・ヤーネル作曲
  ※世界初演                       
                       (8分08秒)
                     (ピアノ)矢沢朋子
「チャイナ・ゲーツ(中国の門)(1977年)」       
                    ジョン・アダムズ作曲
                       (4分38秒)
                     (ピアノ)矢沢朋子
「キッドA」               レディオヘッド作曲
                       (4分17秒)
                     (ピアノ)矢沢朋子
「アンタイトルド(無題)〜ピアノとエレクトロニクスのための 
     別バージョン(2010年)」ヨハン・ヨハンソン作曲
  ※世界初演                       
                       (6分00秒)
                     (ピアノ)矢沢朋子
  〜東京・杉並公会堂で収録〜               
                   <2010/2/27>
                              
「ウォーク・マン」              平石博一・作曲
                       (5分57秒)
                     (ピアノ)矢沢朋子
       <Geisha Farm MSM 60109>
レディオヘッドの曲とかやっちゃうんだ。
現代音楽というより、もっと若い感じのコンサートだった。
キャロリン・ヤーネルは永遠の25才だそうだし。
1曲だけCDからの曲があるのは、当日の演奏でトラブルがあったためらしい。

同じ時刻にNHK教育では「ハーバード白熱教室」第8回「能力主義に正義はない?」だ。
内容紹介をコピーしておくと、

アメリカの名門ハーバード大学で最も人気の授業を初公開。政治哲学を教えるサンデル教授の「JUSTICE(正義)」。今回は、分配の正義を考える。どんな原理にしたがって富や原理、機会を分配すべきなのか、ジョン・ロールズの議論を取り上げる。ロールズは、個人の成功は幸運、遺伝子、家庭環境など、恣意的な要素によるもので、それに基づく能力主義は公平ではないと主張する。2人の判事の報酬の差などを基に議論が深まる。

大学で教えていることだから、基礎の基礎なわけだが、自分の大学時代にも、白熱する面白い講義はあったので、もっとちゃんと講義受けておけばよかった、と思った。受講する科目が無いときでも、毎日大学には行ってたんだけど。(家よりも大学の方が楽しかった)
内容詳細での「2人の判事」というのは、一般の判事と、テレビ出演でギャラを稼いでいる元判事を比べている。
この「ジャスティス」の翻訳が本屋に並んでいるはずなので、番組のシリーズが終わったら、最初から読んでみるか、と考えている。
そうそう、大学の講義だと、90分が基本なのに、このハーバードでの講義は30分くらいでひと区切りついているように見える。これが、最後まで興味を途切れさせることなく、中味の詰まった講義をするポイントなのかも、と思った。

ドラゴンクエストモンスターズジョーカー2は、やっとのことで魔王の使いを配合して、ドロシーのクエストをクリアしたところ。つまり、やっとAランクのモンスターを仲間にすることが出来たのだ。
先は長い。

新しい日記

2010年4月1日 日常
この「アオアオマン」ももちろん、継続しますが、ちょっとしたことを気軽に書くための日記を作りました。
いちおう、毎日更新予定。
http://ja004.mobalog.com/hozanhyan/

都会ノ病院ニテ

2010年3月31日 日常
今日は病院でいろいろ検査。
じつに不愉快な結果が待ち受けていた。
僕は既に長生きしすぎている実感があるので、いいわけなのだが。
今日は夜勤明けから、また夕方に仕事行くまで、ほとんど自宅で過ごした。
録画しておいたテレビ番組見たり、ゲームしたり、読書したり、睡眠とったり。
あれだな。
よく、年とったら筋肉痛は2日ほど遅れてくる、というけど、それは嘘だな。
昨日の撮影でふだん使わない筋肉を使ったので、その日から今日にいたるまで、階段をおりるときにびっこをひくような状態だった。傘を杖がわりに使った。
で、2日ほど寝ていなかったので、睡眠時間もふだんより多めだった。
えらいもので、この日記を書いている15日にはすっかり筋肉痛はおさまっている。
動かなくなってブクブクと中年肥りが進行するだけで、筋肉痛になるなんて数年ぶりの話だったので、心地よい疲れが消えてしまったことに一抹の寂しささえ感じた。
そう言えば、運動せずに心地よい疲れだけを味わいたい、と願うのび太に、ドラえもんは「ケロンパス」という道具を出していた。
疲れている人にケロンパスをはって、疲れを取って、それをのび太にはって移すのだ。僕は、そこまでして疲れはいらないな!

