ABCラジオ「上方落語をきく会」
2017年1月21日 落語1月21日は、ABCラジオで「上方落語をきく会」を聞きながら、個展の作品制作。
この落語会は、以前は13時間にも及ぶ会だったこともあり、終演が既に終電出た後だった、ということもある落語好きにはたまらないイベントになっている。
シアタードラマシティに足を運んで聞けば、ラジオ放送で流れなかった演目も見れたので、次回は早めにチケット取って見に行きたい。
放送されたのは、次のとおり。
昼の部
桂三語「二人ぐせ」
桂春蝶「紙入れ」
桂かい枝「茶屋迎い」
桂きん枝「不動坊」
中入
桂文三「親子酒」
桂南天「代書屋」
夜の部
桂吉弥「地獄八景亡者戯」
笑福亭三喬「らくだ」
「親子酒」とか「らくだ」聞いていると、むしょうに日本酒がのみたくなった。
むちゃくちゃおいしそうな飲みっぷりなのだ。
寒い冬にはちょうどいいし。
ラジオ放送では昼の部と夜の部のあいだには「若手噺家図鑑」が放送されていた。MC笑福亭鉄瓶、慶元まさ美、小佐田定雄で、呂好、治門、弥太郎、三語、鞠輔、三度の話を聞くというもの。三度さんからはじまり、しばらく聞いていたが、途中からテレビの大相撲中継を見ながらの聴取。つまり、その頃には作品制作を終えていた。先日、ラジオ番組「すっぴん」に四谷シモンがゲストで出ていて、ひとつの作品をつくり終える瞬間、何をもって終わったとするか、という質問を受けていた。四谷シモンの回答は、難しくてよくわからない、というものだった。僕の場合は、最初から終わっている、といってもいいような作品なので、いつ終わってもかまわない、他に用事が出来た瞬間とか、おなかがすいたとか、お風呂に入りたくなったとか、作品の完成度とは無関係に作品を作り終える、という感じだ。そもそも、僕の作ったものを「作品」だと他人が判断するかどうかも疑わしい。
大相撲は稀勢の里が優勝。
二横綱休場、大関戦で不戦勝を拾い、残りの大関はどちらも負け越しの不調、ひとり横綱の白鵬も不調で3敗、というなかでの、まるで消去法のような優勝だったが、それだけ今場所の運が強かった、とも言える。相撲内容がひやひやものだった取組も多かったため、来場所の出来が心配ではあるが、とにかく、よかった。
http://abc1008.com/rakugo_kikukai/
この落語会は、以前は13時間にも及ぶ会だったこともあり、終演が既に終電出た後だった、ということもある落語好きにはたまらないイベントになっている。
シアタードラマシティに足を運んで聞けば、ラジオ放送で流れなかった演目も見れたので、次回は早めにチケット取って見に行きたい。
放送されたのは、次のとおり。
昼の部
桂三語「二人ぐせ」
桂春蝶「紙入れ」
桂かい枝「茶屋迎い」
桂きん枝「不動坊」
中入
桂文三「親子酒」
桂南天「代書屋」
夜の部
桂吉弥「地獄八景亡者戯」
笑福亭三喬「らくだ」
「親子酒」とか「らくだ」聞いていると、むしょうに日本酒がのみたくなった。
むちゃくちゃおいしそうな飲みっぷりなのだ。
寒い冬にはちょうどいいし。
ラジオ放送では昼の部と夜の部のあいだには「若手噺家図鑑」が放送されていた。MC笑福亭鉄瓶、慶元まさ美、小佐田定雄で、呂好、治門、弥太郎、三語、鞠輔、三度の話を聞くというもの。三度さんからはじまり、しばらく聞いていたが、途中からテレビの大相撲中継を見ながらの聴取。つまり、その頃には作品制作を終えていた。先日、ラジオ番組「すっぴん」に四谷シモンがゲストで出ていて、ひとつの作品をつくり終える瞬間、何をもって終わったとするか、という質問を受けていた。四谷シモンの回答は、難しくてよくわからない、というものだった。僕の場合は、最初から終わっている、といってもいいような作品なので、いつ終わってもかまわない、他に用事が出来た瞬間とか、おなかがすいたとか、お風呂に入りたくなったとか、作品の完成度とは無関係に作品を作り終える、という感じだ。そもそも、僕の作ったものを「作品」だと他人が判断するかどうかも疑わしい。
大相撲は稀勢の里が優勝。
二横綱休場、大関戦で不戦勝を拾い、残りの大関はどちらも負け越しの不調、ひとり横綱の白鵬も不調で3敗、というなかでの、まるで消去法のような優勝だったが、それだけ今場所の運が強かった、とも言える。相撲内容がひやひやものだった取組も多かったため、来場所の出来が心配ではあるが、とにかく、よかった。
http://abc1008.com/rakugo_kikukai/
梅田CLUB QUATTROで戸川純歌手活動35周年記念LIVE「わたしが鳴こうホトトギス」を見てきた。
とにかく、感動。
VMO
Vampillia(今までで2番目に高い脚立!)
戸川純 with Vampillia
戸川純ライブのセットリストは、次のとおり。
1.わたしが鳴こうホトトギス
2.lilac
3.赤い戦車(エモーショナル・ヴァージョン)
4.肉屋のように
5.好き好き大好き
~純ちゃんウガイタイム~
6.蛹化の女
7.12階の一番奥
8.バーバラ・セクサロイド
~告知~
9.諦念プシガンガ
10.Men’s Junan
以下、アンコール
11.怒涛の恋愛
12.赤い戦車(モア・エモーショナル・ヴァージョン)
13.諦念プシガンガ
戸川純は白い動物リュックにロリータっぽい服装。赤縁のサングラスも最初かけていた。
坐りながらのライブになったが、アンコールの赤い戦車、諦念プシカンガでは立ち上がってライブをしてた。立って歌う、というだけであれだけの熱狂と感動を巻き起こすライブなど、そうそうない。このままいけば、伝説の舞踏家、大野一雄の域に達するのではないか、と思わせた。
アンコールで登場時には、35周年祝いで、野性爆弾のくーちゃんからのプレゼントも届いていた。(帽子)。純ちゃんは、「今までサプライズはいろいろあったけど、こんなに驚いたことはない」と大感激していた。
純ちゃんはかつてはランドセルを背負って幼い少女っぽいヴィジュアルをしていたが、今はどちらかと言うと、実年齢以上におばあさんっぽい印象を与えている。ところが、これが、単なる老女なわけがなくて、翁童とでも言おうか、高野文子の「田辺のつる」みたい、というか、少女性を強く感じさせるのだった。
あと、ツインドラムのうち、ひとりが吉田達也さんだった。純ちゃんと同い年と言ってた。
純ちゃんが、何度も吉田達也さんの誕生を祝っていたのが面白かった。(吉田達也さんの誕生日は1月8日)
純ちゃんは歌詞をとばしまくってたけど、それを自ら「こぼす」と称していた。
そうそう、純ちゃんは昨日、今夜とホテルに宿泊しているのだが、それが12階なのだ、と「12階の一番奥」の前に言ってた。
最近出した歌詞本が重版出来のニュースがあったり、とか、今日の純ちゃんのライブのことを思い出すたびに、まだまだ語りつくせないことを思い出す。
とにかく、感動。
VMO
Vampillia(今までで2番目に高い脚立!)
