オールナイトで遊んだからと言って、翌日夕方まで睡眠なんかしていては、時間がもったいない。と、言うわけで、今日は正午にでんでんタウンのトップジャパンに出かける。
なんと子供モデルのエンジェルプロダクションが「エンジェルホリデーSP VOL.1」と題する無料イベントをするのだ。
http://www.angel-pro.com/
まず正午は井上梨紗ちゃんが一日店長さんで、新作などを販売。猫耳にメイド服という考えてみれば不思議な店長姿。
このときに整理券を配って、午後2時からは5階のイベントホールでいよいよイベントだ。
この日参加したのは、miyu(9才)、yuuna(10才)、yurie(12才)、鏡りな、まお(8才)、井上梨紗、司会には竹中まき(19才)
いくつかの質問コーナーの後、miyuが今日誕生日だったので、ケーキが出て来た。
撮影会は3人ずつ立ち位置かえて1分ずつ、竹中まきちゃんは1人で。
オリジナルカレンダーを賭けてのゲーム大会は、旗あげとブタミントンで、抽選で当たったお客さんがそれぞれモデルさんと戦う。
お客さんとモデルさんたちとの全員握手会までを参加した。
CD-R写真集などを購入した人にはその後もサイン会があったが、何も購入していないので、ここまでで切り上げ。
小学生モデルのイベントに行くなんて、この時期、どうかしていると言われてもしかたがない。でも、「どうかしている」くらいでないと、保守的な生活を営む愚を犯すことになる。それでは生きている意味がない。すぐに貯金をおろして僕に託した方がよっぽど有意義である。人からうしろ指をさされるくらいで、人間はちょうどいいのだ。

今日のイベントは丼野、安井くん、田中くん、三宅くん、村上さんという仲良したちで回っている。昨日のメンツと言っていい。

十日戎なので、出店を見てたまこんにゃくを食べたり、105円パン屋さん「ぶうらんじぇ」で寒いカフェを満喫した後、メイド喫茶CCOちゃに。
今日はえべっさんメニューで、ふだんはメイド服のメイドさんたちが、今日は巫女さんの格好をしている。なお、安井くんのBLOGでもこの日のことがとりあげられているが、通常の喫茶店にいるのはメイドさんではなくて、「ウェイトレス」なのである。メイドとウェイトレスでは、大違いなのだ。
午後6時からは巫女さんたちのハンドベル演奏もあり、ゆったりとした気持ちのいい時間が流れていく。凧上げに行きそこねた村上さんのまぶたがすーっとおりかける。多忙な三宅くんも目を閉じて音楽を聞いている。たいがいいつも疲れている丼野にいたってはテーブルにつっぷして爆睡だ。そんなまどろみ具合が面白くて笑いがこみあげてくる。
今日も楽しい一日。まさしく、天使の休日、エンジェルホリデーだ。
日本橋でんでんタウンにある女給さんカフェ「ドラゴンハート」は、土日の昼間だけ開店している。
広い店内、ソファ、おいしい料理なので、宣伝の仕方によっては大入り満員になるはずだ、と思ってたら、やってくれました。
でんでんタウンのヒーロー研究所前からロールスロイスリムジンでの送迎、というなんだかよくわからないサービスをしていた。
こういうのは、不条理なほど面白い。
リムジンでぐるっとでんでんタウンを回って店まで行く。
一種の観光バスや遊覧船という感覚なので、これで特に料金も発生しないのだから、楽しい楽しい。
今日はいつもよりたぶんお客さんは多かったのだろう。
でも、まだ空席があった。
後でよく考えてみると、このドラゴンハートのすぐ近くに新しいメイド喫茶「カフェドール」がグランドオープンしたのが、同じ8日だったのだ。
ドラゴンハートも客を入れるためにリムジンを導入し、カフェドールもグランドオープンでメイドさんとのゲームなどイベントを組んでいる。
こんな競争ならおおいに結構だ。

さて、今日はウィングで童貞イベントがあったのだが、諸事情があって打ち上げだけに参加した。
たどりついたら、ほとんど終わりかけで、「ええっ」という感じだったが、二次会があったのでそのままなだれ込んだ。
22日の「HELP!」の打ち合わせも兼ねるつもりだったが、あまり進まず。

元日の過ごし方

2005年1月1日 日常
大晦日の格闘技番組、録画しておいたのを見た。
今回はK1もプライドも消化不良の試合が少なくてよかった。
自分の応援している方が勝つ試合が多かったのもいいと思った一因だろう。

元日から行ったのはメイド喫茶CCOちゃ。正月メニューになっており、店頭ではふるまい酒もあったが、メイドさんはいつものメイドさん。一緒に行ったよっしぃーも田中くんもメイド喫茶を絶賛。店の姿勢として、やたらがっついていないのがとても気持ちいいのだ。「オタクのみなさん、こんなのが好きなんでしょう」というようなギミックを感じさせない点が評価できる。
その後、ごくごく普通に生國魂神社、護国神社、トイザらスと初もうでのハシゴ。
生國魂神社はおまいりに長蛇の列ができており、「ここに並んでいる奴らを皆殺しにしてください」とお祈り。(嘘)
護国神社は「おまえらが戦争に加担した臆病な殺人者か。反省しろ」とお参り。(嘘)
住ノ江公園のトイザらスは、かつて住吉大社に行こうとして間違えて行ってから、毎年恒例の初もうで先になった。僕にとっては神社よりもこっちが聖地だ。
住之江公園駅周辺はファーストフードにファミリーレストラン、回転寿司にコンビニ、ドンキホーテ、といった子供が都市計画をたてたような薄っぺらさがたまらない。
こんなところに住んでいたらきっと馬鹿になると思った。もともと馬鹿なので、それが容認されて抜けだせない、という方が正しいか。
ファミリーレストランで晩ごはん食べた後、難波に戻って神戸屋キッチンで明け方まで楽しくしゃべる。
その後は別開催の新年会に合流しようと朝遅くまであちこち漂流したが結局は単独漂流に終わった。
今年の抱負なんてものを考えた方がいのかもしれないが、毎年、そんな抱負、1ヶ月も覚えていないので、「いろいろ覚えておけるよう、記憶力をアップする」ことをこの1年の目標にしておこう。
どうせ1週間後には忘れてそうだけど。

