Chu!☆Lips@LABI1なんば
2007年8月25日 アイドル
Chu!☆Lips CD インディペンデントレーベル 2006/11/29 ¥1,000
午後2時からヤマダ電機LABI1なんばで、ハマック&Chu!☆Lipsのインストアイベント。
ハマックのマジック(スケッチブックに描いたカードスーツから、ひいたトランプがニョリニョリと出てくる、お客さんから借りた1万円札が百円紙幣になる等)
そのあとは、インストアにしては珍しく、7曲、約30分にわたるライブ。
曲名をメモしたのは5曲めまで。あとの2曲、なんだっけ?
1.しあわせサンバ
2.素敵なお嫁さん
3.アラビアンナイトde決めナイト!
4.ヒロイン気分にゃひたれんジャー
5.マイヒーロー
ハマックもメンバーの一員として加わってのライブは、今や珍しいんじゃないか。
Chu!☆Lipsは、曲調や、ゲームとタイアップしていること、ハマックの存在など、なんだかピカピカをほうふつとさせる。(ピカピカでのハマックは、司会で出てくるオフィスヴァンヴァンの社長)
かなりいい感じ。
メンバーと握手もしてもらった。
ピッチ(駒宮)が「U-15スキにさせて」からよく見知っていたせいか、存在感をアピールしていた。
日本橋オタロードで、関西ヲタ世代のストリート見つつ、帰宅。
午後2時からヤマダ電機LABI1なんばで、ハマック&Chu!☆Lipsのインストアイベント。
ハマックのマジック(スケッチブックに描いたカードスーツから、ひいたトランプがニョリニョリと出てくる、お客さんから借りた1万円札が百円紙幣になる等)
そのあとは、インストアにしては珍しく、7曲、約30分にわたるライブ。
曲名をメモしたのは5曲めまで。あとの2曲、なんだっけ?
1.しあわせサンバ
2.素敵なお嫁さん
3.アラビアンナイトde決めナイト!
4.ヒロイン気分にゃひたれんジャー
5.マイヒーロー
ハマックもメンバーの一員として加わってのライブは、今や珍しいんじゃないか。
Chu!☆Lipsは、曲調や、ゲームとタイアップしていること、ハマックの存在など、なんだかピカピカをほうふつとさせる。(ピカピカでのハマックは、司会で出てくるオフィスヴァンヴァンの社長)
かなりいい感じ。
メンバーと握手もしてもらった。
ピッチ(駒宮)が「U-15スキにさせて」からよく見知っていたせいか、存在感をアピールしていた。
日本橋オタロードで、関西ヲタ世代のストリート見つつ、帰宅。
Girl Stage@心斎橋FANJ
2007年8月24日 アイドル心斎橋(長堀橋の方が実は近い)FANJで午後6時から「Girl Stage」
4leaf clover
1.ダンス
2.エンプティワールド
3.スタディ
4.オールマイトゥルーラブ
5.アライブ
お客さんに振り付けを伝授して、一緒に踊ってもらうのは、アイドルとして定番の方法で、2曲ほどそういうのを導入していた。
振り付けとか自分でつけているのは、驚嘆に値する。
ナミの高音の素晴らしさも。
http://blogs.dion.ne.jp/ainn_clover/
ラウレア
4曲。
メロン記念日の歌など。
2年ぶりのライブ。
何年も前のエキスポランドでの発表会のときには、モーニング娘。をバッチリ振り付きで披露していたので、ハロプロの楽曲を聞くと、ぴったりくるなあ、と思う。
会場全体でタオルを振り回す一体感もあった。
残念ながら、この復活ライブのあと、体調不良のために、しばらくは活動がないらしい。
復活した今回のライブの方が、以前のライブよりも格段によくなっていただけに、惜しい。
ブログもmixiも今月いっぱいで閉鎖予定。
Marry Doll
1.Realize
2.会いたかった
3.ハレ晴れユカイ
4.Believe
5.チューリップ
元HOP CLUB ジュニア、MAY BE MAXの中吉涼子ちゃんと、まいみちゃんの2人ユニット。
白地に赤の水玉ワンピース。これがまた、可愛い。
涼子ちゃんのトークが、こなれていて、自然な感じ。でも、やりすぎると、いじられキャラになっちゃうよ!
客席で涼子ちゃんファミリーと会話させていただいた。涼子ちゃんがブログでよく家族のことを書いているが、その理由がよくわかる、魅力的なファミリーだった。
次回のライブが9月2日に決まっており、そこではH@chi、メアリーエンジェルと一緒になる。レパートリーがかぶっているので、ファンとしては、楽しい聞き比べができそうだ。
http://marrydoll.seesaa.net/
M/W(ムウ)
歌のライブのあいだに、ドラマが入った!
もともと演劇畑の2人らしく、演技力に不安はない。
ロリータ、メイドで百合ドラマ。
同人の世界に突入だ!
4leaf clover
1.ダンス
2.エンプティワールド
3.スタディ
4.オールマイトゥルーラブ
5.アライブ
お客さんに振り付けを伝授して、一緒に踊ってもらうのは、アイドルとして定番の方法で、2曲ほどそういうのを導入していた。
振り付けとか自分でつけているのは、驚嘆に値する。
ナミの高音の素晴らしさも。
http://blogs.dion.ne.jp/ainn_clover/
ラウレア
4曲。
メロン記念日の歌など。
2年ぶりのライブ。
何年も前のエキスポランドでの発表会のときには、モーニング娘。をバッチリ振り付きで披露していたので、ハロプロの楽曲を聞くと、ぴったりくるなあ、と思う。
会場全体でタオルを振り回す一体感もあった。
残念ながら、この復活ライブのあと、体調不良のために、しばらくは活動がないらしい。
復活した今回のライブの方が、以前のライブよりも格段によくなっていただけに、惜しい。
ブログもmixiも今月いっぱいで閉鎖予定。
Marry Doll
1.Realize
2.会いたかった
3.ハレ晴れユカイ
4.Believe
5.チューリップ
元HOP CLUB ジュニア、MAY BE MAXの中吉涼子ちゃんと、まいみちゃんの2人ユニット。
白地に赤の水玉ワンピース。これがまた、可愛い。
涼子ちゃんのトークが、こなれていて、自然な感じ。でも、やりすぎると、いじられキャラになっちゃうよ!
客席で涼子ちゃんファミリーと会話させていただいた。涼子ちゃんがブログでよく家族のことを書いているが、その理由がよくわかる、魅力的なファミリーだった。
次回のライブが9月2日に決まっており、そこではH@chi、メアリーエンジェルと一緒になる。レパートリーがかぶっているので、ファンとしては、楽しい聞き比べができそうだ。
http://marrydoll.seesaa.net/
M/W(ムウ)
歌のライブのあいだに、ドラマが入った!
もともと演劇畑の2人らしく、演技力に不安はない。
ロリータ、メイドで百合ドラマ。
同人の世界に突入だ!
さよなら、ぺとぺとさん (ファミ通文庫)
2007年8月23日 読書
ISBN:4757719000 文庫 木村 航 エンターブレイン 2004/06 ¥672
「にょみの里」は「女未の里」つまり妹率の高い地域を指す言葉だった。
今回は「いもてん」つまり「妹天国」なる妹専門テーマパークを中心に物語が進む。
可愛さはあいかわらず。
いくつか印象的なところを書き残しておこう。
ぬりかべの妹、こぬりちゃんが、SD変身をする。
セーラー服、ナース、婦人警官、巫女、チャイナドレス、黒ボンデージ、裸エプロン。
それを見た侍ゾンビの関谷が一喝する。
「未熟者」
「衣装に頼るでない。己の魂を磨くのだ」
なるほど!
私服で会った某アイドルは、衣装なんか関係なく、可愛かった。
衣装に頼るアイドルは、どこか病んでいるように思う。
個性の外在化。
作中に出てくる本のタイトルが、とても懐かしくて、うれしかった。
『たんぽぽのお酒』
『ゲイルズバーグの春を愛す』
『十月はたそがれの国』
ダール、シェクリイ、都筑道夫、半村良。
強烈な印象のクライマックスシーン。
ぺと子の記憶が知られるところ。
医者、研究者たちにいいように調べられ、学名「petopeto」に笑う医者たち。
ぺと子も一緒に「あははー」と笑っている。
何の悩みもなく、能天気に笑っているようでも、だれにも知られずに耐えていることがあるのだ。
みんな、この本を読んで、ふだんヘラヘラしている僕が、実はとんでもない苦悩を抱えて、しかもそれをおくびにも外に出さずに耐えていることを察してもらいたい。
そして、頑張っている僕に何かごほうびを。
「にょみの里」は「女未の里」つまり妹率の高い地域を指す言葉だった。
今回は「いもてん」つまり「妹天国」なる妹専門テーマパークを中心に物語が進む。
可愛さはあいかわらず。
いくつか印象的なところを書き残しておこう。
ぬりかべの妹、こぬりちゃんが、SD変身をする。
セーラー服、ナース、婦人警官、巫女、チャイナドレス、黒ボンデージ、裸エプロン。
それを見た侍ゾンビの関谷が一喝する。
「未熟者」
「衣装に頼るでない。己の魂を磨くのだ」
なるほど!
