船場まつりでマリードール。
午前11時到着のときには1曲めの渚のシンドバッドが終わったところだった。
2.バニラ
3.ベイビースター
4.YES存在証明
5.大好きのヒミツ
約40分のライブ。
そのあと、船場まつりのステージを観覧。明日締め切りのライナーノーツの原稿を考えるため、あんまり出歩かないことに決めたのだ。
お琴演奏、ヨガ、フラダンス、美咲ようこ(演歌)、着物ショーのあと、再度マリードールのステージ。
1.大好きのヒミツ
2.渚のシンドバッド
3.テルミー
4.ラブドットチェリー
5.YES!存在証明

帰宅して、大庭秀雄監督の「むすめ」を見る。1943年。
高峰三枝子がその主人公たる「娘」
グレはじめた弟に説教したり、親の言いなりに縁談に応じたり、古きよき女性像が描かれる。
でも、高峰三枝子は電車の中で足の蹴りあいで知り合った歯医者(上原謙)という意中の人があったのだ。
そうと知っては、親の欲の犠牲のままほうっておかないのが、仲人の役目、とばかりに破談にする。
この、縁談を断りにいくときの飯田蝶子の言い回しのうまさには脱帽した。
責めるつもりで言ったことを、そのまんま破談にせざるをえない流れにもっていくのである。口が達者なのは、七難かくすのである。

殺人者を消せ

2010年10月8日 映画
石原裕次郎主演の「殺人者を消せ」を見た。1964年。
舛田利雄監督。
次々と殺されていく会社に巣くう悪者たち。
だれが犯人かといことよりも、そういったサスペンスを楽しむ連続殺人アクション。
富島健夫の『雪の中の信子』を読んだ。
首席争いをする男子2人が、女のとりあいも。
と、いう展開が、著者らしい。
1人が死ぬシーンが顔と手を焼いてしまった状態。
と、いうことは、ミステリファンならずとも、死んだのは別人ではないか、と頭から決めてかかるわけだが、その決め付けを肩透かしして効果をあげた作品をつい最近読んだばっかりだったので、いきおい、慎重になる。

『消えた娘』

2010年10月5日 読書
三橋一夫の『消えた娘』を読んだ。1960年。
お好み焼き屋で中年のおっさんに絡まれている娘さんを助けた銀座太郎。
お礼に、と娘さんは銀座太郎をはしご酒に誘うが、その娘さん、店の人に言って、「わたしの湯のみには酒ではなくて、お茶をいれておいて」と頼んでいたのだ。
銀座太郎を酔わせて、どうするつもりだ、娘さん!
そして、おなかがすいたから、と料亭で食事を注文してから、姿を消した娘さん。
その後、その店で男女の死体が発見される。
と、いうわけで、これは三橋一夫の明朗推理小説で、貸しボート屋の銀座太郎というのが、明朗小説ならではのキャラクターである。
ある登場人物が銀座太郎について、こう思う。
「どうして、あんなに男らしいんだろう!
どうして、あんなに無邪気なんだろう!
どうして、あんなに、誰にでも優しいんだろう!
まるで、この世に生まれてから、正しく、明るいこと以外は、見ていないようだ。
事実、太郎は、太陽の光りと熱が、ジメジメしたものを消してしまうように、不正や、悪や、自分の膚に合わぬものは、すぐさまはねとばしてしまう。
そして、すぐに忘れている。
まるで、見ていないように。」
銀座太郎は単純に行動しようとするが、周囲の人物が「それは危ない」とか説得して慎重に行動をとらせる。そして、すべて警察にまかせておけばいい、と単純に信じている銀座太郎に対して、周囲の人物が説き伏せて、事件の真相を自らさぐる探偵役をつとめることになる。この名探偵像は、ちょっと珍しい。
本書の最大の特徴は、おりにふれて今までのいきさつがまとめて語られるところにある。
今までどういう経緯で今こうなったのか、という、読者が既に読んで知っていることがらを、ある登場人物が別に登場人物に打ち明けるという形で、何度も再追体験することになる。まるで、今までのあらすじを聞かされているような気分だが、その部分の従事tさたるや特筆もので、こんな不思議な小説、読んだことがあるなあ、と思ってたら、筒井康隆の『ダンシング・ヴァニティ』だ!
ともあれ、今まで読んだ三橋一夫の長編小説のなかでは、いちばん読みやすくて、面白い!

