2018年12月に見た映画
2019年1月2日 映画2018年12月に見た映画
ポリスストーリーREBORN
The Witch魔女
ヘレディタリー継承
くるみ割り人形と秘密の王国
ファンタスティックビーストと黒い魔法使いの誕生
ガンジスに還る
パテ・ベビー映画祭
パッドマン
イット・カムズ・アット・ナイト
ポリスストーリーREBORN
The Witch魔女
ヘレディタリー継承
くるみ割り人形と秘密の王国
ファンタスティックビーストと黒い魔法使いの誕生
ガンジスに還る
パテ・ベビー映画祭
パッドマン
イット・カムズ・アット・ナイト
2018年11月に見た映画
2019年1月2日 映画2018年11月に見た映画
ムタフカズ
ここは退屈迎えに来て
マイ・プレシャスリスト
覚悟はいいか、そこの女子
散り椿
ファイティン!
バッドジーニアス危険な天才たち
華氏119
あいあい傘
オズランド
復讐のトリック
狂獣 欲望の海域
レイス
アンダー・ザ・シルバーレイク
世界で一番ゴッホを描いた男
パウロ
テルマ
スパイミッション シリアの陰謀
REゼロから始める異世界生活 Memory Snow
億男
夏目友人帳
ヴェノム
ビブリア古書堂の事件手帖
スマホを落としただけなのに
関西の見者たちヴォワイヤン・シネマテークの痕跡Aプログラム
関西の見者たちヴォワイヤン・シネマテークの痕跡Bプログラム
ボヘミアンラプソディ
霊幻道士Q 大蛇道士の出現!
聖おにいさん
ANEMONE交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション
Godzilla星を喰う者
ジョニー・イングリッシュ アナログの逆襲
アンクルドリュー
ライ麦畑で出会ったら
ア・ゴーストストーリー
嘘はフィクサーのはじまり
モダンライフ・イズ・ラビッシュ
ボーダーライン ソルジャーズデイ
ムタフカズ
ここは退屈迎えに来て
マイ・プレシャスリスト
覚悟はいいか、そこの女子
散り椿
ファイティン!
バッドジーニアス危険な天才たち
華氏119
あいあい傘
オズランド
復讐のトリック
狂獣 欲望の海域
レイス
アンダー・ザ・シルバーレイク
世界で一番ゴッホを描いた男
パウロ
テルマ
スパイミッション シリアの陰謀
REゼロから始める異世界生活 Memory Snow
億男
夏目友人帳
ヴェノム
ビブリア古書堂の事件手帖
スマホを落としただけなのに
関西の見者たちヴォワイヤン・シネマテークの痕跡Aプログラム
関西の見者たちヴォワイヤン・シネマテークの痕跡Bプログラム
ボヘミアンラプソディ
霊幻道士Q 大蛇道士の出現!
聖おにいさん
ANEMONE交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション
Godzilla星を喰う者
ジョニー・イングリッシュ アナログの逆襲
アンクルドリュー
ライ麦畑で出会ったら
ア・ゴーストストーリー
嘘はフィクサーのはじまり
モダンライフ・イズ・ラビッシュ
ボーダーライン ソルジャーズデイ
2018年10月に見た映画
2019年1月2日 映画2018年10月に見た映画
若おかみは小学生
バイオレンスボイジャー
ルイスと不思議の時計
コーヒーが冷めないうちに
パパはわるものチャンピオン
クワイエットプレイス
スカイスクレイパー
教誨師
ナミヤ雑貨店の奇蹟-再生-
ブレインゲーム
負け犬の美学
愛と法
響
累
36.8℃
バーバラと心の巨人
スカイスクレイパー(2回目)
コードブルー
あのコのトリコ
音量を上げろタコ
デスウィッシュ
エンジェル、見えない恋人
スモールフット
つかのまの愛人
乱世備忘
若おかみは小学生
バイオレンスボイジャー
ルイスと不思議の時計
コーヒーが冷めないうちに
パパはわるものチャンピオン
クワイエットプレイス
スカイスクレイパー
教誨師
ナミヤ雑貨店の奇蹟-再生-