私服で会った某アイドルは、衣装なんか関係なく、可愛かった。
衣装に頼るアイドルは、どこか病んでいるように思う。
個性の外在化。
作中に出てくる本のタイトルが、とても懐かしくて、うれしかった。
『たんぽぽのお酒』
『ゲイルズバーグの春を愛す』
『十月はたそがれの国』
ダール、シェクリイ、都筑道夫、半村良。
強烈な印象のクライマックスシーン。
ぺと子の記憶が知られるところ。
医者、研究者たちにいいように調べられ、学名「petopeto」に笑う医者たち。
ぺと子も一緒に「あははー」と笑っている。
何の悩みもなく、能天気に笑っているようでも、だれにも知られずに耐えていることがあるのだ。
みんな、この本を読んで、ふだんヘラヘラしている僕が、実はとんでもない苦悩を抱えて、しかもそれをおくびにも外に出さずに耐えていることを察してもらいたい。
そして、頑張っている僕に何かごほうびを。
ISBN:4896421663 単行本 ミミ ラダクリシュナン 未知谷 2006/07 ¥2,100
タゴールの寓話詩が絵本になった。
見た感じは、僕の認識不足か、インドというよりアフリカ的な絵画。
作品の内容は、サポートしてくれる女性に見向きもせずに苦行を続けていた男が、その苦行の果に、高邁な真理を得ずに、女性を求める、というもの。(意訳)
このタゴールの作品を読んでかどうだか知らないが、昔、『詩とメルヘン』という雑誌に、イエスキリストは、万人を愛したが1人の女性を愛することをしなかった、なんていう内容の詩が掲載されていたことがある。
こういう独占欲むきだしのエゴイズムの考えは、当時の僕には、1杯の紅茶のためなら世界が滅びたっていい、とするドストエフスキー的発想に思えた。
今でもあんまり変わらない。
1人の女性を幸せにできずに、世界をよくすることなんてできない、とわかったような言説がはびこっているが、その言い回しにだまされているんじゃないか、と眉につばをつける最近の僕だ。
タゴールの話を素直に受け止めれば、これは苦行の無意味さを示すエピソードともとれる。
でも、苦行のような遠回りしないと、簡単なこともわからない人だっているんだ。
何も考えずに殴る男と、いろいろ考え悩んだあげくに殴る男。
殴るという行為にかわりはないが、その意味合いは大きく違う、と言うべきか、
それとも、
プロセスはどうあれ、結局殴ることに変わりはない、と言うべきか。
その使いわけをその場その場の都合によって選択してきたのが人類の歴史だったんじゃないか。
歴史はやはり言葉で成り立っているのだ。
タゴールの寓話詩が絵本になった。
見た感じは、僕の認識不足か、インドというよりアフリカ的な絵画。
作品の内容は、サポートしてくれる女性に見向きもせずに苦行を続けていた男が、その苦行の果に、高邁な真理を得ずに、女性を求める、というもの。(意訳)
このタゴールの作品を読んでかどうだか知らないが、昔、『詩とメルヘン』という雑誌に、イエスキリストは、万人を愛したが1人の女性を愛することをしなかった、なんていう内容の詩が掲載されていたことがある。
こういう独占欲むきだしのエゴイズムの考えは、当時の僕には、1杯の紅茶のためなら世界が滅びたっていい、とするドストエフスキー的発想に思えた。
今でもあんまり変わらない。
1人の女性を幸せにできずに、世界をよくすることなんてできない、とわかったような言説がはびこっているが、その言い回しにだまされているんじゃないか、と眉につばをつける最近の僕だ。
タゴールの話を素直に受け止めれば、これは苦行の無意味さを示すエピソードともとれる。
でも、苦行のような遠回りしないと、簡単なこともわからない人だっているんだ。
何も考えずに殴る男と、いろいろ考え悩んだあげくに殴る男。
殴るという行為にかわりはないが、その意味合いは大きく違う、と言うべきか、
それとも、
プロセスはどうあれ、結局殴ることに変わりはない、と言うべきか。
その使いわけをその場その場の都合によって選択してきたのが人類の歴史だったんじゃないか。
歴史はやはり言葉で成り立っているのだ。
H@chiインストアライブ@アリオ八尾
2007年8月21日 アイドルH@chi CD マジックアイランドレコード 2007/08/08 ¥1,200
アリオ八尾でこの8月にメジャーデビューを果たしたH@chiのミニライブ。
午後5時の回
1.ココロのチズ
2.笑顔の元気
3.蒲鉾
4.パステルカラー
5.ドリ−ムスカイ
「蒲鉾」はカマボコのキャンペーンソングで、ねぎっ娘とか、りんご娘とかミルキーハットの「黒豆ロックンロール」のような、地方発アイドルの王道を行く歌だ。
せっかくイトーヨーカドー横で歌っていたのだから、コラボレーションすれば面白かったのに。
午後7時の回
1.ココロのチズ
2.ビリーブ
3.ドリームスカイ
4.パステルカラー
5.スターウェイブ
僕の好きな「ビリーブ」聞けてよかった!
「パステルカラー」は、ほんと、CDバージョンのアレンジになって格段によくなった。
しかし、いつもながらのH@chiのガテン系ファッションはどうにかならないものか。
アリオ八尾でこの8月にメジャーデビューを果たしたH@chiのミニライブ。
午後5時の回
1.ココロのチズ
2.笑顔の元気
3.蒲鉾
4.パステルカラー
5.ドリ−ムスカイ
「蒲鉾」はカマボコのキャンペーンソングで、ねぎっ娘とか、りんご娘とかミルキーハットの「黒豆ロックンロール」のような、地方発アイドルの王道を行く歌だ。
せっかくイトーヨーカドー横で歌っていたのだから、コラボレーションすれば面白かったのに。
午後7時の回
1.ココロのチズ
2.ビリーブ
3.ドリームスカイ
4.パステルカラー
5.スターウェイブ
僕の好きな「ビリーブ」聞けてよかった!
「パステルカラー」は、ほんと、CDバージョンのアレンジになって格段によくなった。
しかし、いつもながらのH@chiのガテン系ファッションはどうにかならないものか。
ISBN:4757212291 単行本 高橋 靖子 アスペクト 2006/02/17 ¥1,470
高橋靖子の『表参道のヤッコさん』を読んだ。
高橋靖子さんといえば、スタイリストで、鋤田氏撮影によるデヴィッド・ボウイ「ヒーローズ」のサポートをした人。僕が毎日楽しくサブカルチャーに食い付いていたときの仕掛人側にいた人だ。
60〜70年代を中心に書かれている。70年代はよかった、と懐かしむより、今の時代を生きていたことを、後世の人間にうらやましく思わせたい、と思う本だった。
以下、目次。
未来のために、もう一度20代を生きる
1、気がついたら、スタイリスト
イエイエのCM
はじめてのロケ
スタジオ・ヒロキ
「君の名は」(松竹撮影所)
アシスタント物語
六本木スタジオのブリリアントなアシスタント
ヤシカエレクトロ35
70年代の100人
恋するラジオ
DJしてた
「アンアン」の時代
It’s a small world!
2、はじまりは表参道 セントラルアパート
私には、何かがある
表参道の週末パーティ
クレドールとレオン
アドセンター
モジモジした社交性
セントラルアパートの屋上で
都会の真ん中で
できない私にできること
海辺のバイオリン
夢
セントラルアパートから、お引っ越し
銀座のロックパレード
3、表参道青春グラフィティー
静雲アパート
国際的食生活
原宿騎士団
キングコング!
アリスのレストラン
表参道の午後
イエロー・イーグルの夢
4、忘れられないクリエイターたち
伊丹十三さんのこと
ユージン・スミスさんがやってきた!
ユージン・スミスさんの落書き
コマーシャルの中の寺山修司
寺山修司する?
キャロル
フラワー・トラベリング・バンド
(清志郎さんを追っかけて2005)
5、スウィンギング表参道〜ファッションの新しい波
日本で最初のブティック
原宿駅前のヨーガンレール
セントラルアパートは成長する
背伸びして、投資した
ブティックがいっぱい
新しい波
アトリエケイトの毛糸たち
マリーズ・ショップ
文化屋雑貨店
若き日の鳥居ユキさんと
山口小夜子さん
6、スタイリスト修行in New York
はじめての海外、ニューヨーク
「見る」ではなく「観る」が大事
ファー・コートのご機嫌はいかが?
ウッドストックの余韻
第1回アースデイ
ビューティフルピープルの翳り(69-70)
7、はじめてのロンドンで大冒険!
ミスター・チャオ
ミスター・モリタ!
KANSAI IN LONDON
センス・オブ・ユーモア
3分間のゆで玉子。
ロンドンポップ
ポート・ペロー・ロードのフリー・マーケット
8、グラム・ロック旋風の真ん中で
チリタのイヤリング
BORN TO BOOGIE
T・レックス展
素顔のT・レックス
レインボウ・シアター
ラジオシティの夜
海から来たスター
ヒーローズ
YMOとエレファントマン
(対談)なつかしい未来、70年代 with田口ランディ
9、地球を駆けめぐっていた
オイル・ショック!