映画撮影

2010年2月10日 日常
今日は夜勤明けに某所で映画撮影。
宍戸留美ちゃんがこの5月でデビュー20周年を迎えるにあたって、短編映画を撮っており、それに急遽、出演することになったのだ。僕が映画に出演することになっていると知ったのは、当日!これを「急遽」と言わずして、何を「急遽」というのか。ただ、僕は役作りに時間かけて準備しない、というか、そもそも演技などさっぱりなので、1秒前に決まっても結果は一緒なのである。
監督は石田アキラさん。宍戸留美ちゃんのナレーションにあわせて、僕と、染谷有香ちゃんが演じる、という内容。有香ちゃんは、さすがに女優さんだけあって、よくぞ、ど素人の僕を相手にちゃんと演じてくれたものだと、感謝した。有香ちゃんの感動的な演技に、ついつい涙してしまう醜態まで。
撮影した場所も素晴らしくて、普段は男子禁制でコスプレ撮影に使われる閑静な場所に建つ一軒家である。ヴィクトリアンというか、ロリータというか、アリスというか、そんな雰囲気で、置いてある家具類や小道具もパチモンじゃないのだ。ビスコンティか!とツッコミいれたくなるほどの本物とこだわりに満ちており、そんな本格的なところで、ポップルズがのたうちまわっているような僕の映像を撮影したというのは、もったいない話である。
僕の出番だけを先にまとめて撮って、お先に失礼して、職場に向かう。
今日も夜勤なのだ。仕事のバカ!
ストーリーは、出来上がってからのお楽しみということで、この映画で僕はひそかにカンヌを夢みているのである。
カンヌのレッドカーペットに、リアルポップルズが登場する瞬間を刮目して待て!

今日は新世界で、石田アキラ監督と、広田華ちゃんと、ちやじとの4人で、今月末のイベントのための映像撮影。
イベント会場になるはずのお店がつぶれてしまう、という情報が当日入ってきて、イベントそのものは仕切り直しになったが、とにかく集ったので、新世界をぶらぶらしながら撮影。
「のこされ島」空環工房で文化おもちゃ箱あそび島をのぞいたり、
http://www.asobijima.net/
おもちゃ屋さんで掘り出し物を探したり、
ジャンジャン横丁で遊んだり、
飛田新地を散策したり。
どうせなら、昨年暴動のあった警察署あたりも行けばよかった、と思った。
でも、そうなると、ドキュメンタリー映画まんまになってしまうので、僕みたいないいかげんな人間が映る映像としてはイレギュラーなものになってしまう。
なお、遊び島でその日展示されてたなかで面白かったのは、Yo-Yo*Junctionのクレイアート、写メちゃんの写真にはサキタ君とか写ってた。
http://yoyoj.com/
浅田トモシゲさんの携帯散歩もよかった。
http://asadapress686.com/
おみやげに折りバラもいただいた。
のこされ島の近くにある新世界ルナストリートをのぞいてみたが、今日あるはずだった「ちんどん通信社の夕焼け音楽アラモード」は中止になっていた。残念。
ジャンジャンにあるココルームやカマン!メディアセンターでいろいろ情報を仕入れたり。
なんだかんだ言って、単なる散策でもついついイベントを探してしまうのは、業とでもいうべきものか。
気になったイベントを書いておこう。
11/18(水)13:00〜
持ち込み映像祭!(見たい映像、ビデオ、DVDなど)
@カマン!メディアセンター
11/23(月)14:00〜
談論会 大阪アヴァンギャルド「具体」の明日とは?
出演:山崎泰孝、元永定正(2000円1ドリンク付)@のこされ島
11/23(月)、28(土)14:00〜、15:00〜、16:00〜
ちんどん通信社の「夕焼け音楽アラモード」(入場無料、カンパ制)@ルナストリート
今日は半日病院。
平日昼間はお年寄りばっかり。必ずしも医師の言い付けどおりにしていない人が相当数いるようで、かなり興味深かった。まず、なぜ自分が言われたとおりにしていないかの言い訳から会話がはじまるのだ。
帰宅前に買い物でドラッグストアや百均のぞくと、どの店でもマスク売り切れの異常状態。きっとテレビの影響なのだろう。こういうのを過剰反応というのだ。ところが、新型インフルエンザの懸念は少なくとも数カ月前くらいからマスコミでも取り上げていたくらいだから、どの家にもマスクや水などの備蓄はあるはずなのだ。ましてや阪神淡路大震災以来、関西ではそういう対策は万全なはずだ。さらに上乗せして購入する必要がどこにあるのか。おそらく、狂奔してマスクを買い漁ったのは、関西以外から来た観光者か、出稼ぎの人間なのではないか。僕は(備蓄していなかった)アーモンドを買って食べた。

