『狂人館』

2010年11月30日 大下宇陀児
合作探偵小説集『狂人館』を読んだ。
川上未映子の『わたくし率イン歯ー、または世界』を読んだ。
まわる気になればまわれるもんだ。
中西らつこちゃんの個展で、落語紙芝居「皿屋敷」
やなせたかしの『わたしが正義について語るなら』は、アンパンマンを中心に。

ヒッチコックと少年探偵シリーズ、ロバート・アーサーによる『どもりのオウムの秘密』を読んだ。このシリーズは翻訳が4冊出ていて、なぜかこれだけ未読だった。
短編を集めた。
道頓堀でOSAKA BB WAVE、
天王寺でサリジュア

銀色夜叉

2010年11月22日 映画
金色夜叉のパロディ映画
大阪ヨーロッパ映画祭で2本。

10minutesではぴいち姫と堀井ゆきが予選突破。
関西空港でのジャパンポップカルチャーフェスティバル。
ファンタピースの第2部、アニメソングのライブが、素晴らしすぎた。

大阪ヨーロッパ映画祭で「40」
40という数字が何かと絡んでくるストーリー、らしいが、こじつけが過ぎて笑えた。

高橋真琴展

2010年11月19日 芸術
夙川で「高橋真琴展」

『事件の背骨』

2010年11月18日 読書
花屋治の『事件の背骨』を読んだ。
推理の分量の分厚さに驚愕!

『偽りの風景』

2010年11月17日 読書
久能啓二の『偽りの風景』を読んだ。
パソコン修理中なので、ここから以降は、とりあえず、その日何したかだけを書いておきます。時間があれば、詳しく穴埋めを。
『思想地図 想像力』を読んだ。
ダリオ・アルジェント監督の「ジャーロ」を見た。2008年。
ジャーロとは、イタリアの猟奇探偵ものをさす言葉だが、もともとは「黄色」の意味。
ストーリーは、外国人美女ばかり狙う殺人タクシーの話。
外人なので、いなくなっても、すぐに捜査の手が回るってこともないわけだ。
冒頭から日本語での会話がかわされて、ちょっとびっくりしたが、これがとても日本人には見えないが、日本人観光客。ヴァレンティーナ・イズミが演じている。日本人の友人との会話は、これでいいのか、と思わせる棒読み!この日本人美女が、タクシーに乗ったら、とんでもないところに連れて行かれて、身体を切り刻まれて殺されてしまうのだ。
死体は町のいろんなところに捨てられる。
で、日本人が死ぬ直前に残したのが「彼は黄色」というダイイングメッセージだったのだ。とっさにボイスレコーダーで録音した日本語を翻訳するのは、魚市場で働く日本人(タイヨウ・ヤマノウチ)。ほとんど聞き取れない言葉をじゃんじゃん通訳する。
この猟奇連続殺人を担当する警部が、「戦場のピアニスト」のエイドリアン・ブロディ(Adrien Brody)。幼いときに母親殺害のシーンを目撃し、数年後に犯人を見つけ、殺してしまう。今でもフラッシュバックで殺害シーンに悩まされている。
モデルの妹を連れ去られた姉、リンダは、この警部とともに、妹を探す。
リンダを演じるのは、ポランスキー監督の妻、エマニュエル・セニエ。もうしわけないが、犯人がこの姉リンダでなく、妹を狙ったのもむべなるかな、と思わせる、姉妹の美貌の差が気になった。
彼女の推理により、犯人は黄疸を患っていることを突き止める。「黄色」(ジャーロ)の意味はそれだったのだ。
ふつう、こういう映画は、意外な犯人が最後にあばかれるのだが、この映画では、あっさりと犯人は顔を出す。彼は幼いころから顔が黄色くて醜く、その恨みが嵩じて今回の猟奇殺人に走ったのだ。
「これでもう、キッスはできないよ」と言いながら、美女の唇をはさみで切ったりするのだ!ギャー!
この醜い犯人を演じているのが、バイロン・デイドラ(Byron Deidra)。某知人に似ていて可笑しくてしかたがなかった。