オイル・ショックが終わって
イースト・ハンプトンの休日
アイランド1ハワイロケ
アイランド2家族のハワイ
ふるさとパラオ
グアム、サイパン
宝島
マルイ地球をまわる
インディアン、ウソ、ツカナイ
お天気力
カッコーの巣の上で
ビックリハウス
ベルサイユのばら
ピンク・レディー
エピローグ
キャット・スティーブンスを聴きながら
「寺山修司する」とは、なんだかんだと言い訳を編み出すこと。頼まれた原稿の締めきりをのばすのに、寺山修司は毎回違う言い訳を用意してきたそうだ。
さて、今日、ニュースで山口小夜子さんがお亡くなりになったことが報じられていた。
ひとり暮らしで、発見されたときには自宅で倒れており、そのままだったらしい。本書で山口小夜子さんがデビューするときの話が書かれているのを読んだばかりだったので、タイミングに驚いた。それだけではない。昭和56年発行の『京都画報』創刊号を見つけて読んでいたのだが、山口小夜子さんの写真が何枚も使われていた。
70年代から、僕の友達にも山口小夜子さんに影響を受けた女の子が山ほどいた。
そういう子は美的センスも一風変わっていて、頭の構造も独特だった。
僕はそういう子から多くの影響を受け、また、そういう子はおおむね精神のサポートが必要だったので、支えてあげる関係を築いたりしていた。
僕の思春期や青春は山口小夜子的面貌によって彩られていたのだ。
今でもその頃の名残りが、栗山千明好きなところに形をかえてあるのかもしれない。
高橋靖子の『表参道のヤッコさん』を読んだ。
高橋靖子さんといえば、スタイリストで、鋤田氏撮影によるデヴィッド・ボウイ「ヒーローズ」のサポートをした人。僕が毎日楽しくサブカルチャーに食い付いていたときの仕掛人側にいた人だ。
60〜70年代を中心に書かれている。70年代はよかった、と懐かしむより、今の時代を生きていたことを、後世の人間にうらやましく思わせたい、と思う本だった。
以下、目次。
未来のために、もう一度20代を生きる
1、気がついたら、スタイリスト
イエイエのCM
はじめてのロケ
スタジオ・ヒロキ
「君の名は」(松竹撮影所)
アシスタント物語
六本木スタジオのブリリアントなアシスタント
ヤシカエレクトロ35
70年代の100人
恋するラジオ
DJしてた
「アンアン」の時代
It’s a small world!
2、はじまりは表参道 セントラルアパート
私には、何かがある
表参道の週末パーティ
クレドールとレオン
アドセンター
モジモジした社交性
セントラルアパートの屋上で
都会の真ん中で
できない私にできること
海辺のバイオリン
夢
セントラルアパートから、お引っ越し
銀座のロックパレード
3、表参道青春グラフィティー
静雲アパート
国際的食生活
原宿騎士団
キングコング!
アリスのレストラン
表参道の午後
イエロー・イーグルの夢
4、忘れられないクリエイターたち
伊丹十三さんのこと
ユージン・スミスさんがやってきた!
ユージン・スミスさんの落書き
コマーシャルの中の寺山修司
寺山修司する?
キャロル
フラワー・トラベリング・バンド
(清志郎さんを追っかけて2005)
5、スウィンギング表参道〜ファッションの新しい波
日本で最初のブティック
原宿駅前のヨーガンレール
セントラルアパートは成長する
背伸びして、投資した
ブティックがいっぱい
新しい波
アトリエケイトの毛糸たち
マリーズ・ショップ
文化屋雑貨店
若き日の鳥居ユキさんと
山口小夜子さん
6、スタイリスト修行in New York
はじめての海外、ニューヨーク
「見る」ではなく「観る」が大事
ファー・コートのご機嫌はいかが?
ウッドストックの余韻
第1回アースデイ
ビューティフルピープルの翳り(69-70)
7、はじめてのロンドンで大冒険!
ミスター・チャオ
ミスター・モリタ!
KANSAI IN LONDON
センス・オブ・ユーモア
3分間のゆで玉子。
ロンドンポップ
ポート・ペロー・ロードのフリー・マーケット
8、グラム・ロック旋風の真ん中で
チリタのイヤリング
BORN TO BOOGIE
T・レックス展
素顔のT・レックス
レインボウ・シアター
ラジオシティの夜
海から来たスター
ヒーローズ
YMOとエレファントマン
(対談)なつかしい未来、70年代 with田口ランディ
9、地球を駆けめぐっていた
オイル・ショック!
オイル・ショックが終わって
イースト・ハンプトンの休日
アイランド1ハワイロケ
アイランド2家族のハワイ
ふるさとパラオ
グアム、サイパン
宝島
マルイ地球をまわる
インディアン、ウソ、ツカナイ
お天気力
カッコーの巣の上で
ビックリハウス
ベルサイユのばら
ピンク・レディー
エピローグ
キャット・スティーブンスを聴きながら
「寺山修司する」とは、なんだかんだと言い訳を編み出すこと。頼まれた原稿の締めきりをのばすのに、寺山修司は毎回違う言い訳を用意してきたそうだ。
さて、今日、ニュースで山口小夜子さんがお亡くなりになったことが報じられていた。
ひとり暮らしで、発見されたときには自宅で倒れており、そのままだったらしい。本書で山口小夜子さんがデビューするときの話が書かれているのを読んだばかりだったので、タイミングに驚いた。それだけではない。昭和56年発行の『京都画報』創刊号を見つけて読んでいたのだが、山口小夜子さんの写真が何枚も使われていた。
70年代から、僕の友達にも山口小夜子さんに影響を受けた女の子が山ほどいた。
そういう子は美的センスも一風変わっていて、頭の構造も独特だった。
僕はそういう子から多くの影響を受け、また、そういう子はおおむね精神のサポートが必要だったので、支えてあげる関係を築いたりしていた。
僕の思春期や青春は山口小夜子的面貌によって彩られていたのだ。
今でもその頃の名残りが、栗山千明好きなところに形をかえてあるのかもしれない。
ミルキーハット@鶴見はなぽーとブロッサム〜アイドルラッシュライブ@心斎橋クアトロ
2007年8月19日 アイドル
夜勤明け。泥のように疲れきっている。
でも、今日も見に行きたいイベントがあって、2時間だけ眠って活動開始!
と、思ってたが、ハッと気づくと3時間近く眠ってしまっていた。
と、いうわけで、ミルキーハットの1回目はパス。
鶴見はなぽーとブロッサムでのライブ、2回目午後3時の回
1.HIP HOP MIX
2.軌跡
3.歩いていこう(新バージョン)
4.We Love Sweets
5.大航海ランドスケープ
「歩いていこう」の新バージョンは、歌い出しが唯から智美にチェンジ。その後のレナによる英語のメッセージがカヨの日本語版にチェンジ。(ちょっと力みすぎ?)
衣装は破ったり穴あけたりした赤のTシャツに、白のパンツなどをあわせた新衣装。マミカの露出度が高くて、身体のスタイルのよさを惜しげもなく披露していた。かなり日焼けしている。特に身体をそらしたときに肋骨がはっきりと浮き出ていたのには驚いた。そう言えば、中年太りで最近肋骨なんて見たことなかったなあ、と思い出す。取り戻せ!わが肋骨!
次に新長田でイベントがあるので、物販はなし。
テレビの取材が入っており、おそらく明日から流れるという姫路菓子博がらみの内容なんじゃないか、と思われるが、さだかではない。
客席に、「智美」のハチマキして応援している女の子たちがいた。彼女たちはいったい何者?
心斎橋クアトロでアイドルラッシュライブ「スキスキサマ−ツア−2007大阪」
午後5時開演。昼の部は1時半からだったが、4時過ぎに行ったら、まだ昼の部の物販をしていた。開場時間の4時半直前までギリギリやっていたようだ。
会場に入ると、An・Re・NAの2人と星川りりか、そして森下純菜が物販している。
An・Re・NAブースにあった「14歳本ブームを考える」というパンフレット(1500円)が非常に気になったが、持ち合わせが乏しくて、あきらめる。
客席を見たら、制服向上委員会、森下純菜ファンが占めており、せっかくの大阪ライブなのに、ファンタピースを応援するために来たファンは見当たらなかった。と、いうか、大阪在住で見に来てたのは、ほとんど皆無?
司会は自称「歌って踊れる司会者」星川りりか。可愛いワンピース、制服。
An・Re・NA(小川杏奈、池田伶奈)
1.おおブレネリ
2.感謝のしるし
「おおブレネリ」で森下純菜の「ヤッホッホ」を先取り。
「感謝のしるし」で、制服向上委員会の独特の振り付けを見て、異次元に突入。
ファンタピース
1.相合い傘
2.ラブ&ジョイ
1回目のライブで歌ったのかもしれないが、いつものオリジナル曲を歌わなかった。りりかが司会で「お騒がせ4人組」と紹介していて、あれ?と思ったが、登場するなり、えんえんとコント風のやりとりが続く。よく見ると水城さくらの姿がない。衣装もいつもの制服ではなく、お腹のあいたラフな格好。せっかく、東西制服合戦が見れるかと思っていたのに。
「相合い傘」は城ゆかりによる新曲。
ファンタピースというと、おとなしい感じだったが、今回のステージはかなり弾けていた。試行錯誤の真っ最中なのかもしれない。
ぷちでぃーば
1.ラムのラブソング
2.狼なんか怖くない
3.春の星
4.キューティーハニー
5.ハピネスLOVE
ぷちでぃーばも本来は4人組だが、今日は奈々子、あゆ実、綾子の3人だった。小百合欠席。とにかく持ち時間、歌をうたいまくるぞ、という意気込みが感じられて、好感がもてた。
The DUET
1.サムシング
2.疑問
3.笑顔がスキ
4.涙をこえて
5.出会い
6.声を聞いて
「お墓まいり」や「今こそ立ち上がれ」のジャケットを描いていた故アダチさんの奥さんが来場されていた。アダチさんの話をする美香ちゃんが声をつまらせる。真冬も。
星川りりか+An・Re・NA
1.ひとりぼっち
司会で出て来て、出演者とトークしたあと、「ではわたしも1曲」と言いながら、ぜんぜん歌わせてもらえなかったりりかが、ここでやっと1曲歌う。
森下純菜
1.Kiss! Kiss!
