京セラド−ム大阪スカイホールで、モーニング娘。10年記念展&トークショーが開催されている。
トークショーは安倍なつみと保田圭。
このイベント、はっきり言って、あんまり行く気が起こらなかった。
展示の内容は、たぶんプッチミュージアムの拡大版なだけだろうし、それに1000円出せるか、と。
トークショーはまた別料金で1500円もする。出せるか、と。
でも、大阪での開催には、なんと、ハロプロ関西が出る、と決まったのだ。
なんとしても、行かねばならない。
展示内容は、予想どおり、衣装展示や、グッズ、私物、手形などなど、プッチミュージアムの拡大版そのものだった。
まあ、300円なら入って見てもいいかな、という程度のものだ。
ただ、このイベントのために作られた映像がけっこう面白かった。
モーニング娘。の歴史をメンバーの証言と、歌の映像で綴るもの。
そして、各メンバーの発言と、つんくが語る各メンバーへのメッセージ。
当たり前のことなのかもしれないが、つんくがちゃんとメンバーそれぞれを見ている、ということが確認できただけでも貴重に思えた。メンバーへのコメントが、何だろう、たいしたこと言ってないようにも思えるのに、なんだか楽しい。
さて、このイベントの目玉、ハロプロ関西は、正午から2時間おきにステージがあった。
僕が見に行けたのは、午後2時と4時の回。
イベントの趣旨からなのか、ハロプロ関西が歌うのではなく、モーニング娘。の歌にあわせてダンスする、という形をとっていた。
午後2時の回
1.ハッピーサマーウェディング
ジャンケン大会で、4人とポラロイド撮影。
2.ラブマシーン
「ラブマシーン」なんて、もういいよ、と思うのに、ハロプロ関西がやると、めちゃくちゃいいように感じる。
午後4時の回
1.大阪恋の歌
モーニング娘。に関するトーク。
展示に、等身大のメンバー集合写真がある(お客さんは一緒に記念撮影できる)。須磨愛が「あそこに私が入っててもええんちゃうん」とか本音で言うのが面白い。
この展示を見に来ているお客さんは、全員が、須磨愛をオーディションのときから見て知っているが、それを本人の口から聞くのは、またいい感じ。
岩嶋は「愛の種」の手売りからモーニング娘。に関わっていたとか、中山がスポーツフェスティバルに参加してテレビにうつったとか、あさみんだけがモーニング娘。オーディションを受けていない、とか、いろんな面白い話が飛び出した。
2.ラブマシーン
今回のイベントでは、歌やダンスを存分に披露することができず、いきおい、トークでその個性を発揮する場となったが、これがまあ、凡百のアイドルでは到達できぬ境地に来ている。
ハロプロの中でも最高レベルのトークの面白さなんじゃないだろうか。
ただ、関西色が強くて、ハロプロというよりも、吉本っぽく見えてしまう場面もある。
どっちでもいいけどね!

さて、夜からうっかり夜勤なんか入れてしまったせいで、夜からのイベントも遠方のイベントも行けず、今日のところは、これだけでおしまい。
でも、ハロプロ関西って、今関西で見れるアイドルとしては最高峰なので、満足満足。
ISBN:4091940331 文庫 藤子・F・不二雄 小学館 1995/09 ¥510
最近は家の中に死蔵してあった本を次々と処分している。
そのときに、久しぶりに手にする漫画などもあって、当時はあんまり評価していなかった藤子F不二雄が、意外に面白かったりする。
その面白い、と思った本が、『モジャ公』だ。
お子様向けで毒がなくて漂白されているイメージが、この漫画にはいっさい無くて、登場人物は気が狂うし、残虐なシーンもいっぱい出てくる。頭をガスガスぶつけてボケ老人になろうとする、しりあがり寿さんの漫画があったが、その程度の毒は必ず入っている。
ひとことで言えばPTA的、教育的ではない。
それでこそ、面白い。
青少年の健全育成のためになされる全ての事柄は、まったく無駄であるばかりでなく、かえって有害である。
なによりの証拠がこの僕自身だ。
僕のこども時代は、わりと模範生であって、親や教師の言うことにしたがう、素直な人間であった。
その挙げ句、出来上がったのが、こんな化け物である。
責任者出てこい!と言いたい。
ISBN:490251608X 単行本 赤瀬川原平 東京糸井重里事務所 2006/11/01 ¥1,260
中沢新一の『三位一体モデル』を読んだ。
なるほどな。
このモデルを使って、ビジネスの課題を検討することもできるのか。
モデルとしていかに成立するか、という理論は面白いが、実際に応用して出て来た具体例ってのは、あんまり興味がわかない。
モデルにあてはめるゲームに見えてくるのだ。
そして、雑誌掲載の星占いのアドバイスにしたがって行動を決めるような、安い指針提供に見える。
何をしていいのかわからない人や、目先を変えたい人にはいいんだろうけど。
ISBN:4140910747 単行本 北田 暁大 日本放送出版協会 2007/01 ¥1,218
「ジャスコ的」とか「青葉台」など、固有の名称がとびかいながら、人文的な問題について語り合う本。
僕は大阪に生まれ育っているが、なぜか1年の半分くらい東京で過ごしていた時期が何年かある。
そのときに得た土地鑑が、この本を読むのに大いに役立った。
頭の中にその町の光景がはっきりとリアルなものとして浮かぶことが、こんなにも読解の助けになるものとは思ってもいなかった。
それにしても、よく扱われる「郊外」ってのが、僕には全然ピンとこないのだ。
住宅地、ベッドタウンのイメージがよくわかない。
家なんか、私物が適当に置けて、睡眠のスペースさえ確保できればいいのであって、住んでどうするつもりだ、と言いたい。
あと、本書とは直接関係ないかもしれないけど、よく環境管理という言葉が使われる。
その際、マクドナルドの店内の椅子がカチカチにかたくて、それで客が長居するのを妨げ、回転をよくする、という例がよく出される。
これがいつも違和感を覚えてしまう。
マクドナルドに1日中坐っていても平気だからだ。
平気なのは僕1人だけじゃないはずだ。
店を出るのは、他に行きたいところがあるからであって、そうでなければ、いつまででも居れる。
コーヒーはおかわり自由だしね。
きっと、マクドナルドの椅子に居心地悪さを感じているのは、かなりブルジョアの人なんだと思う。椅子のせいにしているけど、「そもそも私のようなブルジョアがファストフード店にいること自体、場違いなんですよ」と思っているだけなんだ。
椅子のせいにするな、と言いたい。
ISBN:4861821150 単行本 末國 善己 作品社 2007/03 ¥7,140
『野村胡堂探偵小説全集』を読んだ。
銭形平次シリーズの作者として、またジュニア探偵小説家として有名な野村胡堂、現代ものの探偵小説も多数書いており、本書は名探偵花房一郎シリーズを中心に編まれている。
花房一郎は、物語がクライマックスにさしかかると、変装をとき、「実は私は名探偵花房一郎だったのです」といきなり謎解きをはじめる。したがって、このシリーズの面白さは、通常の探偵趣味以外に、「これら登場人物のうち、いったい誰が花房一郎なんだろう」と推理する点にもある。トリックなどは古典的なものが多いので、現代の読者には、そっちの方が興味が湧く部分になるかもしれない。
文体は、講談調で読者に対して丁寧だ。
ただし、全作品を網羅したわけでもないので、本当の意味での全集なわけではない。
以下、創作編について、いくつかのメモ。
ネタバレしているので、未読の人は要注意。

