Candy Pop Beat in LABI1なんば
2007年10月6日 アイドル
ヤマダ電機なんば店で「Candy Pop Beat in LABI1なんば」
入場無料で、撮影も自由、まわりは玩具や本やゲームでいっぱい。
おまけに、自宅から歩いて5分。
夢のようなシチュエーションではないだろうか。
司会はH@chiの4人が2人ずつ組にわかれて登場、それと、石川奈々ちゃんと北澤葵ちゃんのペアで。
まず登場は、ミオ&ナオ
今回が初ステージらしいが、キャットファイトの番組に出演するそうだ。
「スカートひらり」とか「残酷な天使のテーゼ」とか4曲。
アニメっぽい制服で登場。
コスプレ系の子らのように見えた。
石川奈々&北澤葵
ファジーファンクションから出た特撮ヒロインもの「Sweet’s FOX イヅナ」に、この2人は出演している。
今回は、そのオープニング曲
「レツゴー!イヅナロワイヤル!」
を2人で歌った。これが非常によく出来ていて、楽しい。
2曲めは、主演の奈々ちゃんのソロで、エンディング曲「いづなのテーマ」。
この映画、未見だが、監督、脚本が「空飛ぶ女くの一」の西村和人だ。
「ありそでなかった主役がフサフサ系動物顔ヒロインの特撮ドラマ」と銘打っているだけで、期待大だ。
http://fuzzyfunction.com/iduna/index.htm
WHITE WHITE(ホワホワ)
1.明日に向かって〜Let’s Go
2.恋のバカンス
3.恋はあせらず
4.オールウェイズ
5.LL☆FANTASY
ホワホワは、ミユ、モカ、アリサの3人で、主に東海地方を中心に活躍している。
http://www.whitex2.jp/top.html
金銀のポンポン使った歌とか、ムードメイカーのモカの面白さとか、注目したいユニットだ。
メアリーエンジェル
1.ここにいるぜぇ
2.愛のために
3.ファーストステップ
4.カマピー&チックル
5.リアリティー
アンコール:エンジェルウィング
メアリーエンジェル最強。
カマピー、チックルのマスコットを持っているお客さんもいた。あれ、どこで買ったんだろう。
「リアリティー」では手をひらひらさせる振付けをお客さんに教えていた。
アイドルって、よくお客さんに振付けを教えてやってもらおうとするけど、あれは、楽しいんだろうか。
と書いてから思い出した。
自分がモダンチョキチョキズでステージに立っているとき、お客さんが振付けを覚えて一緒にやっているのを見て、とても楽しかったのだ。
いっぱい練習したはずなのに、本人は振付け忘れていても、ファンの人の方が今でもよく覚えていたりして、驚くことが多々ある。
そうか。その頃、僕もステージからお客さんの1人1人とできるだけ目をあわせるようにして、ニコニコ歌っていたのだ。
アングラのパフォーマンスやってるときは、ほとんどお客さんの顔を見ずに、自分の世界にはまって演じている。
なにか違いがあるんだろうが、詳しく分析できない。
H@chi
1.パステルカラー
2.かまぼこ
3.ココロノチズ
4.ビリーブ
5.ハッピーハッチドライブ
アンコール:会いたかった(H@chi&メアリーエンジェル)
アンコール曲はメアリーエンジェルのレパートリーだった。やはり、メアリーエンジェル最強なのだ。
H@chiはすっかり関西のアイドルとしては押しも押されもしない位置に君臨しているように思える。
最近よくライブを見ているので、よけいにそう感じるのかもしれない。
入場無料で、撮影も自由、まわりは玩具や本やゲームでいっぱい。
おまけに、自宅から歩いて5分。
夢のようなシチュエーションではないだろうか。
司会はH@chiの4人が2人ずつ組にわかれて登場、それと、石川奈々ちゃんと北澤葵ちゃんのペアで。
まず登場は、ミオ&ナオ
今回が初ステージらしいが、キャットファイトの番組に出演するそうだ。
「スカートひらり」とか「残酷な天使のテーゼ」とか4曲。
アニメっぽい制服で登場。
コスプレ系の子らのように見えた。
石川奈々&北澤葵
ファジーファンクションから出た特撮ヒロインもの「Sweet’s FOX イヅナ」に、この2人は出演している。
今回は、そのオープニング曲
「レツゴー!イヅナロワイヤル!」
を2人で歌った。これが非常によく出来ていて、楽しい。
2曲めは、主演の奈々ちゃんのソロで、エンディング曲「いづなのテーマ」。
この映画、未見だが、監督、脚本が「空飛ぶ女くの一」の西村和人だ。
「ありそでなかった主役がフサフサ系動物顔ヒロインの特撮ドラマ」と銘打っているだけで、期待大だ。
http://fuzzyfunction.com/iduna/index.htm
WHITE WHITE(ホワホワ)
1.明日に向かって〜Let’s Go
2.恋のバカンス
3.恋はあせらず
4.オールウェイズ
5.LL☆FANTASY
ホワホワは、ミユ、モカ、アリサの3人で、主に東海地方を中心に活躍している。
http://www.whitex2.jp/top.html
金銀のポンポン使った歌とか、ムードメイカーのモカの面白さとか、注目したいユニットだ。
メアリーエンジェル
1.ここにいるぜぇ
2.愛のために
3.ファーストステップ
4.カマピー&チックル
5.リアリティー
アンコール:エンジェルウィング
メアリーエンジェル最強。
カマピー、チックルのマスコットを持っているお客さんもいた。あれ、どこで買ったんだろう。
「リアリティー」では手をひらひらさせる振付けをお客さんに教えていた。
アイドルって、よくお客さんに振付けを教えてやってもらおうとするけど、あれは、楽しいんだろうか。
と書いてから思い出した。
自分がモダンチョキチョキズでステージに立っているとき、お客さんが振付けを覚えて一緒にやっているのを見て、とても楽しかったのだ。
いっぱい練習したはずなのに、本人は振付け忘れていても、ファンの人の方が今でもよく覚えていたりして、驚くことが多々ある。
そうか。その頃、僕もステージからお客さんの1人1人とできるだけ目をあわせるようにして、ニコニコ歌っていたのだ。
アングラのパフォーマンスやってるときは、ほとんどお客さんの顔を見ずに、自分の世界にはまって演じている。
なにか違いがあるんだろうが、詳しく分析できない。
H@chi
1.パステルカラー
2.かまぼこ
3.ココロノチズ
4.ビリーブ
5.ハッピーハッチドライブ
アンコール:会いたかった(H@chi&メアリーエンジェル)
アンコール曲はメアリーエンジェルのレパートリーだった。やはり、メアリーエンジェル最強なのだ。
H@chiはすっかり関西のアイドルとしては押しも押されもしない位置に君臨しているように思える。
最近よくライブを見ているので、よけいにそう感じるのかもしれない。
鈴木亘彦展「ゾルとゲル」〜伊藤高志・稲垣貴士実験映画上映会〜現代美術の皮膚
2007年10月5日 映画
淀屋橋の山木美術で鈴木亘彦展「ゾルとゲル」を見て来た。
ガラスと合成樹脂で色とりどりのしずくが交錯する作品。
平面と立体の視覚的トリックの快楽を感じさせるものが多い。
標本箱のような作品も、立体の平面化、と言えなくもないし。
平面を並べただけで、実在しない球体を顕現させた作品には驚いた。
国立国際美術館講堂で、「映像・音響」伊藤高志、稲垣貴士実験映画上映会。
「SPACY」伊藤高志/1981年
「DAYS」稲垣貴士/1982年
「ZONE」伊藤高志/1995年
「longue LINGE bichrome」稲垣貴士/2000年(2006年再編集)
「静かな一日・完全版」伊藤高志/2002年
Wタカシの作品群。SPACY、ZONEなど伊藤高志の作品には、稲垣貴士が音響で関わっている。
作品の覚え書きとして、当日配付された資料から引用してみる。
SPACY
「作品の最初のイメージは、合わせ鏡の間に立った時に見える無限に反復する空間」伊藤高志は「私を超越した映像がスクリーンで蠢いていた」と述懐している。合わせ鏡に悪魔があらわれるのは、事実らしい。
DAYS
界面活性剤で溶解したフィルム。
「作品は物質としてのフィルムで、それをプロジェクションしてみるという発想がまずあった」
ZONE
「ZONEとは私自身のイマジネーションの領域」
「ZONEとは臓物、肉、骨を包み込んだ皮膚」
首のない男が坐っている。
視覚、聴覚、味覚、嗅覚を失った人間にとって、ゾーンとは?
longue LINGE bichrome
フランスのアーティスト、フランソワーズ・ブレスとのコラボレーション「TEN TO SEN」のインスタレーション用映像として制作された。
女性が歩いているだけの映像、と言っていいだろう。
静かな一日・完全版
化粧する女、牛乳飲む女、浴槽に沈み花が浮かび上がってくる。
SPACYやDAYSといった、いかにも実験映画色の強い作品よりも、僕はこの「静かな一日」の方が面白かった。
「映画は何をどう描いてもかまわない、自由なのだ」と伊藤が実感するようになってからの作品で、いい意味で肩の力が抜けている。
上映後、「現代美術の皮膚」展を駆け足で見る。
入場すると、マーク・クインの「悟りへの道」がお出迎え。ダイエットが修行に見える瞬間。
穴に指をつっこむと、でべそのようなペニスの映像が動くフィリップ・プロフィの「可塑的な身体」
イ・ドンウの作品は小さな裸の男が刀の柄になったり、トロフィーにまぎれこんだり。肉のイメージが気持良いやら気持悪いやら、美味しそうやら。
これがおっさんじゃなくて、少女になると、会田誠になる。
昆虫でドレスを作るヤン・ファーブル。
脱皮キキ・スミスに整形オルラン。
遠距離恋愛をベッド上で表現する林智子。僕は1人で見に行ったが、美術館スタッフの女性が、擬似相手として、遠距離で交信してくれた。光の線が重なりあって、キラキラする。
巨大な頭部の西尾康之。この人の作品は、ガンダム展のとき、はじめて意識しはじめたかな。
テーマの「皮膚」は、普通に考えると、自分の領域をあらわしている。
先日読んだバルテュスの言葉によれば、現代作家とは、自分を表現しようとする作家のこと。
自分の存在が自明であったり、問題にならないうちは、自分より外にあるものを描くのが芸術のあり方だった。現代では、自分や自分のあやうさを表現することが主流だということか。
「コレクション31960年代以降、今日までの美術」も閉館まぎわにさらに駆け足で見る。
各時代の空気をあらわす作品が並ぶが、いいなあと思うのがだいたい1960年代の作品ラウシェンバーグとかジム・ダインとか、タイガー立石とか、横尾忠則なのは、自分の感性の古さを物語っているのかもしれない。
ガラスと合成樹脂で色とりどりのしずくが交錯する作品。
平面と立体の視覚的トリックの快楽を感じさせるものが多い。
標本箱のような作品も、立体の平面化、と言えなくもないし。
平面を並べただけで、実在しない球体を顕現させた作品には驚いた。
国立国際美術館講堂で、「映像・音響」伊藤高志、稲垣貴士実験映画上映会。
「SPACY」伊藤高志/1981年
「DAYS」稲垣貴士/1982年
「ZONE」伊藤高志/1995年
「longue LINGE bichrome」稲垣貴士/2000年(2006年再編集)
「静かな一日・完全版」伊藤高志/2002年
Wタカシの作品群。SPACY、ZONEなど伊藤高志の作品には、稲垣貴士が音響で関わっている。
作品の覚え書きとして、当日配付された資料から引用してみる。
SPACY
「作品の最初のイメージは、合わせ鏡の間に立った時に見える無限に反復する空間」伊藤高志は「私を超越した映像がスクリーンで蠢いていた」と述懐している。合わせ鏡に悪魔があらわれるのは、事実らしい。
DAYS
界面活性剤で溶解したフィルム。
「作品は物質としてのフィルムで、それをプロジェクションしてみるという発想がまずあった」
ZONE
「ZONEとは私自身のイマジネーションの領域」
「ZONEとは臓物、肉、骨を包み込んだ皮膚」
首のない男が坐っている。
視覚、聴覚、味覚、嗅覚を失った人間にとって、ゾーンとは?