2.2度目の恋
3.キラキラ
4.楽園ガール
5.勇気
6.純菜Love〜ove〜
制服向上委員会のファンは、総じて着席して応援、純菜ファンはサイリウム使って立って応援、という感じだった。年齢層に差があるのかもしれない。
純菜ちゃんのワンマンを大阪で見たい。
(以下、アンコール)
1.ホワイトピーチの純情/森下純菜+橋本美香
2.あなたに夢中/森下純菜+橋本美香+松尾真冬
ほんと、価値ある2曲。
ライブ後は、恒例のテキヤの2ショットポラ。
1枚1000円で、みんな慣れたもので流れが早い。
ゲストのファンタピースは参加していなかった。
今回のライブで可愛かったのは圧倒的にAn・Re・NA。
彼女たちに歌いたい歌を好きに歌わせてコンサート開いてくれたら、面白かろう、と思う。
星川りりかが1時間ほど歌いまくってもよかったと思う。
帰宅後、倒れ込むように睡眠。人間魚雷の映画をぼんやり見ながらだったせいか、汗だくになる。目がさめると、常にテレビ画面ではピッチャーが投球するシーンだったのは、夢なのか?
でも、今日も見に行きたいイベントがあって、2時間だけ眠って活動開始!
と、思ってたが、ハッと気づくと3時間近く眠ってしまっていた。
と、いうわけで、ミルキーハットの1回目はパス。
鶴見はなぽーとブロッサムでのライブ、2回目午後3時の回
1.HIP HOP MIX
2.軌跡
3.歩いていこう(新バージョン)
4.We Love Sweets
5.大航海ランドスケープ
「歩いていこう」の新バージョンは、歌い出しが唯から智美にチェンジ。その後のレナによる英語のメッセージがカヨの日本語版にチェンジ。(ちょっと力みすぎ?)
衣装は破ったり穴あけたりした赤のTシャツに、白のパンツなどをあわせた新衣装。マミカの露出度が高くて、身体のスタイルのよさを惜しげもなく披露していた。かなり日焼けしている。特に身体をそらしたときに肋骨がはっきりと浮き出ていたのには驚いた。そう言えば、中年太りで最近肋骨なんて見たことなかったなあ、と思い出す。取り戻せ!わが肋骨!
次に新長田でイベントがあるので、物販はなし。
テレビの取材が入っており、おそらく明日から流れるという姫路菓子博がらみの内容なんじゃないか、と思われるが、さだかではない。
客席に、「智美」のハチマキして応援している女の子たちがいた。彼女たちはいったい何者?
心斎橋クアトロでアイドルラッシュライブ「スキスキサマ−ツア−2007大阪」
午後5時開演。昼の部は1時半からだったが、4時過ぎに行ったら、まだ昼の部の物販をしていた。開場時間の4時半直前までギリギリやっていたようだ。
会場に入ると、An・Re・NAの2人と星川りりか、そして森下純菜が物販している。
An・Re・NAブースにあった「14歳本ブームを考える」というパンフレット(1500円)が非常に気になったが、持ち合わせが乏しくて、あきらめる。
客席を見たら、制服向上委員会、森下純菜ファンが占めており、せっかくの大阪ライブなのに、ファンタピースを応援するために来たファンは見当たらなかった。と、いうか、大阪在住で見に来てたのは、ほとんど皆無?
司会は自称「歌って踊れる司会者」星川りりか。可愛いワンピース、制服。
An・Re・NA(小川杏奈、池田伶奈)
1.おおブレネリ
2.感謝のしるし
「おおブレネリ」で森下純菜の「ヤッホッホ」を先取り。
「感謝のしるし」で、制服向上委員会の独特の振り付けを見て、異次元に突入。
ファンタピース
1.相合い傘
2.ラブ&ジョイ
1回目のライブで歌ったのかもしれないが、いつものオリジナル曲を歌わなかった。りりかが司会で「お騒がせ4人組」と紹介していて、あれ?と思ったが、登場するなり、えんえんとコント風のやりとりが続く。よく見ると水城さくらの姿がない。衣装もいつもの制服ではなく、お腹のあいたラフな格好。せっかく、東西制服合戦が見れるかと思っていたのに。
「相合い傘」は城ゆかりによる新曲。
ファンタピースというと、おとなしい感じだったが、今回のステージはかなり弾けていた。試行錯誤の真っ最中なのかもしれない。
ぷちでぃーば
1.ラムのラブソング
2.狼なんか怖くない
3.春の星
4.キューティーハニー
5.ハピネスLOVE
ぷちでぃーばも本来は4人組だが、今日は奈々子、あゆ実、綾子の3人だった。小百合欠席。とにかく持ち時間、歌をうたいまくるぞ、という意気込みが感じられて、好感がもてた。
The DUET
1.サムシング
2.疑問
3.笑顔がスキ
4.涙をこえて
5.出会い
6.声を聞いて
「お墓まいり」や「今こそ立ち上がれ」のジャケットを描いていた故アダチさんの奥さんが来場されていた。アダチさんの話をする美香ちゃんが声をつまらせる。真冬も。
星川りりか+An・Re・NA
1.ひとりぼっち
司会で出て来て、出演者とトークしたあと、「ではわたしも1曲」と言いながら、ぜんぜん歌わせてもらえなかったりりかが、ここでやっと1曲歌う。
森下純菜
1.Kiss! Kiss!
2.2度目の恋
3.キラキラ
4.楽園ガール
5.勇気
6.純菜Love〜ove〜
制服向上委員会のファンは、総じて着席して応援、純菜ファンはサイリウム使って立って応援、という感じだった。年齢層に差があるのかもしれない。
純菜ちゃんのワンマンを大阪で見たい。
(以下、アンコール)
1.ホワイトピーチの純情/森下純菜+橋本美香
2.あなたに夢中/森下純菜+橋本美香+松尾真冬
ほんと、価値ある2曲。
ライブ後は、恒例のテキヤの2ショットポラ。
1枚1000円で、みんな慣れたもので流れが早い。
ゲストのファンタピースは参加していなかった。
今回のライブで可愛かったのは圧倒的にAn・Re・NA。
彼女たちに歌いたい歌を好きに歌わせてコンサート開いてくれたら、面白かろう、と思う。
星川りりかが1時間ほど歌いまくってもよかったと思う。
帰宅後、倒れ込むように睡眠。人間魚雷の映画をぼんやり見ながらだったせいか、汗だくになる。目がさめると、常にテレビ画面ではピッチャーが投球するシーンだったのは、夢なのか?
ハロプロ関西@ダイエー甲子園、ESSEアカデミー@読売テレビ本社
2007年8月18日 アイドル
昨日ライブで打ち上げとかして、あまり眠っていないというのに、早起きして外出。でも、今日は夜から仕事なのだ。
でも、夜勤だからといって、昼間の楽しいイベントを見逃すわけにはいかない。と、いうわけで、仕事の格好で外出。カッターシャツに長ズボン、革靴だと、普段の倍以上に疲れてしまう。それでも見に行きたかったイベントはというと。
ダイエー甲子園店に期間限定でオープンしたプッチミュージアム内で、ハロプロ関西のミニライブ。
ハロプロ関西は中山菜々、須磨愛、阿部麻美、岩嶋雅奈未の4人。
スリーチックスの前田彩里はハロプロエッグで活躍中。ハロプロ関西からは抜けたようだ。
この店では3日間イベントがあったが、最終日だけかろうじて見に行くことができた。
午後1時の回
1.ハッピーサマーウェディング
2.女に幸あれ(須磨ソロ)
3.ラブマシーン
曲間に、トークタイム(ドラえもんの道具で何がほしいか、ものまね、動物に自分をたとえると)、メンバーについてのクイズ(勝ち残った人には、メンバーとのポラロイド撮影)
物真似では、須磨が光井を真似してた。須磨は動物にたとえるとライオン。百獣の王だからって。阿部はナマケモノ。
ステージと客席に境もなく、特に警備がつくわけでもない、ほのぼのとしたムードでイベントが行われる。しかし、この4人、それぞれの才能も個性も優れており、練習量も半端じゃないんだろうけど、安心して見ていられるライブだった。トークもこなれている。歌もうまい。ダンスもバッチリ。あと、足りないものと言えば、衣装くらいのものなのではないか。
と、言うよりも、本来このハロプロ関西は、この程度の扱いしかされていないことに嘆くべきなのだろう。メイドカフェから出てきたアイドルや、コスプレアイドルのレベルでくらべれば、ハロプロ関西がむちゃくちゃ素晴らしく見えるのも当たり前で、比較対象が間違っているのかもしれない。
まあ、親近感が湧く、という意味では、嬉しいことであるのだが。
2曲目の須磨ソロのあと、お客さんに「みんな、バックダンサ−見てたんやろ」とツッコんだりするのを見ていると、須磨がMAY BE MAXの愛子に見えて来た。
午後4時の回
1.ハッピーサマーウェディング
2.大阪恋の歌
3.ラブマシーン
トークタイム、クイズ。
トークのお題は、「最近はまっていること」(須磨は宮川大輔)「得意な料理」(岩嶋はインスタントラーメン、須磨はありません、と胸をはる)「失恋した後輩を慰める」(須磨は男なんてシャボン玉!)