「呪の金剛石」
青色ダイヤを手にいれたものは呪われる。
体内に隠した外国人は破傷風で死に、それと知らず運んだ飴屋は身投げ。ダイヤの取り合いに巻き込まれた子供と西洋人は死ぬ。最後には、ダイヤは海のもくずに。
ブルーダイヤというと、金銀パールプレゼントでめでたいイメージがあったけど、そうか、呪われていたのか。

「青い眼鏡」
青眼鏡、赤眼鏡をかけて、秘密の文章を読み取る。
受験生がよく赤のセロハン使って暗記してたりするが、そんな感じ。
当事は青い眼鏡をかけている人はよくいたが、赤い眼鏡の人は稀だったらしい。今なら受験生がまっ先に暗号を解いているかな。

「死の予告」
5分も経たないのに一酸化炭素中毒死って!強烈な謎かと思いきや、青酸による死であると判明。切手の裏に青酸を塗っておいたが、殺したい伯爵は切手の裏をなめたりせず、ちょいと拝借、と書生が切手をくすねたときに、育ちが出て、切手なめて死ぬ。
また、風呂の蛇口に電流を流しておいて、熱い湯をうめようとして蛇口に手を伸ばしたら、ビリビリ!

「女記者の役割」
お嬢さんに横恋慕した秘書が、お嬢さんの恋人に化けて書類を盗み出す。
秘書とか書生とか家政婦など、使用人が犯人だった、という話が意外と多い。

「踊る美人像」
美人像にくくりつけた銃で射殺。
ひきがねに紐を巻き付けて、鍵穴通して別室から引っ張って撃つ。

「悪魔の顔」
チョコレートに亜砒酸。
当時、デパートにはマネキンという職業があって、午前午後1時間ずつ、衣装を着て立っていたりしたらしい。

「流行作家の死」
毒のカプセルを口うつしにして殺害。
毒を飲んだコップが見当たらないなあ、という発言にこんな返答。
『結局、切手の裏へ塗った青酸を嘗めてさえ死んだ例がある位だから、多分、何んか気の付かない物に塗るかどうかして、持って居たのだろう−と言って、アヤフヤなことで片付けられてしまいました』その例って、自作の『死の予告』のことじゃん!