迷い道

2004年12月25日 日常
今日から東京。
いつもと違う場所にホテルを予約していたので、場所がわからなくて、えらいことになった。駅のタウンページで調べたホテルの住所を書き間違えてしまったらしく、えんえんと住宅街を3時間迷ったのだ。探しても探してもホテルはない。家ばっかりだ。家以外にあるものは、神経外科や内科の医院、寺に墓場、枯れ木、明かりの消えた学校、誰もいない公園。これではまるでトワイライトゾーンに迷い込んだも同然ではないか。
何度か住所を確認し、何度も地図を見て、なんとかたどりつくことができた。
到着してみれば、駅から1分のところである。

そんなわけで、今日は移動だけ。
移動中に考えていたのは、とても恥ずかしいことだ。
大昔のことになるが、僕には同時に5人の恋人がいた。そのことは特に隠すわけでもなかったので、知っている人が何人もいる。
で、昨日のライブの打ち上げ後、女の子にそのことについて聞かれたのだ。
そのとき、僕は、「そのときの自分は、今考えてみると最低だ」と言った。
理由は「5人の誰をも幸せにできなかったから」だ。
今日考えると、そんな理由は自分をとりつくろった嘘のように思える。
僕が当時の自分を「最低」と評するのは、本来モテる要素の全くない自分が、ちょっと複数彼女ができたからと言って、すっかり天狗になって武勇伝のようにそれを臆面もなく語る醜さにあるのだ。そして、それを、現在の自分が半ば羨みながら否定しているにすぎない。
あくまでも僕は自分の中だけで完結していて、「彼女を幸せにできなかった」なんてところまで考えが及んでいなかったのだ。
当時の自分を「最低」と否定し、結果として今の自分を1段高いところにいる者として、僕は相手の女の子にアピールしたかったのだろう。だが、僕はその頃から何も変わっていない。最低のままだ。僕は今でも複数の女の子を同時に愛せてしまう人間だ。それが最低なのだとしたら、今なお最低だろう。ただ、当時と違うのは、幸か不幸か、僕のことを好きになってくれる女の子が複数あらわれるなんてことがないだけなのだ。1人あらわれるだけで御の字と言うべきだろう。
恋愛については僕はいつまでも堂々回りから抜けだせないでいる。
こんなことを考えながら歩いていたんだから、心身ともに迷っていた1日だったというわけだ。
今日は梅田のキリストンカフェでサウンドアーチストの安井献くんの誕生祝い。デザートを3つほど盛り合わせたのを頼むと、店員さんがハッピーバースデーで祝ってくれるのだ。
誕生祝いを用意していなかったので、急遽ゲーマーズで「はじめてのおるすばん」のガチャガチャをして、安井くんにプレゼントすることにした。この「はじめてのおるすばん」は18才未満おことわりのフィギュアで、幼女のHな姿態をかたどった、きわめてマニア向けのものだ。「わたしのおにいちゃん」のエグイバージョンみたいなものと言えばわかりやすいだろうか。日本橋ではイエローサブマリンの店頭に置いてあったのだが、すぐに姿を消したいわくつきのガチャガチャ。ゲーマーズには2台設置してあった。
さて、ここでトラブル。イエローサブマリンでは「100円玉5枚」で購入するタイプだったので、100円硬貨を用意していったのだが、ゲーマーズのは「500円玉1枚」のタイプだった。間違えて100円玉を入れてしまい、「しまった」と思っても後の祭。その100円を回収しようとしてもいっこうにうまくいかない。「はじめてのおるすばん」のガチャガチャの前でえんえんとゴソゴソやっている僕を「幼女マニアがいつまでもガチャガチャの前から離れないぞ」と言う目で見ながら街の人々が何十人も通りすぎていく。10分間ほど奮闘していたが、ついにあきらめて店員さんを呼んだ。店員さんは「幼女マニアの上に100円玉と500円玉の区別もつかないのか、こいつ」と、きっと心の中で思いつつ、なんとか100円玉を回収してくれた。僕は店に入り500円硬貨に両替えしてもらい、きっと「こいつ、今からあの幼女マニアのフィギュアを買うんだな。しかも2つか!」と思われながらやっと購入した。約束の時間を大幅に過ぎていた。
集まったのは僕、安井くんと自分BOXのマイちゃん。安井くんはきっとあのガチャガチャを家の玄関に飾るか、車のエンブレムとして目立つところにつけておいてくれるに違いない。いや、ひょっとすると携帯電話に貼付けて常備するかも。

今日読んだ本は船戸与一の『降臨の群れ』だ。
アメリカによるイラク大虐殺前夜。インドネシアのアンボンではイスラムとプロテスタントの抗戦が続いていた。イラクへの攻撃が開始されればイスラムの怒りが爆発するのは必定、イスラム原理主義やテロ組織などがアンボンで大きな勢力を持ちはじめている。一方、プロテスタントは南マルク独立を目指しつつ、イスラム排除のため内戦を続ける。それらの間で、宗教とは無関係に金目当ての亡者どもが暗躍する。イスラムを殺せば「プロテスタントが殺ったに違いない!」と証拠もなく即決めつけられる情勢なのだ。逆もまたしかり。
また、インドネシア政府としては、原理主義も困るし独立も困る。両方を衝突させて共に滅ぼしてしまおうと、策略が練られる。
この本ではイスラム、プロテスタント両方の側に、単純で「あっちは敵だ」と信じ込んでしまう人物を配して、彼らがゴリゴリの武闘派に変貌していくさまを描いている。一方、どちらの側からも利用される日本人技術者も登場。ヒ−ロ−的活躍はいっさい無く、最後まで陰謀に利用されつくす。
この本ではとにかく人がよく死ぬ。あっさりと死ぬ。
アメリカが虐殺したイラク人は10万人を越えるという。それくらいの命の安さをこの本でも味わえる。
インドネシア情勢を描いた面白い冒険小説だが、誰が正義の側、というわけでもない。
ただ、登場人物が神や金儲けのために、非人間性をあらわにしていく過程が描かれるのだ。
巻き込まれた日本人だけがなんだかのんびりした印象を受ける。宗教と金は人間を非人間にする機械なのである。
こんな宗教内戦の本読んだ日にキリストンカフェに行くとは、えらく宗教づいた1日だ。
体調も悪く、お金も底をついたので、閉館まで図書館にいた後は、家で録画しておいたビデオを見て過ごした。帰り道で傘もろとも飛ばされそうになった。危ない、危ない。
まずはパンクラス9月24日後楽園ホール。謙吾がアレックス・ロバーツに負けた試合(謙吾には何も期待していない。何かハッとさせる試合でもしてみろ)、北岡悟がヒース・シムズと引き分けた試合(これ、北岡の完敗じゃないのか?本人も引き分け判定にびっくりしてたぞ)くらいが印象に残った。パンクラスの選手というと、プライドなどに出場しては破れて帰ってくる「負け役」みたいな印象がある。ジョシュ・バーネットはそのジンクスを破ることが出来るのか?
次は全日本キックボクシング9月23日後楽園ホール。面白かったのは、ヘビー級王者の西田和嗣が掣圏武芸トーナメント王者桜木裕司に負けた試合だ。お互い闘いきった、という清清しさがある。メインの試合で快勝した白鳥忍(モンゴル)には、K1に出てもらい、その実力を試してきてもらいたい。