だれがどういう回答したか、でトピックになるのがどうしても須磨になってしまうのは、さすがと言うべきか。
クイズでは2回とも、正解をかなり選べたが、最後まで残れず、残念。
3日間のイベントの他の日がどうだったのかわからないが、定番とは言え、選曲があんまり面白くなかった。でも、ハロプロキッズも最初はラブマシーンあたりからはじめていたので、ここは通過しておかねばならないのか。
来場のお客さんに質問を募る時間もあった。
ABCラジオ「ハロプロやねん」のハロプロ関西の「素」のコーナーが2回とんだけど、ちゃんと録音はしているらしい。ハロプロ関西に関して言えば、「素」の部分しか知らない、と言ってもいいのかもしれないが。
少年が「彼女になってください」と質問(?)すると、須磨が「須磨的にはオッケー」と即答。他のメンバーもそれにならう。こういう質問は答え方がデリケートで難しいのに、みごとにクリア。須磨の頭の回転には驚く。
「今後、どういう仕事をしたいか」という質問には、岩嶋が「演技を勉強したい」と答える。違う、違う、そうじゃないよ、と思ってたら、さすが須磨が「コンサートやりたい」と言い出せば、阿部と中山は「握手会したい」と前向きの意見を言っていた。ぜひとも実現してもらいたい。
最後の挨拶のときには、これでイベントが終わるという達成感からか、中山が泣き出す。他のメンバーも、もらい泣き。これには萌えた。次のイベントが特に決まっていない、という寂しさもあったのかもしれない。
会場には、メンバーの家族と思しき方たちも来ていた。
と、いうわけで、以前から知っていた岩嶋、須磨のクオリティーの高さは大いに認めるし、阿部のトークの自然さも特筆すべきだが、イベント中に客の雰囲気を見て「なんか、こわい!」と言ってしまえる中山が一番可愛く思えた。天然。「アイドル大阪環状線」に出て来たときは、あんまり印象なかったのに。
24時間テレビのイベント開催中のよみうりテレビ本社で、午後7時からESSEアカデミー。
リハ−サルもバッチリ見ることができた。
1.恋のミュージック/K2
2.キャンディーマシーンにのって/AYU
3.Luster/ENYCE
4.Do You Remember?/Mariko
全曲、オリジナル。
K2のカナエは、ふだんの素の顔と、歌がはじまるやいなやニコ〜ッと笑う笑顔のギャップに驚いた。
AYUは、マイクが重そうだった。マイクの大きさが、AYUの身体の半分くらいなんじゃないか。
ENYCE(エニーチェ)はカナ、カエデ、アズサ、セリナの4人。楓ちゃんも小さいイメージあったのに、明優のあとでは、大きくなったなあと思った。
Marikoはなんだか斎藤瞳みたいだった。歌姫のBaby Blackのリナちゃんにも似てる。
あと1時間残っておれたらペロペロキャンディーズ見れたが、タイムアップ。
仕事に向かう。
でも、夜勤だからといって、昼間の楽しいイベントを見逃すわけにはいかない。と、いうわけで、仕事の格好で外出。カッターシャツに長ズボン、革靴だと、普段の倍以上に疲れてしまう。それでも見に行きたかったイベントはというと。
ダイエー甲子園店に期間限定でオープンしたプッチミュージアム内で、ハロプロ関西のミニライブ。
ハロプロ関西は中山菜々、須磨愛、阿部麻美、岩嶋雅奈未の4人。
スリーチックスの前田彩里はハロプロエッグで活躍中。ハロプロ関西からは抜けたようだ。
この店では3日間イベントがあったが、最終日だけかろうじて見に行くことができた。
午後1時の回
1.ハッピーサマーウェディング
2.女に幸あれ(須磨ソロ)
3.ラブマシーン
曲間に、トークタイム(ドラえもんの道具で何がほしいか、ものまね、動物に自分をたとえると)、メンバーについてのクイズ(勝ち残った人には、メンバーとのポラロイド撮影)
物真似では、須磨が光井を真似してた。須磨は動物にたとえるとライオン。百獣の王だからって。阿部はナマケモノ。
ステージと客席に境もなく、特に警備がつくわけでもない、ほのぼのとしたムードでイベントが行われる。しかし、この4人、それぞれの才能も個性も優れており、練習量も半端じゃないんだろうけど、安心して見ていられるライブだった。トークもこなれている。歌もうまい。ダンスもバッチリ。あと、足りないものと言えば、衣装くらいのものなのではないか。
と、言うよりも、本来このハロプロ関西は、この程度の扱いしかされていないことに嘆くべきなのだろう。メイドカフェから出てきたアイドルや、コスプレアイドルのレベルでくらべれば、ハロプロ関西がむちゃくちゃ素晴らしく見えるのも当たり前で、比較対象が間違っているのかもしれない。
まあ、親近感が湧く、という意味では、嬉しいことであるのだが。
2曲目の須磨ソロのあと、お客さんに「みんな、バックダンサ−見てたんやろ」とツッコんだりするのを見ていると、須磨がMAY BE MAXの愛子に見えて来た。
午後4時の回
1.ハッピーサマーウェディング
2.大阪恋の歌
3.ラブマシーン
トークタイム、クイズ。
トークのお題は、「最近はまっていること」(須磨は宮川大輔)「得意な料理」(岩嶋はインスタントラーメン、須磨はありません、と胸をはる)「失恋した後輩を慰める」(須磨は男なんてシャボン玉!)
だれがどういう回答したか、でトピックになるのがどうしても須磨になってしまうのは、さすがと言うべきか。
クイズでは2回とも、正解をかなり選べたが、最後まで残れず、残念。
3日間のイベントの他の日がどうだったのかわからないが、定番とは言え、選曲があんまり面白くなかった。でも、ハロプロキッズも最初はラブマシーンあたりからはじめていたので、ここは通過しておかねばならないのか。
来場のお客さんに質問を募る時間もあった。
ABCラジオ「ハロプロやねん」のハロプロ関西の「素」のコーナーが2回とんだけど、ちゃんと録音はしているらしい。ハロプロ関西に関して言えば、「素」の部分しか知らない、と言ってもいいのかもしれないが。
少年が「彼女になってください」と質問(?)すると、須磨が「須磨的にはオッケー」と即答。他のメンバーもそれにならう。こういう質問は答え方がデリケートで難しいのに、みごとにクリア。須磨の頭の回転には驚く。
「今後、どういう仕事をしたいか」という質問には、岩嶋が「演技を勉強したい」と答える。違う、違う、そうじゃないよ、と思ってたら、さすが須磨が「コンサートやりたい」と言い出せば、阿部と中山は「握手会したい」と前向きの意見を言っていた。ぜひとも実現してもらいたい。
最後の挨拶のときには、これでイベントが終わるという達成感からか、中山が泣き出す。他のメンバーも、もらい泣き。これには萌えた。次のイベントが特に決まっていない、という寂しさもあったのかもしれない。
会場には、メンバーの家族と思しき方たちも来ていた。
と、いうわけで、以前から知っていた岩嶋、須磨のクオリティーの高さは大いに認めるし、阿部のトークの自然さも特筆すべきだが、イベント中に客の雰囲気を見て「なんか、こわい!」と言ってしまえる中山が一番可愛く思えた。天然。「アイドル大阪環状線」に出て来たときは、あんまり印象なかったのに。
24時間テレビのイベント開催中のよみうりテレビ本社で、午後7時からESSEアカデミー。
リハ−サルもバッチリ見ることができた。
1.恋のミュージック/K2
2.キャンディーマシーンにのって/AYU
3.Luster/ENYCE
4.Do You Remember?/Mariko
全曲、オリジナル。
K2のカナエは、ふだんの素の顔と、歌がはじまるやいなやニコ〜ッと笑う笑顔のギャップに驚いた。
AYUは、マイクが重そうだった。マイクの大きさが、AYUの身体の半分くらいなんじゃないか。
ENYCE(エニーチェ)はカナ、カエデ、アズサ、セリナの4人。楓ちゃんも小さいイメージあったのに、明優のあとでは、大きくなったなあと思った。
Marikoはなんだか斎藤瞳みたいだった。歌姫のBaby Blackのリナちゃんにも似てる。
あと1時間残っておれたらペロペロキャンディーズ見れたが、タイムアップ。
仕事に向かう。
2007年8月17日(金曜日)@ベアーズ
なんとアンダーグラウンドの聖地、なんばBEARSで「のどじMEN」を開催!。
歌は流れる、あなたの胸に。
あんな人、こんな人、
いやいや、人以外のものまでが繰り広げる、歌と踊り、
いやいや、なんだかわからないパフォーマンス。
ここはストレス発散の場なのか、それとも解放治療場なのか、いやいや、地獄の罰ゲームなのか。
見に来てくださる方は、前売り1500円、当日2000円であります。
8月17日(金)午後7時からなんばBEARSで「のどじMEN」を開催
現在のトコロ、出場予定は↓の通り。
◆司会はもちろん、保山宗明玉!
●メアリーエンゼルエル
●婀生守て乃(あきすての)
●池上宣久
●野中ひゆ
●No.305
●インファン
●邪王院弘
●ちやじ
●ぶっちょカシワギ
●荻野アサミ
●アクマダイコン
●丼野M美
●クビ子
and so on
◆審査員長=林茂助
のどじMEN専用ブログ
http://taoru.seesaa.net/
8月17日(金)はなんばベアーズで「のどじMEN」!
