映画ドラえもん のび太の人魚大海戦
2010年3月14日 映画「ドラえもん のび太の人魚大海戦」を見た。
映画30周年の作品にしては、とくにそれらしい趣向があるわけでもなかった。F先生が死んでからというもの、新作はなんとなくピントがぼけたような仕上がりになっているような気がする。本作でも、いきなりの家族愛のシーンが出てきたりして、違和感があった。
しかしながら、毎年楽しみにしているドラえもん映画、いつものパターンはきっちりと踏んでいて、それなりに楽しめた。最大の問題は、まったく個性的でないストーリーになりすぎていたことなのだ。
それと、こどもたちが考えた生物たちが今回もスクリーンに登場したが、もうちょっとストーリーに関わる登場の仕方ができないのかなあ、と思った。今回のキャラクター「ハリ坊」がいまいち可愛くなくて、こどもが考えたキャラクターの方が面白かったように思えたからだ。
ラストではボウリングのボールみたいなのがスクリーンを跳ねて横切り、たぶん「鉄人兵団」のリメイクが予定されているのだと思う。これは楽しみ。
あっ、今気づいたけど、武田鉄矢の歌が流れたところが30周年記念なのかな?あの歌の流れるシーンだけ、タイムスリップしたみたいな錯覚に囚われた。無難な作品作るくらいなら、いっそのこと大山のぶ代が敵役の声をあてるとかやってくれたら、面白かったかも。
帰宅して「現代の音楽」
− 音の現在〜ジェームズ・マクミラン −(2)
「ヴェニ・ヴェニ・エマニュエル(来れ、来れ、エマニュエル)
(1991−92)」ジェームズ・マクミラン作曲
(26分08秒)
(パーカッション)イヴリン・グレニー
(管弦楽)スコットランド室内管弦楽団
(指揮)ユッカ・ペッカ・サラステ
<BMGビクター CATALYST BVCT−1502>
「イントロイト − アドベント(入祭唱 − 待降節)」
ジェームズ・マクミラン作曲
(2分41秒)
「ハートビーツ(鼓動)」 ジェームズ・マクミラン作曲
(2分36秒)
「ダンス − ホケット」 ジェームズ・マクミラン作曲
(4分17秒)
「トランジション:シークエンス1(経過部:シークエンス1)」
ジェームズ・マクミラン作曲
(2分34秒)
「ガウデ、ガウデ(喜べ、喜べ)」 ジェームズ・マクミラン作曲
(5分35秒)
「トランジション:シークエンス2(経過部:シークエンス2)」
ジェームズ・マクミラン作曲
(2分29秒)
「ダンス − コラール」 ジェームズ・マクミラン作曲
(2分54秒)
「コーダ − イースター(コーダ − 復活祭)」
ジェームズ・マクミラン作曲
(3分02秒)
<BMGビクター CATALYST BVCT−1502>
「ピアノ・ソナタ(1985) 第1楽章 アダージョ」
ジェームズ・マクミラン作曲
(2分34秒)
(ピアノ)ジョン・ヨーク
「ピアノ・ソナタ(1985) 第2楽章
グランディオーソ・エド・アフレッタンド」
ジェームズ・マクミラン作曲
(9分14秒)
(ピアノ)ジョン・ヨーク
「ピアノ・ソナタ(1985) 第3楽章 アダージョ」
ジェームズ・マクミラン作曲
(1分59秒)
(ピアノ)ジョン・ヨーク
<black box music BBM1067>
「こどもの祈り(1996)」 ジェームズ・マクミラン作曲
(4分12秒)
(合唱)ザ・シックスティーン
(指揮)ハリー・クリストファーズ
<ユニバーサル・ミュージック ucj UCCS−1117>
NHK杯将棋トーナメント準決勝、丸山VS羽生は、羽生の圧勝。
これで決勝は羽生VS糸谷か。
どっちも強かったし、面白くなりそうだ。
映画30周年の作品にしては、とくにそれらしい趣向があるわけでもなかった。F先生が死んでからというもの、新作はなんとなくピントがぼけたような仕上がりになっているような気がする。本作でも、いきなりの家族愛のシーンが出てきたりして、違和感があった。
しかしながら、毎年楽しみにしているドラえもん映画、いつものパターンはきっちりと踏んでいて、それなりに楽しめた。最大の問題は、まったく個性的でないストーリーになりすぎていたことなのだ。
それと、こどもたちが考えた生物たちが今回もスクリーンに登場したが、もうちょっとストーリーに関わる登場の仕方ができないのかなあ、と思った。今回のキャラクター「ハリ坊」がいまいち可愛くなくて、こどもが考えたキャラクターの方が面白かったように思えたからだ。
ラストではボウリングのボールみたいなのがスクリーンを跳ねて横切り、たぶん「鉄人兵団」のリメイクが予定されているのだと思う。これは楽しみ。
あっ、今気づいたけど、武田鉄矢の歌が流れたところが30周年記念なのかな?あの歌の流れるシーンだけ、タイムスリップしたみたいな錯覚に囚われた。無難な作品作るくらいなら、いっそのこと大山のぶ代が敵役の声をあてるとかやってくれたら、面白かったかも。
帰宅して「現代の音楽」
− 音の現在〜ジェームズ・マクミラン −(2)
「ヴェニ・ヴェニ・エマニュエル(来れ、来れ、エマニュエル)
(1991−92)」ジェームズ・マクミラン作曲
(26分08秒)
(パーカッション)イヴリン・グレニー
(管弦楽)スコットランド室内管弦楽団
(指揮)ユッカ・ペッカ・サラステ
<BMGビクター CATALYST BVCT−1502>
「イントロイト − アドベント(入祭唱 − 待降節)」
ジェームズ・マクミラン作曲
(2分41秒)
「ハートビーツ(鼓動)」 ジェームズ・マクミラン作曲
(2分36秒)
「ダンス − ホケット」 ジェームズ・マクミラン作曲
(4分17秒)
「トランジション:シークエンス1(経過部:シークエンス1)」
ジェームズ・マクミラン作曲
(2分34秒)
「ガウデ、ガウデ(喜べ、喜べ)」 ジェームズ・マクミラン作曲
(5分35秒)
「トランジション:シークエンス2(経過部:シークエンス2)」
ジェームズ・マクミラン作曲
(2分29秒)
「ダンス − コラール」 ジェームズ・マクミラン作曲
(2分54秒)