警部は母殺しのフラッシュバックと、自らが犯した殺人に取りつかれている。
姉リンダは妹探索のためとは言え、勝手に報道陣を呼んだり、入ってくるなと言われているのにズカズカ現場に入ってきたり、うっとうしい存在。
犯人は美女ばかり狙い、その美女に「切り刻まれても、わたしの美しさは変わらない。あなたはそのまま一生醜いまま」とか罵られて、マジでへこんでしまう。おまけに、病気で薬飲んだり、すぐに疲れ果てたりしてしまう。
三者三様の厄介さがからまりあいながら、ストーリーは展開する。
残酷なシーンは健在で、額をトンカチでガンガン殴って頭蓋骨陥没させたり、麻酔の注射を眉間とか舌に刺したり、さっきも書いたけど唇をはさみでチョン切ったり。
ただ、ダリオ・アルジェント監督の映画でかつてよく見られた、美しい構図はあんまりなかった。
さて、結局、犯人は妹がどこにとらわれているのか明かすことなく、落ちて死んでしまう。犯人が殺害に使っていたガス工場の廃墟には既に妹の姿がなかったのだ。犯人は、「俺を逃がしてくれれば、妹の居場所を教えてやる」と姉リンダにもちかけ、あろうことか、警部が犯人をつかまえようとしているのをこのリンダは阻止しようとするのだ。なんと厄介な姉!ラストで、まあ、おおよその観客が予想したとおり、妹はタクシーの車のトランクにとらわれていて、流れ落ちる血によって発見されるであろうことを暗示して映画は終わる。推理の過程としては、犯行に使った車を探すのが順序というものだと考えられるが、そこに触れないまま、姉の厄介なリンダは、警部に向かって「おまえのせいで、妹の居場所がわからなくなったじゃないか、この人殺し野郎!」と悪態をつく。
犯人は墜落して死に、警部はさらに心の傷を深くし、姉リンダは厄介さを増幅させて、映画は終わるのだ。なんというバッドエンディング!
おそらく瀕死の状態でも妹が生きて救出されるのが、救いだ。

さて、この映画、探偵ものとしてはイマイチなのかな、と思いきや、実は仕掛けがあった。
犯人を演じたバイロン・デイドラだが、そんな役者は存在しなかったのである。
これには驚いた!
そこがポイントなのか!
万博記念公園のDILIPAでマザーズフェスタ2010秋。
午前11時30分からエイベックスアカデミーのショーケース第1部。
LAYM
1.NIJIIROスター☆
2.infinity
1曲めは新レパートリー。

サリジュア
昨日と同じ、圧巻の組曲的ステージ。
サングラスの重ねがけ、板割りかと思いきや扇、のお笑いから、ダンス&歌。
おしゃれ番長あたりで終わるのかと思いきや、まだ先があるのが素晴らしい。
昨日は第1部だけ見たが、最後ステージ脇にはけていたのが、階段のぼって退場にかわっていた。そのときの行進のかけ声も、回を重ねるごとに遊びの部分が加わっていた。
11月23日午後5時からのHOOPイベントには、行かないとね!

ヒプノタイズ
素晴らしい!レベル高い!可愛い!衣装はまるでステッパーズの青色バージョンだけど、ダンスは最高!

ぽかぽかと気持ちいい外に出て、昼食がわりにビスケットを3枚食べて、またDILIPAに戻る。
午後1時からのwakuwakuビンゴ大会で、2番目にいい賞品をもらった。
ワミーというパズル的遊具。参加してみるもんだ!
午後1時30分からは、シルバニアファミリーとあそぼう!わくわくさつえい会。
大柄なショコラを記念に1枚。
午後2時から、avex artist academyショーケースの第2部。
内容は同じ。
今回は、ライムが投げる駄菓子をゲットした。

終了後、直行でアメリカ村三角公園へ。
午後3時25分頃から、東京女子流が登場するのだ。
だがしかし。なんと三角公園到着したのは、3時27分!
「東京女子流でした!ありがとうございました!」の挨拶だけ聞けた。
電車1本早ければ歌も見れたのだろうが、そのためには、ヒプノタイズを途中で抜けねばならない。それは、つらい!東京女子流は大好きだけど、ヒプノタイズには負けるのだった。

