ささやくエントロピー@+1art~リズム絵本展、お守り動物園@ARTHOUSE~み展、仮面とカーニバル、まどぎわ、あの娘のとなり、わたしのとなり、なないろきぶん@イロリムラ~明星@ロフトフォーラム
2015年10月25日 アイドル
ひびきののりと 瑜伽神社電子音楽奉納コンサート vol. 2 シカトキイタ
野津圭子「The call of the wild」
ヤマシタユミ「電気鹿はヒトの夢を見るか???」
藤田将弥「あっちもこっちも」
Wang Zhaogu 「鹿」
永松ゆか「as a luminograph(続)」
野呂有我「寸断と想像と」
trorez「fragmented nara」
suzukiiiiiiiiii「3onn/Three of change」
大塚勇樹「Stain」
檜垣智也「Shika」
Paul Ramage「Le poisson chat」
天野知亜紀, 牛山泰良, せきみつほ, 山田あい子: インスタレーション
松本威展@ギャラリー勇斎
あらかじめ発掘された時の化石
ならまちのからくりおもちゃ館で、影絵やゲームなど。
元興寺で秋季特別展「小仏塔の世界~舎利奉納と遺骨埋納」
仏塔に舎利、経典、遺骨を埋葬した時代から、墓標へと変化していく姿をあとづける。江戸時代の寺檀制度の定着で、墓石が墓標化し、墓としての仏塔は下火になる。
野津圭子「The call of the wild」
ヤマシタユミ「電気鹿はヒトの夢を見るか???」
藤田将弥「あっちもこっちも」
Wang Zhaogu 「鹿」
永松ゆか「as a luminograph(続)」
野呂有我「寸断と想像と」
trorez「fragmented nara」
suzukiiiiiiiiii「3onn/Three of change」
大塚勇樹「Stain」
檜垣智也「Shika」
Paul Ramage「Le poisson chat」
天野知亜紀, 牛山泰良, せきみつほ, 山田あい子: インスタレーション
松本威展@ギャラリー勇斎
あらかじめ発掘された時の化石
ならまちのからくりおもちゃ館で、影絵やゲームなど。
元興寺で秋季特別展「小仏塔の世界~舎利奉納と遺骨埋納」
仏塔に舎利、経典、遺骨を埋葬した時代から、墓標へと変化していく姿をあとづける。江戸時代の寺檀制度の定着で、墓石が墓標化し、墓としての仏塔は下火になる。
Iだう~とんぼりリバーウォークアイドル最前線Vol.1
2015年10月23日 アイドルIだう~とんぼりウォーク アイドル最前線Vol.1
18:30 開演
18:35 かをる★
19:00 バンビネージュ
19:25 MC
19:30 ポンバシwktkメイツ
19:55 MC
20:00 Vress
20:25 MC
20:30 PPanashie★a
18:30 開演
18:35 かをる★
19:00 バンビネージュ
19:25 MC
19:30 ポンバシwktkメイツ
19:55 MC
20:00 Vress
20:25 MC
20:30 PPanashie★a
保山ひャンpresents 「アニミズム」
8月9日(日)午後7時開演
料金 当日2000円、前売予約1500円(いずれもドリンク代500円要)
会場 environment 0g
大阪市西区南堀江3-6-1 西大阪ビル B1F
(地下鉄桜川駅2番出口、橋渡ってすぐ)
出演
もえぴぴぴ
アマリリス【改】
七夕月 夕夏
ディドロは、石は感じていると挑発し(『ダランベールの夢』)、スピノザは、草木国土悉皆神をみてとり、ライプニッツでさえ、全自然の内に生命の原理が存在すると言及している(「生命の原理と形成的自然についての考察」)。ピュタゴラスは岩の生命を感じていた、とするド・リール・ド・サルの解釈もある(バーバラ・M・スタフォード『実体への旅』)。
一方、日本でも『日本霊異記』や柳田國男の『生石伝説』をひくまでもなく、さざれ石の巌となる生きて成長する鉱物の着想は、神道骨がらみのアニミズムとして受け継がれている。
石(rock)だって生きているのだ。
芸術は、常時動き続ける自然を静止させ、万物流転の宇宙の時間を切りとることで成立してきたが、昨今の現代アートは静止しているはずの作品を積極的に動かすことで芸術たりえている傾向さえある。
ハイデガーによって石には世界がないと断ぜられた、動かぬはずの無機物は、21世紀に至って、まずは現代アートの世界から動き始めたのだ。
アニミズムの復活だ。
今回の「アニミズム」では、動かぬはずの無機物が生命を宿し動き出す現象を、ゴーレムやゾンビ、ピグマリオンといった怪奇幻想アイテムを含みつつも拘泥することなく、軽やかに実現してしまっている事物としてアニメーションに着目した。
