BLACK BRAIN
2005年11月22日 アニメ・マンガサガノヘルマーの『BLACK BRAIN』全10巻を読んだ。
41世紀の未来人アガサ森田が、20世紀にやってきて、カオル少年の脳に寄生する。
この20世紀に、人類が今後進化していく上での邪進化の種があり、正常に進化させるのが目的だ。
SFエロ漫画だ。
邪進化の数々の可能性がそのまま敵としてあらわれる。
外骨格を持った昆虫型人間に進化する未来。
そんな未来が達成されると、アガサ森田は自分の存在が脅かされてしまうので、撲滅する。
あと、新宗教による未来、水棲人間への進化、有機物を含有しない機械の身体を獲得する人間観、などなど。
同じく未来からの工作員があらわれて、うっかりえらいモンスターをこさえてしまい、アガサとともに退治することになったり。
読んでいて、とても懐かしい印象だったのは、この作品、絵柄やストーリーが怪談漫画と相通ずるものがあるからだろう。
好美のぼるや川島のりかずを思い出すことが多かった。
時代のトレンドとは無関係のところで爆発するベタな魂と言ったところか。
この漫画は死神ちゃんがすすめてくれたもので、やっとのことで読むことができた。
サガノヘルマーの他の作品も読んでみたい。
41世紀の未来人アガサ森田が、20世紀にやってきて、カオル少年の脳に寄生する。
この20世紀に、人類が今後進化していく上での邪進化の種があり、正常に進化させるのが目的だ。
SFエロ漫画だ。
邪進化の数々の可能性がそのまま敵としてあらわれる。
外骨格を持った昆虫型人間に進化する未来。
そんな未来が達成されると、アガサ森田は自分の存在が脅かされてしまうので、撲滅する。
あと、新宗教による未来、水棲人間への進化、有機物を含有しない機械の身体を獲得する人間観、などなど。
同じく未来からの工作員があらわれて、うっかりえらいモンスターをこさえてしまい、アガサとともに退治することになったり。
読んでいて、とても懐かしい印象だったのは、この作品、絵柄やストーリーが怪談漫画と相通ずるものがあるからだろう。
好美のぼるや川島のりかずを思い出すことが多かった。
時代のトレンドとは無関係のところで爆発するベタな魂と言ったところか。
この漫画は死神ちゃんがすすめてくれたもので、やっとのことで読むことができた。
サガノヘルマーの他の作品も読んでみたい。
福本伸行の『無頼伝・涯』全5巻を読んだ。
冤罪で牢獄につながれる少年、涯。
彼が送り込まれた「人間学園」は再教育の名目で少年たちに地獄のような責め苦を負わせる。しかも海に囲まれた孤島の学園で脱出も無理。
そんな中でも人間として生きる少年、涯。
どんなにひどいところかと言うと。
裸で天井の低い部屋に放り込まれ、何日も放置される。
よつんばいが習慣となり、解放されてからも犬のようにはいつくばって過ごさねばならない状態になってしまうのだ。
あるいは、蛇や蠍などの毒を注射され、血清がほしければ、言うことをきけと強制されたりする。
福本作品はテンション高めで突拍子もないことを言ったりする面白さがある。
この作品でも、数々の名文句、名場面がある。
鏡に向かってパンチをくり出す涯。
彼のパンチはあまりにもはやく、パンチを出したとき、鏡の中の自分はまだパンチを出していなかった。
「光よりはやかった」
脱出する際に、自分の手首を切ったりとか、もうやることがエキセントリック。
メチャメチャ面白い。
冤罪で牢獄につながれる少年、涯。
彼が送り込まれた「人間学園」は再教育の名目で少年たちに地獄のような責め苦を負わせる。しかも海に囲まれた孤島の学園で脱出も無理。
そんな中でも人間として生きる少年、涯。
どんなにひどいところかと言うと。
裸で天井の低い部屋に放り込まれ、何日も放置される。
よつんばいが習慣となり、解放されてからも犬のようにはいつくばって過ごさねばならない状態になってしまうのだ。
あるいは、蛇や蠍などの毒を注射され、血清がほしければ、言うことをきけと強制されたりする。
福本作品はテンション高めで突拍子もないことを言ったりする面白さがある。
この作品でも、数々の名文句、名場面がある。
鏡に向かってパンチをくり出す涯。
彼のパンチはあまりにもはやく、パンチを出したとき、鏡の中の自分はまだパンチを出していなかった。
「光よりはやかった」
脱出する際に、自分の手首を切ったりとか、もうやることがエキセントリック。
メチャメチャ面白い。
残暑―鬼頭莫宏短編集
2005年11月17日 アニメ・マンガ
鬼頭莫宏の短編集『残暑』を読んだ。
「残暑」
死んだ妹との会話。
兄へとことづかっていた手紙を渡す。
手紙の差出人は、兄の好きな人で、将来結婚する相手で、妹の生まれ変わりを出産する人。
「三丁目交差点電信柱の上の彼女」
地縛霊になった少年と会話する少女。
少年は事故にあいかけた少女を助ける。
「華精荘に花を持って」
久々のクラス会で、こどもの頃の約束を果たす少年少女。
ラブホテル華精荘に2人で行こうという約束。
そのホテルで姉と慕っていた女性が死んだのだ。
「よごれたきれいな」
学校一の成績の少女はみんなのイジメの対象になる。
家が立派なのが枷になって彼女は頑張っていたのだ。
「AとR」
バイク、カワサキのAR50の思い出。
秋野(A)と楽田(R)は少年少女。
2ケツの思い出が、社会人になった2人で再現。
「パパの歌」
妊娠した彼女の父親に会いに行く男性。
パパはみんな同じ
「ポチの場所」
学校の帰りに寄り道する駄菓子屋。
集団登下校時に大回りする原因となる老犬。
ジャマなものはジャマなのか。
以上7編が収められている。
壊れやすくて優しく、ひたむきな人々が描かれている。
過敏なときに読むには最適だろう。
死人率高し。
「残暑」
死んだ妹との会話。
兄へとことづかっていた手紙を渡す。
手紙の差出人は、兄の好きな人で、将来結婚する相手で、妹の生まれ変わりを出産する人。
「三丁目交差点電信柱の上の彼女」
地縛霊になった少年と会話する少女。
少年は事故にあいかけた少女を助ける。
「華精荘に花を持って」
久々のクラス会で、こどもの頃の約束を果たす少年少女。
ラブホテル華精荘に2人で行こうという約束。
そのホテルで姉と慕っていた女性が死んだのだ。
「よごれたきれいな」
学校一の成績の少女はみんなのイジメの対象になる。
家が立派なのが枷になって彼女は頑張っていたのだ。
「AとR」
バイク、カワサキのAR50の思い出。
秋野(A)と楽田(R)は少年少女。
2ケツの思い出が、社会人になった2人で再現。
「パパの歌」
妊娠した彼女の父親に会いに行く男性。
パパはみんな同じ
「ポチの場所」
学校の帰りに寄り道する駄菓子屋。
集団登下校時に大回りする原因となる老犬。
ジャマなものはジャマなのか。
以上7編が収められている。
壊れやすくて優しく、ひたむきな人々が描かれている。
過敏なときに読むには最適だろう。
死人率高し。
福本伸行の『最強伝説黒沢』7巻まで読んだ。
1巻あたりでは何が「最強伝説」なのか見当もつかないほど、主人公の黒沢はさえなくて、ルサンチマンのかたまりに見える。
人望がなくてあがき、人気とりのために策謀したことが全部裏目に出る。
この黒沢の壊れっぷりが笑えるのだが、ひとごとではなくて身につまされること夥しい。
黒沢が僕と同じくらいの年齢設定だというのも、身にしみる原因なのかもしれない。
ふと振り返ってみると、自分がいつも「二の次」「三の次」的存在であることを思い知ったりして、頭が破裂しそうになったりする。
僕は天下御免の「あとまわし」キャラなのだ。
実力と人望の無さ、期待にこたえない不確実性から考えれば「なぜ?」という疑問も湧かない、しかたない現実ではあるのだが。
いや、黒沢の持つ腕力や行動力が自分に欠けている分、黒沢がうらやましい。
ところが、この黒沢、巻を追うごとに、じたばた足掻きながらも、光が見えてくる。
人間として、ストーリーとしては、それは救いなのだが、面白いのは断然、最初の1、2巻あたりの、どん底描写だと思う。
どん底であればこそ、共感できる箇所があり、かつ泣き笑いできるのだ。
ただし、まだこの漫画、完結していないので、今後どんな展開をみせるのか、油断ならないところだ。
さて、翻って自分のことを考えると、「二の次」であろうと、「あとまわし」であろうと、いずれ自分の順番はまわってくる、ということなのだ。
これは、今後おおいに楽しみではないか。
1巻あたりでは何が「最強伝説」なのか見当もつかないほど、主人公の黒沢はさえなくて、ルサンチマンのかたまりに見える。
人望がなくてあがき、人気とりのために策謀したことが全部裏目に出る。
この黒沢の壊れっぷりが笑えるのだが、ひとごとではなくて身につまされること夥しい。
黒沢が僕と同じくらいの年齢設定だというのも、身にしみる原因なのかもしれない。
ふと振り返ってみると、自分がいつも「二の次」「三の次」的存在であることを思い知ったりして、頭が破裂しそうになったりする。
僕は天下御免の「あとまわし」キャラなのだ。
実力と人望の無さ、期待にこたえない不確実性から考えれば「なぜ?」という疑問も湧かない、しかたない現実ではあるのだが。
いや、黒沢の持つ腕力や行動力が自分に欠けている分、黒沢がうらやましい。
ところが、この黒沢、巻を追うごとに、じたばた足掻きながらも、光が見えてくる。
人間として、ストーリーとしては、それは救いなのだが、面白いのは断然、最初の1、2巻あたりの、どん底描写だと思う。
どん底であればこそ、共感できる箇所があり、かつ泣き笑いできるのだ。
ただし、まだこの漫画、完結していないので、今後どんな展開をみせるのか、油断ならないところだ。
さて、翻って自分のことを考えると、「二の次」であろうと、「あとまわし」であろうと、いずれ自分の順番はまわってくる、ということなのだ。
これは、今後おおいに楽しみではないか。
Paradise kiss
2005年11月14日 アニメ・マンガ
矢沢あいの『 Paradise kiss 』全5巻を読んだ。
ご近所物語と同じ世界、続編になっている。
アニメがはじまったので、あわてて読んだのだが、これ、面白い。
僕は『NANA』よりも、こっちの方が好きだ。
ジョージという悪魔的男の振舞いに共感するところが多かった。
主人公の紫にはいろいろとツッコミを入れてやりたいところがあったが、恋愛って、相手のやることにいちいち失望したり、欠陥を発見したり、選択を過った行動をとってしまうことなどを抜きにしてはちっとも面白くないのだ。
紫の葛藤がいちいち愛らしい。
そして、どう?みなさん、きっと連載時から読んでたりとか、アニメはじまる前にちゃんとラストまで読んでいたんだろうけど、どう?あのラスト。
あんなラスト、あり?
