ザイン帝国でおなじみのアクセサリーショップ「シオン」の大阪店に行ってきた。
ビルの7階にエレベーターで上がると、いきなり店に到着。
入口には筋力アップのグッズ「ヒクソン」や「タイソン」が並べられている。
ポスターには「筋力金力アップ大会」みたいな催しものの宣伝告知がされていたが、あいにくとスポーティーな男女の写真と日付けしかなくて、場所や時間は書いてなく、店の人も教えてくれなかった。
店には指輪やネックレス、ペンダント、金メッキの像、羽根箒など、グッズが置いてある。ザイン帝国の伯魔壬旭による書物なども置いてある。
魔香フェロモン大作戦で使われたグッズの展示もあった。
店の奥ではテーブルを囲んで、今まさに立食パーティがはじまっていた。
紙コップで何かを飲んでおり、おつまみはスルメなど。
店内においてあるアクセサリーをつければ、金運がアップするはずだから、本来もっと豪華なメニューになってもよさそうなのもだが、参加者はきっと金運以外の何かを購入した人たちだったのだろう。
ザイン帝国というと、最近なにかと興味本位で冷やかしに来る人が多いと推測できる。
そのせいか、僕にはぴったりと店員がついて、一挙一動を監視している。
セールストーク皆無で、僕が何ものなのかを問うことしかしなかったので、最初から売る気などなさそうだった。
店内に置かれたカタログを持って帰ろうとしたら、「それは住所と名前をひかえさせてもらった人にのみお持ち帰りしていただいております」と、ひったくるように取り返す。
「住所も名前も電話番号も書きます!だから、そのカタログください」と言ったら、店員は奥に引っ込み、しばらくして出てくると「今日はご遠慮願えますか。そのカタログは品物を買っていただいた方にのみ持ち帰っていただいております」
と、言うことが変わった。
品物買ったあとでカタログをくれる、という逆コースが納得いかなくて、おかしくておかしくてしかたなくなってくる。
そう言えば、ザイン帝国のホームページには、渋谷店に「加害者の会」が押し入ってパンフレットを強奪したくだりがインタビューで載っている。なぜかその悪い奴らは、健康や美容や金運や呪いに絶対の効果をあらわすアクセサリーよりも、普通は無料で配付しているパンフレットを取っていこうとしたのだ。
インタビューに答える店員も「パンフレットを取っていくとはなにごとだ!」と怒りをあらわにしている。
この大阪店でも、商品を説明したカタログやパンフレットの類いが、商品よりも上位にランクされているようだ。
なにがなんでもカタログだけは死守せねば、という悲愴感が店員からにじみでていた。
そうまでされると、商品よりもカタログの方がコストかかったのかな、と思えてくる。
たしかにカラーで写真も使った印刷物だ。ただでは作れない。印刷所にたのんで作ってもらった貴重な紙だ。
置いてあるアクセサリーはみんな小振りで、可愛かった。
数十万円する金メッキの竜の像や、数十万円する金メッキの女神像も特別大きなものではない。100円ショップにおいてある程度のサイズだ。
店員の「こいつは何ものだ」「早く帰ってくれないかな」という、ビクビクおどおどした態度がまったく商売っけがなくて、こんなことで店としてやっていけるんだろうか、と心配してあげた。瞳孔が開きっぱなしなのだ。
こんなにも店員に客扱いされず、排除すべき異物として扱われたのでは、何か買って帰ろうと思っていた最初の思いも失せてしまった。
万引きでもすると思ってたんだろうか。
それとも、押し売りがきかない相手だと見抜かれていたんだろうか。
立食パーティの人々のなんだか幸薄そうなたたずまいだけが侘びしく心に残った。
何かと冷やかしに来る人も多いだろうし、面白がってバッシングする輩もいるかもしれないが、もっと心を開いて客を迎えてほしい、と思った。思わず、「フレー、フレー、シオン」とエールを送りたくなってきた。