そのままの足で、旧PLATZで、ファンタピースのライブ、第3部。
第3部はPチームの出番で、第4部はFとPの合体。通常なら第4部をメインに見るところだ。かててくわえて、昨日ESSEアカデミーのレモンズが「ラムのラブソング」を歌い踊っていて、そのクオリティーの高さに感動したところだったので、第4部で披露されるはずのファンタピースの「ラムのラブソング」と比較したいと思っていたのだ。
でも、第3部を選ぶ。どうやら、第3部のファンミニで、おそらく1回こっきりじゃないか、と噂されるナンバーをやるそうなのだ。
と、いうわけで、第3部。今日のライブは、中原莉奈と鈴木由佳の11月誕生組のバースデイ祭でもある。

開演前のアナウンスは、鈴木由佳。
1.オーバー・ザ・リアリティー
2.ミラー・オブ・トゥルース
ユニット紹介、自己紹介のあと、トークは、好きなアニメ。
清本晏名「名探偵コナン」こんど物真似を、のリクエスト。
鞠谷ふうか「フェアリーテイル」意外とメンバー内では認知度低かった。
鈴木由佳「名探偵コナン」あんこと一緒に物真似を、のリクエスト。誰が誰をする?
中原莉奈「ワンピース」チョッパーに似ている、と、うれしいのか微妙な意見が。
川口梨花「ドラえもん、クレヨンしんちゃん、仮面ライダーなど」弟さんと見ているので、そういうチョイスになるそうだ。
中村菜摘「けいおん!」メンバー内でけいおんバンドできそうな話になるが、誰が誰をするか、という話で、なっちゃんは「カッコイイのよりカワイイのがいい!」と、これは貴重な意見!
山崎佑奈「けいおん!、夢色パティシエール」ちゃんと録画して見ているとか。
長谷川寿里「けいおん!、ハルヒ、マクロスF」マクロスはメンバー間の認知度低かった~。
3.ラビリンス(山崎佑奈、長谷川寿里、鈴木由佳)
4.恋のつぼみ(中原莉奈)
歌詞がとぶのはご愛嬌。11日に16歳になったばかりだが、このときのりなちゃんは、はっとするほど可愛かった。彼女はステージ衣装よりも、私服のほうがだんぜん魅力を発揮するタイプのようだ。
5.さくらんぼ(鈴木由佳)
まさかのさくらんぼファッション!サクランボの枝を口の中でむすべる人、との質問に、「できる!」と手をあげたのはFチームメンバーの笹川結衣ちゃん。口のなかで結び目作る技、練習してできるようになったそうだけど、これ、キッスを上手にするための技だってこと、知ったうえで練習したのかな?
6.ミニッとLOVE(山崎佑奈、中村菜摘、中原莉奈)
7.幼女時代(山崎佑奈、中村菜摘、中原莉奈)
この7曲めの「幼女時代」が、噂の新レパートリー。今回はファンミニではなく、美脚を出した「ファンミニの妹分」として3人が登場した。
8.会いたかった(清本晏名、長谷川寿里、鈴木由佳)
エンジェル3人バージョン。
9.君だけに・・・love you(鞠谷ふうか、川口梨花、山崎佑奈、中村菜摘)
トークは、「好きなパスタ」。なっちゃんが「たらこスパゲティー」と答え、たらこをおかずとしてご飯で食べられない、と衝撃の告白。さらに、たらこと明太子の違いがわからない、などとおしゃべりしているうちに、メンバーが着替えを終えて合流。好きなパスタをこたえたのは、なっちゃんだけ。
バースデイケーキが2つ登場して、すずとりなりなの誕生を祝う。
10.ロンリーオンリー
11.ハッピーアワー
アンコールがかかり、最後はタオルぶんまわしのあの曲。
12.この先へ
ライブ終了後のコミュニケーションタイムでは、あんこと2ショットチェキをとり、昼間ビンゴで当てたワミーをプレゼントした。あんこはビンゴでよく賞品を当てるらしい。強運の持ち主なんだ!あやかりたい!
帰宅して、大相撲で白鵬がさらに連勝記録をのばしたのを見てから、NHK-FMで「現代の音楽」
                          猿谷紀郎
 - 音の現在(いま)~アーロン・ジェイ・カーニス -(1)      
「バイオリンとギターのための二重協奏曲」          
               アーロン・ジェイ・カーニス作曲
                      (30分15秒)
              (バイオリン)チョーリャン・リン
                (ギター)シャロン・イスビン
             (管弦楽)セントポール室内管弦楽団
                  (指揮)ヒュー・ウォルフ
     <ユニバーサル・ミュージック POCL-8019>   
「カラード・フィールド~イングリッシュ・ホルンと      
    オーケストラのための協奏曲から“パンドラ・ダンス”」
               アーロン・ジェイ・カーニス作曲
                       (5分00秒)
   (イングリッシュ・ホルン)ジュリー・アン・ジャコバッシ
             (管弦楽)サンフランシスコ交響楽団
                 (指揮)アラスデア・ニール
             <ポリグラム POCL-8012>      
「新世代のダンス」      アーロン・ジェイ・カーニス作曲
                       (7分50秒)
                (管弦楽)ボルチモア交響楽団
               (指揮)デーヴィッド・ジンマン
             <ポリドール POCL-1574>
カーニスは非常に聞きやすくて、面白かった。
深夜午前0時からは、Ustreamで常盤響くんの「レコ部」3時過ぎまで。