びっくりして腰が抜けそうになった。
意外な結末が待っているというのも、これまた恋愛の常道ではある。
ご近所物語と同じ世界、続編になっている。
アニメがはじまったので、あわてて読んだのだが、これ、面白い。
僕は『NANA』よりも、こっちの方が好きだ。
ジョージという悪魔的男の振舞いに共感するところが多かった。
主人公の紫にはいろいろとツッコミを入れてやりたいところがあったが、恋愛って、相手のやることにいちいち失望したり、欠陥を発見したり、選択を過った行動をとってしまうことなどを抜きにしてはちっとも面白くないのだ。
紫の葛藤がいちいち愛らしい。
そして、どう?みなさん、きっと連載時から読んでたりとか、アニメはじまる前にちゃんとラストまで読んでいたんだろうけど、どう?あのラスト。
あんなラスト、あり?
びっくりして腰が抜けそうになった。
意外な結末が待っているというのも、これまた恋愛の常道ではある。
丘咲賢作の『ちんぽ/刑事』全3巻。
彼は伝説の刑事。
人は彼を見ると必ず「ちんぽ、でか〜!」と叫んでしまうのだ。
そんな伝説。
うんこ刑事も登場するし、お互いを「ぷるん」と「ブラン」と呼び合う相手も出て来る。
全編、下ネタのオンパレードで、いさぎよい。
佐伯誠之助を見るようだ。
作中、面白かったのは、電話がかかってきて、ちんぽ刑事が「はい、ちんぽ」と名乗って出るところ(さりげなく描いている)とか、雑誌連載中、一番つまらなかった漫画として名をはせていたところとか。
下ネタは卑怯だとか思うけど、笑ってしまったんだから、しかたがない。
実写版で映画化してもらいたい。
彼は伝説の刑事。
人は彼を見ると必ず「ちんぽ、でか〜!」と叫んでしまうのだ。
そんな伝説。
うんこ刑事も登場するし、お互いを「ぷるん」と「ブラン」と呼び合う相手も出て来る。
全編、下ネタのオンパレードで、いさぎよい。
佐伯誠之助を見るようだ。
作中、面白かったのは、電話がかかってきて、ちんぽ刑事が「はい、ちんぽ」と名乗って出るところ(さりげなく描いている)とか、雑誌連載中、一番つまらなかった漫画として名をはせていたところとか。
下ネタは卑怯だとか思うけど、笑ってしまったんだから、しかたがない。
実写版で映画化してもらいたい。
ザイン帝国でおなじみのアクセサリーショップ「シオン」の大阪店に行ってきた。
ビルの7階にエレベーターで上がると、いきなり店に到着。
入口には筋力アップのグッズ「ヒクソン」や「タイソン」が並べられている。
ポスターには「筋力金力アップ大会」みたいな催しものの宣伝告知がされていたが、あいにくとスポーティーな男女の写真と日付けしかなくて、場所や時間は書いてなく、店の人も教えてくれなかった。
店には指輪やネックレス、ペンダント、金メッキの像、羽根箒など、グッズが置いてある。ザイン帝国の伯魔壬旭による書物なども置いてある。
魔香フェロモン大作戦で使われたグッズの展示もあった。
店の奥ではテーブルを囲んで、今まさに立食パーティがはじまっていた。
紙コップで何かを飲んでおり、おつまみはスルメなど。
店内においてあるアクセサリーをつければ、金運がアップするはずだから、本来もっと豪華なメニューになってもよさそうなのもだが、参加者はきっと金運以外の何かを購入した人たちだったのだろう。
ザイン帝国というと、最近なにかと興味本位で冷やかしに来る人が多いと推測できる。
そのせいか、僕にはぴったりと店員がついて、一挙一動を監視している。
セールストーク皆無で、僕が何ものなのかを問うことしかしなかったので、最初から売る気などなさそうだった。
店内に置かれたカタログを持って帰ろうとしたら、「それは住所と名前をひかえさせてもらった人にのみお持ち帰りしていただいております」と、ひったくるように取り返す。
「住所も名前も電話番号も書きます!だから、そのカタログください」と言ったら、店員は奥に引っ込み、しばらくして出てくると「今日はご遠慮願えますか。そのカタログは品物を買っていただいた方にのみ持ち帰っていただいております」
と、言うことが変わった。
品物買ったあとでカタログをくれる、という逆コースが納得いかなくて、おかしくておかしくてしかたなくなってくる。
そう言えば、ザイン帝国のホームページには、渋谷店に「加害者の会」が押し入ってパンフレットを強奪したくだりがインタビューで載っている。なぜかその悪い奴らは、健康や美容や金運や呪いに絶対の効果をあらわすアクセサリーよりも、普通は無料で配付しているパンフレットを取っていこうとしたのだ。
インタビューに答える店員も「パンフレットを取っていくとはなにごとだ!」と怒りをあらわにしている。
この大阪店でも、商品を説明したカタログやパンフレットの類いが、商品よりも上位にランクされているようだ。
なにがなんでもカタログだけは死守せねば、という悲愴感が店員からにじみでていた。
そうまでされると、商品よりもカタログの方がコストかかったのかな、と思えてくる。
たしかにカラーで写真も使った印刷物だ。ただでは作れない。印刷所にたのんで作ってもらった貴重な紙だ。
置いてあるアクセサリーはみんな小振りで、可愛かった。
数十万円する金メッキの竜の像や、数十万円する金メッキの女神像も特別大きなものではない。100円ショップにおいてある程度のサイズだ。
店員の「こいつは何ものだ」「早く帰ってくれないかな」という、ビクビクおどおどした態度がまったく商売っけがなくて、こんなことで店としてやっていけるんだろうか、と心配してあげた。瞳孔が開きっぱなしなのだ。
こんなにも店員に客扱いされず、排除すべき異物として扱われたのでは、何か買って帰ろうと思っていた最初の思いも失せてしまった。
万引きでもすると思ってたんだろうか。
それとも、押し売りがきかない相手だと見抜かれていたんだろうか。
立食パーティの人々のなんだか幸薄そうなたたずまいだけが侘びしく心に残った。
何かと冷やかしに来る人も多いだろうし、面白がってバッシングする輩もいるかもしれないが、もっと心を開いて客を迎えてほしい、と思った。思わず、「フレー、フレー、シオン」とエールを送りたくなってきた。
今、漫画『銀魂』を読んでいる。犬の話だと思ってたら(ある意味、間違っていない回もあるが)、全然ちがった。
6巻まで読んだが、これがまた面白い。
1コマでボケとツッコミの応酬がまとめられている。ギュッと凝縮された面白さがある。一所懸命になりすぎてまわりが見えなくなるようなところも全くない。その距離感がいい。
シオンの人も『銀魂』読んで、スタンスというものを勉強しなおしたらいいんじゃないか、と思った。
ビルの7階にエレベーターで上がると、いきなり店に到着。
入口には筋力アップのグッズ「ヒクソン」や「タイソン」が並べられている。
ポスターには「筋力金力アップ大会」みたいな催しものの宣伝告知がされていたが、あいにくとスポーティーな男女の写真と日付けしかなくて、場所や時間は書いてなく、店の人も教えてくれなかった。