新型インフルエンザを避けるため、というわけでもないのだが、今日は夜に帰宅した後は特にどこにも外出せず、テレビ番組録画しておいたのとか見て過ごす。
そのうち、いくつかを覚え書き。

「37回ローザンヌ国際バレエコンクール」
二次審査に進んだ21ヶ国77人のうち、決勝に駒を進めたのは20人。
15〜18才の新人たちだが、その20人のうち、日本人が6人もいた。
決勝進出者とクラシック・バリエーション、コンテンポラリー・バリエーションは次のとおり。
森高万智(17)ラ・バヤデール/ノクターン
チン・キ(中国、16、男)リーズの結婚/ヨンダリング
ジェミマ・ローズ・ディーン(オーストラリア、18)ラ・バヤデール/ワスラフ
ゲルゲーイ・ルブラン(ハンガリー、16、男)白鳥の湖/スプリング・アンド・フォール
チェ・ウニャン(韓国、17)ドンキホーテ/ノクターン
石崎双葉(15)コッペリア/バッハ組曲第2番
ティグラン・ムクルチャン(アルメニア、17、男)海賊/ヨンダリング
根本里菜(17)ライモンダ/ノクターン
スカイラー・キャンベル(アメリカ、17、男)ジゼル/ヨンダリング
カレン・ジョンソン(アメリカ、16)コッペリア/ノクターン
高田樹(17、男)ドンキホーテ/ヨンダリング
ラファエレ・ケイロス・ロドリゲス(ブラジル、18)ラ・バヤデール/ワスラフ
池田武志(16、男)ジゼル/スプリング・アンド・フォール
ヨウ・エイキ(中国、15)コッペリア/ノクターン
セバスティアン・コンチャ(チリ、17、男)眠りの森の美女/ニジンスキー
ハンナ・オニール(ニュージーランド、16)ラ・バヤデール/プレリュードCV
テルモ・モレイラ(ポルトガル、17、男)海賊/ロング・ノート・ラグ
水谷実喜(15)コッペリア/ノクターン
エド・ヴァイネン(ベルギー、16、男)白鳥の湖/スプリング・アンド・フォール
ホウ・チョウセン(中国、16)ラ・バヤデール/ノクターン

コンテンポラリーでいろんな解釈の「ノクターン」が見れたのは面白かった。男性のコンテンポラリーで、昨年いっぱい見た「ニジンスキー」が、今年は1人だけだった。振付けは大好きだが、これを踊りこなすのはそうとう難しい。
今回は、これと言ってとびぬけた逸材は見つからなかったが、総じて年齢が低い者の方に素晴らしい才能を感じた。
受賞は、次のとおり。
コンテンポラリーダンス賞/エド・ヴァイネン
観客賞/テルモ・モレイラ
スカラシップ、プロ研修賞(17才以上)は7人。高得点順に、
ハンナ・オニール
ホウ・チョウセン
水谷実喜
エド・ヴァイネン
テルモ・モレイラ
根本里菜
セバスティアン・コンチャ


「鶴見俊輔 戦後日本人民の記憶」
番組でつけた章立てを並べてみると。

8月15日から
母愛子と俊輔
不良少年 鶴見俊輔
日本への帰国
浅間丸に乗り換えて
戦争の記憶
思想の科学というネーミング
原爆の時代の科学者
原爆を投下したアメリカ
1959年〜1960年
人民の記憶
脱走兵援助
運動と家族
もうろくという境地
50年後