『黒い真昼』

2010年10月4日 読書
野口赫宙の『黒い真昼』を読んだ。1959年。
目次。そして、ネタばれ。
 桧林の中で
 深い根の人々
 盆踊り異変
 望郷台下の狂女
癩療養所で起こる殺人事件。
まず目をひくのは、癩に関する圧倒的な描写だ。医学的な情報も豊富だし、言われなき差別であることも真摯に書いてあるのだが、単に情報として提示するだけでなく、頭ではわかっていてもなお根深く残る差別や忌避感を掘り起こして読者につきつける迫力を持っている。
冒頭から、なんだか息苦しくなる文章が先制攻撃をしかける。

八月。
太陽が独り燃えて、風は死に、病棟は蒸されて、ハンゼン氏病患者は呼吸を殺される。
皮膚は毛穴が潰れ、汗腺が消滅しているから、口をあけて苦しく喘ぎ、汗は赤い舌から滴り落ちる。
舌から垂れた汗は、ある患者の場合、日に1.8リットルを記録した。

めちゃ暑そう!
さらに、療養所を出て実家に帰ったときの家族の反応が、もう慟哭もの。

「お父さん」
湯田は、なつかしい情に泣けそうだった。
「・・・・・・」
が、父の目は困りきっていた。
それをみて、湯田は気持を変えた。
「他人なんだ」
そう思ったが、これはたまらない悲しさだった。
(中略)
湯田は父に逢いに来たことを後悔した。こんな風に冷遇されることはわかっていたので、これまでだって、家に帰りたい気を起こさないで過ごしたのである。
(中略)
父が言わんとすることを順序を正して叙述すればながい話になりそうだった。
お前は癩だ、世間は癩を嫌う。
お前が癩であることを今では近所の人以外は忘れかけている。どうかわが家のためにお前は死んだことにしてくれ。

なんと、つらい話!別の人物の幼少時のエピソードもたまらなない。

(前略)
私が教室にはいると、女の子も男の子も、みんな遠まきにして、私を見ていました。仲よしだった春山さんへ近づいて、どうしたの?とききました。すると、春山さんは、キャッと叫んで逃げていきました。
「変だ!どうしたの?」
と、私はほかの子へ近よりました。すると、その子も、
「あッ、きたない。傍へよるな」と、叫んで、逃げました。
「汚くないでしょ?うちも消毒したのよ」と、私は平気な顔をしました。
そのとき、廊下にいっぱい上級生がきていました。そのうちのいく人かが、
「キャークサレ、キャークサレェ」と、はやし立てました。
すると、それが段々とひろがって大きくなりました。
キャークサレ、キャークサレェ。キャークサレ、キャークサレェとそこら全体にひろがっていきました。
あぁ、そうだったのか、と、私ははじめてお父さんの病気のことを知りました。私は恥ずかしいやら気まり悪いやら、恐ろしいやら、何が何だかわからなくなりました。
(中略)
誰かが私の傍へきて、ぺっと唾を吐きつけました。先生がきて、みんなを叱ったようでしたが、みんなはキャークサレ、キャークサレェと足をふみならしながら、ますます荒くれるばかりでした。

この子の母親は仕事を見つけても、「衛生上」「お客さんが気持ち悪がるので」という理由でクビになってしまうのである。
また、こんなエピソードもある(実話なのだろう)。
汽船に乗るときに、無菌証明書を係員に見せたら、係員は「まあいいでしょう」と乗せてくれたが、
「が、乗客のなかでそれを見た者がいて、出帆してから、船長にかけ合うという騒ぎを起こした。湯田は三等船室を追い出されて、機関室に閉じ込められた。そして、これはあとで知ったが、その気難しい乗客の音頭取りで、乗客が騒ぎ出し、船内くまなく消毒をしたのである」
これら、癩に関するてんこもりのエピソードに隠れて、きっちりとミステリの部分もしっかりと考えてあって、「血のついた衣服だけ残して消えた被害者は、きっと生きているに違いない」と思い込んでいたら、最後のほうで死体が発見されて驚かされたりした。
また、死体が患者なので、顔などがくずれて判別しにくいとか、指の全部曲がった手でナイフを使うことは可能か、というトリックを考える部分など、設定がきいていて面白かった。
作中人物がこう言う。
「ここには怨讐がつたかずらのように絡まっているな」
まさしく!しかし、実際の真相は、けちくさい悪党のしわざだったことが判明するのも、なんともいえないやりきれなさをかもし出している。