ブレインゲーム
負け犬の美学
愛と法
響
累
36.8℃
バーバラと心の巨人
スカイスクレイパー(2回目)
コードブルー
あのコのトリコ
音量を上げろタコ
デスウィッシュ
エンジェル、見えない恋人
スモールフット
つかのまの愛人
乱世備忘
2018年9月に見た映画
2018年12月28日 映画2018年9月に見た映画
寝ても覚めても
アントマン&ワスプ
悲しみに、こんにちは
SPL狼たちの処刑台
ワイルドブレイブ
検察側の罪人
MEGザ・モンスター
1987ある闘いの真実
大人のためのグリム童話・手をなくした少女
輝ける人生
顔たち、ところどころ
プーと大人になった僕
マガディーラ
英国総督最後の旅
ザ・プレデター
500ページの夢の束
トニー・コンラッド完全なる今
寝ても覚めても
アントマン&ワスプ
悲しみに、こんにちは
SPL狼たちの処刑台
ワイルドブレイブ
検察側の罪人
MEGザ・モンスター
1987ある闘いの真実
大人のためのグリム童話・手をなくした少女
輝ける人生
顔たち、ところどころ
プーと大人になった僕
マガディーラ
英国総督最後の旅
ザ・プレデター
500ページの夢の束
トニー・コンラッド完全なる今
2018年8月に見た映画
2018年9月6日 映画それから
きゅぽらぱあぷるへいずこれくしょん
ジュラシックワールド
ミッション・インポッシブル フォールアウト
2重螺旋の恋人
EVA
ドクトルマブゼ第1部大賭博師
ドクトルマブゼ第2部犯罪地獄
M
マブゼ博士の遺言
意志の勝利
インクレディブル・ファミリー
カメラを止めるな!
ウインドリバー
オーシャンズ8
アニー・イン・ザ・ターミナル
イメージフォーラムフェスティバルP1追悼山崎博
イメージフォーラムフェスティバルP2追悼山崎博
イメージフォーラムフェスティバルNかわなかのぶひろ
イメージフォーラムフェスティバルTヴォワイアン
クリミナルタウン
イメージフォーラムフェスティバルGマニフェスト
イメージフォーラムフェスティバルM1シルバー特集
イメージフォーラムフェスティバルQクルト・クレン
イメージフォーラムフェスティバルIカニバ
7号室
ショックウェイブ爆弾処理班
閃光少女
マンマ・ミーア ヒア・ウイ・ゴー
ヒトラーを欺いた黄色い星
1999年の夏休み
バンクシーを盗んだ男
アラーニェの虫籠
ポップアイ
ブッシュウィック武装都市
ボルグ/マッケンロー氷の男と炎の男
36本
きゅぽらぱあぷるへいずこれくしょん
ジュラシックワールド
ミッション・インポッシブル フォールアウト
2重螺旋の恋人
EVA
ドクトルマブゼ第1部大賭博師
ドクトルマブゼ第2部犯罪地獄
M
マブゼ博士の遺言
意志の勝利
インクレディブル・ファミリー
カメラを止めるな!
ウインドリバー
オーシャンズ8
アニー・イン・ザ・ターミナル
イメージフォーラムフェスティバルP1追悼山崎博
イメージフォーラムフェスティバルP2追悼山崎博
イメージフォーラムフェスティバルNかわなかのぶひろ
イメージフォーラムフェスティバルTヴォワイアン
クリミナルタウン
イメージフォーラムフェスティバルGマニフェスト
イメージフォーラムフェスティバルM1シルバー特集
イメージフォーラムフェスティバルQクルト・クレン
イメージフォーラムフェスティバルIカニバ
7号室
ショックウェイブ爆弾処理班
閃光少女
マンマ・ミーア ヒア・ウイ・ゴー
ヒトラーを欺いた黄色い星
1999年の夏休み
バンクシーを盗んだ男
アラーニェの虫籠
ポップアイ
ブッシュウィック武装都市
ボルグ/マッケンロー氷の男と炎の男
36本
2018年7月に見た映画
2018年9月6日 映画ワンダー君は太陽
リディバイダー
ブリグズビーベア
女と男の観覧車
あさがおと加瀬さん
VISION
ハンソロ
マッドダディ
一級機密
オンリー・ザ・ブレイブ
アメリカン・アサシン
パンク侍斬られて候