今、漫画『銀魂』を読んでいる。犬の話だと思ってたら(ある意味、間違っていない回もあるが)、全然ちがった。
6巻まで読んだが、これがまた面白い。
1コマでボケとツッコミの応酬がまとめられている。ギュッと凝縮された面白さがある。一所懸命になりすぎてまわりが見えなくなるようなところも全くない。その距離感がいい。
シオンの人も『銀魂』読んで、スタンスというものを勉強しなおしたらいいんじゃないか、と思った。

売れる喜び

2005年8月15日 ライブ
心斎橋B-Tripで「売れる喜び」イベント。
タスケの粘着ライブ
DJカラテカのDJ拳法
佐伯誠之助のサマソニ凱旋ライブ
DJ C-TYPEのアゲアゲDJ
魔ゼルな規犬の馬頭罵倒
そして、なぜか大喜利がはじまり、僕も呼び出されて回答者の1人になった。
楽しいイベントだった。
内木くんにも草壁くんにも会えたし、よっしーも来てる。邪王院も来てたし、ぐりこさんもミワちゃんも来てた。山田剃毛くんもいたし、金魚ちゃんもいた。あと、知った顔がまだまだ。
このライブイベントで彼女と別れたという企画者に拍手を送りたい。

ライブ終了後は安井くん、かんちゃん、まっきー、田中くん、死神ちゃんと珈琲館に行き、朝の7時過ぎに帰宅。
日曜の朝は、「スタぴか!」。ダンスは次回あるようで、今回はラッシュボールの超絶ダンスがちらっと見れた。
「ハローモーニング」は東京で放送されているのと比べて5分短いのだそうだ。
今回のを見るかぎり、エリック亀造のコーナーが削られているようだ。最初出てくるところと、終わる前の大暴れがカットされていた。
全国放送の「ハローモーニング」なのに、ちゃんと見ようと思ったら誰かに録画してもらわないといけないのか!

午後2時から大阪ドーム前のPa douで、小倉優子のスペシャルイベントがあった。
お買い物の金額によって観客席ゾーンが区分けされているらしい。僕はHELP!アイドルの野中ひゆちゃんにステージに近いゾーンの入場チケットを用意してもらった。
天気は雨模様だったが、イベント中はくもり。暑くもなく、非常に過ごしやすい。しかも、意外とお客さんが集まっていなかったように思う。自分がいいゾーンに入って観戦していたせいかもしれない。
イベントは、ゆうこりんへの一問一答からはじまった。
あらかじめ問題を教えておいて、答えを考えておいてもらう、という仕込みはなかったようだ。なぜなら、ゆうこりん、答えに詰まってしばらく無言の状態が続くことが何回かあったから。
次は、選抜されたお客さん8人による山手線ゲーム。
選抜された人には写真集などがプレゼントされた。
ゆうこりんは、お客さんの回答がありかなしかを判定する役。
いったんゆうこりんは引っ込み、そのあいだに、ゆうこりんが事前に録音しておいた声でお客さんをしぼってプレゼント大会。
もらえるのは、このイベントのために作られたオリジナルのクリアファイル(ゆうこりんの顔アップ)など。
「8月生まれの人」「ピンクを着てる人」などゆうこりんの声が再生され、該当する人はクリアファイルをもらいに出てくる。
僕はあいにくと該当するところがなかったのだが、整理番号の下1桁が「4」というのにひっかかった邪王院弘が入手したクリアファイルを譲ってもらった。たいせつにものをはさみます!
小倉優子再登場で「ビタミンLOVE」を歌う。
さすがに最前のゾーンは一緒に踊っている。

イベント終了後、鶴見はなぽーとブロッサムに駆け付け、ダンシングBANANA。
鉄腕アトム(バナナバージョン)
てのひらを太陽に
リトルマーメイドメドレー
チャイナドール(1人ずつのダンスでメンバー紹介を兼ねる)
軌跡
真実の宝石