店には指輪やネックレス、ペンダント、金メッキの像、羽根箒など、グッズが置いてある。ザイン帝国の伯魔壬旭による書物なども置いてある。
魔香フェロモン大作戦で使われたグッズの展示もあった。
店の奥ではテーブルを囲んで、今まさに立食パーティがはじまっていた。
紙コップで何かを飲んでおり、おつまみはスルメなど。
店内においてあるアクセサリーをつければ、金運がアップするはずだから、本来もっと豪華なメニューになってもよさそうなのもだが、参加者はきっと金運以外の何かを購入した人たちだったのだろう。
ザイン帝国というと、最近なにかと興味本位で冷やかしに来る人が多いと推測できる。
そのせいか、僕にはぴったりと店員がついて、一挙一動を監視している。
セールストーク皆無で、僕が何ものなのかを問うことしかしなかったので、最初から売る気などなさそうだった。
店内に置かれたカタログを持って帰ろうとしたら、「それは住所と名前をひかえさせてもらった人にのみお持ち帰りしていただいております」と、ひったくるように取り返す。
「住所も名前も電話番号も書きます!だから、そのカタログください」と言ったら、店員は奥に引っ込み、しばらくして出てくると「今日はご遠慮願えますか。そのカタログは品物を買っていただいた方にのみ持ち帰っていただいております」
と、言うことが変わった。
品物買ったあとでカタログをくれる、という逆コースが納得いかなくて、おかしくておかしくてしかたなくなってくる。
そう言えば、ザイン帝国のホームページには、渋谷店に「加害者の会」が押し入ってパンフレットを強奪したくだりがインタビューで載っている。なぜかその悪い奴らは、健康や美容や金運や呪いに絶対の効果をあらわすアクセサリーよりも、普通は無料で配付しているパンフレットを取っていこうとしたのだ。
インタビューに答える店員も「パンフレットを取っていくとはなにごとだ!」と怒りをあらわにしている。
この大阪店でも、商品を説明したカタログやパンフレットの類いが、商品よりも上位にランクされているようだ。
なにがなんでもカタログだけは死守せねば、という悲愴感が店員からにじみでていた。
そうまでされると、商品よりもカタログの方がコストかかったのかな、と思えてくる。
たしかにカラーで写真も使った印刷物だ。ただでは作れない。印刷所にたのんで作ってもらった貴重な紙だ。
置いてあるアクセサリーはみんな小振りで、可愛かった。
数十万円する金メッキの竜の像や、数十万円する金メッキの女神像も特別大きなものではない。100円ショップにおいてある程度のサイズだ。
店員の「こいつは何ものだ」「早く帰ってくれないかな」という、ビクビクおどおどした態度がまったく商売っけがなくて、こんなことで店としてやっていけるんだろうか、と心配してあげた。瞳孔が開きっぱなしなのだ。
こんなにも店員に客扱いされず、排除すべき異物として扱われたのでは、何か買って帰ろうと思っていた最初の思いも失せてしまった。
万引きでもすると思ってたんだろうか。
それとも、押し売りがきかない相手だと見抜かれていたんだろうか。
立食パーティの人々のなんだか幸薄そうなたたずまいだけが侘びしく心に残った。
何かと冷やかしに来る人も多いだろうし、面白がってバッシングする輩もいるかもしれないが、もっと心を開いて客を迎えてほしい、と思った。思わず、「フレー、フレー、シオン」とエールを送りたくなってきた。
今、漫画『銀魂』を読んでいる。犬の話だと思ってたら(ある意味、間違っていない回もあるが)、全然ちがった。
6巻まで読んだが、これがまた面白い。
1コマでボケとツッコミの応酬がまとめられている。ギュッと凝縮された面白さがある。一所懸命になりすぎてまわりが見えなくなるようなところも全くない。その距離感がいい。
シオンの人も『銀魂』読んで、スタンスというものを勉強しなおしたらいいんじゃないか、と思った。
トリニティ・ブラッド
2005年8月13日 アニメ・マンガ
この日記、1日にいくつ書けるんだろう。
3本めは「トリニティ・ブラッド」の第1話「Flight Night」と第2話「Witch Hunt」
アルマゲドン後、人類(バチカン)とヴァンパイアとの闘いがはじまる。
ガンスリンガーと呼ばれるターミネーターみたいなのが出てきたり、ローゼンクロイツが出てきたり、いかにもな設定に閉口もするのだが、GONZOの作るアニメだから、平均以上の面白さは約束されている。
エピソードがしっかりしているので、名シーンや名台詞なども続出しそうだ。
3本めは「トリニティ・ブラッド」の第1話「Flight Night」と第2話「Witch Hunt」
アルマゲドン後、人類(バチカン)とヴァンパイアとの闘いがはじまる。
ガンスリンガーと呼ばれるターミネーターみたいなのが出てきたり、ローゼンクロイツが出てきたり、いかにもな設定に閉口もするのだが、GONZOの作るアニメだから、平均以上の面白さは約束されている。
エピソードがしっかりしているので、名シーンや名台詞なども続出しそうだ。
2本目は「絶対少年」の第1話「憂鬱で奇妙な夏の始まり」
田舎で過ごす少年の夏。
清澄なSFファンタジーの趣きがある。
このアニメ、NHK衛星で放送しているが未見だった。
明日からチェックしよう。
1本めに見た「あまえないでよっ!」はお盆のシーズンをとりあげていたし、この「絶対少年」はまさに夏休み。
夏大好きな僕にとってはとても気持がいい。
「エヴァンゲリオン」に好感を抱いたのも、その世界が夏だったからだ。
田舎で過ごす少年の夏。
清澄なSFファンタジーの趣きがある。
このアニメ、NHK衛星で放送しているが未見だった。
明日からチェックしよう。
1本めに見た「あまえないでよっ!」はお盆のシーズンをとりあげていたし、この「絶対少年」はまさに夏休み。
夏大好きな僕にとってはとても気持がいい。
「エヴァンゲリオン」に好感を抱いたのも、その世界が夏だったからだ。
あまえないでよっ !! Vol.1
2005年8月13日 アニメ・マンガ
ディスクピア日本橋で毎月恒例のアニメ上映会。
1本めは「あまえないでよっ!」の第1話「覚醒(い)かせないでよっ!」
寺で修行中の学僧と、尼さんたちの学園?悪霊退散コメディ。
女性の裸を見ると、興奮して力を発揮する設定なのだ。
1話では人形供養してたら、西洋のアンティークド−ルっぽいのが空中に浮遊して悪を為す。
いきなり「紅茶はまだ?」と高飛車に言ってのける人形。
これって、まるまるローゼンメイデンじゃないか!
1本めは「あまえないでよっ!」の第1話「覚醒(い)かせないでよっ!」
寺で修行中の学僧と、尼さんたちの学園?悪霊退散コメディ。
女性の裸を見ると、興奮して力を発揮する設定なのだ。
1話では人形供養してたら、西洋のアンティークド−ルっぽいのが空中に浮遊して悪を為す。
いきなり「紅茶はまだ?」と高飛車に言ってのける人形。
これって、まるまるローゼンメイデンじゃないか!