longue LINGE bichrome
フランスのアーティスト、フランソワーズ・ブレスとのコラボレーション「TEN TO SEN」のインスタレーション用映像として制作された。
女性が歩いているだけの映像、と言っていいだろう。
静かな一日・完全版
化粧する女、牛乳飲む女、浴槽に沈み花が浮かび上がってくる。
SPACYやDAYSといった、いかにも実験映画色の強い作品よりも、僕はこの「静かな一日」の方が面白かった。
「映画は何をどう描いてもかまわない、自由なのだ」と伊藤が実感するようになってからの作品で、いい意味で肩の力が抜けている。
上映後、「現代美術の皮膚」展を駆け足で見る。
入場すると、マーク・クインの「悟りへの道」がお出迎え。ダイエットが修行に見える瞬間。
穴に指をつっこむと、でべそのようなペニスの映像が動くフィリップ・プロフィの「可塑的な身体」
イ・ドンウの作品は小さな裸の男が刀の柄になったり、トロフィーにまぎれこんだり。肉のイメージが気持良いやら気持悪いやら、美味しそうやら。
これがおっさんじゃなくて、少女になると、会田誠になる。
昆虫でドレスを作るヤン・ファーブル。
脱皮キキ・スミスに整形オルラン。
遠距離恋愛をベッド上で表現する林智子。僕は1人で見に行ったが、美術館スタッフの女性が、擬似相手として、遠距離で交信してくれた。光の線が重なりあって、キラキラする。
巨大な頭部の西尾康之。この人の作品は、ガンダム展のとき、はじめて意識しはじめたかな。
テーマの「皮膚」は、普通に考えると、自分の領域をあらわしている。
先日読んだバルテュスの言葉によれば、現代作家とは、自分を表現しようとする作家のこと。
自分の存在が自明であったり、問題にならないうちは、自分より外にあるものを描くのが芸術のあり方だった。現代では、自分や自分のあやうさを表現することが主流だということか。
「コレクション31960年代以降、今日までの美術」も閉館まぎわにさらに駆け足で見る。
各時代の空気をあらわす作品が並ぶが、いいなあと思うのがだいたい1960年代の作品ラウシェンバーグとかジム・ダインとか、タイガー立石とか、横尾忠則なのは、自分の感性の古さを物語っているのかもしれない。
一年中わくわくしてた
2007年10月4日 読書
ISBN:4566014290 単行本 柳瀬 尚紀 評論社 2007/03 ¥1,050
ロアルド・ダールの『一年中わくわくしてた』を読んだ。
1990年に74才で亡くなったダールが、最後の1年に書いた、ダールの12ヶ月。
昨日読んだのが ペソア最後の三日間で、これがダール最後の1年間。
原題は『My Year』で、制服向上委員会風に訳せば『私の1年』になる。
制服向上委員会の「私の1年」はおおむね季節ごとのファッションショーの様相を呈していたが、本書は、自然の歳時記みたいになっている。
ダールは田舎に住んでおり「わたしは町や都市に住んだことはないし、住む気はない」と言ってるくらいだ。
それぞれの月にとりあげられた主要なものを挙げてみると、こうなる。
1月/テーブルの上のもの(隕石とか自分の腰骨とか竜涎香とか)
2月/カササギ、もぐら(モグラ塚の近くに空き瓶を埋めておくと、風が吹くたびに音が鳴って、モグラ退治になる、とか)
3月/鳥の卵コレクション、サフラン(サフランは紫クロッカスの雌しべの柱頭を乾燥させた粉末だから、純粋なサフラン粉末はキャビアやフォアグラの何十倍もの値段がする)
4月/復活祭
5月/ゴルフ、郭公(ダールは托卵する鳥が嫌いなようだ)
6月/かもめ、狐の手袋
7月/バイク暴走の思い出。「夏休みの旅行の準備をするのは、若いころでは一年で最高の時間だ」
8月/16歳の頃のフランス旅行(南フランスは亜熱帯なのか!)、蝶
9月/橡の実、マッシュルーム
10月/林檎「木登りをしたがるのが男の子のはずだ」「林檎をもぎたがるのが男の子のはずだ」「近ごろの子供たちはどうなっているのだろう」「たぶん今日、ポテトチップスとコーラとジャンクフードが子供たちをなまけ者にしてしまったのである」
11月/8歳のときに全寮制学校にいたダールが母親にあてた手紙が誤字だらけ。花火(日本では花火は夏の風物詩だけど、イギリスでは初冬のものらしい)
12月/クリスマス「ありがたくないカードも届くが、これは子供や孫に囲まれて得意げにポーズをとっているカラー写真なんぞが貼ってある」
メカーノ工作セットでいたずらを仕掛け、道行く婦人に水をかける。
僕が1年をふりかえっても、テレビとか本とかライブ、要するに、自然にちっとも触れずにいる事実が浮彫りになるだけだ。自然に接することなく過ごす1年に、季節感もへったくれもあったもんではない。
そんなわけで、僕は1年中、夏でも冬でもほとんど同じファッションのままで過ごしているのである。
ロアルド・ダールの『一年中わくわくしてた』を読んだ。
1990年に74才で亡くなったダールが、最後の1年に書いた、ダールの12ヶ月。
昨日読んだのが ペソア最後の三日間で、これがダール最後の1年間。
原題は『My Year』で、制服向上委員会風に訳せば『私の1年』になる。
制服向上委員会の「私の1年」はおおむね季節ごとのファッションショーの様相を呈していたが、本書は、自然の歳時記みたいになっている。
ダールは田舎に住んでおり「わたしは町や都市に住んだことはないし、住む気はない」と言ってるくらいだ。
それぞれの月にとりあげられた主要なものを挙げてみると、こうなる。
1月/テーブルの上のもの(隕石とか自分の腰骨とか竜涎香とか)
2月/カササギ、もぐら(モグラ塚の近くに空き瓶を埋めておくと、風が吹くたびに音が鳴って、モグラ退治になる、とか)
3月/鳥の卵コレクション、サフラン(サフランは紫クロッカスの雌しべの柱頭を乾燥させた粉末だから、純粋なサフラン粉末はキャビアやフォアグラの何十倍もの値段がする)
4月/復活祭
5月/ゴルフ、郭公(ダールは托卵する鳥が嫌いなようだ)
6月/かもめ、狐の手袋
7月/バイク暴走の思い出。「夏休みの旅行の準備をするのは、若いころでは一年で最高の時間だ」
8月/16歳の頃のフランス旅行(南フランスは亜熱帯なのか!)、蝶
9月/橡の実、マッシュルーム
10月/林檎「木登りをしたがるのが男の子のはずだ」「林檎をもぎたがるのが男の子のはずだ」「近ごろの子供たちはどうなっているのだろう」「たぶん今日、ポテトチップスとコーラとジャンクフードが子供たちをなまけ者にしてしまったのである」
11月/8歳のときに全寮制学校にいたダールが母親にあてた手紙が誤字だらけ。花火(日本では花火は夏の風物詩だけど、イギリスでは初冬のものらしい)
12月/クリスマス「ありがたくないカードも届くが、これは子供や孫に囲まれて得意げにポーズをとっているカラー写真なんぞが貼ってある」
メカーノ工作セットでいたずらを仕掛け、道行く婦人に水をかける。
僕が1年をふりかえっても、テレビとか本とかライブ、要するに、自然にちっとも触れずにいる事実が浮彫りになるだけだ。自然に接することなく過ごす1年に、季節感もへったくれもあったもんではない。
そんなわけで、僕は1年中、夏でも冬でもほとんど同じファッションのままで過ごしているのである。
フェルナンド・ペソア最後の三日間
2007年10月3日 読書
ISBN:4791755634 単行本 和田 忠彦 青土社 1997/08 ¥1,890
アントニオ・タブッキの『フェルナンド・ペソア最後の三日間』を読んだ。
タブッキは先日読んだ『不穏の書・断章』の作者、ポルトガルの詩人ペソアをイタリアに紹介した作家だ。
ペソアはいくつもの異名をもっており、生の最後の3日間に、その異名たちがペソアを訪れる、という物語。
ペソアはルクレティウスを読んで、死とは自分を構成している原子が水や土や、男や女、老人、少女、自然の欲する無数の形をとって永遠の流転に還っていくことだと達観する。
これはペソアが多重人格的にいくつもの異名をもっていたことと重ね合わせてみると、興味深い。
永遠の流転をペソアは自分の人生で体現しようとしていたとも言えるからだ。
「わたしの人生を生きるということは、千もの人生を生きることでした」
ところで、タブッキといえば、『インド夜想曲』がよく知られているが、これを映画化したのを見に行ったとき、何回見直しても最後の最後に眠ってしまい、永遠にラストシーンを見られないんじゃないか、と不安になったことがある。
どうやら、ラストシーンを見ても、スパッと終わるような終わり方ではなかったようだが、この際、原作を読んでみるのもいいかな、と思いはじめた。
『フェルナンド・ペソア最後の三日間』が面白かったからだ。
アントニオ・タブッキの『フェルナンド・ペソア最後の三日間』を読んだ。
タブッキは先日読んだ『不穏の書・断章』の作者、ポルトガルの詩人ペソアをイタリアに紹介した作家だ。
ペソアはいくつもの異名をもっており、生の最後の3日間に、その異名たちがペソアを訪れる、という物語。
ペソアはルクレティウスを読んで、死とは自分を構成している原子が水や土や、男や女、老人、少女、自然の欲する無数の形をとって永遠の流転に還っていくことだと達観する。
これはペソアが多重人格的にいくつもの異名をもっていたことと重ね合わせてみると、興味深い。
永遠の流転をペソアは自分の人生で体現しようとしていたとも言えるからだ。
「わたしの人生を生きるということは、千もの人生を生きることでした」
ところで、タブッキといえば、『インド夜想曲』がよく知られているが、これを映画化したのを見に行ったとき、何回見直しても最後の最後に眠ってしまい、永遠にラストシーンを見られないんじゃないか、と不安になったことがある。
どうやら、ラストシーンを見ても、スパッと終わるような終わり方ではなかったようだが、この際、原作を読んでみるのもいいかな、と思いはじめた。
『フェルナンド・ペソア最後の三日間』が面白かったからだ。
芸術と脳科学の対話―バルテュスとゼキによる本質的なものの探求
2007年10月2日 読書
ISBN:4791763394 単行本 桑田 光平 青土社 2007/05 ¥1,995
バルテュス+セミール・ゼキの『芸術と脳科学の対話〜バルテュスとゼキによる本質的なものの探求〜』を読んだ。
6回の対話からなっている。
脳科学者ゼキは、「脳は眼を通してもたらされる情報を取捨選択し、本質的なものを選択する」とか「脳の一部は顔しか認識しない」という知見を出しながら、バルテュスを質問攻めにして、追い詰めていく。
「なぜ人は絵を描くのでしょう」
「あなたはなぜ形に執着する必要があるのですか」
「絵をお描きになるとき、まず形が先にくるのでしょうか?そして、その後に色が来るのでしょうか?」
「あなたが選ぶ色は好みの問題なのでしょうか、それともその選択には普遍性があるのでしょうか?」
「あなたはご自分の絵において事物の意味をとらえようとしていらっしゃるのですか?」
「あなたは事物を単純化しますか?」
「あなたは絵画において実験を試みていますか?」
「真の芸術の目的をどのように定義なさいますか?」
などなど。
バルテュスが答えに詰まると、質問していた側のはずのゼキが「それは脳科学ではこうなのですよ」と最初から正解を持っていたかのような返しをする。
対話は、いきおい険悪になり、口喧嘩の様相を呈してくる。
ゼキは「あなたが制作されたものはすべて脳の法則に基づいたものだということをお認めになってください」とまで言い出す。
バルテュスも「ああ、脳は万能なのですね!」と皮肉でかえす。
ゼキはバルテュスを現代画家の1人と受け止めている。(それは全く間違いない判断だと思う!)