このイベントに来て、これもHELP!アイドルの丼野M美と、イロミさんに会う。
関西ではサイキックミーティングもあったというのに、いろんな人に会うものだ。

イベント後は即行帰宅で「現代の音楽」を聞く。
昨日見てピンとこなかった「星界の戦旗」をケーブルテレビで放送していたので、ちらっと見た。登場人物が昔ばなしをしている。
やはり、この世界の説明と人物の相関関係を描くのに時間の大半を費やしているようだ。
白鯨の出て来ない白鯨、という感じで受け止めればいいのだろうか。
ディスクピア日本橋のアニメ上映会、最後は「星界の戦旗III」第1話「めぐりあう星たち」
スペースオペラのシリーズもので、この話では特にストーリーは進展しなかった。ドラゴンボールなどでも、闘いと闘いの間に、ふるさとに帰ってアットホームなストーリーがはさまれたりしたが、そんな雰囲気だった。こういう物語は僕の最も苦手とするタイプだ。
まず、シリーズものであることを前提としたストーリーで、僕みたいに、この作品世界をよく知らない者にとっては、まったくチンプンカンプンなのだ。
そうでなくても、軍隊ものは嫌いだ。プライベートでも共同作業とかチームワークなんて大嫌いなのに、それが軍隊!最悪!センス悪い!上官の命令で動く人間なんて!
この「めぐりあう星たち」の居心地悪さは、どうやら作り手側に何か勘違いがあるものと思われる。たとえば、軍人たちが集まる立食パーティで、いきなり喧嘩が勃発する。それが上官の一喝でおさまったりする。
この流れは旧態依然とした西部劇の決まり文句を反復したものなのだが、少なくとも僕の見た西部劇では、喧嘩の原因がちゃんとあった。それが肩に触れたとか、悪口言ったなど、他愛ないものであっても。それが、原因もわからぬままに「こういう場だと喧嘩はつきものでしょ」で見ている方が納得すると思い込んでいるのだ。とんでもない。
それに、西部劇だといかにも荒くれ者が喧嘩をはじめるから説得力があるのだが、絵柄が少女漫画的で顎の線も細く、身体はスリムで、声も基本的に女性があてているような世界では、こんな喧嘩はよほどの理由がないかぎり起こりっこない、と思われる。
この作品を理解するには、作品世界をまず予習しなくてはならないのだが、作品世界の予習がそのまま作品になっているような錯覚にとらわれた。僕が見たいのは、世界がどうなっているか、ではなく、その世界でどんな事件が起こり、物語が展開していくか、なのだ。これも作り手側の勘違い以外のなにものでもない。作品世界と登場人物の正体の理解だけで終わるストーリーは、もはやストーリーではない。単なる設定ではないか。