「古銭の謎」
古銭をはめて鍵になり、秘密の扉をあける。

「悪人の娘」
貯金魔という言葉が出てくる。今なら、年金魔とか事務所経費魔みたいな使い方か。
あと、知的であることをあらわすのに、「知識的」「智的」という言葉を使い分けている。年配の人間で、読書などの経験を積んでいそうなのが「知識的」、若くてひらめきがあるタイプを「智的」

「古城の真昼」
宝探しもの。
名探偵花房一郎にとって宿敵の怪盗判官三郎登場。

「判官三郎の正体」
判官三郎は前作とこの2作品にしか登場しない。な〜んだ。
田舎者が都会に疲れて帰るストーリー

「音波の殺人」
殺人光線ならぬ殺人音波で人を殺す!結局、それはハッタリで、自動演奏でアリバイ作る話。
犯人は新型電子楽器を作っていた。
テレミン、ディナフォン、マルトウノ、ラジオフォネット、オンディオムと並べられた電子楽器、現在の表記とは多少違っているが、どれが何かは一目瞭然。
犯人は持論としてこんなことも言っていた
『メカニズムが音楽界を支配する時代は屹度来る』

「笑う悪魔」(未完)
娘、美術品、家、全財産、妻、命の順に奪うと告知。
娘の1人は襲われ、1人は行方不明。蔵から美術品が盗まれ、そして、妻に異変が!というところで中断している。
家、全財産をとばして妻に行ってるところが怪しい。
花房一郎ものはここまで。

「死の舞踏(ダンスマカブル)」
楽譜で暗号。
サンサーンスの死の舞踏をピアノ演奏すると、悪人はそれにあわせて狂ったように踊って死んでしまう。怪奇小説。

「焔の中に歌う」
歌姫と、その屋敷の外で歌に涙するハーモニカ吹きの按摩。
歌姫が男を魅了しながら、誰のものにもならなかった理由は、なんと、歌姫の下半身に鱗がビッシリとはえていたからだった。人魚姫?

「葬送行進曲(ヒューネラル・マーチ)」
元妻が整形して、家庭教師として戻ってくる。
浸潤性体質の人間は副交感神経が過敏で、或方法で或部分を圧迫すると迷走神経の作用で心臓が止まるとか。
秘孔を突いた、という発想と似ている。

「法悦クラブ」
官能と快楽のサロンで謎の女との情交を語る男。
おい、それは俺の妻だ、と主催者。
作中、女はいかなる時にいかなる点が最も魅力的かを発表しあうが、こんなことを言う輩も。
『異性の美しさは匂いだ。つくろわぬ処女の体臭こそは、異性を誘う最高のエクスタシーでなければならぬ』

「天才兄妹」
ここからは少女小説。
ダイヤモンドをヴァイオリンに隠す。
それを知らずに使って、ガタガタに下手な演奏になってしまう。

「眠り人形」
人形の頭部に手紙を隠す。
寝かせても眼を閉じ切らないので、中に何か入っているとわかる。
生活苦で死すら考えていた母娘は、救出された父が大金持ちだったために、いっきに救われる。

「向日葵の眼」
ひまわり御殿。
ひまわりの目にレンズをはめると、熱せられた部分に仕掛けてあった花火火薬が弾けて、秘密の扉が開く。

「身代わりの花嫁」
口紅の中に恐ろしい「○酸」が仕掛けてあった。(なぜか伏せ字)
電灯消そうとしたら、上から重い物がドーン!室内で編み物してたら外から銃でダーン!夜、寝ていたらナイフでグサー!
人形がかわいそう。

「水中の宮殿」
宝探しもの。平泉の地中に隠された秘宝を探る。
他の作品もそうだったが、この作品は、特に比喩や形容が秀逸。
綾子は名匠の刻んだ『悲しみの塑像』のような乙女でした。
耀子は五月の陽のような朗らかで採りたてのトマトのような新鮮な感じのする少女でした。
助手の滝山は、棕呂箒のような頭を掻き上げながら、少し気違じみた眼を見開きました。(こいつが悪者)
平泉の秘宝とは、金銀ではなく、古文書だった。

「九つの鍵」(未完)
冒頭の展開が、凄い。
18才の天才洋琴家(ピアニスト)狩屋愛子はその独奏会(リサイタル)の帰途、兄三郎の眼の前で、番町のあるビルディングの屋上から下った鉤縄に引っ掛けられ、夜の空へスルスルと引き揚げられたっきり、行方知れずになってしまうのだ。

以下は、評論、エッセイ、発言篇。
乱歩との対談があったり、講演やインタビューの記事があったり。

探偵小説と音楽
最近の犯罪の傾向に就て
涙香に還れ
捕物小説について
無題(故海野十三氏追悼諸家文集)
捕物小説のむずかしさ
芸術としての探偵小説
探偵小説このごろ
比事物 徳川時代の探偵物
乱歩氏と私と
探偵小説の読者として六十年

編者末國善己氏の解説も力作で面白かった。
もっともっと多くの作家の作品を掘り起こしてもらいたい。
ルーカス・スピラ写真展
Subterranesでルーカス・スピラ展
身体改造だ拘束だ虫だ着物だ眼球だ前髪パッツンだ。
Video Game スクウェア・エニックス 2007/04/26 ¥5,040
今日は、すべての予定をぶっちぎって、レヴァナント・ウィングをクリアした。
もちろん、1日で全部プレイするほどのスキルも体力もない。
ここ1週間ほど、仕事終わってからチマチマと進めていたのだ。
ゲームシステムをちゃんと理解しないままに第1章が終わってしまったり、手探り状態の前半を経て、後半は面白くて、1日費やしてしまった、というわけだ。(マニュアルをちゃんと読まない悪い癖は、マッカーのサガでもある)
ラストバトルの「レヴァナントウィング」はレベルが低かったのか、闘い方が拙劣なのか、なかなかクリアできずに、四苦八苦した。何回同じセリフを聞かされるのか、と思い、「こいつら、ボケてるんじゃないか」と疑いたくなった。
しかし、つらいことがあったからと言って、「心なんか無いほうがいい」という発想、「ボスもまた被害者なのだ」という設定は、もういいんじゃないか、と思った。
「こいつ、登場人物たちが許しても、俺は許さん!」と思わせるだけの憎い敵を倒してみたい。
DVD (株)トリコ 2007/08/24 ¥4,095
この日は充実してた。
詳しくは後日!
ISBN:4877584129 単行本 水谷 ミミ ゆいぽおと 2007/07 ¥1,050
「水谷ミミのもうすぐ30」の、あの水谷ミミが本を出した!
水谷ミミは「水谷風鱗」という名前で講談を演じてもいる。
この本は、東海ラジオ「はやおきラジオ水谷ミミです」内の講談ジョッキーのコーナーの新作講談から編まれている。
講談、といっても内容はコラムのような感じだ。