人間講座の10月〜11月のラインナップはどれも面白そうだ。
月曜は安野光雅の「絵とイマジネーション」学生時代はよく安野光雅の本を読んでいた。15年くらいは彼の世界からは離れていたので、懐かしい一方、今は彼がどんな位置にいるのかを確認したい。
火曜は最上敏樹の「いま平和とは〜新しい戦争の時代に考える」何か刺激的な視点を出してくれるか期待。
水曜は米長邦雄の「大局を観る〜米長流将棋と人生」これは1回目からすごかった。僕は囲碁にもチェスにもマージャンにも興味が湧かないが、将棋は大好きだ。米長永世棋聖は1回目の放送で、将棋が他のゲームと何が違うのかを説明してくれる。テレビ見ていて「おおーっ!」と何度も感心した。その内の1つを書き留めておこう。メモメモ。戦後、占領軍が将棋指しの升田幸三に対して、次のように言った。「チェスにはキングもいるが、クイーンもいる。それに比べて、将棋は王しかいなくて殺伐としているじゃないか」それに答えて升田幸三は、どう切り返したか。見逃した人は再放送で確認を。将棋のルールでは取った駒を自分の手駒として使うことができる。それに戦争捕虜の問題を絡めて、「将棋流の考えでは、捕虜をコキ使っても平気だということになるな」と揶揄されて、升田幸三はどう切り返したか。未見の人は再放送で。

ABC朝日放送で「ハロプロやねん」の2回目。メロン記念日が進行する。柴田の声はガラガラ。27日発売の「シャンパンの恋」と「スキップ」がかかる。料理が下手そうなハロプロメンバーは、平べったい玉子焼きしか作れない村田は当たり前すぎるということで除外の後、紆余曲折を経た後、料理をしそうにない人ということで、チャーミーに決定。

本当ならもっと本を読むかビデオで映画でも見たかったのだが、睡眠不足のうえ風邪薬が効いてきた。外は大雨っぽい。今日は3時で早くもダウンだ。

誕生会

2004年9月20日 日常
今日の予定。
千里中央のセルシー広場でキッズダンスのライブ。ダンススクールのこどもたちが次々と登場してダンスを披露。めったに見られない未知のスクールの発表会。これは必見。
京都ダイヤモンドシティ・ハナでミューズのライブと、パーソンズガールのファッションショーなど。登場する大倉梓ちゃんは、ESSEダンスコンテストでコスチューム賞もらったチェリーエンジェルの子。タカミープロジェクトでもお馴染み。これも必見である。
さて、予定どおり行ったかな?
まずセルシー広場に行き、ダンスを見た。オリジナルの楽曲はなく、特に衣裳に凝るわけでもなかったが、あまり見たことのないスクールの子たちだったので、新鮮だった。「愛のために」や「世界で一つだけの花」など歌も披露していた。
ところが2時間くらいのステージだと思うが、30分ほどで切り上げた。
京都のダイヤモンドシティ・ハナにも行かず。
連れの調子が悪くて、急遽中止にしたのだ。人間、体力が不可欠ですね。

帰宅途中、道の真中で大声で喧嘩している人たちがいた。電車の中では子供が泣いていた。帰宅してみると、猫が緊張に満ちた表情で僕の顔色をうかがっていた。
今日はどうも不穏な空気が支配しているようだ。
こんな日は、うっかり憂鬱な気分になって、大切なものを失ったりしてしまうのだ。
僕もすっかり気分が落ち込んで、車に体当たりして跳ねとばしたくなったり、屋上から空中を歩いて別のビルに移動したくなったり、要するに自暴自棄な試みをしたくなってきた。
危ない。
夕刻から梅田のキリストンカフェでヘルメッツの勝さんの誕生会。自分BOXのマイちゃん、オッチー夫妻、サウンドア−チスト安井くん、有線放送田中くんが集った。
いつもいつも楽しい。
すっかり鬱な気分で一言もしゃべらず、目に涙を浮かべていた僕(嘘)もすっかり救われた。
この場にはいなかったけど、鶴岡法斎くんは今日、9月20日生まれらしい。『マンガロン』にそう書いてあった。
今日から東京だ。
月に1度の古本市に寄って、図書館で借りて読むには大部と思われる本を購入した。しまった、この本を持ったまま東京に行くのか、と思ったが、出逢いは縁なのだ。「重いから」なんて、腰抜けな理由でやめるわけにいかない。
バスの出発時刻までの時間を利用して、阪神百貨店に行き、先駆舎スタースクールのサマーダンスフェスティバルを見た。ジュニアモデル、タレントを目指す女の子たちがユニットにわかれて、ダンスを披露してくれる。今年の4月に開校したばかりだから、これがイベント初お披露目になる。
出演は、チャム(5人)、スターファイターズ(6人)、アンナ(5人)、キドアイラック(6人)
午前11時から、2組ずつダンスして、しばらく休憩、30分後にまた2組登場、という時間割りで、午後1時までの予定で行われた。僕はバスが12時10分発なので、上記の4組だけを見る事ができた。半分見た勘定になるのか。ダンスのナンバーは、10人祭とか、キューティーハニーなど。会場が狭かったせいもあってか、ダイナミックなダンスではないが、出てくる女の子たちの可愛さは、さすがモデル志望と思わせるものがあった。
なかでも、「アンナ」のトダ・アンナちゃんは、ユニットに名前を使われるだけあって、有望株としてとらえておこう。
会場で勇太くんに会った。僕は「ひさしぶり」なんて挨拶したが、勇太くんはよく僕を見かけていたようだ。15日のイベントに来てくれるような発言。これはうれしい。
阪神百貨店にはMINI-Kのマウスくんも来ており、先駆舎そっちのけで追いかけたりした。