心斎橋でSWEETSのライブがあったのだが、お金がない。ライブハウスだと、どうせ僕のようなチビは何も見えないのがオチだ。そう言い聞かせて、九条に向かい、STSライブを見る。
ライブ前に、なぜかゲストで熊田あつし(議員)の挨拶があった。
オープニング/Super Bubblez(リカONEがセンターをとる。リカONEってダンスが非常にうまい。あとは大きく踊ることさえ覚えれば、人気出ると思う)
憧夢〜風に向かって/トレード(今日は4人。足を高くあげる振り付けはもうやめたのかな)
渚の「・・・・・」/プリティーズ(えらいもので、悪い冗談だと思っていたプリティーズというネーミングが、名は体をあらわす、という実例になってきた。やはりユニット組んでステージ立っていると、磨かれて可愛くなってくるのだ)
No More Cry/タイフーンJr.(久々。3人編成の男の子。ステージングだけはジャニーズの気分)
GO AHEAD!! /プリッツ(プリッツの新曲。この化けっぷりにはびっくりした。今日のハイライトだ)
LIKE A IN THE CAR/チックス(ミニミニclubから出て来たユニット。この曲でチックスもブレイク間違いなし)
センチメタルボーイ/RISAKO & REINA(安定感あり。2人ともに美人なので、文句のつけようがない)
Baby My Heart/マシェリー(新曲!以前は「振り付け」だったのが、この曲ではしっかり「ダンス」してる)
アセレヘ〜ペテン師/ペトラキッズ(エキゾチックなナンバーで独自の路線を走っているが、ペトラキッズも可愛い子ぞろいなので、はっきりとアイドル路線をとったりしたら、イチコロで参りそう。今日は4人だった)
ポケットモンスター/ポケモン選抜(ファッションズ、TOUCH、いちごっ娘などなど、小さい組。ポケモン映画試写会のステージ用に組まれたユニット。これがまあ、踊りの激しいこと、激しいこと!)
POP/Super Bubblez(スーパーバブルズの新曲。リカONEセンター)
ここで5分程度の休憩。
For The Moment/津越有香(ソロ。マシェリーの子。アップテンポな曲を選んでくれたので、好感が持てる)
Just Lovi’ You/桐生彩加(ソロ。早くユニットでも組め)
I BELIEVE/ナオセレクト(おお、これもちびっこ軍団)
don’t need to say goodby/ミューズ(白い衣装。天女の羽衣か)
Uki Uki Baby/いちごっ娘(途中の合いの手をマイク使って言うようになって、この曲の温度はますます高い)
steady/ファッションズ(クランベリーズのレパートリーだった曲をファッションズが受け継いだ。以前はクランベリーズの中山阿友、これからはちびあゆ。あゆからちびあゆへのバトンタッチがなされたってわけだ)
sexy,naughty,bitchy/ブラックベリーズ(リカONEがこのブラックベリーズで三木幸美に勝てない理由がわかった。リカONEはやせすぎていて、女の肉体をしていないのだ)
LOVE☆Raepberry Juice/TOUCH(先月の人気投票ではトップをとったTOUCH。今日SWEETSに行けなかった鬱憤を一気に晴らしてくれた。SWEETSもこの曲やったんだろうか)
以上でライブおわり。これからは先月からはじまったトーナメント。
前回優勝したブラックベリーズを除いた人気投票上位の4組が競う。
審査員はお客さん30人。
anybody’s game/ミューズ
Get’s your Groove/いちごっ娘
ハピネス/ファッションズ
Quincy/TOUCH
審査の結果、ファッションズが優勝。おお、これは大番狂わせ。
今回の人気投票ベスト3、僕は次のように選んだ。
1位TOUCH
2位プリッツ
3位チックス
TOUCHはもう、神が降りているとしか形容のしようがない物凄さだった。
「Quincy」の最初で5人がピシッと立ち位置にスタンバイした瞬間に、あまりのかっこよさに僕は声をあげて泣いていた。
この日記、1日にいくつ書けるんだろう。
3本めは「トリニティ・ブラッド」の第1話「Flight Night」と第2話「Witch Hunt」
アルマゲドン後、人類(バチカン)とヴァンパイアとの闘いがはじまる。
ガンスリンガーと呼ばれるターミネーターみたいなのが出てきたり、ローゼンクロイツが出てきたり、いかにもな設定に閉口もするのだが、GONZOの作るアニメだから、平均以上の面白さは約束されている。
エピソードがしっかりしているので、名シーンや名台詞なども続出しそうだ。
2本目は「絶対少年」の第1話「憂鬱で奇妙な夏の始まり」
田舎で過ごす少年の夏。
清澄なSFファンタジーの趣きがある。
このアニメ、NHK衛星で放送しているが未見だった。
明日からチェックしよう。
1本めに見た「あまえないでよっ!」はお盆のシーズンをとりあげていたし、この「絶対少年」はまさに夏休み。
夏大好きな僕にとってはとても気持がいい。
「エヴァンゲリオン」に好感を抱いたのも、その世界が夏だったからだ。
ディスクピア日本橋で毎月恒例のアニメ上映会。
1本めは「あまえないでよっ!」の第1話「覚醒(い)かせないでよっ!」
寺で修行中の学僧と、尼さんたちの学園?悪霊退散コメディ。
女性の裸を見ると、興奮して力を発揮する設定なのだ。
1話では人形供養してたら、西洋のアンティークド−ルっぽいのが空中に浮遊して悪を為す。
いきなり「紅茶はまだ?」と高飛車に言ってのける人形。
これって、まるまるローゼンメイデンじゃないか!
今日は日本橋を巡回して、同人誌とのシャドウボクシング。
とらのあな〜K-BOOKS〜明輝堂〜まんだらけ等々、100円で安売りしている自由に立ち読みできる同人誌や、新刊に付けられた見本ページなどで、今、同人誌はどうなっているかのおおよその雰囲気をつかんだ。
僕が同人誌にあまり興味が湧かなかったのは、思い入れのあるアニメなりゲームがなかったからだ。
安易に既存のキャラクターの性的なからみを描けば金が儲かる式に思えてしまい、敬遠していた。
今回、いろいろ見て、やはり既存キャラクターものにはあまり興味が湧かなかった。
そのかわり、これなら買ってもいいな、と思ったのは、ジャンルとしては「ロリ」と「ショタ」だ。
「巨乳」「SM」「レイプ」のような、ハードなものにはあまり面白さを感じなかった。「スカトロ」は微妙な線か。
これで、自分の同人誌ジャンルにおける興味がはっきりしたので、同人誌イベントにも参加しやすくなった。
明日にでも、何か1冊買ってこようか。

