投票行って大ショックするのだ
2005年9月11日 日常投票の日。
センキョンのしおり欲しさで、毎回欠かさず行っている。
近くとあって、かなりだらけた格好。
つまり、ハイソックスをはいていない。
諸星大二郎の漫画をレンタルコミック店に返しに行ったり。
これも近くなので、かなりだらけた格好。
つまり、ハイソックスをはいていない。
この日はちょっとすねる材料があって、酒びたりになる。
僕はまったく進歩しない奴なのだ。
すねた材料は単純。
面白い集いに、好きな子が参加していたのだが、僕を誘ってくれなかったからだ。
(と、今になってふりかえれば分析できる。その時は、自分がなぜ落ち込んでいるのかもわからなかった)
他の友人からの誘いはあったので、参加すればよかったのだが、好きな子から誘いがかからなかったことで、「あの子は僕がその場にいなくてもいいと思ってるんだ」と思い込んだのだ。実際、そのとおりなのかもしれないが、この考えは「すねている」としか言い様のないもので、こんな思いに囚われている奴は放置するにかぎる。
と、いうか、もういいかげんにあきらめろ、と自分を叱咤。
センキョンのしおり欲しさで、毎回欠かさず行っている。
近くとあって、かなりだらけた格好。
つまり、ハイソックスをはいていない。
諸星大二郎の漫画をレンタルコミック店に返しに行ったり。
これも近くなので、かなりだらけた格好。
つまり、ハイソックスをはいていない。
この日はちょっとすねる材料があって、酒びたりになる。
僕はまったく進歩しない奴なのだ。
すねた材料は単純。
面白い集いに、好きな子が参加していたのだが、僕を誘ってくれなかったからだ。
(と、今になってふりかえれば分析できる。その時は、自分がなぜ落ち込んでいるのかもわからなかった)
他の友人からの誘いはあったので、参加すればよかったのだが、好きな子から誘いがかからなかったことで、「あの子は僕がその場にいなくてもいいと思ってるんだ」と思い込んだのだ。実際、そのとおりなのかもしれないが、この考えは「すねている」としか言い様のないもので、こんな思いに囚われている奴は放置するにかぎる。
と、いうか、もういいかげんにあきらめろ、と自分を叱咤。
午前中に草壁くんから電話があり、MOE CAFEで打ち合わせ。
僕の記事が載った「関スポ」を受け取り、いろんな話しをする。
MOE CAFEはコスプレカフェだったが、店の作りに特に見るべきところがなかった。でも、何回か通うと、面白さが出てくるのかもしれない。
田中くん、かんちゃん、マッキーとでまずはトップジャパンでMAY BE MAXのCDを買い、イベント整理券をもらう。
イベント開始まで時間があるので、エンジェルプロの代理店に行く。狭い店に、CD-RとDVDが」並んでおり、ローティーンモデルの商品が並んでいる。なぜか声を潜めてしゃべるのが面白い。ここのお店の人となかよくなれば、きっと面白い情報とか得られるんじゃないか、と予想できた。
次に行ったのはメイドカフェ「CANDY PANIC」
この8月下旬に出来たばっかりの店で、開店当時はいろいろと不備もあったようだが、この日行った感想を言わせてもらうと「最高!」だった。
まず、店内には靴を脱いで入るようになっている。
ドライアイスっぽいスモークを吐き出す装置があり、夜光塗料を塗った流れ星が天井に見える。
音楽はありがちなJ-POPなのだが、音量の妙か、耳障りではない。
リラクゼーションスペースという感じ。
何よりもテーブルのサーブをしてくれた、「ゆめ」ちゃんが可愛い。メイドの格好をしていないときに、どんな子なのかはわからないが、少なくとも、僕の知るかぎり、現役のメイドカフェのメイドさんの中では、もっとも可愛い子なんじゃないか。
さて、MAY BE MAXのイベント。
MIMINYが「チャリンコ」を歌い、
テレビ番組でのアンケート結果で一番人気になった中吉涼子ちゃんが、ワンマンライブでも披露した「年下の女の子」を歌う。
MAY BE MAXは「クリムゾンスター」と「けいたい電話」を歌う。
あとは質問コーナーやプレゼントコーナー。
写真撮影タイムでは、カメラを持参しなかったので、ひたすらスケッチ。
握手会では公奈のしっかりぶりと、涼子ちゃんとの会話が印象に残る。
握手会って、恥ずかしくって苦手なのだが、やっぱり参加しちゃうなあ。
イベント後、夕食がてらメイドインカフェに行く。
メイドの「ちやじ」ちゃんがセンスよくていい。
「ちやじ」ちゃんが店に出るときなら、この店に通ってもいい、と思わせる。
今日はココルームで恋愛研究会とプンクボイのイベントがあり、それに行く予定をたてていたのだが、アイドルイベントの終了が遅くなったのと、空腹に負けて、顔を出すことも出来なかった。
プンクボイさんにはとても会いたかったので、心残り。
夜はオールナイトで「女中天国」
死神ちゃん手作りのヘッドドレスをつけて参戦。
松前さんのライブはこのイベントでの白眉。
あとはほとんどがDJでアニメソングかける人もおり、ユーロあり。
メイドの格好をした人が多数見られて、これは眼福だった。
あいにくと「ゆめ」ちゃんも「ちやじ」ちゃんも見つけられなかったが、終了まで楽しく過ごせた。
間宮氏の執事姿もバッチリ決まっていた。、noriさんもスタッフで入っていた。
椿ちゃんのメイド姿もよかった。椿ちゃんの新たな一面を見た。可愛い。
ウチキ君にも会った。ウチキ君、なんとまあ格好良いじゃないか。人間でもアレンジが大切なんだと実感する。
帰りに、隣のロケッツで「OVERDOSE」というゴシックなイベントから外に出て来ていたSHIHO嬢に会う。
そうか。
ロケッツの方はうっかりチェックミスだったけど、隣同士だし、往復すればよかったな、と思った。
そんなこんなで、朝から天国の1日。
このまま昇天できればよかったのに。
僕の記事が載った「関スポ」を受け取り、いろんな話しをする。
MOE CAFEはコスプレカフェだったが、店の作りに特に見るべきところがなかった。でも、何回か通うと、面白さが出てくるのかもしれない。
田中くん、かんちゃん、マッキーとでまずはトップジャパンでMAY BE MAXのCDを買い、イベント整理券をもらう。
イベント開始まで時間があるので、エンジェルプロの代理店に行く。狭い店に、CD-RとDVDが」並んでおり、ローティーンモデルの商品が並んでいる。なぜか声を潜めてしゃべるのが面白い。ここのお店の人となかよくなれば、きっと面白い情報とか得られるんじゃないか、と予想できた。
次に行ったのはメイドカフェ「CANDY PANIC」
この8月下旬に出来たばっかりの店で、開店当時はいろいろと不備もあったようだが、この日行った感想を言わせてもらうと「最高!」だった。
まず、店内には靴を脱いで入るようになっている。
ドライアイスっぽいスモークを吐き出す装置があり、夜光塗料を塗った流れ星が天井に見える。
音楽はありがちなJ-POPなのだが、音量の妙か、耳障りではない。
リラクゼーションスペースという感じ。
何よりもテーブルのサーブをしてくれた、「ゆめ」ちゃんが可愛い。メイドの格好をしていないときに、どんな子なのかはわからないが、少なくとも、僕の知るかぎり、現役のメイドカフェのメイドさんの中では、もっとも可愛い子なんじゃないか。
さて、MAY BE MAXのイベント。
MIMINYが「チャリンコ」を歌い、
テレビ番組でのアンケート結果で一番人気になった中吉涼子ちゃんが、ワンマンライブでも披露した「年下の女の子」を歌う。
MAY BE MAXは「クリムゾンスター」と「けいたい電話」を歌う。
あとは質問コーナーやプレゼントコーナー。
写真撮影タイムでは、カメラを持参しなかったので、ひたすらスケッチ。
握手会では公奈のしっかりぶりと、涼子ちゃんとの会話が印象に残る。
握手会って、恥ずかしくって苦手なのだが、やっぱり参加しちゃうなあ。
イベント後、夕食がてらメイドインカフェに行く。
メイドの「ちやじ」ちゃんがセンスよくていい。
「ちやじ」ちゃんが店に出るときなら、この店に通ってもいい、と思わせる。
今日はココルームで恋愛研究会とプンクボイのイベントがあり、それに行く予定をたてていたのだが、アイドルイベントの終了が遅くなったのと、空腹に負けて、顔を出すことも出来なかった。
プンクボイさんにはとても会いたかったので、心残り。
夜はオールナイトで「女中天国」
死神ちゃん手作りのヘッドドレスをつけて参戦。
松前さんのライブはこのイベントでの白眉。
あとはほとんどがDJでアニメソングかける人もおり、ユーロあり。
メイドの格好をした人が多数見られて、これは眼福だった。
あいにくと「ゆめ」ちゃんも「ちやじ」ちゃんも見つけられなかったが、終了まで楽しく過ごせた。
間宮氏の執事姿もバッチリ決まっていた。、noriさんもスタッフで入っていた。
椿ちゃんのメイド姿もよかった。椿ちゃんの新たな一面を見た。可愛い。
ウチキ君にも会った。ウチキ君、なんとまあ格好良いじゃないか。人間でもアレンジが大切なんだと実感する。
帰りに、隣のロケッツで「OVERDOSE」というゴシックなイベントから外に出て来ていたSHIHO嬢に会う。
そうか。
ロケッツの方はうっかりチェックミスだったけど、隣同士だし、往復すればよかったな、と思った。
そんなこんなで、朝から天国の1日。
このまま昇天できればよかったのに。
おかめふくストリート
2005年9月9日 アイドル心斎橋大丸前で午後9時から「おかめふく」のストリートライブがあった。
「おかめふく」は亀谷梨沙と福山奈生の二人ユニットで、亀と福で「おかめふく」というめでたい名前が出来上がる。
この日のセットリストは次のとおり。
ぼくらはみらいのたんけんたい(橘いずみ)
motto(JUDY AND MARY)
ホウキ雲(RYTHEM)
HAPPY DANCE(槙原敬之)
恋のバカンス(ザピーナッツ)
センチメタルボーイ(キララとウララ)
Best Friend(Kiroro)
てんきゅっ(RYTHEM)
FLY!!(作詞*RISA)
おかめふくSONG(作詞作曲*NAO)
三日月ラプソディー(RYTHEM)
途中からあわてて曲目などつけはじめたので、間違っている可能性が高い。
ライブ後、うちわを買ったり、次回ライブの前売り券を買ったりした。
一緒に見ていた友人たちは、「りさちゃんが可愛い」「いや、なおちゃんだ」と侃々諤々。
りさちゃんはクールな印象で、知的。
なおちゃんはソフトな印象で、愛玩動物的。
って、1回しか見たことないくせに、勝手に決めるなっつーの。
トッホー、イッケネー。
「おかめふく」は亀谷梨沙と福山奈生の二人ユニットで、亀と福で「おかめふく」というめでたい名前が出来上がる。
この日のセットリストは次のとおり。
ぼくらはみらいのたんけんたい(橘いずみ)
motto(JUDY AND MARY)
ホウキ雲(RYTHEM)
HAPPY DANCE(槙原敬之)
恋のバカンス(ザピーナッツ)
センチメタルボーイ(キララとウララ)
Best Friend(Kiroro)
てんきゅっ(RYTHEM)
FLY!!(作詞*RISA)
おかめふくSONG(作詞作曲*NAO)
三日月ラプソディー(RYTHEM)
途中からあわてて曲目などつけはじめたので、間違っている可能性が高い。
ライブ後、うちわを買ったり、次回ライブの前売り券を買ったりした。
一緒に見ていた友人たちは、「りさちゃんが可愛い」「いや、なおちゃんだ」と侃々諤々。
りさちゃんはクールな印象で、知的。
なおちゃんはソフトな印象で、愛玩動物的。
って、1回しか見たことないくせに、勝手に決めるなっつーの。
トッホー、イッケネー。
BABYLONでSRL、六識転想アタラクシア
2005年9月9日 日常
ミワさんの展覧会最終日だったので、安井くん、田中くん、よっし〜とでBABYLONに。
今日はタトゥー実演もあったので、店は満員、田中くんとよっし〜は席がなくて、別の店に。
マスターに身体改造の写真などを見せてもらい、駕篭真太郎の『六識転想アタラクシア』(煩悩パンク!)を読んだり、マーク・ポーリーンのSRLのDVD(アップリンクから出ている、金属の重いパッケージ入り!)を見たりして過ごす。
夜中に帰宅途中、搬出に向かうミワさんとバッタリすれ違う。
好きなものに囲まれた毎日が当たり前のようになっている自分。
いつかしっぺ返しがくるぞ!