無機物が動くアニメソングを、有機体の生命現象として顕現するライブによって再上演(repetition)することは、environment 0gという場でとりおこなわれるアニミズムの奉納である。
インターネットとデジタル、モバイルの普及によって、逆にわれわれが無機物同然の動かぬ不活性な生ける屍と化しつつある現在への異議申し立て。
この「アニミズム」が、貴方貴女にとって慣性の法則で永久に動き続けるための最初の一撃となり、ひいては、あめつちうごかす小さな一歩になればこれに勝る幸せはない。
8月9日(日)午後7時開演
料金 当日2000円、前売予約1500円(いずれもドリンク代500円要)
会場 environment 0g
大阪市西区南堀江3-6-1 西大阪ビル B1F
(地下鉄桜川駅2番出口、橋渡ってすぐ)
出演
もえぴぴぴ
アマリリス【改】
七夕月 夕夏
ディドロは、石は感じていると挑発し(『ダランベールの夢』)、スピノザは、草木国土悉皆神をみてとり、ライプニッツでさえ、全自然の内に生命の原理が存在すると言及している(「生命の原理と形成的自然についての考察」)。ピュタゴラスは岩の生命を感じていた、とするド・リール・ド・サルの解釈もある(バーバラ・M・スタフォード『実体への旅』)。
一方、日本でも『日本霊異記』や柳田國男の『生石伝説』をひくまでもなく、さざれ石の巌となる生きて成長する鉱物の着想は、神道骨がらみのアニミズムとして受け継がれている。
石(rock)だって生きているのだ。
芸術は、常時動き続ける自然を静止させ、万物流転の宇宙の時間を切りとることで成立してきたが、昨今の現代アートは静止しているはずの作品を積極的に動かすことで芸術たりえている傾向さえある。
ハイデガーによって石には世界がないと断ぜられた、動かぬはずの無機物は、21世紀に至って、まずは現代アートの世界から動き始めたのだ。
アニミズムの復活だ。
今回の「アニミズム」では、動かぬはずの無機物が生命を宿し動き出す現象を、ゴーレムやゾンビ、ピグマリオンといった怪奇幻想アイテムを含みつつも拘泥することなく、軽やかに実現してしまっている事物としてアニメーションに着目した。
無機物が動くアニメソングを、有機体の生命現象として顕現するライブによって再上演(repetition)することは、environment 0gという場でとりおこなわれるアニミズムの奉納である。
インターネットとデジタル、モバイルの普及によって、逆にわれわれが無機物同然の動かぬ不活性な生ける屍と化しつつある現在への異議申し立て。
この「アニミズム」が、貴方貴女にとって慣性の法則で永久に動き続けるための最初の一撃となり、ひいては、あめつちうごかす小さな一歩になればこれに勝る幸せはない。
MuDA EXHIBITION@江之子島文化芸術創造センター
2015年1月17日 芸術
enocoでMuDA EXHIBITIONを見てきた。
肉弾ダンス集団。
この日はダンスパフォーマンスがあり、まさに間近でバシバシのダンスを見ることができた。
見た印象は、プロレスとか、ジャッキー・チェンが剛健な身体を手に入れて不死身のアクション見せるシーンとか。
http://www.enokojima-art.jp/event/20150110_muda/
肉弾ダンス集団。
この日はダンスパフォーマンスがあり、まさに間近でバシバシのダンスを見ることができた。
見た印象は、プロレスとか、ジャッキー・チェンが剛健な身体を手に入れて不死身のアクション見せるシーンとか。
http://www.enokojima-art.jp/event/20150110_muda/
この半年、僕は何をしていたのか
2015年1月16日 日常フェイスブック
保山宗明玉
https://www.facebook.com/munemyouou.hozan
(イベント行ったメモ)
ツイッター
保山ひャン
@hozanhyan
(適当なつぶやき)
読書メーター
保山ひャン
http://bookmeter.com/u/479013
(読書の感想)
あと、ブクログには、家で見た映画とか、漫画など。
半年ほどこっちに書いてなかったけど、こっちにも記していくことにするか!
保山宗明玉
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(イベント行ったメモ)
ツイッター
保山ひャン
@hozanhyan
(適当なつぶやき)
読書メーター
保山ひャン
http://bookmeter.com/u/479013
(読書の感想)
あと、ブクログには、家で見た映画とか、漫画など。
半年ほどこっちに書いてなかったけど、こっちにも記していくことにするか!