「コーダ − イースター(コーダ − 復活祭)」
ジェームズ・マクミラン作曲
(3分02秒)
<BMGビクター CATALYST BVCT−1502>
「ピアノ・ソナタ(1985) 第1楽章 アダージョ」
ジェームズ・マクミラン作曲
(2分34秒)
(ピアノ)ジョン・ヨーク
「ピアノ・ソナタ(1985) 第2楽章
グランディオーソ・エド・アフレッタンド」
ジェームズ・マクミラン作曲
(9分14秒)
(ピアノ)ジョン・ヨーク
「ピアノ・ソナタ(1985) 第3楽章 アダージョ」
ジェームズ・マクミラン作曲
(1分59秒)
(ピアノ)ジョン・ヨーク
<black box music BBM1067>
「こどもの祈り(1996)」 ジェームズ・マクミラン作曲
(4分12秒)
(合唱)ザ・シックスティーン
(指揮)ハリー・クリストファーズ
<ユニバーサル・ミュージック ucj UCCS−1117>
NHK杯将棋トーナメント準決勝、丸山VS羽生は、羽生の圧勝。
これで決勝は羽生VS糸谷か。
どっちも強かったし、面白くなりそうだ。
B.U.G.@vijon〜寿喫茶@我楽茶堂
2010年3月13日 アイドル午後1時からvijonで「BUG」
出演順に。
Mari7+SKETCH
1.恋のマジック
みに☆きってん
1.ミニモニひなまつり(のミニモニをwktkにかえて)
2.グーの音(をwktkにかえて)
wktkメイツによるユニットで、wktk学園の宣伝を前面に押し出していた。
yukiko
1.スカイウィズクラウド
2.フォーシーズンズワンイヤー
シンガーソングライター。デモCDを貰い損ねた。これから路上などで活動していくそうだ。
村田寛奈
1.空色デイズ
2.kissして
ソロになって活動した最初のライブが、このBUGだった、ということで、思い出深いステージらしい。
もちろん、今日もこのイベントの一等賞である。
原瀬今日香
来るときに定期券を忘れたとか。13才の村田寛奈のあとで、ほとんどひとまわりも違う彼女が出てきたのは、wktkらしく非常に美味しい。普通なら村田寛奈が出たあとは、だれが出てきてもかすんでしまうのだが、原瀬今日香の実力はすごいな、と思った。
「愛のために」など歌う。
Nami
1.冒険でしょでしょ
2.I can’t stop my love for you
3.プリティプリーズチョコレートオントップ
アイドルスナイパーでお母さんからの手紙読む回の録画を見たあとだったので、感慨もひとしお。
歌声のキュートさは言うまでもないが、バリバリにダンス踊っているのもみたいな。
SKETCH
1.スーパードライバー
2.アンバランス
3.カモン
自己紹介のときの、好きな卒業ソングは、りーりー(3月9日)、みのりん(エール)、まゆ姉(トウエルブシーズン)、なっちゃん(道)
Sweet Ricotta
1.ワンウェイジェネレーション
2.ビンゴ
7’s style亡き今、このユニットはずっと続けてほしい。まだ選曲などで、本当にやりたいことをしていないんじゃないかな、と思えるので、これからが楽しみ。
福野みはる
1.空色デイズ
2.恋はくえすちょん
wktkからの芸人刺客。腕に歌詞を書いておいてガン見しながら結局はスキャットになるなど、見ていてめちゃくちゃ面白かった。こうなると、歌にとって歌詞っていったい?という気にもなってくる。観客席におりて歌うなど、やりたい放題なのが、素晴らしい。
3月19日午後6時過ぎの関西テレビ「アンカー」は要チェック。
NEXT
1.kitto…
2.love is a melody
ステージが狭く感じるほどのダンスの大きさが目立った。
アイドル的魅力にはダンスは欠かせないなあ、と実感させられる。
まりえ
NEXTのところでダンス必須、と言っておきながら、ダンスの見せどころなく、また、客席と一体になって、歌そっちのけで笑ったりしているこのまりえ。非常に面白かった。こうなると、アイドルにとって歌とダンスっていったい?という気にもなってきて考えさせられた。
彼女のようなのを「おとろしや」と言うのだろう。
umiko
ウラヌスターとか、フラグメントとか3曲。
一転して、きちんと歌を聞かせる。
前かがみになるとヤバイTシャツを着ている、とか言ってたが、そんな事故は起こらなかった。会場全体とコンタクトとろうとしている姿勢がとても好感をもてる。
葉月
今日物販に持ってきたラジオCDは、なんと出演前に完売。
言い訳メイビーなど。
MaryAngel
1.まじかるスター
2.わくわくドリーマー
3.ブランニューワールド
4.エンジェルウィング
今日は提灯は出なかったか。
まじかるスターを1曲目にするのは珍しい。
まーたんの誕生日とあって、何かステージ上でお祝いでもあるかと思っていたが、特になし。お楽しみは後にとってある、ということなのかな?
コスミアズサ
1.星間飛行
2.奇跡の香りダンス
京都のカフェ&レストラン「ハッピースターズ」の制服で登場。
さきそん
1.めろんしちゃって
2.さくらんぼキッス
グッズ紹介のときに股にグッズをはさみこむなど、これもwktkからの濃い刺客。
愛夢★
シャッフルというユニットで明日プラッツに出るらしい。
DD51さんにSTSの山下留依沙ちゃん(元ブラックベリーズ→ダークチェリー)と愛夢★ちゃんが似ていると指摘を受けた。そのときは、そんな目で見ていなかったので、回答を濁していたけど、家に帰って、ハッピースターズのフライヤーに写っている愛夢★ちゃんを見ていると、だんだん似ているような気がしてきた。
R.o.y.a.L
1.残酷な天使のテーゼ
2.マジックスノウ
3.レインボウ
出身が岩手と仙台なので、「みちのくロワイヤル」とか言われてしまう、とか。
CDは4月21日発売。
単体戦隊★恋レンジャー
1.ディスコティック
2.最強○×計画
3.ゴッドノウズ
4.単体戦隊★恋レンジャー
日本橋を守る守護神、オタクパワーを見せつける。
Mari7
1.オーバー
2.フォーマイベイビー
3.