でもバルテュスは「わたしは現代画家ではありません。現代画家とは自分のことを表現しようとする人のことです」と否定し、あくまでも自分は職人であると主張する。その結果、ゼキがひきあいに出してくる芸術家たちを切り捨てるような発言をする。
エルンスト(マックスは関心を惹くような芸術家ではありません)
マグリット(マグリットはとるに足らない人だった)
カンディンスキー(絵画の凋落はカンディンスキーの時代に始まった)
ピカソ(ゲルニカは優れた絵画ではありません)
ミロもマティスも評価しない。
デュシャンについては「彼は実際のところ画家ではなかったのです」とバルテュスは言う。ゼキがデュシャンは何だったのか聞くと「チェスのプレイヤーです」これって、ナムラアートミーティングでの浅田彰発言の原典なのかな。
とにかく、不機嫌なバルテュスはいつもより辛口になっているんだろう。
あまりのコミュニケーションの齟齬に、訳者あとがきでも「異分野間の対話が決して容易なものではない」とか「このような対話が多くの齟齬を生み出しながら繰り返されることを願ってやまない」など、必死のフォローだ。
先日、appleストアで藤本由紀夫+藤田一郎の、まさに「芸術と脳科学の対話」が行われたわけだが、確かに齟齬は感じられた。
そう考えると、適当に場を丸くおさめようとする対談よりも、齟齬が明確な対談の方が自然だし、言いたいことを言っているんだから、いいような気がしてきた。
バルテュス+セミール・ゼキの『芸術と脳科学の対話〜バルテュスとゼキによる本質的なものの探求〜』を読んだ。
6回の対話からなっている。
脳科学者ゼキは、「脳は眼を通してもたらされる情報を取捨選択し、本質的なものを選択する」とか「脳の一部は顔しか認識しない」という知見を出しながら、バルテュスを質問攻めにして、追い詰めていく。
「なぜ人は絵を描くのでしょう」
「あなたはなぜ形に執着する必要があるのですか」
「絵をお描きになるとき、まず形が先にくるのでしょうか?そして、その後に色が来るのでしょうか?」
「あなたが選ぶ色は好みの問題なのでしょうか、それともその選択には普遍性があるのでしょうか?」
「あなたはご自分の絵において事物の意味をとらえようとしていらっしゃるのですか?」
「あなたは事物を単純化しますか?」
「あなたは絵画において実験を試みていますか?」
「真の芸術の目的をどのように定義なさいますか?」
などなど。
バルテュスが答えに詰まると、質問していた側のはずのゼキが「それは脳科学ではこうなのですよ」と最初から正解を持っていたかのような返しをする。
対話は、いきおい険悪になり、口喧嘩の様相を呈してくる。
ゼキは「あなたが制作されたものはすべて脳の法則に基づいたものだということをお認めになってください」とまで言い出す。
バルテュスも「ああ、脳は万能なのですね!」と皮肉でかえす。
ゼキはバルテュスを現代画家の1人と受け止めている。(それは全く間違いない判断だと思う!)
でもバルテュスは「わたしは現代画家ではありません。現代画家とは自分のことを表現しようとする人のことです」と否定し、あくまでも自分は職人であると主張する。その結果、ゼキがひきあいに出してくる芸術家たちを切り捨てるような発言をする。
エルンスト(マックスは関心を惹くような芸術家ではありません)
マグリット(マグリットはとるに足らない人だった)
カンディンスキー(絵画の凋落はカンディンスキーの時代に始まった)
ピカソ(ゲルニカは優れた絵画ではありません)
ミロもマティスも評価しない。
デュシャンについては「彼は実際のところ画家ではなかったのです」とバルテュスは言う。ゼキがデュシャンは何だったのか聞くと「チェスのプレイヤーです」これって、ナムラアートミーティングでの浅田彰発言の原典なのかな。
とにかく、不機嫌なバルテュスはいつもより辛口になっているんだろう。
あまりのコミュニケーションの齟齬に、訳者あとがきでも「異分野間の対話が決して容易なものではない」とか「このような対話が多くの齟齬を生み出しながら繰り返されることを願ってやまない」など、必死のフォローだ。
先日、appleストアで藤本由紀夫+藤田一郎の、まさに「芸術と脳科学の対話」が行われたわけだが、確かに齟齬は感じられた。
そう考えると、適当に場を丸くおさめようとする対談よりも、齟齬が明確な対談の方が自然だし、言いたいことを言っているんだから、いいような気がしてきた。
チョコミミ (りぼんマスコットコミックス)
2007年10月1日 アニメ・マンガ コメント (1)
ISBN:4088566246 コミック 園田 小波 集英社 2005/07/15 ¥410
今日からの新番組「チョコミミ」にはミミ役で増山加弥乃ちゃんと、チョコ役で寺本來可ちゃんが出ている。
「チョコミミ」は『りぼん』を中心に連載されているギャグ漫画で、4コマを中心としたエピソードと、ポエム、おしゃれノート、デザートレシピなどで綴られている。ドラマの方は、いかにもアニメになりそうな題材なのだが、実写で、時折アニメで補われている。
この漫画は3年も連載されているのだが、読んだことがなかったので、コミックスを購入し、最新刊の3巻まで読んでみた。
まあ、これが、面白い。
『ガタピシ』以来の4コマめが単なる読点でしかないだらだら続く4コマ漫画ではなく、きっちりとオチがあって、笑いを誘う。
かやぴーファンの僕は期待していたのだが、ちょっと微妙な感じ。
演技の拙さにハラハラしちゃうのだ。
オープニングの、ロケーションのしょぼい屋上でのライブ風景とか、フラッシュアニメと実写のぎこちないコラボレーションが、全体にマイナーさを感じさせる。
おまけに、なかなか東京に行けなくて、かやぴーを久しぶりに見たら、ちょっと悪い風に大人っぽくなっていた。媚びのベクトルが見えて、悲しくなってしまった。
ただ、エンディングでのかやぴーは、僕の大好きなかやぴーそのものだった。かやぴーのヘアスタイルで、印象が変わっただけなのかもしれない。
1回目の放送では、『チョコミミ』の第1巻から「チョコとミミ」「フルオンナ」「オトコ」「モンダイ」「テンニュウセイ」「ウワサノ男」「レキシノモンダイ」「チョコ★ミミ」などのエピソードが選ばれていた。
まあ、2回目、もっと自然に見ることができればいいな、と思っている。
今日からの新番組「チョコミミ」にはミミ役で増山加弥乃ちゃんと、チョコ役で寺本來可ちゃんが出ている。
「チョコミミ」は『りぼん』を中心に連載されているギャグ漫画で、4コマを中心としたエピソードと、ポエム、おしゃれノート、デザートレシピなどで綴られている。ドラマの方は、いかにもアニメになりそうな題材なのだが、実写で、時折アニメで補われている。
この漫画は3年も連載されているのだが、読んだことがなかったので、コミックスを購入し、最新刊の3巻まで読んでみた。
まあ、これが、面白い。
『ガタピシ』以来の4コマめが単なる読点でしかないだらだら続く4コマ漫画ではなく、きっちりとオチがあって、笑いを誘う。
かやぴーファンの僕は期待していたのだが、ちょっと微妙な感じ。
演技の拙さにハラハラしちゃうのだ。
オープニングの、ロケーションのしょぼい屋上でのライブ風景とか、フラッシュアニメと実写のぎこちないコラボレーションが、全体にマイナーさを感じさせる。
おまけに、なかなか東京に行けなくて、かやぴーを久しぶりに見たら、ちょっと悪い風に大人っぽくなっていた。媚びのベクトルが見えて、悲しくなってしまった。
ただ、エンディングでのかやぴーは、僕の大好きなかやぴーそのものだった。かやぴーのヘアスタイルで、印象が変わっただけなのかもしれない。
1回目の放送では、『チョコミミ』の第1巻から「チョコとミミ」「フルオンナ」「オトコ」「モンダイ」「テンニュウセイ」「ウワサノ男」「レキシノモンダイ」「チョコ★ミミ」などのエピソードが選ばれていた。
まあ、2回目、もっと自然に見ることができればいいな、と思っている。
午後1時30分から、近鉄百貨店あべので、H@chiのかまぼこキャンペーン。
1.ココロノチズ
2.笑顔の元気
3.かまぼこ
4.ドリームスカイ
チックル、昨日の元気なし。
午後3時から、信長書店でH@chiキャンペーンライブ
1.パステルカラー
2.かまぼこ
3.ココロノチズ
会場の都合で、近鉄では声援を控えていたファンたちが、H@chiから解禁のサインをもらって、このイベントでは、声援が復活した。
こういう礼儀正しいファンの姿を見て、感動してしまった。
一緒にいいステージを作り出そうとしているのである。
決して自己顕示欲や、自分さえよければいいという快楽のためにアイドルに迷惑かけたりしない。
午後5時から、信長書店でペロペロキャンディーズのワンコインプチライブ
1.パララ
2.キラキラ
3.あんぶれら
4.スマイル
撮影タイムは3分間。
うまい棒3本完食タイムを争うゲーム。
カナ吉の優勝。
3本くらい簡単そうに思えるが、かなり苦しそうだった。
人の水を盗んで飲むあすぴに天然の面白さ。これぞ天然水。
5.ねぇ、わかんない?
前回は粘土細工、今回はうまい棒早食い、って、僕が企画してるアイドルイベント「HELP!」を見ているんじゃないか、と思った。
帰宅中にNHK-FM「現代の音楽」で、エリオット・カーター。
「トリプル・デュオ」
「ゴッフレード・ペトラッシに感謝して」
「荒い息、なめらかな息」
「魔法のプレリュード」
いかにも現代音楽らしい、音楽だった。
西村氏の言葉を引用してくっつけると、ダイナミックな知性派。
動きまくる音楽と、知性と教養に裏打ちされた深み。
なんだって!
音楽理論も知らず、知性も教養もない僕が背伸びして聞くにはうってつけの音楽なのかもしれない。
1.ココロノチズ
2.笑顔の元気
3.かまぼこ
4.ドリームスカイ
チックル、昨日の元気なし。
午後3時から、信長書店でH@chiキャンペーンライブ
1.パステルカラー
2.かまぼこ
3.ココロノチズ
会場の都合で、近鉄では声援を控えていたファンたちが、H@chiから解禁のサインをもらって、このイベントでは、声援が復活した。
こういう礼儀正しいファンの姿を見て、感動してしまった。
一緒にいいステージを作り出そうとしているのである。
決して自己顕示欲や、自分さえよければいいという快楽のためにアイドルに迷惑かけたりしない。
午後5時から、信長書店でペロペロキャンディーズのワンコインプチライブ
1.パララ
2.キラキラ
3.あんぶれら
4.スマイル
撮影タイムは3分間。
うまい棒3本完食タイムを争うゲーム。
カナ吉の優勝。
3本くらい簡単そうに思えるが、かなり苦しそうだった。
人の水を盗んで飲むあすぴに天然の面白さ。これぞ天然水。
5.ねぇ、わかんない?