開演:午後7時00分
前売り:1500円/当日:2000円
会場:なんばBEARS
556-0001 大阪市浪速区難波中3-14-5新日本難波ビルB1F
電話06-6649-5564
http://home.att.ne.jp/orange/bears/
http://home.att.ne.jp/orange/bears/access.html(地図)
(追記)
無事、終了しました。
混沌の極みでした。
のどじまん大会をしていたはずなのに、いつのまにか、異次元に突入していました。
次回のライブは9月21日(金)「フイナルフンタジー」@BEARSです。
今回は意外にもアングラになってしまいましたが、次回はポップに遊びたい。
なんとアンダーグラウンドの聖地、なんばBEARSで「のどじMEN」を開催!。
歌は流れる、あなたの胸に。
あんな人、こんな人、
いやいや、人以外のものまでが繰り広げる、歌と踊り、
いやいや、なんだかわからないパフォーマンス。
ここはストレス発散の場なのか、それとも解放治療場なのか、いやいや、地獄の罰ゲームなのか。
見に来てくださる方は、前売り1500円、当日2000円であります。
8月17日(金)午後7時からなんばBEARSで「のどじMEN」を開催
現在のトコロ、出場予定は↓の通り。
◆司会はもちろん、保山宗明玉!
●メアリーエンゼルエル
●婀生守て乃(あきすての)
●池上宣久
●野中ひゆ
●No.305
●インファン
●邪王院弘
●ちやじ
●ぶっちょカシワギ
●荻野アサミ
●アクマダイコン
●丼野M美
●クビ子
and so on
◆審査員長=林茂助
のどじMEN専用ブログ
http://taoru.seesaa.net/
8月17日(金)はなんばベアーズで「のどじMEN」!
開演:午後7時00分
前売り:1500円/当日:2000円
会場:なんばBEARS
556-0001 大阪市浪速区難波中3-14-5新日本難波ビルB1F
電話06-6649-5564
http://home.att.ne.jp/orange/bears/
http://home.att.ne.jp/orange/bears/access.html(地図)
(追記)
無事、終了しました。
混沌の極みでした。
のどじまん大会をしていたはずなのに、いつのまにか、異次元に突入していました。
次回のライブは9月21日(金)「フイナルフンタジー」@BEARSです。
今回は意外にもアングラになってしまいましたが、次回はポップに遊びたい。
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芸術とマルチチュード
2007年8月16日 読書ぺとぺとさん (ファミ通文庫)
2007年8月15日 読書
ISBN:4757717474 文庫 木村 航 エンターブレイン 2004/02 ¥672
エロエロ妖怪「ぺとぺとさん」こと「藤村鳩子」こと「ぺと子」を中心とした、妖怪たちとこどもたちが共に学ぶクラスでのいろんなエピソード。
萌え要素を並べればオタクは喜ぶんでしょ、というような「売らんかな」的スタンスではなく、本当に「かわいい」とはどういうことなのかをちゃんとわからせてくれる、面白い本だった。
カエル(実はぺと子)が鳴く「げろげーろ」とか。
「正義と真実の人、藤村鳩子や」というオールドファンへの配慮も。
僕が一番面白くてかわいいと思ったのは、ぬりかべの「真壁ぬりえ」だ。
アニメは第1話しか見ていないが、これも見る機会があったら、見てみよう。
さて、この『ぺとぺとさん』のなかに、ユーちゃんと呼ばれる女の子が出てくる。
ユーちゃんは妖怪ずんべらぼうで、本名は守口雄一。
人間、守口雄一から名前をもらっているため、可愛い女子なのにこんな名前なのだ。
さて、吉野紗香が「攻殻機動隊」を見て感動し、草薙素子役をやりたい、とブログに書いたことで、ブログが炎上している。
「おまえなんかに出来るわけない」と非難囂々なのだ。
ひととおりまるで2ちゃんねるかと見紛うばかりのクソコメントの数々を読んだが、きっとだれかが言うだろう、と思ってたことがまだ書き込まれていない。
もしも攻殻機動隊を読むなり見るなりしたことがあれば、草薙素子の外見ってのは単なる義体であることを、みんな知っているはずだ。
つまり、取り替え可能。
吉野紗香がその義体になったとしてもおかしくはない。
だから「おまえにはできない」と非難するということは、草薙素子の正体をわかっていないことの証明なのだ。
これは、『ぺとぺとさん』で可愛い女の妖怪が「守口雄一」という名前をたまたま獲得した経緯と似ている。
「守口雄一なんて名前をずんべらぼうがつけるわけない」と非難しているようなもので、まったくわかっていないとんちんかんな反応だ。
それでもあの漫画やアニメで描かれた草薙素子の外見にこだわりたいのなら、それは「攻殻機動隊」の世界観の外で語るべきことであって、いったん作品の世界観を受け入れたら、吉野紗香であろうとだれであろうと、守口雄一であろうと、草薙素子になりうるわけだ。非難する足場がどこにもない。
そう言えば、この『ぺとぺとさん』に出てくる妖怪たちは、姿形を変えるものが多い。
ぬりちゃんは、壁から壁へと移動して、自分の意志によって人間の形をとっている。
ぺと子も濃くなったり薄くなったりする。
カッパの沙原くぐるも姿を変える。
外見が変わっても、アイデンティティーは変わらない。
攻殻機動隊のファンは、あの作品の世界観を認めておきながら、なにゆえに外見でものを言うのか。
さて、これだけ書けば、このブログも炎上するかな?
ダメオシにこれも書いておこう。
もしも攻殻機動隊の実写版映画が撮影されるなら、僕が草薙素子を演じたい!
エロエロ妖怪「ぺとぺとさん」こと「藤村鳩子」こと「ぺと子」を中心とした、妖怪たちとこどもたちが共に学ぶクラスでのいろんなエピソード。
萌え要素を並べればオタクは喜ぶんでしょ、というような「売らんかな」的スタンスではなく、本当に「かわいい」とはどういうことなのかをちゃんとわからせてくれる、面白い本だった。
カエル(実はぺと子)が鳴く「げろげーろ」とか。
「正義と真実の人、藤村鳩子や」というオールドファンへの配慮も。
僕が一番面白くてかわいいと思ったのは、ぬりかべの「真壁ぬりえ」だ。
アニメは第1話しか見ていないが、これも見る機会があったら、見てみよう。
さて、この『ぺとぺとさん』のなかに、ユーちゃんと呼ばれる女の子が出てくる。
ユーちゃんは妖怪ずんべらぼうで、本名は守口雄一。
人間、守口雄一から名前をもらっているため、可愛い女子なのにこんな名前なのだ。
さて、吉野紗香が「攻殻機動隊」を見て感動し、草薙素子役をやりたい、とブログに書いたことで、ブログが炎上している。
「おまえなんかに出来るわけない」と非難囂々なのだ。
ひととおりまるで2ちゃんねるかと見紛うばかりのクソコメントの数々を読んだが、きっとだれかが言うだろう、と思ってたことがまだ書き込まれていない。
もしも攻殻機動隊を読むなり見るなりしたことがあれば、草薙素子の外見ってのは単なる義体であることを、みんな知っているはずだ。
つまり、取り替え可能。
吉野紗香がその義体になったとしてもおかしくはない。
だから「おまえにはできない」と非難するということは、草薙素子の正体をわかっていないことの証明なのだ。
これは、『ぺとぺとさん』で可愛い女の妖怪が「守口雄一」という名前をたまたま獲得した経緯と似ている。
「守口雄一なんて名前をずんべらぼうがつけるわけない」と非難しているようなもので、まったくわかっていないとんちんかんな反応だ。
それでもあの漫画やアニメで描かれた草薙素子の外見にこだわりたいのなら、それは「攻殻機動隊」の世界観の外で語るべきことであって、いったん作品の世界観を受け入れたら、吉野紗香であろうとだれであろうと、守口雄一であろうと、草薙素子になりうるわけだ。非難する足場がどこにもない。
そう言えば、この『ぺとぺとさん』に出てくる妖怪たちは、姿形を変えるものが多い。
ぬりちゃんは、壁から壁へと移動して、自分の意志によって人間の形をとっている。
ぺと子も濃くなったり薄くなったりする。
カッパの沙原くぐるも姿を変える。
外見が変わっても、アイデンティティーは変わらない。
攻殻機動隊のファンは、あの作品の世界観を認めておきながら、なにゆえに外見でものを言うのか。
さて、これだけ書けば、このブログも炎上するかな?
ダメオシにこれも書いておこう。
もしも攻殻機動隊の実写版映画が撮影されるなら、僕が草薙素子を演じたい!