以下、目次

〜なつかしい!〜
落ちまくったオーディション
あぁ、キャンペーン歌手との旅まわり
追悼 三笑亭夢楽師匠
お笑いキャラだった学生時代
お彼岸の中日に旅立った父
喜劇の神様、斉藤寅次郎
パンパカパーン、今週のハイライト!
私たちが忘れてきてしまったもの

〜感動!〜
行ってきました!繁昌亭
クラウディアからの手紙
咲かせたい、天の川のような美しい花を!
パール・バック物語
名園に包まれ名画に染まる
真剣にまっすぐ生きた、こしのあや子
水のように生きた、浪花千栄子
(コラム)無問題

〜なるほど!〜
プロ棋士になった瀬川晶司さんと風鱗襲名
労働時間が日本一短い上場企業
「合併しない宣言」をした矢祭町
浅井愼平さんのトークショー
二十五年前の中日ドラゴンズの選手たち
野球界のがんばる四十代
名古屋のみそパワー
映画「かぞくのひけつ」
(コラム)初出版

水谷ミミは、僕が学生だった頃、東海地方の友人に「水谷ミミはええよ」と教えてもらって、はじめて知った。
ちょうど「もうすぐ30」が出た頃。
高校生〜浪人〜大学生の時期、ラジオが中心だったので、水谷ミミは、旬の人だったのだ。
その後、大阪を中心に活躍されていたが、水谷ミミの講談はまだ聞きに行ったことがない。
「はやおきラジオ」はあいにくと聞けないので、どこかで出演されるときをチェックしておくか。
ISBN:4794807430 単行本 メランベルジェ 眞紀 新評論 2007/07 ¥2,100
このスティグレールも、『象徴の貧困』を読んだときに刺激うけたところをわかりやすく説いていて、めちゃくちゃ面白かった。
詳しくは後日。
ISBN:4794807422 単行本 メランベルジェ 眞紀 新評論 2007/07 ¥1,890
ベルナール・スティグレールの『現勢化〜哲学という使命』を読んだ。
内奥の秘密
哲学と天職
現実態で哲学すること
個体化のプロセスにおける「私」と「われわれ」
個体化における無−知と、哲学の現勢化の始まり
起源の問いと知の欲望
法を侵すこととしての「行為への移行」
想起
真実を語る必要性
偶然から哲学をする
飛び魚のように
ヒュポムネーシスと死にゆく定め
世界の欠如における異−常
私の自由、ヒュポムネーシス、世界の必然性
自由の脆弱さ
沈黙の中から湧きあがる声
「場」を与える−局所性の発明
意味するもののイディオム
意味生成と無意味化
「我」の中の「他」
物質と精神−刑務所の中
25年後
忠実、不実
法への忠誠
ISBN:4336047367 単行本 柳下 毅一郎 国書刊行会 2006/02 ¥2,520
ジーン・ウルフの短編(中編)集。
「デス博士の島」「アイランド博士の死」「死の島の博士」そして、まえがきに添えられた短編「島の博士の死」
「死」「島」「ドクター」の言葉の入れ替えでタイトルがつけられている。このシリーズを、僕は「死」「島」「医」(シシマイ)4部作と呼んでいる。
獅子舞シリーズ以外の作品も面白い。
これこそ、いろいろ書いておきたいのだが、時間ないので、また。
ケルベロスも、是非とも書いておきたい、と思いながら1年以上経過してる。早く書こう。
ISBN:4044292027 文庫 いとう のいぢ 角川書店 2003/09 ¥540
谷川流のハルヒ第2弾。
何年も前に、いったん読み始めてほうっておいたのを、やっと読了した。
今回は学園祭で映画を撮影する回。
いろいろ書きたいけど、時間ないので、また。
東心斎橋FANJで「Girls Panic〜IDOL〜」
出演順に。
Marry Doll
1.リアライズ
2.会いたかった
3.ハレ晴れユカイ
4.ビリーブ
5.チューリップ
6.大きな愛でもてなして
「会いたかった」はメアリーエンジェル、「ビリーブ」はH@chiとレパートリーがかぶっているため、客席からはくすぐったいような不思議な反応が起こっていた。同じ曲なんだから、自分のひいきのユニットのとき以外でも、同じように盛り上がってあげればいいのに、このあたり、アイドルファンというのは、意外と冷たい。
Marry Doll2回目のステージだが、曲中心でグイグイすすめていくところなど、ますますよくなっていた。
今回の出演アイドルに比べての弱点はダンスなのかもしれないが、大きな弱点ではなくて、それは特徴、個性の範囲でおさまるものだ。2人の可愛さを前面に押し出せば、オッケーだろう。ライブ後の物販ブースで、涼子ちゃんからプリクラもらった。赤水玉の衣装。