バスで東京へ。
車中で読書がいつもの行動なのだが、疲れがたまっているのだろうか。50ページも読まないうちに睡眠。情報量の多い本を読むと、たちまち眠くなってしまう。これは僕の脳のキャパシティではいたしかたない。脳から煙が出て来て、エンストするみたいだ。
ホテルにチェックインして、もっぱらテレビ。ジャパンカウントダウンやCDTVでモーニング娘。見たり、ZONE見たり、登竜門Fで小倉優子見たり。
明日が本番だ。

図書館にて消ゆ

2004年8月6日 日常
明日から東京なので、今日はその準備に1日をあてることにした。
その決心は早速崩れる。夜勤明けに図書館に出かけた。最近、美学関連の本を読むことが多かったので、画集や写真集などでビジュアルを見てみたかったのだ。結局、閉館まで図書館にねばることになった。
と、閉館直前に、思いもかけぬものを見た。書架と書架のあいだを漂うオフェーリア、大北さんだ。「保山さん!」と驚いて出した大声は静寂の図書館をカタストロフに導く。数冊本を選んで借りているあいだに、オフェーリアは姿を消していた。ヴァニッシュ。僕はバルカン超特急ならぬ大阪市営地下鉄で帰路についた。
今日行くはずだった寝屋川での創叡ライブは、間に合わなくてパスした。
こんなふうに、行く予定だったものをキャンセルしてしまうのは、だらけているせいだ。
最初から実現には無理のあるスケジュールだったような気もするが、無理するくらいでないと、つまらない。無理が通れば道理は引っ込むのだ。と自分を叱咤。疲れや眠気で見たいものや読みたい本を逃してしまうのは、なんとももったいない。体力をつけねば。
図書館では見つからなかった本をジュンク堂で探し、閉店で追い出されて帰る途中に、松本亀吉くんにばったり会う。
外に出ていると、こうして何だか人に会ったりするのが、刺激になって面白い。
帰ってからかなりたってから、ミック宮川から留守番電話が入っていたことを知る。
大阪に帰っていたらしい。もう少し早く帰っておくべきだった。
外でポンポン音がするなと思ってたら、どこかで花火大会が開かれていたらしい。ベランダからしばし花火見物で楽しんだ。
そこからが、本来の予定だった明日の準備だ。
行きたいところの下調べと、イベントに出るユニットの下調べ。
修学旅行のときなどに作る「旅のしおり」みたいなものを作る気分だ。
予約録画しておいた番組などを見ていると、あっと言う間に真夜中になった。
ここに至って、「ちょっとくらい眠っておかないと、明日がたいへんだ」なんて弱気が頭をもたげてくる。実在しない「明日の苦労」なんかのために今無理に眠ることはない。
そう強く思って、読書をはじめると、いきなり眠くなってきた。
心おきなく寝ることにしよう。

乱歩の世界

2004年7月27日 日常
今日は仕事までの時間を、東京に行ってた間に予約録画しておいたテレビ番組の消化にあてた。
面白かったのはETV特集の江戸川乱歩特集「乱歩の幻」
美輪明宏と荒俣宏のバケモノ対談に辻村寿三郎、森村誠一。
最近読んでいる高山宏のルサンチマンが伝染したのか、推理小説が純文学から歯牙にもかけられず、徹底的に低いものとみなされてきた歴史に興味が湧いた。
今でもいわゆる文学を読む方が、推理小説を読むことに比べて高尚であり、よいことだと思っている人間も存在しているかもしれない。
そのような過去の人間は放置しておけば自滅してしまうので、なんとかエンタテインメントに目覚めてもらって、人間として更正してほしいと思う。
また、乱歩の世界につきものの「変装」は今で言えば「変身」と「窃視」であらわされるだろう。乱歩の世界は今でも健在だ。あえてノスタルジーにひたる必要はない。

なお、このblogでテーマを「日常」として書いているのだが、むしろ日記に書く段階でそれは「非日常」と化しているようだ。何も起こらない何のへんてつもない1日なんて送ることは、あり得ないのではないか。外に出れば絶対に何か起きるし、家にずっといれば絶対に何か今まで考えたこともないようなことを考えるはずだ。
朝からお台場冒険王。ミラクルさんのガリガリ君食べる。
マルチシアターで「クローバーズの大冒険」を見た。
この映画はここでしか上映していないらしい。出演のお目当ては後藤真希、ベリ−ズ工房の嗣永桃子、夏焼雅、清水佐紀、徳永千奈美。54分。
試練の神殿に迷いこんだ少女4人が、智恵、勇気、友情の3つの条件を満たして、現実の世界に戻ってくる話で、それぞれの家庭がもつ問題を浮き彫りにしながら、なんとなくその問題が解決していく、ファンタジーだ。
最近はやりの、頭を使うクイズっぽい内容も盛り込んだゲームっぽいストーリーだった。
お台場冒険王はフジテレビだが、ついでに汐留の日本テレビのシオサイトにも寄る。

昼バスで帰阪。
途中で止まったサービスエリアで、いくつもあったはずのゴミ箱が1ケ所しかない。調べてみると、現在、特別警戒中で、ゴミ箱は1ケ所に減らしているらしい。そうか、と膝をたたいた。テロ対策で、夜行バスでも休憩箇所を1つに減らしていたのだ。これはつまり、日本国内でもテロが起こるという何らかの情報があったからに違いないのだ。
これからのニュースに要注意だ。

帰ってから「明石家電視台」に濱中由衣ちゃんが美人お姉さんと一般の視聴者として出演、回答者席に坐っていた。濱中由衣ちゃんは、創叡のユニット、マシェリのメンバーだった子だ。