衛星放送でクレージーキャッツの映画を放送している。
今日は「クレージー大作戦」
何年ぶりかに見た。
娯楽の王道。安心して見れるが、まとまりすぎてる感じもする。
野川由美子の魅惑ったら、すごい。
あと、おじいちゃんに扮した植木等が、こどもたちとの会話をするシーンで、セリフが消されていた。
きっと放送コードにひっかかる言葉を使っていたのだろうが、普通に見ている僕としては、突然植木等とこどもたちがオシになったのか、それとも、自分がツンボになったのか、と疑った。
今日は「クレージー大作戦」
何年ぶりかに見た。
娯楽の王道。安心して見れるが、まとまりすぎてる感じもする。
野川由美子の魅惑ったら、すごい。
あと、おじいちゃんに扮した植木等が、こどもたちとの会話をするシーンで、セリフが消されていた。
きっと放送コードにひっかかる言葉を使っていたのだろうが、普通に見ている僕としては、突然植木等とこどもたちがオシになったのか、それとも、自分がツンボになったのか、と疑った。
とても1998年の作品とは思えない、懐かしさをおぼえる映画。
タマラ・ジェンキンス監督
ナターシャ・リオン、マリサ・トメイ、アラン・アーキン、ケビン・コリガン
ビバリーヒルズを転々と移り住む家族の物語で、主人公ナターシャ・リオンの言葉を借りれば「ノマド(遊牧民)」
思春期映画で、好奇心から男性に胸を触らせたり、電動バイブ初体験で昇天したり、整形外科に飛び込んで巨乳を切り取ってもらおうとしたり。ナターシャ・リオン、バイブを股間にあてて踊りまくってたな。食事中に大腿部にフォークを突き刺すシチュエーションが2度繰り返されたり。
映画であるかぎり、ここで見られる映像も虚像なのには違いないはずだが、見ているあいだは、「これがアメリカの実像なんだな」と思ったりした。
まあ、貧乏くさいというか、センスがないというか。
映画で見るアメリカというより、TVドラマで見るアメリカに近い。
男はやっぱりブリーフ派。
トランクスをかっこいいと思いこんでいるのは日本人だけなのだろうか。
あと、セックスのあと、処女だったことが発覚して、男が「男にとってはプレッシャーだ。18歳以下の処女とセックスしちゃったんだぜ」とか言うのが、アメリカだなあ、と思った。
借金まみれ、自殺癖、マリファナ、などなど、アメリカの一般家庭のもつごくありきたりな荒れた家族なのだが、結束は固い。
どんなにムチャクチャな一家でも、プライドがあって、家族が一番、というようなありきたりな結論に着地するのも、アメリカのダメさを描き出している。
ただ、こんなダメ人間たちの日常をテーマにし、どこがいいのかすすめにくい作品なのだが、とても好感のもてる映画でもあった。
タマラ・ジェンキンス監督
ナターシャ・リオン、マリサ・トメイ、アラン・アーキン、ケビン・コリガン
ビバリーヒルズを転々と移り住む家族の物語で、主人公ナターシャ・リオンの言葉を借りれば「ノマド(遊牧民)」
思春期映画で、好奇心から男性に胸を触らせたり、電動バイブ初体験で昇天したり、整形外科に飛び込んで巨乳を切り取ってもらおうとしたり。ナターシャ・リオン、バイブを股間にあてて踊りまくってたな。食事中に大腿部にフォークを突き刺すシチュエーションが2度繰り返されたり。
映画であるかぎり、ここで見られる映像も虚像なのには違いないはずだが、見ているあいだは、「これがアメリカの実像なんだな」と思ったりした。
まあ、貧乏くさいというか、センスがないというか。
映画で見るアメリカというより、TVドラマで見るアメリカに近い。
男はやっぱりブリーフ派。
トランクスをかっこいいと思いこんでいるのは日本人だけなのだろうか。
あと、セックスのあと、処女だったことが発覚して、男が「男にとってはプレッシャーだ。18歳以下の処女とセックスしちゃったんだぜ」とか言うのが、アメリカだなあ、と思った。
借金まみれ、自殺癖、マリファナ、などなど、アメリカの一般家庭のもつごくありきたりな荒れた家族なのだが、結束は固い。
どんなにムチャクチャな一家でも、プライドがあって、家族が一番、というようなありきたりな結論に着地するのも、アメリカのダメさを描き出している。
ただ、こんなダメ人間たちの日常をテーマにし、どこがいいのかすすめにくい作品なのだが、とても好感のもてる映画でもあった。
DVD 東宝ビデオ 2002/09/21 ¥6,300
大阪ビジネスパークで開催中の「わくわく宝島」、昨日に続いて、またもや参上!
午後1時30分から「わいわいアリーナ」で開かれる「スタぴか!プレゼンツ わくわく宝島キッズダンスコンテスト」が目的だ。
出演チームは次のとおり。
1.スパイラルミント(8人)スパイダー!
2.M.R-N(2人)兄弟のロックダンス
3.Make Up Sister(2人)
4.美姫(8人)衣装が3通りに変わる。ダンスとアクロバット。
5.Ibuking MaiQueen D.D(2人)マイカ。声も出た!
6.パワフルエンジェル(4人)衣装早変りあり。回転回転。
7.BOLDLY CREW(男2人女3人)HIPHOP
8.Cool Crew Kids(4人)ブレイキン
9.グリーンベレー(2人)キョウカ。1日のリズムを表現。
10.サウンドエナジー(8人)エキゾチックな選曲。
RUSH BALLの2人がいる5番、9番が入賞するかどうか。
ゴリエ杯優勝のパワフルエンジェルは今回も旋風を巻き起こすか。
日本一の称号を持つサウンドエナジーは実力発揮するか。
コンテスト常連のミント勢、今回の結果は。
などなど、みどころはいろいろ。
僕が見たところ、これは入賞だ!と思ったのは、次の3組。
美姫、BOLDLY CREW、グリーンベレー。
一糸乱れぬスパイラルミントや、ブレイキングの妙技連発のCool Crew Kidsもよかったが、あくまでもこれはダンスであって、体操ではない。
何を表現しようとしているのか、それを表現しきれているか、をポイントに僕はダンスを見ている。その表現について難易度の高い技が必要ならば、用いればいいが、ただ単に難易度が高いだけでは表現たりえない、というのが僕の考えだ。音楽だって、どんなに楽器の演奏技術が高くても、やっている音楽のよさには直接つながらない、というのと同じこと。とにかく技術のうまさで度胆を抜く、という戦略もありうるが、それを実現するのは非常に難しい。
また、イブキングはソロダンスの待機中に手持ち無沙汰気味だったのが気になった。マイカは声を出したり、待機しているだけなのにそれがすでにダンスになっている凄みを感じたが。
そうそう。マイカのダンスの大人っぽさには驚いた。マイカの持つ独特の雰囲気にはますます磨きがかかっている。
サウンドエナジーは、日本一をとったときのダンスに比べてそれほどの進歩を感じられず、どうなのかな、と思っていた。メンバーの息の合方は、スパイラルミントの方が遥かに凄かったし。ただ、ダンス表現としては、見事だった。
あと、あんまりHIPHOPが好きでない僕でも、BOLDLY CREWの上手さはおそれいるしかなかった。
まあ、素人の勝手な感想はこれくらいにして、結果を書き残しておこう。
優勝:サウンドエナジー
準優勝:Ibuking MaiQueen D.D
3位:グリーンベレー
なるほど!ダンスは奥が深い。
「とことん押井守」で「うる星やつら2 ビューティフルドリーマー」を見た。いったい何回めなのやら。最初の部分を見たら、やっぱり最後まで見てしまった。
20年以上も前の作品で、公開当時は、アニメファン、高橋留美子ファン、うる星やつらファンから、この作品は叩かれまくっていたと記憶している。一方、僕みたいにふだんアニメを見ない人たちが、この映画に感動して肯定的な意見を書いていた。
僕がアニメオタクたちの意見を基本的に信じていないのは、このときの騒動にもとづいている。アニメ雑誌で、「わたしがこのアニメを評価しないのは、浦島太郎のような既成の物語を借りていて、監督のオリジナルなストーリーじゃないからです」なんてムチャクチャなことを平気で書くプロまでいて、僕は「こいつら、腐ってる!」と憤ったものだ。そして、周囲に同じようにこの作品に感動した人がいないことに孤独を感じていた。
今回の「とことん押井守!」で押井守作品の中で何が一番好きかという投票で、ビューティフルドリーマーが4位どまりであることにも、納得いかない思いが残る。攻殻機動隊やパトレイバーもむちゃくちゃ面白いが、ビューティフルドリーマーよりもそれらを推すアニメファンは、何もわかっちゃいないんだ、と断言しておこう。
大阪ビジネスパークで開催中の「わくわく宝島」、昨日に続いて、またもや参上!
午後1時30分から「わいわいアリーナ」で開かれる「スタぴか!プレゼンツ わくわく宝島キッズダンスコンテスト」が目的だ。
出演チームは次のとおり。
1.スパイラルミント(8人)スパイダー!
2.M.R-N(2人)兄弟のロックダンス
3.Make Up Sister(2人)
4.美姫(8人)衣装が3通りに変わる。ダンスとアクロバット。
5.Ibuking MaiQueen D.D(2人)マイカ。声も出た!