4.ステップバイステップ
以下、アンコール
5.インスピレーション
イベント終りで、我楽茶堂で「実験アキレス」の勝さんとヤマダさんの結婚パーティ「寿喫茶」
親しい友人だけを集めて気の張らない楽しい集い。
かんのとしこアコーディオン演奏とか、自分BOXマイちゃんの歌とか、テレビのお仕事してる勝さんならではのお祝い映像が流れたり、楽しかった。
また、ドリンク、フードも美味しくて、堪能しました。
出演順に。
Mari7+SKETCH
1.恋のマジック
みに☆きってん
1.ミニモニひなまつり(のミニモニをwktkにかえて)
2.グーの音(をwktkにかえて)
wktkメイツによるユニットで、wktk学園の宣伝を前面に押し出していた。
yukiko
1.スカイウィズクラウド
2.フォーシーズンズワンイヤー
シンガーソングライター。デモCDを貰い損ねた。これから路上などで活動していくそうだ。
村田寛奈
1.空色デイズ
2.kissして
ソロになって活動した最初のライブが、このBUGだった、ということで、思い出深いステージらしい。
もちろん、今日もこのイベントの一等賞である。
原瀬今日香
来るときに定期券を忘れたとか。13才の村田寛奈のあとで、ほとんどひとまわりも違う彼女が出てきたのは、wktkらしく非常に美味しい。普通なら村田寛奈が出たあとは、だれが出てきてもかすんでしまうのだが、原瀬今日香の実力はすごいな、と思った。
「愛のために」など歌う。
Nami
1.冒険でしょでしょ
2.I can’t stop my love for you
3.プリティプリーズチョコレートオントップ
アイドルスナイパーでお母さんからの手紙読む回の録画を見たあとだったので、感慨もひとしお。
歌声のキュートさは言うまでもないが、バリバリにダンス踊っているのもみたいな。
SKETCH
1.スーパードライバー
2.アンバランス
3.カモン
自己紹介のときの、好きな卒業ソングは、りーりー(3月9日)、みのりん(エール)、まゆ姉(トウエルブシーズン)、なっちゃん(道)
Sweet Ricotta
1.ワンウェイジェネレーション
2.ビンゴ
7’s style亡き今、このユニットはずっと続けてほしい。まだ選曲などで、本当にやりたいことをしていないんじゃないかな、と思えるので、これからが楽しみ。
福野みはる
1.空色デイズ
2.恋はくえすちょん
wktkからの芸人刺客。腕に歌詞を書いておいてガン見しながら結局はスキャットになるなど、見ていてめちゃくちゃ面白かった。こうなると、歌にとって歌詞っていったい?という気にもなってくる。観客席におりて歌うなど、やりたい放題なのが、素晴らしい。
3月19日午後6時過ぎの関西テレビ「アンカー」は要チェック。
NEXT
1.kitto…
2.love is a melody
ステージが狭く感じるほどのダンスの大きさが目立った。
アイドル的魅力にはダンスは欠かせないなあ、と実感させられる。
まりえ
NEXTのところでダンス必須、と言っておきながら、ダンスの見せどころなく、また、客席と一体になって、歌そっちのけで笑ったりしているこのまりえ。非常に面白かった。こうなると、アイドルにとって歌とダンスっていったい?という気にもなってきて考えさせられた。
彼女のようなのを「おとろしや」と言うのだろう。
umiko
ウラヌスターとか、フラグメントとか3曲。
一転して、きちんと歌を聞かせる。
前かがみになるとヤバイTシャツを着ている、とか言ってたが、そんな事故は起こらなかった。会場全体とコンタクトとろうとしている姿勢がとても好感をもてる。
葉月
今日物販に持ってきたラジオCDは、なんと出演前に完売。
言い訳メイビーなど。
MaryAngel
1.まじかるスター
2.わくわくドリーマー
3.ブランニューワールド
4.エンジェルウィング
今日は提灯は出なかったか。
まじかるスターを1曲目にするのは珍しい。
まーたんの誕生日とあって、何かステージ上でお祝いでもあるかと思っていたが、特になし。お楽しみは後にとってある、ということなのかな?
コスミアズサ
1.星間飛行
2.奇跡の香りダンス
京都のカフェ&レストラン「ハッピースターズ」の制服で登場。
さきそん
1.めろんしちゃって
2.さくらんぼキッス
グッズ紹介のときに股にグッズをはさみこむなど、これもwktkからの濃い刺客。
愛夢★
シャッフルというユニットで明日プラッツに出るらしい。
DD51さんにSTSの山下留依沙ちゃん(元ブラックベリーズ→ダークチェリー)と愛夢★ちゃんが似ていると指摘を受けた。そのときは、そんな目で見ていなかったので、回答を濁していたけど、家に帰って、ハッピースターズのフライヤーに写っている愛夢★ちゃんを見ていると、だんだん似ているような気がしてきた。
R.o.y.a.L
1.残酷な天使のテーゼ
2.マジックスノウ
3.レインボウ
出身が岩手と仙台なので、「みちのくロワイヤル」とか言われてしまう、とか。
CDは4月21日発売。
単体戦隊★恋レンジャー
1.ディスコティック
2.最強○×計画
3.ゴッドノウズ
4.単体戦隊★恋レンジャー
日本橋を守る守護神、オタクパワーを見せつける。
Mari7
1.オーバー
2.フォーマイベイビー
3.