戸川純 with Vampillia
戸川純ライブのセットリストは、次のとおり。
1.わたしが鳴こうホトトギス
2.lilac
3.赤い戦車(エモーショナル・ヴァージョン)
4.肉屋のように
5.好き好き大好き
~純ちゃんウガイタイム~
6.蛹化の女
7.12階の一番奥
8.バーバラ・セクサロイド
~告知~
9.諦念プシガンガ
10.Men’s Junan
以下、アンコール
11.怒涛の恋愛
12.赤い戦車(モア・エモーショナル・ヴァージョン)
13.諦念プシガンガ
戸川純は白い動物リュックにロリータっぽい服装。赤縁のサングラスも最初かけていた。
坐りながらのライブになったが、アンコールの赤い戦車、諦念プシカンガでは立ち上がってライブをしてた。立って歌う、というだけであれだけの熱狂と感動を巻き起こすライブなど、そうそうない。このままいけば、伝説の舞踏家、大野一雄の域に達するのではないか、と思わせた。
アンコールで登場時には、35周年祝いで、野性爆弾のくーちゃんからのプレゼントも届いていた。(帽子)。純ちゃんは、「今までサプライズはいろいろあったけど、こんなに驚いたことはない」と大感激していた。
純ちゃんはかつてはランドセルを背負って幼い少女っぽいヴィジュアルをしていたが、今はどちらかと言うと、実年齢以上におばあさんっぽい印象を与えている。ところが、これが、単なる老女なわけがなくて、翁童とでも言おうか、高野文子の「田辺のつる」みたい、というか、少女性を強く感じさせるのだった。
あと、ツインドラムのうち、ひとりが吉田達也さんだった。純ちゃんと同い年と言ってた。
純ちゃんが、何度も吉田達也さんの誕生を祝っていたのが面白かった。(吉田達也さんの誕生日は1月8日)
純ちゃんは歌詞をとばしまくってたけど、それを自ら「こぼす」と称していた。
そうそう、純ちゃんは昨日、今夜とホテルに宿泊しているのだが、それが12階なのだ、と「12階の一番奥」の前に言ってた。
最近出した歌詞本が重版出来のニュースがあったり、とか、今日の純ちゃんのライブのことを思い出すたびに、まだまだ語りつくせないことを思い出す。
「馬上の二人」「大願成就」
2017年1月17日 映画
ジョン・フォード監督の「馬上の二人」を見た。1961年。
ジェームズ・スチュワート、リチャード・ウィドマーク主演。インディアン(字幕は「先住民」としていたが、それでは白人たちの差別意識が隠されてしまう)に拉致された白人たちを奪回しようと交渉にいく。ところが戻ってきてめでたしめでたし、とならない皮肉な展開がアクチュアル。
コマンチ族に拉致された白人を返してもらうため、ライフルやナイフを持って行き、それとの交換で返してもらう。相手を責め立てて奪還するのでもなく、戦って奪うのでもない。このあたりがリアル。
そして、見つけた白人3人がそれぞれ戻ることをためらう。
1人の女性は捜索されているある家族の母であることが判明するが、戻りたくないし、見つかったことも家族に告げてほしくない、と言う。ひどい家族なのだ。結局、この女性は戻らない。
そして1人の少年は幼いときに拉致されているので、すっかりコマンチ族の若者になってしまっている。わが子を取り戻したくて頭がおかしくなっている母親は、この若者が息子だと認めて家族の再会を果たす。かに見えたが、実は狂った母親の妄想にすぎなかった。この若者は、別の家族の一員であることが示されるが、時すでに遅し、せっかく戻ってきたのに、白人たちにリンチされ、しばり首にされてしまう。白人たちにとって、彼は単なる白いコマンチ族にすぎなかったのだ。
もう1人の女性は、どの家族にも属さない者だったが、戻ってきて白人たちの好奇の目にさらされ、差別的な扱いを受ける。彼女は、いたたまれなくなり、コマンチ族のところにいたときのほうがよかった、とまで言うのだ。とうとう最後は町を逃げ出すことになる。
なにしにインディアン部落に行ったのか、という結果だ。
映画は、そんななかでもロマンスをふたつ成就させて終わるが、考えさせられることの多い作品だった。
生駒千里監督の「大願成就」を見た。1959年。
源氏鶏太原作。
会社乗っ取りの陰謀を軸に、ヒロイン桑野みゆきの恋のゆくえを追う。
ゴマすりの多々良純の名演技。主人公高橋貞二はゴマをすらず、媚びない反骨精神の持ち主で、そういうところを乗っ取りの黒幕たる東野英治郎に見込まれたりする。
桑野みゆきの兄の役で佐田啓二が出ている。佐田は古本屋の店主で、それなりにいいことを言う。
年上で地位もある高橋貞二にあこがれる桑野みゆきに対して、そういう既に用意された椅子にすわるだけの人生を選ぶのは「なまけもの」だと断ずるのだ。ともに人生を築き上げていくことが大事だ、と若い石濱朗の肩をもつ。
フムフム。
この映画で、当時の様子を見て、面白かったのは、改札。
入るときに切符を切る人がいるのはもちろん承知のうえだが、出るときは人がおらず、箱に切符をぽいと入れて出るのだった。今でもそういう方式の駅があるのかもしれないが、町中では見なくなった光景だった。
あと、競馬のスタートでボクシングのリングロープみたいなものが上に上がってスタートする光景を見たが、あれ、最近駅のホームにも設置されていて、同じようにロープをはったゲートが上に上がって、電車に乗るようになっている。われわれも競馬の馬のようになった、ということなのだろう。競馬でのこういうスタート風景も、今でもあるのかもしれないが、あいにくと競馬はほとんど見ないのでよくわからないのだ。
ジェームズ・スチュワート、リチャード・ウィドマーク主演。インディアン(字幕は「先住民」としていたが、それでは白人たちの差別意識が隠されてしまう)に拉致された白人たちを奪回しようと交渉にいく。ところが戻ってきてめでたしめでたし、とならない皮肉な展開がアクチュアル。
コマンチ族に拉致された白人を返してもらうため、ライフルやナイフを持って行き、それとの交換で返してもらう。相手を責め立てて奪還するのでもなく、戦って奪うのでもない。このあたりがリアル。
そして、見つけた白人3人がそれぞれ戻ることをためらう。
1人の女性は捜索されているある家族の母であることが判明するが、戻りたくないし、見つかったことも家族に告げてほしくない、と言う。ひどい家族なのだ。結局、この女性は戻らない。
そして1人の少年は幼いときに拉致されているので、すっかりコマンチ族の若者になってしまっている。わが子を取り戻したくて頭がおかしくなっている母親は、この若者が息子だと認めて家族の再会を果たす。かに見えたが、実は狂った母親の妄想にすぎなかった。この若者は、別の家族の一員であることが示されるが、時すでに遅し、せっかく戻ってきたのに、白人たちにリンチされ、しばり首にされてしまう。白人たちにとって、彼は単なる白いコマンチ族にすぎなかったのだ。
もう1人の女性は、どの家族にも属さない者だったが、戻ってきて白人たちの好奇の目にさらされ、差別的な扱いを受ける。彼女は、いたたまれなくなり、コマンチ族のところにいたときのほうがよかった、とまで言うのだ。とうとう最後は町を逃げ出すことになる。
なにしにインディアン部落に行ったのか、という結果だ。
映画は、そんななかでもロマンスをふたつ成就させて終わるが、考えさせられることの多い作品だった。
生駒千里監督の「大願成就」を見た。1959年。
源氏鶏太原作。
会社乗っ取りの陰謀を軸に、ヒロイン桑野みゆきの恋のゆくえを追う。
ゴマすりの多々良純の名演技。主人公高橋貞二はゴマをすらず、媚びない反骨精神の持ち主で、そういうところを乗っ取りの黒幕たる東野英治郎に見込まれたりする。
桑野みゆきの兄の役で佐田啓二が出ている。佐田は古本屋の店主で、それなりにいいことを言う。
年上で地位もある高橋貞二にあこがれる桑野みゆきに対して、そういう既に用意された椅子にすわるだけの人生を選ぶのは「なまけもの」だと断ずるのだ。ともに人生を築き上げていくことが大事だ、と若い石濱朗の肩をもつ。
フムフム。
この映画で、当時の様子を見て、面白かったのは、改札。
入るときに切符を切る人がいるのはもちろん承知のうえだが、出るときは人がおらず、箱に切符をぽいと入れて出るのだった。今でもそういう方式の駅があるのかもしれないが、町中では見なくなった光景だった。
あと、競馬のスタートでボクシングのリングロープみたいなものが上に上がってスタートする光景を見たが、あれ、最近駅のホームにも設置されていて、同じようにロープをはったゲートが上に上がって、電車に乗るようになっている。われわれも競馬の馬のようになった、ということなのだろう。競馬でのこういうスタート風景も、今でもあるのかもしれないが、あいにくと競馬はほとんど見ないのでよくわからないのだ。
「人魚姫」「チリの闘い」
2017年1月16日 映画
チャウ・シンチー監督の「人魚姫」見てきた。
最高!
海を埋め立てて金儲けしようとする男を成敗するため人魚の娘は人間に化けて男に接近する。ところが、娘は男に惚れてしまうのだった。
金の亡者の富豪を演ずるのはダン・チャオ(「王朝の陰謀 判事ディーと人体発火怪奇事件」に出てた)。「歩き方が変」とツッコまれる人魚娘シャンシャンを演じるのはリン・ユン。彼女は12万人のなかからオーディションで選ばれたそうだ。美貌のやり手にはキティ・チャン。シャンシャンの兄のタコ男は歌手でもあるショウ・ルオが演じている。今気づいたが、タコは漢字で「章魚」と書く。つまり「ショウ・ウオ」で、ショウ・ルオがタコ人間になったのもそういう関連があるのかもしれない。監督のチャウ・シンチー自身は今回出演はしていない。
やりすぎなギャグに過剰なロマンスおおげさなアクション、とにかく、そこまでするか、という面白さだった。
どこかで聞いたことのある音楽も使われていて否が応でも盛り上がってしまうし、日本人にとってはドキッとする映像もあらわれる。また、チャウ・シンチーの今までの作品のくすぐりもちらっと入っていたりした。
今年見た映画のなかでも1,2を争う名画だったと思う。ちなみに、今年に入ってまだ2本しか映画は見ていない。
http://www.ningyohime-movie.com/
パトリシオ・グスマン監督のドキュメンタリー映画「チリの闘い」を見てきた。
左派のアジェンデ大統領政権をなんとか転覆させようと、あの手この手で社会を混乱させる右派。右派のバックにはアメリカ、CIAが存在しているのである。
社会主義、マルクス主義、というと、政権に対して反抗するものという先入観があったが、チリのこの70年代においては、社会を乱すためにストライキを起こし、暴れるのは右派の側で、アジェンデ大統領はじめ左派はそれをなんとか平定して社会を安定させようとしているのである。
第1部 ブルジョワジーの叛乱
1.買いだめと闇市場
2.議会のボイコット
3.学生暴動
4.経営者組合の攻勢
5.銅山ストライキ
第2部 クーデター
第3部 民衆の力
あわせて263分の大作だが、長さを感じさせなかった。
右派、左派両方の意見をインタビューしていたり、バスのストライキ時に反アジェンダ勢が国営バスに発煙筒のようなものを投げつけて妨害するのがうつされていたり、73年6月のクーデター未遂事件で叛乱を起こした軍人がカメラマンを射殺する瞬間が撮られていたり、73年9月のクーデターで大統領府が爆撃され建物が破壊されるシーンがあったり、もうなまなましいのなんの。激しいのなんの。
また、抗議のためのデモだけでなく、ストライキが終わったときにはそれを祝って大規模なデモ行進があったり、なにかというとデモをしているような雰囲気だった。「デモなんかしても何も変わらない」と今のわれわれはつい口に出してしまうけど、デモが政治を動かしてきたことがこの記録映画でもわかるし、今でもデモをしていると、何かと口実をつけてそれを非難する人が多いことを見ても、デモの効果をこわがっているんだな、ということが見てとれる。
そして、特別に批評家でも学者でもジャーナリストでもない、普通の労働者たちが語る言葉が素晴らしくて感銘を受けた。歴史として後から見るとわかることでも、その渦中にあるときは、巻き込まれて冷静な目では見れないものだ。それがどうだ。ちゃんとものを見て考えているではないか。今の日本、というと話を広げすぎで、僕個人だけの話だとしても、今何が起こっているのか、ほとんど判断できていないし、そもそも考えようともしていないありさまなのだ。恥ずかしい!
http://www.ivc-tokyo.co.jp/chile-tatakai/
最高!