ももち麗子の問題提起作品集をまとめて読んでいる。
『いたみ』『ひみつ』『うわさ』『なみだ』『であい』1、2巻と読んだ。
援助交際、いじめ、自殺、セクハラ教師、ストーカー、エイズ、出会い系などなど。
自分の学生時代は、これらの問題はなかったと思う。
現在の学生、特に女子は、こういった諸問題を抱えて思春期を送らねばならないのだ。
よく耐えているもんだ。
読んでいると、被害者の少女の優柔不断な態度に腹がたつことも多かった。
で、ももち麗子自身も解説していたが、問題提起シリーズの最初の本『いたみ』が問題に対する救いの光がはっきりと見えて面白い。
あやまちをおかしてしまった少女にとっては、愛する人がそれを許してくれることが、最も「痛い」のだ。その許しと痛みが、最善の選択であることは間違いない。
「幽霊毛虫」
少年に片思いしたあげく衰弱して死んだ僧。
思いが強かったせいか、少年も道連れにし、さらに毛虫に変化して少年の家に禍をなす。

「豆妖精」
赤い帽子に赤い上着、緑のズボン。
出会った人は誰でも楽しい気分になる。
突然理由もなく楽しくなってきたら、この豆妖精のしわざ。

上は幽霊画談より、下は妖精画談より。(水木しげる著)
こういうのなら、いかにもありそうだ。

ところで、結局、昨日までに読み終わらねばならなかった本(2冊!)は、どちらも途中で返却されることになった。
かたやコラム集、かたや事典だから、きりのいいところまで読んでいたから、また近々借りて読めばいいってなもんか。

あと、日本橋を散策していて入手した10年ほど前の同人誌を何冊か読んでみた。
成人向けの漫画だが、意外と読める。
ゲーム関連のものと、アニメのパロディ、そして創作。
何が意外と言って、「創作」のジャンルですらすら読めて「ほほーっ」と思ってしまったのが意外。
創作のは「66の丘」という大分県のサークルの本だった。
このサークルって有名?
ゲーム系の「橋本消火器製作所」のも面白かった。
吉田戦車の『エハイク』と『エハイク2』を読んだ。
俳句に絵がついているのだが、これが4コマ漫画に似た味わいがあるのだ。
シリーズものみたいにおなじみのキャラクターまで創造している。
経済学をかじった人なら『エハイク』をうっかり「ハイエク」と誤読してしまうかもしれない。
って、今日中に読まねばならないのは、この本ではないのだ。
もう読了をあきらめたのか?僕。
面白い本なのに。
用事で外に出たとき、ブックオフに立ち寄って、立ち読みしてしまったのが、この本。
性器のオンパレード。
いかん、いかん、今読んでいる本、今日中に図書館に返さないといけないのに。
まだ半分も読んでない!