今日はタトゥー実演もあったので、店は満員、田中くんとよっし〜は席がなくて、別の店に。
マスターに身体改造の写真などを見せてもらい、駕篭真太郎の『六識転想アタラクシア』(煩悩パンク!)を読んだり、マーク・ポーリーンのSRLのDVD(アップリンクから出ている、金属の重いパッケージ入り!)を見たりして過ごす。
夜中に帰宅途中、搬出に向かうミワさんとバッタリすれ違う。
好きなものに囲まれた毎日が当たり前のようになっている自分。
いつかしっぺ返しがくるぞ!
HERO’S、水木しげる80の秘密、金魚
2005年9月8日 日常
今日は府立図書館と市立図書館をハシゴした。
ジャンルの違う棚の前に立つたびに、読みたい本が次々と出て来て困る。1冊だけ借りて帰る予定(重いので)が、7冊も借りてしまった。
夜勤明けに職場から2つの図書館を回って帰るのは、思った以上に重労働だった。銀行に寄らねばならない用事などもあったし、よけいだ。移動手段は徒歩なので、朝9時に仕事が終わっているのに、家に帰ったらもう午後3時くらいになっていた。馬鹿だ。そんな時間があったら、漫画の1冊でも読める。
昨日放送していた「総合格闘技HERO’S」の録画したのを見た。
山本キッドが決勝に進んだことより、元気が決勝進出したのが、快挙だった。
だって、山本キッドが勝ったホイラーはもう40才に手が届こうとする年寄りで、しかも押され気味でラッキーパンチで勝ったようなもんだし、宇野も出血によって負けって。
いちいち山本家族が映るのも気が散る。
これが、観戦している姉の方が出ているなら、思いっきり応援するのに。ずっと客席の姉妹を映しとけ!
今日読んだのは『水木しげる80の秘密』
秘密が80個あるんじゃなくて、80才になった水木しげるの秘密っていう意味だった。
水木しげるはわりと基本文献みたいなのに、いざ全作品読もうとすると、単行本になっていない作品が多すぎる。
全集刊行を望む。
と、いうか、貸本時代のを集成したシリーズ、誰か貸して!
「MAY BE MAXアイドルアカデミー」見てたら、アイドルちゃんたちが金魚すくいとかしてた。
金魚すくいなんて、何年してないだろう。
でも、今、家にはマルチニークから遊びにきていた甥が祇園祭りのときに取って残して行った金魚が1尾、洗面器の中で泳いでいる。
いっぱしに金魚の餌なんて買ってもらって、悠然としたものだ。
金魚すくいで取ってきた奴にしては、かなり長生きしてるんじゃないか、と思う。
情が移ってしまいそうで、こわい。
落ち込んだときなど、最後の一葉みたいに、「あの金魚が死んだら、僕も死ぬ」なんて思ったりもする。
その一方、ベギラマ(プリンセスみゆき)のビデオで「PS2をふむ」ってのがテーマの作品では、金魚なんかバンバン踏んでしまうのだ。『乙女失格』って本で読んだだけで、映像では見てないが、金魚に情をほだされる自分と、金魚を踏むベギラマを見たいと思う自分はどんなふうに同居してるんだろう。
ジャンルの違う棚の前に立つたびに、読みたい本が次々と出て来て困る。1冊だけ借りて帰る予定(重いので)が、7冊も借りてしまった。
夜勤明けに職場から2つの図書館を回って帰るのは、思った以上に重労働だった。銀行に寄らねばならない用事などもあったし、よけいだ。移動手段は徒歩なので、朝9時に仕事が終わっているのに、家に帰ったらもう午後3時くらいになっていた。馬鹿だ。そんな時間があったら、漫画の1冊でも読める。
昨日放送していた「総合格闘技HERO’S」の録画したのを見た。
山本キッドが決勝に進んだことより、元気が決勝進出したのが、快挙だった。
だって、山本キッドが勝ったホイラーはもう40才に手が届こうとする年寄りで、しかも押され気味でラッキーパンチで勝ったようなもんだし、宇野も出血によって負けって。
いちいち山本家族が映るのも気が散る。
これが、観戦している姉の方が出ているなら、思いっきり応援するのに。ずっと客席の姉妹を映しとけ!
今日読んだのは『水木しげる80の秘密』
秘密が80個あるんじゃなくて、80才になった水木しげるの秘密っていう意味だった。
水木しげるはわりと基本文献みたいなのに、いざ全作品読もうとすると、単行本になっていない作品が多すぎる。
全集刊行を望む。
と、いうか、貸本時代のを集成したシリーズ、誰か貸して!
「MAY BE MAXアイドルアカデミー」見てたら、アイドルちゃんたちが金魚すくいとかしてた。
金魚すくいなんて、何年してないだろう。
でも、今、家にはマルチニークから遊びにきていた甥が祇園祭りのときに取って残して行った金魚が1尾、洗面器の中で泳いでいる。
いっぱしに金魚の餌なんて買ってもらって、悠然としたものだ。
金魚すくいで取ってきた奴にしては、かなり長生きしてるんじゃないか、と思う。
情が移ってしまいそうで、こわい。
落ち込んだときなど、最後の一葉みたいに、「あの金魚が死んだら、僕も死ぬ」なんて思ったりもする。
その一方、ベギラマ(プリンセスみゆき)のビデオで「PS2をふむ」ってのがテーマの作品では、金魚なんかバンバン踏んでしまうのだ。『乙女失格』って本で読んだだけで、映像では見てないが、金魚に情をほだされる自分と、金魚を踏むベギラマを見たいと思う自分はどんなふうに同居してるんだろう。
山野車輪の『マンガ嫌韓流』を読んだ。
1、「日韓共催ワールドカップの裏側」
韓国人に汚されたW杯サッカーの歴史
2、「戦後補償問題」
永遠に要求される金と土下座
3、「在日韓国・朝鮮人の来歴」
在日が歩んだ歴史と「強制連行」の神話
4、「日本文化を盗む韓国」
日本文化の窃盗と著作権無視パクリの実態
5、「反日マスコミの脅威」
日本を内側から蝕む反日マスコミのプロパガンダ
6、「ハングルと韓国人」
自称「世界一優秀な言語」ハングルの歴史と秘密
7、「外国人参政権の問題」
外国人(=在日韓国人)が参政権を持つということ
8、「日韓併合の真実」
朝鮮の近代化に努めた日帝36年の功罪
9、「日本領侵略−竹島問題」
互いに領有権を争う日本と韓国それぞれの主張
エピローグ「日韓友好への道」
特別編「冬のソナタと韓流ブーム」
エピローグのタイトル「日韓友好への道」には笑った。これだけくさしておいて、日韓友好もへったくれもないんじゃないか。
僕がこの本を読んでつくづく思い知らされたのは、自分には愛国心ってものがないなあ、ということだった。竹島問題についても、「なんなら、日本全土を韓国領にしてもらってもいいですよ」と思ってしまう。日本文化を韓国が剽窃することについても、面白いとは思うが、「オリジナルは日本です」なんて言ったら馬鹿だと思う。まるで「オリジナル」なんてものが存在するような口ぶりだからだ。剣道もガンダムも韓国で作られたものだと信じてやってかまわない、とすら思う。むしろその方が面白い。
韓国には謝罪も補償も必要ない!と主張するが、謝罪や補償をしてやっても別にかまわないんだから、永遠に土下座し続けたっていいよ、と思う。謝ってほしいんなら、いくらでも謝りましょう。僕がやったことじゃないから謝る筋合いはない、なんて言いません。謝るのがそんなに嫌なのか?100パーセント自分が悪くなくても、心をこめて謝ってやるぞ。
漫画からは、韓国に対する嫌悪感がにじみでており、韓国人は「ニダ〜」とか言いながら嘘を主張する。それを見るにつけ、もっとやれ!とけしかけたくなる。
まあ、時によっては「韓国なんか滅んでしまえ!」と言ってもいいしまたある時には「日本なんか滅んでしまえ!」と言ってもいい。どっちでもいいのだ。
日本とか韓国とか、国単位でものを考えるのはなんだか僕の尺にはあわないのだ。
ヨン様ブームも捏造だと言うが、そんなことどうでもいい。
マスコミの言うことを鵜呑みにしてはいけない、ということも書いてあるが、ネットを鵜呑みにしてはいけない、と同時に書いてほしいなあ、とも思う。まるで、真実はネットの中にあるかのような書きっぷりだからだ。僕の立場としては、マスコミにしろ、ネットにしろ、鵜呑みにする奴が馬鹿なのだ。そして、それを踏まえた上で、なんでもかんでも鵜呑みにしたってかまわない、と思う。世界の真実なんてどこにもない。自分がどんな世界に住みたいかによって決めればいいのだ。その視野に日本だの韓国だのと言った区分けは存在していない。
しかし、何だ売り上げ1位って。
主張は偏ってるし、漫画もたいしたことないのに。
他に読む本無いのんか!