毎週日曜日はFantaPeaceの日!
今日は雨模様で、インドアで読書したり、ゲームしたり、K1見たりして遊んでいたが、どうしてもファンタピースだけは見たくて、日本橋の旧PLATZへ。
午後6時のPチームを見に行く。
1.オーバー・ザ・リアリティー
2.ミラー・オブ・トゥルース
メンバー紹介。
清本晏名、竹村美緒、長谷川寿里、鈴木由佳、中原莉奈、井口奈波美、MEGUMIKO
MCはMEGUMIKOが中心で行い、MEGUMIKO、長谷川寿里、中原莉奈の3人がFチームかけもちで、4部通しで出演。
自己紹介のあとは、MEGUMIKOがそれぞれのメンバーに質問してやりとり。
清本晏名はメークがうまい(小学生なのに!)、とMEGUMIKOが決め付けるが、あんこは、ファンタピースに加入してから化粧をはじめたらしい。
3.ラビリンス(MEGUMIKO、すず、みおの3人)
ここからは、アニソンコーナー。
4.葛飾ラプソディー(井口)
5.ハレ晴れユカイ(長谷川)
6.ブルーバード(清本)
7.年下の男の子(MEGUMIKO、井口、竹村)=(ナスビ、カボチャ、ハンペン)
8.タッチ(鈴木)
9.ソプラノ(中原)
10.ムーンライト伝説(MEGUMIKO)
11.残酷な天使のテーゼ(竹村)
12.君だけにLOVE YOU(清本、長谷川、井口、中原、鈴木)
13.オンリーロンリー
14.ハッピーアワー
ライブ後はサイン、握手、2ショットチェキなどの時間。
僕は、あんことチェキ。

帰宅して、録音しておいた「現代の音楽」を聴く。
今日の放送は、めちゃくちゃ好み。
                    【ゲスト】宮田まゆみ
 - 演奏家に聞く~宮田まゆみ(笙) -(1)       
                              
「盤渉調調子」                       
                       (6分50秒)
                      (笙)宮田まゆみ
            <wergo WER 2056-2>
                              
「ランドスケープ5 笙と弦楽四重奏のための」 細川俊夫・作曲
                      (15分30秒)
                      (笙)宮田まゆみ
          (弦楽四重奏)アルディッティ弦楽四重奏団
         <MONTAIGNE MO 782078>
                              
「One9」               ジョン・ケージ作曲
                      (10分20秒)
                      (笙)宮田まゆみ
「線香花火」          ロベルト・HP・プラッツ作曲
                       (2分40秒)
                      (笙)宮田まゆみ
  ~放送センターCR502スタジオで収録~
【 KinPouGe 企画 】
【 Music War Council 】
Open16:00~ Start16:30~
1,800+Dr 600
《出演》
●保山ひャン(保山宗明玉)
 〔総合司会&パフォーマンスリーダー〕
     http://ameblo.jp/hozanhyan/ 
      http://diarynote.jp/d/49497
      http://d.hatena.ne.jp/hozan/
      http://homepage3.nifty.com/hozan/
      http://mixi.jp/view_community.pl?id=868662
●蒼奇 勇(ロック!)
●夢野さくら (ELT)
●カワムラちゃん(東方系)
出演者全員 『負けないで』(ZARD)を 大合唱エンディング
会場:千林大宮【KinPouGe(きんぽうげ)】TEL:06-6954-8730
http://plaza.rakuten.co.jp/KinPouGe
メールアドレス:KinPouGe777@ softbank.ne.jp
http://mixi.jp/view_community.pl?id=1295517
大阪市旭区大宮1-17-15ナカヤビル2F
(大阪市営地下鉄・谷町線 千林大宮駅4番出口右に120m)

と、いうわけで、今月も無事終了。
今回は、KinPouGeのマスターも1曲歌うなど、スペシャルな感じだった。

このイベント前に、まず昼からまんだらけグランドカオスの「まんが祭り」で何冊か漫画を購入。このまんが祭りで、とうてい持って帰れないであろう量の漫画を買っている人がいるが、あれは配達してもらっているんだろうか。
そして、弁天町に移動して、オークフェスティバル。
午後2時30分からの「歌姫LIVE」にあわせて行く。
楠美香子、濱田紗季はあいにくと、間に合わず。1人2曲歌う。
河野真実、宮崎真穂、田頭沙希、KONOMI
田頭沙希の「ミスター」はすごかった。歌とダンスがただものではなくて、聞いていて鳥肌がたった。彼女がスペシャルなのでどうしようもないのかもしれないが、多くの地下アイドルちゃんたちは見習うべきだな、と感じた。
そして、KONOMIは「Break It」と「恋はgroovy×2」で、学校行事で筋肉痛だったことなどまったく悟らせない、まさに完璧な横綱相撲だった。無敵!
9(nine)の一員になった村田寛奈ちゃんとも久々に会って、今日は1日、どんな悲惨な目にあっても、笑って過ごせる自信がついたのであった。

深夜番組「このへんトラベラー」で千林を取り上げており、ESSEアカデミーが取材を受けていた。キャラメルリボン登場!
北堀江のART HOUSEで「足立真人イラスト展“森ノナカノ声”」
赤い服の女の子、声を追いかけ森へと入っていきました・・・と案内に書いてある。和風。こわいけれども、あぶなくない冒険。
2階では野仲千尋展「they sleep,we grind」カラフルでジョイフルなイラストが並ぶ。タッチは非常にやわらかい。
ショップでマリーニモンティーニの小物を買おうかと思ったが、微妙にリクエストとずれていて、買わず。