とか言いながら、ネットでオカルトなサイトを巡回したりして、早く読書に没頭しろ。
今日も一睡もせぬままに夜勤に突入だ!

From 優

2005年8月10日 読書
蒼井優がトップランナーに出てた回の再放送を録画してある。
おはガールの頃からのファンなのだ。
で、ちょっと前の本になるけど、『from優』を読んだ。
イラストは蒼井優自身。
おはスタでカナと仲が悪いと噂されたことなど書いてあった。
そんな噂があったとは知らなかった。
噂はどこで流れていたんだろう。
小学生がそんな噂流すわけないし、2ちゃんねるなのか?
なんにしても、心ない噂で、卑劣にして下劣きわまりない。
関係ないけど、菊間アナがジャニーズファンからえらいバッシングで、まさに目のかたきにされているらしい。
おお、おそろしい。
ジャニーズファンについて、書きたいことは多々あるが、以下自粛。僕も自分の身が可愛いのだ。
さて、この『from優』で、蒼井優が質問に答えるコーナーがある。
なかで、チャームポイントを聞いており、その答えは「ますます増えていくホクロ」なのだそうだ。
僕が蒼井優をいいなあ、と思うのは、眉毛がちゃんとはえているところと、色白の肌にほくろが点々と見られるところだ。
さすが、本人。わかってらっしゃる。
大阪城野外音楽堂でイベント。
握手会の整理券配付が正午集合だったので、間に合うように向かう。
1回で入りきるのか不安になるほどの長蛇の列だ。
なんとか千番台のチケットを入手する。
今日は夜勤なので、もしも追加で2回目などになっていたら、あきらめねばならないところだった。

まずはラジオ「ミューパラやねん」の公開録音。
いきなりの「ピリリと行こう」
「スッペシャルジェネレーション」
で客席はヒートアップ。
僕は幸いなことに席番号が80番で、前から2列め、しかも両隣がいなくて、前の人もいない。すわったままでもばっちり見える位置だった。
ベリーズ甲子園と題して、キャプテンチームと桃子チームにわかれてゲームを楽しむ。
スイカ割りでは、とんでもない方向に進み、しりもちをつく桃子がピカッと光る。
連想ゲームでは、他のメンバーに次々とアドバイスする雅と、お勉強のできる舞波が本領発揮。
ボウリングでは、「方向音痴だから」と言いながらも一番多くのピンを倒す茉麻が魅力爆発。
そして、一発芸の審査員として後藤真希が登場しての「ごっちんどっち」
雅は桃子の物真似、桃子は手品(指が移動して増えるやつ)、キャプテンは足ギター(原色ギャル)、千奈美は駄洒落(にくまん)。
ゲームの勝敗にこだわっていたのは、Berryz工房だけで、見ている方としては、勝っても負けても可愛くて面白ければオーケーだ。
途中で、キャプテンのヘッドセットの調子が悪くなり、舞台袖に引っ込んで、頭にセットしなおす。でも、やっぱり調子悪くて、後で感想をしゃべるときも、キャプテンだけがハンドマイク使ってしゃべっていた。