前回は粘土細工、今回はうまい棒早食い、って、僕が企画してるアイドルイベント「HELP!」を見ているんじゃないか、と思った。
帰宅中にNHK-FM「現代の音楽」で、エリオット・カーター。
「トリプル・デュオ」
「ゴッフレード・ペトラッシに感謝して」
「荒い息、なめらかな息」
「魔法のプレリュード」
いかにも現代音楽らしい、音楽だった。
西村氏の言葉を引用してくっつけると、ダイナミックな知性派。
動きまくる音楽と、知性と教養に裏打ちされた深み。
なんだって!
音楽理論も知らず、知性も教養もない僕が背伸びして聞くにはうってつけの音楽なのかもしれない。
行きたいイベントが大阪に集中していれば話は簡単なのだが、ときに京都、兵庫、滋賀で見たいイベントがあったりする。
これは非常に困るのだ。
と、いうわけで、今日は大阪に限定してスケジュールを組む。
まず、perfumeのインストアをのぞきに行ったが、クローズドイベントで、参加券を持っていない僕は観覧できなかった。
ディスクピアのイベントなどでごく普通に見ることのできた彼女たちが、ここまでブレイクしたとは。
ダフトパンクの魅力によるものだろうか。
藤本由紀夫によると、ビートルズはライブでは実現できない歌をレコーディングしはじめて、ライブに意味を見出せなくなっていった。
さて現代。
パフュームはCDの曲をライブで再現しようなどと最初から考えていない。口パクだ。
アメリカンポップの世界では、ブリトニーが口パクだとかそういうことでがっかりする人がいまだに多いらしい。
アイドルの世界が特殊なのか先端なのかはさておき、彼女たちにとって口パクは決して責められる行為ではない。
歌うために、たとえばダンスに限界が出てしまうとなれば、ダンスをとって、歌を捨てるくらいは、普通の話だ。
歌を聞きたければ、CDで聞けばいいのである。
で、奥村初音のインストアに行く。
これはクローズドではなかったが、大勢つめかけたお客さんのうしろからでは、歌はちゃんと聞こえたが、奥村初音本人の姿は、1ミリも見えなかった。
奥村初音は実在するのか?
3曲披露していた。
ステージの方を向いても、見えるのは人の背中だけなので、もっぱらCDをあさりながら、耳だけを集中させた。
こんなとき、自分が2メートルの大巨人でなかったことを悔やむ。
近鉄百貨店あべの店でH@chiのイベント。
かまぼこのキャンペーンだ。
カマピーとチックルという着ぐるみがステージ脇で頑張っていた。
1.ココロノチズ
2.かまぼこ
3.パステルカラー
4.スターウェイブ
客席にメアリーエンジェルのメンバーや、ペロペロキャンディーズのメンバーが来ていた。
なんばに移動時、新世界の「のぶパン」で一服。
のぶちゃんマンの絵本も売ってた。
B1角座で「がんだむ講談+がんだむトーク〜演芸要塞ビー・ワンカド・ザー」
旭堂南半球のガンダム講談。ぬまっち、ダブルダッチなどガンダム芸人の物真似、ガンダム演劇の女優さんによる歌。トークにクイズ大会など。
ガンダム講談は、トリイホールやダイコンミニのときに見に行く予定をたてていたのに見逃していたので、今回はじめて見る。
(R1予選のガンダム狂言は見てたけど)
いや、これが面白い。
何かを愛し、それに精通するのは、なんと美しいことか。
B1角座のあとは、K1。
ホンマンはあれだけの体格があれば、勝って当たり前なのだから、もっと豪快に勝つべきだろう。
体力、体重、リーチで圧倒的に有利なのに、ちまちまとモーのHPを削っていくような闘い方に、失望した。
日本人対決については、世界を前にしては、どうにも弱すぎて、そんなにあおる対決なのか、と思った。藤本も、周囲からの吹き込みでいらぬ闘志をかきたてられていたようで、見ていて気の毒だった。
これは非常に困るのだ。
と、いうわけで、今日は大阪に限定してスケジュールを組む。
まず、perfumeのインストアをのぞきに行ったが、クローズドイベントで、参加券を持っていない僕は観覧できなかった。
ディスクピアのイベントなどでごく普通に見ることのできた彼女たちが、ここまでブレイクしたとは。
ダフトパンクの魅力によるものだろうか。
藤本由紀夫によると、ビートルズはライブでは実現できない歌をレコーディングしはじめて、ライブに意味を見出せなくなっていった。
さて現代。
パフュームはCDの曲をライブで再現しようなどと最初から考えていない。口パクだ。
アメリカンポップの世界では、ブリトニーが口パクだとかそういうことでがっかりする人がいまだに多いらしい。
アイドルの世界が特殊なのか先端なのかはさておき、彼女たちにとって口パクは決して責められる行為ではない。
歌うために、たとえばダンスに限界が出てしまうとなれば、ダンスをとって、歌を捨てるくらいは、普通の話だ。
歌を聞きたければ、CDで聞けばいいのである。
で、奥村初音のインストアに行く。
これはクローズドではなかったが、大勢つめかけたお客さんのうしろからでは、歌はちゃんと聞こえたが、奥村初音本人の姿は、1ミリも見えなかった。
奥村初音は実在するのか?
3曲披露していた。
ステージの方を向いても、見えるのは人の背中だけなので、もっぱらCDをあさりながら、耳だけを集中させた。
こんなとき、自分が2メートルの大巨人でなかったことを悔やむ。
近鉄百貨店あべの店でH@chiのイベント。
かまぼこのキャンペーンだ。
カマピーとチックルという着ぐるみがステージ脇で頑張っていた。
1.ココロノチズ
2.かまぼこ
3.パステルカラー
4.スターウェイブ
客席にメアリーエンジェルのメンバーや、ペロペロキャンディーズのメンバーが来ていた。
なんばに移動時、新世界の「のぶパン」で一服。
のぶちゃんマンの絵本も売ってた。
B1角座で「がんだむ講談+がんだむトーク〜演芸要塞ビー・ワンカド・ザー」
旭堂南半球のガンダム講談。ぬまっち、ダブルダッチなどガンダム芸人の物真似、ガンダム演劇の女優さんによる歌。トークにクイズ大会など。
ガンダム講談は、トリイホールやダイコンミニのときに見に行く予定をたてていたのに見逃していたので、今回はじめて見る。
(R1予選のガンダム狂言は見てたけど)
いや、これが面白い。
何かを愛し、それに精通するのは、なんと美しいことか。
B1角座のあとは、K1。
ホンマンはあれだけの体格があれば、勝って当たり前なのだから、もっと豪快に勝つべきだろう。
体力、体重、リーチで圧倒的に有利なのに、ちまちまとモーのHPを削っていくような闘い方に、失望した。
日本人対決については、世界を前にしては、どうにも弱すぎて、そんなにあおる対決なのか、と思った。藤本も、周囲からの吹き込みでいらぬ闘志をかきたてられていたようで、見ていて気の毒だった。
出演者が2人欠場で、そのぶん持ち時間が長く、開演時刻も遅れたヴォーカルクイーンストリートライブ。
今回、それぞれの歌姫にとってベストかと思われるような素晴らしいステージが見られた。
くわしくは、また。
アメリカ村の「そしお」に到着したのは、もう9時前だった。あらかたは見逃したかな、と思ってたら、まだA.C.Eがセッティング中。トリのチコ・ヒゲ+JOJO広重もばっちり見ることができた。
こちらの感想もまた後日。
今回、それぞれの歌姫にとってベストかと思われるような素晴らしいステージが見られた。
くわしくは、また。
アメリカ村の「そしお」に到着したのは、もう9時前だった。あらかたは見逃したかな、と思ってたら、まだA.C.Eがセッティング中。トリのチコ・ヒゲ+JOJO広重もばっちり見ることができた。
こちらの感想もまた後日。
ISBN:4783724369 単行本 沢田 直 思潮社 2000/10 ¥2,520
フェルナンド・ペソアは完訳が『不安の書』として出版されているが、とりあえず、その約1割の分量の本書を読んでみる。
これはいい。
詳しくはまた。
フェルナンド・ペソアは完訳が『不安の書』として出版されているが、とりあえず、その約1割の分量の本書を読んでみる。
これはいい。
詳しくはまた。
人権と国家―世界の本質をめぐる考祭 (集英社新書)
2007年9月26日 読書
ISBN:4087203670 新書 岡崎 玲子 集英社 2006/11 ¥756
スラヴォイ・ジジェクの論文とインタビューをおさめた『人権と国家』を読んだ。
言いたい放題!
暴言なんのその。
でも、それが「あえて」だというのは、はやりなのか、ジジェク由来なのか。
と、適当なことを並べてみたが、詳しくはまた。
あえて暴論ととれる議論を展開して、挑発するジジェク。
日本でも「あえて」の戦略をとる人もいるが、ジジェクの方がはるかに暴論、失言に近いところから論を進めているのは、とてもアグレッシブに感じる。
スラヴォイ・ジジェクの論文とインタビューをおさめた『人権と国家』を読んだ。
言いたい放題!