ももち麗子問題提起作品集
2005年8月12日 アニメ・マンガ
今日は日本橋を巡回して、同人誌とのシャドウボクシング。
とらのあな〜K-BOOKS〜明輝堂〜まんだらけ等々、100円で安売りしている自由に立ち読みできる同人誌や、新刊に付けられた見本ページなどで、今、同人誌はどうなっているかのおおよその雰囲気をつかんだ。
僕が同人誌にあまり興味が湧かなかったのは、思い入れのあるアニメなりゲームがなかったからだ。
安易に既存のキャラクターの性的なからみを描けば金が儲かる式に思えてしまい、敬遠していた。
今回、いろいろ見て、やはり既存キャラクターものにはあまり興味が湧かなかった。
そのかわり、これなら買ってもいいな、と思ったのは、ジャンルとしては「ロリ」と「ショタ」だ。
「巨乳」「SM」「レイプ」のような、ハードなものにはあまり面白さを感じなかった。「スカトロ」は微妙な線か。
これで、自分の同人誌ジャンルにおける興味がはっきりしたので、同人誌イベントにも参加しやすくなった。
明日にでも、何か1冊買ってこようか。
ももち麗子の問題提起作品集をまとめて読んでいる。
『いたみ』『ひみつ』『うわさ』『なみだ』『であい』1、2巻と読んだ。
援助交際、いじめ、自殺、セクハラ教師、ストーカー、エイズ、出会い系などなど。
自分の学生時代は、これらの問題はなかったと思う。
現在の学生、特に女子は、こういった諸問題を抱えて思春期を送らねばならないのだ。
よく耐えているもんだ。
読んでいると、被害者の少女の優柔不断な態度に腹がたつことも多かった。
で、ももち麗子自身も解説していたが、問題提起シリーズの最初の本『いたみ』が問題に対する救いの光がはっきりと見えて面白い。
あやまちをおかしてしまった少女にとっては、愛する人がそれを許してくれることが、最も「痛い」のだ。その許しと痛みが、最善の選択であることは間違いない。
とらのあな〜K-BOOKS〜明輝堂〜まんだらけ等々、100円で安売りしている自由に立ち読みできる同人誌や、新刊に付けられた見本ページなどで、今、同人誌はどうなっているかのおおよその雰囲気をつかんだ。
僕が同人誌にあまり興味が湧かなかったのは、思い入れのあるアニメなりゲームがなかったからだ。
安易に既存のキャラクターの性的なからみを描けば金が儲かる式に思えてしまい、敬遠していた。
今回、いろいろ見て、やはり既存キャラクターものにはあまり興味が湧かなかった。
そのかわり、これなら買ってもいいな、と思ったのは、ジャンルとしては「ロリ」と「ショタ」だ。
「巨乳」「SM」「レイプ」のような、ハードなものにはあまり面白さを感じなかった。「スカトロ」は微妙な線か。
これで、自分の同人誌ジャンルにおける興味がはっきりしたので、同人誌イベントにも参加しやすくなった。
明日にでも、何か1冊買ってこようか。
ももち麗子の問題提起作品集をまとめて読んでいる。
『いたみ』『ひみつ』『うわさ』『なみだ』『であい』1、2巻と読んだ。
援助交際、いじめ、自殺、セクハラ教師、ストーカー、エイズ、出会い系などなど。
自分の学生時代は、これらの問題はなかったと思う。
現在の学生、特に女子は、こういった諸問題を抱えて思春期を送らねばならないのだ。
よく耐えているもんだ。
読んでいると、被害者の少女の優柔不断な態度に腹がたつことも多かった。
で、ももち麗子自身も解説していたが、問題提起シリーズの最初の本『いたみ』が問題に対する救いの光がはっきりと見えて面白い。
あやまちをおかしてしまった少女にとっては、愛する人がそれを許してくれることが、最も「痛い」のだ。その許しと痛みが、最善の選択であることは間違いない。
水木しげる漫画を読みはじめる
2005年7月12日 アニメ・マンガ昨日見た映画で、水木しげるの紙芝居が出てきた。
そう言えば、水木しげるの漫画をちゃんと読んでなかったな、と思い、さっそく読んでみた。昨日の影響で、京極セレクションから。
『京極夏彦が選ぶ!水木しげる未収録短編集』
(壱) 貸本劇画
亡者の笛
おんぼろ小僧一番槍(武良茂名義)
(弐) 少年まんが
怪植物(なまけの与太郎シリーズ)
空とぶ円盤
妖精
風の神
見世物小屋
顔ぬす人
約束
海じじい
(参) エッセイ
近頃の若者たち
マンガ家の一日
(四) 青年コミック
水晶球の世界
サラリーマン革命
屁島
吉備津の釜
地蔵和讃
コチョコチョ菌
てんぎゃん
『京極夏彦が選ぶ!水木しげるの奇妙な劇画集』
(壱)
百年後のお話 生活種
きのこ
赤八 停電の巻
(弐)
劇画 ベートーベンの生涯
(参)
馬の骨
鬼婆
モテモテ神
幽霊丸
(四)
まれびと
運命の予定表
テレビジャック
(五)
エロ河童
続ゲゲゲの鬼太郎 幽霊家主の巻
(六)
鬼太郎霊団
ゲゲゲの鬼太郎 セクハラ妖怪いやみ
『水木しげる貸本モダンホラー上巻』
草
約束
水晶球の世界
猫又
半幽霊
安い家
鉛
群集の中に
水木しげるの漫画は色々読んでいるつもりだったが、まとめて読んだことはない。これはとてもうかつだったと思った。
さらに、今日読んだ3冊中、「水晶球の世界」は重複しているではないか。
途中まで気がつかなかっただけでなく、結末がどうなるのかワクワクしながら2度めを読んだ。僕の脳みそは節穴か!
そう言えば、水木しげるの漫画をちゃんと読んでなかったな、と思い、さっそく読んでみた。昨日の影響で、京極セレクションから。
『京極夏彦が選ぶ!水木しげる未収録短編集』
(壱) 貸本劇画
亡者の笛
おんぼろ小僧一番槍(武良茂名義)
(弐) 少年まんが
怪植物(なまけの与太郎シリーズ)
空とぶ円盤
妖精
風の神
見世物小屋
顔ぬす人
約束
海じじい
(参) エッセイ
近頃の若者たち
マンガ家の一日
(四) 青年コミック
水晶球の世界
サラリーマン革命
屁島
吉備津の釜
地蔵和讃
コチョコチョ菌
てんぎゃん
『京極夏彦が選ぶ!水木しげるの奇妙な劇画集』
(壱)
百年後のお話 生活種
きのこ
赤八 停電の巻
(弐)
劇画 ベートーベンの生涯
(参)
馬の骨
鬼婆
モテモテ神
幽霊丸
(四)
まれびと
運命の予定表
テレビジャック
(五)
エロ河童
続ゲゲゲの鬼太郎 幽霊家主の巻
(六)
鬼太郎霊団
ゲゲゲの鬼太郎 セクハラ妖怪いやみ
『水木しげる貸本モダンホラー上巻』
草
約束
水晶球の世界
猫又
半幽霊
安い家
鉛
群集の中に
水木しげるの漫画は色々読んでいるつもりだったが、まとめて読んだことはない。これはとてもうかつだったと思った。
さらに、今日読んだ3冊中、「水晶球の世界」は重複しているではないか。
途中まで気がつかなかっただけでなく、結末がどうなるのかワクワクしながら2度めを読んだ。僕の脳みそは節穴か!
シュガシュガルーン、働きマン
2005年7月5日 アニメ・マンガ安野モヨコの漫画『シュガシュガルーン』『働きマン』のそれぞれ第1巻を読んだ。
安野モヨコは、東京に暮らす「だみあん」の家に入り浸りになっているとき、『ハッピーマニア』を「これは私のことだ!」と驚喜して読んでいるのを見て、本をかっさらって読んだ記憶がある。
その後、『花とみつばち』を読んだのは、ごく最近のことだ。
なんだか人気があって影響力のある作家さんらしい。
確かに、どの漫画も水準を越えて面白かった。
この人は自分の主張したいことをテーマとしてもっていて作品を書いているのではなく、あくまでも娯楽作品の作者に徹しているところが、潔くていいな、と思う。
イデオロギーを持ってしまうと、作家としての厳格さに欠けて、書きたいことをただだらだらと書き流すことになりかねない。
その点、安野モヨコは安心だ。
むちゃくちゃ古い話だが、かつて、さだまさしが「関白宣言」という歌を出したとき、女性の権利と平等を訴える人々が、「どーゆーつもりだ!」と抗議したことがある。それに対するさだまさしの答えはこうだ。
「これは単なる作品です」
潔い!