番組は鶴見俊輔の『悼詞』をもとにして、黒川創との対話から作られていた。
最近、NHKはお年寄りのラストメッセージっぽい番組をよく作っているようだ。


「山田風太郎が見た日本〜未公開日記が語る戦後60年」
昭和20年〜29年
 流動する人間心理恐るべし(戦後のこと)
昭和30年〜39年
 日本人の無責任性が最悪の形であらわれた(開戦のこと)
昭和39年〜41年
 これは戦争である。国内戦争である(高度経済成長のこと)
昭和42年〜49年
 戦後が完全に終わって、新しい時代が到来した

てところで、ビデオが終わってたけど、続きがあったかな?
1995年の「ホリデーインタビュー」で山田風太郎が自作ではよく列外者を主人公にしていることを語るシーンもあった。
本編では、三國連太郎が山田風太郎を演じており、また日記の朗読もしている。
これが、なかなかみごとな山田風太郎っぷりなのだ。



「現代の音楽」
昨日はワーグナーのオペラの放送があって、お休みだった。
で、先週の雑音でほとんど聞き取れない回のを、じっくりと聞いてみた。
ときどきノイズの向こう側に聞こえる音楽や話声が、なんだかすごくいい感じで、秘密めいていた。で、作品の鑑賞はさっぱりできていないのだが、ノイズと共演した作品リストだけ残しておこう。
                         猿谷 紀郎
 − 音の現在(いま)〜オリヴァー・ナッセン −(2)
「コーシング 作品17(1979)」オリヴァー・ナッセン作曲
                       (4分56秒)
            (管弦楽)ロンドン・シンフォニエッタ
                (指揮)オリヴァー・ナッセン
「トランペッツ ソプラノと3本のクラリネットのための
                  作品12 (1975)」
     ゲオルク・トラークル作詞、オリヴァー・ナッセン作曲
                       (4分02秒)
                (ソプラノ)リンダ・ハースト
             (クラリネット)マイケル・コリンズ
          (クラリネット)エドワード・ピリンジャー
             (クラリネット)イアン・ミッチェル
                (指揮)オリヴァー・ナッセン
  <Unicorn Kanchana UKCD−2010>
「ホイットマン・セッティング(ホイットマン歌集)
作品25(1991)1.学識ある天文学者の言葉を聞いたとき」
    ウォルト・ホイットマン作詞、オリヴァー・ナッセン作曲
                       (3分08秒)
              (ソプラノ)ルーシー・シェルトン
                (ピアノ)ピーター・ゼルキン
「ホイットマン・セッティング(ホイットマン歌集)
 作品25(1991)2.もの静かな、辛抱強い蜘蛛(くも)」
    ウォルト・ホイットマン作詞、オリヴァー・ナッセン作曲
                       (3分19秒)
              (ソプラノ)ルーシー・シェルトン
                (ピアノ)ピーター・ゼルキン
「ホイットマン・セッティング (ホイットマン歌集)
       作品25(1991)3.鷲(わし)のたわむれ」
    ウォルト・ホイットマン作詞、オリヴァー・ナッセン作曲
                       (2分04秒)
              (ソプラノ)ルーシー・シェルトン
                (ピアノ)ピーター・ゼルキン
「ホイットマン・セッティング(ホイットマン歌集)
              作品25(1991)4.雨の声」
    ウォルト・ホイットマン作詞、オリヴァー・ナッセン作曲
                       (3分10秒)
              (ソプラノ)ルーシー・シェルトン
                (ピアノ)ピーター・ゼルキン
<Virgin Classics VC 7 59308 2>
「バイオリン協奏曲(2002)第1楽章 レシタティーヴ」
                  オリヴァー・ナッセン作曲
                       (5分02秒)
          (バイオリン)リーラ・ジョゼフォヴィッツ
                  (管弦楽)BBC交響楽団
                (指揮)オリヴァー・ナッセン
「バイオリン協奏曲(2002)第2楽章 アリア」
                  オリヴァー・ナッセン作曲
                       (5分20秒)
          (バイオリン)リーラ・ジョゼフォヴィッツ
                  (管弦楽)BBC交響楽団
                (指揮)オリヴァー・ナッセン
「バイオリン協奏曲(2002)第3楽章 ジーグ」
                  オリヴァー・ナッセン作曲
                       (5分58秒)
          (バイオリン)リーラ・ジョゼフォヴィッツ
                  (管弦楽)BBC交響楽団
                (指揮)オリヴァー・ナッセン
   <Deutsche Grammophon 00289
                     477 7352>
まあ、次からはやっぱりちゃんと聞きたいな、と。
毎回聞ける、タイトル音楽が一番よく聞こえたのには「それは別にええねん!」とつっこんだ。