暴言なんのその。
でも、それが「あえて」だというのは、はやりなのか、ジジェク由来なのか。
と、適当なことを並べてみたが、詳しくはまた。
あえて暴論ととれる議論を展開して、挑発するジジェク。
日本でも「あえて」の戦略をとる人もいるが、ジジェクの方がはるかに暴論、失言に近いところから論を進めているのは、とてもアグレッシブに感じる。
「性愛」格差論―萌えとモテの間で (中公新書ラクレ)
2007年9月25日 読書
ISBN:4121502140 新書 酒井 順子 中央公論新社 2006/05 ¥735
斎藤環と酒井順子の対談をおさめた『「性愛」格差論』を読んだ。
「論」はあまりない。
詳しくはまた。
アセンスで梅佳代の写真が展示してあったので、見た。
コミックヨシモトの巻末が毎号楽しみだったのに。
斎藤環と酒井順子の対談をおさめた『「性愛」格差論』を読んだ。
「論」はあまりない。
詳しくはまた。
アセンスで梅佳代の写真が展示してあったので、見た。
コミックヨシモトの巻末が毎号楽しみだったのに。
ピーターパン・エンドロール
2007年9月24日 読書
ISBN:4289501621 文庫 中村 佑介 新風舎 2006/09/05 ¥590
日日日の『ピーターパン・エンドロール』を読んだ。
中村佑介君のカバーイラスト。
主人公、御前江真央(おまえのえ まお)は、世界を虚構としか思えない少女。
彼女は、悪意を妊娠したと思いこんでおり、孕んだ悪意を「餓鬼」と名付けている。
「私は本当にここに生きているのでしょうか。私は、誰かがつくりあげた空想の物語の登場人物なのではないでしょうか。そして、たとえ私が空想であったとして、それで何か不都合があるのでしょうか。現実と嘘の区別はどこでしょうか。そもそも現実とはなんなのでしょうか」
なんて主人公は思っている。
いつも本を読んでいる少女「旅人さん」と出会い、2人のあいだに不思議な関係が築かれる。
旅人さんは、主人公にとって「生まれて初めて」出会った「たしかにここにいる存在」なのだ。
十代の自意識小説だ、と読みすすめていると、後半、ミステリーっぽい展開になる。
それが単なるミステリーじゃなくて、新本格ジュニアっぽい展開なのだ。
主人公の名前が回文になっているとか(おまえのえ まお)、本屋の名前が「AでもKでも」になっているとか(A or Kのバリエーション、「K and A」神田)、言葉遊びが多いのも新本格ジュニアの特徴だ。
クライマックスでは、旅人さんが主人公を謎解きして、現実に直面させる。見たくないものを見ない、という心理的真相はまさに新本格ジュニア。
さらに、最後のどんでんで、殺人交差点第3の選択肢が明かされるのも、そう。
あとがきで作者が書いていたように、「まだ十代だったころ感じていた様々な悩みや、怒りや、根拠のない苛立ちみたいなもの」が、作者の中から消えてしまったところから、このような新本格ジュニア的着地に向かったものと思われる。
しかし、こういう小説読むと、つくづく、十代には戻りたくないなあ、と思う。
十代は作者も言うように「親に支配され学校に管理され流されるしかない」年齢なのだ。
そんな十代に対して十代の地獄を通過してきた者としてしてあげられるのは、正解の押し付けではなく、こんな道もある、という可能性を信じさせてあげることだ、と思う。
そういうわけで、僕は学校に勤務して十代と関わり、アーティストとして十代と関わり、ファンとして十代と関わり続けているのだ。
ラジオ「松本美香のアイドルラジオ」が最終回だった。
川村ゆきえ、安倍なつみ、保田圭へのインタビュー。
松本美香さんが「モー10。」でハロプロ関西のステージを見て、「ハローの概念を打ち破った!」と絶賛していた。
そうでしょ。いいでしょ。
日日日の『ピーターパン・エンドロール』を読んだ。
中村佑介君のカバーイラスト。
主人公、御前江真央(おまえのえ まお)は、世界を虚構としか思えない少女。
彼女は、悪意を妊娠したと思いこんでおり、孕んだ悪意を「餓鬼」と名付けている。
「私は本当にここに生きているのでしょうか。私は、誰かがつくりあげた空想の物語の登場人物なのではないでしょうか。そして、たとえ私が空想であったとして、それで何か不都合があるのでしょうか。現実と嘘の区別はどこでしょうか。そもそも現実とはなんなのでしょうか」
なんて主人公は思っている。
いつも本を読んでいる少女「旅人さん」と出会い、2人のあいだに不思議な関係が築かれる。
旅人さんは、主人公にとって「生まれて初めて」出会った「たしかにここにいる存在」なのだ。
十代の自意識小説だ、と読みすすめていると、後半、ミステリーっぽい展開になる。
それが単なるミステリーじゃなくて、新本格ジュニアっぽい展開なのだ。
主人公の名前が回文になっているとか(おまえのえ まお)、本屋の名前が「AでもKでも」になっているとか(A or Kのバリエーション、「K and A」神田)、言葉遊びが多いのも新本格ジュニアの特徴だ。
クライマックスでは、旅人さんが主人公を謎解きして、現実に直面させる。見たくないものを見ない、という心理的真相はまさに新本格ジュニア。
さらに、最後のどんでんで、殺人交差点第3の選択肢が明かされるのも、そう。
あとがきで作者が書いていたように、「まだ十代だったころ感じていた様々な悩みや、怒りや、根拠のない苛立ちみたいなもの」が、作者の中から消えてしまったところから、このような新本格ジュニア的着地に向かったものと思われる。
しかし、こういう小説読むと、つくづく、十代には戻りたくないなあ、と思う。
十代は作者も言うように「親に支配され学校に管理され流されるしかない」年齢なのだ。
そんな十代に対して十代の地獄を通過してきた者としてしてあげられるのは、正解の押し付けではなく、こんな道もある、という可能性を信じさせてあげることだ、と思う。
そういうわけで、僕は学校に勤務して十代と関わり、アーティストとして十代と関わり、ファンとして十代と関わり続けているのだ。
ラジオ「松本美香のアイドルラジオ」が最終回だった。
川村ゆきえ、安倍なつみ、保田圭へのインタビュー。
松本美香さんが「モー10。」でハロプロ関西のステージを見て、「ハローの概念を打ち破った!」と絶賛していた。
そうでしょ。いいでしょ。
芸術劇場〜大相撲〜現代の音楽
2007年9月23日 TV
DVD TDKコア 2003/09/26 ¥5,040
今日は楽しい日曜日のはずが、夜から仕事が入っている、というストレスから、すっかり体調を崩す。
予定していたイベントをすべてキャンセルして、自宅で養生する。
テレビで大相撲の千秋楽を見たり。
日本人力士の琴光喜に優勝のチャンスを与えるために、モンゴル人の最強横綱を強制的に排除した今場所だったが、結局優勝は、もう1人のモンゴル人の横綱、白鵬だった。外国人力士を苦々しく思っている相撲関係者の圧力をはねかえして、朝青龍には復活してもらいたい。朝青龍問題に関するマスコミの報道、相撲関係者の発言には納得いかないものが多い。
アレッサンドラ・フェリの引退記念公演の録画も見た。
海賊〜パ・ド・ドゥ〜/M・プティパ振付け
パロマ・ヘレーラ、ホセ・カレーニョ
まさに回賊。
ロミオとジュリエット〜バルコニーの場面〜/K・マクミラン振付け
アレッサンドラ・フェリ、ロベルト・ボッレ
バレエであることを忘れる。
マーラー交響曲第3番/J・ノイマイヤー振付け
シルヴィア・アッツォーニ、アレクサンドル・リアブコ
バレリーナにはアルゼンチンバックブリーカーはきかない。
白鳥の湖〜第2幕グラン・アダージョ〜/M・プティパ振付け
ジュリー・ケント、マルセロ・ゴメス
アメリカン・バレエシアターのプリンシパル。この公演、世界最高峰の踊りが見られて、非常に楽しい。
エクセルシオール〜パ・ド・ドゥ〜/デッラーラ振付け
モニカ・ペレーゴ、ロベルト・ボッレ
オセロ 第3幕〜パ・ド・ドゥ〜/L・ルボヴィッチ振付け
アレッサンドラ・フェリ、マルセロ・ゴメス
ジゼル〜パ・ド・ドゥからアダージョ〜/J・ゴラリ、J・ペロー振付け
アレッサンドラ・フェリ、ロベルト・ボッレ
太陽が降り注ぐ雪のように/R・ダレシオ振付け
ロバート・テューズリー、アリシア・アマトリアン
ハムレット〜オフィーリアとハムレットのパ・ド・ドゥ〜/J・ノイマイヤー振付け
シルヴィア・アッツォーニ、アレクサンドル・リアブコ
マノン 沼地のパドドゥ/K・マクミラン振付け
アレッサンドラ・フェリ、ロベルト・ボッレ
アレッサンドラ・フェリは44才。自他ともに認める絶頂の時期での引退。
アレッサンドラ・フェリのバレエは「踊る女優」の異名のとおり、従来のバレエの評価軸でははかりきれない斬新さがある。クラシックバレエの名手がいかに妙技を見せても、アレッサンドラ・フェリの境地には届かない。特異なダンサーである。解説の吉田都が門前の弟子に見えるほどだ。後半は、そんな特異なダンスに拮抗するためにコンテンポラリーを配さなくてはならなかったのだろう。
彼女のダンスが「オセロ」にしろ「マノン」にしろ、最後、死んで終わる演目を選んでいたのが、印象的だった。
NHK-FMで「現代の音楽」
権代敦彦特集の2回目。
「ダイイング・プロジェクト−混声合唱とピアノのための作品72」
「青の刻−ピアノのための 作品97」
最近、親が、「この家には霊がいる」と言い出した。
誰かが通ったかと感じるのに、誰もいない、という経験をよくするらしい。
確かに、自宅に1人でいるとき、うたたねをすると、必ず悪夢を見る。100%だ。そして、よく足がつる。50%だ。
権代敦彦の音楽には、そうした不思議な感覚を増幅する効果があるかのようだ。どうして現代音楽は、超自然と親和性が高いのか。
僕はイベントなどで極力外出することで、無意識に自己防衛しているのかもしれない。
今日は楽しい日曜日のはずが、夜から仕事が入っている、というストレスから、すっかり体調を崩す。
予定していたイベントをすべてキャンセルして、自宅で養生する。
テレビで大相撲の千秋楽を見たり。
日本人力士の琴光喜に優勝のチャンスを与えるために、モンゴル人の最強横綱を強制的に排除した今場所だったが、結局優勝は、もう1人のモンゴル人の横綱、白鵬だった。外国人力士を苦々しく思っている相撲関係者の圧力をはねかえして、朝青龍には復活してもらいたい。朝青龍問題に関するマスコミの報道、相撲関係者の発言には納得いかないものが多い。
アレッサンドラ・フェリの引退記念公演の録画も見た。
海賊〜パ・ド・ドゥ〜/M・プティパ振付け
パロマ・ヘレーラ、ホセ・カレーニョ
まさに回賊。
ロミオとジュリエット〜バルコニーの場面〜/K・マクミラン振付け
アレッサンドラ・フェリ、ロベルト・ボッレ
バレエであることを忘れる。
マーラー交響曲第3番/J・ノイマイヤー振付け
シルヴィア・アッツォーニ、アレクサンドル・リアブコ
バレリーナにはアルゼンチンバックブリーカーはきかない。
白鳥の湖〜第2幕グラン・アダージョ〜/M・プティパ振付け
ジュリー・ケント、マルセロ・ゴメス
アメリカン・バレエシアターのプリンシパル。この公演、世界最高峰の踊りが見られて、非常に楽しい。
エクセルシオール〜パ・ド・ドゥ〜/デッラーラ振付け
モニカ・ペレーゴ、ロベルト・ボッレ
オセロ 第3幕〜パ・ド・ドゥ〜/L・ルボヴィッチ振付け
アレッサンドラ・フェリ、マルセロ・ゴメス
ジゼル〜パ・ド・ドゥからアダージョ〜/J・ゴラリ、J・ペロー振付け
アレッサンドラ・フェリ、ロベルト・ボッレ
太陽が降り注ぐ雪のように/R・ダレシオ振付け
ロバート・テューズリー、アリシア・アマトリアン
ハムレット〜オフィーリアとハムレットのパ・ド・ドゥ〜/J・ノイマイヤー振付け
シルヴィア・アッツォーニ、アレクサンドル・リアブコ
マノン 沼地のパドドゥ/K・マクミラン振付け
アレッサンドラ・フェリ、ロベルト・ボッレ
アレッサンドラ・フェリは44才。自他ともに認める絶頂の時期での引退。
アレッサンドラ・フェリのバレエは「踊る女優」の異名のとおり、従来のバレエの評価軸でははかりきれない斬新さがある。クラシックバレエの名手がいかに妙技を見せても、アレッサンドラ・フェリの境地には届かない。特異なダンサーである。解説の吉田都が門前の弟子に見えるほどだ。後半は、そんな特異なダンスに拮抗するためにコンテンポラリーを配さなくてはならなかったのだろう。
彼女のダンスが「オセロ」にしろ「マノン」にしろ、最後、死んで終わる演目を選んでいたのが、印象的だった。
NHK-FMで「現代の音楽」
権代敦彦特集の2回目。
「ダイイング・プロジェクト−混声合唱とピアノのための作品72」
「青の刻−ピアノのための 作品97」
最近、親が、「この家には霊がいる」と言い出した。
誰かが通ったかと感じるのに、誰もいない、という経験をよくするらしい。
確かに、自宅に1人でいるとき、うたたねをすると、必ず悪夢を見る。100%だ。そして、よく足がつる。50%だ。
権代敦彦の音楽には、そうした不思議な感覚を増幅する効果があるかのようだ。どうして現代音楽は、超自然と親和性が高いのか。
僕はイベントなどで極力外出することで、無意識に自己防衛しているのかもしれない。
STSライブ@ペット博〜感覚をめぐって@アップルストア〜ストリートキャノンボール
2007年9月22日 アイドルカラモンのライブで、メンバーのだみあんが来阪している。どうやら、昨日の打ち上げからずっと喫茶店めぐりをしていたようだ。今日は、丼野とだみあんと、つまりカラモンの3人でうろうろすることに。
まずは、インテックス大阪で「ペット博」