後藤真希がミニライブ。
スッピンと涙
横浜蜃気楼〜原色ギャルのメドレ−
いやー、ごっちん、あんなに近くで見ちゃうと、魅力にクラクラ。

Berryz工房が「21時までのシンデレラ」を歌い、番組は終わる。
この模様は9月に放送なのだそうだ。

で、イベント終了後モスバーガーで涼んでから、Berryz工房の新曲発売キャンペーン。
スッペシャルジェネレ〜ション
21時までのシンデレラ
Berryz工房持ち込み企画として、メンバーに関する○×クイズ。
このイベントは握手会があるので、ライブ終了後、席で待つことになる。
握手会はうれしいけど、アイドルちゃんたちにとってはたいへんだろう、と思う。
動物のキャラクターの着ぐるみを着た奴や、ダースベーダーマスクをかぶった奴、顔写真を引きのばして面にした奴などが、ぞろぞろと並んで、握手をせがむのだ。
僕の隣のおっさんは、あまり頭を洗っていないらしく、イベントの最中、ずっとギトギトの頭から白濁した油のようなものを爪でかき出していた。それだけではない。頭をいじっていない時は、「どこまで突っ込む気だ!」と止めたくなるほど、指を鼻の穴に突っ込んで、鼻くそをほじっては食べていたのだ。
こんな奴と握手せねばならぬとは!
そして、その鼻くそマンが握手した直後に、僕が握手せねばならぬとは!アイドルもいやだろうが、鼻くそマンの次に握手する僕もいやだ。
それなのに、特別嫌そうな表情もせず、握手を続けるBerryz工房、なんてけなげな。桃子の握力は、美勇伝の岡田唯並みに強かった。
アイドルとしての魅力は桃子がリードしている。
僕の大好きな茉麻もしゃべらせたら天下一品だ。
夏休みをつぶして、イベントに忙しいBerryz工房、もっと認知されて、ヒットすればいいのに、と思った。

今日は1日、暑かった。
日焼け止めを塗っていたが、かなり焼けてしまった。
身体から疲れがとれぬままに、仕事だ!
なんばBEARSで、久々の保山宗明玉単体としてのライブ。
ご一緒させていただいたアーチストのみなさんは、説明不要の偉大な方々。
ところが、楽屋でも打ち上げでも、まったく畏縮も緊張もなく過ごすことができた。
むしろ、調子がよくって、悪ノリなくらい。
僕自身のパフォーマンスも、久々に穴があったら入りたい出来で、こうでなくっちゃライブの醍醐味はない。
適当にこなすライブや、上出来だと思い込むライブほど、見ている人には何も訴えないのだと、今は思いたい。
ライブ前にいろいろ考えたのも久しぶりだし、準備に手間をかけたのも久しぶり。そして、用意しておいたことを本番で忘れて出来なかったのは、いつもどおりながら、それがかえってよかったと思えた。ライブ直後の落ち込みが気持いい。
あんまり落ち込んでしまったので、楽しくなってきて、楽屋ではハイテンションだった。
そうそう。灰野敬二さんと打ち解けて語れたのが何よりの収穫だった。

打ち上げの後、味園の夕顔楼に顔を出す。
入荷したての電気ブラン。
僕はともかく、一緒に朝までつきあわせてしまった同席者には、迷惑かけてしまったな〜、と思った。
せっかく楽しいのに、1人でいるのはもったいなかったのだ。
今日はcocoroomで「昼間っから」午後1時から。
ユリシーズ(東京)
ゑでぃまあこん(姫路)
The Name of This Band Is Y’s.(大阪)
佐々本果歩+(兵庫)
パーフェクトダンサー(京都)
あなザー患トリー(京都)
僕は途中、日本橋などでフラフラと寄り道などしてしまったため、たどりついたら午後2時。
あとのライブも面白いものばかりだったので、見逃した1時間もさぞや楽しかっただろう、と推測され、残念に思った。
以前、十数年前に、少年マルタくんや僕の出るファンダンゴのイベントを企画していた人に、ひさびさに再会した。
僕はここ20年くらい、ファッションセンスもテイストも変わっていないので、まるわかりの再会だった。
いやー、楽しい。
アリス・セイラーにあなるちゃんを紹介してもらったり、ドラムのよーちゃんに久しぶりに会ったり、昨日からの続きのようにビッグサプライズの女の子2人に会ったり、ああ、いっぱい人に会って、とても心地よい昼下がり。