4.ステップバイステップ
以下、アンコール
5.インスピレーション
イベント終りで、我楽茶堂で「実験アキレス」の勝さんとヤマダさんの結婚パーティ「寿喫茶」
親しい友人だけを集めて気の張らない楽しい集い。
かんのとしこアコーディオン演奏とか、自分BOXマイちゃんの歌とか、テレビのお仕事してる勝さんならではのお祝い映像が流れたり、楽しかった。
また、ドリンク、フードも美味しくて、堪能しました。
飛鳥高の『死にぞこない』を読んだ。
詳しくは後日。
人間消失と、姿なき犯人。
消失のほうは『天外消失』的トリック。
姿なき犯人は『ユダの窓』的トリック。
詳しくは後日。
人間消失と、姿なき犯人。
消失のほうは『天外消失』的トリック。
姿なき犯人は『ユダの窓』的トリック。
楠田匡介の長編『死の家の記録』を読んだ。
第1章 賭博者
第2章 分身
第3章 罪と罰
第4章 未成年
第5章 悪霊
第6章 作家の日記
章だてを見るとドストエフスキーが並んでいて、これは、と思うが、内容にわりと即していて、意外だった。
第1章 賭博者
第2章 分身
第3章 罪と罰
第4章 未成年
第5章 悪霊
第6章 作家の日記
章だてを見るとドストエフスキーが並んでいて、これは、と思うが、内容にわりと即していて、意外だった。
楠田匡介の『四枚の壁』を読んだ。これは長編。
目次は次のとおり。
事故
疑惑
罠
目撃者
凶弾
特種
売り込み
脅迫状
ゴルフリンク
深夜の駅
死体
カメラ
遠い山
予告殺人
意外な犯人
さいはて
四枚の壁が何を意味しているかというと、また後日詳しく書きたいが、まあ、別にこれといった意味はなくて、ストーリーを考えるより先につけたタイトルなんじゃないのかな、と思った。
目次は次のとおり。
事故
疑惑
罠
目撃者
凶弾
特種
売り込み
脅迫状
ゴルフリンク
深夜の駅
死体
カメラ
遠い山
予告殺人
意外な犯人
さいはて
四枚の壁が何を意味しているかというと、また後日詳しく書きたいが、まあ、別にこれといった意味はなくて、ストーリーを考えるより先につけたタイトルなんじゃないのかな、と思った。
楠田匡介の『疑惑の星』を読んだ。詳しくは後日。
「分譲地ゼロ番地」
「殺人設計書」
「五ツの窓」
「雪の犯罪」
雪の犯罪は「雪」というタイトルでもいろんなアンソロジーに収録されている密室ものの古典。
その密室トリックは今や常識の範疇に入っているほどだが、今回読んでみて、ランプの灯火が消えるところとか、他のいろんな箇所に感心した。
推理小説は推理クイズではないのだから、トリックや犯人がわかったからと言って、そこで終るものではないのだ。
「分譲地ゼロ番地」
「殺人設計書」
「五ツの窓」
「雪の犯罪」
雪の犯罪は「雪」というタイトルでもいろんなアンソロジーに収録されている密室ものの古典。
その密室トリックは今や常識の範疇に入っているほどだが、今回読んでみて、ランプの灯火が消えるところとか、他のいろんな箇所に感心した。
推理小説は推理クイズではないのだから、トリックや犯人がわかったからと言って、そこで終るものではないのだ。
Venus Parade@K-King Cafe
2010年3月7日 アイドル京都祇園のK-King Cafeで 「Venus Parade」
午前11時半からの第1部だけ見る。
出演順に簡単なメモ。
MCは渡辺育子。MCだけじゃなく、アイドル歌手としての復帰が待たれる。
*天心和風乙女団ver.えこきゅーと
「ベルサイユのばら」風のレビュー。
でも登場人物がピンカートンだったり「世界にひとつだけの花」を歌ったりして、いろんな要素がまじっていた。
*橋本なつみ
1.無条件幸福
2.フラジール
3.長い間(新レパートリー)
4.星間飛行
5.ディアマイティーチャー
今月いっぱいをもって活動を休止するらしい。
ここで新しい曲にチャレンジするのは、素晴らしい。
キャンディーズの「微笑みがえし」的な選曲なのかな?
*Jewel
1.いきまっしょい
2.恋する乙女の秘密
3.Don’t Say "lazy"
4.ライオン
5.ゴッドノウズ
6.シャイニングステージ
アニメ中心の選曲で、やっこの元ユニットのレパートリーではさんだ、と言ってた。
*KKいれぶん
1.私の彼は戦国武将
2.14才
3.十六夜
途中の「知っちゃおう」のコーナーでは、
寺町「こう見えて、刺身好き」
嵐山「A型できれい好き」
この日のライブでは、清水の可愛さが目立った。盲点だった。
「うわー、清水可愛いなあ」と思いながら帰った電車の中で居眠りした。すると、なんと寺町が夢の中に出てきて、「今日、ちゃんと見てくれなかった分、今歌って踊ります」と言って、魅力をふりまいた。
ほとんど病気である。
*姫☆DAN
1.ダンス
2.恋のビクトリー
3.ココロのちず
4.世界のほんの片隅から
5.つきあってるのに片想い
6.(え〜っと。何だったかな。左手あげるやつかな)
7.恋の運動会
13日のラジオは無しって話です。
第2部では違う選曲をする、ということだったので、非常にそそられたが、うしろ髪ひかれながら帰ることになる。
僕にしては珍しく、ステージに手を伸ばしたりした。
*SKETCH
1.カモン〜スペシャルバージョン
2.スマイライフ
3.モア
4.スーパーフレッシュ
5.ガチンコでいこう
6.アンバランス
以下、アンコール(お客さんに選曲してもらおうとするが、埒があかず、まゆ姉が決めた)
7.カモン
自己紹介は好きなトランプゲームで、みのりん(スピード)、まゆ姉(神経衰弱)、りーりー(七並べ)、なっちゃん(大富豪)
イベント全体について言えたことだが、次の曲がフライングで出てしまったり、違う曲がかかったりして、不手際が目立った。SKETCHについては、りーりーのマイクの音量が他のメンバーよりも小さくて、あれ?と思った。でも、ちゃんと歌声は聞こえていたよ!