ハロプロと制服向上委員会のライブを見て、評価は二転三転する。
ライブの完成度や、楽曲の出来、出演者のルックス、ダンスの完成度などはハロプロが断然いいのだが、制服向上委員会のライブには、驚きがあるのだ。ハロプロでは最初から誰が何を歌うのかわかっているし、ライブの時間も決まっている。辻加護の卒業もたんたんと事務的に進行したという感じだ。しかし、制服向上委員会だと、次に何が起こるかわからない。僕が最近読んでいる高山宏の言葉で言えば、僕は「驚異」(メラヴィリア)を求めていたのではないか。国木田独歩の「牛肉と馬鈴薯」みたいに、僕は何よりも驚きたいのだ。
今、その驚きはロックを聞いていても味わえない。ハロプロや制服向上委員会など、アイドルの動きに、プロレスにも似た驚きがあるのだ。それとも、僕が知らないだけで、僕の驚異好みにあうような世界があるのだろうか。
今日はジャスダンススタジオハルタの発表会(森ノ宮青少年会館文化ホール)を見に行った。ユニットによるアイドルっぽいステージがあるわけではないのだが、野田愛乃など、知った名前が出てくると、ついつい目で追ってしまう。3部構成で、1、2部は十数曲ずつの発表、第3部はリーダー中心の比較的うまいダンスが見られた。クラシックバレエっぽいものから、セクシーなジャズダンス、ストリートダンスまで、バラエティに富んでいる。でも、僕が面白いと思ったのは、せっかくの発表会だというのに、全然そろっていなかったり、ダンスを忘れたり、失敗したりしまくっている、アナーキーな光景だった。

その後、梅田の兎我野町ストローハットに寄った。ヤケアトヤミイチと銘打ったイベントをしていた。要するに、バーで次々と芸達者たちがパフォーマンスを披露するもので、キャバレー・ヴォルテールみたいな感じだ。僕もフーゴー・バルみたいに「ガジベリビンバ」と音響詩を朗読したくなるような雰囲気。18才のチャーと呼ばれる少年が超絶ギターを披露し、ラジオ番組の仕事で近くに来ていた落語家が手練の大道芸を見せる。ウクレレで歌う女性もいたし、ナオユキ師匠のスタンダップコメディもある。僕も草壁コウジ氏とトークで急遽出演した。今回一番の収穫はディジュリドゥを吹くデュオだった。ディジュリドゥはアボリジニが演奏していた世界最古の木管楽器らしい。巨大なプリッツみたいなのをブコブコ吹くのだが、似たような光景をどこかで見たなと思っていたら、ギャラクシーエンジェルで、登場人物たちがチクワをくわえていた姿だった。それは、それは、それは、それは、チ、ク、ワ、でーすー。(by村上三奈)

ラジオ大阪で「ラジオげんしけん」を聞いた。僕はあまりラジオを聞かないので、ちょっと衝撃だった。「げんしけん」は桃井はるこがパーソナリティをつとめており、この日はいろんなものの三原則など募集していた。何が衝撃かというと、その「げんしけん」に至るまで声優、アニメ関係の番組がとっかえひっかえ、えんえんと続くのだ。僕は本を読みながら聞いていたのだが、耳から入ってくる情報量のすごさったらないのだ。「げんしけん」は午前2時頃からだったように記憶しているが、アニメっぽい番組は午後10時からはじまっている。中でも「電撃大賞」には松風雅也(おはスタの番長)が出ており、リスナーからのいろんな質問、疑問に答えるコーナーがあった。これって、僕のホームページの「質問掲示板」じゃないか。

今日は朝から「ハローモーニング」も「ニコモノ」も見逃すなど、どうも調子がよくない。兎我野町から家に帰る途中では泉の広場のあたりで階段から落ちそうになった。落ちてもしかたがないような、飛んだり跳ねたりしながらの降り方だったので、落ちなかった自分をほめてやってもいいのだが。(ナオユキ師匠によると、「飛んだり跳ねたり」は誤っているそうだ。「飛んだりおりたり」でないと、「跳ねたり」のときの足場が存在しないのだ)

野ばらとあやや

2004年7月10日 日常
カモロック明けで帰宅、メールチェックやインターネットで調べものをしているうちに、いつのまにか眠っていた。はっと目覚めると、パソコンには「ミューズぱふぇ」のトップページが。目覚めた理由は、こむらがえりだった。右足のふくらはぎに激痛が走った。応急処置で激痛はすぐにおさまったが、ふくらはぎの違和感はずっと続いた。ビタミンEもマグネシウムも持ち合わせがないので、再発する可能性がある。入浴と湿布でなんとか緩和しようとしたが、足はじゃっかんひきずり気味。こんな時は外出するに限る!というわけで、午後2時から旭屋書店で開かれた野ばら君のサイン会をのぞきに行った。野ばら君のサイン会は2時間3時間当たり前だ。僕までサイン会に並んで彼を疲れさせることはあるまい、と思い、本は購入せず、ただ見守った。何時間も並ぶのが嫌なのと、お金がなかったから、という理由もある。でも、いずれ本は購入して読むのだ。
午後6時頃にサイン会は終了した。4時間の長丁場、大仕事だ。野ばら君は最後に薔薇の花投げ捨て、これで終わりにしようぜ、という感じ。

あややの「愛情イッポン」見ていると、おはキッズのユナがけっこういい役をもらっていた。チョイ役の登場人物が豪華な感じ。主要な役で、安楽椅子探偵でおなじみのあの人も。ストーリーは、まだはじまったばかりでなんとも言えないが、冒頭、あややが自分の思い通りにいかなくてイライラするところでは、「僕ならあんな親殺して、家に火をつけるな」と思った。ドラマの嫌なところは、ここだ。ドラマって、最初の方で主人公が言われなき仕打ちを受けたり、トラブルに巻き込まれたりすることがよくある。ドラマを見なれた人は、それを客観的に面白く見るのだろうが、僕は「殺せ」「殴れ」「死ね」「壊せ」と激昂して、テレビを正拳突きしそうになる。はなはだ精神衛生上よろしくないのである。