メアリーエンジェル
1.会いたかった
2.リアリティー
3.愛のために
4.エンジェル・ウィング(オリジナル)
5.ここにいるぜぇ
1曲めからMarry Dollとかぶる「会いたかった」で場内騒然。
夏休みの思い出は、ひらぱーとか赤毛のアンとか。
CD発売が決定とか。
カナート西脇でワンマンイベントするらしいが、インストアイベントに往復6時間、電車賃3500円は、痛い。

ペロペロキャンディーズ
1.ねぇ、わかんない?
2.あんぶれら
3.スマイル:)
4.桜チラリ
5.Pa-La-La
6.スカートひらり
「桜チラリ」の途中で音が消えて、やりなおし。ある意味、お得。
こうしてみると、AKB48と℃-uteがアイドルの定番なのかな?
「あなたの白い恋人」あゆ欠席。白い恋人騒動の後、あゆを見ていない。
そういえば、数日前、あすぴと思しき女性を心斎橋駅で見た。僕は電車を降りて、あすぴ(?)は電車に乗った。なぜ、クエスチョンマークかといえば、ちらりと見えたのは、頭の先だけだったのだ。髪型がかろうじてわかる程度だが、これで、「あっ、あすぴだ!」と思ったのだから、妄想と言われてもしかたない。現に、僕も妄想かも、と思って、振り返って確かめたりしなかった。で、このことでわかったことは何かというと、「あすぴイチオシ」ということなのだ。

H@chi
1.ハッピーハッチドライブ(オリジナル)
2.ココロのチズ
3.ビリーブ
4.スターウェイブ
5.パステルカラー
ちぃは「オリジナル」を「オジリナル」と言ってた。僕は「お尻鳴る」と言う(どうでもいい)
りえが寝言で「おみそしるは、いらん」「パンダか」など言うらしい。
ストレスがたまっているのか?

〜アンコール〜
1.ココロのチズ/H@chi&メアリーエンジェル
メアリーの3人もこの歌、バッチリ歌って踊れるんだ!

ライブ後の物販タイムも早々に、北加賀屋に向かう。

NAMURA ART MEETING2日めは高橋悠治と浅田彰による「反システム音楽論」−ダイアローグとプレイ
高橋悠治と浅田彰がトークし、それに関連づけて、合間に高橋悠治がピアノで演奏する。
「反システム音楽論」というネーミングは、高橋悠治によると、次のようなニュアンス。
「反システムだから 体系的な記述ではありえない すべてを新しく書くこともない 以前に何度も考えた問題 書いた文章から抜き書きし て 必要なら書き換える という作業 短いパラグラフの編集とコラージュをするうちに 予想されなかった方向へ逸れていく」(「反システム音楽論断片」より)
特に1つのテーマを決めずに、そのときの対話と、持参した楽譜によって、音楽と語りがないまぜになる形。
会場の「パルティッタ」はこのイベント前まではダムタイプの「Voyage」のインスタレーションがプログラムとして記されていた。中に入ると、Voyageのプレートというか、スクリーンはまだ置いてあり、ちゃんと映像も流れていた。イベント中も、楽譜が映像として流れたりしていた。
浅田彰は、ダムタイプについても軽く触れてトークをすすめる。
演奏されたのは、サティ、高橋悠治の「アフロアジア的バッハ」、ケージの「チェスピースィズ」、クルターク等。
サティは「グノシェンヌNo5」で御挨拶がわり。
高橋悠治の「bachiana afroasiatica」はバッハの「パルティータ第6番」のフレーズを組み替えて新しい作品にしたもの。会場が「パルティッタ」だったことにひっかけたのか。
ケージの「Chess Pieces」はチェス盤をモチーフにした作品を、マーガレット・レン・タンが解読して楽譜にしたもの。
クルタークは音楽俳句。オマージュなど。
クルタークの作品は短いものが多く、高橋悠治によると「クルタークの新作ができたというので楽譜を見たら、フェルマータ1つ書いてあるだけだった」というジョークまであるそうだ。
ジョークといえば、2人のトークと音楽は、諧謔に満ちていて、こんなにも笑いの要素をもっていたのか、と認識を新たにした。
メモをとってないので逐語の記憶はないが、こんな会話もあった。
浅田彰が「皆さんは音楽をちゃんと聞きたいのに、こんなガキがべらべらしゃべりやがって、と思っておられるかもしれません」
高橋悠治「ぜんぜんガキじゃないけどね」
浅田彰「見た目がガキなんです」
これって、漫才!
挙げ句の果には、「最後の1曲は何にしようか、と考えましたが、トリの曲は戸島美喜夫さんの『鳥の歌』」と、ダジャレで決めていた。
イベントのサブタイトルに挙げられていた「プレイ」が、トーク中に触れられる。
プレイは「演奏」の意味でもあるが、「遊び」としての意味合いに注目したい、と。
ケージがチェスの音楽を書いたこと、デュシャンがチェスプレイヤーになりたかったであろうこと、クルタークの手遊び(てすさび)風作品について。
フムフム。
約3時間のイベントがあっというまに終わった。
しかし、現代音楽のイベントに、これだけ多くの人が集まるのだから、もっと大阪でも現代音楽のコンサートなど開催してもらいたいものだ。