「N響アワー」
指輪〜オーケストラルアバンチュール
ワーグナー作曲/ヘンリ・デ・フリーハー編
エドデワールト指揮
4月4日NHKホールで収録。
ワーグナーの「ニーベルングの指輪」から、オーケストラの音楽を中心に編んだ作品で、歌劇全部聞くと15時間から必要な大作を、小一時間で聞ける。
ラストにはスーザン・バロックの歌唱も入るため、オペラを聞いた、という実感も残るのだ。
面白くて、これ、2回も見てしまったが、そうなると、かえすがえすも日曜にFMで放送していた「ニーベルングの指輪」録音しておけばよかった、と悔やんだ。

検査

2009年3月31日 日常
病院で検査。
どうやらダメなようだ。

赤い糸

2008年11月18日 日常
日本の話芸で笑福亭仁鶴の「崇徳院」
困った顔をするときの仁鶴は、まさに絶品。
ネタに笑う以上に、仁鶴という人間に笑わされてしまう。

ケータイ小説「赤い糸」を読んだ。「赤い糸-destiny-」「赤い糸-precious-」と続編があるが、とりあえず最初のこれだけ。
主人公の女の子、芽衣の中学2年〜高校1年までの波乱万丈の日常を描く。
どう波乱万丈かと言うと、中学のときから酒、煙草、エスケープはもちろん、レイプ、輪姦、復讐、警察沙汰、自分は捨て子と判明、実父はヤクザ、実母は自殺、育ての両親は離婚、自殺未遂、ドラッグ、裏切り、親友が飛び降り〜記憶喪失、愛の証しのタトゥー、彼氏が受験失敗、デートDV。
と、まあ百花繚乱なヤンキーのどれあい生活なわけだが、これらが事件を形成せず、あくまでも日常のレベルでおさまっているのがすごい。文学であれば、花のひとそよぎにも何かを感じ取ってしまう感受性が存在するが、ここには爆弾が破裂しても日常はびくとも揺るがない鈍さがある。とことん鈍いのである。あらすじを読んで出てくる単語に眩惑されて、いったいいかなるスペクタクルが用意されているか、あるいは、どんな精神の深化がみられるか、と思っていたが、見事にはずされた。主人公はどんな目にあっても何も変化しない。成長という言葉は肉体の膨張以外の意味で使われない。彼女の日常も変わらない。精神の欠片も見あたらなければ、物語も綴られない。これはいったい何なのか?
ヒントは、この「赤い糸」を読んだときの印象が、動物を見ているときと同様だったことにありそうだ。ときおり、動物のドキュメンタリーを見ていて「人間にも通じるところがあるなあ」と思う瞬間がある。オランウータンの子育てシーンとか。この「赤い糸」でも、ときどき、「人間にもそんなところがあるよ」とうなずくところがあった。ひょっとして、この「赤い糸」は叙述のトリックが使われていて、登場人物たちは実は人間ではなく、動物だったというオチなんじゃないか。全員動物だと考えれば、IQも偏差値も低いキャラクターばかりが登場してきて、いっさい知的な行動をとらない謎も解けるのである。愛のないセックスが当たり前なのもうなずける。と、すれば、これが三部作になっているのは、新しいアゴタ・クリストフの『悪童日記』をめざしているものと考えてよかろう。きっと「destiny」を読んだ読者は、「えっ、前作はそんな話だったの?」と大どんでん返しを食らわされるに違いないのだ。「赤い糸」が人気を博しているのは、一般世間が動物好きだからに相違ない。主人公メイは人間同士では考えられない短いサイクルで次々とご主人様(作中では恋人と言っている)を替える。メイが渇望する運命の「赤い糸」とは、自分の首輪をひっぱるヒモのことなのである。

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