その後、オールナイトで「鉄西区」を見に行く予定だったのだが、外は激しい雷雨だ。
「2500円もする」「風邪をひいている」「足をひきずって行かねばならない」「睡眠時間がまだ足りない」「エンタの神様でギター侍を見なくちゃ」「オンエアバトル見なくちゃ」などといろいろ言い訳を足して、家にいた。でも、そんなのはまさしく単なる言い訳でしかない。僕は「鉄西区」を見に行くべきだった。朝までの時間を「鉄西区」見る以上の何かで埋めたかというと、休んでいたり、テレビ見たり、インターネットしたり、読書したりしただけだ。またどこかで上映される機会を待とう。これもまたリベンジの対象だ。
無駄な時間といえば、僕は高校3年までまったく無駄な時間を過ごしてきたとしか思えない。あの18年間をなかったことにして、今、その18年を自由に使えたら、どんなにいいだろう。と、思うほどのたいした人生ではないのだが。
ミナミのOSプラザの空き店鋪で、「パレスチナのハート アートプロジェクトの画家たち展」を開催していたので見に行った。ここは正真正銘の空き店鋪で、コンクリートだの破片だのケーブルなどが剥き出しの状態で、そこに作品が展示してある。月に2日だけしか開かないので、タイミングを今まではずしっぱなしで、やっと入ることができた。瓦礫の中に展示された作品が、テーマの「パレスチナ」と見事にマッチしている。
展示されていた作品は上條陽子の「2004記録」、村秋木綿の「パレスチナで創った作品」「街」、西元利子の「環境問題 壊」「環境問題 生命の樹」、中村安子の「屍は山野に満ち、血は河となって流れる」「平和な村に降りはじめたのはデイジーカッター?それともクラスター?」、中田千郷の「穴の砦」、山下裕子の「飛べない天使」
中田千郷、中村安子の作品はインパクト大だった。
この展示は8月の7、8日にも開かれ、アフリカンパーカッションライブもあるそうなので、今度はその演奏も聞きたい。と、思ってたが、その頃、僕は東京で「地方発アイドル大集合」を見ているはずだ。残念。

今日の買い物は、6月30日から発売されたカ−ドダス「実写版セーラームーン2」で、プリンセスセーラームーンがうまく出たので、1回で満足した。
また、7月5日から東日本で発売の20世紀漫画家コレクション8「楳図かずおの世界」。ラインナップはノーマル9種類のうち3つが「漂流教室」からで、妙な偏りがある。あとは「へび少女」「笑い仮面」「赤ん坊少女」「アゲイン」「洗礼」「おろち」からそれぞれ1種類。シークレットまで「漂流教室」だ。僕が買った分は、一番欲しかった「洗礼」の上原さくらのシーンだったので、1回で満足した。
その他、ティンティンタウンのトレーディングカードで「ののぽん」のカードを買う。結局ティンティンタウンは大阪では放送されなかったので、2回しか見たことがなかったが、ののぽんは大阪のコンサートにも出て来て驚いたことがある。
先日ロプノールと称した怪し気なゲームショップが営業再開していた。とりあえず今日はゲームソフトのチェックだけで買わず。
「アイドルをさがせ」に寄ったら、かなり商品が整理されていた。欲しいものがないわけではないが、今日は一通りチェックだけ。値段が若干下がってきているようだ。最近は亀井人気が急騰中らしい。

テレビ「ハローモーニング」で体力測定と心理テスト。道重は特に目立ったところなし。辻はさすがにいいとこどりだった。
続く「ニコモノ」のドラマは虎南ちゃんと未来帆ちゃんの三角関係が実は周囲の勘違いだったことが判明し、今は恋愛よりも友情、っていう無難な結論に落ち着いた。本当にその価値観を持ち続ける女の子であってほしいと思った。なんと、Sweetsも出演し、新曲のプロモが流れた。見るたびにSweetsは印象が変わる。あまり見なれないからに違いない。
昨日放送していた番組「落語蔵」の録画を見た。創作落語を集めたもので、面白い。落語は今、僕の中では結構旬なのだが、あの落語家独特の言い回しはなんとかならないのだろうか。しゃべり方で「あっ、落研だ」とわかるようなあの言い回し。
「大阪ほんわかテレビ」で餃子の店「純陀」が紹介されていた。さらっと紹介しすぎで、あまり心に止まらない感じだが、とてもおいしい店だ。
ウィンブルドンでマリア・シャラポワが優勝した。グラフ、ヒンギスに次ぐ僕のヒロインになるか?
とかいろいろチェックしていたつもりだったが、ちょっと前の「ヴァンパイア・ホスト」最終回を録画しそこねたし、今朝からはじまった「マリア様が見てる〜春」も見逃したし、今晩の「現代の音楽」も聞き逃した。ボケボケだ。せめて7日からはじまる「ギャラクシーエンジェル」くらいはチェック忘れないようにしよう。
暑い!こんな日は外出するにかぎる!というわけで、IMPホールで開催された「知的財産ふれあいフェスタ」に行ってきた。日本弁理士会の主催で、見たかったのはプログラム中の「明和電機会社説明会」だ。午後2時30分からはじまり、約1時間半にわたって映像やライブも含みながら、明和電機の成り立ちから最新ライブまで、総集編みたいに体験できた。やっぱり初期の方がわかりやすくて好きだなあ、と思った。ライブよりも商品説明会を見たいのだから。このイベントは無料だったが、明和電機目当ての人がどれだけいたのか不明。客席には堅い雰囲気のネクタイ族が多かったが、ぐいぐいと明和電機のペースに巻き込んだのはさすがだと思った。
隣のツイン21ギャラリーでも同イベントを開催しており、受け付けロボット等のデモンストレーションや、クイズラリーなどをやっていた。弁理士会のマスコット「はっぴょん」グッズなどを山ほどもらった。

テレビ「ナンボDEなんぼ」に村上三奈ちゃんが出演していた。サウナで服を着込んで我慢大会していた。
案外リタイヤが早かった。リタイヤの理由は「むらむら」してきたからだと言う。

芦原橋のウィングエンターテインメントの「真剣二十代童貞しゃべり場」に行く。
童貞たちが真剣にトークショーしていた。本家のNHKの番組は腹のたつ事が多いが、このイベントは面白かった。
童貞のひけめやうしろめたさ、開き直り、美点など縦横に語られる。
童貞たちの創作した詩も発表されたが、なかなかの文才ぞろいだった。
イベント後、すっと帰ろうと思っていたが、打ち上げに参加することにした。さらに、ひょんなことから二次会にも参加して、家に帰ったのは朝の8時半だった。
いつもの打ち上げとは違って、普通の打ち上げだったが、いろいろと面白かった。

帰宅後、録画しておいた「めちゃイケ」でWのリアクション芸を堪能した。

メタネタ

2004年6月24日 日常
この日は日記をつけ忘れていて、何があったのか覚えていない。
仕事とその準備で15時間と睡眠時間をひいた時間でしたことなんて、たぶん、たいしたことじゃないはずだ。せいぜいが、読書の続きとゲームの続きと録画しておいたテレビ番組を見たり、つまり、なにか「やり終えた」ことではないことを平行してしていたはずだ。
そこで、最近の日記で書き漏らしていたことなどを今のうちに書き留めておこう。