1、「日韓共催ワールドカップの裏側」
韓国人に汚されたW杯サッカーの歴史
2、「戦後補償問題」
永遠に要求される金と土下座
3、「在日韓国・朝鮮人の来歴」
在日が歩んだ歴史と「強制連行」の神話
4、「日本文化を盗む韓国」
日本文化の窃盗と著作権無視パクリの実態
5、「反日マスコミの脅威」
日本を内側から蝕む反日マスコミのプロパガンダ
6、「ハングルと韓国人」
自称「世界一優秀な言語」ハングルの歴史と秘密
7、「外国人参政権の問題」
外国人(=在日韓国人)が参政権を持つということ
8、「日韓併合の真実」
朝鮮の近代化に努めた日帝36年の功罪
9、「日本領侵略−竹島問題」
互いに領有権を争う日本と韓国それぞれの主張
エピローグ「日韓友好への道」
特別編「冬のソナタと韓流ブーム」
エピローグのタイトル「日韓友好への道」には笑った。これだけくさしておいて、日韓友好もへったくれもないんじゃないか。
僕がこの本を読んでつくづく思い知らされたのは、自分には愛国心ってものがないなあ、ということだった。竹島問題についても、「なんなら、日本全土を韓国領にしてもらってもいいですよ」と思ってしまう。日本文化を韓国が剽窃することについても、面白いとは思うが、「オリジナルは日本です」なんて言ったら馬鹿だと思う。まるで「オリジナル」なんてものが存在するような口ぶりだからだ。剣道もガンダムも韓国で作られたものだと信じてやってかまわない、とすら思う。むしろその方が面白い。
韓国には謝罪も補償も必要ない!と主張するが、謝罪や補償をしてやっても別にかまわないんだから、永遠に土下座し続けたっていいよ、と思う。謝ってほしいんなら、いくらでも謝りましょう。僕がやったことじゃないから謝る筋合いはない、なんて言いません。謝るのがそんなに嫌なのか?100パーセント自分が悪くなくても、心をこめて謝ってやるぞ。
漫画からは、韓国に対する嫌悪感がにじみでており、韓国人は「ニダ〜」とか言いながら嘘を主張する。それを見るにつけ、もっとやれ!とけしかけたくなる。
まあ、時によっては「韓国なんか滅んでしまえ!」と言ってもいいしまたある時には「日本なんか滅んでしまえ!」と言ってもいい。どっちでもいいのだ。
日本とか韓国とか、国単位でものを考えるのはなんだか僕の尺にはあわないのだ。
ヨン様ブームも捏造だと言うが、そんなことどうでもいい。
マスコミの言うことを鵜呑みにしてはいけない、ということも書いてあるが、ネットを鵜呑みにしてはいけない、と同時に書いてほしいなあ、とも思う。まるで、真実はネットの中にあるかのような書きっぷりだからだ。僕の立場としては、マスコミにしろ、ネットにしろ、鵜呑みにする奴が馬鹿なのだ。そして、それを踏まえた上で、なんでもかんでも鵜呑みにしたってかまわない、と思う。世界の真実なんてどこにもない。自分がどんな世界に住みたいかによって決めればいいのだ。その視野に日本だの韓国だのと言った区分けは存在していない。
しかし、何だ売り上げ1位って。
主張は偏ってるし、漫画もたいしたことないのに。
他に読む本無いのんか!
若者はなぜ怒らなくなったのか―団塊と団塊ジュニアの溝
2005年9月6日 読書
荷宮和子の『若者はなぜ怒らなくなったのか 団塊と団塊ジュニアの溝』を読んだ。
団塊の世代は「誰が言ったか、誰がやったか、誰のためにか等々のみを重視する人々」で、物事の本質よりも、それに関わるのが目上か目下か対等かによって判断するのだという。
団塊の世代は数の論理がまかりとおる。
団塊の世代の子供たち(団塊ジュニア)は、その価値観を持った親たちに育てられた若者たちだ。その特徴は、「決まっちゃったことはしょうがない」とし、ゆえに、怒るべきときに怒らなくなった。
ネットで毒を吐くことでガス抜きしてしまい、しかるべき場所では何も言わない。
この本でも荷宮和子は団塊、団塊ジュニアの世代をこきおろす。いや、この本は世代について真っ向から書いているので、順番としては、これを読んでから、『バリバリのハト派』とか読んだ方が理解しやすかったのかもしれない。どちらにしても、論旨は明解で、文章も読みやすかった。おそらく、僕自身も団塊と団塊ジュニアにはさまれた「くびれの世代」に属しているからかもしれない。
荷宮が世代について語るのは、現実に世代の問題と闘ってきたからなのだ、ということが、この本ではわかる。「なんでもかんでも世代論で片付けていいのか」と心の隅で考えていたことが、「なんでもかんでも世代論じゃないか!」と思い知らされるのだ。
痛快。
団塊の世代は「誰が言ったか、誰がやったか、誰のためにか等々のみを重視する人々」で、物事の本質よりも、それに関わるのが目上か目下か対等かによって判断するのだという。
団塊の世代は数の論理がまかりとおる。
団塊の世代の子供たち(団塊ジュニア)は、その価値観を持った親たちに育てられた若者たちだ。その特徴は、「決まっちゃったことはしょうがない」とし、ゆえに、怒るべきときに怒らなくなった。
ネットで毒を吐くことでガス抜きしてしまい、しかるべき場所では何も言わない。
この本でも荷宮和子は団塊、団塊ジュニアの世代をこきおろす。いや、この本は世代について真っ向から書いているので、順番としては、これを読んでから、『バリバリのハト派』とか読んだ方が理解しやすかったのかもしれない。どちらにしても、論旨は明解で、文章も読みやすかった。おそらく、僕自身も団塊と団塊ジュニアにはさまれた「くびれの世代」に属しているからかもしれない。
荷宮が世代について語るのは、現実に世代の問題と闘ってきたからなのだ、ということが、この本ではわかる。「なんでもかんでも世代論で片付けていいのか」と心の隅で考えていたことが、「なんでもかんでも世代論じゃないか!」と思い知らされるのだ。
痛快。
梶山季之原作の映画『赤いダイヤ』1964年を見た。
小西通雄監督。主人公は木塚を演じるのは藤田まこと。
梶山季之自身も本人役で出演している。
小豆相場をめぐる物語で、原作を読んだときは、こんな面白い小説がこの世に存在するのかと目を疑ったが、映画の方はそれほどでもなかった。
主題歌のクレイジーキャッツぱくりっぷりもあわせて、藤田まことによる無責任映画を見ているような感じだった。
藤田まことの芸達者ぶりが発揮されており、それが無ければもう、どこをほめればいいのか困っていただろう。何度窮地に立たされても、ポジティブシンキングで切り抜けていく姿は、大いに見習わねばならないと思った。梶山作品を読むときの快楽は、そんなところにもある。あきらめては駄目なのだ。
そういう傾向がこの映画では極端に出た。特に、ラストのいきなりの無理矢理なハッピーエンドには唖然とした。
拳銃の引き金をひいてしまった後に、突然仲直りして、笑いあうような、「取り返しがつくはずないのに、無理やり楽しく笑ってすべてがうまくいく結末」なのだ。あえて括弧でくくったのには意味はない。
小西通雄監督。主人公は木塚を演じるのは藤田まこと。
梶山季之自身も本人役で出演している。
小豆相場をめぐる物語で、原作を読んだときは、こんな面白い小説がこの世に存在するのかと目を疑ったが、映画の方はそれほどでもなかった。
主題歌のクレイジーキャッツぱくりっぷりもあわせて、藤田まことによる無責任映画を見ているような感じだった。
藤田まことの芸達者ぶりが発揮されており、それが無ければもう、どこをほめればいいのか困っていただろう。何度窮地に立たされても、ポジティブシンキングで切り抜けていく姿は、大いに見習わねばならないと思った。梶山作品を読むときの快楽は、そんなところにもある。あきらめては駄目なのだ。
そういう傾向がこの映画では極端に出た。特に、ラストのいきなりの無理矢理なハッピーエンドには唖然とした。
拳銃の引き金をひいてしまった後に、突然仲直りして、笑いあうような、「取り返しがつくはずないのに、無理やり楽しく笑ってすべてがうまくいく結末」なのだ。あえて括弧でくくったのには意味はない。
読んだ本。
成年コミックはほとんど読んだことがないので、主にデータだけを覚え書きで残しておこう。
『乙女失格』ベギラマ
『NO MERCY』胃之上奇嘉郎
小屋のある風景、BIGINNINGS OF THE END、DOLLS、異形館「欲望の鏡」「欲望の卵」「欲望の指輪」Empty 、E-MAIL OF INVITATION、LAST STAGE
胃之上奇嘉郎の著作には他にOVER FLOW、Black Marketなどがある。
『暗黒抒情』(『激しくて変』1は完売)2001年10月発売。 表紙は沙村弘明さん。 掲載作家(敬称略): 早見純(巻頭カラー)、月森泉、町田ひらく、牧神堂、明治カナ子、華麗王女、阿宮美亜、小瀬秋葉、町野変丸、牧田在生、藤黄広誠
『かっこいい自転車』町野変丸
「かっこいい自転車’99」 (COLORFUL萬福星 1999年 VOL.4)
「マドロス」 (COLORFUL萬福星 1999年 VOL.2)
「楽しい夏休み」 (COLORFUL萬福星 1999年 VOL.7)
「ゆみこおじさん」 (COLORFUL萬福星 1999年 VOL.8)
「身体検査」 (MANGA EROTICS 2000年春号)
「御趣味」 (MANGA EROTICS 2000年冬号)
「メイドゆみこちゃん」 (MANGA EROTICS 1999年 VOL.2)
「ヌルヌルしたい年頃」 (MANGA EROTICS 1999年 VOL.1)
「奇跡」 (MANGA EROTICS 1999年VOL.3)
『お家につくまでが遠足です』山本直樹
コールド 「ヤングジャンプ増刊 漫革」2000年8月16日号
ソ市滞在 「マンガ エフ」2001年2月号
イマジナリ 「漫画世代」2002年vol.1
現像 「COMIC H」3号