http://www.pethaku.com/pethaku/osaka/index.html
主に犬たちが集う。犬のファッションショーなども行われていたが、飼い主の服装センスを見れば、おのずと入賞者も決まることがよくわかった。
僕はあまり犬には興味がなくて、数少ない猫や、鳥のコーナーで癒された。
しかし、会場内の人&獣の体温で、冷房がほとんどきかない焦熱地獄。外は猛暑日である。
会場内にこもる臭いは、ホットドッグや丼の肉類のにおいなのか、犬たちのにおいなのか。混沌としている。
さて、このイベント、お目当ては、STSダンススクールのステージ。2回ステージがあった。
12:30の回
1.ラブ・イズ・マジック/ペトラキッズ
2.愛の歌/キューティーミニ
3.ミッキーマウスマーチ/ミニミニclub
4.THE美学/チックス
5.ツヨクツヨク/あいな&ひより
6.breakin’ out to the morning/プリッツ
7.Color of season/Twinkle☆Petal
15:00の回
1.クレイジー・アバウト・ユー/ペトラキッズ
2.A Perfect Sky/キューティーミニ
3.ミッキーマウスマーチ/ミニミニclub
4.恋のヴィクトリー/チックス
5.センチメタルボーイ/あいな&ひより
6.King & Queen/プリッツ
7.Color of season/Twinkle☆Petal
ほとんどのユニットが2回のステージでレパートリー、衣装を変えており、楽しかった。
心斎橋apple storeに移動して、「知デリ/アート&テクノロジー知術研究プロジェクト」イベント。
「感覚をめぐって−目と耳と脳の対話−」藤本由紀夫、藤田一郎
http://www.apple.com/jp/retail/shinsaibashi/week/20070916.html
http://cscd.osaka-u.ac.jp/activity/index.php?id=83
16時から開催だったが、到着したのは16時半を過ぎていた。
トークの内容は、店内のいろんな音声によってちゃんと聞き取れなかったが、こんな感じのことを言ってたかな、というのを思い出してみると。
藤本:バートランド・ラッセルの『哲学入門』を読み返してみると、哲学して何の役にたつのかと周囲によく言われる、など記述がある。これってアートでも同じだ。
藤本:アートとデザインの違い。問いを見つけるのがアートで、それに答えを与えるのがデザイン。
藤本:アートは「芸術」と訳されるが、「術」一語でいいんではないか。
藤本:視覚と聴覚。見るためには距離が必要だ。目は遠くのものを見るが、耳は、耳のすぐそばの音を鼓膜の振動で聞いている。遠くで起こっていることと、近くで起こっていることを、同じことのように脳で処理しているのが不思議だ。
藤田:脳はその10%しか使われていなくて、残りは眠っている、とうのは迷信だ。そのような科学的データはない。むしろ、脳細胞は休眠せずに活動しており、ネットワークのキャパシティがまだまだ余裕があると考えた方がいい。
藤本さんの発言は主に、「これはこんなふうに捉えられているけれど、こうなんじゃないか」という思考法からのものが多く、藤田さんは「これについて今言えるのはこれだけです」というのが多かったように感じた。
まあ、遠くから漏れ聞こえるトークをつまんで聞いていただけなので、聞き間違いしているかもしれない。
トークの中で、視覚も聴覚も脳の中で起こっていることなのに、それが外の遠くで起こっていることだと感じ取れることは、すごく不思議なことなんだ、と言っていた。
視覚と聴覚、遠近の問題を語られているとき、僕は思っていた。
そんなの簡単じゃないか。
トークする2人を見るのに、多くの人の頭ごしに見ている、という視覚が、その語る音声の遠さを根拠づけているんだ。目で遠くから発せられたと思いこんだ情報は、耳からの情報に遠さを与えるんじゃないか。
さもなければ、名探偵コナンが最後に解決するとき、眠っている毛利探偵から声が発せられているとは誰も思わないはずだ。
つまり、トークが後ろの方で見えなかったことが、聞き取れない遠さをひっぱってきたのだ。
と、いう愚痴である。
あと、脳を鍛える云々のブームについても、2人がまったく相手にしていないこともわかった。
思うに、脳を鍛える関係のものに飛びついてしまう人は、まずそういう脳を鍛え直さないといけない、と、これは僕の私見。
終了後、湊町リバープレイスへ。
田頭沙希ちゃんがストリートライブをしているらしい。
時間は不明だったが、きっとそれはダイナマイトCのストリートキャノンボールだろう、とあたりをつけた。
リバープレイスのポスターを見ると、開演は午後6時からになっていた。
アップルストアからリバープレイスに直行したとき、まだ6時過ぎだったので、これは間に合った、と思ったのだが。
最後の出演者まで見たが、彼女は出て来なかった。配られたフライヤーに彼女の名前はなかった。
ただ、本人の姿は遠くから見ることができたので、場所を間違えたのかもしれない。
あるいは、ポスターどおりではなく、午後5時くらいからはじまっていたのだろうか。
當眞健司、ダイナマイトC、ヘンリー、Lie la Ray、風花。
司会の人の言葉によると出演は5組なので、一応全部見たことになるんだが。
見た5組、最後の風花は時間が8時になったので1曲目だけしか聞けなかったが、どれも楽しく聞けた。
なかでも、今回はじめて聞いたLie la Rayの2人組は、面白かった。
裸足で転がるように情念を歌う女性ボーカルと、頭より高いマイクに背伸びしながら叫ぶギター。
何か突き抜けたものを持っている表現者には惹かれるものがある。
きっと本人に聞いても、ボーカルは「情念なんか歌ってない」ギターは「背伸びしてないし、叫んでもない」とかひらりと言いそうな感じが、また面白い。
どちらにしても、30分という枠を与えられた田頭沙希ちゃんがどんなステージングを見せたのか、見れなかったのが残念だ。意外と、彼女のライブレポートを検索しても今までほとんど見つけたことがない。ファンも少なからずいるのに、だ。
そう言えば、スクール系のレポートは、あんまりお目にかからない。見に行けないイベントが山とあるのに、そこで何があったのかを知るすべはないのである。老骨にムチうってでも、自分自身の目で見るしかないのか。
だみあんを銭ゲバに、丼野を駅に送って帰宅。
昨日今日録画した番組などを見ながら、くたばる。
明日も仕事だ。イベントに行くには無理がある。無理でも行くか?やめておくか?
そうそう。帰宅したら、メガハウスからプリンセス・オブ・プリンセス2GoGoWestキャンペーンの当選で、マイラ・ベルのカードが送られてきていた。
やった〜!
(追記)
田頭沙希ちゃんは、やっぱり開演前の5時頃からライブしていたようだ。
本人のHPにちゃんと書いてあった。
もう1回ライブ出てほしいな。
まずは、インテックス大阪で「ペット博」
http://www.pethaku.com/pethaku/osaka/index.html
主に犬たちが集う。犬のファッションショーなども行われていたが、飼い主の服装センスを見れば、おのずと入賞者も決まることがよくわかった。
僕はあまり犬には興味がなくて、数少ない猫や、鳥のコーナーで癒された。
しかし、会場内の人&獣の体温で、冷房がほとんどきかない焦熱地獄。外は猛暑日である。
会場内にこもる臭いは、ホットドッグや丼の肉類のにおいなのか、犬たちのにおいなのか。混沌としている。
さて、このイベント、お目当ては、STSダンススクールのステージ。2回ステージがあった。
12:30の回
1.ラブ・イズ・マジック/ペトラキッズ
2.愛の歌/キューティーミニ
3.ミッキーマウスマーチ/ミニミニclub
4.THE美学/チックス
5.ツヨクツヨク/あいな&ひより
6.breakin’ out to the morning/プリッツ
7.Color of season/Twinkle☆Petal
15:00の回
1.クレイジー・アバウト・ユー/ペトラキッズ
2.A Perfect Sky/キューティーミニ
3.ミッキーマウスマーチ/ミニミニclub
4.恋のヴィクトリー/チックス
5.センチメタルボーイ/あいな&ひより
6.King & Queen/プリッツ
7.Color of season/Twinkle☆Petal
ほとんどのユニットが2回のステージでレパートリー、衣装を変えており、楽しかった。
心斎橋apple storeに移動して、「知デリ/アート&テクノロジー知術研究プロジェクト」イベント。
「感覚をめぐって−目と耳と脳の対話−」藤本由紀夫、藤田一郎
http://www.apple.com/jp/retail/shinsaibashi/week/20070916.html
http://cscd.osaka-u.ac.jp/activity/index.php?id=83
16時から開催だったが、到着したのは16時半を過ぎていた。
トークの内容は、店内のいろんな音声によってちゃんと聞き取れなかったが、こんな感じのことを言ってたかな、というのを思い出してみると。
藤本:バートランド・ラッセルの『哲学入門』を読み返してみると、哲学して何の役にたつのかと周囲によく言われる、など記述がある。これってアートでも同じだ。
藤本:アートとデザインの違い。問いを見つけるのがアートで、それに答えを与えるのがデザイン。
藤本:アートは「芸術」と訳されるが、「術」一語でいいんではないか。
藤本:視覚と聴覚。見るためには距離が必要だ。目は遠くのものを見るが、耳は、耳のすぐそばの音を鼓膜の振動で聞いている。遠くで起こっていることと、近くで起こっていることを、同じことのように脳で処理しているのが不思議だ。
藤田:脳はその10%しか使われていなくて、残りは眠っている、とうのは迷信だ。そのような科学的データはない。むしろ、脳細胞は休眠せずに活動しており、ネットワークのキャパシティがまだまだ余裕があると考えた方がいい。
藤本さんの発言は主に、「これはこんなふうに捉えられているけれど、こうなんじゃないか」という思考法からのものが多く、藤田さんは「これについて今言えるのはこれだけです」というのが多かったように感じた。
まあ、遠くから漏れ聞こえるトークをつまんで聞いていただけなので、聞き間違いしているかもしれない。
トークの中で、視覚も聴覚も脳の中で起こっていることなのに、それが外の遠くで起こっていることだと感じ取れることは、すごく不思議なことなんだ、と言っていた。
視覚と聴覚、遠近の問題を語られているとき、僕は思っていた。
そんなの簡単じゃないか。
トークする2人を見るのに、多くの人の頭ごしに見ている、という視覚が、その語る音声の遠さを根拠づけているんだ。目で遠くから発せられたと思いこんだ情報は、耳からの情報に遠さを与えるんじゃないか。
さもなければ、名探偵コナンが最後に解決するとき、眠っている毛利探偵から声が発せられているとは誰も思わないはずだ。
つまり、トークが後ろの方で見えなかったことが、聞き取れない遠さをひっぱってきたのだ。
と、いう愚痴である。
あと、脳を鍛える云々のブームについても、2人がまったく相手にしていないこともわかった。
思うに、脳を鍛える関係のものに飛びついてしまう人は、まずそういう脳を鍛え直さないといけない、と、これは僕の私見。
終了後、湊町リバープレイスへ。
田頭沙希ちゃんがストリートライブをしているらしい。
時間は不明だったが、きっとそれはダイナマイトCのストリートキャノンボールだろう、とあたりをつけた。
リバープレイスのポスターを見ると、開演は午後6時からになっていた。
アップルストアからリバープレイスに直行したとき、まだ6時過ぎだったので、これは間に合った、と思ったのだが。
最後の出演者まで見たが、彼女は出て来なかった。配られたフライヤーに彼女の名前はなかった。
ただ、本人の姿は遠くから見ることができたので、場所を間違えたのかもしれない。
あるいは、ポスターどおりではなく、午後5時くらいからはじまっていたのだろうか。
當眞健司、ダイナマイトC、ヘンリー、Lie la Ray、風花。
司会の人の言葉によると出演は5組なので、一応全部見たことになるんだが。
見た5組、最後の風花は時間が8時になったので1曲目だけしか聞けなかったが、どれも楽しく聞けた。
なかでも、今回はじめて聞いたLie la Rayの2人組は、面白かった。
裸足で転がるように情念を歌う女性ボーカルと、頭より高いマイクに背伸びしながら叫ぶギター。
何か突き抜けたものを持っている表現者には惹かれるものがある。
きっと本人に聞いても、ボーカルは「情念なんか歌ってない」ギターは「背伸びしてないし、叫んでもない」とかひらりと言いそうな感じが、また面白い。
どちらにしても、30分という枠を与えられた田頭沙希ちゃんがどんなステージングを見せたのか、見れなかったのが残念だ。意外と、彼女のライブレポートを検索しても今までほとんど見つけたことがない。ファンも少なからずいるのに、だ。
そう言えば、スクール系のレポートは、あんまりお目にかからない。見に行けないイベントが山とあるのに、そこで何があったのかを知るすべはないのである。老骨にムチうってでも、自分自身の目で見るしかないのか。
だみあんを銭ゲバに、丼野を駅に送って帰宅。
昨日今日録画した番組などを見ながら、くたばる。
明日も仕事だ。イベントに行くには無理がある。無理でも行くか?やめておくか?