心斎橋のSixで「デヴィッド・リンチ“DARKENED ROOM”展」
絵画作品と短編映画上映。
初公開の最新絵画は7点。
映画上映プログラムは次のとおり。
“DYNAMIC:01-THE BEST OF DAVIDLYNCH.COM"
(リンチ自身による会員制サイト“DAVIDLYNCH.COM"のみで発表された短編映画集)
1.THE DARKENED ROOM
2.BOAT
3.LAMP
4.OUT YONDER-NEIGHBOOR BOY
5.INDUSTRIAL SOUNDSCAPE
6.BUG CRAWLS
7.INTERVALOMETER EXPERIMENTS
“THE SHORT FILMS of DAVID LYNCH
学生時代に制作した実験的作品から近作まで
1.SIX MEN GETING SICK
2.THE ALPHABET
3.THE GRANDMOTHER
4.THE AMPUTEE
5.LUMIERE
あわせて約2時間半の上映。
このリンチ展は8月7日から10月9日までの開催で、僕はこれで5回目の来廊になるかな。退屈を通り越して笑いが止まらない作品など、リンチの作品には笑いがつきものだ。上映作品も何度も見たが、最初に見たときは知らなかった価値観が付加されて面白さが倍増した。WEB配信の映像なるものをパソコンがポンコツなのでほとんど見たことがなかったのだが、それをちょくちょく見るにつけ、リンチのだらだらした映像が、意外と退屈させないような工夫やアレンジがしてあることがわかったのだ。

『卍の塔』

2010年9月30日 読書
三橋一夫の『卍の塔』を読んだ。1962年。
横溝がこんなタイトルの本書いたら、絶対にこういう建物があるって話になるけど、三橋一夫の本作では、これは愛憎の人間関係が複雑にからみあっている比喩として使われている。
以下、目次。
第1章
 その愛
 抱擁
 傷痕
 別離
第2章
 自棄
 恋慕
 胸飾
第3章
 火山
 密告
 卍の塔
新婚夫婦の夫が出張後、行方不明になる。
妻は、いらぬアドバイスするおせっかいのせいで、「夫には別に女がいる」と思い込んでしまい、腹いせに浮気する。
ところが、夫は、出張先で、車にひかれそうになって、避け損ねて崖から落ちて頭を打ち、記憶喪失になっていたのだ。
記憶を取り戻して帰宅するときに、夫はわが妻の浮気を知る。
夫は、すぐに妻を離縁する。
さて、妻と浮気していた男、というのは、意外と本気で、自分も妻帯者だったが、離婚して熱愛をつらぬこうとしていたのだ。
で、その浮気男と不仲で別れる女が、なんと記憶喪失してた夫とくっつく。
ここで、一応登場人物を。
勝野策郎・・・記憶喪失になっていた男。
勝野佐夜子・・・策郎の妻。香川幹一と浮気する。
香川幹一・・・佐夜子と浮気し、妻の絢子と別れようとする。
香川絢子・・・策郎と幼馴染。
前川篤二郎・・・絢子を愛するキモ中年
岩沢まみ子・・・わけしりのいらぬアドバイスで関係を混乱させる。
本庄徹蔵・・・幹一に貸した借金を返してもらえず、工場つぶれそう!
佐々木検事・・・佐夜子を愛する。

まだ登場人物はいるけど、途中まで読んでやっぱり思ったのは、「これはミステリじゃないんじゃなかろうか」ということだった。
最初に夫が出張中に失踪してしまったときには、こんな会話がかわされる。

「松本清張の小説で、そんなのがあったわ」
と初めてまみ子が口を出した。
「-結婚したての妻が、出張先で行方不明になった夫をさがしに行くのよ。結局、その夫は別の土地で名前を変えて、他の女と結婚していたんですけどね」
「策郎君は高校1年生のときから、うちにいたんだ」
光之助が怒ったように言った。
「-1日もわしたちから離れなかった。結婚後も、こんどの出張まで、家をあけたことはなかったんだ」
「あたしの言ったのは小説のこと」
まみ子は笑いながら言った。
「-策郎さんが二重生活してるなんて夢にも思わないわ」

これは、もうミステリではありません、と宣言したみたいなものかな、と思ってしまった。
さて、もう一度、作中の文章で、この複雑な人間模様をおさらいしてみよう。

(五木田)東吾は先ず、前川の傭主だった策郎と自分との関係から話しはじめた。
十年振りに自分を訪ねてきた策郎は、片目の男に自分の家の傍で殺されかかり、記憶を喪失し、半月近くも、須磨寺遊園地傍のみやげ物店にいた。
その間に偶然の機会から、策郎の妻は、自分の妹婿香川幹一と愛し合うようになり、それが原因で策郎夫妻は離婚した。
「絢子は相手の女は誰か知らなかったが、夫の負債も、夫が自分を捨てようとしていたこともよく知っていて、もう香川君を愛してはいなかった。そこに十年振りの幼友達、策郎君が現れたので、お互いに伴侶に裏切られた者同士愛し合うようになっていたのです」