自転車 「マンガ・エロティクスF」2002年vol.2
ボイド 「マンガ・エロティクスF」2001年vol.8
ひどいやつらは皆殺し 2001 「マンガ・エロティクス」2000年冬号
お家につくまでが遠足です 「マンガ・エロティクスF」2001年vol.5
アイスクリーム 「マンガ・エロティクスF」2001年vol.4
奥様は18歳 「マンガ・エロティクス」2001年冬号
不行的人 「マンガ・エロティクスF」2001年vol.6
呼ぶ声 「リイドコミック 爆」2001年8月号
『飛び出す妄想-駕篭真太郎因数分解』駕篭真太郎
特殊玩具妄想・ガチャポン妄想・うんこ祭妄想・浣腸アート妄想・ジオラマ妄想・ 妄想イラストなどなど・・・
うんこ祭やりたい。
身辺整理をすすめる中、僕はアイドルとアングラにもっと浸ればいいんだ、と思いを強くした。
アイドルblogを中心にした僕のblog「ボンゲンガンバンガラビンゲン」というのがあるのだが、停滞気味だった。
これをアングラを加味して、自分にとって気持のいい場所に模様替えしようかな、と思っている。
成年コミックはほとんど読んだことがないので、主にデータだけを覚え書きで残しておこう。
『乙女失格』ベギラマ
『NO MERCY』胃之上奇嘉郎
小屋のある風景、BIGINNINGS OF THE END、DOLLS、異形館「欲望の鏡」「欲望の卵」「欲望の指輪」Empty 、E-MAIL OF INVITATION、LAST STAGE
胃之上奇嘉郎の著作には他にOVER FLOW、Black Marketなどがある。
『暗黒抒情』(『激しくて変』1は完売)2001年10月発売。 表紙は沙村弘明さん。 掲載作家(敬称略): 早見純(巻頭カラー)、月森泉、町田ひらく、牧神堂、明治カナ子、華麗王女、阿宮美亜、小瀬秋葉、町野変丸、牧田在生、藤黄広誠
『かっこいい自転車』町野変丸
「かっこいい自転車’99」 (COLORFUL萬福星 1999年 VOL.4)
「マドロス」 (COLORFUL萬福星 1999年 VOL.2)
「楽しい夏休み」 (COLORFUL萬福星 1999年 VOL.7)
「ゆみこおじさん」 (COLORFUL萬福星 1999年 VOL.8)
「身体検査」 (MANGA EROTICS 2000年春号)
「御趣味」 (MANGA EROTICS 2000年冬号)
「メイドゆみこちゃん」 (MANGA EROTICS 1999年 VOL.2)
「ヌルヌルしたい年頃」 (MANGA EROTICS 1999年 VOL.1)
「奇跡」 (MANGA EROTICS 1999年VOL.3)
『お家につくまでが遠足です』山本直樹
コールド 「ヤングジャンプ増刊 漫革」2000年8月16日号
ソ市滞在 「マンガ エフ」2001年2月号
イマジナリ 「漫画世代」2002年vol.1
現像 「COMIC H」3号
自転車 「マンガ・エロティクスF」2002年vol.2
ボイド 「マンガ・エロティクスF」2001年vol.8
ひどいやつらは皆殺し 2001 「マンガ・エロティクス」2000年冬号
お家につくまでが遠足です 「マンガ・エロティクスF」2001年vol.5
アイスクリーム 「マンガ・エロティクスF」2001年vol.4
奥様は18歳 「マンガ・エロティクス」2001年冬号
不行的人 「マンガ・エロティクスF」2001年vol.6
呼ぶ声 「リイドコミック 爆」2001年8月号
『飛び出す妄想-駕篭真太郎因数分解』駕篭真太郎
特殊玩具妄想・ガチャポン妄想・うんこ祭妄想・浣腸アート妄想・ジオラマ妄想・ 妄想イラストなどなど・・・
うんこ祭やりたい。
身辺整理をすすめる中、僕はアイドルとアングラにもっと浸ればいいんだ、と思いを強くした。
アイドルblogを中心にした僕のblog「ボンゲンガンバンガラビンゲン」というのがあるのだが、停滞気味だった。
これをアングラを加味して、自分にとって気持のいい場所に模様替えしようかな、と思っている。
ともだちのミワさんが大阪アメリカ村のバビロンで展覧会を開いている。
1週間の開催。
このBABYLONという店はタトゥーバーで、関スポという新聞では「アメ村に悪魔崇拝の恐るべき魔窟が!?」という記事がのったこともある。
「人体改造をも行う魔術儀式」だの「悪魔崇拝をしている秘密結社」だの「薄暗い部屋の中に蛇や蜘蛛、イグアナ」だのおどろおどろしい文句が並んでいる。
さらに、以前このBABYLONに行こうとしたとき、同行していた霊感の強い女性が「いっぱい、いる!」と一歩も進もうとしなくなり、同じく同行していた音楽芸術家も「僕にも感じとれる」と、押し戻されるような雰囲気を感じた因縁つきの店なのだ。
僕はそんな霊感なんてないし、悪魔主義とか大歓迎なので、スルっと入り、夜中まで飲んでいた。居心地がいい。
ミワさんの作品はトイレや天井にまで貼ってあった。
どこか70年代を思い出させる、ファンシー卒業組にぴったりのイラストレーションだった。
その後、味園ビルのフェイラーズキッチンに行く。
今夜はサオマイで夜光金魚というクラブイベントがあって、知人たちはそこに集まっているようだ。
そっちに合流してもよかったな、と思ったが、思い付いたのがもう真夜中だ。やめ、やめ。
フェイラーズキッチンでは、オカルト商売の宝飾品の話や、ある友人についての陰謀論的仮説などで楽しく過ごす。
突然、女装した男性たちや、コスプレの軍団が店の中に乱入してきたりした。
今回のトピックスは、東京で「うんこ祭」を嬉々として見に行った連れが、道端のゲロを踏んでへこんでいる姿だった。
シャワーを浴びられる場所に行こうか、と誘ったが、断られた。
うんこ>ゲロ>僕
そんな序列なのか!
1週間の開催。
このBABYLONという店はタトゥーバーで、関スポという新聞では「アメ村に悪魔崇拝の恐るべき魔窟が!?」という記事がのったこともある。
「人体改造をも行う魔術儀式」だの「悪魔崇拝をしている秘密結社」だの「薄暗い部屋の中に蛇や蜘蛛、イグアナ」だのおどろおどろしい文句が並んでいる。
さらに、以前このBABYLONに行こうとしたとき、同行していた霊感の強い女性が「いっぱい、いる!」と一歩も進もうとしなくなり、同じく同行していた音楽芸術家も「僕にも感じとれる」と、押し戻されるような雰囲気を感じた因縁つきの店なのだ。
僕はそんな霊感なんてないし、悪魔主義とか大歓迎なので、スルっと入り、夜中まで飲んでいた。居心地がいい。
ミワさんの作品はトイレや天井にまで貼ってあった。
どこか70年代を思い出させる、ファンシー卒業組にぴったりのイラストレーションだった。
その後、味園ビルのフェイラーズキッチンに行く。
今夜はサオマイで夜光金魚というクラブイベントがあって、知人たちはそこに集まっているようだ。
そっちに合流してもよかったな、と思ったが、思い付いたのがもう真夜中だ。やめ、やめ。
フェイラーズキッチンでは、オカルト商売の宝飾品の話や、ある友人についての陰謀論的仮説などで楽しく過ごす。
突然、女装した男性たちや、コスプレの軍団が店の中に乱入してきたりした。
今回のトピックスは、東京で「うんこ祭」を嬉々として見に行った連れが、道端のゲロを踏んでへこんでいる姿だった。
シャワーを浴びられる場所に行こうか、と誘ったが、断られた。
うんこ>ゲロ>僕
そんな序列なのか!
戦時下に戦意昂揚のために作られたアニメ映画「桃太郎・海の神兵」を見た。
GHQに焼却されたと思われていたが、1984年にフィルムが発見された。
この映画の見どころは、後半での、非情な桃太郎が角を生やした白人たちを無条件降伏に追い込むところだと言われている。
南方の動物たちは桃太郎軍を心から迎え入れて、五十音を習ったりする。
こういう映画見ると、戦争は人を狂わせるのだな、と思えるし、この映画に疑問を抱かなかった日本人は負けてよかったのだと思う。
戦争を肯定するための映画なんだから、狂ってるのは当然なのだが、僕が見たところ、この映画の本当の価値は、前半にあるように感じた。
前半は、兵隊さんたちが故郷に帰ってきて、それをみんなが迎え、「兵隊さん、かっこいい」というような雰囲気のなごんだ日常が描かれる。
登場するのは、みんな猿とか熊とかばかりで、ファンシーなキャラクターたちが、殺しと破壊に日々励んでいたことを嬉々として語り、それを村のみんなが「もっと殺しまくってね」といたわるのだ。
その描写のなんとやわらかで、のどかなこと。
狂気は激しいアクションによって描かれるのではなく、静かな日常で、微笑みをたたえながらより恐さを増すのだ。
GHQに焼却されたと思われていたが、1984年にフィルムが発見された。
この映画の見どころは、後半での、非情な桃太郎が角を生やした白人たちを無条件降伏に追い込むところだと言われている。
南方の動物たちは桃太郎軍を心から迎え入れて、五十音を習ったりする。
こういう映画見ると、戦争は人を狂わせるのだな、と思えるし、この映画に疑問を抱かなかった日本人は負けてよかったのだと思う。
戦争を肯定するための映画なんだから、狂ってるのは当然なのだが、僕が見たところ、この映画の本当の価値は、前半にあるように感じた。
前半は、兵隊さんたちが故郷に帰ってきて、それをみんなが迎え、「兵隊さん、かっこいい」というような雰囲気のなごんだ日常が描かれる。
登場するのは、みんな猿とか熊とかばかりで、ファンシーなキャラクターたちが、殺しと破壊に日々励んでいたことを嬉々として語り、それを村のみんなが「もっと殺しまくってね」といたわるのだ。
その描写のなんとやわらかで、のどかなこと。
狂気は激しいアクションによって描かれるのではなく、静かな日常で、微笑みをたたえながらより恐さを増すのだ。
akafunからFETE!