海を埋め立てて金儲けしようとする男を成敗するため人魚の娘は人間に化けて男に接近する。ところが、娘は男に惚れてしまうのだった。
金の亡者の富豪を演ずるのはダン・チャオ(「王朝の陰謀 判事ディーと人体発火怪奇事件」に出てた)。「歩き方が変」とツッコまれる人魚娘シャンシャンを演じるのはリン・ユン。彼女は12万人のなかからオーディションで選ばれたそうだ。美貌のやり手にはキティ・チャン。シャンシャンの兄のタコ男は歌手でもあるショウ・ルオが演じている。今気づいたが、タコは漢字で「章魚」と書く。つまり「ショウ・ウオ」で、ショウ・ルオがタコ人間になったのもそういう関連があるのかもしれない。監督のチャウ・シンチー自身は今回出演はしていない。
やりすぎなギャグに過剰なロマンスおおげさなアクション、とにかく、そこまでするか、という面白さだった。
どこかで聞いたことのある音楽も使われていて否が応でも盛り上がってしまうし、日本人にとってはドキッとする映像もあらわれる。また、チャウ・シンチーの今までの作品のくすぐりもちらっと入っていたりした。
今年見た映画のなかでも1,2を争う名画だったと思う。ちなみに、今年に入ってまだ2本しか映画は見ていない。
http://www.ningyohime-movie.com/
パトリシオ・グスマン監督のドキュメンタリー映画「チリの闘い」を見てきた。
左派のアジェンデ大統領政権をなんとか転覆させようと、あの手この手で社会を混乱させる右派。右派のバックにはアメリカ、CIAが存在しているのである。
社会主義、マルクス主義、というと、政権に対して反抗するものという先入観があったが、チリのこの70年代においては、社会を乱すためにストライキを起こし、暴れるのは右派の側で、アジェンデ大統領はじめ左派はそれをなんとか平定して社会を安定させようとしているのである。
第1部 ブルジョワジーの叛乱
1.買いだめと闇市場
2.議会のボイコット
3.学生暴動
4.経営者組合の攻勢
5.銅山ストライキ
第2部 クーデター
第3部 民衆の力
あわせて263分の大作だが、長さを感じさせなかった。
右派、左派両方の意見をインタビューしていたり、バスのストライキ時に反アジェンダ勢が国営バスに発煙筒のようなものを投げつけて妨害するのがうつされていたり、73年6月のクーデター未遂事件で叛乱を起こした軍人がカメラマンを射殺する瞬間が撮られていたり、73年9月のクーデターで大統領府が爆撃され建物が破壊されるシーンがあったり、もうなまなましいのなんの。激しいのなんの。
また、抗議のためのデモだけでなく、ストライキが終わったときにはそれを祝って大規模なデモ行進があったり、なにかというとデモをしているような雰囲気だった。「デモなんかしても何も変わらない」と今のわれわれはつい口に出してしまうけど、デモが政治を動かしてきたことがこの記録映画でもわかるし、今でもデモをしていると、何かと口実をつけてそれを非難する人が多いことを見ても、デモの効果をこわがっているんだな、ということが見てとれる。
そして、特別に批評家でも学者でもジャーナリストでもない、普通の労働者たちが語る言葉が素晴らしくて感銘を受けた。歴史として後から見るとわかることでも、その渦中にあるときは、巻き込まれて冷静な目では見れないものだ。それがどうだ。ちゃんとものを見て考えているではないか。今の日本、というと話を広げすぎで、僕個人だけの話だとしても、今何が起こっているのか、ほとんど判断できていないし、そもそも考えようともしていないありさまなのだ。恥ずかしい!
http://www.ivc-tokyo.co.jp/chile-tatakai/
1月15日、今日は1日、国立国際美術館にいたような。
国立国際美術館で、ボリス・グロイス来日記念講演シリーズ「アートに力(パワー)は内在するか?」の大阪イベント「アートと共同性」を聞いてきた。最初にことわっておくが、この講演の内容はほとんど頭に入っていないので、どなたかのレポートを心待ちに待っている。せめて当日配信された動画をもう1回見れないものか、と希望する。
ボリス・グロイス
田中功起(アーティスト)
石田圭子(神戸大学)
モデレータ:アンドリュー・マークル(ART iT)
通訳:横田佳世子
まず田中氏は、「アートと共同性」を「共同体」と読み替えて、自らのプロジェクトを紹介。
ボリス・グロイスの『アート・パワー』の翻訳者のひとりでもある石田准教授は「アートにおける『美学の平等性』と『プロパガンダ』をめぐって」と題し、大浦伸行「遠近を抱えて」、小野具定「第二ブーゲンビル島沖航空戦」、会田誠「ここは誰の場所?」を例にとり、平等性とプロパガンダという相反するものの関係をテーマに問題提起された。アートの成功例として、シュリンゲンジーフの「オーストリアを愛せよ」をあげられていた。
ボリス・グロイスの応答を受けてディスカッション、質疑応答。
アートと批評の密接な関係を説くボリス・グロイスは、レニ・リーフェンシュタールの批評性を認め、アートにおいては今ここへの関わりだけでなく、未来からの目を担保して作品がつくられると言う。
全体に「参加型アート」と言ったときにボリス・グロイスがどういうものを想定しているのかが、うまくつかめず、議論がよく頭に入ってこなかったのが僕の限界だったが、聞いていて頭に「?」を浮かべながらも楽しかった。
質疑応答では、アートの新しい観客はどのようなものであるのか、や、批評についてなどが聴衆から質問された。
ボリス・グロイスは、デリダのように、なんでもかんでも批判するスタンスが好きなのだと言い、会場には笑いも起きていた。
http://groysinjapan.tumblr.com/
国立国際美術館B3Fでアカデミア美術館所蔵「ヴェネツィア・ルネサンスの巨匠たち」を見てきた。
フィレンツェについで15世紀から17世紀に展開されたヴェネツィアのルネサンス美術の展覧会。
1.ルネサンスの黎明-15世紀の画家たち
ベッリーニ、バスティアーニ、クリヴェッリ、カルパッチョなど
2.黄金時代の幕開け-ティチアーノとその周辺
日本初公開になるティチアーノ・ヴェチェッリオの「受胎告知」のほか、ロッコ・マルコーニ、ボニファーチョ・ヴェロネーゼ、パリス・ボルドーネなど。
3.三人の巨匠たち-ティントレット、ヴェロネーゼ、バッサーノ
ヤコポ・ティントレット、ヤコポ・パッサーノ、パオロ・ヴェロネーゼの他、アンドレア・スキアヴォーネ。
4.ヴェネツィアの肖像画
マルコ・バザイーティ、カリアーニ、ベルナルディーノ・リチーニオなどの他、ヤコポ・ティントレットの作品も。
5.ルネサンスの終焉-巨匠たちの後継者
アンドレア・ヴィチェンティーノ、パルマ・イル・ジョーヴァネ、ドメニコ・ティントレット、パドヴァニーノなど。
つい昨日、SUNABAギャラリーでの鈴木創士さんのトークショーでもルネサンスが語られており、タイムリーな展覧会だと思った。もちろん描かれているのは聖母子や受胎告知、ノアの箱舟、アベルを殺害するカイン、放蕩息子の帰還、キリストの復活、枢機卿や財務官の肖像であって、不衛生きわまりない生活の場は描かれてはいなかったわけだが。
http://www.tbs.co.jp/venice2016/outline/osaka.html
国立国際美術館B2Fで「THE PLAY since1967 まだ見ぬ流れの彼方へ」を見てきた。
10年間落雷を待ち続けた「雷」や、矢印形の筏を使った「現代美術の流れ」といった代表作をはじめ、海に巨大な卵を浮かべる「VOYAGE:Happening In An Egg」、山に白い十字の「白十字宣言」、黄色いパイプをたてる「イエローパイプ」、旗をたてる「旗」、羊をつれて歩く「羊飼い」、「口永良部のまるいくぼ地をみにいく」「屋久島海面を切り取る」など、行動の記録、個展の資料などが集められていた。
会場内には「現代美術の流れ」のイカダや、「雷」の木組みや、「IE:THE PLAY HAVE A HOUSE」の家が再現されていた。
また、記録映像も流されており、音声記録も聞けた。
THE PLAYは関西を拠点に活動しており、音声記録聞いていると、関西弁で語られているのがなんとも親近感がわく。その音声記録で、彼らのやっていることは「ハプニング」と言われているが、一般に言う「ハプニング」とは随分違うことをしていて、なんと名づけていいやらわからず考え中、とか言ってた。