アルカイダがアメリカを滅ぼす物語を書いたとしても、それが娯楽作品であるかぎり、作者がどう考えているのかは、その中に含まれていない。文学だと、そうはいかないが、娯楽だと、それでいいのだ。
僕がするパフォーマンスも、娯楽だから、深読みするのは1つの楽しみ方だろうけど、特別何かを訴えようとしているわけではない。
むしろ、何かテーマを持ったパフォーマンスや、「ここを見てください」なんて見方を示されるパフォーマンスなんて、パフォーマーの心の弱さをあらわしているだけに思える。
何の意味も意義もないパフォーマンスであることを、堂々と開いて受けて立つのが、気持ちいい。
安野モヨコの気持よさはそこにある。
作品で語られる内容は、作者の主義をちっとも代弁していないのだ。だって、きっと主義なんてなさそうだし。
安野モヨコは、東京に暮らす「だみあん」の家に入り浸りになっているとき、『ハッピーマニア』を「これは私のことだ!」と驚喜して読んでいるのを見て、本をかっさらって読んだ記憶がある。
その後、『花とみつばち』を読んだのは、ごく最近のことだ。
なんだか人気があって影響力のある作家さんらしい。
確かに、どの漫画も水準を越えて面白かった。
この人は自分の主張したいことをテーマとしてもっていて作品を書いているのではなく、あくまでも娯楽作品の作者に徹しているところが、潔くていいな、と思う。
イデオロギーを持ってしまうと、作家としての厳格さに欠けて、書きたいことをただだらだらと書き流すことになりかねない。
その点、安野モヨコは安心だ。
むちゃくちゃ古い話だが、かつて、さだまさしが「関白宣言」という歌を出したとき、女性の権利と平等を訴える人々が、「どーゆーつもりだ!」と抗議したことがある。それに対するさだまさしの答えはこうだ。
「これは単なる作品です」
潔い!
アルカイダがアメリカを滅ぼす物語を書いたとしても、それが娯楽作品であるかぎり、作者がどう考えているのかは、その中に含まれていない。文学だと、そうはいかないが、娯楽だと、それでいいのだ。
僕がするパフォーマンスも、娯楽だから、深読みするのは1つの楽しみ方だろうけど、特別何かを訴えようとしているわけではない。
むしろ、何かテーマを持ったパフォーマンスや、「ここを見てください」なんて見方を示されるパフォーマンスなんて、パフォーマーの心の弱さをあらわしているだけに思える。
何の意味も意義もないパフォーマンスであることを、堂々と開いて受けて立つのが、気持ちいい。
安野モヨコの気持よさはそこにある。
作品で語られる内容は、作者の主義をちっとも代弁していないのだ。だって、きっと主義なんてなさそうだし。
空手小公子小日向海流
2005年6月22日 アニメ・マンガ
今日は漫画。馬場康誌の『空手小公子・小日向海流』を19巻まで読んだ。
体操部にいた海流(みのる)は、第二空手部の部員になる。
空手漫画なのだが、ブラジリアン柔術が出てきたり、剣道やムエタイと戦ったり、忍術が出てきたり、異種格闘技の楽しみを味わえる。
敵だった相手と、闘った後にあっけらかんと仲間になるのは少年漫画のいいところだ。
憎しみなんて、そんなに長期間に渡って抱いていられないしね。
こういう漫画では、登場人物がよく実在の人物に似せて描かれることがある。
まるでドラマか映画のキャストを決めて漫画にしたような感じ。
そうすると、あらかじめ実在の人物がもっているキャラクターをそのまんま使うことができる利点がある。
わかりやすい。
でも、タイガーマスクみたいに、漫画のキャラクターを人間が真似るような関係の方が、突飛で面白いはずだ。
この『小日向海流』はギャグでもないし、とんでもない話を展開しているわけでもない。
格闘技好きの人間を楽しませる端正な空手漫画なのだ。
どんなに闘っても、陰惨にならない明るさは特筆に値する。
ドロドロのルサンチマンなどこの漫画にはいらない。
少年とは、そういうものなのだから。
体操部にいた海流(みのる)は、第二空手部の部員になる。
空手漫画なのだが、ブラジリアン柔術が出てきたり、剣道やムエタイと戦ったり、忍術が出てきたり、異種格闘技の楽しみを味わえる。
敵だった相手と、闘った後にあっけらかんと仲間になるのは少年漫画のいいところだ。
憎しみなんて、そんなに長期間に渡って抱いていられないしね。
こういう漫画では、登場人物がよく実在の人物に似せて描かれることがある。
まるでドラマか映画のキャストを決めて漫画にしたような感じ。
そうすると、あらかじめ実在の人物がもっているキャラクターをそのまんま使うことができる利点がある。
わかりやすい。
でも、タイガーマスクみたいに、漫画のキャラクターを人間が真似るような関係の方が、突飛で面白いはずだ。
この『小日向海流』はギャグでもないし、とんでもない話を展開しているわけでもない。
格闘技好きの人間を楽しませる端正な空手漫画なのだ。
どんなに闘っても、陰惨にならない明るさは特筆に値する。
ドロドロのルサンチマンなどこの漫画にはいらない。
少年とは、そういうものなのだから。
1日の使い方を計算してみる。
夜勤が約12時間、家から会社まで片道1時間(徒歩で通ってる)、往復で2時間。
仕事行く用意、食事、入浴などもろもろの雑事で1時間、と考えると、自分がやりたいことやっている時間は9時間になる。うっかり8時間睡眠とろうものなら、1時間しか使えない!食事や睡眠の時間が一番楽しい、という人がいるが、とてもうらやましい。食事や睡眠は、いやでも1日のうちに組み込まれている時間だから、1日のあいだに楽しい時間が必ずやってくるわけだ。でも、たとえば読書が好きだとか映画が好きだという場合、何も読まない1日や、1本も映画を見ない日なんてザラだ。これがストレスのもとか。
と、いうわけで、今日はこれといってどこにも行かず、読書はしたが何も読み終わらず、録画しておいたテレビ番組ばかり見ていた、という気楽な1日になった。ほとんど寝てたけど。
恋愛でもしておれば充実度も変わるのかもしれないが、あいにくと今はフリーだ。(カーロ)。
ゴロゴロしてたので、今日は漫画の感想でも。奥浩哉の『GANTZ』1巻からこの4月に出た16巻までを一気に読んだ。(今日まで全然読んでなかった、ということだ)
死者たちによる宇宙人退治ゲーム。毎回のゲームに採点が下され、百点に達するまでは何度でも通常の世界から招集される。ゲームで死んでしまえば、そのときに本当の死がおとずれる。
採点を下すのは、「ガンツ」と呼ばれる黒い球体で、これはモノリスとガンツ先生(ロボコン)からの連想なんだろうな、と思わせる。
退治すべき宇宙人も、田中星児そっくりの「田中星人」とか、ネギ星人とか、いちいち人を喰っていて、しかも無気味このうえない。
宇宙人は金剛力士像が動き出す「おこりんぼう星人」「あばれんぼう星人」とか、ビリケンそっくりの「チビ星人」、恐竜など、作者がコンピュータの3D画像を下敷きにして作画しているので、資料をコンピュータにとりこみやすいものが多くなってるんじゃないか?現に、14巻で発表されていた、読者から寄せられた「星人」ベスト10の堂々一位は「ノヴァ星人・ダヴィデ星人」で、有名な彫刻が動き出すというアイディアだ。(ノヴァ星人は「考える人」英会話学校のコマーシャルから)
ガンツ先生の採点を違う形で作品化したらどうなるか、という試みは面白いが、「なぜ、ガンツはこんな採点ゲームをはじめたのか」とか、「ガンツの正体は」なんて謎を解く段になると、面白さが失速するんじゃないかと、あやぶんでいる。そんなの明かさなくていいよ、と言っておきたい。
僕は点取り占い風の、何故これが10点?という不条理で理不尽で無意味なのが面白いと思っているのだ。
調子にのって、GANTZ占いというのをやってみた。
http://bom-ba-ye.com/c.cgi?shinpei-n=3
「あなたは玄野計タイプです。
巨乳みてチンコ立ちすぎ
加藤タイプと相性がいいですが、岸本タイプに嫌われる傾向があるようです。」
強さは105点もあるのに、度胸はマイナス1点、やる気は0点、と低得点だった。
なんとなく、当たっているような気がした。嫌われるのが岸本タイプだというのには笑った。
この「GANTZ」は今なおヤングジャンプで連載中なので、今後、どんな展開がされるのか、楽しみだ。この漫画の強みは、主人公以外みんな殺してしまって、登場人物の総替えができるところだ。うーん、ゲームっぽい。
夜勤が約12時間、家から会社まで片道1時間(徒歩で通ってる)、往復で2時間。
仕事行く用意、食事、入浴などもろもろの雑事で1時間、と考えると、自分がやりたいことやっている時間は9時間になる。うっかり8時間睡眠とろうものなら、1時間しか使えない!食事や睡眠の時間が一番楽しい、という人がいるが、とてもうらやましい。食事や睡眠は、いやでも1日のうちに組み込まれている時間だから、1日のあいだに楽しい時間が必ずやってくるわけだ。でも、たとえば読書が好きだとか映画が好きだという場合、何も読まない1日や、1本も映画を見ない日なんてザラだ。これがストレスのもとか。
と、いうわけで、今日はこれといってどこにも行かず、読書はしたが何も読み終わらず、録画しておいたテレビ番組ばかり見ていた、という気楽な1日になった。ほとんど寝てたけど。