しかし、後半、思い出したようにミステリが発動する。幹一が死に、佐夜子が自殺未遂し、そもそも策郎を車で轢こうとしたのは誰なのかが追求される。
なぜ犯人は策郎をひき殺そうとしたのか、という謎のヒントが、浮気のきっかけのシーンに伏線として隠されていたりして、ひざをたたいたりした。
そして、なんというか表面上では丸くおさまるが、ハッピーエンドとはほど遠い気分が残る。登場人物たちは、何かしこりを残し、妥協し、我慢して明日からも生きていこうとするのだ。
取り扱いようによってはセンセーショナルなすごい作品になりそうなのに、遠慮がはげしすぎる作品だった。

午後3時からなんばパークスでOSAKA BBWAVEのライブ。
1曲目の途中から見た。
2.パワー・トゥ・ザ・ピープル
3.アース・トゥ・ザ・スカイ
4.トゥデイ・フォーエバー
5.ラブ&スマイル
おおさかあかるクラブのTシャツ着て歌い踊る。

午後4時25分からLABI1なんばで同じくOSAKA BB WAVEライブ。
セットリストはパークスと同じ。
1曲めの曲名は不明。
BB WAVEの衣装で。

STSのダンスやメンバーが大好きなので、こうやってイベントなどに出てきてくれるのは、たいへんうれしい。
しかし、平日の昼間だというのに、人は集まっていたなあ。

『揺れる斜面』

2010年9月28日 読書
三橋一夫の『揺れる斜面』を読んだ。1961年。
5組の家族をめぐる物語で、設定がすさまじいわりに、けっこうみんないい人だったりして、エグイ展開にはならない。
また、最初の100ページくらいまでは、「これはひょっとしたらミステリじゃないのかも」と思ったけど、ちゃんと犯罪がおこって、ミステリになった。
(推理の要素は最小限だったけど。たとえば、「きっと、この人が犯人なんだ」と推測した次のページで、そいつが犯行についてしゃべっているシーンになったりして、あれこれと考えるスキを与えない)
内容については、また後日、追記。
ジョージ・ギャロ監督の「あいつはママのボーイフレンド」を見た。
ママ(メグ・ライアン)の新しいボーイフレンド(アントニオ・バンデラス)は、美術品の窃盗団の一員だった!
ママの息子(コリン・ハンクス)はFBIに勤務しており、ママにも内緒で家中に盗聴器つけて、美術品窃盗の情報を得ようとする。
どことなく頼りなく、マザコンの気もある息子を演じたコリン・ハンクスはトム・ハンクスの息子。
お気楽で楽しい映画だった。
ママと泥棒の恋愛がどうなるのか、というのが興味の中心だが、コメディ映画に近い色合いなので、ハッピーエンドは約束されていた。
たよりない息子にとっては、新しいボーイフレンドは、ママを盗んでいく泥棒であることにはちがいなくて、その手のダブルミーニングはスムーズに見てとれた。
そして、泥棒だと思っていた男が、実はそうではなかった、という展開までが、こどもの成長物語としておあつらえむきだったのである。
午後2時から日本橋の旧PLATZでFantaPeace☆の「ファンピー☆ライブ」
正午からFチームとPチームにわかれてライブが組まれており、僕は2時からのPチームのライブだけを見た。
1.オーバー・ザ・リアリティー
2.ミラー・オブ・トゥルース
(メンバー紹介。今回のPチームは、山崎佑奈、長谷川寿里、浦田歩夢、竹村美緒、山口りほ、中原莉奈、笹川結衣。ゆうなが呪怨のタンス開ける音真似、じゅりがガイコツのまね、ゆいがトイストーリーの宇宙人のものまねを披露。りながディアブロを練習中、と報告)
3.ラビリンス(りほ、りな、ゆい、みおの4人)
ここからは、ソロのステージで、アニメソング特集。
4.チャンス(ゆうな)
5.ホントのじぶん(じゅり)
6.I can’t stop my love for You(あゆ)
7.残酷な天使のテーゼ(みお)コスプレ!テレビではブルーバックのため、着用すると身体が透けてしまうとか。
8.ビリーブ(りほ)ガンダム。ダンス最高!
9.ラムのラブソング(ゆい)「ゆいだっちゃ」連呼!
10.ハッピー(りな)歌い終わってから、りな壊れる!狂ったり酔っ払ったり。面白い!
りなが着替えのため引っ込み、かわりに6人登場で1曲。
11.君だけにlove You
りな参加で7人そろって最後の2曲。
12.オンリーロンリー
13.ハッピーアワー