バトル・オブ・ザ・セクシーズ
ガザの美容室
ウィンチェスター・ハウス
インサイド
グッバイ・ゴダール
未来のミライ
18本
リディバイダー
ブリグズビーベア
女と男の観覧車
あさがおと加瀬さん
VISION
ハンソロ
マッドダディ
一級機密
オンリー・ザ・ブレイブ
アメリカン・アサシン
パンク侍斬られて候
バトル・オブ・ザ・セクシーズ
ガザの美容室
ウィンチェスター・ハウス
インサイド
グッバイ・ゴダール
未来のミライ
18本
2018年6月に見た映画
2018年7月3日 映画
レディバード
ゲティ家の身代金
デッドプール2
ビューティフルデイ
男と女、モントーク岬で
クレヨンしんちゃん爆盛!カンフーボーイズ拉麺大乱
万引き家族
メイズランナー最期の迷宮
ニンジャバットマン
ファントムスレッド
バーフバリ王の凱旋完全版
スパイナルタップ
現代アルゼンチン実験映画Aプログラム
現代アルゼンチン実験映画Bプログラム
現代アルゼンチン実験映画Jeff Zorrilla
ゲティ家の身代金
デッドプール2
ビューティフルデイ
男と女、モントーク岬で
クレヨンしんちゃん爆盛!カンフーボーイズ拉麺大乱
万引き家族
メイズランナー最期の迷宮
ニンジャバットマン
ファントムスレッド
バーフバリ王の凱旋完全版
スパイナルタップ
現代アルゼンチン実験映画Aプログラム
現代アルゼンチン実験映画Bプログラム
現代アルゼンチン実験映画Jeff Zorrilla
2018年5月に見た映画
2018年7月3日 映画
いぬやしき
パティ・ケイクス$
ザ・スクエア
タクシー運転手
ライカ
うんこ映画祭
アベンジャーズ インフィニティウォー
君の名前で僕を呼んで
ボストン・ストロング
アイ・トーニャ
パシフィックリム アップライジング
ロンドン、人生はじめます
私はあなたのニグロではない
マルクスエンゲルス
モリーズゲーム
hangman Takuzo
首くくり栲象の庭
ランペイジ巨獣大乱闘
フロリダプロジェクト真夏の魔法
モリのいる場所
サバービコン仮面を被った街
心と体と
SUKITA
ピーターラビット
犬ヶ島
チャンブラにて
環状線の猫のように
いつだってやめられる名誉学位
ザ・プレイス
パティ・ケイクス$
ザ・スクエア
タクシー運転手
ライカ
うんこ映画祭
アベンジャーズ インフィニティウォー
君の名前で僕を呼んで
ボストン・ストロング
アイ・トーニャ
パシフィックリム アップライジング
ロンドン、人生はじめます
私はあなたのニグロではない
マルクスエンゲルス
モリーズゲーム
hangman Takuzo
首くくり栲象の庭
ランペイジ巨獣大乱闘
フロリダプロジェクト真夏の魔法
モリのいる場所
サバービコン仮面を被った街
心と体と
SUKITA
ピーターラビット
犬ヶ島
チャンブラにて
環状線の猫のように
いつだってやめられる名誉学位
ザ・プレイス
2018年4月に見た映画
2018年7月3日 映画
馬を放つ
レッドスパロー
ブラックパンサー
バーフバリ伝説誕生
バーフバリ王の凱旋
グレートアドベンチャー
ラブレス
トゥームレイダーファーストミッション
15時17分パリ行き
ヴァレリアン千の惑星の救世主
ダンガルきっとつよくなる
ペンタゴンペーパーズ最高機密文書
ボスベイビー
ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男
ジュマンジ ウェルカム・トゥ・ジャングル
グッバイ・シングル
リアル
女は二度決断する
ミッドナイトランナー
さよなら、僕のマンハッタン
ワンダーストラック
リズと青い鳥
ジュマンジ ウェルカム・トゥ・ジャングル
レディプレイヤー1
レッドスパロー
ブラックパンサー
バーフバリ伝説誕生
バーフバリ王の凱旋
グレートアドベンチャー
ラブレス
トゥームレイダーファーストミッション
15時17分パリ行き
ヴァレリアン千の惑星の救世主