でも、夜は何の予定もなく、手持ち無沙汰をかこうことになる。
国名小劇に映画見に行けばいいようなものだが、時間が中途半端だな、と思っているうちに、フランスの孫がやってきて、相手したりしているうちに、もう10時を過ぎた。
酒を飲みかけて、やめたり、外に飲みに行きかけて、やめたり、そんな、いかにも夏のウダウダな過ごし方。
と言うか、僕は明日ベアーズで灰野敬二さんやアリスセイラー、hide、山崎春美さんらとライブをするのだ。
その最終チェックとか、練習とか、何かあってしかるべきではないのか。
でも、僕のパフォーマンスは追い詰められて面白さを発揮する最終芸だしなあ。
など、思いつつ、うだうだとくだらないことばかり考える。

ビッグサプライズのsちゃんmちゃんのうち、mちゃんって、ガンダムSEEDデスティニーに出てきそうなキャラクターだな、と思った。家に帰って、デスティニ−見てて思ったのだ。
今日はとても残念なことに会えなかった死神ちゃんは、あびゅうきょの「聖処女13騎士団」のキャラクターみたいだなあ、と思ったり。
なんにしても、まだ宵の口から1人で過ごすのは、予想以上に寂しい。死神ちゃんを呼び出せばよかった。

で、今読んでいるのは、某漫画家さんに教えてもらった、問題提起作品集。
この「とびら」はリストカットと自殺についての話。
同時収録の「あやまち」は売春の話。
自分の生き方に疑いを抱くことなく、これからも生きていこう、と思った。
おっ、問題提起が逆効果か?
梅田のハービスエント、十字屋でダンシングBANANAとMAY BE MAX、Biwairyのイベントがあった。
まずはダンシングBANANA
鉄腕アトムBANANAバージョン
It’s Alright
スクリーム(ダンスナンバー)
軌跡
真実の宝石

ピアノを置いたステージは明らかにダンスできる環境ではない。
それにめげずにダンスする彼女たちはすごい!
客と演者の近さもまた半端じゃない。

Biwairy(ビワイリー)はびわ湖カンパニーから出て来た歌手で、ロックをちゃんと歌えていた。
The Blue&green
から2曲。

MAY BE MAXが登場。
フルチャンス
私の阪神タイガース
熱い予感〜クリムゾンスター
けいたい電話

途中のおしゃべりも楽しく、客席にmiminyの子も見に来ていて、何かとお得なライブだった。
ハービスエントのとりすました感じと、アイドル&アイドルオタクのムードがこれほどまでに噛み合わぬものかと唖然となった。
関西人は、こうしたとりすました雰囲気は俗物的で「いきってる」と評して避けるのだが、梅田は関西であって関西でない場所だ。こういう「面白くないけど、こんな場所もあっていいでしょ」的なスペースは地方出身者には救いになるんじゃないか。
僕も「コテコテ」という作られた関西のイメージには違和感があるので、コテコテである必要などまったくないのだが、とりすました感じには「その高慢な鼻をへし折ってやる」と思ってしまう。

さて、読んだ本は中沢新一の『僕の叔父さん 網野善彦』
幼い頃からの中沢新一、その父親、そして網野氏との思い出や、思想的やりとりを綴ってある。
伝記か回顧録ではなく、また、網野史学の入門書でもなく、一種のフィクションとして読める。
こういう形でなら、書きたいことを書けるのか、いいことを聞いた、と思った。
ISBN:4094047018 文庫 水木 しげる 小学館 2000/08 ¥560

えろきゅん

2005年8月2日 読書
ISBN:406211741X 単行本 川上 史津子 講談社 2003/02 ¥1,365
DVD 東映 2005/06/21 ¥3,045
ISBN:4091356176 コミック 中原 杏 小学館 2005/02/01 ¥410

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