10minutes@なんばBEARS
2013年8月16日 アイドル
8月16日は、納涼アイドルイベント「10minutes」!
僕は司会と審査。
18:00open/
18:30/start
予約1500円
当日2000円
飲食物持込可、再入場可
18:45~各持ち時間10分
1.大阪瞳
2.愛華
3.マジカルエミちゃん
4.仲良真澄美
5.あくりる*がっしゅ
6.ゆみこーん
7.久保綾音
8.めばちっ娘フラグ
9.秋山衣梨佳
10.中原みりん
21:30~紅鶴賞発表
その後物販。
なんばBEARS
浪速区役所筋向かいのビル地下1階
ジンオートレンタカー隣
紅鶴賞とは、大阪千日前味園ビル2階のライブスペース「紅鶴」を
1日、自由にイベントで使える権利。
今回、お客さんの投票で最も支持を集めたのは、あくりる*がっしゅ。
そして、紅鶴賞は、ゆみこーんに決定した。
ゆみこーん、って誰?と思うのも無理はない。
今回が、初ステージの女子高校生(高2)ソロ。
本人もはじめてのライブでいきなり賞をとるとは意外だったようだが、かつて、10minutesに茉里ちゃん(現・いずこねこ)が登場したときのような、衝撃でした。
今後、ゆみこーんが活動を続けていくかどうかも今のところ不明なのですが、当日、彼女のステージを見たお客さんは、伝説の生き証人になったことだけは確かです!
(写真は、僕と中原みりんちゃん)
僕は司会と審査。
18:00open/
18:30/start
予約1500円
当日2000円
飲食物持込可、再入場可
18:45~各持ち時間10分
1.大阪瞳
2.愛華
3.マジカルエミちゃん
4.仲良真澄美
5.あくりる*がっしゅ
6.ゆみこーん
7.久保綾音
8.めばちっ娘フラグ
9.秋山衣梨佳
10.中原みりん
21:30~紅鶴賞発表
その後物販。
なんばBEARS
浪速区役所筋向かいのビル地下1階
ジンオートレンタカー隣
紅鶴賞とは、大阪千日前味園ビル2階のライブスペース「紅鶴」を
1日、自由にイベントで使える権利。
今回、お客さんの投票で最も支持を集めたのは、あくりる*がっしゅ。
そして、紅鶴賞は、ゆみこーんに決定した。
ゆみこーん、って誰?と思うのも無理はない。
今回が、初ステージの女子高校生(高2)ソロ。
本人もはじめてのライブでいきなり賞をとるとは意外だったようだが、かつて、10minutesに茉里ちゃん(現・いずこねこ)が登場したときのような、衝撃でした。
今後、ゆみこーんが活動を続けていくかどうかも今のところ不明なのですが、当日、彼女のステージを見たお客さんは、伝説の生き証人になったことだけは確かです!