イベント後、グラインダーマンでももう1回見ながらブラブラしよう、という予定が狂った。ラジオを持って出るのを忘れたのだ。
あわてて帰宅して、NHK-FM「現代の音楽」を聞く。
なんとか後半は聞くことができた。
メロンブックス日本橋店で、tNTの店頭DJイベント
この日club SAOMAIでオールナイトで行われるオタクテクノ「tNT」のイベントだ。
1時間以上、テクノを全身に浴びた。
どうにもだるくて疲れがたまっていた身体がリフレッシュ。

名村造船所跡地でNAMURA ART MEETING
僕が見たのは、次のとおり。
●12:00 - 22:00 ダムタイプ インスタレーション「Voyages」(展示)
●18:30 - 19:30 グラインダーマン「MUSTANG」(パフォーマンス)
●20:00 - 21:00 WDOP「Weightless Days」(ダンス×グラフィックアート×サウンドアート)
ダムタイプは、いつもどおり。
グラインダーマンは、懐かしのアートを学生たちが再現する、というような雰囲気だった。
箒を持って掃除していたり、壁の穴からアートの現場を覗き見させたり、客を引きずり込もうとしたり。
で、全体としては、ダンスだった。
こどもたちが中心になってからの維新派を思わせて、ちょっと恥ずかしい。
四角い箱を頭からかぶった演者たちは、ダフトパンク的な田舎者臭さがぷんぷんして、ちょっと恥ずかしい。
なによりも恥ずかしかったのは、イベント前の口上。
9月22日から同じ「マスタング」を上演することが決まっているが、この「マスタング」は進化しており、今回見たものと同じことはしない、と言っていた。恥ずかしい。
WDOPもダンス。
ヤマザキタケシと松本芽紅見によるダンス、Angela Detanico、Rafael Lainによる映像、Denis McNultyによる音響。
白と黒の照明によるステージ。光の映像によって動く無機質なステージと、人間的なダンス。先鋭ではなく、癒し効果がありそうな音楽。
どのパーツも、それぞれの色をおしすすめていけば、きっと恥ずかしくてたまらない作品になったにちがいないが、うまくミックスされて、中和されていた。
しかし、この3つのパートの見据えているものが、まったく違うもののように思えて、今回は奇跡的にコラボレーションできたが、今後、この3組の共同作業は難しいのではないか、とも思わせた。

午後10時30分から千日前TRIBEでANISONic mania。アニメソングライブ。
ロータス★ロータス/ヲターズ/黒アリスGuild/4/1そうじじ/e’X/GARBAGE CAST/魔王軒/M★
http://ani-mani.com/default.aspx
http://kaerudou.net/tribe/tribe.htm
とにかく、人が多すぎて、中に入るのもたいへんだった。
ヲターズは女性ボーカル不在で残念。
黒アリスGuildは、林原めぐみの歌や、Fate、アクエリオンなど。
このバンドでは、婀生守て乃がボーカルをとっており、このライブを見に行ったのも、それが目当てだったのだ。人が多すぎて、ちゃんと見ることができなかったのが、悔やまれる。
アニメソング&アイドルカフェのアルカディアで、野いちごのミニライブ。
2回ライブがあったが、1回目の午後5時30分の回を見に行った。
アルカディアはひさしぶりだったので、前回なかったメニューの「カスピ海ヨーグルト入りチーズケーキ」をたのんだが、なかった。カスピ海ヨーグルトは、手束真知子ちゃん(原田桜怜)がダイエットのために毎日食べていたので、僕も真似しようと思ってた。結局フジッコのを何回か飲んだだけ。
野いちごは、本体であるStrawberry Twinkle Starのレパートリーを中心に4曲と、アンコールで「タフボーイ」これは、店内で北斗の拳の映像が流れていたので、ぴったりだった。
ライブにしてはボリュームが小さくて、ちょっと残念。