*エンディング
出演者全員登場で、コメント。
用事があって、2部を見れなかったのが、すごく残念。
帰宅後、「現代の音楽」
猿谷 紀郎
− 音の現在〜ジェームズ・マクミラン −(1)
「歌劇“犠牲”から 3つの間奏曲 オーケストラのための 1
別れ」ジェームズ・マクミラン作曲
(4分37秒)
(管弦楽)BBCフィルハーモニック
(指揮)ジェームズ・マクミラン
「歌劇“犠牲”から 3つの間奏曲 オーケストラのための 2
パッサカリア」ジェームズ・マクミラン作曲
(4分25秒)
(管弦楽)BBCフィルハーモニック
(指揮)ジェームズ・マクミラン
「歌劇“犠牲”から 3つの間奏曲 オーケストラのための 3
任命式」ジェームズ・マクミラン作曲
(5分11秒)
(管弦楽)BBCフィルハーモニック
(指揮)ジェームズ・マクミラン
<CHANDOS CHSA−5072>
「ブスケーダ」 ジェームズ・マクミラン作曲
(28分34秒)
(語り手)ジュリエット・スティーブンソン
(役者)ニーナ・ジャック
(役者)マヌエル・ハーラン
(役者)アマンダ・クロスリー
(役者)デーヴィッド・ゴフ
(役者)ミュイリーン・ケリー
(役者)アレックス・ハーヴィー
(役者)ケイティ・ヘール
(役者)デーヴィッド・アーネイル
(ソプラノ)シャーロット・スピンク
(ソプラノ)ルース・アンダソン
(ソプラノ)アンナ・ベントレー
(管弦楽)スコットランド室内管弦楽団
(指揮)ジェームズ・マクミラン
(副指揮)エヴァン・アンダソン
<BMGビクター CATALYST BVCT−1512>
ジェームズ・マクミランはローマ・カトリックの熱心な信者で、音楽にもその影響が如実にあらわれているとか。
NHK杯将棋トーナメント準決勝。
糸谷勢いあるなあ。鬼のように強い竜王をあっけなく倒してしまった。
手が頭の速さについていけないほどの指し手の性急さは、まるで攻撃呪文が暴走した感すら与える。
ひょっとしたら、優勝、あるかもよ!
テレビで映画「極大射程」放送してたので、見た。
原作は読んでいたが、ほとんど内容を忘れていたので、楽しめた。
このシリーズはひととおり読んだのだが、どれも「面白かった」という印象はあるが、具体的な話の流れをまったく覚えていない。特に『ダーティホワイトボーイズ』は、めちゃくちゃ面白く読んだ記憶だけが。
午前11時半からの第1部だけ見る。
出演順に簡単なメモ。
MCは渡辺育子。MCだけじゃなく、アイドル歌手としての復帰が待たれる。
*天心和風乙女団ver.えこきゅーと
「ベルサイユのばら」風のレビュー。
でも登場人物がピンカートンだったり「世界にひとつだけの花」を歌ったりして、いろんな要素がまじっていた。
*橋本なつみ
1.無条件幸福
2.フラジール
3.長い間(新レパートリー)
4.星間飛行
5.ディアマイティーチャー
今月いっぱいをもって活動を休止するらしい。
ここで新しい曲にチャレンジするのは、素晴らしい。
キャンディーズの「微笑みがえし」的な選曲なのかな?
*Jewel
1.いきまっしょい
2.恋する乙女の秘密
3.Don’t Say "lazy"
4.ライオン
5.ゴッドノウズ
6.シャイニングステージ
アニメ中心の選曲で、やっこの元ユニットのレパートリーではさんだ、と言ってた。
*KKいれぶん
1.私の彼は戦国武将
2.14才
3.十六夜
途中の「知っちゃおう」のコーナーでは、
寺町「こう見えて、刺身好き」
嵐山「A型できれい好き」
この日のライブでは、清水の可愛さが目立った。盲点だった。
「うわー、清水可愛いなあ」と思いながら帰った電車の中で居眠りした。すると、なんと寺町が夢の中に出てきて、「今日、ちゃんと見てくれなかった分、今歌って踊ります」と言って、魅力をふりまいた。
ほとんど病気である。
*姫☆DAN
1.ダンス
2.恋のビクトリー
3.ココロのちず
4.世界のほんの片隅から
5.つきあってるのに片想い
6.(え〜っと。何だったかな。左手あげるやつかな)
7.恋の運動会
13日のラジオは無しって話です。
第2部では違う選曲をする、ということだったので、非常にそそられたが、うしろ髪ひかれながら帰ることになる。
僕にしては珍しく、ステージに手を伸ばしたりした。
*SKETCH
1.カモン〜スペシャルバージョン
2.スマイライフ
3.モア
4.スーパーフレッシュ
5.ガチンコでいこう
6.アンバランス
以下、アンコール(お客さんに選曲してもらおうとするが、埒があかず、まゆ姉が決めた)
7.カモン
自己紹介は好きなトランプゲームで、みのりん(スピード)、まゆ姉(神経衰弱)、りーりー(七並べ)、なっちゃん(大富豪)
イベント全体について言えたことだが、次の曲がフライングで出てしまったり、違う曲がかかったりして、不手際が目立った。SKETCHについては、りーりーのマイクの音量が他のメンバーよりも小さくて、あれ?と思った。でも、ちゃんと歌声は聞こえていたよ!
*エンディング
出演者全員登場で、コメント。
用事があって、2部を見れなかったのが、すごく残念。
帰宅後、「現代の音楽」
猿谷 紀郎
− 音の現在〜ジェームズ・マクミラン −(1)
「歌劇“犠牲”から 3つの間奏曲 オーケストラのための 1
別れ」ジェームズ・マクミラン作曲
(4分37秒)
(管弦楽)BBCフィルハーモニック
(指揮)ジェームズ・マクミラン
「歌劇“犠牲”から 3つの間奏曲 オーケストラのための 2
パッサカリア」ジェームズ・マクミラン作曲
(4分25秒)
(管弦楽)BBCフィルハーモニック
(指揮)ジェームズ・マクミラン
「歌劇“犠牲”から 3つの間奏曲 オーケストラのための 3
任命式」ジェームズ・マクミラン作曲
(5分11秒)
(管弦楽)BBCフィルハーモニック
(指揮)ジェームズ・マクミラン
<CHANDOS CHSA−5072>
「ブスケーダ」 ジェームズ・マクミラン作曲
(28分34秒)
(語り手)ジュリエット・スティーブンソン
(役者)ニーナ・ジャック
(役者)マヌエル・ハーラン
(役者)アマンダ・クロスリー
(役者)デーヴィッド・ゴフ
(役者)ミュイリーン・ケリー
(役者)アレックス・ハーヴィー
(役者)ケイティ・ヘール
(役者)デーヴィッド・アーネイル
(ソプラノ)シャーロット・スピンク
(ソプラノ)ルース・アンダソン
(ソプラノ)アンナ・ベントレー
(管弦楽)スコットランド室内管弦楽団
(指揮)ジェームズ・マクミラン
(副指揮)エヴァン・アンダソン
<BMGビクター CATALYST BVCT−1512>
ジェームズ・マクミランはローマ・カトリックの熱心な信者で、音楽にもその影響が如実にあらわれているとか。
NHK杯将棋トーナメント準決勝。
糸谷勢いあるなあ。鬼のように強い竜王をあっけなく倒してしまった。
手が頭の速さについていけないほどの指し手の性急さは、まるで攻撃呪文が暴走した感すら与える。
ひょっとしたら、優勝、あるかもよ!