万博記念公園のDILIPAのマザーズフェスタ2010秋で、午前11時30分からエイベックスアカデミー受講生によるショーケース。
BRATZ(ブラッツ)
SALIJUA(サリジュア)
HYPNOTIZE(ヒプノタイズ)
全体にレベルのまあ、高いこと!個人的には、私服のセンスを見て参考にさせてもらいたい、と思っているが、出待ち入り待ちしないので実現は難しい。
1階の床暖房のところで見れたのもありがたかった。(寒がり!)
ペトラキッズのジュリンも出ていた。テレビや雑誌でよく見かけるが、ペトラキッズのときの面影を残しており、あの幼い年齢にして既に顔が出来上がっていたのか、と驚嘆した。
ジュリンがメンバーであるユニット、サリジュアのお笑いネタも含んだ、まるで組曲のようなステージには脱帽。メンバーの名前をつなげて作ったユニット名で、メンバーの交代があれば、そのつど、名前も変っていくようだ。
脱帽といえば、逆に、ヒプノタイズのシーナはCHEERのキャップかぶっててわかりやすかった。
約30分のステージ。
その後、すぐにシルバニアファミリーのショコラが出てきて撮影会していたが、別の場所に移動。ショコラは大きくて、相撲取りそこのけだった。

千里中央に戻って、セルシー文化祭。
見たのはちょっとだけ。
KITTY(3、4歳の女子によるチア)
NANA(7歳のソロダンス)
Purplish TOP(中1、中2の2人組女子のダンス。コンテスト特別賞)
山崎悠稀(男の子のボーカル)
KARIN(女の子のボーカル。三日月を熱唱)
以上の5組だけ見て、移動。

弁天町のORC200で歌姫ライブ。
出演順に簡単なメモ。
14:00~ ダンスpart.1
  スタジオDIP (1回目)
  http://www.d-ip.info/
デッド・オア・アライブ聞くと、あ、これで終わりか、とわかるほど定番になってきたのが楽しい。

14:25~ 歌姫 part.1
  遠藤早希
  http://ameblo.jp/sakihitomi/
なんてったってアイドル、天国のキッス。アイドルどまんなか!
今日のステージの感想聞かれて、緊張したとか言わずに、「寒かった」「わかれへん」とナチュラルな答えが可愛い。

  山本かのこ ※初出場
  http://ameblo.jp/kanopyi/
初出場とは言っても、スクール系のイベントではおなじみか。友達が応援の色紙をプレゼントする。彼女の歌を聴いていると、元気が出てくるのが素晴らしい。

  斎藤友美 ※初出場
ハローアゲインなど。すごく雰囲気のある歌唱。

  山本美優
このイベントは台風で11月に延期されたのだが、そのおかげでスケジュールがあい、出場が可能になったという。そういう運も必要か。

15:10~ ダンスpart.2
  スタジオDIP (2回目)
  http://www.d-ip.info/
15:40~ ESSEアカデミー
  http://www.n-esse.com/
  レモンズ
 (澄川楓・仲宗根舞海・服部萌希・坂下舞帆・宮下奈夕)
「ラムのラブソング」

  キャラメルリボン
  (深田聖奈、上野天音・吉仲葵)
  http://yaplog.jp/caramel7/
「虹色」

  パステル
 (古市夏菜、中村芹奈)
  http://ameblo.jp/pastel-serikana/
「シング・フォー・ユー」
ESSEアカデミーは楽しくて、安心して見ていられる。
  
16:20~ 歌姫 part.2
  山口美優
  http://ameblo.jp/miumu-tanabata/
aiのマイフレンド、北乃きいの花束。出番前にばったり会ったら挨拶してくれた。覚えてくれてるんだ、と、すごくうれしくなった。でも、そう言えば、芦屋で一緒のライブに出たっけ。既になつかしい!