午後6時30分から心斎橋そごう劇場で「P’spot14 produce I Got Music!〜音のアラベスク」
1.序章−イントロダクション−
2.エレガンテ−ワルツのリズム−
3.センプリチェ−民族音楽
4.スタッカート〜ヴィヴィエンテ−雨のリズムから−
5.ピュウ・モッソ
6.コン・モート−Tapのリズム
7.リタルダント〜カンタ−ビレ−日本の音楽−
8.アパッシュナート−ロックのリズム−
9.プリマ−クラシックのリズム−
10.ア・ピアチェーレ
11.フィナーレ−Ending−
幻想的な妖精たちによる寸劇、歩くだけの幼女バレエ、椅子に坐って踊るお年寄りフラ、男装の麗人によるタップ、和服による新舞踊、少女たちのジャズダンス群舞、戦前をほうふつとさせる日本人体型の少女によるバレエ。
大正時代のレビュウを見ているかのような錯覚に陥った。
次々と繰り広げられるダンスはパノラマであり、特別技術が高いわけではないが、大衆娯楽を集めてある。
江戸川乱歩を思い出した。
なお、この発表会を見に行ったのは、ロックのリズム「Mr.Bassman」で踊るメアリーエンジェルの3人を見るためである。
だが、みどころはそれ以外に山ほどあった。
そう。僕はこの発表会に、一種の「アフリカの印象」(レーモン・ルーセル)を重ね合わせて見ていたのである。
ISBN:4757723555 文庫 木村 航 エンターブレイン 2005/07 ¥609
木村航の『かえってきた ぺとぺとさん(1)フーコの空』『〃(2)まっくらやみのピィ』を読んだ。
1巻めは、ぺと子がかえってくるまで。
2巻めは、ピィのET騒ぎ。
ストーリーが1本、筋が入っているぶん、今までのようなほのぼのとした可愛さは減った。
多すぎる登場人物が煩雑でもある。
こんな印象を抱いてしまう原因は、明らかだ。
今までは主人公の少年シンゴの存在感があまりなかったのに、この2冊では、シンゴの自意識というか、性欲が伝わってくるのだ。
「シンゴ、いやらしい!」
というのが一読した感想だった。
あいかわらず、ぬり壁は可愛いが、カッパはバンカラ過ぎて、色気もへったくれもない。
ピィを退治しようとする敵まで登場した。
今までは、敵のいないユートピアが安心感とほわほわ感、幸せな気分を作り出していたが、どうも、この物語では、うっとうしいキャラや言動がでてくる。
物語を継続していくうえでは、必要な手続きなのかもしれないが、ユートピアをこわしてまで、物語を続けても、読むほうとしては、つらい。
でも、この続編も読んじゃうんだなあ。きっと。絶対。
ISBN:4582851649 新書 宮台 真司 平凡社 2002/12 ¥819
宮台真司と奥平康弘による『憲法対論』を読んだ。
2002年に行われた対談をもとにした本だ。
以下、目次

まえがき−憲法なるものの射程と限界/宮台真司

第1章 混迷の時代をどう生きるか
憲法への関心とポピュリズム/ニヒリストぶりっこからの脱出/東大法学部生が霞ヶ関を嫌いだした/組織目的の不透明さ/「私は道具ではない」/ミーイズムとNGOの結合/ワールドカップはナショナリズムの発露か?/サッカーの本質は不条理な「歴史=物語」/ナショナリズムではなく「祭り」/サッカーによる国民統合の危険性/「国粋」と「愛国」の違い/自治体に経済効果はあったのか/ワールドカップの日の丸は無害と言い切れるか

第2章 メディア・リテラシーとは何か
メディア・リテラシー論の登場/グローバライゼーションの三つの次元/アメリカン・ウェイ・オブ・ライフへの対抗/豊かさとケーパビリティ/『ブラック・ホークダウン』は国威発揚映画か/「正しい解釈」を誰が決めるのか/法律文書リテラシーの必要性/霞ヶ関の論理/個人情報保護法案における分断統治/法は最小限度手段である/チャイルド・ポルノ規制、合衆国で違憲判決/ポルノグラフィーと「カミング・アウト」/ポルノグラフィー規制の意味

第3章 日本の憲法意思はどこにあるのか
法と道徳の分断/道徳で説明できない法は悪法である/「モラルプリンシプル」という視点/統治権力と市民の緊張関係/日本国憲法の作られ方と受け取られ方/吉田茂の再軍備反対論/アジアは近代化にどう立ち向かうか/憲法九条と国連軍への期待/9・11と近代化論/本当の理想主義は現実主義

第4章 「フェミニズム憲法」はありうるのか
フェミニズム憲法という問題提起/フェミニズムの「成熟」/リベラリズムの「痛み」/性表現の自由は女性の権利侵害か/社会には必ず猥褻の概念がある/リベラリズムというアメリカの嘘/チャイルド・ポルノとフェミニズム/9・11以降のパトリオティズム/9・11はアメリカ憲法の原理を変えた?/パラダイムシフト=憲法改正問題/「近代徹底以前の国」の有事法制/economics above all/権力は制限されねばならない/映画「es」と文脈依存性/映画「チキンハート」と「生きていく」意味/仮想現実の村で起こること

第5章 憲法は「女帝」をどう捉えているのか
フェミニストによる女帝論/皇室典範は違憲か/天皇と「田吾作」/女帝を正当化するロジックに異議有り/天皇は特権的存在/天皇男系主義の問題点/国民の総意と天皇の地位/天皇は自ら退位できるのか

第6章 30年違いの憲法体験
『チャタレー夫人の恋人』判決の衝撃/「憲法を疑え」/前線に押し出される/憲法裁判「連戦連敗」にもかかわらず/新たな権利意識を生み出す原理/憲法へのコミットメント/憲法をめぐる「民度」/憲法パトリオティズム/9・11以後の「憲法パトリオティズム」/コスモポリタンか「文化防衛論」か/愛国者ではなくパトリオット