(写真は、僕と中原みりんちゃん)
『眠り姫とバンパイア』
2013年8月15日 読書
我孫子武丸の『眠り姫とバンパイア』を読んだ。
少女の優希の章と、家庭教師の男性・歩実の章が交互に語られる。
母親に隠れてこっそりと父親に会っている優希。
優希は、父親がバンパイアになったと思い込んでいる。
歩実は、母親が離婚した夫を娘にあわせていないのだ、と思い、友人でもある前任の家庭教師に聞いてみると、意外な事実がわかった。
優希の父親は3年前に事故で死んでいる、というのだ。
ふむ。
これは面白かった。
娘は、父親がバンパイアにちがいない、と信じる理由がちゃんとあるし、また、それを望んでいたりもする。
この本は講談社のミステリーランドの1冊で、小中学生のういういしい読者が、この本によって、新本格のお得意のわざをはじめて喰らうのか、と思うと、ゾクゾクする。
少女の優希の章と、家庭教師の男性・歩実の章が交互に語られる。
母親に隠れてこっそりと父親に会っている優希。
優希は、父親がバンパイアになったと思い込んでいる。
歩実は、母親が離婚した夫を娘にあわせていないのだ、と思い、友人でもある前任の家庭教師に聞いてみると、意外な事実がわかった。
優希の父親は3年前に事故で死んでいる、というのだ。
ふむ。
これは面白かった。
娘は、父親がバンパイアにちがいない、と信じる理由がちゃんとあるし、また、それを望んでいたりもする。
この本は講談社のミステリーランドの1冊で、小中学生のういういしい読者が、この本によって、新本格のお得意のわざをはじめて喰らうのか、と思うと、ゾクゾクする。
水原章の『頭が悪い密室』を読んだ。
水原章は関西学院大学卒の日本推理作家協会会員。
本書には、1953年の『別冊宝石』に収録された「日の果て」から、1970年の『雪』に掲載された「血の掟」までの作品が集められている。
以下、目次。
第一部
白い檻
世界をおれのポケットに
人間消失
血の掟
死者からのラブレター
蛸人
第二部
けものが眠るとき
あたしは夜が怖い
死を賭けろ
頭が悪い密室
仮面をかぶって殺せ
謎を解いてちょうだい
断崖
キッスで火を点けろ
第三部
色彩学教程
解剖学教程
生物学教程
確率論教程
物理学教程
第四部
日の果て
殺意
第四部はそれぞれ『別冊宝石』、『密室』(1960年)に掲載されたもので、ページ数も多く、小説として厚みがあるが、それ以外の作品は、「デイリースポーツ」や「新大阪新聞」に掲載されたもので、短いページ数で話が進む、推理クイズみたいな味わいを感じさせるものが多い。
それが、いい!
この本は思わぬ収穫だった。
本書を読んでいて、連想したのは、推理もの(ハードボイルド)貸本マンガだった。中学のときなど、『影』や『トップ屋ジョー』シリーズ、『台風五郎』や『ゴリラ』シリーズなど、読み漁ったものだが、そのときの興奮がよみがえった。時代もほぼ同じ頃なのではなかろうか。
母校の先輩だと知っていたら、大学で推理小説同好会をしきっていたときに、お招きして、いろいろお話など聞けたのに、と思った。
タイトルになった「頭が悪い密室」は今風の題名だが、本書の真骨頂は、「キッスで火を点けろ」みたいな、貸本漫画テイストのものだと思う。
面白かった!
水原章は関西学院大学卒の日本推理作家協会会員。
本書には、1953年の『別冊宝石』に収録された「日の果て」から、1970年の『雪』に掲載された「血の掟」までの作品が集められている。
以下、目次。
第一部
白い檻
世界をおれのポケットに
人間消失
血の掟
死者からのラブレター
蛸人
第二部
けものが眠るとき
あたしは夜が怖い
死を賭けろ
頭が悪い密室
仮面をかぶって殺せ
謎を解いてちょうだい
断崖
キッスで火を点けろ
第三部
色彩学教程
解剖学教程
生物学教程
確率論教程
物理学教程
第四部
日の果て
殺意
第四部はそれぞれ『別冊宝石』、『密室』(1960年)に掲載されたもので、ページ数も多く、小説として厚みがあるが、それ以外の作品は、「デイリースポーツ」や「新大阪新聞」に掲載されたもので、短いページ数で話が進む、推理クイズみたいな味わいを感じさせるものが多い。
それが、いい!
この本は思わぬ収穫だった。
本書を読んでいて、連想したのは、推理もの(ハードボイルド)貸本マンガだった。中学のときなど、『影』や『トップ屋ジョー』シリーズ、『台風五郎』や『ゴリラ』シリーズなど、読み漁ったものだが、そのときの興奮がよみがえった。時代もほぼ同じ頃なのではなかろうか。
母校の先輩だと知っていたら、大学で推理小説同好会をしきっていたときに、お招きして、いろいろお話など聞けたのに、と思った。
タイトルになった「頭が悪い密室」は今風の題名だが、本書の真骨頂は、「キッスで火を点けろ」みたいな、貸本漫画テイストのものだと思う。
面白かった!