『日本終末宣言』では食物の中に含まれた水銀が、体温計の水銀が温度の上昇とともに上がっていくように、体内を上がっていき、ついには脳に達する「脳水銀」について再三書かれている。
最近の若い世代の人が理解できない行動をとるのは、この脳水銀のせいだ、と言う。そして、体内の水銀を排出する方法として出産があげられている。赤ちゃんは親の水銀を体内にいっぱい含んで生まれるのだ。こんにゃくの砂おろしが頭に浮かんだ。最初に生んだ子ほど多くの水銀を含んでいるので、長子は脳水銀になる可能性が高い。総領の甚六という言葉には意味があったのだ。
少子化した現代では、世の中は脳水銀の長子の割合が高くなっているから、未来の展望は暗いのだ。
出産以外に水銀を排出するのは、髪の毛によってである。
そう言えば、髪の毛で水銀含有量をはかる記事を見たことがあるので、髪の毛を多く、長くもっている人ほど、水銀は排出されているのだ。スキンヘッドの人は脳を救う道を閉ざしているのだ。

『倫理』を読んで気になったこと。
訳者の長原豊は、サイードの『フロイトと非ヨ−ロッパ人』も翻訳した人だ。この人の文章はとても読みにくい。
そして、「すべからく」の誤用が目立つ。
「すべからく」は「みんな」「すべて」という言葉を重々しく言い換えるための言葉ではないのだ。「すべからく」のような基本的な言葉を堂々と誤用する人の文章を四苦八苦しながら読み解いていると、「ひょっとしたら、もっとわかりやすい文章にできるのに、あえて難解な用語を選んでいるのではないか」「しかも、その言葉の選択は間違っているかもしれない」という疑問が湧いて来たりする。
この本の後半に掲載された対談で、長原氏が翻訳にあたって、ある用語を「忠実」と訳したことについて、自嘲的に「ベタだなと思う」と語っている。ベタを価値の低いものとして見ているのだ。
わかりやすい文章を書くのが嫌なのだろうか。
ベタなことをいかにしてその後のフォローで面白いものにするか、というのは、最近ブームのお笑いでも見て勉強していただきたい。
1つ1つのコントの内容は非常にくだらなくても、その後に決まり文句を入れてみたり、コメントを入れてみたり、つまり、メタ「お笑い」というか、メタ「ネタ」の部分でお笑いは面白さの道を開いているのだ。
安田大サーカスもマイケルもギター侍もネゴシックスも、すべて参考になる。
長原豊はこれらお笑いを見に行ったり、番組を見たりしているだろうか。見ていないとしたら、見てほしい。会話の際に文末についている(笑)がいかに今のお笑いのレベルから見てお笑い草なのかがわかるだろう。
と、言いながらも、くだらないことをした後に「だから何?」とメタネタぶる僕の芸風は、実に効果的じゃないなあ、もっと練らないとな、と思った。僕はお笑いじゃないのに。
7月9日の京都メトロでの「カモロック」に司会として出演する。
今日はそのときに流す映像の撮影を補助。(見てるだけ)
佐伯誠之助と丼野雅美が出演する。セーラー服に衣裳替えした丼野となんばパークスでいると、気功を勉強しているという男女が寄ってきて、体の不調な部分を気功でなおすと言う。まあ、それは快くやってもらった(肩のこりをとってもらった)のだが、なぜそんな提案をしたのかと言うと、「僕達がとても浮いていたから」って、言うじゃなーい。丼野は撮影用に衣裳を着ていたから納得できるが、僕は普段着ですから!残念!保山宗明玉斬り!
撮影はなんばパークスの警備員が「やめろ」と妨害したため、別の場所で撮影を続けた。
警備員たち(数人!)は集まり、お互いに連絡をとりあい、我々がパークスを完全に去るまで、曲り角ごとに複数の人間を配備して、監視を続けた。
テロ対策か?

BEARSで今日はACE、ソープ嬢変死、グラインドオーケストラ、ロケットSON、DJオカノのライブだった。あいにくと別件があったので、リハーサルだけ見に行った。
リハだけでかなりおなかいっぱいだ。
山本精一くんに久しぶりに会った。

で、別件で見に行ったのは、うめだ花月での「国立大阪ボンクラ学園」。2年前にも見に行ったが、今回も中川家、月亭八方、吉村智樹、杉作J太郎の出演で、うだうだとおしゃべり。一応テーマは「男気」に決めてあったのはJ太郎になんとか加わってもらおうとする意図だろう。関西勢のおしゃべりの達者さの前では、J太郎はほとんど聞き役だ。いつものように、吉村くんの「男気」をテーマにした看板写真でかろうじてテーマの一貫性を保った感じ。全体にぬるーい感じが気持ち良い。

今日会ったのは佐伯くん、山本くん、DJオカノ、ボンクラ学園勢、駅でばったり会ったチャンキーと、やたら男くさい。僕はふだん女性とばかり遊んでいる「嘘ハーレム」状態なので、こんな日は珍しい、と思った。

夢乃かわいい

2004年6月11日 日常
フェスティバルゲートでのODAカーニバルのステージに行った。雨のせいか、人の数は少ない。
出演はまず、夢乃ちゃん(11才)。野田愛乃と2人で「愛乃&夢乃」のユニットを組んでいるが、今日は吉田夢乃ちゃん1人。ブランド「コスチューム13」のマスコットキャラクター「amin」(魔女)のテーマソング「Fortune Love & Dream」を歌う。オリジナルだ。ダンスもしている。思いきりの悪いダンスと、とまどいながらの歌が、とてもチャーミングだ。
次は馬場綾乃ちゃん(13才)「ばんば あやの」。ORC200ヴォーカルクイーンストリートライブでも歌を披露している本格的な「歌姫」。中島美嘉が好きで、この日も「雪の華」を歌っていたが、最近はMISIAも歌うとかいうことで、「つつみ込むように…」を歌った。大人っぽい黒の衣裳で裸足だ。
3番手は西村夏帆ちゃん。「GET HAPPY」などを歌う。
4番手は谷口晴菜ちゃん。17才。(ASAYANグラビアオーディション)ORC200では宇多田ヒカルを歌ったが、今日は洋楽に挑戦していた。セクシー。
この4人の女の子の後にもライブが続いていたが、別件の用事があったので、そちらに向かう。その用事とは。