フランス映画祭、今日見たのは、ジャリル・レスペール監督の「イヴ・サンローラン」
イヴ・サンローランの若き日からのキャリアを描く。
出てくる登場人物も、カール・ラガーフェルドや、ジャン・コクトー、クリスチャン・ディオールなどなど、著名人が多く、トリビア的なエピソードもちょくちょくはさまれていて面白い。
また、イヴ・サンローラン財団所有のアーカイブ衣装を使ったファッション・ショーが素晴らしく、ファッション好きにはたまらない。
しかし、公私ともにパートナーだったピエール・ベルジェの視点から描かれているせいか、ファッション界のいろんな出来事以上に、ゲイ・カップルの愛憎が話の大半をしめており、これは、こういうのが好きな女性にとっては、たまらん映画だろうな、と強烈に思った。
この映画で描かれるイヴ・サンローランは、非常に性格的に弱い人間だったことをうかがわせ、しかも、酒やドラッグに溺れたわりに長寿を全うしており、今まで伝記映画になっていなかったのもむべなるかな。
なぜか、ちょっとしか登場しないディオールのことを、すごい人物だったんだな、と思わせる映画でもあった。
http://www.institutfrancais.jp/kansai/events-manager/イヴ・サンローラン/
5日午後3時から、ザ・フェニックスホールに行って、「フルートとハープの 武満の海へ」を見てきた。武満徹の作品を中心に、武満に影響を与えた音楽もあわせて演奏された。自由席だったので、クッションのいい2階席の真ん中最前で見た。
出演は、
荒木まどか(ハープ)
増本竜士(フルート)
プログラムは、
(荒木+増本)
ジャン・ルノワール:聞かせてよ愛の言葉を(シャンソン)
サティ/武満徹:星たちの息子~第一幕への前奏曲〈天職〉 フルートとハープのための~
(増本)
武満徹:エア
(荒木)
黛敏郎:ROKUDAN
~休憩~
(荒木+増本)
ドビュッシー:二つのロマンスより「鐘 」
ドビュッシー:美しき夕暮れ
(荒木)
武満徹:スタンザⅡ~ハープとテープのための~
(増本)
武満徹:【声】 ヴォイス 独奏フルート奏者のための
(荒木+増本)
武満徹:海へⅢ アルトフルートとハープのための1.夜、2.白鯨、3.鱈岬
以下、アンコール
(荒木+増本)
ドビュッシー:小舟にて
武満徹:小さな空
ミュージックコンクレートあり、声を発しながらのフルート演奏あり、と、かなり意欲的なラインナップで堪能できた。
アンコールのときは、ステージのバックが開いて、街の風景のなかでの演奏になった。なんだか、テント芝居のラストみたいで、楽しかった。
午後7時半から、夕顔楼に行って、樋口ヒロユキさんによる「真夜中の博物館~美と幻想のヴンダーカンマー」出版記念トークイベント。
本の出版にいたる経緯からはじまって、美術における循環史観論を展開された。
トーク後は、夕顔楼に集った一癖も二癖もあるアンダーグラウンドの達人たちによるクロストークを、にやにやしながら聞いていた。
榎忠さんもいらっしゃり、いつもイベントの場では、僕が最年長であることが多いのだが、ここでは必ずしもそうではない、というのが面白い。
二十歳そこそこの若者の姿もあり、初々しかった。
イヴ・サンローランの若き日からのキャリアを描く。
出てくる登場人物も、カール・ラガーフェルドや、ジャン・コクトー、クリスチャン・ディオールなどなど、著名人が多く、トリビア的なエピソードもちょくちょくはさまれていて面白い。
また、イヴ・サンローラン財団所有のアーカイブ衣装を使ったファッション・ショーが素晴らしく、ファッション好きにはたまらない。
しかし、公私ともにパートナーだったピエール・ベルジェの視点から描かれているせいか、ファッション界のいろんな出来事以上に、ゲイ・カップルの愛憎が話の大半をしめており、これは、こういうのが好きな女性にとっては、たまらん映画だろうな、と強烈に思った。
この映画で描かれるイヴ・サンローランは、非常に性格的に弱い人間だったことをうかがわせ、しかも、酒やドラッグに溺れたわりに長寿を全うしており、今まで伝記映画になっていなかったのもむべなるかな。
なぜか、ちょっとしか登場しないディオールのことを、すごい人物だったんだな、と思わせる映画でもあった。
http://www.institutfrancais.jp/kansai/events-manager/イヴ・サンローラン/