ダンガルきっとつよくなる
ペンタゴンペーパーズ最高機密文書
ボスベイビー
ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男
ジュマンジ ウェルカム・トゥ・ジャングル
グッバイ・シングル
リアル
女は二度決断する
ミッドナイトランナー
さよなら、僕のマンハッタン
ワンダーストラック
リズと青い鳥
ジュマンジ ウェルカム・トゥ・ジャングル
レディプレイヤー1
2018年3月に見た映画
2018年7月2日 映画
リバーズ・エッジ
サファリ
あなたの旅立ち綴ります
早春DEEP END
マンハント
グレイテスト・ショーマン
ぼくの名前はズッキーニ
52Hzのラブソング
朴烈 植民地からのアナキスト
松本俊夫の軌跡Cプログラム
松本俊夫の軌跡Dプログラム
パキ
ひとりじめ
スリービルボード
傷心わんこ
ビッチ・オン・ザ・ビーチ
ポッピーハリウッドに行く
大大ダイエット
シェイプ・オブ・ウォーター
空海KUKAI美しき王妃の謎
ネオマニラ
中英街一号
どこか霧の向こうに
ザ・キング
時間回廊の殺人
BPM
リメンバー・ミー
霊的ボリシェヴィキ
花咲くころ
しあわせの絵の具 愛を描く人モード・ルイス
山田勇男の映像詩A私とはもうひとりの他者である
山田勇男の映像詩B一千一秒のまたたき
サファリ
あなたの旅立ち綴ります
早春DEEP END
マンハント
グレイテスト・ショーマン
ぼくの名前はズッキーニ
52Hzのラブソング
朴烈 植民地からのアナキスト
松本俊夫の軌跡Cプログラム
松本俊夫の軌跡Dプログラム
パキ
ひとりじめ
スリービルボード
傷心わんこ
ビッチ・オン・ザ・ビーチ
ポッピーハリウッドに行く
大大ダイエット
シェイプ・オブ・ウォーター
空海KUKAI美しき王妃の謎
ネオマニラ
中英街一号
どこか霧の向こうに
ザ・キング
時間回廊の殺人
BPM
リメンバー・ミー
霊的ボリシェヴィキ
花咲くころ
しあわせの絵の具 愛を描く人モード・ルイス
山田勇男の映像詩A私とはもうひとりの他者である
山田勇男の映像詩B一千一秒のまたたき
2018年2月に見た映画
2018年7月2日 映画
ルイの9番目の人生
ダークタワー
アバウト・レイ 16歳の決断
羊の木
消された女
デトロイト
操作された都市
可愛い悪魔
風の歌が聴きたい
青春夜話
希望のかなた
星くず兄弟の新たな伝説
はじめてのおもてなし
ローズの秘密の頁
シンクロナイズド・モンスター
ゴッド・セイブ・アス
ジグソウ・ソウレガシー
殺人者の記憶法
悪女
転校生 さよならあなた
SADA
野ゆき山ゆき海べゆき
ベロニカとの記憶
スターシップトゥルーパーズレッドプラネット
ライカ
ブランク13
ビガイルド欲望のめざめ
ロープ戦場の生命線
悟空伝
ビッグシックぼくたちの大いなる目ざめ
デヴィッド・リンチ アートライフ
ウイスキーと2人の花嫁
ダークタワー
アバウト・レイ 16歳の決断
羊の木
消された女
デトロイト
操作された都市
可愛い悪魔
風の歌が聴きたい
青春夜話
希望のかなた
星くず兄弟の新たな伝説
はじめてのおもてなし
ローズの秘密の頁
シンクロナイズド・モンスター
ゴッド・セイブ・アス
ジグソウ・ソウレガシー
殺人者の記憶法
悪女
転校生 さよならあなた
SADA
野ゆき山ゆき海べゆき
ベロニカとの記憶
スターシップトゥルーパーズレッドプラネット
ライカ
ブランク13
ビガイルド欲望のめざめ
ロープ戦場の生命線
悟空伝
ビッグシックぼくたちの大いなる目ざめ
デヴィッド・リンチ アートライフ
ウイスキーと2人の花嫁
2018年1月に見た映画
2018年7月2日 映画
マノロブラニク トカゲに靴を作った少年
KUBO二本の弦の秘密
勝手にふるえてろ
オール・アイズ・オン・ミー
パーティで女のこに話しかけるには
猫が教えてくれたこと
彼女が目覚めるその日まで
プラハのモーツァルト 誘惑のマスカレード