テレビで映画「極大射程」放送してたので、見た。
原作は読んでいたが、ほとんど内容を忘れていたので、楽しめた。
このシリーズはひととおり読んだのだが、どれも「面白かった」という印象はあるが、具体的な話の流れをまったく覚えていない。特に『ダーティホワイトボーイズ』は、めちゃくちゃ面白く読んだ記憶だけが。
ニコ☆モコ@千里セルシー
2010年3月6日 アイドル
千里セルシーでニコ☆モコのライブ。
1.さくらなみき
2.だいぶつぶつぶつ
3.だいぶつぶつぶつ(withますだ)
4.さくらなみき
ニコ☆モコは『ニコラ』モデルの4人からなるユニット。
中山絵梨奈(中2)、日南響子(高1)、立石晴香(中3)、田中若葉(小6)
ますだおかだの増田が作詞作曲した曲でCDを出し、今回はそのキャンペーンイベント。途中でますだも登場し、ラップの部分で参加した。
雨模様の天気だったが、イベント前にはすっかり雨もあがっていた。
響子はニコラ卒業で、最後の仕事も済ませたと言ってた。
晴香は関西出身なので、セルシーまですぐ近かった、とか言ってた。
セルシーにはニコラ読者のおしゃれな女子小中学生が大挙つめかけていた。
どうやら、この「だいぶつ」グッズが続々と販売されるらしいが、それはちょっと微妙な感じ。
月曜日の「アップ&アップ」でこのときの模様が流れるそうな。
1.さくらなみき
2.だいぶつぶつぶつ
3.だいぶつぶつぶつ(withますだ)
4.さくらなみき
ニコ☆モコは『ニコラ』モデルの4人からなるユニット。
中山絵梨奈(中2)、日南響子(高1)、立石晴香(中3)、田中若葉(小6)
ますだおかだの増田が作詞作曲した曲でCDを出し、今回はそのキャンペーンイベント。途中でますだも登場し、ラップの部分で参加した。
雨模様の天気だったが、イベント前にはすっかり雨もあがっていた。
響子はニコラ卒業で、最後の仕事も済ませたと言ってた。
晴香は関西出身なので、セルシーまですぐ近かった、とか言ってた。
セルシーにはニコラ読者のおしゃれな女子小中学生が大挙つめかけていた。
どうやら、この「だいぶつ」グッズが続々と販売されるらしいが、それはちょっと微妙な感じ。
月曜日の「アップ&アップ」でこのときの模様が流れるそうな。
楠田匡介の『逃亡者』を読んだ。
裏表紙の紹介文は次のとおり。
「共同金融の支店長が、七千万円をかいたいし、情婦を連れて逃避行をした。そして一ケ月は過ぎたが、警察の必死の捜索にもかかわらず、逮捕する事ができなかった。
そんなある日、一人の男が、浜松ホテルの七号室に宿泊した。かって毛皮類を預かった冷凍室を、改造した壁の厚い厳重な部屋であった。男は一歩も部屋は出なかった。食事と酒と、毎日部屋に閉じこもって外界との交渉を断っていたのである。男の正体も、履歴もわからぬままに、何日かが過ぎて行った。そんなある夜更け、ホテルの事務所で妙な人物の来訪を、ホテルの社長が迎えたのである。灯を消して窓硝子をへだてて、二人の不気味な会話が、ひそかに交わされたのであったが、その翌日、原因もなく、あの七号室の男が死体となって発見された」
以下、目次。
第1章 不思議な死
追われる身
札束
医科大学生
闇の男
開かぬドア
熱帯魚
警視庁の者
第2章 追いつめる
記事の主
不安の波
遊覧バス
追われる
船内放送
脅迫
天に勝つ
第3章 そして終わった
似た男
岩蔭の小舟
自分の死体
調査報告書
すべての終り
舞台になったビーチホテルは、地下が製氷会社になっており、その冷気を利用して、ホテルに冷房を施している。この完全冷房、というのが、このホテルの取り柄なのだ。
と、いうとやはり時代を感じざるをえないが、あちこちの言い回しにも時代があらわれている。
たとえば、美人のことを「美ふてき」と言ったり。
後日詳しく追記したいが、とにかく、トリックはわかりやすくて、冷凍室を改造した部屋で痕跡も残さずに人が死んでたとなれば、その方法は、あれしかない。
短編が2つ。詳しくはまた後日か。
「二つの穴」
「ボリショイの熊」
熊の分は、落語の「動物園」を思い出させた。
裏表紙の紹介文は次のとおり。
「共同金融の支店長が、七千万円をかいたいし、情婦を連れて逃避行をした。そして一ケ月は過ぎたが、警察の必死の捜索にもかかわらず、逮捕する事ができなかった。
そんなある日、一人の男が、浜松ホテルの七号室に宿泊した。かって毛皮類を預かった冷凍室を、改造した壁の厚い厳重な部屋であった。男は一歩も部屋は出なかった。食事と酒と、毎日部屋に閉じこもって外界との交渉を断っていたのである。男の正体も、履歴もわからぬままに、何日かが過ぎて行った。そんなある夜更け、ホテルの事務所で妙な人物の来訪を、ホテルの社長が迎えたのである。灯を消して窓硝子をへだてて、二人の不気味な会話が、ひそかに交わされたのであったが、その翌日、原因もなく、あの七号室の男が死体となって発見された」
以下、目次。
第1章 不思議な死
追われる身
札束
医科大学生
闇の男
開かぬドア
熱帯魚
警視庁の者
第2章 追いつめる
記事の主
不安の波
遊覧バス
追われる
船内放送
脅迫
天に勝つ
第3章 そして終わった
似た男
岩蔭の小舟
自分の死体
調査報告書
すべての終り
舞台になったビーチホテルは、地下が製氷会社になっており、その冷気を利用して、ホテルに冷房を施している。この完全冷房、というのが、このホテルの取り柄なのだ。
と、いうとやはり時代を感じざるをえないが、あちこちの言い回しにも時代があらわれている。
たとえば、美人のことを「美ふてき」と言ったり。
後日詳しく追記したいが、とにかく、トリックはわかりやすくて、冷凍室を改造した部屋で痕跡も残さずに人が死んでたとなれば、その方法は、あれしかない。