今回も楽しいライブだった。お金と時間が許せば、4部全部見たかった。
スタンプカードをもらった。スタンプ集めると、なにか特典があるらしい。

午後5時からマグ住之江でギャラパのライブ。
1.Colorful G’nz
2.渚紗「Hi Five」
3.呪
4.珠珠
5.JAMJAM
6.い~の・しゅりあ~な
7.Mighty Dolls(新たにできた枚方のギャラパから。「ひらぱ」と呼ぶそうな)
8.KONOMI「Break It」
9.Goofy
10.M’s salt
11.Witchery
12.Little★Bear
13.In-P-act
14.むぅーみん
15.Lips
16.Chihiro「Saving all my love for You」(ホイットニー・ヒューストン)
17.じゃりんこちあ
約1時間のライブ。

NHK-FMの「現代の音楽」
今日は道頓堀リバーウォーク、ドンキホーテ前クローバーステーションで、リトルキューティーJ’sのおしゃべりと歌。
午後4時30分から15分間がトークで、体育祭の話など。
陸上部のことを「陸部」と略して言うんだ!
後半の15分はライブで、2曲。
1.君が好き
2.My Soul Sing
トークは面白いし、歌もうまいし、レベルが高いな!
クローバーステーション前に集まった人もけっこう多かった。
ライブ後は、Upsまで大名行列みたいな感じで歩いていったようだが、僕は帰宅。

クローバーステーション行く前に、アメリカ村のまんだらけグランドカオスに行って、「全部祭り」でいろいろと物色。
僕が探しているような漫画は、3冊210円ではなかなか出てこない。
でも、6冊ほど買ったかな。

迷走

2010年9月25日 日常
なんとなく、アメブロも作ってみました。
http://ameblo.jp/hozanhyan/

あれから

2010年9月24日 映画
映画:のだめカンタービレ最終章前編
 名探偵コナン漆黒の追跡者
 太陽(ソクーロフ)
 廣重
 SPIRIT
読書:『霧に棲む鬼』角田喜久雄
 『幻の馬』ボワロ-ナルスジャック
 『消えた死体』ボワロ-ナルスジャック
 『うしなわれた過去』ボワロ-ナルスジャック
と、いうわけで、力作の日記が消滅。
簡単に、今までの記録を。
読書:『機械探偵クリクロボット』カミ
『白い対角線』藤本明男
『暗い年輪』藤本明男
『鎮魂の森』樹下太郎

映画:D坂の殺人事件
パコと魔法の絵本
ティムバートンのコープスブライド
ヤング@ハート

ライブ:10minutes
ファンタピース

メールアドレスも死んだままなので、mixiにメッセージでもください。
たまにネットカフェでチェックします。
F.B.I.プレゼンツ「10minutes」第2回予選会
http://home.att.ne.jp/orange/bears/FBI.html
会場:なんばBEARS(浪速区役所向い。ジンオートレンタカー隣のビル地下1階)
日時:9月18日(土)午後6時開場/午後6時30分開演
料金:前売1500円/当日2000円
司会:保山ひャン、Bカシワギ

[エントリーライブ](各10分以内。敬称略)
いあとねっち!
うてなゆき
紗希-SAKI-
ジョジョ川
丼野M美
はっち
夢野さくら
Renka×Yua


[セレクトライブ](予選通過者によるライブ)
ちーたん
いちご組

[ゲストライブ]
邪王院弘
Chupi*Chupi

[9月の審査員]
バウムクーヘン
ジャン=ポール(Chupi*Chupi)
アリスセイラー

http://home.att.ne.jp/orange/bears/FBI.html

みなさん、こぞって御参集下さい!

電脳ピーチカフェ倶楽部 関西アイドルふぇす☆ふぇす2010
本日、ライブです!
【電脳ピーチカフェ倶楽部 関西アイドルふぇす☆ふぇす2010】
@大阪府:心斎橋・SOCIOあめりか村
http://mixi.jp/view_event.pl?id=55865594
open 14:30/start 15:00
adv 1800yen/door 2300yen

15:00 汐音
15:20 Cocktail Amuse
15:40 ちーたん
16:00 火の玉アタック
16:20 舞姫
16:40 Nie
17:00 つくね
17:30 もぐまろ
17:50 蒼奇勇
18:10 holic me-low
18:30 保山宗明玉(ゲスト)
18:50 天心和風乙女団
19:10 HIKARU
19:30 wooOrms
20:00 DJ(時間調整枠)
20:10 烈火
20:30 うさもちろーる
20:50 myu☆
21:10 草凪きら
21:30 貴姫&u238
22:00 DJ(時間調整枠)
22:30 完パケ

みんな、保山ひャンに哀に来てね!