はちきんガールズ@ビッグステップ
2013年8月14日 アイドルビッグステップに行って、海洋堂イメージガールの「はちきんガールズ」のライブを見てきた。
あまちゃんの関連で高知県の代表になったのかな。
7曲もライブしてくれた。
あまちゃんの関連で高知県の代表になったのかな。
7曲もライブしてくれた。
『ヴァン・ショーをあなたに』
2013年8月13日 読書
近藤史恵の『ヴァン・ショーをあなたに』を読んだ。
タルト・タタンの夢のシリーズ。
以下、目次
錆びないスキレット
憂さばらしのピストゥ
ブーランジェリーのメロンパン
マドモワゼル・ブイヤベースにご用心
氷姫
天空の泉
ヴァン・ショーをあなたに
読みやすくて面白い。
ささやかな謎なので、かぎりなく普通小説に近いかな。
以下、ネタばれ
猫を逃がした子どもと、錆びなくなったスキレット
にわかベジタリアンに腹いせ
新規開店のパン屋がメロンパンを置きたくない理由
レシピの秘密と嫉妬心
氷の味で、元カレの出所を知る
星の王子様のメッセージ
アルコールを受け付けない体質を知らないフランス人
タルト・タタンの夢のシリーズ。
以下、目次
錆びないスキレット
憂さばらしのピストゥ
ブーランジェリーのメロンパン
マドモワゼル・ブイヤベースにご用心
氷姫
天空の泉
ヴァン・ショーをあなたに
読みやすくて面白い。
ささやかな謎なので、かぎりなく普通小説に近いかな。
以下、ネタばれ
猫を逃がした子どもと、錆びなくなったスキレット
にわかベジタリアンに腹いせ
新規開店のパン屋がメロンパンを置きたくない理由
レシピの秘密と嫉妬心
氷の味で、元カレの出所を知る
星の王子様のメッセージ
アルコールを受け付けない体質を知らないフランス人
『ついこの間あった昔』
2013年8月12日 読書
林望の『ついこの間あった昔』を読んだ。
『写真でみる日本生活図引』のなかから写真をピックアップして、林望が解説、随想を加えた1冊。
自分の子どもの頃の写真見ても、大昔の時代のことのように思えてしまう。
ちょっと前のことでもすぐに「古い!」と言ってしまうのは、ほんと、つまらないなあ。
本書は、大昔のことのように見える光景でも、実はほんの少し前まではこうだった、という、錯覚を正してくれる恰好の材料になろう。
以下、目次。
ついこの間あった昔-序にかえて-
ばあさんたちの文化
ピクニックの約束事
リトル・マザーズ
悪ガキの心底
チャンバラの剣士たち
荒っぽく、しかし仲良く
罠を仕掛ける
行水、束の間涼し
牡丹餅、おはぎ、女の手
子供部屋という発想
衝撃的写真
首都高速と真っ赤なN360
渋谷が田舎だったころ
馬糞の時代
黒煙上がれば国威も揚がる
テレビ様降臨の日
夏休みと洗濯機
乙女たちの晴れ姿
肥溜めの香り
聖なる汚穢
羞恥のありどころ
混浴という美風
滅びゆく技術
手仕事の風景
郵便屋さん
オバサンの籠の中には
葬式の原則
おそるべき風景
鉾をおさめて 伊根浦の捕鯨
隠居の夢
『写真でみる日本生活図引』のなかから写真をピックアップして、林望が解説、随想を加えた1冊。
自分の子どもの頃の写真見ても、大昔の時代のことのように思えてしまう。
ちょっと前のことでもすぐに「古い!」と言ってしまうのは、ほんと、つまらないなあ。
本書は、大昔のことのように見える光景でも、実はほんの少し前まではこうだった、という、錯覚を正してくれる恰好の材料になろう。
以下、目次。
ついこの間あった昔-序にかえて-
ばあさんたちの文化
ピクニックの約束事
リトル・マザーズ
悪ガキの心底
チャンバラの剣士たち
荒っぽく、しかし仲良く
罠を仕掛ける
行水、束の間涼し
牡丹餅、おはぎ、女の手
子供部屋という発想
衝撃的写真
首都高速と真っ赤なN360
渋谷が田舎だったころ
馬糞の時代
黒煙上がれば国威も揚がる
テレビ様降臨の日
夏休みと洗濯機
乙女たちの晴れ姿
肥溜めの香り
聖なる汚穢
羞恥のありどころ