恋愛でもしておれば充実度も変わるのかもしれないが、あいにくと今はフリーだ。(カーロ)。
ゴロゴロしてたので、今日は漫画の感想でも。奥浩哉の『GANTZ』1巻からこの4月に出た16巻までを一気に読んだ。(今日まで全然読んでなかった、ということだ)
死者たちによる宇宙人退治ゲーム。毎回のゲームに採点が下され、百点に達するまでは何度でも通常の世界から招集される。ゲームで死んでしまえば、そのときに本当の死がおとずれる。
採点を下すのは、「ガンツ」と呼ばれる黒い球体で、これはモノリスとガンツ先生(ロボコン)からの連想なんだろうな、と思わせる。
退治すべき宇宙人も、田中星児そっくりの「田中星人」とか、ネギ星人とか、いちいち人を喰っていて、しかも無気味このうえない。
宇宙人は金剛力士像が動き出す「おこりんぼう星人」「あばれんぼう星人」とか、ビリケンそっくりの「チビ星人」、恐竜など、作者がコンピュータの3D画像を下敷きにして作画しているので、資料をコンピュータにとりこみやすいものが多くなってるんじゃないか?現に、14巻で発表されていた、読者から寄せられた「星人」ベスト10の堂々一位は「ノヴァ星人・ダヴィデ星人」で、有名な彫刻が動き出すというアイディアだ。(ノヴァ星人は「考える人」英会話学校のコマーシャルから)
ガンツ先生の採点を違う形で作品化したらどうなるか、という試みは面白いが、「なぜ、ガンツはこんな採点ゲームをはじめたのか」とか、「ガンツの正体は」なんて謎を解く段になると、面白さが失速するんじゃないかと、あやぶんでいる。そんなの明かさなくていいよ、と言っておきたい。
僕は点取り占い風の、何故これが10点?という不条理で理不尽で無意味なのが面白いと思っているのだ。
調子にのって、GANTZ占いというのをやってみた。
http://bom-ba-ye.com/c.cgi?shinpei-n=3
「あなたは玄野計タイプです。
巨乳みてチンコ立ちすぎ
加藤タイプと相性がいいですが、岸本タイプに嫌われる傾向があるようです。」
強さは105点もあるのに、度胸はマイナス1点、やる気は0点、と低得点だった。
なんとなく、当たっているような気がした。嫌われるのが岸本タイプだというのには笑った。
この「GANTZ」は今なおヤングジャンプで連載中なので、今後、どんな展開がされるのか、楽しみだ。この漫画の強みは、主人公以外みんな殺してしまって、登場人物の総替えができるところだ。うーん、ゲームっぽい。
アニメ上映会、teff teff、スタジオSTSライブ
2005年5月14日 アニメ・マンガ
ディスクピア日本橋にアニメ上映会を見に行った。今日は3本立て。
「円盤皇女ワるきゅーレ〜星霊節の花嫁」第1話「乙女と眼鏡の関係について」
学校に円盤が落ちてきて刺さった!その日からファム(皇女)の侵略がはじまる。対抗するのは真田侍女長。眼鏡っ子とネコミミの戦争が勃発する!
なぜファムが学内の少女たちを眼鏡っ子化して一代勢力を築くのか真相を知って、僕は椅子から転げ落ちそうになった。なんじゃ、そりゃ!でもラストでワるきゅーレがその望みを無邪気に叶えてあげるシーンに、軽く膝を打った。DVDは5月25日発売予定。
「鴉-KARAS-」第1話「鴉開眼」
タツノコプロ40周年記念アニメーションで、力の入り方が尋常じゃない。Xファイルで妖怪退治するような話だが、アニメ技術を駆使して、まるで最近のライダーシリーズを視覚的万能にしたような印象。第1話では河童退治。でも、この第1話全体が予告編みたいなものなんだろうな、と思った。
鈴木かすみや渋谷飛鳥が重要な役で声をあてているのも僕にとってはツボ。
このイベントは無料なのに、入場者にはプレゼントがある。この「鴉」のPV(DVD)もその中にあったので帰ってから見てみたが、こりゃかっこいい。DVDは5月28日発売予定。
「これが私の御主人様」第1話
広い屋敷に1人で住む少年。家出してきた中学生姉妹はその屋敷でメイドとしてはたらくことになった。登場人物の発言がいちいち底が浅くて納得しがたいが、現実にもよくある齟齬の範囲内かもしれない。
いかにも萌え系のギャグが随所に織り込まれた作品なので、ほとんど身内ウケに近い。
4月からBS-iで放送されていたらしい。DVDは6月10日発売予定。
アニメといえば、ローゼンメイデンの第2期シリーズ「ローゼンメイデン・トロイメント」の制作決定がフロムゲーマーズなどで話題になっているが、ここ大阪では5月21日から第1期シリーズの放送がはじまる。第1話は、かなり前にこのディスクピアの上映会で見たのだ。続編が出るということは、面白いシリーズだったのだろう。チェックしてみるか。
信長書店でteff teffイベント。午後3時からの回を見に行った。
まずRiRi(岩崎梨緒奈、金山理恵)の歌「大スキ!」(広末)
小畑いおりと松涛有希が登場し、ファンクラブの説明トーク。
RiRi再登場で「Trust Your Love」(倖田來未)
サイン色紙争奪クイズ大会(クイズ内容はteff teffメンバーについての知識。僕は最後まで残ったがジャンケンで負けた!)
いおりと有希によるグッズ紹介。
RiRi「あ〜よかった」(花*花)
撮影タイム。ビデオはNGだが、デジカメ、携帯での撮影はOK。でも、僕は何も持っていなかったので、撮影できず。
小畑いおりちゃんはテレビ番組(僕の家ではうつらないが、奈良テレビ、テレビ和歌山で放送中)「ゴールデンスロット」の「ゴールデンハニー」の一員だ。人気投票があったのでランキングを見てみたら、小畑いおりちゃん、苦戦である。1票投じてランクアップを祈った。
このイベント、RiRiにはそれぞれの妹さんや親戚の子供が見に来ていた。撮影タイムでその子供(6才)が「りえちゃん、撮りたい!」とせがんでいたが、母親に「りえちゃんは家に帰ったらいくらでも写真撮れるでしょう」とたしなめられていた。面白い!
九条に行き、スタジオSTSライブ。今日はteff teffがあったので、午後5時頃から並んだ。開演は午後7時。
以下、演目とユニット。
そんでもってFUN FUN FUN/ハローキティ選抜
ジュテーム ジュテーム/ミニバブ
BOY/ミニバブ(次のトレード登場までのつなぎ)
憧夢〜風に向かって/トレード
ラブリーフレンドシップ/ペトラキッズ
イントロ/NAO組(ケミカルブラザーズ)
渚の「…」/プリティーズ
Final Fun-Boy/クランベリーズ
センチメンタルボーイ/RISAKO&REINA(曲タイトルはプログラム記載ママ)
みんなに一番/ミニミニclub
ハピネス/ファッションズ(Berryz工房。振り付けは一部取り入れているだけで、ハローキティ選抜のダンスと似ていた)
sexy,naughty,bitchu/ブラックベリーズ
can’t be stopped/ブラックベリーズ(今回は2曲踊るユニットを4組、後半にかためてきた。ブラックベリーズはアダルトなレパートリーとは逆に、自己紹介はハッチャケていた。ダンシングBANANAを極端にしたようなはしゃぎぶり。 メンバー紹介ではリカちゃんが2人いるため、それぞれ「リカONE」「リカTWO」と呼んでくれるようにお客さんにアピールしていた)
ちょっとだけMY LOVE/ミューズ
瞳は元気なブルースカイ/ミューズ(ミューズは東京ライブの感想。新メンバー川田梨由ちゃんの紹介)
Quincy/TOUCH
faraway/TOUCH(タッチも台本通りの自己紹介だが、以前のバージョンよりも面白くなっていた)
Uki Uki Baby/いちごっ娘
Get’s your Groove/いちごっ娘(東京ライブで感激のあまり泣いたことなど)
バイク/Super Bubblez
以上。
ベスト3のアンケートで一番多く票を集めたユニットは、次回のライブでトリをとり、しかも3曲踊れるとアナウンスがあった。どう考えてもプリティーズなんかがトップになったりしない(レパートリーが2曲)となめていないか?まあ、「ショータイム」とか「ミッキーマウスマーチ」なら誰でも踊れるんだろうが。
僕の選んだベスト3はTOUCH、いちごっ娘、RISAKO&REINAだった。
終演後にマツケンサンバが流れて、工藤幸子の息子がキラキラの衣装、アフロヘアで登場。以前、マツケンサンバを舞台の上で勝手に遊んで踊っていたのに気をよくして、ちゃんとコスチュームまで用意してステージに立たせたものらしい。子供だから、今日は踊りたくない、と駄々をこねて、ダンスは不発。
このライブで、ひさしぶりに安田謙一くんとイレメちゃん夫妻に会った。考えてみると、ここ2年ほど、安田夫妻に会うのは、このstsライブでだけだ。
今日はいくつものイベントが重なっていて、選択に苦しんだ。迷いはなかったのだが、行かないことに決めたイベントをあきらめねばならないのがつらかったのだ。
ザ・事情聴取も童貞しゃべり場もハーベストの丘も神戸まつりも、行きたかったなあ。
「円盤皇女ワるきゅーレ〜星霊節の花嫁」第1話「乙女と眼鏡の関係について」
学校に円盤が落ちてきて刺さった!その日からファム(皇女)の侵略がはじまる。対抗するのは真田侍女長。眼鏡っ子とネコミミの戦争が勃発する!