本来、形の残らない行為をしつづけてきたTHE PLAYが、こうして資料や記録で追体験、回顧できるのは非常に貴重だった。なんでも残しておかないといけないな、と感じた。いや、逆に、記録や記憶によって、それがアートたりえているのかも、とかいろいろ考えた。
そして、1969年に3号まで出た「PLAY新聞」の特別号が新たに出ており、自由に持ち帰ることができた。これはうれしい。内容はメンバーによる「私とプレイ」というざっくりとしたテーマによるレポートだった。
肩の力を抜いていて、しかも行動力は充分、というこのありようは、見習いたい。
http://www.nmao.go.jp/exhibition/2016/play.html
今朝は「大相撲今日の取組」~「サエキけんぞうの素晴らしき80’s:山下達郎」~「現代の音楽:スティーブ・ライヒ」~「NHK杯将棋トーナメント:佐藤名人VS渡辺竜王」と、テレビ、ラジオともNHKの午前を過ごし、あとは美術館。
図書館にも本を返しにだけ行った。
寒波到来で寒さに弱い僕はほとんど行動力HPが0に近い。早く暖かくなってくれないものか。
国立国際美術館で、ボリス・グロイス来日記念講演シリーズ「アートに力(パワー)は内在するか?」の大阪イベント「アートと共同性」を聞いてきた。最初にことわっておくが、この講演の内容はほとんど頭に入っていないので、どなたかのレポートを心待ちに待っている。せめて当日配信された動画をもう1回見れないものか、と希望する。
ボリス・グロイス
田中功起(アーティスト)
石田圭子(神戸大学)
モデレータ:アンドリュー・マークル(ART iT)
通訳:横田佳世子
まず田中氏は、「アートと共同性」を「共同体」と読み替えて、自らのプロジェクトを紹介。
ボリス・グロイスの『アート・パワー』の翻訳者のひとりでもある石田准教授は「アートにおける『美学の平等性』と『プロパガンダ』をめぐって」と題し、大浦伸行「遠近を抱えて」、小野具定「第二ブーゲンビル島沖航空戦」、会田誠「ここは誰の場所?」を例にとり、平等性とプロパガンダという相反するものの関係をテーマに問題提起された。アートの成功例として、シュリンゲンジーフの「オーストリアを愛せよ」をあげられていた。
ボリス・グロイスの応答を受けてディスカッション、質疑応答。
アートと批評の密接な関係を説くボリス・グロイスは、レニ・リーフェンシュタールの批評性を認め、アートにおいては今ここへの関わりだけでなく、未来からの目を担保して作品がつくられると言う。
全体に「参加型アート」と言ったときにボリス・グロイスがどういうものを想定しているのかが、うまくつかめず、議論がよく頭に入ってこなかったのが僕の限界だったが、聞いていて頭に「?」を浮かべながらも楽しかった。
質疑応答では、アートの新しい観客はどのようなものであるのか、や、批評についてなどが聴衆から質問された。
ボリス・グロイスは、デリダのように、なんでもかんでも批判するスタンスが好きなのだと言い、会場には笑いも起きていた。
http://groysinjapan.tumblr.com/
国立国際美術館B3Fでアカデミア美術館所蔵「ヴェネツィア・ルネサンスの巨匠たち」を見てきた。
フィレンツェについで15世紀から17世紀に展開されたヴェネツィアのルネサンス美術の展覧会。
1.ルネサンスの黎明-15世紀の画家たち
ベッリーニ、バスティアーニ、クリヴェッリ、カルパッチョなど
2.黄金時代の幕開け-ティチアーノとその周辺
日本初公開になるティチアーノ・ヴェチェッリオの「受胎告知」のほか、ロッコ・マルコーニ、ボニファーチョ・ヴェロネーゼ、パリス・ボルドーネなど。
3.三人の巨匠たち-ティントレット、ヴェロネーゼ、バッサーノ
ヤコポ・ティントレット、ヤコポ・パッサーノ、パオロ・ヴェロネーゼの他、アンドレア・スキアヴォーネ。
4.ヴェネツィアの肖像画
マルコ・バザイーティ、カリアーニ、ベルナルディーノ・リチーニオなどの他、ヤコポ・ティントレットの作品も。
5.ルネサンスの終焉-巨匠たちの後継者
アンドレア・ヴィチェンティーノ、パルマ・イル・ジョーヴァネ、ドメニコ・ティントレット、パドヴァニーノなど。
つい昨日、SUNABAギャラリーでの鈴木創士さんのトークショーでもルネサンスが語られており、タイムリーな展覧会だと思った。もちろん描かれているのは聖母子や受胎告知、ノアの箱舟、アベルを殺害するカイン、放蕩息子の帰還、キリストの復活、枢機卿や財務官の肖像であって、不衛生きわまりない生活の場は描かれてはいなかったわけだが。
http://www.tbs.co.jp/venice2016/outline/osaka.html
国立国際美術館B2Fで「THE PLAY since1967 まだ見ぬ流れの彼方へ」を見てきた。
10年間落雷を待ち続けた「雷」や、矢印形の筏を使った「現代美術の流れ」といった代表作をはじめ、海に巨大な卵を浮かべる「VOYAGE:Happening In An Egg」、山に白い十字の「白十字宣言」、黄色いパイプをたてる「イエローパイプ」、旗をたてる「旗」、羊をつれて歩く「羊飼い」、「口永良部のまるいくぼ地をみにいく」「屋久島海面を切り取る」など、行動の記録、個展の資料などが集められていた。
会場内には「現代美術の流れ」のイカダや、「雷」の木組みや、「IE:THE PLAY HAVE A HOUSE」の家が再現されていた。
また、記録映像も流されており、音声記録も聞けた。
THE PLAYは関西を拠点に活動しており、音声記録聞いていると、関西弁で語られているのがなんとも親近感がわく。その音声記録で、彼らのやっていることは「ハプニング」と言われているが、一般に言う「ハプニング」とは随分違うことをしていて、なんと名づけていいやらわからず考え中、とか言ってた。
本来、形の残らない行為をしつづけてきたTHE PLAYが、こうして資料や記録で追体験、回顧できるのは非常に貴重だった。なんでも残しておかないといけないな、と感じた。いや、逆に、記録や記憶によって、それがアートたりえているのかも、とかいろいろ考えた。
そして、1969年に3号まで出た「PLAY新聞」の特別号が新たに出ており、自由に持ち帰ることができた。これはうれしい。内容はメンバーによる「私とプレイ」というざっくりとしたテーマによるレポートだった。
肩の力を抜いていて、しかも行動力は充分、というこのありようは、見習いたい。
http://www.nmao.go.jp/exhibition/2016/play.html
今朝は「大相撲今日の取組」~「サエキけんぞうの素晴らしき80’s:山下達郎」~「現代の音楽:スティーブ・ライヒ」~「NHK杯将棋トーナメント:佐藤名人VS渡辺竜王」と、テレビ、ラジオともNHKの午前を過ごし、あとは美術館。
図書館にも本を返しにだけ行った。
寒波到来で寒さに弱い僕はほとんど行動力HPが0に近い。早く暖かくなってくれないものか。
D’×HIGASHI OSAKA SPECIAL LIVE Vol.33@イトーヨーカドー東大阪~インフローレ女学院@ポルックスシアター~鈴木創士トークショー、墨三姿@SUNABAギャラリー
2017年1月14日 芸術
天気予報は、寒波だとか雪だとか。
傘を持って出かけたけど、傘の出番はなかった。
冬眠するかな、と思っていたが、家でじっとしていると、かえって寒さが身にしみるので、出かけることにした。
まず、イトーヨーカドー東大阪店で、アイドルイベントを見てきた。
正午からはじまり、午後5時過ぎまでやっていたようだが、僕が見たのは時間の都合上、正午~午後3時15分まで。なんとしても、CHOCO★MILQだけは2ステージ見たくて、ちょうどCHOCO★MILQの2ステージめが終わったのが15時15分頃だったは、まさに天の配剤かと感謝した。
見たアイドルは次のとおり。
KissBeeWEST4.5期生
京都flavor
CHOCO★MILQ
Re:birth
大阪flavor
Culumi
加茂川マコト
KissBeeWEST
AnimalBeast
Miniature Garden
Re:birth(2ステージめ)
CHOCO★MILQ(2ステージめ)
CHOCO★MILQのセットリストは、
1ステージめ
1.キボウ
2.ヒミツヲクダサイ
3.Believer
2ステージめ
1.きゅん!きゅん!きゅん!