新世紀パリ・オペラ座
ダンシング・ベートーヴェン
ゴッホ最期の手紙
あゝ荒野 前編
クイーン オリジナル完全版
あゝ荒野 後編
わたしは幸福(フェリシテ)
5パーセントの奇跡
映画中二病でも恋がしたい
ジオストーム
ガーディアンズ
パディントン2
キングスマン ゴールデンサークル
ヒトラーに屈しなかった国王
ジュピターズムーン
目撃者 闇の中の瞳
アランフエスの麗しき日々
女の一生
KUBO二本の弦の秘密
勝手にふるえてろ
オール・アイズ・オン・ミー
パーティで女のこに話しかけるには
猫が教えてくれたこと
彼女が目覚めるその日まで
プラハのモーツァルト 誘惑のマスカレード
新世紀パリ・オペラ座
ダンシング・ベートーヴェン
ゴッホ最期の手紙
あゝ荒野 前編
クイーン オリジナル完全版
あゝ荒野 後編
わたしは幸福(フェリシテ)
5パーセントの奇跡
映画中二病でも恋がしたい
ジオストーム
ガーディアンズ
パディントン2
キングスマン ゴールデンサークル
ヒトラーに屈しなかった国王
ジュピターズムーン
目撃者 闇の中の瞳
アランフエスの麗しき日々
女の一生
「馬上の二人」「大願成就」
2017年1月17日 映画
ジョン・フォード監督の「馬上の二人」を見た。1961年。
ジェームズ・スチュワート、リチャード・ウィドマーク主演。インディアン(字幕は「先住民」としていたが、それでは白人たちの差別意識が隠されてしまう)に拉致された白人たちを奪回しようと交渉にいく。ところが戻ってきてめでたしめでたし、とならない皮肉な展開がアクチュアル。
コマンチ族に拉致された白人を返してもらうため、ライフルやナイフを持って行き、それとの交換で返してもらう。相手を責め立てて奪還するのでもなく、戦って奪うのでもない。このあたりがリアル。
そして、見つけた白人3人がそれぞれ戻ることをためらう。
1人の女性は捜索されているある家族の母であることが判明するが、戻りたくないし、見つかったことも家族に告げてほしくない、と言う。ひどい家族なのだ。結局、この女性は戻らない。
そして1人の少年は幼いときに拉致されているので、すっかりコマンチ族の若者になってしまっている。わが子を取り戻したくて頭がおかしくなっている母親は、この若者が息子だと認めて家族の再会を果たす。かに見えたが、実は狂った母親の妄想にすぎなかった。この若者は、別の家族の一員であることが示されるが、時すでに遅し、せっかく戻ってきたのに、白人たちにリンチされ、しばり首にされてしまう。白人たちにとって、彼は単なる白いコマンチ族にすぎなかったのだ。
もう1人の女性は、どの家族にも属さない者だったが、戻ってきて白人たちの好奇の目にさらされ、差別的な扱いを受ける。彼女は、いたたまれなくなり、コマンチ族のところにいたときのほうがよかった、とまで言うのだ。とうとう最後は町を逃げ出すことになる。
なにしにインディアン部落に行ったのか、という結果だ。
映画は、そんななかでもロマンスをふたつ成就させて終わるが、考えさせられることの多い作品だった。
生駒千里監督の「大願成就」を見た。1959年。
源氏鶏太原作。
会社乗っ取りの陰謀を軸に、ヒロイン桑野みゆきの恋のゆくえを追う。
ゴマすりの多々良純の名演技。主人公高橋貞二はゴマをすらず、媚びない反骨精神の持ち主で、そういうところを乗っ取りの黒幕たる東野英治郎に見込まれたりする。
桑野みゆきの兄の役で佐田啓二が出ている。佐田は古本屋の店主で、それなりにいいことを言う。
年上で地位もある高橋貞二にあこがれる桑野みゆきに対して、そういう既に用意された椅子にすわるだけの人生を選ぶのは「なまけもの」だと断ずるのだ。ともに人生を築き上げていくことが大事だ、と若い石濱朗の肩をもつ。
フムフム。
この映画で、当時の様子を見て、面白かったのは、改札。