そうそう。帰宅したら、メガハウスからプリンセス・オブ・プリンセス2GoGoWestキャンペーンの当選で、マイラ・ベルのカードが送られてきていた。
やった〜!
(追記)
田頭沙希ちゃんは、やっぱり開演前の5時頃からライブしていたようだ。
本人のHPにちゃんと書いてあった。
もう1回ライブ出てほしいな。
われらはみな、アイヒマンの息子
2007年9月19日 読書
たまには、ライブの告知なども。
僕の企画、主催で、BEARSでライブをします。
9月21日(金)はなんばベアーズで「フイナルフンタジー」!
開演:午後7時00分
前売り:1500円/当日:2000円
会場:なんばBEARS http://home.att.ne.jp/orange/bears/access.html
556-0001 大阪市浪速区難波中3-14-5新日本難波ビルB1F
電話06-6649-5564
【出演】
chupi*chupi
カラモン
荻野アサミ
野中ひゆ
トンボ
おとぎの夢GARDEN★
僕は「カラモン」で出演します。
10月は29日にアイドルイベント「HELP!〜病み上がりバンザイ!」というのを企画しています。
今回とはまたガラっと違った雰囲気のイベントです。
どちらも、おすすめ!
僕の企画、主催で、BEARSでライブをします。
9月21日(金)はなんばベアーズで「フイナルフンタジー」!
開演:午後7時00分
前売り:1500円/当日:2000円
会場:なんばBEARS http://home.att.ne.jp/orange/bears/access.html
556-0001 大阪市浪速区難波中3-14-5新日本難波ビルB1F
電話06-6649-5564
【出演】
chupi*chupi
カラモン
荻野アサミ
野中ひゆ
トンボ
おとぎの夢GARDEN★
僕は「カラモン」で出演します。
10月は29日にアイドルイベント「HELP!〜病み上がりバンザイ!」というのを企画しています。
今回とはまたガラっと違った雰囲気のイベントです。
どちらも、おすすめ!
生き延びるためのラカン (木星叢書)
2007年9月18日 読書
ISBN:4862380069 単行本 斎藤 環 バジリコ 2006/11 ¥1,575
わかりやすいラカン入門書。
生き延びる、というのはエロスとタナトスで言う「エロス」のほう。
斎藤環が無理してくだけた口調で語りかけているのが、面白い。
ふだんからもっと砕けた人間になってくれればいのに、以前NHKに出ていたときは、典型的な講義中に居眠りするタイプのしゃべり方だった。しゃべりの芸を磨く、なんていうのは斎藤環にとっては二の次だったかもしれないが、入門書を書こうなんて思ってしまったんだから、しかたない。芸を磨いて、さらにわかりやすく、面白い本を書いてもらいたい。
テレビは「ハモネプ」を夜勤直前まで見た。キャレスの子たちが出ている部分は、きっちり見れたかな。
わかりやすいラカン入門書。
生き延びる、というのはエロスとタナトスで言う「エロス」のほう。
斎藤環が無理してくだけた口調で語りかけているのが、面白い。
ふだんからもっと砕けた人間になってくれればいのに、以前NHKに出ていたときは、典型的な講義中に居眠りするタイプのしゃべり方だった。しゃべりの芸を磨く、なんていうのは斎藤環にとっては二の次だったかもしれないが、入門書を書こうなんて思ってしまったんだから、しかたない。芸を磨いて、さらにわかりやすく、面白い本を書いてもらいたい。
テレビは「ハモネプ」を夜勤直前まで見た。キャレスの子たちが出ている部分は、きっちり見れたかな。
4 leaf clover、西野碧、Marry Doll@東心斎橋FANJ
2007年9月17日 アイドル
東心斎橋FANJで正午からGIRLS STAGE。
出演順に。
4 leaf clover
1.ダンス
2.ステディ
3.エンプティワールド
4.オールマイトゥルーラブ
5.ダンス
6.アライブ
お馴染みのスピード攻勢。
フォルダー5やスイーツあたりをレパートリーにすると、もっとアイドルアイドルらしくなるのだが、FLCの目指すところとは違うのだろう。でも、かつてレパートリーにしていた「Uki Uki Baby」のような感じの、肩の力の抜けたなかにもかっこいい曲をやってみるのもアクセントになっていいのかもしれない。
ライブ後の物販で、写真を買って、サインをお願いしたのだが、特に名前も告げていないのに「アオアオマンさんへ」と書いてあった。
覚えてくれている!アーンド、僕がアオアオマンだと、なぜ、わかったのか!
西野碧
1.I wish
2.乙女パスタに感動
3.空色デイズ
グラビアで活躍している彼女は、歌のステージははじめてだったそうだ。
歌詞はとんでしまうし、ステージングに慣れない部分が多々見られた。
カラオケで歌うのと人前でステージに立って歌うのは全然違う、とモーニング娘。のメンバーもインタビューに答えて語っていた(モー10。より)が、彼女もその思いを強くしたのではなかろうか。
ただ、彼女がトークで語る内容はとても興味深かった。キャットファイトやったそうである。ワ〜オ!これは面白そうだ!得意技は「おっぱい窒息攻撃」と言ってたかな。
このステージでも、キャットファイトをやってくれたりしたら、僕的には大いに盛り上がったにちがいない。
登場するなり、「露出狂みたいな格好ですが、ふだんグラビアやってるもので」とか言うし、「次はセーラー服でも着てきます」「Tバックになりかねない」とか捨て身の発言が続いて、これがかなりツボで面白かった。セ−ラ−服にTバックでキャットファイトやってくれるなら、西野碧ワンマンでも見に行くぞ!
Marry Doll
1.恋人は心の応援団
2.ハレ晴レユカイ
3.大きな愛でもてなして
4.チューリップ
5.ラブ&ジョイ
昨日放送の「ぐっじょぶ」に関するトークは特になし。
ステージの進行はとてもスムーズ。
前回のライブで、他のユニットとかぶっていたレパートリーはやめて、新しいレパートリーを追加していた。
アンケートでマリードールに歌ってほしい曲などを聞いていた。
ぱっと適当なのを思い付かなくて、もってけセーラー服とか書いておいた。マリードールはミディアムテンポの可愛い曲を歌いたがるので、ちょっと早口で歌うのがたいへんな歌をあえて選んでしまったのだ。今思い付いたけど、昔の早坂好恵の歌なんて、意外と面白いんじゃないかな。そうか。聞きたい歌という意味では、早坂好恵「絶対part2」とかすごくいいし、宍戸留美「コズミックランデブー」なんか歌ってくれたら狂い死にするかもしれない。少なくとも、感動で泣くな。
マリードールの物販でも写真を購入し、サインしてもらった。涼子ちゃんが「あっ、保山さん」と声をかけてくれた。
覚えてくれていることが、こんなにもうれしいものなのか、と実感した1日である。
出演順に。
4 leaf clover
1.ダンス
2.ステディ
3.エンプティワールド
4.オールマイトゥルーラブ
5.ダンス
6.アライブ
お馴染みのスピード攻勢。
フォルダー5やスイーツあたりをレパートリーにすると、もっとアイドルアイドルらしくなるのだが、FLCの目指すところとは違うのだろう。でも、かつてレパートリーにしていた「Uki Uki Baby」のような感じの、肩の力の抜けたなかにもかっこいい曲をやってみるのもアクセントになっていいのかもしれない。
ライブ後の物販で、写真を買って、サインをお願いしたのだが、特に名前も告げていないのに「アオアオマンさんへ」と書いてあった。
覚えてくれている!アーンド、僕がアオアオマンだと、なぜ、わかったのか!
西野碧
1.I wish
2.乙女パスタに感動
3.空色デイズ
グラビアで活躍している彼女は、歌のステージははじめてだったそうだ。
歌詞はとんでしまうし、ステージングに慣れない部分が多々見られた。
カラオケで歌うのと人前でステージに立って歌うのは全然違う、とモーニング娘。のメンバーもインタビューに答えて語っていた(モー10。より)が、彼女もその思いを強くしたのではなかろうか。
ただ、彼女がトークで語る内容はとても興味深かった。キャットファイトやったそうである。ワ〜オ!これは面白そうだ!得意技は「おっぱい窒息攻撃」と言ってたかな。
このステージでも、キャットファイトをやってくれたりしたら、僕的には大いに盛り上がったにちがいない。
登場するなり、「露出狂みたいな格好ですが、ふだんグラビアやってるもので」とか言うし、「次はセーラー服でも着てきます」「Tバックになりかねない」とか捨て身の発言が続いて、これがかなりツボで面白かった。セ−ラ−服にTバックでキャットファイトやってくれるなら、西野碧ワンマンでも見に行くぞ!
Marry Doll
1.恋人は心の応援団
2.ハレ晴レユカイ
3.大きな愛でもてなして
4.チューリップ
5.ラブ&ジョイ
昨日放送の「ぐっじょぶ」に関するトークは特になし。
ステージの進行はとてもスムーズ。
前回のライブで、他のユニットとかぶっていたレパートリーはやめて、新しいレパートリーを追加していた。
アンケートでマリードールに歌ってほしい曲などを聞いていた。
ぱっと適当なのを思い付かなくて、もってけセーラー服とか書いておいた。マリードールはミディアムテンポの可愛い曲を歌いたがるので、ちょっと早口で歌うのがたいへんな歌をあえて選んでしまったのだ。今思い付いたけど、昔の早坂好恵の歌なんて、意外と面白いんじゃないかな。そうか。聞きたい歌という意味では、早坂好恵「絶対part2」とかすごくいいし、宍戸留美「コズミックランデブー」なんか歌ってくれたら狂い死にするかもしれない。少なくとも、感動で泣くな。
マリードールの物販でも写真を購入し、サインしてもらった。涼子ちゃんが「あっ、保山さん」と声をかけてくれた。
覚えてくれていることが、こんなにもうれしいものなのか、と実感した1日である。
夜勤明け。
今日は「からくりTV歌自慢コーナー」でappealが司会するというので、海遊館サンセット広場まで見に行った。午前10時に行ってみたが、まだ準備中だった。しばらく読書しながら待っていたら、始まった!