5日午後3時から、ザ・フェニックスホールに行って、「フルートとハープの 武満の海へ」を見てきた。武満徹の作品を中心に、武満に影響を与えた音楽もあわせて演奏された。自由席だったので、クッションのいい2階席の真ん中最前で見た。
出演は、
荒木まどか(ハープ)
増本竜士(フルート)
プログラムは、
(荒木+増本)
ジャン・ルノワール:聞かせてよ愛の言葉を(シャンソン)
サティ/武満徹:星たちの息子~第一幕への前奏曲〈天職〉 フルートとハープのための~
(増本)
武満徹:エア
(荒木)
黛敏郎:ROKUDAN
~休憩~
(荒木+増本)
ドビュッシー:二つのロマンスより「鐘 」
ドビュッシー:美しき夕暮れ
(荒木)
武満徹:スタンザⅡ~ハープとテープのための~
(増本)
武満徹:【声】 ヴォイス 独奏フルート奏者のための
(荒木+増本)
武満徹:海へⅢ アルトフルートとハープのための1.夜、2.白鯨、3.鱈岬
以下、アンコール
(荒木+増本)
ドビュッシー:小舟にて
武満徹:小さな空
ミュージックコンクレートあり、声を発しながらのフルート演奏あり、と、かなり意欲的なラインナップで堪能できた。
アンコールのときは、ステージのバックが開いて、街の風景のなかでの演奏になった。なんだか、テント芝居のラストみたいで、楽しかった。
午後7時半から、夕顔楼に行って、樋口ヒロユキさんによる「真夜中の博物館~美と幻想のヴンダーカンマー」出版記念トークイベント。
本の出版にいたる経緯からはじまって、美術における循環史観論を展開された。
トーク後は、夕顔楼に集った一癖も二癖もあるアンダーグラウンドの達人たちによるクロストークを、にやにやしながら聞いていた。
榎忠さんもいらっしゃり、いつもイベントの場では、僕が最年長であることが多いのだが、ここでは必ずしもそうではない、というのが面白い。
二十歳そこそこの若者の姿もあり、初々しかった。
阪急百貨店うめだ本店10階うめだスーク行って、「フシギナオチャカイ~きらめく昼下がり」をのぞいてきた。不思議の国のアリスの期間限定ショップ。
アリス関連のグッズが山ほど売っていて、同時に作家さんの展示もされていた。販売されているものもあり、また、非売品の展示作品もあった。
アメリカ村にできた、水曜日のアリスは、テニエルのアリスの商品展開がされているが、このフシギナオチャカイでは、作家さんの個性で描かれているものが中心だった。村澤美独の原画展がミニギャラリーで開催されていたが、その作品は、テニエルの絵を下敷きにして、独自のアングルなどで素敵な作品が描かれていた。ぴこうさの立体作品は、安定の奇妙な可愛さにあふれていて、遊び心たっぷり。とうもりゆみ、横山浪漫、中野夕衣、などなど。うさぎ先生のスペースもあった。
それに併設してあった、カウントダウン・アリス・150thアニバーサリーでは、アリス・グッズがこれもまた充実。
うさぎの穴は、百貨店の10階にあった!
「穴」は「空」に含まれている、というのは、漢字を見ても、一目瞭然。
http://aliceexhibition.web.fc2.com/index.html
深江橋のギャラリー・ノマルに行って、「渡辺信子 Nobuko Watanabe作品集出版記念展 In - Between」を見てきた。
ここちよい布張りの張力が、なんだかちょっといびつだったりして、ただ安楽なのではなく、緊張感も覚える、面白い形の数々。
見た目、寝具なので、ついつい、ラカンの「クッションの綴じ目」と関連づけて解釈したくなるけど、そういう他愛ない想像をベッドタイムストーリーがわりにするのが、僕の就眠儀式。
で、ギャラリー・ノマルには、8月からはじまる展覧会のために作品を搬入しに行ったのだが、その展覧会の詳細については、また!
http://www.nomart.co.jp/gallery/exhibition/2014_watanabe.php
フランス映画祭2014in関西、2日から開催されていたが、やっと1本見に行くことができた。トニー・ガトリフ監督の「ジェロニモ-愛と灼熱のリズム」
ジェロニモは、女性の名前で、少年少女たちの更生のようなことをしている。
若い男女の駆け落ちが巻き起こす、両家の抗争。
愛と憎しみ、生と死、その情熱、いや~、熱い暑い!