入るときに切符を切る人がいるのはもちろん承知のうえだが、出るときは人がおらず、箱に切符をぽいと入れて出るのだった。今でもそういう方式の駅があるのかもしれないが、町中では見なくなった光景だった。
あと、競馬のスタートでボクシングのリングロープみたいなものが上に上がってスタートする光景を見たが、あれ、最近駅のホームにも設置されていて、同じようにロープをはったゲートが上に上がって、電車に乗るようになっている。われわれも競馬の馬のようになった、ということなのだろう。競馬でのこういうスタート風景も、今でもあるのかもしれないが、あいにくと競馬はほとんど見ないのでよくわからないのだ。
ジェームズ・スチュワート、リチャード・ウィドマーク主演。インディアン(字幕は「先住民」としていたが、それでは白人たちの差別意識が隠されてしまう)に拉致された白人たちを奪回しようと交渉にいく。ところが戻ってきてめでたしめでたし、とならない皮肉な展開がアクチュアル。
コマンチ族に拉致された白人を返してもらうため、ライフルやナイフを持って行き、それとの交換で返してもらう。相手を責め立てて奪還するのでもなく、戦って奪うのでもない。このあたりがリアル。
そして、見つけた白人3人がそれぞれ戻ることをためらう。
1人の女性は捜索されているある家族の母であることが判明するが、戻りたくないし、見つかったことも家族に告げてほしくない、と言う。ひどい家族なのだ。結局、この女性は戻らない。
そして1人の少年は幼いときに拉致されているので、すっかりコマンチ族の若者になってしまっている。わが子を取り戻したくて頭がおかしくなっている母親は、この若者が息子だと認めて家族の再会を果たす。かに見えたが、実は狂った母親の妄想にすぎなかった。この若者は、別の家族の一員であることが示されるが、時すでに遅し、せっかく戻ってきたのに、白人たちにリンチされ、しばり首にされてしまう。白人たちにとって、彼は単なる白いコマンチ族にすぎなかったのだ。
もう1人の女性は、どの家族にも属さない者だったが、戻ってきて白人たちの好奇の目にさらされ、差別的な扱いを受ける。彼女は、いたたまれなくなり、コマンチ族のところにいたときのほうがよかった、とまで言うのだ。とうとう最後は町を逃げ出すことになる。
なにしにインディアン部落に行ったのか、という結果だ。
映画は、そんななかでもロマンスをふたつ成就させて終わるが、考えさせられることの多い作品だった。
生駒千里監督の「大願成就」を見た。1959年。
源氏鶏太原作。
会社乗っ取りの陰謀を軸に、ヒロイン桑野みゆきの恋のゆくえを追う。
ゴマすりの多々良純の名演技。主人公高橋貞二はゴマをすらず、媚びない反骨精神の持ち主で、そういうところを乗っ取りの黒幕たる東野英治郎に見込まれたりする。
桑野みゆきの兄の役で佐田啓二が出ている。佐田は古本屋の店主で、それなりにいいことを言う。
年上で地位もある高橋貞二にあこがれる桑野みゆきに対して、そういう既に用意された椅子にすわるだけの人生を選ぶのは「なまけもの」だと断ずるのだ。ともに人生を築き上げていくことが大事だ、と若い石濱朗の肩をもつ。
フムフム。
この映画で、当時の様子を見て、面白かったのは、改札。
入るときに切符を切る人がいるのはもちろん承知のうえだが、出るときは人がおらず、箱に切符をぽいと入れて出るのだった。今でもそういう方式の駅があるのかもしれないが、町中では見なくなった光景だった。
あと、競馬のスタートでボクシングのリングロープみたいなものが上に上がってスタートする光景を見たが、あれ、最近駅のホームにも設置されていて、同じようにロープをはったゲートが上に上がって、電車に乗るようになっている。われわれも競馬の馬のようになった、ということなのだろう。競馬でのこういうスタート風景も、今でもあるのかもしれないが、あいにくと競馬はほとんど見ないのでよくわからないのだ。
「人魚姫」「チリの闘い」
2017年1月16日 映画
チャウ・シンチー監督の「人魚姫」見てきた。
最高!