(追記)
と、いうわけで、ライブ終了しました!
お越しくださったみなさん、ありがとうございました!
僕はゲームソングを中心に、遊びました。
ポスターに僕の名前がでかでかと載っていて、小恥ずかしかったです。
(さらに追記)
SOCIOあめりか村に向う途中で、日本橋PLATZ跡地でファンタピースのライブがあるというので、中には入らず、外の看板だけ見た。
ファンタピースは長谷川寿里と山崎佑奈をツートップとする、あるいは中村菜摘を加えてスリートップとするアイドルユニットなのだが、僕が大好きなのは、山口りほ(ダンスが最高にうまい!エイベックスにいた?)と、清本晏名(ジュエリーメイトのCM?)の98年5月生まれのツートップだ。今日のライブはチームFとチームPにわかれて交互にライブする形で、誰がどのチームにいるのかは、当日のギリギリになるまで明かされなかった。(ブログやってる子はどっちのチームにいるかわかったけど、僕の好きなりほほんとあんこはどっちもブログ公開していないのだ)そんなわけで、自分のライブに行く前に、りほほんかあんこのライブ見てもいいかな、と思ってたけど、誰が出るのかわからなかったので、回避せざるをえなかったのだ。
で、どうやら、メンバーに異動があったようだ。
外に貼ってあったファンタピースのメンバー紹介によると、東京香が消えて、浦田歩夢に変わっていた。
浦田歩夢って、サンミュージック大阪の?
東京香ちゃんは、通天閣で1回見たきりだけど、かなり有望な可愛い子だったのに、残念だ!どちらにしろ、来週も再来週も土曜日にライブするらしいので、見に行って確かめねば!


逆柱いみり作品展@トランスポップギャラリー〜くびくびカフェ〜関西クィア映画祭2010@京都大学西部講堂
逆柱いみり作品展@トランスポップギャラリー〜くびくびカフェ〜関西クィア映画祭2010@京都大学西部講堂
今日も今日とて京都大学西部講堂で「関西クィア映画祭2010」
今日は午前中のプログラムから、1日中映画祭の映画を見て、そのままオールナイト上映に突入したのだが、映画と映画のあいだの時間を利用して、いくつか行きたかったところを回る。
まず、トランスポップギャラリーで、おなじみの逆柱いみり作品展。
アジアの不思議な街に跳梁跋扈する奇妙な生き物たち。
カラフルではあるが、なかにあんこが詰まっていそうな重みを感じた。
そして、京都大学、門を入ってすぐのところにある「くびくびカフェ」
大学(そして、公共団体、もちろん一般企業も)では非正規労働者を数年で雇い止めする規約を作っている。京都大学では5年、関学では4年、大阪大学では6年でクビを切られる。こんなルールはおかしい、と立ち上がり、そして座り込んだのが、小川君たちだ。
ユニオンエクスタシーという組合も作った。
で、単に座り込むのではなく、そこをカフェにしてしまうあたりが、発想の柔軟で面白いところ。こういう面白いものには肩入れせざるを得ない。
また、このカフェのコーヒーは、おいしいのである。
今日はマンデリンの苦味で頭をはっきりさせたくて、熱いマンデリンを飲む。
小川君はちょうどカフェにおり、お客さんも数人いた。普通の喫茶店よりもお客さんが入っているような気がした。
アイスキャンディーもいただいた。バッジを購入して、次の映画がはじまる前においとまする。
さて、以下は映画祭の事柄。
午前11時30分からキム・ミョンジュン監督の「ウリハッキョ」2006年
朝鮮学校の日常を描いたドキュメンタリー。
同胞という言葉がさかんに使われたり、マンギョンボン号に乗って北朝鮮に修学旅行に行った際、船から北朝鮮の地に降り立つときに足でなく手を着けていた生徒など、日本では考えられないことがごく当たり前に映されていて、興味深かった。
この映画は北海道の朝鮮学校で撮られており、そこでも「俺は右翼だ。朝鮮人は動物だから、1匹殺してやる」的な脅迫電話が録音されて流されていた。映画上映後に、京都の朝鮮学校の門の前に集まって大声でがなりたてる集団の映像も流された。こういうのって、どうしたらなくなるのか、本当、むずかしい。トーキングヘッズの歌で「マインド」ってのがあって、金などを使っても心を変えることはなかなか出来ない、と嘆いており、こういう問題にぶちあたると、いつもこの歌が頭の中で流れる。

午後3時10分から「刑務所のトランスジェンダー」2006年
刑務所内でレイプされるトランスジェンダーたちの体験談など。
収監されると、ホルモン治療も断絶させられてしまうそうだ。
アメリカでは性器によって男女をわけて収監するために、見た目はすっかり女でも男性房に入れられ、口や肛門を使ったレイプなどの悲劇が起こるのだが、看守だってトランスジェンダー側に立っておらず、「おまえは遠からず自殺するだろうな」と嘲笑う始末。へたに被害を訴えると、身の危険を保護すると称して特別房に入れられ、「こいつ、いつ発狂するかな」と毎日覗き込まれる。