いがみあう派閥によるダンスバトル、そして、工場の跡地に描きたおされたグラフィック・アート。ロマの音楽にラップ、ブレイクダンスにカポエラに床運動。見たこともない熱い身体の動き。
憎しみに囚われて、拳銃を用意して乗り込む人物は、途中でエネルギーをもてあまして、なんでもない場所でひとしきりブレイクダンスを踊りまくる。
こういう問題ある若者たちを描く際は、ふつうは、酒を飲んだりするのだが、この映画では、あまりにも暑くて、飲むのは大きなペットボトルに入った水だった。
映画見終わったとき、すっかり暑気あたりした気分になっていた。帰宅して、まっさきに入浴して汗を流したのは、言うまでもない。
http://unifrance.jp/festival/2014/fr/selection/03.html
マークス・イムホーフ監督のドキュメンタリー「みつばちの大地」を見てきた。
スイス、オーストリア、アメリカ、中国、オーストラリアの養蜂家、みつばちの研究者たちを取り上げ、みつばちと人間、現代社会との関わりを描く。
病気になった蜂を大量に殺処分するシーンとか、みつばちがいなくなった為に人間の手で花ひとつひとつに受粉させる気が遠くなりそうな作業とか、みつばちの頭を開けて脳を分析したり、効率的に大量の蜂を養うために抗生物質漬けにしたり、「おおっ」と声をあげそうになるシーンが満載。
みつばちが大量に少なくなり、その一方で、キラービーと呼ばれる攻撃的な蜂が人を襲う事件が頻発している。
アインシュタインは、「みつばちが絶滅したら、その4年後には人類も滅ぶ」と言ったそうだが、その時期も近いのか、それとも、キラービーが実は救世主なのか。
映画見ている最中、口のなかでは、はちみつたっぷりの甘~い味覚を幻のように味わえた。映画館の外にホットケーキでも売ってたら、絶対に買ってただろうな。人類が滅ぶ前に、僕は糖分の取り過ぎで滅亡する!
http://www.cine.co.jp/mitsubachi_daichi/
「トランセンデンス」「円卓 こっこ、ひと夏のイマジン」
2014年7月1日 映画ウォーリー・フィスター監督の「トランセンデンス」見てきた。
頭脳をAIにインストールし、神にも似た力を持つようになった科学者(ジョニー・デップ)と、テクノロジーの行き過ぎに反対して破壊活動するテロリストとの戦い。
これ、どっちの側に自分は立つのかな、と思いながら見てたけど、映画のほうは、
科学者側~テロリスト側~やっぱり科学者側、という推移があったように思う。
科学者がコンピュータやインターネットを駆使して実現しようとしたのは、難病の治療や、破壊されたものの再生、そして、トランセンデンス。トランセンデンスというのは、「超越」のことで、シンギュラリティみたいなものかな。幼年期に終わりを告げるオーバーロードみたいな立場に科学者はいる。人間を救おうとしての行動だったのだ。
科学技術の行き過ぎに対抗する側が、普通は正義を代表しそうなものだが、この映画では、最終的には、未知のものに恐怖する人間の代表みたいな扱いになる。なにせ、国家はテロリスト側に加担して、軍隊使って科学者の基地を破壊しようとするんだから。
結局、闘いの末に、世界はインターネットもコンピュータもない世界に逆戻りして、めでたしめでたし、になるけど、僕には納得できなかったな。「ポルターガイスト」のラストでテレビをdisったときにも似た後味。毒やノイズを排除する潔癖症な世界は、つまらない。
http://transcendence.jp/
行定勲監督の「円卓 こっこ、ひと夏のイマジン」を見てきた。
西加奈子原作、芦田愛菜主演。
これは面白かった。
小学3年生の、こっこの家族は、大家族。一家団欒の食卓は円卓。
絵に描いたような普通の幸せな一家なのだが、こっこは、それがどうにも気に食わない。クラスメイトがボートピープルだったり、在日韓国人だったり、どもりだったりするのが、かっこよく思えて仕方がない。不整脈や、めばちこも、うらやましくて、真似をしたりする。
自分が普通であることに屈託を覚えてしまう、こっこだが、実は、こっこはこっこで、十分に普通じゃないことに、自分では気づいていない。
夏休みの自由研究で、毎日腕に蚊をとまらせて叩きつぶし、蚊と血の採集に明け暮れたり、変質者の求めにこたえて顔面を踏んでやり、その後、うさぎを自分の顔に乗せて引っかくにまかせたり。
また、不登校になりかける女子のエピソードが、かなりリアリティがあって、面白かった。授業中にノートの切れ端に「しね」と書いてたり、学校に行かなくなってしまうけど、そこに解決すべき問題や、心の闇なんてものを設定したがる大人の発想が、とんだお門違いだということが、よくわかるのだ。
それと、警察につかまってしまうけど、くねくね踊って顔を踏むよう要求する変質者が、どうも悪い奴に思えないのは、僕も変質者の仲間ってことなのか?