2.涙キラリ☆
3.チョコチョコレインボー
http://chocomilq.com/
Re:birthは、ダイコクドラッグのアイドルDDプリンセスの一期生卒業生で結成された3人組のアイドルで、今月末にメンバーのちはるが脱退、3月にはRe:birth解散、という、今しか見れないステージになった。
https://twitter.com/rebirth_osaka?lang=ja
KissBeeWESTは、清純派アイドルKissBeeの関西メンバーで構成されたユニット。
今回はその研究生ユニットKissBeeWEST4.5期生も出演していた。
http://kissbee.net/kissbeewest/
京都flavorは以前平安神宮ライブも見たことのあるアイドルユニットだった。今回は大阪flavorも出演しており、全国のflavorのうちの2つが東大阪に集結したことになる。
http://ameblo.jp/flavor-official/theme-10096600698.html
http://ameblo.jp/o-flavor/
加茂川マコトは京都を中心に活動している2.9次元アイドル。職人芸とも言えるステージを展開。
https://twitter.com/kamogawa_makoto
AnimalBeastは、動物アイドルの「あにまどーる」の進化系。道頓堀のライブを近々復活させるとのこと。あにまどーるがなくなって、名前だけはさらに獣度を増したAnimalBeastで復活するあたり、スペクトルマンを思い起こした。
http://animalbeast.jp/
Miniature Gardenは、同じ事務所の群青のユリシーズの兼任メンバーを加えての4人でのライブ。衣装のコンセプトも違っていたので、群青のメンバーは単なる助っ人なのか、と思っていたがちゃんとした新メンバーなのだった。
http://mg-hakoniwa.com/index.html
今回見てCHOCO★MILQが最強なのは再確認できたのだが、他にも注目すべきユニットがあった。
堺のアイドルCulumiだ。
曲調のバラエティというかメリハリ、というか、ヘッドバンギングにアクロバットしたかと思うと、乙女チックな歌も歌う。なによりお客さんに対するアプローチの仕方が真摯だな、と感じた。Culumiなら、また見に行きたい、と思わせるに足るステージであり、オフステージだったと思う。
http://culumi.com/
ポルックスシアターでインフローレ女学院公演を見てきた。
2時限目で、内容は「マリー改造計画」
マリーはサンタクロースを家族にもつ少女で、ダンスが得意。
お客さんからも意見を聞きながら、普段スカートはかない、というマリーの初デートを応援するため、メイクやファッションを決めていく、という企画だった。
以前、「らん改造計画」で男っぽいメンバー、らんのメイクやファッションを決めたもののマリーバージョンになる。
かなり可憐なファッションに決まり、マリー本人はてれて嫌がっていたが、可愛く変身していた。
今回は1時限目が「インフローレ・クエスト」で、その影響か、この「マリー改造計画」でも研究生というか新メンバーが数人出てきて、お客さん相手に「お兄ちゃんトーク」するミッションをこなし、ライブでも参加していた。
ライブもはさみながらの公演で、約1時間半、ドリンクつきの500円という破格の値段で見れるのはありがたい。
次回公演は28日(土)で、インフローレ女学院のワンマンライブになる。(演劇、ストーリーはなし、ということか)
https://twitter.com/inflore_
SUNABAギャラリーで、鈴木創士さんのトークショーを聞いてきた。
ギャラリー満員。
ギャラリーの樋口ヒロユキさんによると、新年早々に縁起でもない話をしてもらおうと企んだとのこと。
フライヤーに誤記されていた鈴木さんの誕生年「1554年」から、不衛生なルネッサンスの話からはじまった。
ルネサンスが訪れなかった世界を描いたというふれこみのアレクセイ・ゲルマンの「神々のたそがれ」(「ストーカー」などのストルガツキー兄弟原作で、僕が見たイメージフォーラムフェスティバルでの日本での初上映時は「神様はつらい」というタイトルがついていた)はルネサンスそのものだったという話。
ペストの話、そしてアルトーの話へと。
アルトー以外にも、ジュネやランボーなど鈴木さんが訳された作家についてのコメントも聞けて、楽しかった。
中盤からはアルトーを軸に狂気、死者の話が中心となり、樋口さんの思惑どおりの展開になったように思う。
このトークショーはまた、狂気すれすれの場所で創作を続ける作家さんを数多くギャラリーで取り扱ってこられた樋口さんへのカウンセリングのような役割も果たしていたようだ。
http://sunabagallery.com/upcoming/20170114_soushi/soushi.html
SUNABAギャラリーで東學、新竹季次、新田美佳 三人展「墨三姿」を見た。
墨をする、という行為が既に形の変容をあらわしているせいか、墨で描かれた絵は単に描かれた絵で終わらず、何かに変容しようとしている気配を感じさせる。
墨は生きている、とでも言えばいいのか。
そのせいか、今回の展示作品を見ても、メタモルフォーゼを感じさせるようなものが多かったように思える。
新年のかき初め、のような展覧会だったが、書初めというものも、そもそも呪術的なものなのかも、と思いを馳せることができた。
http://sunabagallery.com/upcoming/20170107_sumi/sumi.html
傘を持って出かけたけど、傘の出番はなかった。
冬眠するかな、と思っていたが、家でじっとしていると、かえって寒さが身にしみるので、出かけることにした。
まず、イトーヨーカドー東大阪店で、アイドルイベントを見てきた。
正午からはじまり、午後5時過ぎまでやっていたようだが、僕が見たのは時間の都合上、正午~午後3時15分まで。なんとしても、CHOCO★MILQだけは2ステージ見たくて、ちょうどCHOCO★MILQの2ステージめが終わったのが15時15分頃だったは、まさに天の配剤かと感謝した。
見たアイドルは次のとおり。
KissBeeWEST4.5期生
京都flavor
CHOCO★MILQ
Re:birth
大阪flavor
Culumi
加茂川マコト
KissBeeWEST
AnimalBeast
Miniature Garden
Re:birth(2ステージめ)
CHOCO★MILQ(2ステージめ)
CHOCO★MILQのセットリストは、
1ステージめ
1.キボウ
2.ヒミツヲクダサイ
3.Believer
2ステージめ
1.きゅん!きゅん!きゅん!
2.涙キラリ☆
3.チョコチョコレインボー
http://chocomilq.com/
Re:birthは、ダイコクドラッグのアイドルDDプリンセスの一期生卒業生で結成された3人組のアイドルで、今月末にメンバーのちはるが脱退、3月にはRe:birth解散、という、今しか見れないステージになった。
https://twitter.com/rebirth_osaka?lang=ja
KissBeeWESTは、清純派アイドルKissBeeの関西メンバーで構成されたユニット。
今回はその研究生ユニットKissBeeWEST4.5期生も出演していた。
http://kissbee.net/kissbeewest/
京都flavorは以前平安神宮ライブも見たことのあるアイドルユニットだった。今回は大阪flavorも出演しており、全国のflavorのうちの2つが東大阪に集結したことになる。
http://ameblo.jp/flavor-official/theme-10096600698.html
http://ameblo.jp/o-flavor/
加茂川マコトは京都を中心に活動している2.9次元アイドル。職人芸とも言えるステージを展開。
https://twitter.com/kamogawa_makoto
AnimalBeastは、動物アイドルの「あにまどーる」の進化系。道頓堀のライブを近々復活させるとのこと。あにまどーるがなくなって、名前だけはさらに獣度を増したAnimalBeastで復活するあたり、スペクトルマンを思い起こした。
http://animalbeast.jp/
Miniature Gardenは、同じ事務所の群青のユリシーズの兼任メンバーを加えての4人でのライブ。衣装のコンセプトも違っていたので、群青のメンバーは単なる助っ人なのか、と思っていたがちゃんとした新メンバーなのだった。
http://mg-hakoniwa.com/index.html
今回見てCHOCO★MILQが最強なのは再確認できたのだが、他にも注目すべきユニットがあった。
堺のアイドルCulumiだ。
曲調のバラエティというかメリハリ、というか、ヘッドバンギングにアクロバットしたかと思うと、乙女チックな歌も歌う。なによりお客さんに対するアプローチの仕方が真摯だな、と感じた。Culumiなら、また見に行きたい、と思わせるに足るステージであり、オフステージだったと思う。
http://culumi.com/
ポルックスシアターでインフローレ女学院公演を見てきた。
2時限目で、内容は「マリー改造計画」
マリーはサンタクロースを家族にもつ少女で、ダンスが得意。
お客さんからも意見を聞きながら、普段スカートはかない、というマリーの初デートを応援するため、メイクやファッションを決めていく、という企画だった。
以前、「らん改造計画」で男っぽいメンバー、らんのメイクやファッションを決めたもののマリーバージョンになる。
かなり可憐なファッションに決まり、マリー本人はてれて嫌がっていたが、可愛く変身していた。
今回は1時限目が「インフローレ・クエスト」で、その影響か、この「マリー改造計画」でも研究生というか新メンバーが数人出てきて、お客さん相手に「お兄ちゃんトーク」するミッションをこなし、ライブでも参加していた。
ライブもはさみながらの公演で、約1時間半、ドリンクつきの500円という破格の値段で見れるのはありがたい。
次回公演は28日(土)で、インフローレ女学院のワンマンライブになる。(演劇、ストーリーはなし、ということか)
https://twitter.com/inflore_
SUNABAギャラリーで、鈴木創士さんのトークショーを聞いてきた。
ギャラリー満員。
ギャラリーの樋口ヒロユキさんによると、新年早々に縁起でもない話をしてもらおうと企んだとのこと。
フライヤーに誤記されていた鈴木さんの誕生年「1554年」から、不衛生なルネッサンスの話からはじまった。
ルネサンスが訪れなかった世界を描いたというふれこみのアレクセイ・ゲルマンの「神々のたそがれ」(「ストーカー」などのストルガツキー兄弟原作で、僕が見たイメージフォーラムフェスティバルでの日本での初上映時は「神様はつらい」というタイトルがついていた)はルネサンスそのものだったという話。
ペストの話、そしてアルトーの話へと。
アルトー以外にも、ジュネやランボーなど鈴木さんが訳された作家についてのコメントも聞けて、楽しかった。
中盤からはアルトーを軸に狂気、死者の話が中心となり、樋口さんの思惑どおりの展開になったように思う。
このトークショーはまた、狂気すれすれの場所で創作を続ける作家さんを数多くギャラリーで取り扱ってこられた樋口さんへのカウンセリングのような役割も果たしていたようだ。