  KONOMI
  http://ameblo.jp/galapa-konomi/
GIVE ME UP、月と太陽。2曲めはKONOMIちゃんによるオリジナルで、BIG CATでも聞いた曲。他の出演者もそれぞれ素晴らしいのに、KONOMIちゃんが出てくると、はっと惹きつけられるのは、何なんだろう。歌声がすっと胸の中に入ってくる感じがする。

  宮崎真穂
  http://ameblo.jp/maho-club/
三日月、オートマティック。三日月はセルシーでKARINの熱唱聞いた後だけに、見劣りするかな、と思っていたら、何の何の。彼女はこういう直球勝負の歌のほうが、魅力を出せる歌い手さんなのかもしれない。

  田頭沙希
  http://ameblo.jp/saki-tagashira/
ひまわりなど。白にピンクの雪兎みたいなファッションが可愛い!彼女のダンスは天下一品なのだが、今回はちょっと控えめ。

  濱田紗季
  http://ameblo.jp/sugar-saki/
ギターのサポートあり。オリジナルの「ねこ」は非常にいい歌。

  三木杏里
  http://ameblo.jp/anrichun/
3人のダンサーも登場しての華やかなステージ。大トリをつとめるだけの貫禄あり。

帰宅して、午後6時からNHK-FMでN響の定期演奏会の生放送。
武満 徹 / グリーン
ガーシュウィン / ピアノ協奏曲 ヘ調
プロコフィエフ / 交響曲 第5番 変ロ長調 作品100
指揮|アンドレ・プレヴィン
ピアノ|アンドレ・プレヴィン
さすがに帰宅までには間に合わず、最初の「グリーン」は外で聞いた。

SOCIOあめりか村で「関西アンダーグラウンド総決起集会」
THE FLICKS
保山宗明玉
いち
シモーヌ深雪
諸見里耕司×金属太鼓
岡村雄大
アカシックレコヲド
午後7時から11時過ぎまでの長丁場ライブ。
前日せっかくライブの準備しようとしていたのに、連日の睡眠不足のせいか、まったくはかどらず、リハーサルの後、本番までにすべてを仕上げる。
予想以上に変な人が集まっており、なるほど、関西アンダーグラウンド総決起集会というだけのことはある、と思った。必ずしも関西出身の人ばかりではなかったけど。
このライブにもミナミホイールと間違えたのか、それとも、と、思わせる外国人客が来ていて、面白かった。

『日没の航跡』

2010年11月10日 読書
久能啓二の『日没の航跡』を読んだ。1962年。
「全作品が新聞雑誌で激賞されている」と豪語する東都ミステリーの1冊。(大いに同意!)
以下、目次。
第1章 箕原造船
第2章 展望台の女
第3章 暗い情報
第4章 二つの死
第5章 疑惑の焦点
第6章 過去の女
第7章 赤い車
第8章 その果てに
エピローグ
経営が行き詰っている造船会社、資金繰りをE銀行に頼りきるしかない状況で、社長の座を狙う役員、保守と出世のどろどろの世界。会社を吸収合併しようとするY重工。そんなとき、借り入れの件について、渋っていたE銀行の副頭取が殺害された。魔法瓶のコーヒーに毒が入れられたのだ。
この小説はスラスラと話は進むが、怪しい人物が出てきては結局犯人ではなく、今まで目立たなかった人物が最後に脚光をあびておわる、という運びになっている。
もともと研究者で、会社をむりやり継がされた、社長には向いていない主人公が、最終的に会社をあっさり合併させ、暗躍していた社員に煮え湯を飲ませる、という展開がちょっと溜飲を下げるところか。
犯人が誰なのかは、暗示で終わるが、ずっと耐え忍んできた主人公にかわっておしおきをした、という形になっているのも、すっと心に入ってくる。
すっと入ってきて、スラスラ運ぶので、読後、あんまり何も残らない。
久能啓二らしく、庭石マニアの心情をつづる部分もあった。


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