http://entaku-movie.jp/
「横尾探検隊」~神戸文学館企画展「物語る動物たち」~王子動物園
2014年6月29日 芸術横尾忠則現代美術館で、「横尾探検隊」を見てきた。最終日のすべりこみ。
少年時代の読書、映画を含む体験が読み取れる作品を集めて展示。
「少年時代」「都会探検」「洞窟・地底探検」「海洋探検」「密林体験」
南洋一郎、江戸川乱歩、少年倶楽部、梁川剛一、ファントマ、宮本武蔵、ヴェルヌ、ターザン、山川惣治、原節子、ポー、ランボー。
やはり、少年時代というのは、極私的な領域なのに、共通のものなのだ、ということがよくわかる。
上記のすべては、僕自身の少年時代のリストでもあるのだ。
一つ一つの作品について、自分の体験として語ることも出来そうなレベル。
母校、関西学院大学発祥の地、神戸文学館企画展「物語る動物たち」を見てきた。
王子動物園や、動物文学、ノンフィクションなどを中心に、資料が集められていた。
ゾウの諏訪子の爪や、チンパンジーのチェリーが描いた絵画、飼育日誌などなど。
動物園が娯楽見世物から、種の保存を目的にするものにシフトした現代にふさわしく、展示を見て感じたのは、「可愛い」、「面白い」ももちろんあるのだが、それ以上に、「守らなきゃ」だった。
その後、王子動物園にも遊びに行った。
ここには、コアラ、パンダがおり、チンパンジーのチェリー(51歳)にも会えた。大好きな夜行性動物ももちろん見に行って、堪能した。
ただ、朝から一日中遊べる規模の場所なので、まだまだ見ていないエリアがあるのに閉園時間になってしまったのは、残念。また機会があれば、のぞきに行きたい。
アイドル・リバフェス~NA-NA単独ライブ~ウルトラエクセレント
2014年6月28日 アイドル
28日、湊町リバープレースに行って、「アイドル・リバフェス」を見てきた。
毎月、最終の土曜日に開催されている。
午後1時からはじまり、4時20分まで。
出演したのは、
坂林佳奈(7月19日にワンマン)
未歩(JUMP!、フレンズ、恋のsweetsなど。手足長っ!)
UR☆CP(kiss me愛してる、リリリリバーニングナイトなど。オリジナルが次々とYOUTUBEにUP中。大阪梅田活性化応援団)
marinα(西野カナのビリーブ、アナ、オリジナルなど。さくらとバンビの2人)
レネット(千本桜、君の知らない物語、など。帝国歌激団のリョウとあいりんのユニット)
ROLE(ライオン、オリジナルの「風にのせて」など。姉妹ユニット)
白石ねおん(デモサヨナラ、チェリーガール、ネオンジュース、北川謙二。Qubic)
I*Cielring(オリジナルの「リバーランズ」、「美人姉妹東京」、シークレットベース、コネクトなど。姉妹ユニット。)
powder.jp(My Fotune(ママ)、心と言葉、Love All of You、Take My Hand。りかっちとまゆっぴのユニット。松竹)
今回は、それぞれに個性があって面白かった。
powder.jpが頭抜けているのは言うまでもないけど、今回はじめて見て、一番興奮
したのは、白石ねおんだった。あのキャラクターは、なかなか得がたい!
ソフマップなんばザウルス1で、ESSEアカデミーのNA-NAのワンマン定期ライブ「さたで~ないと?ふぃーばー☆」第1回を見てきた。
桜っ娘のほなみの開会の辞(?)でイベントスタート。
NA-NA
1.FuッFu-ッ!
2.UBU
キャラメル☆リボン
1.スタートリボン
2.All New Feelin’
NA-NA(リクエストにこたえてカバー曲をメドレーで)
1.タチアガール
2.大きな愛でもてなして
3.おちゃめ機能
4.ドレミファロンド
5.アンコールの恋
6.チョトマテクダサイ
ジェスチャー・ゲーム
せーなMC、ADあまねチーム(かりん、さやね)とシンデレラあおいチーム(とうこ、みずき)にわかれて、1分半でどれだけ正解できるかを競う。
あおいチームが勝ち、負けたあまねチームは、次回の単独公演で、コントを披露することになった。
キャラメル☆リボン
1.残酷な天使のテーゼ(アカペラ、サビのみ)
NA-NA
1.千本桜
2.キャンディ☆マシンにのって
以下、アンコール
NA-NA+キャラメル☆リボン
1.FuッFu-ッ!