まずはappealが「学園天国」を歌う。
その後、出場する素人さんたちが、いかにも「からくりテレビ」に出てきそうな変な面々で驚いた。野にはこれだけの逸材がまだまだ眠っているんだ。
appealの司会っぷりも面白かった。
レイちゃんのとぼけた質問は無敵だし、ナミちゃんの営業トークにはニヤリとした。記念品を手渡す役に徹したクミちゃんも不思議といい味だしていた。
午後1時過ぎまで見て、次の目的地に移動。
なんと、この朝から昼間の野外イベントで、僕の手はすっかり日焼けしてしまった。
帰宅後、見てみたら赤黒い手袋をはめているように見えた。
この日記を読んでくださっているみなさんには、どうでもいいことかもしれないが、僕にとってはたいへんな結果である。
今日も「モーニング娘。10年記念展」@京セラドーム大阪スカイホール
http://www.mo10.jp/osaka1.html
展示物はひととおり昨日堪能したので、目的はハロプロ関西のステージ。
午後2時の回
1.大阪恋の歌
ジャンケンでポラロイド
2.ラブマシーン
最後の曲は「ラブマシーン」に決めているようだ。
今回は、曲が終わったあとに、ものまね大会がはじまった。
あさみんがミッキーマウス、マスオさん、小島よしおネタをするマスオさん。
須磨愛がムーディー。あさみんが須磨をいじめている、という歌詞で、本当かどうか、そういう設定で話は進んでいた。
午後4時の回
1.女に幸あれ
トーク。メンバーそれぞれに、モーニング娘。の中で誰が好きかを聞いたり。
好き勝手にフリートークさせると、何を言い出すかわからない、と判断したのか、司会者の仕切りが強かったように思う。
2.ラブマシーン
歌終わりで、今度は岩嶋と中山で、まなピンクとななピンクのショートコントがはじまる。(「マナナナ」って、まるで双子みたいなネーミングだ)
内容は、未知やすえネタ。岩嶋が大阪弁丸出しでタンカを切る。
ハロプロ関西は、お笑い部門ではハロプロで1番間違いない。力量が違う。
いったんドームを後にして、日本橋の信長書店に向かう。
午後5時からペロキャンワンコインぷちライブ(ペロペロキャンディーズ)
http://www.perocan.com/p13_topics/
到着が遅れたが、開演もちょうど遅れていて、まさにオンタイムですべりこんだ。
今回はあゆ抜けの3人で。制服姿であらわれた。
1.桜チラリ
今、僕のイチオシは、あすぴである。この歌をうたっているときの、あすぴの身体の使い方の美しさったらないのである。天女である。
自己紹介トークで「前髪切った」(あかりんソ)、「アヴリルめざしてきました」(あすぴ)、「火傷した。爪割れた」(カナ吉)
2.スマイル:)
粘土細工コーナー。3人で「象」を作る。
これがまた、象だと言われないと、何がなんだかわからないシュールな出来。
赤いビラビラに棒状の物体が屹立しているオブジェ。
カナ吉は、勝手に「巻貝」を作って遊んでいる。
撮影会は3分。
ラスト2曲はメドレーで。
3.スカートひらり
4.ねぇ、わかんない?
ライブ終了後、物販でCD買おうかな、と思ってたが、時間がなくて、会場を飛び出す。
再度、京セラド−ム大阪で「モー10。」
再入場不可のイベントなので、ハロプロ関西のステージだけを見るために、また千円使った。ブルジョアである。
走って行ったのだが、1曲目は見逃した。行ってみると、ジャンケン大会の真っ最中。
最後の曲は、「ラブマシーン」
メンバーのメッセージでは、須磨が「私たちはトークだけじゃない。歌もダンスも見てほしい!」と訴えた。中山は感極まって涙。このあたり、ダイエー甲子園店のステージの再現かと思うほどで、デジャヴかと勘違いした。
ハロプロ関西の次のステージは、どこで、いつ見れるのだろう。
せめて写真くらいはハローショップで販売できればいいのに。
モー10。に向かう道と、ハロプロ関西終了後、急いで出口に向かって、NHK-FM「現代の音楽」を聞く。
つまり、ハロプロ関西をはさんで、番組の前半と後半を少しずつ聞いたわけだ。
今日の放送は、ゲストに権代敦彦を招いて、2曲紹介していた。
「無量光/無量寿−無限のひかりといのち 作品73」
「84000×0=0〜オーケストラのための 作品88」
2曲目は比較的ちゃんと聞くことができた。
ペロペロキャンディーズが10月28日にバーベキューイベントをするらしく、その料金が、彼女たち考案の挨拶「ヤッシ〜」から8400円に設定されていた。
さて、この権代敦彦の作品は「84000×0=0」だ。バーベキューイベントも0をかけてスマイル0円ならよかったのに。
この作品では、人間の煩悩が最後に鳴り響く鐘の音に収斂されていく。
権代氏は西村朗氏の質問にこたえて、「私の煩悩は増える一方です」と言っていた。
そう言えば、僕はペロキャンライブの会場、信長書店からモー10。の会場、京セラドーム大阪を行き来する際に、この番組を聞いていたことになる。
エロ本屋と野球場。人間の煩悩と密接に関連した場所の間で、僕はFMで煩悩の嵐と終息の音楽を聞いていたのだ。
帰宅後、録画しておいたサンテレビの「ぐっじょぶ」などを見る。
この回には、Marry Dollの中吉涼子ちゃんが出ているのだ。
涼子ちゃんは水商売の人相手に化粧品をセールスしたり、家庭教師よろしく数学の問題を解説していた。まさに体当たり。涼子ちゃんはほんと、度胸のすわった娘だと感心する。ずっと前には、永遠に前転できる子としてテレビ出てたりしたし。
涼子ちゃんの、かつみさゆりのさゆりの物真似は、武器になる!
よく考えてみたら、2日ほど寝ていなかった。
夜遅くからのイベントにはとうてい参加できず、全身がマヒしたようになって、いつのまにか眠っていた。
今日は「からくりTV歌自慢コーナー」でappealが司会するというので、海遊館サンセット広場まで見に行った。午前10時に行ってみたが、まだ準備中だった。しばらく読書しながら待っていたら、始まった!
まずはappealが「学園天国」を歌う。
その後、出場する素人さんたちが、いかにも「からくりテレビ」に出てきそうな変な面々で驚いた。野にはこれだけの逸材がまだまだ眠っているんだ。
appealの司会っぷりも面白かった。
レイちゃんのとぼけた質問は無敵だし、ナミちゃんの営業トークにはニヤリとした。記念品を手渡す役に徹したクミちゃんも不思議といい味だしていた。
午後1時過ぎまで見て、次の目的地に移動。
なんと、この朝から昼間の野外イベントで、僕の手はすっかり日焼けしてしまった。
帰宅後、見てみたら赤黒い手袋をはめているように見えた。
この日記を読んでくださっているみなさんには、どうでもいいことかもしれないが、僕にとってはたいへんな結果である。
今日も「モーニング娘。10年記念展」@京セラドーム大阪スカイホール
http://www.mo10.jp/osaka1.html
展示物はひととおり昨日堪能したので、目的はハロプロ関西のステージ。
午後2時の回
1.大阪恋の歌
ジャンケンでポラロイド
2.ラブマシーン
最後の曲は「ラブマシーン」に決めているようだ。
今回は、曲が終わったあとに、ものまね大会がはじまった。
あさみんがミッキーマウス、マスオさん、小島よしおネタをするマスオさん。
須磨愛がムーディー。あさみんが須磨をいじめている、という歌詞で、本当かどうか、そういう設定で話は進んでいた。
午後4時の回
1.女に幸あれ
トーク。メンバーそれぞれに、モーニング娘。の中で誰が好きかを聞いたり。
好き勝手にフリートークさせると、何を言い出すかわからない、と判断したのか、司会者の仕切りが強かったように思う。
2.ラブマシーン
歌終わりで、今度は岩嶋と中山で、まなピンクとななピンクのショートコントがはじまる。(「マナナナ」って、まるで双子みたいなネーミングだ)
内容は、未知やすえネタ。岩嶋が大阪弁丸出しでタンカを切る。
ハロプロ関西は、お笑い部門ではハロプロで1番間違いない。力量が違う。
いったんドームを後にして、日本橋の信長書店に向かう。
午後5時からペロキャンワンコインぷちライブ(ペロペロキャンディーズ)
http://www.perocan.com/p13_topics/
到着が遅れたが、開演もちょうど遅れていて、まさにオンタイムですべりこんだ。
今回はあゆ抜けの3人で。制服姿であらわれた。
1.桜チラリ
今、僕のイチオシは、あすぴである。この歌をうたっているときの、あすぴの身体の使い方の美しさったらないのである。天女である。
自己紹介トークで「前髪切った」(あかりんソ)、「アヴリルめざしてきました」(あすぴ)、「火傷した。爪割れた」(カナ吉)
2.スマイル:)
粘土細工コーナー。3人で「象」を作る。
これがまた、象だと言われないと、何がなんだかわからないシュールな出来。
赤いビラビラに棒状の物体が屹立しているオブジェ。
カナ吉は、勝手に「巻貝」を作って遊んでいる。
撮影会は3分。
ラスト2曲はメドレーで。
3.スカートひらり
4.ねぇ、わかんない?
ライブ終了後、物販でCD買おうかな、と思ってたが、時間がなくて、会場を飛び出す。
再度、京セラド−ム大阪で「モー10。」
再入場不可のイベントなので、ハロプロ関西のステージだけを見るために、また千円使った。ブルジョアである。
走って行ったのだが、1曲目は見逃した。行ってみると、ジャンケン大会の真っ最中。
最後の曲は、「ラブマシーン」
メンバーのメッセージでは、須磨が「私たちはトークだけじゃない。歌もダンスも見てほしい!」と訴えた。中山は感極まって涙。このあたり、ダイエー甲子園店のステージの再現かと思うほどで、デジャヴかと勘違いした。
ハロプロ関西の次のステージは、どこで、いつ見れるのだろう。
せめて写真くらいはハローショップで販売できればいいのに。
モー10。に向かう道と、ハロプロ関西終了後、急いで出口に向かって、NHK-FM「現代の音楽」を聞く。
つまり、ハロプロ関西をはさんで、番組の前半と後半を少しずつ聞いたわけだ。
今日の放送は、ゲストに権代敦彦を招いて、2曲紹介していた。
「無量光/無量寿−無限のひかりといのち 作品73」
「84000×0=0〜オーケストラのための 作品88」
2曲目は比較的ちゃんと聞くことができた。
ペロペロキャンディーズが10月28日にバーベキューイベントをするらしく、その料金が、彼女たち考案の挨拶「ヤッシ〜」から8400円に設定されていた。
さて、この権代敦彦の作品は「84000×0=0」だ。バーベキューイベントも0をかけてスマイル0円ならよかったのに。
この作品では、人間の煩悩が最後に鳴り響く鐘の音に収斂されていく。
権代氏は西村朗氏の質問にこたえて、「私の煩悩は増える一方です」と言っていた。
そう言えば、僕はペロキャンライブの会場、信長書店からモー10。の会場、京セラドーム大阪を行き来する際に、この番組を聞いていたことになる。
エロ本屋と野球場。人間の煩悩と密接に関連した場所の間で、僕はFMで煩悩の嵐と終息の音楽を聞いていたのだ。
帰宅後、録画しておいたサンテレビの「ぐっじょぶ」などを見る。
この回には、Marry Dollの中吉涼子ちゃんが出ているのだ。
涼子ちゃんは水商売の人相手に化粧品をセールスしたり、家庭教師よろしく数学の問題を解説していた。まさに体当たり。涼子ちゃんはほんと、度胸のすわった娘だと感心する。ずっと前には、永遠に前転できる子としてテレビ出てたりしたし。
涼子ちゃんの、かつみさゆりのさゆりの物真似は、武器になる!
よく考えてみたら、2日ほど寝ていなかった。
夜遅くからのイベントにはとうてい参加できず、全身がマヒしたようになって、いつのまにか眠っていた。