海を埋め立てて金儲けしようとする男を成敗するため人魚の娘は人間に化けて男に接近する。ところが、娘は男に惚れてしまうのだった。
金の亡者の富豪を演ずるのはダン・チャオ(「王朝の陰謀 判事ディーと人体発火怪奇事件」に出てた)。「歩き方が変」とツッコまれる人魚娘シャンシャンを演じるのはリン・ユン。彼女は12万人のなかからオーディションで選ばれたそうだ。美貌のやり手にはキティ・チャン。シャンシャンの兄のタコ男は歌手でもあるショウ・ルオが演じている。今気づいたが、タコは漢字で「章魚」と書く。つまり「ショウ・ウオ」で、ショウ・ルオがタコ人間になったのもそういう関連があるのかもしれない。監督のチャウ・シンチー自身は今回出演はしていない。
やりすぎなギャグに過剰なロマンスおおげさなアクション、とにかく、そこまでするか、という面白さだった。
どこかで聞いたことのある音楽も使われていて否が応でも盛り上がってしまうし、日本人にとってはドキッとする映像もあらわれる。また、チャウ・シンチーの今までの作品のくすぐりもちらっと入っていたりした。
今年見た映画のなかでも1,2を争う名画だったと思う。ちなみに、今年に入ってまだ2本しか映画は見ていない。
http://www.ningyohime-movie.com/
パトリシオ・グスマン監督のドキュメンタリー映画「チリの闘い」を見てきた。
左派のアジェンデ大統領政権をなんとか転覆させようと、あの手この手で社会を混乱させる右派。右派のバックにはアメリカ、CIAが存在しているのである。
社会主義、マルクス主義、というと、政権に対して反抗するものという先入観があったが、チリのこの70年代においては、社会を乱すためにストライキを起こし、暴れるのは右派の側で、アジェンデ大統領はじめ左派はそれをなんとか平定して社会を安定させようとしているのである。
第1部 ブルジョワジーの叛乱
1.買いだめと闇市場
2.議会のボイコット
3.学生暴動
4.経営者組合の攻勢
5.銅山ストライキ
第2部 クーデター
第3部 民衆の力
あわせて263分の大作だが、長さを感じさせなかった。
右派、左派両方の意見をインタビューしていたり、バスのストライキ時に反アジェンダ勢が国営バスに発煙筒のようなものを投げつけて妨害するのがうつされていたり、73年6月のクーデター未遂事件で叛乱を起こした軍人がカメラマンを射殺する瞬間が撮られていたり、73年9月のクーデターで大統領府が爆撃され建物が破壊されるシーンがあったり、もうなまなましいのなんの。激しいのなんの。
また、抗議のためのデモだけでなく、ストライキが終わったときにはそれを祝って大規模なデモ行進があったり、なにかというとデモをしているような雰囲気だった。「デモなんかしても何も変わらない」と今のわれわれはつい口に出してしまうけど、デモが政治を動かしてきたことがこの記録映画でもわかるし、今でもデモをしていると、何かと口実をつけてそれを非難する人が多いことを見ても、デモの効果をこわがっているんだな、ということが見てとれる。
そして、特別に批評家でも学者でもジャーナリストでもない、普通の労働者たちが語る言葉が素晴らしくて感銘を受けた。歴史として後から見るとわかることでも、その渦中にあるときは、巻き込まれて冷静な目では見れないものだ。それがどうだ。ちゃんとものを見て考えているではないか。今の日本、というと話を広げすぎで、僕個人だけの話だとしても、今何が起こっているのか、ほとんど判断できていないし、そもそも考えようともしていないありさまなのだ。恥ずかしい!
http://www.ivc-tokyo.co.jp/chile-tatakai/
最高!
海を埋め立てて金儲けしようとする男を成敗するため人魚の娘は人間に化けて男に接近する。ところが、娘は男に惚れてしまうのだった。
金の亡者の富豪を演ずるのはダン・チャオ(「王朝の陰謀 判事ディーと人体発火怪奇事件」に出てた)。「歩き方が変」とツッコまれる人魚娘シャンシャンを演じるのはリン・ユン。彼女は12万人のなかからオーディションで選ばれたそうだ。美貌のやり手にはキティ・チャン。シャンシャンの兄のタコ男は歌手でもあるショウ・ルオが演じている。今気づいたが、タコは漢字で「章魚」と書く。つまり「ショウ・ウオ」で、ショウ・ルオがタコ人間になったのもそういう関連があるのかもしれない。監督のチャウ・シンチー自身は今回出演はしていない。
やりすぎなギャグに過剰なロマンスおおげさなアクション、とにかく、そこまでするか、という面白さだった。
どこかで聞いたことのある音楽も使われていて否が応でも盛り上がってしまうし、日本人にとってはドキッとする映像もあらわれる。また、チャウ・シンチーの今までの作品のくすぐりもちらっと入っていたりした。