短編が2つ。詳しくはまた後日か。
「二つの穴」
「ボリショイの熊」
熊の分は、落語の「動物園」を思い出させた。
仕事前にNHK大阪放送局に行き、「あほやねん!すきやねん!」の7’s styleのラストライブを見た。
番組は7’s style特集で、ライブと、今までの名場面など。
ライブ終了後は、全員に握手、そして、メッセージと記念のCD「虹の欠片」が手渡された。
オリジナルの「虹の欠片」は7’s styleが作詞しているが、塚田良平作曲、鶴崎輝一編曲の、いかにもNHK(天才てれび君)的作品で、聞いた雰囲気はまるでMTKの「太陽と流星群」。
CDにはスタジオレコーディングバージョンと、オリジナルカラオケ、生放送ライブバージョンの3曲が収録されていた。
平日の夕方だというのに人がいっぱいで、スタジオには入りきれず、扉を開けた状態で、外から観覧する人も多かった。かく言う僕も入りきれなかった組なのだが、オールスタンディングだったので、むしろちょっと離れて外からの見やすい位置で見た方がちゃんと見れた。2階席最前列、という感じ。なによりよかったのは、スタジオの入口上に、放送中のNHK各番組が流れていて、音声こそそこから流れなかったものの、「あほやねん!すきやねん!」のスタジオライブ見ながらにして、上を向けば「クッキングアイドルまいん」が見れたことだ。
メンバーそれぞれはこれからもいろんなところで活動していくんだろうけど、えり姉が言った「私たちはこれからもずっと7’s style」というのが、心にしみた。本当にそうであれば、うれしいな。
仕事までにまだ時間があったので、道頓堀の中座くいだおれビルに行き、ザ☆ミルクのシークレットライブを見る。NHKの取材が入っていた。
最初の歌は見逃し。
ザ☆ミルク以外にも、出演者は多かった。
水樹矩仁子/(ドレス!)小さな命、誕生日に
OSAKAままん/(平均年齢が65?66?)踊りゃんせ、さくら咲いたら、他の出演者も登場してもう一度踊りゃんせ。作曲者も登場して、トーク。
深井きよのぶ(黄色の原色のジャケットに帽子のおしゃれさ!)、藤田健(台北ブルース)
ラストはザ☆ミルクで、
1.we go round
2.ふうせん
「we go round」は4月22日に発売されるファーストシングルになる。
ザ☆ミルクも今日のような高齢の出演者と一緒だと、いつも以上に幼くて可愛く見えるが、司会やトークがこなれていて、ちゃんと仕事する子らだなあ、と感心した。
ライブ終了後、仕事へ。
番組は7’s style特集で、ライブと、今までの名場面など。
ライブ終了後は、全員に握手、そして、メッセージと記念のCD「虹の欠片」が手渡された。
オリジナルの「虹の欠片」は7’s styleが作詞しているが、塚田良平作曲、鶴崎輝一編曲の、いかにもNHK(天才てれび君)的作品で、聞いた雰囲気はまるでMTKの「太陽と流星群」。
CDにはスタジオレコーディングバージョンと、オリジナルカラオケ、生放送ライブバージョンの3曲が収録されていた。
平日の夕方だというのに人がいっぱいで、スタジオには入りきれず、扉を開けた状態で、外から観覧する人も多かった。かく言う僕も入りきれなかった組なのだが、オールスタンディングだったので、むしろちょっと離れて外からの見やすい位置で見た方がちゃんと見れた。2階席最前列、という感じ。なによりよかったのは、スタジオの入口上に、放送中のNHK各番組が流れていて、音声こそそこから流れなかったものの、「あほやねん!すきやねん!」のスタジオライブ見ながらにして、上を向けば「クッキングアイドルまいん」が見れたことだ。
メンバーそれぞれはこれからもいろんなところで活動していくんだろうけど、えり姉が言った「私たちはこれからもずっと7’s style」というのが、心にしみた。本当にそうであれば、うれしいな。
仕事までにまだ時間があったので、道頓堀の中座くいだおれビルに行き、ザ☆ミルクのシークレットライブを見る。NHKの取材が入っていた。
最初の歌は見逃し。
ザ☆ミルク以外にも、出演者は多かった。
水樹矩仁子/(ドレス!)小さな命、誕生日に
OSAKAままん/(平均年齢が65?66?)踊りゃんせ、さくら咲いたら、他の出演者も登場してもう一度踊りゃんせ。作曲者も登場して、トーク。
深井きよのぶ(黄色の原色のジャケットに帽子のおしゃれさ!)、藤田健(台北ブルース)
ラストはザ☆ミルクで、
1.we go round
2.ふうせん
「we go round」は4月22日に発売されるファーストシングルになる。
ザ☆ミルクも今日のような高齢の出演者と一緒だと、いつも以上に幼くて可愛く見えるが、司会やトークがこなれていて、ちゃんと仕事する子らだなあ、と感心した。
ライブ終了後、仕事へ。
機械的トリックで有名だが、僕にとっては落語通の推理作家、楠田匡介の『犯罪への招待』を読んだ。
裏表紙の作品紹介は、次のとおり。
「世にも恐ろしいアプレ学生の一団が、凄惨な完全犯罪計画をたてた。宏壮な邸内の離れの密室にその金満家の伯父を惨殺しようというのだ。が以外!同じ日、同じ時刻に、彼等の計画は失敗したにもかかわらず、その犯罪は見事決行されていたのだ」
誤字もあるし、よくわからない文章だ。
これも長編推理小説と銘打っているが、短編、まあ中編くらいの作品集。
乾信一記者とその妻祐子が事件を解決する。
「殺人設計図」
上記の紹介文は、この話のあらすじ。
密会してコンドームの中味をゲットし、それを現場につけて嫌疑をかけようとする。
一家のおどろおどろしいゴタゴタにアプレは利用された形。
「替えられた顔」