あとがきにかえて−憲法九条と僕/奥平康弘

ざっと目次を見るだけで、宮台氏がしゃべりまくったなあ、というのがうかがわれるだろう。最初のうちは、宮台氏がバババ〜とまくしたてて、奥平氏が「今の発言を言い換えると」とか「私なりに整理させてもらうと」とか、そういうような意味合いの言葉でいったん受け止めて、対話が成立していった経過がみてとれる。
日本の課題は近代の徹底だ、とする論調。「田吾作」がいろいろやろうとしているが、この田吾作は、頭のいい田吾作なのだ。しっかり見ていかないと。
今読んでみた感覚では、本書の読みどころは前半だ。
ただ、そういう素朴な感想を言うと「後半部の重要さをまったくわかっていない」と逆の言い方が常套なので、これも、気をつけねば。
ドンキホーテ西宮店で、インド〜日本交流イベント。
午後2時からの予定が、約1時間遅れでスタート。
当初は野外のステージじゃないか、と危惧していたが、1階のフロアー内で行われることになり、ひと安心。
まずは、ミナミでインド料理屋やってるクンナさんの紹介で、インド舞踊オリッシィを3曲。クンナさんは、銭ゲバで1回御会いしたことがある。
次いで、4 leaf clover。
今回は2ステージあり、スピードのナンバ−で振り付けで、一緒に手をふったり、「ハイハイ」言ったり、復習バッチリ反復学習。
ドンキージャンケンのアトラクションもあった。
4 leaf cloverもこのイベントのフライヤーをまいたりして、いろんなことにチャレンジして、幅がでてきたように思える。

インドのこどもたちも、ゴティプアを披露した。
今までインド舞踊は何度も見て来たが、ゴティプアを見るのははじめて。
ゴティプアは柔軟な肉体を必要とするため、16才を過ぎると踊れなくなるらしい。
歌舞伎みたいなもので、全員少年だが、化粧やしぐさで女性も表現する。
そして、ヒンズーの神々、神話の1シーンを柔軟な肉体による組体操で次々と再現していく。これは、連続して欽ちゃんの仮装大賞を見せられているようなもので、見ていて楽しく、飽きない。小さなこどもが参加しているため、クリシュナがそのまま顕現したかのような錯覚すら覚える。
Berryz工房 CD アップフロントワークス(ピッコロタウン) 2007/08/01 ¥3,150
大阪厚生年金会館大ホールで午後2時30分から、Berryz工房の「ウェルカム!Berryz宮殿」
ディズニーランドのような、テーマパークをモチーフにしている。
1.サヨナラ 激しき恋
2.マジ 夏すぎる
メンバー紹介。それぞれの役割とともに。
須藤「しあわせのシェフ」
嗣永「笑顔ソムリエ」
菅谷「?パティシエ」
熊井「愛のアトラクションナビゲーター」
徳永「癒しのパートナー」
夏焼「夢の?インフォメーション」
清水「美のリクリエーションマネージャー」
「?」部分は聞き取れなかったところ。ラストの挨拶でも、この役割は反復されるが、なぜか、聞き取れなかった菅谷と夏焼だけが、役割を言わなかった。
3.告白の噴水広場
4.夢でドゥーアップ
5.素肌ピチピチ
(寸劇)怖い話/徳永・須藤・熊井
バイトさぼる須藤。
噛みまくる熊井。徳永がぜんぜん怖さを演出できなくて、怪談が下手だ、とツッコまれるオチ(ここまでは、台本通り)。徳永は熊井に「クマさんも下手なんじゃないの?」
6スプリンター!/清水・夏焼
7私がすることない程 全部してくれる彼/嗣永・菅谷
8.笑っちゃおうよBOYFRIEND
9.ジリリ キテル
10夏わかめ
(寸劇)やまびこさんと遊ぼう/清水・嗣永・菅谷
客席にメンバーが問いかけると、客がやまびことして答えを返す。
菅谷、嗣永が「わたしって可愛い?」
嗣永「ベリーズの中で夢の中にいそうなのはだれ?」(桃子)
清水「ビジュアルブック見開き最初はだれ?」(清水)
菅谷「大阪城の入場料は?」(600円)
嗣永「大阪といえば?」(タコ焼き)など。
11.思い立ったら 吉でっせ!/徳永・須藤・熊井
12.夏Remember you/夏焼
13.愛のスキスキ指数 上昇中
14.蝉
告知は、インフォメーション担当の夏焼
15.21時までのシンデレラ
16.VERY BEAUTY
17.恋の呪縛
18.友情 純情 oh 青春
19.なんちゅう恋をやってるぅYOU KNOW?
20.ハピネス〜幸福歓迎〜
以下、アンコール
21.スッペシャル ジェネレーション
22.青春大通り

ラスト近く、夏焼がピットインして、歌詞が飛んだ。
今回、特に印象に残ったのは、菅谷だった。嗣永のこどもっぽい可愛さと、菅谷の大人の色気。どちらも半端じゃないから、両極でお互いに輝く。
℃-uteのチケットを帰りに買おうとしたが、ファミリー席がなかったので、購入せず。

午後6時からNHK-FMで「現代の音楽」
シュニトケ、やめとけ、帯をとけ
30年ほど前の音楽だが、今、聞いてもかっこいい。
ロシアでは異端だったそうだが、さもありなん。
後半は聞けなかったので、CD買ってでも聞きたい。

午後6時30分から、湊町リバープレイスでappeal。
1.学園天国
2.サンシャイン
3.ラブ&スマイル
4.カム・アゲイン
5.スタート
ライブ後、メンバ−のレイちゃんに誘われて、集合写真に加わった。
CDをナミちゃんから買って、握手も。
ありがたいやら、うれしいやら。

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