2005年8月27日 ライブ
松前公高さんのDJ、ライブというかオフ会が大阪港の赤レンガ倉庫「aka-fun」(アカファン。赤フンではない)で行われた。
行きの電車でバッタリ、サウンドアーチストの安井くんに会い、一緒に行くことに。
会場に行ってみると、大勢の人が飲食するなか、松前さんはひとりDJ、きどりっこの映像などが流れていたりする。
80年代、倉庫のこんな雰囲気のイベントによく行ってたなー、と思った。時計の針が巻き戻された感じで、アングラに片足を突っ込んだ。
松前さんの指名で、マイクを持って、モダンチョキチョキズの話とかを二人でトークする。いきなりだったので、面白いネタを出せなくて、申し訳なかった。
いろんな人との交流もあり、楽しい。
こういう場にはまた顔を出したいなあ、と思った。
今日はオールナイトでイベントがあったので、うしろ髪ひかれながら、赤レンガ倉庫を後にして、梅田に向かう。
チェルシーマーケット4周年イベント「FETE!」
中はお祭り騒ぎ。
鳥肌実、マキ凛花、加藤鷹、シモーヌ深雪とドラァグクイーン、宅八郎(ハチロック)、DJはグルーヴあんちゃん。
サブカルというかこれもアングラに片足突っ込んだイベントで、自分の知り合いが出演するイベントは、いきおい半アングラの傾向をみせることに愕然とする。
時間が早いせいか(電車が動いている時間帯)、鳥肌人気が凄くて、声は聞こえるが、まったく姿が見えない。
加藤鷹は僕よりも年下なのだが、いろいろ性教育していただく。
ハチロックの盛り上がりっぷりも半端じゃなく、客の中には鼻血を出す人も。
ドラァグクイーンはステージをはみ出て、客の中に入って存在感を出していた。
朝になって、興奮さめやらぬ僕は、ファーストキッチンで朝食をとりながら、同席した人にえんえんと熱弁をふるい、大いに迷惑をかけてしまった。
自己嫌悪で立ち直ることができない。
これも、アングラにひたっていたかつての自分の日常だった。
イベントの内容は全然アングラじゃないのに、その器がアングラだったために、僕自身がアングラの形に変容して、器におさまり、アングラで得られる興奮と刺激と後悔などの副産物をひっぱりだしてきた、という感じだ。
行きの電車でバッタリ、サウンドアーチストの安井くんに会い、一緒に行くことに。
会場に行ってみると、大勢の人が飲食するなか、松前さんはひとりDJ、きどりっこの映像などが流れていたりする。
80年代、倉庫のこんな雰囲気のイベントによく行ってたなー、と思った。時計の針が巻き戻された感じで、アングラに片足を突っ込んだ。
松前さんの指名で、マイクを持って、モダンチョキチョキズの話とかを二人でトークする。いきなりだったので、面白いネタを出せなくて、申し訳なかった。
いろんな人との交流もあり、楽しい。
こういう場にはまた顔を出したいなあ、と思った。
今日はオールナイトでイベントがあったので、うしろ髪ひかれながら、赤レンガ倉庫を後にして、梅田に向かう。
チェルシーマーケット4周年イベント「FETE!」
中はお祭り騒ぎ。
鳥肌実、マキ凛花、加藤鷹、シモーヌ深雪とドラァグクイーン、宅八郎(ハチロック)、DJはグルーヴあんちゃん。
サブカルというかこれもアングラに片足突っ込んだイベントで、自分の知り合いが出演するイベントは、いきおい半アングラの傾向をみせることに愕然とする。
時間が早いせいか(電車が動いている時間帯)、鳥肌人気が凄くて、声は聞こえるが、まったく姿が見えない。
加藤鷹は僕よりも年下なのだが、いろいろ性教育していただく。
ハチロックの盛り上がりっぷりも半端じゃなく、客の中には鼻血を出す人も。
ドラァグクイーンはステージをはみ出て、客の中に入って存在感を出していた。
朝になって、興奮さめやらぬ僕は、ファーストキッチンで朝食をとりながら、同席した人にえんえんと熱弁をふるい、大いに迷惑をかけてしまった。
自己嫌悪で立ち直ることができない。
これも、アングラにひたっていたかつての自分の日常だった。
イベントの内容は全然アングラじゃないのに、その器がアングラだったために、僕自身がアングラの形に変容して、器におさまり、アングラで得られる興奮と刺激と後悔などの副産物をひっぱりだしてきた、という感じだ。
ヴォーカルクイーンストリートライブ、ぱにぽに
2005年8月26日 アイドル コメント (2)
あー、やっぱり昨日の日記は何も考えずに書きはじめてるから、文章がなってないな。破棄して書き直したいくらい。で、この日記も下書きなしではじめてるのだ。
弁天町のORC200で恒例のヴォーカルクイーンストリートライブ。
午後6時を少し過ぎてはじまった。
AYAさん(表記うろ覚え)がCDの宣伝などで挨拶。
まずはコナミスポーツクラブから少女ばかりのダンス隊。その名も「DIP」ダンス・イン・ピースの頭文字らしい。
約30分のダンスタイム。
その後、歌姫たちのライブがはじまる。
1、池真衣「愛のために」「いつの日にか」
寝違えて首が曲がらないという真衣ちゃん。
もっと真衣ちゃんは活躍してもらいたい。僕の企画するライブハウスのライブに歌いに来てもらいたいくらいだ。
2、増田有華「愛のために」「タイム・ゴーズ・バイ」
真衣ちゃんと歌がかぶった!2人の「愛のために」を聞き比べてわかったのは、上戸彩ってさすがプロなんだな、ということだ。緊張と度胸の差が歌に出ていたように思えた。
3、馬場綾乃「マザーランド」「ビリーブ」
「歌スタ」で不評の裸足唱法は既に卒業しているようで、何より。
4、増井千晶「WHATEVER」「I will」
テレビの話を避けたところを見ると、「歌スタ」のプロジェクトはうまく進まなかったということなのか。
5、大河内美紗「ディアーズ」「コヨーテ・アグリーより(曲名わからず)」
このイベントは彼女のためにあるんじゃないか、とひそかに思っている。
6、三國里奈「不明」
山口富久美「小柳ゆきの歌。曲名忘れた」
三國&山口(Baby Black)「ソウルヘッドの曲。曲名忘れた」
以上で前半戦終了。
曲名とかボロボロ抜けているけど、ふだんJ-POP聞かない僕としてはこんなもんだろう。
休憩時間なく、ダンスタイムがはじまり、「DIP」が再登場。
ダンスっていいなあ。
7、西川小百合「金魚花火」「花火」「ネバーエンド」
8、河野真実「エバーグリーン」
河野真子&タカシロサキ(?)「曲名忘れた」
河野真実(ダンサーとしてマコ&サッちゃん)「曲名忘れた」
河野真子ちゃんは真実ちゃんの妹さん。個人的には、このコーナーが見れただけでも、ここに来る価値はあったと思える素晴らしい出来。要するに、僕は「歌って踊る」というのが好きなのだ。
9、谷口晴菜「つつみ込むように」「ストーリー」
なんと10月19日に東京でライブをするらしい。
10、畠山智早「輝いた季節へ旅立とう」「心一つ」
お客さんに歌の振り付けを伝授して、盛り上げようとする度胸には感服した。時間も遅くなり、客席に空席が目立ちはじめて、きっと僕なら寒くて何もできないだろうステージを盛り上げる!
彼女は写真モデルもしているようで、開演前にフライヤーをまいていたそうだ。僕はあいにくと受け取れなかったが、ネット検索したら出てきた。
イベント終了は午後9時すぎ。
次回は9月の30日だそうだ。
丸石さんにパラゴー新聞のコピーをいただく。感謝。
FMを聞きながら徒歩で帰宅。
僕の音楽インプットはこうした行き帰りの際のFMに大半を負っている。ほうっておけば音楽なしの生活を送りかねないから、予防しているのだ。
帰りのついでに、明日行こうと思っているきららホールの場所を確認しようと四ツ橋をウロウロ。Chuララのワンマンなのだ。なのに、なぜか若手芸人さんたちのコーナーもあるようで、いささか不安。結局ホールが見つからず、この調子だと、明日もたどりつけないおそれあり。
それと、急遽閉店が決まった長堀橋のfireflyに寄ってみる。
店の外に、絵画が何枚も出されている。片付けているのか。
閉店の情報は本当だったのだ、と確信する。
歩いていると、むしょうにコーヒーが飲みたくなってきた。
疲れているんだ。
なにせ、夜勤明けなのだ。
読んだ漫画は『ぱにぽに』6巻まで。
多くの登場人物の区別がつきにくい。
でも、学園もの、というか、実際の学校生活でも、クラスの人たちをちゃんと名前覚えて区別するのに、けっこう時間がかかったことを思うと、リアルな学園漫画なのかもしれない。
だから、「こんなん面白いでしょ」と登場させる、キャラが立った不思議なキャラクターよりも、個性に乏しいクラスメイトたちが、とてもいとおしい。
弁天町のORC200で恒例のヴォーカルクイーンストリートライブ。
午後6時を少し過ぎてはじまった。
AYAさん(表記うろ覚え)がCDの宣伝などで挨拶。
まずはコナミスポーツクラブから少女ばかりのダンス隊。その名も「DIP」ダンス・イン・ピースの頭文字らしい。
約30分のダンスタイム。
その後、歌姫たちのライブがはじまる。
1、池真衣「愛のために」「いつの日にか」
寝違えて首が曲がらないという真衣ちゃん。
もっと真衣ちゃんは活躍してもらいたい。僕の企画するライブハウスのライブに歌いに来てもらいたいくらいだ。
2、増田有華「愛のために」「タイム・ゴーズ・バイ」
真衣ちゃんと歌がかぶった!2人の「愛のために」を聞き比べてわかったのは、上戸彩ってさすがプロなんだな、ということだ。緊張と度胸の差が歌に出ていたように思えた。
3、馬場綾乃「マザーランド」「ビリーブ」
「歌スタ」で不評の裸足唱法は既に卒業しているようで、何より。
4、増井千晶「WHATEVER」「I will」
テレビの話を避けたところを見ると、「歌スタ」のプロジェクトはうまく進まなかったということなのか。
5、大河内美紗「ディアーズ」「コヨーテ・アグリーより(曲名わからず)」
このイベントは彼女のためにあるんじゃないか、とひそかに思っている。
6、三國里奈「不明」
山口富久美「小柳ゆきの歌。曲名忘れた」
三國&山口(Baby Black)「ソウルヘッドの曲。曲名忘れた」
以上で前半戦終了。
曲名とかボロボロ抜けているけど、ふだんJ-POP聞かない僕としてはこんなもんだろう。
休憩時間なく、ダンスタイムがはじまり、「DIP」が再登場。
ダンスっていいなあ。
7、西川小百合「金魚花火」「花火」「ネバーエンド」
8、河野真実「エバーグリーン」
河野真子&タカシロサキ(?)「曲名忘れた」
河野真実(ダンサーとしてマコ&サッちゃん)「曲名忘れた」
河野真子ちゃんは真実ちゃんの妹さん。個人的には、このコーナーが見れただけでも、ここに来る価値はあったと思える素晴らしい出来。要するに、僕は「歌って踊る」というのが好きなのだ。
9、谷口晴菜「つつみ込むように」「ストーリー」
なんと10月19日に東京でライブをするらしい。
10、畠山智早「輝いた季節へ旅立とう」「心一つ」
お客さんに歌の振り付けを伝授して、盛り上げようとする度胸には感服した。時間も遅くなり、客席に空席が目立ちはじめて、きっと僕なら寒くて何もできないだろうステージを盛り上げる!