ESSEアカデミーのアイドルイベントというのは、ほぼ理想に近いアイドルイベントで、「アイドルなんて、もういいかな」と思ったときに、こういうのを見ると、「こんな多幸感を味わえることって、他にない!」と気分が刷新されちゃうのである。
毎月、最終の土曜日に開催されている。
午後1時からはじまり、4時20分まで。
出演したのは、
坂林佳奈(7月19日にワンマン)
未歩(JUMP!、フレンズ、恋のsweetsなど。手足長っ!)
UR☆CP(kiss me愛してる、リリリリバーニングナイトなど。オリジナルが次々とYOUTUBEにUP中。大阪梅田活性化応援団)
marinα(西野カナのビリーブ、アナ、オリジナルなど。さくらとバンビの2人)
レネット(千本桜、君の知らない物語、など。帝国歌激団のリョウとあいりんのユニット)
ROLE(ライオン、オリジナルの「風にのせて」など。姉妹ユニット)
白石ねおん(デモサヨナラ、チェリーガール、ネオンジュース、北川謙二。Qubic)
I*Cielring(オリジナルの「リバーランズ」、「美人姉妹東京」、シークレットベース、コネクトなど。姉妹ユニット。)
powder.jp(My Fotune(ママ)、心と言葉、Love All of You、Take My Hand。りかっちとまゆっぴのユニット。松竹)
今回は、それぞれに個性があって面白かった。
powder.jpが頭抜けているのは言うまでもないけど、今回はじめて見て、一番興奮
したのは、白石ねおんだった。あのキャラクターは、なかなか得がたい!
ソフマップなんばザウルス1で、ESSEアカデミーのNA-NAのワンマン定期ライブ「さたで~ないと?ふぃーばー☆」第1回を見てきた。
桜っ娘のほなみの開会の辞(?)でイベントスタート。
NA-NA
1.FuッFu-ッ!
2.UBU
キャラメル☆リボン
1.スタートリボン
2.All New Feelin’
NA-NA(リクエストにこたえてカバー曲をメドレーで)
1.タチアガール
2.大きな愛でもてなして
3.おちゃめ機能
4.ドレミファロンド
5.アンコールの恋
6.チョトマテクダサイ
ジェスチャー・ゲーム
せーなMC、ADあまねチーム(かりん、さやね)とシンデレラあおいチーム(とうこ、みずき)にわかれて、1分半でどれだけ正解できるかを競う。
あおいチームが勝ち、負けたあまねチームは、次回の単独公演で、コントを披露することになった。
キャラメル☆リボン
1.残酷な天使のテーゼ(アカペラ、サビのみ)
NA-NA
1.千本桜
2.キャンディ☆マシンにのって
以下、アンコール
NA-NA+キャラメル☆リボン
1.FuッFu-ッ!
ESSEアカデミーのアイドルイベントというのは、ほぼ理想に近いアイドルイベントで、「アイドルなんて、もういいかな」と思ったときに、こういうのを見ると、「こんな多幸感を味わえることって、他にない!」と気分が刷新されちゃうのである。
乙画廊に行って、山際マリ展「born to be wild」を見てきた。
ガジェットを過剰に貼り付けた2013年作品と、2014年の油絵を中心に展示されていた。
デコラティブ・コラージュのほうは、以前に見たことがあって、そのインパクトに驚いたものだが、今回、2014年の油絵を見て、さらに驚いた。
技法でいえば、コラージュのほうが僕好みなのに、明らかに、2014年の油絵のほうが、よく思えるのだ。「よい」というのは難しいけど、明らかに、コラージュにつきまとう「おばさん」臭さが抜けているのだ。
うむ。これは面白い!