6.パワフルエンジェル(4人)衣装早変りあり。回転回転。
7.BOLDLY CREW(男2人女3人)HIPHOP
8.Cool Crew Kids(4人)ブレイキン
9.グリーンベレー(2人)キョウカ。1日のリズムを表現。
10.サウンドエナジー(8人)エキゾチックな選曲。
RUSH BALLの2人がいる5番、9番が入賞するかどうか。
ゴリエ杯優勝のパワフルエンジェルは今回も旋風を巻き起こすか。
日本一の称号を持つサウンドエナジーは実力発揮するか。
コンテスト常連のミント勢、今回の結果は。
などなど、みどころはいろいろ。
僕が見たところ、これは入賞だ!と思ったのは、次の3組。
美姫、BOLDLY CREW、グリーンベレー。
一糸乱れぬスパイラルミントや、ブレイキングの妙技連発のCool Crew Kidsもよかったが、あくまでもこれはダンスであって、体操ではない。
何を表現しようとしているのか、それを表現しきれているか、をポイントに僕はダンスを見ている。その表現について難易度の高い技が必要ならば、用いればいいが、ただ単に難易度が高いだけでは表現たりえない、というのが僕の考えだ。音楽だって、どんなに楽器の演奏技術が高くても、やっている音楽のよさには直接つながらない、というのと同じこと。とにかく技術のうまさで度胆を抜く、という戦略もありうるが、それを実現するのは非常に難しい。
また、イブキングはソロダンスの待機中に手持ち無沙汰気味だったのが気になった。マイカは声を出したり、待機しているだけなのにそれがすでにダンスになっている凄みを感じたが。
そうそう。マイカのダンスの大人っぽさには驚いた。マイカの持つ独特の雰囲気にはますます磨きがかかっている。
サウンドエナジーは、日本一をとったときのダンスに比べてそれほどの進歩を感じられず、どうなのかな、と思っていた。メンバーの息の合方は、スパイラルミントの方が遥かに凄かったし。ただ、ダンス表現としては、見事だった。
あと、あんまりHIPHOPが好きでない僕でも、BOLDLY CREWの上手さはおそれいるしかなかった。
まあ、素人の勝手な感想はこれくらいにして、結果を書き残しておこう。
優勝:サウンドエナジー
準優勝:Ibuking MaiQueen D.D
3位:グリーンベレー
なるほど!ダンスは奥が深い。
「とことん押井守」で「うる星やつら2 ビューティフルドリーマー」を見た。いったい何回めなのやら。最初の部分を見たら、やっぱり最後まで見てしまった。
20年以上も前の作品で、公開当時は、アニメファン、高橋留美子ファン、うる星やつらファンから、この作品は叩かれまくっていたと記憶している。一方、僕みたいにふだんアニメを見ない人たちが、この映画に感動して肯定的な意見を書いていた。
僕がアニメオタクたちの意見を基本的に信じていないのは、このときの騒動にもとづいている。アニメ雑誌で、「わたしがこのアニメを評価しないのは、浦島太郎のような既成の物語を借りていて、監督のオリジナルなストーリーじゃないからです」なんてムチャクチャなことを平気で書くプロまでいて、僕は「こいつら、腐ってる!」と憤ったものだ。そして、周囲に同じようにこの作品に感動した人がいないことに孤独を感じていた。
今回の「とことん押井守!」で押井守作品の中で何が一番好きかという投票で、ビューティフルドリーマーが4位どまりであることにも、納得いかない思いが残る。攻殻機動隊やパトレイバーもむちゃくちゃ面白いが、ビューティフルドリーマーよりもそれらを推すアニメファンは、何もわかっちゃいないんだ、と断言しておこう。
DVD エスピーオー 2001/12/07 ¥5,040
最近、頭は「とことん押井守」のことばかり。
今日は、録画しておいたのを中心に、
「一発貫太くん」28話(ピンクドラゴンズ。女子が野球する話)
「ゼンダマン」10話(超徳太子)
「天使のたまご」
「御先祖様万々歳」1話(飛行船がタイムマシン)
を見る。
押井守が作品について語る部分が面白い。
特に、しゃべり方。
しゃべったあとに、口がまだ半開きになっていて、エクトプラズムのような目に見えない魂がフワ〜ッと漂い出てくる感じがする。
言葉よりも、真実はそのフワ〜ッの中にあるようだ。
今回、見たなかでは、「御先祖様万々歳!」が一番面白かった。
これを最初に見たとき、僕は毎日のように演劇を見ており、こうした演劇的演出を面白いとは感じていたが、実際の演劇から受ける感動と比較して、「まあまあ」程度の評価しかしていなかったと思う。
でも、今見ると、演劇の一番面白い部分を抽出しているすぐれた作品だ、と思うに至った。
最近、演劇をほとんど見に行っていない、というのが影響しているのかもしれない。
演劇を毎日のように見ていて思ったのは、「演劇は何かを映し出す鏡にはなりうるが、演劇から発せられるものはない」ということだった。脚本の多くが映画や漫画や本からとってきたもので、ひどいのになると、本のページをそのまま台詞にしていたりする。それが評判の高い劇団で、しかもそういう劇団が1つや2つではない、という現実に接して、「これなら本を読んでいた方がいい」と思ったのだ。
その後、いくつか演劇は見に行ったが、きちんとしたオリジナルであっても、あまりにも毒がなさすぎて、いつでもテレビ放送ができそうなものばかりだったのにガッカリすることの連続だった。
つまりは、僕は今、演劇にあんまり可能性を感じていない、というわけだが、これはたぶんに極貧になった僕にとって演劇がすっぱいぶどうになった、という事情を物語っているだけかもしれない。
それならば、ちょっともったいない。
「御先祖様万々歳!」には、「演劇には何かある」という期待感を呼び醒ますだけのインパクトがあった。
呼び醒ましてもパンドラの箱かもしれないが。
最近、頭は「とことん押井守」のことばかり。
今日は、録画しておいたのを中心に、
「一発貫太くん」28話(ピンクドラゴンズ。女子が野球する話)
「ゼンダマン」10話(超徳太子)
「天使のたまご」
「御先祖様万々歳」1話(飛行船がタイムマシン)
を見る。
押井守が作品について語る部分が面白い。
特に、しゃべり方。
しゃべったあとに、口がまだ半開きになっていて、エクトプラズムのような目に見えない魂がフワ〜ッと漂い出てくる感じがする。
言葉よりも、真実はそのフワ〜ッの中にあるようだ。
今回、見たなかでは、「御先祖様万々歳!」が一番面白かった。
これを最初に見たとき、僕は毎日のように演劇を見ており、こうした演劇的演出を面白いとは感じていたが、実際の演劇から受ける感動と比較して、「まあまあ」程度の評価しかしていなかったと思う。
でも、今見ると、演劇の一番面白い部分を抽出しているすぐれた作品だ、と思うに至った。
最近、演劇をほとんど見に行っていない、というのが影響しているのかもしれない。
演劇を毎日のように見ていて思ったのは、「演劇は何かを映し出す鏡にはなりうるが、演劇から発せられるものはない」ということだった。脚本の多くが映画や漫画や本からとってきたもので、ひどいのになると、本のページをそのまま台詞にしていたりする。それが評判の高い劇団で、しかもそういう劇団が1つや2つではない、という現実に接して、「これなら本を読んでいた方がいい」と思ったのだ。
その後、いくつか演劇は見に行ったが、きちんとしたオリジナルであっても、あまりにも毒がなさすぎて、いつでもテレビ放送ができそうなものばかりだったのにガッカリすることの連続だった。
つまりは、僕は今、演劇にあんまり可能性を感じていない、というわけだが、これはたぶんに極貧になった僕にとって演劇がすっぱいぶどうになった、という事情を物語っているだけかもしれない。
それならば、ちょっともったいない。
「御先祖様万々歳!」には、「演劇には何かある」という期待感を呼び醒ますだけのインパクトがあった。
呼び醒ましてもパンドラの箱かもしれないが。
未来への記憶―自伝の試み (上)(下)
2007年8月8日 読書
ISBN:4004307074 新書 河合 隼雄 岩波書店 2001/01 ¥714 「人の話を聞くことのプロ」であり臨床心理学者の著者が、ふだんとは逆の立場から、その半生を語り下ろしている。自らを「研究素材」に提供するという試みだけでも十分に興味深いものだが、文学、教育、社会問題など、幅広い分野にわたり示唆に富んだ著書を多数発表してきた著者の原点を知ることができるのが大きな魅力だ。 <p> 特…
後日。
後日。
臨床とことば―心理学と哲学のあわいに探る臨床の知
2007年8月7日 読書
DVD バンダイビジュアル 2004/02/25 ¥6,090
「ダロス」1、2部が放送された。
以前見てからかなりたっているので、この後どうなるのか、などすっかり忘れている。
見ながら考えていたのは、戦争と単色の関連だった。
戦闘シーンは意識的に赤や青のライトで照らされた単色で構成されており、それが殺伐としたムードを出していた。
戦時はカラフルとは正反対の世界であったことを思えば、カラフルであることと、自由や平和はつながっているのかもしれない。
(追記)
アルフォンソ・リンギスによると、「ホメロスは彼の残したすべての叙事詩のなかで、わずか3つの色しか言及していない」らしい。
これはホメロスだけでなく、インド、中国、中東、ユカタン半島の叙事詩のどれをとっても、それ以上の色に言及しているものはない、という。
なるほど。色の多さを許容しないということと、戦争は近いものなんだなあ。
有色人種を嫌うアメリカが世界に戦争をばらまくのは、自然ななりゆきなのだ。
「ダロス」1、2部が放送された。
以前見てからかなりたっているので、この後どうなるのか、などすっかり忘れている。
見ながら考えていたのは、戦争と単色の関連だった。
戦闘シーンは意識的に赤や青のライトで照らされた単色で構成されており、それが殺伐としたムードを出していた。
戦時はカラフルとは正反対の世界であったことを思えば、カラフルであることと、自由や平和はつながっているのかもしれない。
(追記)
アルフォンソ・リンギスによると、「ホメロスは彼の残したすべての叙事詩のなかで、わずか3つの色しか言及していない」らしい。
これはホメロスだけでなく、インド、中国、中東、ユカタン半島の叙事詩のどれをとっても、それ以上の色に言及しているものはない、という。
なるほど。色の多さを許容しないということと、戦争は近いものなんだなあ。
有色人種を嫌うアメリカが世界に戦争をばらまくのは、自然ななりゆきなのだ。