彼女は写真モデルもしているようで、開演前にフライヤーをまいていたそうだ。僕はあいにくと受け取れなかったが、ネット検索したら出てきた。
イベント終了は午後9時すぎ。
次回は9月の30日だそうだ。
丸石さんにパラゴー新聞のコピーをいただく。感謝。
FMを聞きながら徒歩で帰宅。
僕の音楽インプットはこうした行き帰りの際のFMに大半を負っている。ほうっておけば音楽なしの生活を送りかねないから、予防しているのだ。
帰りのついでに、明日行こうと思っているきららホールの場所を確認しようと四ツ橋をウロウロ。Chuララのワンマンなのだ。なのに、なぜか若手芸人さんたちのコーナーもあるようで、いささか不安。結局ホールが見つからず、この調子だと、明日もたどりつけないおそれあり。
それと、急遽閉店が決まった長堀橋のfireflyに寄ってみる。
店の外に、絵画が何枚も出されている。片付けているのか。
閉店の情報は本当だったのだ、と確信する。
歩いていると、むしょうにコーヒーが飲みたくなってきた。
疲れているんだ。
なにせ、夜勤明けなのだ。
読んだ漫画は『ぱにぽに』6巻まで。
多くの登場人物の区別がつきにくい。
でも、学園もの、というか、実際の学校生活でも、クラスの人たちをちゃんと名前覚えて区別するのに、けっこう時間がかかったことを思うと、リアルな学園漫画なのかもしれない。
だから、「こんなん面白いでしょ」と登場させる、キャラが立った不思議なキャラクターよりも、個性に乏しいクラスメイトたちが、とてもいとおしい。
声に出して読めないネット掲示板
2005年8月25日 読書
荷宮和子の本が面白かったので、これも読んでみた。以前に読んだ『クマの時代』も面白かったし。
内容はこの前読んだ『バリバリのハト派』と重複する部分もあったが、これも読みやすかった。
声に出して読めないネット掲示板とは、まあ、2ちゃんねるのことを指していると考えていいだろう。
便所の落書きのようなひどい書き込みに対して「スカッとする」人こそがネット向きの人だと診断を下しているが、折り鶴オフのことなどを取り上げて、一方的に2ちゃんねるを悪者にしているわけではない。
僕は広島で折り鶴に放火した関西学院大学出身なので、僕の後輩があんなひどいことをしたことになる。
あいにくと、僕には愛校心とか愛国心に欠けるところがあるので、そんな会ったこともない奴が何をしでかそうと、ちっとも胸を痛めなかったのだが。
さらに言えば、原爆のことについて、戦争を起こした日本や、原爆を投下したアメリカとか、そういう国単位に立った考え方もしないので、戦争してたおまえら全員悪い!と思っている。
悪い、というより、「ああ〜、おまえら何やってんねん」というあきれた思いとでも言うか。
おっと。脱線。
著者は匿名掲示板で主に書き込んでいるのは、「女ではなく、在日ではなく、低学歴ではない、低所得の人間」と推理している。
どう、当たってる?
僕自身は殺伐とした雰囲気が嫌だし、匿名というのが嫌いだし、噂とか悪口に興味がないので、ほとんど2ちゃんねるにアクセスしない。
なかには面白い板もあるんだろうが、それを探す労力を考えると、ちゃんと名前を出したプロが書いた本を読んでいる方が楽なのだ。
と、いうわけで、面白い板があれば教えてください。
たまに検索などで2ちゃんねるの板がヒットすることがあって読んだりするが、同じ20行読むにしても、2ちゃんねるの20行とたとえばオルテガ・イ・ガセットの20行では、読後に受ける印象とか気分が全然違うと思っている。どうか、こんな思いをぶち破るような知的好奇心をかきたてる板を教えてください。
内容はこの前読んだ『バリバリのハト派』と重複する部分もあったが、これも読みやすかった。
声に出して読めないネット掲示板とは、まあ、2ちゃんねるのことを指していると考えていいだろう。
便所の落書きのようなひどい書き込みに対して「スカッとする」人こそがネット向きの人だと診断を下しているが、折り鶴オフのことなどを取り上げて、一方的に2ちゃんねるを悪者にしているわけではない。
僕は広島で折り鶴に放火した関西学院大学出身なので、僕の後輩があんなひどいことをしたことになる。
あいにくと、僕には愛校心とか愛国心に欠けるところがあるので、そんな会ったこともない奴が何をしでかそうと、ちっとも胸を痛めなかったのだが。
さらに言えば、原爆のことについて、戦争を起こした日本や、原爆を投下したアメリカとか、そういう国単位に立った考え方もしないので、戦争してたおまえら全員悪い!と思っている。
悪い、というより、「ああ〜、おまえら何やってんねん」というあきれた思いとでも言うか。
おっと。脱線。
著者は匿名掲示板で主に書き込んでいるのは、「女ではなく、在日ではなく、低学歴ではない、低所得の人間」と推理している。
どう、当たってる?
僕自身は殺伐とした雰囲気が嫌だし、匿名というのが嫌いだし、噂とか悪口に興味がないので、ほとんど2ちゃんねるにアクセスしない。
なかには面白い板もあるんだろうが、それを探す労力を考えると、ちゃんと名前を出したプロが書いた本を読んでいる方が楽なのだ。
と、いうわけで、面白い板があれば教えてください。
たまに検索などで2ちゃんねるの板がヒットすることがあって読んだりするが、同じ20行読むにしても、2ちゃんねるの20行とたとえばオルテガ・イ・ガセットの20行では、読後に受ける印象とか気分が全然違うと思っている。どうか、こんな思いをぶち破るような知的好奇心をかきたてる板を教えてください。
処女歌集 恋する肉体
2005年8月24日 読書
川上史津子さんの『処女歌集 恋する肉体』を読んだ。
「肉の芽に独り性具を押し当てて果つる”強制終了”の夜」
「ノリだけで枕交わした翌る日は廉いリンスに復讐されて」
なんて、うまいなあ。
読んでいると、今までの自分の体験とか思いがバアーッと甦ってきた。
僕は彼女にふられてから、セックスはとんと御無沙汰で、このまま童貞で天寿をまっとうするんじゃないか、とあやぶんでいるくらいだった。
なんだか僕にはセックスアピールが乏しくて、僕も性欲あるくせにやせ我慢するので、仙人っぽいイメージがあるんじゃないか、と勝手に思っていた。
だが、この歌集読んで、「このまま終わってたまるか」「もう一度、甲子園をめざそう!(嘘)」と熱い炎が燃え上がった。
作中、誤植かと思っていたが、見事な言葉使いになっている歌があるので、それを紹介しておこう。
「あちこちの枝に挿したる若い餌いざという時百舌鳥の早贄」
「百舌鳥(もず)」には「しづ」とルビがふってあった。
「しづ」じゃなくて「もづ」だろう!「し」じゃなくて「も」だ!と思ったのだが、そうではなかった。
「百舌鳥」は川上史津子さんの「しづ」だったのだ。
若い餌をあちこちの枝に挿しているのは史津子さんだったのだ。
「肉の芽に独り性具を押し当てて果つる”強制終了”の夜」
「ノリだけで枕交わした翌る日は廉いリンスに復讐されて」
なんて、うまいなあ。
読んでいると、今までの自分の体験とか思いがバアーッと甦ってきた。
僕は彼女にふられてから、セックスはとんと御無沙汰で、このまま童貞で天寿をまっとうするんじゃないか、とあやぶんでいるくらいだった。
なんだか僕にはセックスアピールが乏しくて、僕も性欲あるくせにやせ我慢するので、仙人っぽいイメージがあるんじゃないか、と勝手に思っていた。
だが、この歌集読んで、「このまま終わってたまるか」「もう一度、甲子園をめざそう!(嘘)」と熱い炎が燃え上がった。
作中、誤植かと思っていたが、見事な言葉使いになっている歌があるので、それを紹介しておこう。
「あちこちの枝に挿したる若い餌いざという時百舌鳥の早贄」
「百舌鳥(もず)」には「しづ」とルビがふってあった。
「しづ」じゃなくて「もづ」だろう!「し」じゃなくて「も」だ!と思ったのだが、そうではなかった。
「百舌鳥」は川上史津子さんの「しづ」だったのだ。
若い餌をあちこちの枝に挿しているのは史津子さんだったのだ。
遊びのチカラ ナムコの高付加価値戦略
2005年8月23日 読書
小山信幸著、日経BP出版センターの『遊びのチカラ』を読んだ。
ナムコについてのビジネス書。
1955年に中村製作所として創立されてから、バンダイと提携する現在に至るまで、さらには未来への展望までをインタビューを多くもとにしながら書かれている。
ビジネス書なので、特に面白い分析があるわけではなく、読んでいてワクワクするようなところは少ない。
でも、ナムコがペリスコープからギャラクシアン、パックマン、鉄拳、サイゾウ、ナムコワンダーエッグ、ナンジャタウン、最近のフードパーク、とちりばめられたゲームや出来事は、その頃の自分を回顧させる。
格闘ゲームの中ではバーチャファイターやストリートファイターよりも鉄拳が好きだ。
格闘ゲームでの「防御」ってやつが大嫌いで、勝つことよりも、技をくり出して行く闘い方をしたい。
絶対に決まらないとわかっていても、大技を出したいのだ。
ナムコワンダーエッグには、ほろ苦い思い出がある。
当時つきあっていた彼女と最後の思い出に、と遊びに行ったのが、ナムコワンダーエッグだったのだ。
僕には珍しく、このときばかりは、はじめて自分の方から彼女と別れた。
彼女が他の男に走ったことが許せなかったのだが、僕は僕で違う女の子とつきあおうとして、別れたのだ。
今から考えると、このとき別れた女の子は、僕が今まで知り合った女の子の中でも1、2を争う「いい女」だった。
なぜ別れちゃったんだろう。
新たにつきあった女の子にひどいふられ方したので、よけいに自分の愚かさが身にしみるのだ。
つまり、この本を読んで、僕はビジネスの極意などではなく、勝手な自分の感傷にふけったり、懐かしさにひたったりしていたのだ。
誤読もはなはだしい。
ナムコについてのビジネス書。
1955年に中村製作所として創立されてから、バンダイと提携する現在に至るまで、さらには未来への展望までをインタビューを多くもとにしながら書かれている。
ビジネス書なので、特に面白い分析があるわけではなく、読んでいてワクワクするようなところは少ない。
でも、ナムコがペリスコープからギャラクシアン、パックマン、鉄拳、サイゾウ、ナムコワンダーエッグ、ナンジャタウン、最近のフードパーク、とちりばめられたゲームや出来事は、その頃の自分を回顧させる。
格闘ゲームの中ではバーチャファイターやストリートファイターよりも鉄拳が好きだ。
格闘ゲームでの「防御」ってやつが大嫌いで、勝つことよりも、技をくり出して行く闘い方をしたい。
絶対に決まらないとわかっていても、大技を出したいのだ。
ナムコワンダーエッグには、ほろ苦い思い出がある。
当時つきあっていた彼女と最後の思い出に、と遊びに行ったのが、ナムコワンダーエッグだったのだ。
僕には珍しく、このときばかりは、はじめて自分の方から彼女と別れた。
彼女が他の男に走ったことが許せなかったのだが、僕は僕で違う女の子とつきあおうとして、別れたのだ。
今から考えると、このとき別れた女の子は、僕が今まで知り合った女の子の中でも1、2を争う「いい女」だった。
なぜ別れちゃったんだろう。
新たにつきあった女の子にひどいふられ方したので、よけいに自分の愚かさが身にしみるのだ。
つまり、この本を読んで、僕はビジネスの極意などではなく、勝手な自分の感傷にふけったり、懐かしさにひたったりしていたのだ。
誤読もはなはだしい。
バリバリのハト派―女子供カルチャー反戦論
2005年8月22日 読書
荷宮和子の『バリバリのハト派』を読んだ。
団塊の世代と、そのこどもたち(団塊ジュニア)にはさまれた「くびれの世代」から見た、カルチャー論、世代論、反戦論。この世代から「おたく」が誕生した。
作中でいろんなことを箇条書きしているので、あげてみよう。
団塊ジュニア(88年以降にゲーム、アニメ、漫画に熱中した世代)の特徴。
1、世間知らずゆえの純真さ
2、洞察力のなさ
3、怒るべき時に怒らない、という意味での有害な分別くささ
4、他者の悪意の存在に対する鈍感さ
5、他者の悪意に気づいても無視する鈍感さ
手塚治虫の特徴
1、暴力を生理的に(論理的に、ではない)嫌悪している。
2、武器フェティスト的な面が(男性クリエイターにしては)少ない。
3、家族の絆の描写にあまり関心がない(ゆえに家夫長制志向も薄い)
4、女性キャラクターを「尊厳を持った人間」として描いている。
今どきのファンタジーの特徴
1、登場する大人がドキュン
2、身分差別の肯定
3、役割分担の固定化
4、男尊女卑の容認
5、職業差別の肯定
団塊ジュニアに対するいらだちのようなものが全体から感じられる。
また、2ちゃんねるについても舌鋒鋭く、こんなことを書いている。
「真っ当な神経を持った人間ならば『イヤな気分』になって当然の書き込みに対して、むしろ『スカッとした気分』をこそ味わってしまう、そういった『無教養な田舎者』的メンタリティの持ち主が今の日本では増えつつある。2ちゃんねるを見ているとそんな現実がよくわかる」
書き方に行き過ぎがあるかもしれないが、ひっかかった人は本書を読んでみるといいだろう。
おそらくは2ちゃんねるでは、この作者も作品も叩かれているんだろうな、と思う。それをおしての本だから、書き方もいきおい、強くなるんだろう。
僕は2ちゃんねるを読むことがめったになく、その楽しみ方を知らないし、ガンダムのような「軍隊もの」は何度挑戦してみてものめりこむことができない。
そういう意味では「女子供カルチャー」で遊んでいる人間なのだろう。戦争はいかなる意味でも反対だし、プロレスで「なんとか軍団」とか出てくるだけでマイナス要因に思える。漫画などで武器や兵器などメカに詳しく書き込んであるだけで、興味が失せてくる。戦争をして人を殺したがるのは、こういうメカフェチなんだろう。
ところで、サブカルって、ものごとを斜にかまえて受け取る楽しみ方のことだったんだ!