混浴という美風
滅びゆく技術
手仕事の風景
郵便屋さん
オバサンの籠の中には
葬式の原則
おそるべき風景
鉾をおさめて 伊根浦の捕鯨
隠居の夢
「DANCE PE CHANCE vol.2」@vijon
2013年8月12日 ライブ『ルーシー・イン・ザ・スカイ・ウィズ・ダイアモンズ』
2013年8月11日 読書
浅倉卓弥の『ルーシー・イン・ザ・スカイ・ウィズ・ダイアモンズ』を読んだ。
アリスのパスティーシュ。
井戸に落ちた少女は、中はきっと万華鏡世界(ニアリーイコールダイアモンズ)だと期待しながら、どんな冒険をしたのかというと、
で、ルーシーは宙に放り投げ出されて、くるくる回ったりする。
作品を読み終わって感じたのは、これはアリスが不思議の国に行ったのとは全然違って、内容的にはダンテの神曲みたいだなあ、ということだった。
僕はルイス・キャロルが好きなので、向き不向き関係なく、すべての作家にアリスのパスティーシュを書いてほしいと思っているので、この本もあり。
よく頑張りました、と思う。
作品のなかのギャグは、ルイス・キャロル的なノンセンスではなく、作者が出てきてツッコミやボケをになう、あだち充みたいな笑いだった。
ビートルズに関するくすぐりもあるが、今ひとつ効果的に使われていないのが残念!
アリスのパスティーシュ。
井戸に落ちた少女は、中はきっと万華鏡世界(ニアリーイコールダイアモンズ)だと期待しながら、どんな冒険をしたのかというと、
「半人前だったみたいだけどチェシャ猫にも会ったし、四人組にマシュマロパイもいただいた。ビッグ・モアの卵黄に乗って豚たちと一緒にサーカスを見ておまけに火の輪くぐりにまで挑戦した。挙げ句はポーの作品に出てくるみたいな大きなカラスに攫われたうえ、あまつさえイモ虫たちに胴上げまでされたんですものね。」
で、ルーシーは宙に放り投げ出されて、くるくる回ったりする。
作品を読み終わって感じたのは、これはアリスが不思議の国に行ったのとは全然違って、内容的にはダンテの神曲みたいだなあ、ということだった。
僕はルイス・キャロルが好きなので、向き不向き関係なく、すべての作家にアリスのパスティーシュを書いてほしいと思っているので、この本もあり。
よく頑張りました、と思う。
作品のなかのギャグは、ルイス・キャロル的なノンセンスではなく、作者が出てきてツッコミやボケをになう、あだち充みたいな笑いだった。
ビートルズに関するくすぐりもあるが、今ひとつ効果的に使われていないのが残念!
バンドダービー@なんばBEARS~「屈折する関西パンクの上昇と下降」@コモンカフェ
2013年8月11日 ライブなんばBEARSで開催された「バンドダービー」
高校生たちのバンドの祭典を見てきた。
僕は餃子大王のメンバーとして、1曲センターでソロをとらせてもらった。
僕が餃子大王として活動するのは久々だったし、当日行って、ほぼ乱入状態での参加だったのに、こころよく迎えてくれたバンドのメンバーと、ノリノリでこたえてくれたお客さんたちに感謝。
http://www.facebook.com/events/559436080767046/
コモンカフェで、「屈折する関西パンクの上昇と下降」
西村明さん&東瀬戸悟氏の「東西」ペアで70年代後半の関西パンクの状況を回顧。
と、いうことは、関西パンクの黎明期の話で今回は終了で、続きはまた機会があれば、ということらしい。
70年代後半、僕もライブハウスなどによく行っており、関西パンクの現場を多数見てきたはずなのに、今回のトーク&写真、映像、音楽は、「ああ、懐かしい」という感じではなく、新鮮だった。
関西パンクの古びない力、という面もあるが、それ以上に、僕は関西パンクの歴史が語られる際に、その正史からはずれるようなライブを中心に見てきた感があるのだ。
僕の記憶力と、資料を残しておく性格がどちらも欠けているため、すべては闇の中だ。
ああ!