http://sunabagallery.com/upcoming/20170114_soushi/soushi.html
SUNABAギャラリーで東學、新竹季次、新田美佳 三人展「墨三姿」を見た。
墨をする、という行為が既に形の変容をあらわしているせいか、墨で描かれた絵は単に描かれた絵で終わらず、何かに変容しようとしている気配を感じさせる。
墨は生きている、とでも言えばいいのか。
そのせいか、今回の展示作品を見ても、メタモルフォーゼを感じさせるようなものが多かったように思える。
新年のかき初め、のような展覧会だったが、書初めというものも、そもそも呪術的なものなのかも、と思いを馳せることができた。
http://sunabagallery.com/upcoming/20170107_sumi/sumi.html
今日は一日デヴィッド・ボウイ三昧~「エンタツ・アチャコの新婚お化け屋敷」
2017年1月9日 音楽
今日は、NHK-FMで「今日は一日デヴィッド・ボウイ三昧」を放送していた。
昼過ぎから、夜遅くまで、ボウイの曲をかけ、関連したトークや音楽をながしていた。
中のコーナーで、細馬宏通氏と安田謙一くんがボウイの「レッツ・ダンス」について30分語り合う「しりすぎてるうた」もあった。
全体でかかった曲は次のとおり。
01. Starman / David Bowie
02. The Jean Genie / David Bowie
03. Sufrragette City / David Bowie
04. Modern Love / David Bowie
05. The Next Day / David Bowie
06. Liza Jane / Davie Jones & The King Bees
07. 愛は火曜まで(Love You Till Tuesday) / David Bowie
08. フリークラウドから来たワイルドな瞳の少年(Wild Eyed Boy From Freecloud) / David Bowie
09. Super Men / David Bowie
10. Oh! You Pretty Things / David Bowie
11. Tutti-Frutti / Little Richard
12. New York Mining Disaster 1941 / Bee Gees
13. I Took A Trip (On A Gemini Spaceship) / The Legendary Stardust Cowboy
14. I Took A Trip (On A Gemini Spaceship) / David Bowie
15. Sound and Vision / David Bowie
16. Yassassin(long Live) / David Bowie
17. Aladdin Sane (1913-1938-197?) / David Bowie
18. ロックンロールの自殺者(Rock ’N’ Roll Suicide) / David Bowie
19. 夜をぶっとばせ(Let’s Spend the Night Together) / David Bowie
20. I Can’t Explain / David Bowie
21. 愛しき反抗 (Rebel Rebel )[U.S. Single ver.] / David Bowie
22. BlockBuster / Sweet
23. Roxy Roller / Sweeney Todd
24. Jealous Mind / Alvin Stardust
25. Marionette / Mott The Hoople
26. It’s No Game(Part.1)/ David Bowie
27. Girls(日本語ヴァージョン)/ David Bowie
28. Knock On Wood(Original Mix ver.)/ David Bowie
29. Fame / David Bowie
30. Station to Station / David Bowie
31. 世界を売った男(The Man Who Sold the World) / David Bowie
32. Absolute Beginners(single ver.) / David Bowie
33. Fashion / David Bowie
34. Subterraneans / David Bowie
35. The Secret Life of Arabia / David Bowie
36. African Night Flight / David Bowie
37. Scary Monsters (And Super Creeps) / David Bowie
38. Ziggy Stardust / Bauhaus
39. Starman / Culture Club
40. Warszawa / David Bowie
41. China Girl / David Bowie
42. China Girl / Iggy Pop
43. Blue Jean / David Bowie
44. Never Let Me Down / David Bowie
45. Under The God / Tin Machine
46. Twist & Shout / The Isley Brothers
47. I Coming Out / Diana Ross
46. Let’s Dance」(Single Ver.) / David Bowie
47. Twist & Shout / The Isley Brothers
48. I’m Coming Out / Diana Ross
49. Some Like It Hot / The Power Station
50. Let’s Dance(Single Ver.) / David Bowie
51. Where Are We Now? / David Bowie
52. 世界が崩れる時(As the World Falls Down)/ David Bowie
53. 火星の生活(Life On Mars ?) / David Bowie
54. 火星の生活(Life On Mars ?) / Rick Wakeman
55. Space Oddity / David Bowie
56. Changes / David Bowie
57. Queen Bitch / David Bowie
58. すべての若き野郎ども(All The Young Dudes) / David Bowie
59. あの男を注意しろ(Watch That Man) / David Bowie
60. Jump They Say / David Bowie
61. Buddha of Suburbia / David Bowie
62. Hallo Spaceboy / David Bowie
63. Dead Man Walking / David Bowie
64. Thursday’s Child / David Bowie
65. Slip Away / David Bowie
66. Reality / David Bowie
67. 美女と野獣(Beauty and Beast) / David Bowie
68. 怒りをこめてふり返れ(Look Back in Anger) / David Bowie
69. When I Live My Dream / David Bowie
70. TVC15 / David Bowie
71. 1984 (「David Live」2005mix ver.) / David Bowie
72. Young Americans / David Bowie
73. Ashes to Ashes / David Bowie
74. Valentine’s Day / David Bowie
75. Blackstar / David Bowie
76. I Can’t Give Everything Away / David Bowie
77. Ziggy Stardust / David Bowie
78. Slow Burn / David Bowie
79. 5年間(Five Years) / David Bowie
80. Heroes / David Bowie
スターマンにはじまり、ヒーローズで終わる、充実の時間。
大相撲中継もボウイを聞きながら見た。
齋藤寅次郎監督の「エンタツ・アチャコの新婚お化け屋敷」(1939年)を見た。
エンタツの妻役で可憐な霧立のぼる、アチャコの妻役でしっかり者の三益愛子。
新居を超安価で売り出している、と思ったら、そこはお化けが出ると噂の家だった。
最初に購入の約束をしていたアチャコのことを、「あの男はきちがいだ」と嘘を教えて、エンタツは家を入手する。
アチャコの妻は、お化けで脅かしてエンタツ夫妻を追い出そうと、アチャコに幽霊の扮装をさせて新居に行かせる。
もともとその家は、空き巣がねぐらにしており、誰も住まないように幽霊の噂をたてていたのだ。空き巣は、エンタツ夫妻がいることに気づき、ガイコツを使って脅かして追い出そうとする。
エンタツ、アチャコのふたりの会話は漫才そのもので、80年近く前の映画なのに、普通に漫才として通用する面白さだった。
アチャコの駄々っ子っぽい愚図りとか、空き巣役の高勢実乗のおとぼけとか、実に面白い。なによりも感心したのがエンタツの体術で、雨漏りを直そうとして屋根にのぼったはいいけれど、足や瓦をすべらせてうまく行かないシーンとか、2つの椅子をベッド代わりにして寝ようと四苦八苦するシーンとか、陽気に踊る姿が障子に映るシーンとか、お化け騒動で腰を抜かしてジタバタするシーンとか、もう小気味いいことこのうえなし。
原作の益田甫はユーモア小説家、脚本の小國英雄は数々の映画の脚本を手がけた人で、齋藤寅次郎は大衆娯楽映画の名人。エンタツ・アチャコの笑いと相乗効果をあげている楽しい映画だった。
なお、画像を探して、1つ見つけたのを貼っておくが、ポスターのほうのタイトルが間違っている。映画を見るかぎりでは、ちゃんと「お化け屋敷」だったが、ポスターは「お化け騒動」。
昼過ぎから、夜遅くまで、ボウイの曲をかけ、関連したトークや音楽をながしていた。
中のコーナーで、細馬宏通氏と安田謙一くんがボウイの「レッツ・ダンス」について30分語り合う「しりすぎてるうた」もあった。
全体でかかった曲は次のとおり。
01. Starman / David Bowie
02. The Jean Genie / David Bowie
03. Sufrragette City / David Bowie
04. Modern Love / David Bowie
05. The Next Day / David Bowie
06. Liza Jane / Davie Jones & The King Bees
07. 愛は火曜まで(Love You Till Tuesday) / David Bowie