これは知らなかった。ユリイカでサブカルとオタクを対立しているかに特集しているのも、どうにも理解不能だ。この2つは分類方法が異なっているように思う。対立しようがない。
ボルヘスの支那の百科事典だったっけ、あれを思い出した。
たとえば、「懐かしいもの」と「赤いもの」を対立項としてとらえているかのような、不可解感。それぞれの特徴をいくら並べても、対立しようがなく、遊びで対立させるつもりなら、もっと何かあったんじゃないか、という感じ。
たとえば「サブカルVSあぶりだし」とか「オタク対果汁」みたいに。それで1冊本を出してしまうのはある意味快挙だけど、本気でその2つを対立項とか、比較可能なものだと思い込んでいるのは、あまりにも愚の骨頂のように思える。
さて、この『バリバリのハト派』だが、世代でものを語り過ぎのような気がした。ふむふむ、なーるほど!と膝をたたいて読みながら、でも、これって、世代の問題で片付くんだろうか、と思っていた。
でも、そんなことはわかった上でこの本を読んで、自分をふりかえってみるのが大方の読者の楽しみ方のはずだ。
読みやすくて面白いので必読だろう。この本を読んで腹がたつ人間には特に必読だ。
団塊の世代と、そのこどもたち(団塊ジュニア)にはさまれた「くびれの世代」から見た、カルチャー論、世代論、反戦論。この世代から「おたく」が誕生した。
作中でいろんなことを箇条書きしているので、あげてみよう。
団塊ジュニア(88年以降にゲーム、アニメ、漫画に熱中した世代)の特徴。
1、世間知らずゆえの純真さ
2、洞察力のなさ
3、怒るべき時に怒らない、という意味での有害な分別くささ
4、他者の悪意の存在に対する鈍感さ
5、他者の悪意に気づいても無視する鈍感さ
手塚治虫の特徴
1、暴力を生理的に(論理的に、ではない)嫌悪している。
2、武器フェティスト的な面が(男性クリエイターにしては)少ない。
3、家族の絆の描写にあまり関心がない(ゆえに家夫長制志向も薄い)
4、女性キャラクターを「尊厳を持った人間」として描いている。
今どきのファンタジーの特徴
1、登場する大人がドキュン
2、身分差別の肯定
3、役割分担の固定化
4、男尊女卑の容認
5、職業差別の肯定
団塊ジュニアに対するいらだちのようなものが全体から感じられる。
また、2ちゃんねるについても舌鋒鋭く、こんなことを書いている。
「真っ当な神経を持った人間ならば『イヤな気分』になって当然の書き込みに対して、むしろ『スカッとした気分』をこそ味わってしまう、そういった『無教養な田舎者』的メンタリティの持ち主が今の日本では増えつつある。2ちゃんねるを見ているとそんな現実がよくわかる」
書き方に行き過ぎがあるかもしれないが、ひっかかった人は本書を読んでみるといいだろう。
おそらくは2ちゃんねるでは、この作者も作品も叩かれているんだろうな、と思う。それをおしての本だから、書き方もいきおい、強くなるんだろう。
僕は2ちゃんねるを読むことがめったになく、その楽しみ方を知らないし、ガンダムのような「軍隊もの」は何度挑戦してみてものめりこむことができない。
そういう意味では「女子供カルチャー」で遊んでいる人間なのだろう。戦争はいかなる意味でも反対だし、プロレスで「なんとか軍団」とか出てくるだけでマイナス要因に思える。漫画などで武器や兵器などメカに詳しく書き込んであるだけで、興味が失せてくる。戦争をして人を殺したがるのは、こういうメカフェチなんだろう。
ところで、サブカルって、ものごとを斜にかまえて受け取る楽しみ方のことだったんだ!
これは知らなかった。ユリイカでサブカルとオタクを対立しているかに特集しているのも、どうにも理解不能だ。この2つは分類方法が異なっているように思う。対立しようがない。
ボルヘスの支那の百科事典だったっけ、あれを思い出した。
たとえば、「懐かしいもの」と「赤いもの」を対立項としてとらえているかのような、不可解感。それぞれの特徴をいくら並べても、対立しようがなく、遊びで対立させるつもりなら、もっと何かあったんじゃないか、という感じ。
たとえば「サブカルVSあぶりだし」とか「オタク対果汁」みたいに。それで1冊本を出してしまうのはある意味快挙だけど、本気でその2つを対立項とか、比較可能なものだと思い込んでいるのは、あまりにも愚の骨頂のように思える。
さて、この『バリバリのハト派』だが、世代でものを語り過ぎのような気がした。ふむふむ、なーるほど!と膝をたたいて読みながら、でも、これって、世代の問題で片付くんだろうか、と思っていた。
でも、そんなことはわかった上でこの本を読んで、自分をふりかえってみるのが大方の読者の楽しみ方のはずだ。
読みやすくて面白いので必読だろう。この本を読んで腹がたつ人間には特に必読だ。
キャレス城天、HOP CLUB
2005年8月21日 アイドル
大阪城公園の城天で、キャレスのストリートライブ。
雨も降っているし、出演者によると大阪城ホールで開催のラルクのライブで、ワイヤレスマイクもうまく音が出ない。
BRIGHTが1曲しかできなかったし。
でも、PARADISE GO!!GO!!はマイクが不調だったけど、じゅうぶんにプロのすごさを見せつけました。
パラゴー新聞は残念ながら、僕の手元までは回ってこなかった。
今、精神状態がよくないので、こんな些細なことでも、首吊りの木を探してしまう。
あべのルシアスで HOP CLUBのイベント。アイドルイベントは、本当に癒される。
最後の「AOZORA RINGO」まで、顔はほころびっぱなし。
詳細を書き記したいのだが、今日はもうだめ。
と、いうか、僕自身の人間がもうだめ。
雨も降っているし、出演者によると大阪城ホールで開催のラルクのライブで、ワイヤレスマイクもうまく音が出ない。
BRIGHTが1曲しかできなかったし。
でも、PARADISE GO!!GO!!はマイクが不調だったけど、じゅうぶんにプロのすごさを見せつけました。
パラゴー新聞は残念ながら、僕の手元までは回ってこなかった。
今、精神状態がよくないので、こんな些細なことでも、首吊りの木を探してしまう。
あべのルシアスで HOP CLUBのイベント。アイドルイベントは、本当に癒される。
最後の「AOZORA RINGO」まで、顔はほころびっぱなし。
詳細を書き記したいのだが、今日はもうだめ。
と、いうか、僕自身の人間がもうだめ。
STS@タイムズメリケン、ハロプロ@姫路城
2005年8月20日 アイドル神戸タイムズメリケンのイベントで、STSキッズダンスのライブがあった。
ペコリナイト/神戸ステッパーズ
ハピネス/ファッションズ
ステディ/ファッションズ
ダンスナンバー2曲/DO
Uki Uki Baby/いちごっ娘
Get Your Groove/いちごっ娘
Can’t be Stopped/ブラックベリーズ
Sexy,Naughty,Bitchy/ブラックベリーズ
元町には小泉純一郎が演説に来ていたりして、人の多いこと。
STS見に行く際に、中華街など通っていったが、こちらもけっこうな人出。
時間があれば行こうと思っていた「ちんき堂」にまたもや寄ることができなかった。
姫路に移動して、新姫路市誕生記念ライブ。
出演は松浦亜弥、W、メロン記念日。
開演前にビーナスがかかる。
1.Yeah!めっちゃホリディ(全員)
2.ザ☆ピ〜ス!(全員)
3.ロボキッス(W)
4.Missラブ探偵(W)
5.恋のバカンス(W)
6.抱いてHOLD ON ME(亜弥、辻、村田、斎藤)
7.ブギートレイン’03(加護)
8.肉体は正直なEROS(メロン記念日)
9.赤いフリージア(メロン記念日)
10.涙の太陽(メロン記念日)
11.ね〜え?(辻)
12.あなたなしでは生きてゆけない(大谷/柴田/加護)
13.気がつけば あなた(亜弥)
14.LOVE涙色(亜弥)
15.桃色片想い(亜弥/W)
16.The 美学(亜弥/メロン)
17.ドッキドキ!LOVEメール(亜弥)
18.I know(亜弥)
19.絶対に解ける問題×(亜弥)
20.GOOD BYE 夏男(亜弥)
アンコール
21.シャイニング デイ(全員)
22.初恋(亜弥)
ファミリー席で、花道から近く、ほとんど手の届く場所まで歌いに来てくれることが何回もあり、とても身近に感じた。
このライブは松浦亜弥里帰り公演でもあるので、あややの力の入りっぷりといったら半端なものじゃなかった。
まさにプロのなせる技。
規制退場によって帰るのにかなり時間がかかった。親子席の客は、1万3千人の観客のうち、最後に退場させられることになったからだ。
難波に帰り、珈琲館で他のイベントの打ち上げ組に合流した。
僕は昨日からの落ち込んだ精神状態から回復しておらず、アイドルを見ているあいだは楽しく、感動の涙を流したりもしていたのだが、普通に人と会話する段階には至っていなかった。