http://www.talkin-about.com/cafelog/?itemid=2004
高校生たちのバンドの祭典を見てきた。
僕は餃子大王のメンバーとして、1曲センターでソロをとらせてもらった。
僕が餃子大王として活動するのは久々だったし、当日行って、ほぼ乱入状態での参加だったのに、こころよく迎えてくれたバンドのメンバーと、ノリノリでこたえてくれたお客さんたちに感謝。
http://www.facebook.com/events/559436080767046/
コモンカフェで、「屈折する関西パンクの上昇と下降」
西村明さん&東瀬戸悟氏の「東西」ペアで70年代後半の関西パンクの状況を回顧。
と、いうことは、関西パンクの黎明期の話で今回は終了で、続きはまた機会があれば、ということらしい。
70年代後半、僕もライブハウスなどによく行っており、関西パンクの現場を多数見てきたはずなのに、今回のトーク&写真、映像、音楽は、「ああ、懐かしい」という感じではなく、新鮮だった。
関西パンクの古びない力、という面もあるが、それ以上に、僕は関西パンクの歴史が語られる際に、その正史からはずれるようなライブを中心に見てきた感があるのだ。
僕の記憶力と、資料を残しておく性格がどちらも欠けているため、すべては闇の中だ。
ああ!
http://www.talkin-about.com/cafelog/?itemid=2004
LinQ@エディオンJR尼崎~彌勒フィルムオーケストラバージョン@神戸Kiito
2013年8月10日 映画エディオンJR尼崎店で、LinQのライブ。
昨日とはメンバーが異なっており、僕のイチオシ、伊藤麻紀が今日は出演している、とあって、喜び勇んで行った。
お客さんが多すぎて、メンバーの姿がほとんど見えなかった。
旧神戸生糸検査所に行って、「彌勒」フィルムオーケストラver.を見てきた。
林海象監督が稲垣足穂の「彌勒」を映画化!
この上映会では、音声と効果音を残して、音楽の部分がカットしてあり、音楽は生演奏で上映された。クスミヒデオさんとか参加してた。
こういう野心的な催しは、えてして狙いはいいけど、空振りに終わることが多いのだが、「彌勒」は見事な白昼夢的イベントになっていたと思う。
開場前には、白いスーツに赤の蝶ネクタイ、ステッキをついた林海象監督が、挨拶。
会場の広さを利用して、映像と写真(永瀬正敏撮影)、さらには映画で使用された飛行機などのインスタレーション、ライブペインティングなど、この上映会だけの特別な展示もあった。
イベントは、まず、ダンス、マイム、マジックエンタテインメントの「ギア」から3人が舞台上でファンタスティックなパフォーマンス。
映画に登場する少年たちが客席後方からあらわれて、作中の稲垣文学的せりふを再現する寸劇の後、上映開始。
映画の内容については、よくぞ映画化してくれた、と感謝の気持ちでいっぱいになった。
上映後は林海象監督、主演の永瀬正敏、少年たちをはじめ、作品に関わった人たちをまじえてトーク、さらには、映画に登場した少年たちが、「大人の女」となって芸術的パフォーマンスを演じた映像を特別に上映(永瀬正敏も出演)
終わって外に出たら、7時過ぎ。
8月の夜の神戸の空が出迎えてくれた。
昨日とはメンバーが異なっており、僕のイチオシ、伊藤麻紀が今日は出演している、とあって、喜び勇んで行った。
お客さんが多すぎて、メンバーの姿がほとんど見えなかった。
旧神戸生糸検査所に行って、「彌勒」フィルムオーケストラver.を見てきた。
林海象監督が稲垣足穂の「彌勒」を映画化!