08. フリークラウドから来たワイルドな瞳の少年(Wild Eyed Boy From Freecloud) / David Bowie
09. Super Men / David Bowie
10. Oh! You Pretty Things / David Bowie
11. Tutti-Frutti / Little Richard
12. New York Mining Disaster 1941 / Bee Gees
13. I Took A Trip (On A Gemini Spaceship) / The Legendary Stardust Cowboy
14. I Took A Trip (On A Gemini Spaceship) / David Bowie
15. Sound and Vision / David Bowie
16. Yassassin(long Live) / David Bowie
17. Aladdin Sane (1913-1938-197?) / David Bowie
18. ロックンロールの自殺者(Rock ’N’ Roll Suicide) / David Bowie
19. 夜をぶっとばせ(Let’s Spend the Night Together) / David Bowie
20. I Can’t Explain / David Bowie
21. 愛しき反抗 (Rebel Rebel )[U.S. Single ver.] / David Bowie
22. BlockBuster / Sweet
23. Roxy Roller / Sweeney Todd
24. Jealous Mind / Alvin Stardust
25. Marionette / Mott The Hoople
26. It’s No Game(Part.1)/ David Bowie
27. Girls(日本語ヴァージョン)/ David Bowie
28. Knock On Wood(Original Mix ver.)/ David Bowie
29. Fame / David Bowie
30. Station to Station / David Bowie
31. 世界を売った男(The Man Who Sold the World) / David Bowie
32. Absolute Beginners(single ver.) / David Bowie
33. Fashion / David Bowie
34. Subterraneans / David Bowie
35. The Secret Life of Arabia / David Bowie
36. African Night Flight / David Bowie
37. Scary Monsters (And Super Creeps) / David Bowie
38. Ziggy Stardust / Bauhaus
39. Starman / Culture Club
40. Warszawa / David Bowie
41. China Girl / David Bowie
42. China Girl / Iggy Pop
43. Blue Jean / David Bowie
44. Never Let Me Down / David Bowie
45. Under The God / Tin Machine
46. Twist & Shout / The Isley Brothers
47. I Coming Out / Diana Ross
46. Let’s Dance」(Single Ver.) / David Bowie
47. Twist & Shout / The Isley Brothers
48. I’m Coming Out / Diana Ross
49. Some Like It Hot / The Power Station
50. Let’s Dance(Single Ver.) / David Bowie
51. Where Are We Now? / David Bowie
52. 世界が崩れる時(As the World Falls Down)/ David Bowie
53. 火星の生活(Life On Mars ?) / David Bowie
54. 火星の生活(Life On Mars ?) / Rick Wakeman
55. Space Oddity / David Bowie
56. Changes / David Bowie
57. Queen Bitch / David Bowie
58. すべての若き野郎ども(All The Young Dudes) / David Bowie
59. あの男を注意しろ(Watch That Man) / David Bowie
60. Jump They Say / David Bowie
61. Buddha of Suburbia / David Bowie
62. Hallo Spaceboy / David Bowie
63. Dead Man Walking / David Bowie
64. Thursday’s Child / David Bowie
65. Slip Away / David Bowie
66. Reality / David Bowie
67. 美女と野獣(Beauty and Beast) / David Bowie
68. 怒りをこめてふり返れ(Look Back in Anger) / David Bowie
69. When I Live My Dream / David Bowie
70. TVC15 / David Bowie
71. 1984 (「David Live」2005mix ver.) / David Bowie
72. Young Americans / David Bowie
73. Ashes to Ashes / David Bowie
74. Valentine’s Day / David Bowie
75. Blackstar / David Bowie
76. I Can’t Give Everything Away / David Bowie
77. Ziggy Stardust / David Bowie
78. Slow Burn / David Bowie
79. 5年間(Five Years) / David Bowie
80. Heroes / David Bowie
スターマンにはじまり、ヒーローズで終わる、充実の時間。
大相撲中継もボウイを聞きながら見た。
齋藤寅次郎監督の「エンタツ・アチャコの新婚お化け屋敷」(1939年)を見た。
エンタツの妻役で可憐な霧立のぼる、アチャコの妻役でしっかり者の三益愛子。
新居を超安価で売り出している、と思ったら、そこはお化けが出ると噂の家だった。
最初に購入の約束をしていたアチャコのことを、「あの男はきちがいだ」と嘘を教えて、エンタツは家を入手する。
アチャコの妻は、お化けで脅かしてエンタツ夫妻を追い出そうと、アチャコに幽霊の扮装をさせて新居に行かせる。
もともとその家は、空き巣がねぐらにしており、誰も住まないように幽霊の噂をたてていたのだ。空き巣は、エンタツ夫妻がいることに気づき、ガイコツを使って脅かして追い出そうとする。
エンタツ、アチャコのふたりの会話は漫才そのもので、80年近く前の映画なのに、普通に漫才として通用する面白さだった。
アチャコの駄々っ子っぽい愚図りとか、空き巣役の高勢実乗のおとぼけとか、実に面白い。なによりも感心したのがエンタツの体術で、雨漏りを直そうとして屋根にのぼったはいいけれど、足や瓦をすべらせてうまく行かないシーンとか、2つの椅子をベッド代わりにして寝ようと四苦八苦するシーンとか、陽気に踊る姿が障子に映るシーンとか、お化け騒動で腰を抜かしてジタバタするシーンとか、もう小気味いいことこのうえなし。
原作の益田甫はユーモア小説家、脚本の小國英雄は数々の映画の脚本を手がけた人で、齋藤寅次郎は大衆娯楽映画の名人。エンタツ・アチャコの笑いと相乗効果をあげている楽しい映画だった。
なお、画像を探して、1つ見つけたのを貼っておくが、ポスターのほうのタイトルが間違っている。映画を見るかぎりでは、ちゃんと「お化け屋敷」だったが、ポスターは「お化け騒動」。
一番星ツーマンライブ
2017年1月2日 アイドルカフェ一番星で、HiKARuと仲村コニーのツーマンライブを見てきた。
お正月ライブなので、入場料は2017円。
お餅とドリンクつきで、お客さんに出すお餅を焼いて作るのはコニーちゃんの仕事(もともとはコニーちゃんのワンマンライブの予定だったのを、急遽ツーマンにしたといういきさつ)。
お餅にかかりきりのコニーちゃんが一段落つくまで、HiKARuちゃんがステージでトーク。
「コニーちゃんのどこが好きか」をお客さんに聞いていくと、「ふともも」とか、「おしり」とか、体のことと、ぽっちゃりだというところばかり答えが返ってきて、要するにまとめると、「コニーちゃんのファンは体目当て」という結論になってしまった。ちなみに僕が答えたのは、「胴回り」
HiKARuちゃんライブ
仲村コニーちゃんライブ
お客さんに、ディズニー土産のおせんべいも配られた。
しお味(ドナルド)としょうゆ味(デイジー)があって、僕はしお味を選んだ。
会場の音楽はなぜかピコ太郎のアルバムで、コニーちゃんが買ってはまっているらしきものらしい。ほとんど全曲聴いたと思われるが、歌ネタ特集みたいなアルバムだった。
http://ameblo.jp/himesama1101/entry-12235892181.html
お正月ライブなので、入場料は2017円。
お餅とドリンクつきで、お客さんに出すお餅を焼いて作るのはコニーちゃんの仕事(もともとはコニーちゃんのワンマンライブの予定だったのを、急遽ツーマンにしたといういきさつ)。
お餅にかかりきりのコニーちゃんが一段落つくまで、HiKARuちゃんがステージでトーク。
「コニーちゃんのどこが好きか」をお客さんに聞いていくと、「ふともも」とか、「おしり」とか、体のことと、ぽっちゃりだというところばかり答えが返ってきて、要するにまとめると、「コニーちゃんのファンは体目当て」という結論になってしまった。ちなみに僕が答えたのは、「胴回り」
HiKARuちゃんライブ
仲村コニーちゃんライブ
お客さんに、ディズニー土産のおせんべいも配られた。
しお味(ドナルド)としょうゆ味(デイジー)があって、僕はしお味を選んだ。
会場の音楽はなぜかピコ太郎のアルバムで、コニーちゃんが買ってはまっているらしきものらしい。ほとんど全曲聴いたと思われるが、歌ネタ特集みたいなアルバムだった。
http://ameblo.jp/himesama1101/entry-12235892181.html
激動のイスラム(2)
2017年1月1日 TV2013年に放送のNHKスペシャル「激動のイスラム」(2)「イスラムを覚醒せよ ~"瀬戸際の大国"イランの戦略~」の録画を見た。
シーア派のイラン、経済制裁下のイランの様子、
治安部隊と反体制派の軋轢が続くバーレーンなど。
2013年に大統領をやめるアフマディネジャドへのインタビューなどが写されていた。
また、イランのアフマディネジャド大統領に歓待されたエジプトのモルシ大統領は、この2013年にクーデターで失脚する。