なぜファムが学内の少女たちを眼鏡っ子化して一代勢力を築くのか真相を知って、僕は椅子から転げ落ちそうになった。なんじゃ、そりゃ!でもラストでワるきゅーレがその望みを無邪気に叶えてあげるシーンに、軽く膝を打った。DVDは5月25日発売予定。
「鴉-KARAS-」第1話「鴉開眼」
タツノコプロ40周年記念アニメーションで、力の入り方が尋常じゃない。Xファイルで妖怪退治するような話だが、アニメ技術を駆使して、まるで最近のライダーシリーズを視覚的万能にしたような印象。第1話では河童退治。でも、この第1話全体が予告編みたいなものなんだろうな、と思った。
鈴木かすみや渋谷飛鳥が重要な役で声をあてているのも僕にとってはツボ。
このイベントは無料なのに、入場者にはプレゼントがある。この「鴉」のPV(DVD)もその中にあったので帰ってから見てみたが、こりゃかっこいい。DVDは5月28日発売予定。
「これが私の御主人様」第1話
広い屋敷に1人で住む少年。家出してきた中学生姉妹はその屋敷でメイドとしてはたらくことになった。登場人物の発言がいちいち底が浅くて納得しがたいが、現実にもよくある齟齬の範囲内かもしれない。
いかにも萌え系のギャグが随所に織り込まれた作品なので、ほとんど身内ウケに近い。
4月からBS-iで放送されていたらしい。DVDは6月10日発売予定。
アニメといえば、ローゼンメイデンの第2期シリーズ「ローゼンメイデン・トロイメント」の制作決定がフロムゲーマーズなどで話題になっているが、ここ大阪では5月21日から第1期シリーズの放送がはじまる。第1話は、かなり前にこのディスクピアの上映会で見たのだ。続編が出るということは、面白いシリーズだったのだろう。チェックしてみるか。
信長書店でteff teffイベント。午後3時からの回を見に行った。
まずRiRi(岩崎梨緒奈、金山理恵)の歌「大スキ!」(広末)
小畑いおりと松涛有希が登場し、ファンクラブの説明トーク。
RiRi再登場で「Trust Your Love」(倖田來未)
サイン色紙争奪クイズ大会(クイズ内容はteff teffメンバーについての知識。僕は最後まで残ったがジャンケンで負けた!)
いおりと有希によるグッズ紹介。
RiRi「あ〜よかった」(花*花)
撮影タイム。ビデオはNGだが、デジカメ、携帯での撮影はOK。でも、僕は何も持っていなかったので、撮影できず。
小畑いおりちゃんはテレビ番組(僕の家ではうつらないが、奈良テレビ、テレビ和歌山で放送中)「ゴールデンスロット」の「ゴールデンハニー」の一員だ。人気投票があったのでランキングを見てみたら、小畑いおりちゃん、苦戦である。1票投じてランクアップを祈った。
このイベント、RiRiにはそれぞれの妹さんや親戚の子供が見に来ていた。撮影タイムでその子供(6才)が「りえちゃん、撮りたい!」とせがんでいたが、母親に「りえちゃんは家に帰ったらいくらでも写真撮れるでしょう」とたしなめられていた。面白い!
九条に行き、スタジオSTSライブ。今日はteff teffがあったので、午後5時頃から並んだ。開演は午後7時。
以下、演目とユニット。
そんでもってFUN FUN FUN/ハローキティ選抜
ジュテーム ジュテーム/ミニバブ
BOY/ミニバブ(次のトレード登場までのつなぎ)
憧夢〜風に向かって/トレード
ラブリーフレンドシップ/ペトラキッズ
イントロ/NAO組(ケミカルブラザーズ)
渚の「…」/プリティーズ
Final Fun-Boy/クランベリーズ
センチメンタルボーイ/RISAKO&REINA(曲タイトルはプログラム記載ママ)
みんなに一番/ミニミニclub
ハピネス/ファッションズ(Berryz工房。振り付けは一部取り入れているだけで、ハローキティ選抜のダンスと似ていた)
sexy,naughty,bitchu/ブラックベリーズ
can’t be stopped/ブラックベリーズ(今回は2曲踊るユニットを4組、後半にかためてきた。ブラックベリーズはアダルトなレパートリーとは逆に、自己紹介はハッチャケていた。ダンシングBANANAを極端にしたようなはしゃぎぶり。 メンバー紹介ではリカちゃんが2人いるため、それぞれ「リカONE」「リカTWO」と呼んでくれるようにお客さんにアピールしていた)
ちょっとだけMY LOVE/ミューズ
瞳は元気なブルースカイ/ミューズ(ミューズは東京ライブの感想。新メンバー川田梨由ちゃんの紹介)
Quincy/TOUCH
faraway/TOUCH(タッチも台本通りの自己紹介だが、以前のバージョンよりも面白くなっていた)
Uki Uki Baby/いちごっ娘
Get’s your Groove/いちごっ娘(東京ライブで感激のあまり泣いたことなど)
バイク/Super Bubblez
以上。
ベスト3のアンケートで一番多く票を集めたユニットは、次回のライブでトリをとり、しかも3曲踊れるとアナウンスがあった。どう考えてもプリティーズなんかがトップになったりしない(レパートリーが2曲)となめていないか?まあ、「ショータイム」とか「ミッキーマウスマーチ」なら誰でも踊れるんだろうが。
僕の選んだベスト3はTOUCH、いちごっ娘、RISAKO&REINAだった。
終演後にマツケンサンバが流れて、工藤幸子の息子がキラキラの衣装、アフロヘアで登場。以前、マツケンサンバを舞台の上で勝手に遊んで踊っていたのに気をよくして、ちゃんとコスチュームまで用意してステージに立たせたものらしい。子供だから、今日は踊りたくない、と駄々をこねて、ダンスは不発。
このライブで、ひさしぶりに安田謙一くんとイレメちゃん夫妻に会った。考えてみると、ここ2年ほど、安田夫妻に会うのは、このstsライブでだけだ。
今日はいくつものイベントが重なっていて、選択に苦しんだ。迷いはなかったのだが、行かないことに決めたイベントをあきらめねばならないのがつらかったのだ。
ザ・事情聴取も童貞しゃべり場もハーベストの丘も神戸まつりも、行きたかったなあ。
ローゼンメイデン、テイルズ・オブ・ファンタジア、トップをねらえ2
2004年11月6日 アニメ・マンガ
今日はディスクピア日本橋で、アニメの上映会があった。もうすぐ発売の作品を集めて見せてくれる、貴重なイベントだ。家で見ていると何かとよそ見したり邪魔が入るので、こういうイベントで見るのが集中できてありがたい。今日は3本立て。
1本目は「ローゼンメイデン」第1話「薔薇乙女」
主題歌はアリプロジェクト。TBS系でもうすぐ放送開始。
引きこもりの少年「ジュン」と生きているアンティーク風人形「真紅」の物語で、人形たちの闘いを描いている。ジュンは通信販売で呪いグッズを買い集めたり、ギリギリでクーリングオフばかり繰り返しており、「学校」という単語を聞いただけで機嫌を損ねて姉に悪態をつくようなどうしようもない奴なので、人形に殺されようが悲劇でもなんでもないように思うのだが、今後「ジュン」がどう変わっていくのか、あるいは変わらないのかが楽しみ。「真紅」は人形のくせにいきなり命令口調で、相手がマゾでもないかぎり、5秒後にはバラバラにされて踏み付けられているような高飛車で嫌な奴だ。それらしくいいことも言うのだが、人形のおまえに言われたくない、と思った。しかし、これも話が進むにつれて違和感がなくなっていくのだろう。
2本目は「テイルズ・オブ・ファンタジア」第1話。
キャラクター原案藤島康介(逮捕しちゃうぞ)のナムコのゲームのオリジナルビデオアニメ。
ダオスの封印が解かれ、クレスとミントが強力な魔法使いを探しに百年前の世界に飛ぶ。チェスターがダオスに立ち向かって時間を稼ぐ、とか張り切っているが、大丈夫か。百年前の世界はヴァルハラ戦役の真っ最中で、戦力となる魔法使いを手放したくはないという。クレスとミントはヴァルハラ戦役終結までこの地にとどまり、共に闘うことにした。と、いうところまで。