http://oto-gallery.no-blog.jp/otoblog/2014/05/born_to_be_wild.html
yod Galleryに行って、細江英公「薔薇刑」展を見てきた。
何年か前に尼崎で細江英公の写真展を見たことがあって、つい2年くらい前かな、と思ってたら、けっこう昔でびっくりした。
本展は、三島由紀夫を撮った「薔薇刑」の展示。
写真集『薔薇刑』に収録されなかった写真もあわせて展示されていた。
三島由紀夫と言えば、われわれ少年の目から見れば、とうのたった大人があがいている、手遅れナルシシズムの面白さが際立つのだが、この『薔薇刑』は、その魅力をみごとに体現している。
ギャラリーに入った瞬間、別の世界に足を踏み入れた気分が味わえるのは、その魔力のなせるわざ。
http://www.yodgallery.com/current.html
アートエリアB1に行って、アパートメント・ワンワンワン見てきた。
様々な表現活動の集合空間。
これは3月末からはじまって、いよいよ7月6日で終わる、長期の変化しつつあるプロジェクト。
僕は、今日、見に行ったのが最初だったので、育ち、変化していく経過は味わえないが、ある意味、面白いものが次々と集まっていいぐあいになったときに見に来ているのかな、と思った。
写真あり、映像あり、音楽あり、でほんと、面白かった。
アパートのような体裁をとっているので、(住んでいるわけではないけど)、アートのトキワ荘を公開して、自由に見てまわってるような感じ。
http://artarea-b1.jp/archive/2014/0706418.php
アートスペース亜蛮人に行ってきた。
1階:うらがん×とらさん写真展「コス撮」
2階:橘蔵人企画グループ展「少女のドグマ~眉をしかめ展~」
1階は、コスプレ写真の大展覧会。
2階は、空亜、ささべ翔太、魚子、psycho、ゆげによる、 少女のドグマや気違いエロがテーマの企画展。
上下のギャップが、まるでチョウチンアンコウの罠のような展示なのだが、さて、1階で被写体になっている女の子と、2階で描かれる女の子と、どちらが怖いのかと言えば、意外と、1階の少女達のほうなんじゃないか、と思っている。
今日は、2階でささべさんが、無料で似顔絵を描いてくれる、という特典もあったが、時間の都合で見送った。ちょっと、惜しかったな、と今になって思っている。
ガジェットを過剰に貼り付けた2013年作品と、2014年の油絵を中心に展示されていた。
デコラティブ・コラージュのほうは、以前に見たことがあって、そのインパクトに驚いたものだが、今回、2014年の油絵を見て、さらに驚いた。
技法でいえば、コラージュのほうが僕好みなのに、明らかに、2014年の油絵のほうが、よく思えるのだ。「よい」というのは難しいけど、明らかに、コラージュにつきまとう「おばさん」臭さが抜けているのだ。
うむ。これは面白い!
http://oto-gallery.no-blog.jp/otoblog/2014/05/born_to_be_wild.html
yod Galleryに行って、細江英公「薔薇刑」展を見てきた。
何年か前に尼崎で細江英公の写真展を見たことがあって、つい2年くらい前かな、と思ってたら、けっこう昔でびっくりした。
本展は、三島由紀夫を撮った「薔薇刑」の展示。
写真集『薔薇刑』に収録されなかった写真もあわせて展示されていた。
三島由紀夫と言えば、われわれ少年の目から見れば、とうのたった大人があがいている、手遅れナルシシズムの面白さが際立つのだが、この『薔薇刑』は、その魅力をみごとに体現している。
ギャラリーに入った瞬間、別の世界に足を踏み入れた気分が味わえるのは、その魔力のなせるわざ。
http://www.yodgallery.com/current.html
アートエリアB1に行って、アパートメント・ワンワンワン見てきた。
様々な表現活動の集合空間。
これは3月末からはじまって、いよいよ7月6日で終わる、長期の変化しつつあるプロジェクト。
僕は、今日、見に行ったのが最初だったので、育ち、変化していく経過は味わえないが、ある意味、面白いものが次々と集まっていいぐあいになったときに見に来ているのかな、と思った。
写真あり、映像あり、音楽あり、でほんと、面白かった。
アパートのような体裁をとっているので、(住んでいるわけではないけど)、アートのトキワ荘を公開して、自由に見てまわってるような感じ。
http://artarea-b1.jp/archive/2014/0706418.php
アートスペース亜蛮人に行ってきた。
1階:うらがん×とらさん写真展「コス撮」
2階:橘蔵人企画グループ展「少女のドグマ~眉をしかめ展~」
1階は、コスプレ写真の大展覧会。
2階は、空亜、ささべ翔太、魚子、psycho、ゆげによる、 少女のドグマや気違いエロがテーマの企画展。
上下のギャップが、まるでチョウチンアンコウの罠のような展示なのだが、さて、1階で被写体になっている女の子と、2階で描かれる女の子と、どちらが怖いのかと言えば、意外と、1階の少女達のほうなんじゃないか、と思っている。
今日は、2階でささべさんが、無料で似顔絵を描いてくれる、という特典もあったが、時間の都合で見送った。ちょっと、惜しかったな、と今になって思っている。