まさに激動のタイミングで放送されていたんだな、と思った。
自らの体を痛めつける祭り「アシュラ」の様子も記録されていた。
正月に見るビデオか、という気もする。
https://www6.nhk.or.jp/special/detail/index.html?aid=20130224
シーア派のイラン、経済制裁下のイランの様子、
治安部隊と反体制派の軋轢が続くバーレーンなど。
2013年に大統領をやめるアフマディネジャドへのインタビューなどが写されていた。
また、イランのアフマディネジャド大統領に歓待されたエジプトのモルシ大統領は、この2013年にクーデターで失脚する。
まさに激動のタイミングで放送されていたんだな、と思った。
自らの体を痛めつける祭り「アシュラ」の様子も記録されていた。
正月に見るビデオか、という気もする。
https://www6.nhk.or.jp/special/detail/index.html?aid=20130224
保山ひャンpresents 「コニミズム」
5月2日(月)午後7時30分開演
料金 当日2000円、前売予約1500円(いずれもドリンク代500円要)
会場 environment 0g
大阪市西区南堀江3-6-1 西大阪ビル B1F
(地下鉄桜川駅2番出口、橋渡ってすぐ)
出演
盆と正月
仲村コニー
佐伯誠之助
他
ディドロは、石は感じていると挑発し(『ダランベールの夢』)、スピノザは、草木国土悉皆神をみてとり、ライプニッツでさえ、全自然の内に生命の原理が存在すると言及している(「生命の原理と形成的自然についての考察」)。ピュタゴラスは岩の生命を感じていた、とするド・リール・ド・サルの解釈もある(バーバラ・M・スタフォード『実体への旅』)。
一方、日本でも『日本霊異記』や柳田國男の『生石伝説』をひくまでもなく、さざれ石の巌となる生きて成長する鉱物の着想は、神道骨がらみのアニミズムとして受け継がれている。
石(rock)だって生きているのだ。
芸術は、常時動き続ける自然を静止させ、万物流転の宇宙の時間を切りとることで成立してきたが、昨今の現代アートは静止しているはずの作品を積極的に動かすことで芸術たりえている傾向さえある。
ハイデガーによって石には世界がないと断ぜられた、動かぬはずの無機物は、21世紀に至って、まずは現代アートの世界から動き始めたのだ。
アニミズムの復活だ。
前回の「アニミズム」では、動かぬはずの無機物が生命を宿し動き出す現象を、ゴーレムやゾンビ、ピグマリオンといった怪奇幻想アイテムを含みつつも拘泥することなく、軽やかに実現してしまっている事物としてアニメーションに着目した。
無機物が動くアニメソングを、有機体の生命現象として顕現するライブによって再上演(repetition)することは、environment 0gという場でとりおこなわれるアニミズムの奉納でもあったのだ。
そして今回、計画は、単独の「a」から、共同の「co」へと進展する。
共同性の導入は、妥協でも頽落でもない。同時多発する孤高が、蟻の一穴を蜂の巣にするのだ。
アニミズムからさらに先へ。「a」から「co」へ。
ここに我々は「コニミズム」を宣言するものである。
5月2日(月)午後7時30分開演
料金 当日2000円、前売予約1500円(いずれもドリンク代500円要)
会場 environment 0g
大阪市西区南堀江3-6-1 西大阪ビル B1F
(地下鉄桜川駅2番出口、橋渡ってすぐ)
出演
盆と正月
仲村コニー
佐伯誠之助
他
ディドロは、石は感じていると挑発し(『ダランベールの夢』)、スピノザは、草木国土悉皆神をみてとり、ライプニッツでさえ、全自然の内に生命の原理が存在すると言及している(「生命の原理と形成的自然についての考察」)。ピュタゴラスは岩の生命を感じていた、とするド・リール・ド・サルの解釈もある(バーバラ・M・スタフォード『実体への旅』)。
一方、日本でも『日本霊異記』や柳田國男の『生石伝説』をひくまでもなく、さざれ石の巌となる生きて成長する鉱物の着想は、神道骨がらみのアニミズムとして受け継がれている。
石(rock)だって生きているのだ。
芸術は、常時動き続ける自然を静止させ、万物流転の宇宙の時間を切りとることで成立してきたが、昨今の現代アートは静止しているはずの作品を積極的に動かすことで芸術たりえている傾向さえある。
ハイデガーによって石には世界がないと断ぜられた、動かぬはずの無機物は、21世紀に至って、まずは現代アートの世界から動き始めたのだ。
アニミズムの復活だ。
前回の「アニミズム」では、動かぬはずの無機物が生命を宿し動き出す現象を、ゴーレムやゾンビ、ピグマリオンといった怪奇幻想アイテムを含みつつも拘泥することなく、軽やかに実現してしまっている事物としてアニメーションに着目した。
無機物が動くアニメソングを、有機体の生命現象として顕現するライブによって再上演(repetition)することは、environment 0gという場でとりおこなわれるアニミズムの奉納でもあったのだ。
そして今回、計画は、単独の「a」から、共同の「co」へと進展する。
共同性の導入は、妥協でも頽落でもない。同時多発する孤高が、蟻の一穴を蜂の巣にするのだ。
アニミズムからさらに先へ。「a」から「co」へ。
ここに我々は「コニミズム」を宣言するものである。
BluePrincess@wktkシアター
2015年11月15日 アイドル
12:20(15)MagicalDoll
12:35(15)白石ねおん
12:50(15)MAO
13:05(15)閑歳絵里菜
13:20(15)鏡マナ
13:35(15)ひかりのおもち
13:50(15)なかがみりえ
14:05(10)時間調整
14:15(15)かげひ
14:30(15)りとるついんず
14:45(15)愛歌
15:00(15)NoCharge
15:15(15)下園れいか
15:30(15)しんごうき
15:45-16:45物販
17:00閉店
【2部】
17:20開場
17:40(15)都築奈未
17:55(15)鏡マナ
18:10(15)ねむねむゆっけ
18:25(10)緒方真理子
18:35(15)仲村コニー
18:50(10)姫野いちご
19:00(15)ちか@猫親善大使
19:15(10)時間調整
19:25(15)ophelia20mg
19:40(15)しんごうき
19:55(15)前田みつき
20:10(15)西永京子
20:25(15)本間秋奈
20:40(15)白石ねおん
20:55(10)秋山衣梨佳
12:35(15)白石ねおん
12:50(15)MAO
13:05(15)閑歳絵里菜
13:20(15)鏡マナ
13:35(15)ひかりのおもち
13:50(15)なかがみりえ
14:05(10)時間調整
14:15(15)かげひ
14:30(15)りとるついんず
14:45(15)愛歌
15:00(15)NoCharge
15:15(15)下園れいか
15:30(15)しんごうき
15:45-16:45物販
17:00閉店
【2部】
17:20開場
17:40(15)都築奈未
17:55(15)鏡マナ
18:10(15)ねむねむゆっけ
18:25(10)緒方真理子
18:35(15)仲村コニー
18:50(10)姫野いちご
19:00(15)ちか@猫親善大使
19:15(10)時間調整
19:25(15)ophelia20mg
19:40(15)しんごうき
19:55(15)前田みつき
20:10(15)西永京子
20:25(15)本間秋奈
20:40(15)白石ねおん
20:55(10)秋山衣梨佳
田中徳三監督の「ドドンパ酔虎伝」を見た。1961年。
勝新太郎が中山安兵衛、水原弘が赤垣源造。
悪いやつらがドドンパを利用して、ドドンパ教なるものを興し、人々から金を巻き上げる。
こいつらは、単なるインチキ宗教団体なだけでなく、台風組という強盗集団でもあった。
彼らの退治と、中山安兵衛の高田馬場に走るおなじみの立ち回りがミックスされた歌満載の時代劇だった。
日本酒をあびるほど飲む「コンクール」のシーンは、見ているだけで、こっちまで酩酊してしまった。
勝新太郎が中山安兵衛、水原弘が赤垣源造。
悪いやつらがドドンパを利用して、ドドンパ教なるものを興し、人々から金を巻き上げる。
こいつらは、単なるインチキ宗教団体なだけでなく、台風組という強盗集団でもあった。
彼らの退治と、中山安兵衛の高田馬場に走るおなじみの立ち回りがミックスされた歌満載の時代劇だった。
日本酒をあびるほど飲む「コンクール」のシーンは、見ているだけで、こっちまで酩酊してしまった。
銀杏祭@大阪市立大学~仲村コニーバースデイライブ@hillsパン工場
2015年11月1日 アイドル第65回銀杏祭
http://ginnansai.jp/
会場:芝生ステージ
13:30 スタート
13:30 池本真緒
13:45 TAKENOYAMA24
14:00 Miniature Garden
14:15 ~アイドル歌劇団~インフローレ女学院
14:25 アモレカリーナ大阪
14:35 my♪ラビッツ
14:45 S-QTY:R with NEO
14:55 やっぱここ
15:05 葉月
15:15 ココロモヨヲ
15:25 時空少女~Time Machine Girl~
15:35 大阪CLEAR’S
15:45 PIP
16:00 終了
16:00 OPEN
16:00-16:50 前物販
16:50-17:00 ドキドキオープニング アクトドキドキ
17:00-17:20 1.中野ゆい
17:20-17:40 2.轟みのり
17:40-18:00 3.秋山えりか
18:00-18:20 4.ビビタ:あいな
18:20-18:50 ドキドキ抽選会ドキドキ
18:50-19:10 5.SiA
19:10-19:30 6.七瀬美菜
19:30-20:10 7.ドキドキ仲村コニードキドキ
20:10-20:30 時間調整
20:30-21:30 物販
http://ginnansai.jp/
会場:芝生ステージ
13:30 スタート
13:30 池本真緒
13:45 TAKENOYAMA24
14:00 Miniature Garden
14:15 ~アイドル歌劇団~インフローレ女学院
14:25 アモレカリーナ大阪
14:35 my♪ラビッツ
14:45 S-QTY:R with NEO
14:55 やっぱここ
15:05 葉月
15:15 ココロモヨヲ
15:25 時空少女~Time Machine Girl~
15:35 大阪CLEAR’S
15:45 PIP
16:00 終了
16:00 OPEN
16:00-16:50 前物販
16:50-17:00 ドキドキオープニング アクトドキドキ
17:00-17:20 1.中野ゆい
17:20-17:40 2.轟みのり
17:40-18:00 3.秋山えりか
18:00-18:20 4.ビビタ:あいな
18:20-18:50 ドキドキ抽選会ドキドキ
18:50-19:10 5.SiA
19:10-19:30 6.七瀬美菜
19:30-20:10 7.ドキドキ仲村コニードキドキ
20:10-20:30 時間調整
20:30-21:30 物販
ViVidRookies/浦西ひかる/地道野乃/a☆smile リトルキッズ/a☆smile 安室奈美恵/ARCUS