午後5時10分から「ココデナイドコカ」
東京で暮らすゲイの青年を追ったドキュメンタリー。
同棲していた恋人との別れ、新たな恋愛、元カレとの再会、就職、実家に戻って起こる母親との諍い。ごくごく日常をありのままに撮っており、上映後に主演の男性と女性監督がトークや質疑に応えたりしていた。監督は主演の男性の姉なのだそうだ。なるほど、それで自然に生活にとけこんでいたのか。母親はしたたかにも、自分の言い分(夜遅くにイスの音がして眠れないとか)を聞き入れさせようと、あえてカメラが回っているときにそういうことを言い出したりしていた。コワイ、コワイ。

午後7時30分から、短編2本と長編1本。
短編はカナダのFrancoise Doherty監督による人形アニメーション。
「うさぎちゃん」2008年
「うさぎちゃんのホッケー」2009年
 うむ、これは可愛い。うさぎのココちゃんはホッケー好きだけど、ほんとはホッケーしてる女の子に恋してるんだよ!でも、けっこうはげしくホッケーの闘いしてたりして、もう可愛いったらありゃしない!字幕がついていなかったけど、音楽とかも含めて、今回の映画祭の白眉とも言うべき作品!

「選手の掟」2009年
ペンシルバニア大学のバスケットボールコーチは、同性愛が大嫌いで、レズだと判明した選手は、どんなに才能に恵まれていてチームの勝利に貢献していても、ばっさりとやめさせてきた。スポーツ選手としては、そんなことで将来の夢を一方的にとざされてしまうことに納得いくはずがない。このコーチというのが、ヒラリー・クリントンの輪郭の中に、上沼恵美子の顔をあてはめたような、厳しい顔つきの持ち主なのである!(顔のことはどうでもいいけど!)
タイトルにある「掟」は「飲酒禁止、ドラッグ禁止、レズビアン禁止」のルールをさしている。スポーツの世界って、この手の時代錯誤な価値観ってまだまだ残っていそうな気がする。

午後9時30分から「フィクションを生きるーイザベル・シュペングラーの実験映画」
1972年ベルリン生まれのイザベル・シュペングラーによる短い映画を集めた。
「永住者」
「Lantouy」
「変貌」
「人魚たちの恋」
「ミイラ」
「サイキック・テキーラ・タロット」(これのみ20世紀の作品)
斬新な衣服で日常生活を送る一種のファッションショー的作品から、自作のカードとテキーラの口うつしとかで占う女性のドラマまで、才能あふれる作品群。
上映前には、ドイツ文化センター館長のアンドレアス・シーコファー氏の挨拶もあった。彼は近々、アジアの男性と同性結婚するそうだ。

午後11時50分からはオールナイト上映。
「パブの中」2010年。
芥川の『薮の中』をもじったタイトルどおり、パブの中で死んだアキラについて多くの人が語る作品。語る人物はみんなエキセントリック。歌のうまいへたに関わらず、語っていた人物が最後には歌い踊る展開になる。
上映後、松之木天辺監督の挨拶もあった。

「エミリアの短篇4作品」
セックストイを守ろう/歯磨き粉/不道徳な…/The Queer X Show
ペニスをかたどったバイブを電動歯ブラシがわりにして歯を磨く作品とか、映画「Too much pussy」の異様に盛り沢山な予告編とか。

「バイセクシュアル初体験」2008年
カナダのSuzanne Babin & Leona Gilbert監督によるドキュメンタリー。

「トランス物語に抗して」2009年
アメリカのジュールズ・ロスカム監督によるドキュメンタリー。

「マイ・ノーマル」2009年
アメリカのIrving Schwartz監督によるコメディ。
主人公は女王様だが、映画の脚本を書いており、そっちで認められたい、という願望を抱いている。
女性の恋人が出来たが、恋人はSMに恐怖感を抱いていて、結局うまくいかなかったり、映画のインターンになってチャンスを狙ったが、女王様の一面を見せてしまってクビになったり、なんだかうまくいかない。
かと思いきや、なんだか事態は好転して、明るいハッピーエンドが待っている。
途中のSMシーンの面白さや、なんだかんだ言って、自分を抑えずにやりたいことをやっている方が物事うまく行く、というメッセージが見ていて楽しい映画だった。
ドキュメンタリー映画が続いて、ちょっとテイストの違う映画がかかったので、睡魔に襲われることもなく笑いながら見ることができたのかもしれない。

オールナイト上映終了後、3時間待てば「安非他命/アンフェタミン」が上映されるのだが、12日はライブ出演があるので、後ろ髪ひかれながら、帰宅。

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