仲の良い友人たちと、6月度の誕生会。
誕生会をダシにして飲み会をしているのだ。6月17日は辻希美ちゃんの17才の誕生日だった。来月、7月は道重さゆみの誕生日で酒が飲めるぞー、酒が飲める飲めるぞー、酒が飲めるぞー。
夜中の2時まで遊んでいた。

帰宅後、将棋名人戦で森内が4勝2敗で名人位を奪取したことを知った。
前回、名人だった森内を羽生が4タテで破ったが、そのリベンジ成ったのだ。
森内新名人はこの17日から「棋聖戦五番勝負」で佐藤棋聖に挑戦する。すでに竜王、王将のタイトル保持者で、今回名人位も手中におさめた森内三冠王が、四冠めに王手だ。
名人位を失った羽生も弱くなったわけではない。5月に朝日オープン選手権者のタイトルを奪取したばかりだし、王位戦の挑戦者決定リーグでは決勝戦に進出しこの25日に王位挑戦権をかけて闘う。でもそれまでは、羽生は王座一冠だけだが。
だいたい、王座とか王位とか王将とか竜王とか、将棋のタイトルはまぎらわしい名前が多いのだ。
みんな、そんなに王になりたいのか。

ハナチューにSTS

2004年6月8日 日常
「Hanachu」7月号に創叡のメンバーが載っているという情報を得て、購入して確かめてみた。
「全国花中レポート」の「大阪 制服&私服おしゃれ調査」のページに載っていた。街角で素人の子のスナップを掲載している、という感じのページだ。
83ページには、次のメンバーが確認できた。
 上右 西田有希(ラズベリーズ)
    山根麻緒(ブルーベリーズ)
    高瀬碧(ラズベリーズ)
 上中 板東唯(クランベリーズ)
    橋本梨世(クランベリーズ)
84ページには
 右中 岩田美有(スリーピークス)
    永野美希(ブルーベリーズ)
 右下 石田優里奈(ミューズ)
    山口満里奈(ミューズ)
また、84、85ページの下半分の小さな写真の中にも発見。それぞれ写真にナンバーがふってあったので、その番号で書くと。
7 牛道紀美(ミューズ)
8 奥谷侑加(マシェリ)
12 中山阿友(クランベリーズ)
15 吉見恵梨沙(ミニバブ)
16 杉村公奈(スリーピークス)
24 坂下詩織(スリーピークス)
25 藤岡茜(ブラックベリーズ)
27 円通法子(ミニバブ)
42 松山絢香(ブラックベリーズ)
あと、山本綾乃ちゃんも84ページに岩田美有ちゃん、永野美希ちゃんと並んで写っている。
よく見ると、創叡以外にも、関西アイドルを発見した。
83ページの上右に谷口晴菜(ORCヴォーカルクイーン)。ついこのあいだ見に行ったばかりだ。
84ページには
 右 稲田楓(KIDS DREAM2004 PENTY’S準グランプリ)
 中 岩嶋雅奈美(キャレス、CROSS FOR)
 右中 船瀬唯(ステップアウト、GUY’S)
 左 田中里恵(KIDS DREAM2004 PENTY’S準グランプリ)
85ページには
 上右 小浦彩里(サンミュージック大阪)
   真由チャン(仲山真由)(サンミュージック大阪)
 上中 樋山妙祐(沖縄アクターズスタジオ大阪校)
    森田なぎさ(〃)
 中右 川本順子(サンミュージック大阪)
    福井瑠璃(〃)
    大原千幸(〃)
 左 井上奈瑠(KIDS DREAM PENTY’S準グランプリ)
下半分の写真では
26 船瀬唯(ステップアウト、GUY’S)
36 菱井美帆(沖縄アクターズスタジオ大阪校)
40 吉田有彩(沖縄アクターズスタジオ大阪校)
   福田瑞希(〃)
   岸本未来(〃)
47 前園幸恵(サンミュージック大阪)
   臼井明理(〃)
もっと丹念に見れば、いろいろと発見できるのだろうが、面倒くさいのでやめる。
83ページの全員集合写真では、最前列あたりに創叡の子たちがけっこう並んでいる。
残念ながら、この3ページ以外に読むべきところのない雑誌だが、創叡ファンとしてはうれしい。

漫画と現代音楽

2004年6月4日 日常
朝一で府立中央図書館に行って、探していた本を借りた。
今日は見に行こうと思っていた映画が数本あったのだが、タイミングと懐具合があわなくて、全部キャンセルした。
なんとかしたいものだ。

夕方から佐伯誠之助くんと7月9日のカモロックの件で打ち合わせ。
実現困難なアイディアが湯水のように湧いてくる。
無責任な企画ならおまかせだ!

毎日レンタルコミックで漫画を借りて来て読んでいる。
今日は仕事がなかったので、当日返却の新刊を数冊読んだ。
『ホムンクルス』2巻。
ホムンクルスの謎は次巻以降の課題になったが、この2巻を読むかぎり、あまり深く突っ込んだ展開はしないんじゃないか、と思えてきた。
トレパネーションが単なる霊視等の手段に堕していて、これなら突然守護神とか、未来から来たロボットによって、人の本当の姿を見ることが可能になったという設定と、どこがどう違うというのか。

すえのぶけいこの『ライフ』6巻を読んだ。
リストカットやいじめをテーマにした話だが、ここにきて主人公の世界が少しずつ広くなっていき、リストカットのシーンはなくなった。
いじめについても客観視できるようになってきた。
もともといじめなんて、世界の狭いもの同士の不器用なコミュニケーションにすぎないのだ。
このままでは話の展開はいじめの域を越えて犯罪に突っ走るしかなさそうだ。
最近映画「パッション」を見て、キリストの受難を見たあとでは、クラスで無視されたりする程度のことで泣くなんて、なんとも甘い話だなあ、と思った。

NHK-FMで5日連続で海外の現代音楽を特集していた。
ドナウエッシンゲン現代音楽祭とプレザンス2004からの演奏だが、あいにくと時間帯が通勤とその準備にかちあって、バタバタした状態で半分以上聞き逃してしまった。
面白いなあ、と思ったドナウエッシンゲンの方をほとんど聞けなかったのが、残念だ。
再放送なり、col legnoレーベルあたりからCDが出たりしないかなあ。

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