楽しく会話をしているが、心の中では死ぬことばかり考えてしまう。これは明らかに異常なので、なんとかコントロールするが、疲れはててしまった。
う〜ん、僕にはやっぱり見込みはないんだろうか。
可能性はないんだろうか。
こんなことをすぐに思ってしまう。こういう思いが突き詰められた末のものではない、とわかっているだけに、自分の傲慢さに嫌気がさしてしまうのだ。
姫路城ライブ終了後、ステージのスクリーンには、「おめでとう」の文字が大きく映し出されていた。
何かの最終回を思い出した。
ペコリナイト/神戸ステッパーズ
ハピネス/ファッションズ
ステディ/ファッションズ
ダンスナンバー2曲/DO
Uki Uki Baby/いちごっ娘
Get Your Groove/いちごっ娘
Can’t be Stopped/ブラックベリーズ
Sexy,Naughty,Bitchy/ブラックベリーズ
元町には小泉純一郎が演説に来ていたりして、人の多いこと。
STS見に行く際に、中華街など通っていったが、こちらもけっこうな人出。
時間があれば行こうと思っていた「ちんき堂」にまたもや寄ることができなかった。
姫路に移動して、新姫路市誕生記念ライブ。
出演は松浦亜弥、W、メロン記念日。
開演前にビーナスがかかる。
1.Yeah!めっちゃホリディ(全員)
2.ザ☆ピ〜ス!(全員)
3.ロボキッス(W)
4.Missラブ探偵(W)
5.恋のバカンス(W)
6.抱いてHOLD ON ME(亜弥、辻、村田、斎藤)
7.ブギートレイン’03(加護)
8.肉体は正直なEROS(メロン記念日)
9.赤いフリージア(メロン記念日)
10.涙の太陽(メロン記念日)
11.ね〜え?(辻)
12.あなたなしでは生きてゆけない(大谷/柴田/加護)
13.気がつけば あなた(亜弥)
14.LOVE涙色(亜弥)
15.桃色片想い(亜弥/W)
16.The 美学(亜弥/メロン)
17.ドッキドキ!LOVEメール(亜弥)
18.I know(亜弥)
19.絶対に解ける問題×(亜弥)
20.GOOD BYE 夏男(亜弥)
アンコール
21.シャイニング デイ(全員)
22.初恋(亜弥)
ファミリー席で、花道から近く、ほとんど手の届く場所まで歌いに来てくれることが何回もあり、とても身近に感じた。
このライブは松浦亜弥里帰り公演でもあるので、あややの力の入りっぷりといったら半端なものじゃなかった。
まさにプロのなせる技。
規制退場によって帰るのにかなり時間がかかった。親子席の客は、1万3千人の観客のうち、最後に退場させられることになったからだ。
難波に帰り、珈琲館で他のイベントの打ち上げ組に合流した。
僕は昨日からの落ち込んだ精神状態から回復しておらず、アイドルを見ているあいだは楽しく、感動の涙を流したりもしていたのだが、普通に人と会話する段階には至っていなかった。
楽しく会話をしているが、心の中では死ぬことばかり考えてしまう。これは明らかに異常なので、なんとかコントロールするが、疲れはててしまった。
う〜ん、僕にはやっぱり見込みはないんだろうか。
可能性はないんだろうか。
こんなことをすぐに思ってしまう。こういう思いが突き詰められた末のものではない、とわかっているだけに、自分の傲慢さに嫌気がさしてしまうのだ。
姫路城ライブ終了後、ステージのスクリーンには、「おめでとう」の文字が大きく映し出されていた。
何かの最終回を思い出した。
京極夏彦対談集 妖怪大談義
2005年8月17日 読書
京極夏彦が妖怪について語りたおした。
「妖怪が深める師弟の絆」(水木しげる)
「脳化社会の妖怪たち」(養老孟司)
「ダンディな悪なる自然」(中沢新一)
「闘う陰陽師作家、嗤う妖怪作家」(夢枕獏)
「江戸の妖怪キャラクター」(アダム・カバット)
「妖怪と心の闇をのぞく」(宮部みゆき)
「妖怪と怪談の真髄」(山田野理夫)
「民俗学は偽史だったのか?」(大塚英志)
「妖怪を生み出す手法」(手塚眞)
「偉大なる我らのエンタテインメント」(高田衛)
「『妖怪』がわかれば『昭和』もわかる」(保阪正康)
「妖怪図鑑は愛と勝負感できまる!」(唐沢なをき)
「妖怪学の現在」(小松和彦)
「怪異学とは何か?」(西山克)
「睡眠力こそすべての源」(水木しげる、荒俣宏)
佑天上人が発明した水子供養のことなど、面白かった。
そんなものは実在しないが、あることにして供養して心がおさまるのなら、あってもいいじゃないか、というスタンス。
京極の推理小説における謎ときもこれと同様なのだという。
それぞれの対談は妖怪大すきな人たちによるものなので、楽しく読める。多くのうんちくも傾けられるのだが、それが最後の水木しげるに一気にもっていかれる。
大喜利で頭をひねって考えた答が、タスケの感情爆発によって破壊されるようなものだ。
こういうのを「おとろしや」と呼ぼう。
小松和彦は妖怪学を深めるにあたって、水木しげるの妖怪と対決しないことには先にすすめない、と嘆いている。江戸時代からの学問の積み重ねが、水木しげるの漫画ひとつで破壊されてしまうのだ。
最近水木しげるの漫画を読んでみて、はじめて蛭子能収の漫画を読んだときに感じたようなショックを受けた。漫画の出来以前に、作家の天然力に圧倒されたのだ。
水木しげるは1日に15、6時間寝ており、そのぶん長生きできるのだと言ってのける。寝ている時間は別腹なのだ。
この本の中で、水木しげるは「死んだら負け」ということをよく知っている、というような発言があった。
どんなに優れた作家でも死んでしまっては駄目だ。生きて作品を描き続けることで、勝つのだ。
この発想は、えーっと、誰だか忘れたけど、ある格闘家が述べていた勝負感にも通じている。
1回負けた、勝ったなどたいした問題ではない。生きているかぎり何度でも闘い、勝ったり負けたりするだろう。でも、死んでしまってはそいつは負けなのだ。
京極の小説は最近トンとごぶさただったが、あれだけ妖怪について書いているのに、僕は妖怪の本として京極の本を読んだことがなかった。
妖怪よりも、謎があり、それが解けるというミステリーとしての醍醐味を中心にみていたのだ。
だが、どうやらこれからは妖怪ものとして読んだ方がよさそうだ。
その方が失望せずにすむ、というか。
「妖怪が深める師弟の絆」(水木しげる)
「脳化社会の妖怪たち」(養老孟司)
「ダンディな悪なる自然」(中沢新一)
「闘う陰陽師作家、嗤う妖怪作家」(夢枕獏)
「江戸の妖怪キャラクター」(アダム・カバット)
「妖怪と心の闇をのぞく」(宮部みゆき)
「妖怪と怪談の真髄」(山田野理夫)
「民俗学は偽史だったのか?」(大塚英志)
「妖怪を生み出す手法」(手塚眞)
「偉大なる我らのエンタテインメント」(高田衛)
「『妖怪』がわかれば『昭和』もわかる」(保阪正康)
「妖怪図鑑は愛と勝負感できまる!」(唐沢なをき)
「妖怪学の現在」(小松和彦)
「怪異学とは何か?」(西山克)
「睡眠力こそすべての源」(水木しげる、荒俣宏)
佑天上人が発明した水子供養のことなど、面白かった。
そんなものは実在しないが、あることにして供養して心がおさまるのなら、あってもいいじゃないか、というスタンス。
京極の推理小説における謎ときもこれと同様なのだという。
それぞれの対談は妖怪大すきな人たちによるものなので、楽しく読める。多くのうんちくも傾けられるのだが、それが最後の水木しげるに一気にもっていかれる。
大喜利で頭をひねって考えた答が、タスケの感情爆発によって破壊されるようなものだ。
こういうのを「おとろしや」と呼ぼう。
小松和彦は妖怪学を深めるにあたって、水木しげるの妖怪と対決しないことには先にすすめない、と嘆いている。江戸時代からの学問の積み重ねが、水木しげるの漫画ひとつで破壊されてしまうのだ。
最近水木しげるの漫画を読んでみて、はじめて蛭子能収の漫画を読んだときに感じたようなショックを受けた。漫画の出来以前に、作家の天然力に圧倒されたのだ。
水木しげるは1日に15、6時間寝ており、そのぶん長生きできるのだと言ってのける。寝ている時間は別腹なのだ。
この本の中で、水木しげるは「死んだら負け」ということをよく知っている、というような発言があった。
どんなに優れた作家でも死んでしまっては駄目だ。生きて作品を描き続けることで、勝つのだ。
この発想は、えーっと、誰だか忘れたけど、ある格闘家が述べていた勝負感にも通じている。
1回負けた、勝ったなどたいした問題ではない。生きているかぎり何度でも闘い、勝ったり負けたりするだろう。でも、死んでしまってはそいつは負けなのだ。
京極の小説は最近トンとごぶさただったが、あれだけ妖怪について書いているのに、僕は妖怪の本として京極の本を読んだことがなかった。
妖怪よりも、謎があり、それが解けるというミステリーとしての醍醐味を中心にみていたのだ。
だが、どうやらこれからは妖怪ものとして読んだ方がよさそうだ。
その方が失望せずにすむ、というか。