この上映会では、音声と効果音を残して、音楽の部分がカットしてあり、音楽は生演奏で上映された。クスミヒデオさんとか参加してた。
こういう野心的な催しは、えてして狙いはいいけど、空振りに終わることが多いのだが、「彌勒」は見事な白昼夢的イベントになっていたと思う。
開場前には、白いスーツに赤の蝶ネクタイ、ステッキをついた林海象監督が、挨拶。
会場の広さを利用して、映像と写真(永瀬正敏撮影)、さらには映画で使用された飛行機などのインスタレーション、ライブペインティングなど、この上映会だけの特別な展示もあった。
イベントは、まず、ダンス、マイム、マジックエンタテインメントの「ギア」から3人が舞台上でファンタスティックなパフォーマンス。
映画に登場する少年たちが客席後方からあらわれて、作中の稲垣文学的せりふを再現する寸劇の後、上映開始。
映画の内容については、よくぞ映画化してくれた、と感謝の気持ちでいっぱいになった。
上映後は林海象監督、主演の永瀬正敏、少年たちをはじめ、作品に関わった人たちをまじえてトーク、さらには、映画に登場した少年たちが、「大人の女」となって芸術的パフォーマンスを演じた映像を特別に上映(永瀬正敏も出演)
終わって外に出たら、7時過ぎ。
8月の夜の神戸の空が出迎えてくれた。
ヤマダ電機LABI1なんばで、LinQのインストアライブを見た。
午後2時~、午後6時~
両方の回とも、5曲+替え玉(アンコール)1曲の計6曲ずつ。
大阪には30人ほどいるメンバー中、7人が来ており、勝手に「神セブン」と自称して笑いをとっていた。
http://www.loveinq.com/
大阪高島屋で、「アルプスの少女ハイジとスイス展」見てきた。
アニメのハイジ放映40周年特別企画。
原作のハイジや、作者ヨハンナ・シュピーリ関連の展示もあり、
アニメのシーンと、実際のスイスの風景との比較とか、
設定資料やスケッチ、アニメ全話の要約、各キャラクターの等身大解説、
杉山佳寿子、小田部羊一が当時を語る映像、
アニメのクララが立つ回の上映などなど。
適当にささっと見てまわる予定だったのに、あまりの充実ぶりに、時間を忘れて長居してしまった。
http://www.heidi.ne.jp/pg366.html#大阪タカシマヤ:スイス展
なんばBEARSで灰野敬二さんのライブ見てきた。
次から次へと、音の可能性を探求するかのようなライブだった。
帰りに打ち上げ誘われたけど、金欠で見送ったのが無念。
http://www.fushitsusha.com/
午後2時~、午後6時~
両方の回とも、5曲+替え玉(アンコール)1曲の計6曲ずつ。
大阪には30人ほどいるメンバー中、7人が来ており、勝手に「神セブン」と自称して笑いをとっていた。
http://www.loveinq.com/
大阪高島屋で、「アルプスの少女ハイジとスイス展」見てきた。
アニメのハイジ放映40周年特別企画。
原作のハイジや、作者ヨハンナ・シュピーリ関連の展示もあり、
アニメのシーンと、実際のスイスの風景との比較とか、
設定資料やスケッチ、アニメ全話の要約、各キャラクターの等身大解説、
杉山佳寿子、小田部羊一が当時を語る映像、
アニメのクララが立つ回の上映などなど。
適当にささっと見てまわる予定だったのに、あまりの充実ぶりに、時間を忘れて長居してしまった。
http://www.heidi.ne.jp/pg366.html#大阪タカシマヤ:スイス展
なんばBEARSで灰野敬二さんのライブ見てきた。
次から次へと、音の可能性を探求するかのようなライブだった。
帰りに打ち上げ誘われたけど、金欠で見送ったのが無念。
http://www.fushitsusha.com/
堀川アサコの『幻想電氣館』を読んだ。
あの世とこの世の境目にある映画館。
この映画館で映画「走馬灯」を見ると、成仏できるのである。
と、いうようなストーリーだけ聞くと、ファンタジーそのものなのだが、これ、れっきとしたミステリーとして決着がつくのである。
以下、目次
第一章 シリトリからはじまる
第二章 幽霊が見えたりするので
第三章 大伯母さまとゲルマ電氣館
第四章 ゲルマ電氣館のお仕事
第五章 スクリーンの向こうから
第六章 霊感のない幽霊…
第七章 皆が集まる
第八章 対決
第九章 うるさい、いとしい
これ、前作の『幻想郵便局』の続編らしいが、未読なので、早いうちに読まねば。
読みやすくて、推理の要素も面白い!