ゲームボーイアドバンスで同ゲームが出ているので、買って続きをやりたくなってきた。アドバンスでは新シナリオ、新キャラクターの追加もあるそうで、安い中古を探すつもりだ。
3本目は「トップをねらえ!2」第1話「お姉さまと呼ばせてください!」
ガイナックス20周年記念作品。
まずは、1988年に出たオリジナルの「トップをねらえ!」の方から。たまたま今日ケーブルテレビで全6話一挙放送をしていたので、見てみた。宇宙で闘うパイロットもので、最初はドジで泣いてばかりいる主人公タカヤノリコが成長していく物語。根性ものの体裁をとっているが、マニアたちにとってツッコミたくなる箇所やうんちくをたれたくなる箇所が随所に罠として仕掛けられている。発売以来十数年にわたって、オタクたちはこのビデオを見て、「なんでここでクレクレタコラが出てくんねん」とか「テレホンカードって!」なんていちいち突っこんできたに違いない。僕もひとつ。ツッコミじゃないが、最終話で、最近見たばかりの「スーパージャイアンツ・人工衛星と人類の破滅」のポスターが部屋にはってあった。マニアだねえ。楽屋落ちやマスターベーション、パロディに終わっていないので、僕のようなオタク外の一般人でも充分感動できた。大傑作だ。
で、「トップをねらえ!2」だ。
こっちも宇宙怪獣と闘うパイロットになろうとする女の子の物語。皿を洗えば必ず割ってしまうクラッシャーだ。ここではパイロットを「トップレス」と呼んでいた。「1」の最終話で見られた胸の部分を破って文字通りトップレスになるシーンもサービスで出てきた。ガンバスターのアイキャッチも健在。「1」は大映テレビの乗りをパロディとして使っていたが、今回の「2」はさすがにそんな古臭いことはしていない。りっぱに今のアニメになっている。僕の好みから言えば、あんなに「1」に感動したのに、「2」の脳天気さにはるかに期待をかけたい気分だ。泣いてばかりいた「1」の主人公の一見マジメぶった物語、という皮を脱いで、はなっから「何でもあり」世界のアニメになっている。これは潔い。なによりも、主人公の女の子の名前が「ノノ」だというのが泣かせるではないか。
主人公の声は福井裕佳梨、キャラクターデザインは貞本義行(エヴァンゲリオン)主題歌は永井ルイが作曲している。
今日は「攻殻機動隊スタンドアローンコンプレックス」の地上波カットのエピソード「偽装網に抱かれて」とか、その次の「消された薬」(ここから本シリーズはクライマックスだ!)見たり、ガンダムSEEDの再放送とデスティニー見たり(戦いたくないのに戦わざるを得なくなる、という話、そろそろやめにしませんか)、ジパングの1話、2話見たり(2話使ってまだ物語は動いていない。さて、どうなるか)、「月詠」見たり(フルフルフルムーン)、「ニニンがシノブ伝」見たり(毎日放送で第7回。はじめて見たけど、これ滅茶苦茶面白いじゃないか。シリーズ半分見逃したので再放送する日を要注意だ)、「魔法少女リリカルなのは」見たり(説明的セリフが気になるが、それなしでは何の話だかわからない、というのも情けない)、アニメばかり見ていたかのようだ。
外出時にいろいろ寄った店で、面白いものをいっぱい見つけたので、もしも入手したり、イベント行ったりしたらまた日記に書くことにしよう。
1本目は「ローゼンメイデン」第1話「薔薇乙女」
主題歌はアリプロジェクト。TBS系でもうすぐ放送開始。
引きこもりの少年「ジュン」と生きているアンティーク風人形「真紅」の物語で、人形たちの闘いを描いている。ジュンは通信販売で呪いグッズを買い集めたり、ギリギリでクーリングオフばかり繰り返しており、「学校」という単語を聞いただけで機嫌を損ねて姉に悪態をつくようなどうしようもない奴なので、人形に殺されようが悲劇でもなんでもないように思うのだが、今後「ジュン」がどう変わっていくのか、あるいは変わらないのかが楽しみ。「真紅」は人形のくせにいきなり命令口調で、相手がマゾでもないかぎり、5秒後にはバラバラにされて踏み付けられているような高飛車で嫌な奴だ。それらしくいいことも言うのだが、人形のおまえに言われたくない、と思った。しかし、これも話が進むにつれて違和感がなくなっていくのだろう。
2本目は「テイルズ・オブ・ファンタジア」第1話。
キャラクター原案藤島康介(逮捕しちゃうぞ)のナムコのゲームのオリジナルビデオアニメ。
ダオスの封印が解かれ、クレスとミントが強力な魔法使いを探しに百年前の世界に飛ぶ。チェスターがダオスに立ち向かって時間を稼ぐ、とか張り切っているが、大丈夫か。百年前の世界はヴァルハラ戦役の真っ最中で、戦力となる魔法使いを手放したくはないという。クレスとミントはヴァルハラ戦役終結までこの地にとどまり、共に闘うことにした。と、いうところまで。
ゲームボーイアドバンスで同ゲームが出ているので、買って続きをやりたくなってきた。アドバンスでは新シナリオ、新キャラクターの追加もあるそうで、安い中古を探すつもりだ。
3本目は「トップをねらえ!2」第1話「お姉さまと呼ばせてください!」
ガイナックス20周年記念作品。
まずは、1988年に出たオリジナルの「トップをねらえ!」の方から。たまたま今日ケーブルテレビで全6話一挙放送をしていたので、見てみた。宇宙で闘うパイロットもので、最初はドジで泣いてばかりいる主人公タカヤノリコが成長していく物語。根性ものの体裁をとっているが、マニアたちにとってツッコミたくなる箇所やうんちくをたれたくなる箇所が随所に罠として仕掛けられている。発売以来十数年にわたって、オタクたちはこのビデオを見て、「なんでここでクレクレタコラが出てくんねん」とか「テレホンカードって!」なんていちいち突っこんできたに違いない。僕もひとつ。ツッコミじゃないが、最終話で、最近見たばかりの「スーパージャイアンツ・人工衛星と人類の破滅」のポスターが部屋にはってあった。マニアだねえ。楽屋落ちやマスターベーション、パロディに終わっていないので、僕のようなオタク外の一般人でも充分感動できた。大傑作だ。
で、「トップをねらえ!2」だ。
こっちも宇宙怪獣と闘うパイロットになろうとする女の子の物語。皿を洗えば必ず割ってしまうクラッシャーだ。ここではパイロットを「トップレス」と呼んでいた。「1」の最終話で見られた胸の部分を破って文字通りトップレスになるシーンもサービスで出てきた。ガンバスターのアイキャッチも健在。「1」は大映テレビの乗りをパロディとして使っていたが、今回の「2」はさすがにそんな古臭いことはしていない。りっぱに今のアニメになっている。僕の好みから言えば、あんなに「1」に感動したのに、「2」の脳天気さにはるかに期待をかけたい気分だ。泣いてばかりいた「1」の主人公の一見マジメぶった物語、という皮を脱いで、はなっから「何でもあり」世界のアニメになっている。これは潔い。なによりも、主人公の女の子の名前が「ノノ」だというのが泣かせるではないか。
主人公の声は福井裕佳梨、キャラクターデザインは貞本義行(エヴァンゲリオン)主題歌は永井ルイが作曲している。
今日は「攻殻機動隊スタンドアローンコンプレックス」の地上波カットのエピソード「偽装網に抱かれて」とか、その次の「消された薬」(ここから本シリーズはクライマックスだ!)見たり、ガンダムSEEDの再放送とデスティニー見たり(戦いたくないのに戦わざるを得なくなる、という話、そろそろやめにしませんか)、ジパングの1話、2話見たり(2話使ってまだ物語は動いていない。さて、どうなるか)、「月詠」見たり(フルフルフルムーン)、「ニニンがシノブ伝」見たり(毎日放送で第7回。はじめて見たけど、これ滅茶苦茶面白いじゃないか。シリーズ半分見逃したので再放送する日を要注意だ)、「魔法少女リリカルなのは」見たり(説明的セリフが気になるが、それなしでは何の話だかわからない、というのも情けない)、アニメばかり見ていたかのようだ。
外出時にいろいろ寄った店で、面白いものをいっぱい見つけたので、もしも入手したり、イベント行ったりしたらまた日記に書くことにしよう。