今年見た映画のなかでも1,2を争う名画だったと思う。ちなみに、今年に入ってまだ2本しか映画は見ていない。
http://www.ningyohime-movie.com/
パトリシオ・グスマン監督のドキュメンタリー映画「チリの闘い」を見てきた。
左派のアジェンデ大統領政権をなんとか転覆させようと、あの手この手で社会を混乱させる右派。右派のバックにはアメリカ、CIAが存在しているのである。
社会主義、マルクス主義、というと、政権に対して反抗するものという先入観があったが、チリのこの70年代においては、社会を乱すためにストライキを起こし、暴れるのは右派の側で、アジェンデ大統領はじめ左派はそれをなんとか平定して社会を安定させようとしているのである。
第1部 ブルジョワジーの叛乱
1.買いだめと闇市場
2.議会のボイコット
3.学生暴動
4.経営者組合の攻勢
5.銅山ストライキ
第2部 クーデター
第3部 民衆の力
あわせて263分の大作だが、長さを感じさせなかった。
右派、左派両方の意見をインタビューしていたり、バスのストライキ時に反アジェンダ勢が国営バスに発煙筒のようなものを投げつけて妨害するのがうつされていたり、73年6月のクーデター未遂事件で叛乱を起こした軍人がカメラマンを射殺する瞬間が撮られていたり、73年9月のクーデターで大統領府が爆撃され建物が破壊されるシーンがあったり、もうなまなましいのなんの。激しいのなんの。
また、抗議のためのデモだけでなく、ストライキが終わったときにはそれを祝って大規模なデモ行進があったり、なにかというとデモをしているような雰囲気だった。「デモなんかしても何も変わらない」と今のわれわれはつい口に出してしまうけど、デモが政治を動かしてきたことがこの記録映画でもわかるし、今でもデモをしていると、何かと口実をつけてそれを非難する人が多いことを見ても、デモの効果をこわがっているんだな、ということが見てとれる。
そして、特別に批評家でも学者でもジャーナリストでもない、普通の労働者たちが語る言葉が素晴らしくて感銘を受けた。歴史として後から見るとわかることでも、その渦中にあるときは、巻き込まれて冷静な目では見れないものだ。それがどうだ。ちゃんとものを見て考えているではないか。今の日本、というと話を広げすぎで、僕個人だけの話だとしても、今何が起こっているのか、ほとんど判断できていないし、そもそも考えようともしていないありさまなのだ。恥ずかしい!
http://www.ivc-tokyo.co.jp/chile-tatakai/
田中徳三監督の「ドドンパ酔虎伝」を見た。1961年。
勝新太郎が中山安兵衛、水原弘が赤垣源造。
悪いやつらがドドンパを利用して、ドドンパ教なるものを興し、人々から金を巻き上げる。
こいつらは、単なるインチキ宗教団体なだけでなく、台風組という強盗集団でもあった。
彼らの退治と、中山安兵衛の高田馬場に走るおなじみの立ち回りがミックスされた歌満載の時代劇だった。
日本酒をあびるほど飲む「コンクール」のシーンは、見ているだけで、こっちまで酩酊してしまった。
勝新太郎が中山安兵衛、水原弘が赤垣源造。
悪いやつらがドドンパを利用して、ドドンパ教なるものを興し、人々から金を巻き上げる。
こいつらは、単なるインチキ宗教団体なだけでなく、台風組という強盗集団でもあった。
彼らの退治と、中山安兵衛の高田馬場に走るおなじみの立ち回りがミックスされた歌満載の時代劇だった。
日本酒をあびるほど飲む「コンクール」のシーンは、見ているだけで、こっちまで酩酊してしまった。
マークス・イムホーフ監督のドキュメンタリー「みつばちの大地」を見てきた。
スイス、オーストリア、アメリカ、中国、オーストラリアの養蜂家、みつばちの研究者たちを取り上げ、みつばちと人間、現代社会との関わりを描く。
病気になった蜂を大量に殺処分するシーンとか、みつばちがいなくなった為に人間の手で花ひとつひとつに受粉させる気が遠くなりそうな作業とか、みつばちの頭を開けて脳を分析したり、効率的に大量の蜂を養うために抗生物質漬けにしたり、「おおっ」と声をあげそうになるシーンが満載。
みつばちが大量に少なくなり、その一方で、キラービーと呼ばれる攻撃的な蜂が人を襲う事件が頻発している。
アインシュタインは、「みつばちが絶滅したら、その4年後には人類も滅ぶ」と言ったそうだが、その時期も近いのか、それとも、キラービーが実は救世主なのか。
映画見ている最中、口のなかでは、はちみつたっぷりの甘~い味覚を幻のように味わえた。映画館の外にホットケーキでも売ってたら、絶対に買ってただろうな。人類が滅ぶ前に、僕は糖分の取り過ぎで滅亡する!
http://www.cine.co.jp/mitsubachi_daichi/