羽毛布団だの火災警報器だの、インチキ悪徳業者の訪問でも、寂しい人にとっては、ありがたくうれしいものだ、というくだりは、ブラッドベリの作品にも通じるし、K元美津の年賀状をテーマにした劇画にも通じるものがある。
あの世とこの世の境目にある映画館。
この映画館で映画「走馬灯」を見ると、成仏できるのである。
と、いうようなストーリーだけ聞くと、ファンタジーそのものなのだが、これ、れっきとしたミステリーとして決着がつくのである。
以下、目次
第一章 シリトリからはじまる
第二章 幽霊が見えたりするので
第三章 大伯母さまとゲルマ電氣館
第四章 ゲルマ電氣館のお仕事
第五章 スクリーンの向こうから
第六章 霊感のない幽霊…
第七章 皆が集まる
第八章 対決
第九章 うるさい、いとしい
これ、前作の『幻想郵便局』の続編らしいが、未読なので、早いうちに読まねば。
読みやすくて、推理の要素も面白い!
羽毛布団だの火災警報器だの、インチキ悪徳業者の訪問でも、寂しい人にとっては、ありがたくうれしいものだ、というくだりは、ブラッドベリの作品にも通じるし、K元美津の年賀状をテーマにした劇画にも通じるものがある。
ニコラス・ケイジ主演。
タイムカプセルのなかにあったのは、世界の災害を予知して残された預言だった。
ニコラス・ケイジは暗号を解いて、なんとかしようとするけれど、やっぱり何ともならず、遺恨のあった親と和解して、世界の終わりを迎える。
こんな風に終われるなら、御の字ではないか。
僕はつい最近、世界はこんなふうにして終わるのだ、ということを人に説明している夢をみた。その夢のなかで僕が語る「世界の終わり」は、愚痴をこぼしながら化粧している最中に、不意に世界が終わってしまうのだ。
スペクタクルもなにもない。
それではやっぱりつまらないな、と思うのであった。
タイムカプセルのなかにあったのは、世界の災害を予知して残された預言だった。
ニコラス・ケイジは暗号を解いて、なんとかしようとするけれど、やっぱり何ともならず、遺恨のあった親と和解して、世界の終わりを迎える。
こんな風に終われるなら、御の字ではないか。
僕はつい最近、世界はこんなふうにして終わるのだ、ということを人に説明している夢をみた。その夢のなかで僕が語る「世界の終わり」は、愚痴をこぼしながら化粧している最中に、不意に世界が終わってしまうのだ。
スペクタクルもなにもない。
それではやっぱりつまらないな、と思うのであった。
ガブリエル・アプリン@タワーレコード難波
2013年8月8日 音楽仕事前にタワーレコード難波店で、ガブリエル・アプリンのミニライブを見た。
東京のサマーソニックに出るシンガーソングライター。
これが日本初ライブらしい。
FM802のヘヴィーローテーションになっている「パニックコード」は、恋愛における男女のすれちがいを描いてるのか、と思ってたけど、昨日のトークによると、思い込みのはげしい勘違い男から手紙とか要らないプレゼントされた体験がもとになった歌なんだって!
東京のサマーソニックに出るシンガーソングライター。
これが日本初ライブらしい。
FM802のヘヴィーローテーションになっている「パニックコード」は、恋愛における男女のすれちがいを描いてるのか、と思ってたけど、昨日のトークによると、思い込みのはげしい勘違い男から手紙とか要らないプレゼントされた体験がもとになった歌なんだって!
湊かなえの『贖罪』を読んだ。
以下目次
フランス人形
PTA臨時総会
くまの兄妹
とつきとおか
償い
終章
少女殺害の目撃者は、少女4人。
口をそろえて、犯人の顔を思い出せない、と証言した。
少女の母親は、そんな少女たちにヒステリックに暴言を吐く。
その後の少女たちの人生、母親の人生が描かれる。
非常におもしろくて、読む手が止まらないのだが、扇情的で、まるでインターネットの掲示板や匿名コメントなどで読むような、下品さ、下世話さが気になった。テレビドラマみたい、とでも言おうか。
この作品に出てくるような人たちが周囲にいないことを、どれだけ感謝したことか。
犯人は、それと知らずに自分が生ませた子どもを手にかけていた、とういうことが最後にわかるが、それを古典的な悲劇のパターンとしてでなく、いらぬサプライズだと思わせてしまう、品のなさは、どういうことなんだろう。
ドラマ向けだ、という思いがさらに強まる。
以下目次
フランス人形
PTA臨時総会
くまの兄妹
とつきとおか
償い
終章
少女殺害の目撃者は、少女4人。
口をそろえて、犯人の顔を思い出せない、と証言した。
少女の母親は、そんな少女たちにヒステリックに暴言を吐く。
その後の少女たちの人生、母親の人生が描かれる。
非常におもしろくて、読む手が止まらないのだが、扇情的で、まるでインターネットの掲示板や匿名コメントなどで読むような、下品さ、下世話さが気になった。テレビドラマみたい、とでも言おうか。
この作品に出てくるような人たちが周囲にいないことを、どれだけ感謝したことか。
犯人は、それと知らずに自分が生ませた子どもを手にかけていた、とういうことが最後にわかるが、それを古典的な悲劇のパターンとしてでなく、いらぬサプライズだと思わせてしまう、品のなさは、どういうことなんだろう。
ドラマ向けだ、という思いがさらに強まる。
東野圭吾の『新参者』を読んだ。
第一章 煎餅屋の娘
第二章 料亭の小僧
第三章 瀬戸物屋の嫁
第四章 時計屋の犬
第五章 洋菓子屋の店員
第六章 翻訳家の友
第七章 清掃屋の社長
第八章 民芸品屋の客
第九章 日本橋の刑事
加賀恭一郎シリーズ。
短編連作なのかと思っていたら、さすが。
1つの事件を追ううちに、その際に聞き込みした人など、事件の真相とは直接関わらない人たちの、それぞれの謎を解き明かしていく。
この発想にうなった。
この作品は、テレビ番組の第一話だけ再放送で見て、途中の推理小説的発想に感心して、原作を読んでみたのだが、いや~、ドラマよりも原作のほうがよかった。
きっと、ドラマにするにあたっては、原作にない部分を付け加えなくてはならず、そこが推理小説ファンにとっては、蛇足だと受け取られるのだと思う。
第一章 煎餅屋の娘
第二章 料亭の小僧
第三章 瀬戸物屋の嫁
第四章 時計屋の犬
第五章 洋菓子屋の店員
第六章 翻訳家の友
第七章 清掃屋の社長
第八章 民芸品屋の客
第九章 日本橋の刑事
加賀恭一郎シリーズ。
短編連作なのかと思っていたら、さすが。
1つの事件を追ううちに、その際に聞き込みした人など、事件の真相とは直接関わらない人たちの、それぞれの謎を解き明かしていく。
この発想にうなった。
この作品は、テレビ番組の第一話だけ再放送で見て、途中の推理小説的発想に感心して、原作を読んでみたのだが、いや~、ドラマよりも原作のほうがよかった。
きっと、ドラマにするにあたっては、原作にない部分を付け加えなくてはならず、そこが推理小説ファンにとっては、蛇足だと受け取られるのだと思う。