この作品で、乾夫妻のことが詳しく語られる。
4年越しの猛烈な恋愛の後結婚、祐子は歯医者をやめて家庭に入る。
そのとき、乾は30前で、祐子は24になったばかり。
祐子はスキーの選手で、乾記者は遊軍記者で運動部の方も手伝わされていた。
「スキーで一緒になったのよ」
と、飲み仲間の誰彼は飲むとよく乾を、こう云ってひやかした。
「落語の花見小僧のおちみたいな事を云うな」
この時代はまだ戦後であり、「男一人に、女はトラックに2台」という発言が出てくる。
結婚2年後に、遅れた新婚旅行に出かけて、事件に遭遇する。
ブルジョアを装おうとする2人は、こうツッコム。
「それじゃ、まるで落語の『気やしない帳』じゃないか?」
金を持ち逃げして新婚を装って逃避行しているカップルが、乾夫婦を身代わりにしようと企てる。身体の痣を硝酸銀でつけたり、背格好がほぼ同じという伏線もはってある。
「アリバイを探せ」
板前にばける見えない男トリック。
最終的にアリバイを破る大技が凄い。
そのまま書いてみよう。
乾の腕を取るなり、大外刈−だが、それがきまるより先き、乾の右手の拳が、まともに広沢の胃の腑を突き上げていた。
「げっ!」
広沢は折りたたみナイフのように、体を二つ折りにして、のめったが、と同時に、その胃の中の物を全部、じゅうたんの上に嘔吐してしまった。
「これが、夕食に食ったパンとミルクかい!さっき市町たちと食らったここの料理の鰒と、柿じゃねえか…江波戸さん、参考のために見ておいて下さいよ」
彼は今来た江波戸刑事に云い、それから美津キャメラに云った。
「証拠写真を撮っといて呉れ」
「吊るされた美女」
殺したと思ってた女が生きていて、吊るされていたのは、人形。
「殺された男」
野球中の殺人。
殺人を計画するが、ターゲットは常に隙を見せない。ターゲットがひとりきりになるチャンスを探すうちに、野球の試合中ならひとりきりだと気づく。
塁審に変装してターゲットを狙う男。
そして、その計画を知って、ターゲットを助けるため、ニュースカメラマンに変装して、短刀を圧縮空気で飛ばして塁審を殺すA君。
裏表紙の作品紹介は、次のとおり。
「世にも恐ろしいアプレ学生の一団が、凄惨な完全犯罪計画をたてた。宏壮な邸内の離れの密室にその金満家の伯父を惨殺しようというのだ。が以外!同じ日、同じ時刻に、彼等の計画は失敗したにもかかわらず、その犯罪は見事決行されていたのだ」
誤字もあるし、よくわからない文章だ。
これも長編推理小説と銘打っているが、短編、まあ中編くらいの作品集。
乾信一記者とその妻祐子が事件を解決する。
「殺人設計図」
上記の紹介文は、この話のあらすじ。
密会してコンドームの中味をゲットし、それを現場につけて嫌疑をかけようとする。
一家のおどろおどろしいゴタゴタにアプレは利用された形。
「替えられた顔」
この作品で、乾夫妻のことが詳しく語られる。
4年越しの猛烈な恋愛の後結婚、祐子は歯医者をやめて家庭に入る。
そのとき、乾は30前で、祐子は24になったばかり。
祐子はスキーの選手で、乾記者は遊軍記者で運動部の方も手伝わされていた。
「スキーで一緒になったのよ」
と、飲み仲間の誰彼は飲むとよく乾を、こう云ってひやかした。
「落語の花見小僧のおちみたいな事を云うな」
この時代はまだ戦後であり、「男一人に、女はトラックに2台」という発言が出てくる。
結婚2年後に、遅れた新婚旅行に出かけて、事件に遭遇する。
ブルジョアを装おうとする2人は、こうツッコム。
「それじゃ、まるで落語の『気やしない帳』じゃないか?」
金を持ち逃げして新婚を装って逃避行しているカップルが、乾夫婦を身代わりにしようと企てる。身体の痣を硝酸銀でつけたり、背格好がほぼ同じという伏線もはってある。
「アリバイを探せ」
板前にばける見えない男トリック。
最終的にアリバイを破る大技が凄い。
そのまま書いてみよう。
乾の腕を取るなり、大外刈−だが、それがきまるより先き、乾の右手の拳が、まともに広沢の胃の腑を突き上げていた。
「げっ!」
広沢は折りたたみナイフのように、体を二つ折りにして、のめったが、と同時に、その胃の中の物を全部、じゅうたんの上に嘔吐してしまった。
「これが、夕食に食ったパンとミルクかい!さっき市町たちと食らったここの料理の鰒と、柿じゃねえか…江波戸さん、参考のために見ておいて下さいよ」
彼は今来た江波戸刑事に云い、それから美津キャメラに云った。
「証拠写真を撮っといて呉れ」
「吊るされた美女」
殺したと思ってた女が生きていて、吊るされていたのは、人形。
「殺された男」
野球中の殺人。
殺人を計画するが、ターゲットは常に隙を見せない。ターゲットがひとりきりになるチャンスを探すうちに、野球の試合中ならひとりきりだと気づく。
塁審に変装してターゲットを狙う男。
そして、その計画を知って、ターゲットを助けるため、ニュースカメラマンに変装して、短刀を圧縮空気で飛ばして塁審を殺すA君。
将棋のA級順位戦の最終日で、NHK衛星で朝から夜中にいたるまで、放送されていた。
名人挑戦を決定する三浦VS郷田が最後の最後まで残っていて、ワクワクした。
木村VS井上の入玉模様の長手数のたたかいは見ていて疲れたけど。
名人挑戦を決定する三浦VS郷田が最後の最後まで残っていて、ワクワクした。
木村VS井上の入玉模様の長手数のたたかいは見ていて疲れたけど。
おとうと〜名城信男防衛戦記者会見@LABI1なんば
2010年3月1日 映画映画の日。
「おとうと」を見に行く。
山田監督久々の現代劇なのだが、近所づきあいとか、夫婦に対する思い、家族の人情のあり方など、センスは50年くらい昔の物語。
真夏で汗ダラダラかいているのに、エアコンもなく、自然の風で涼をとっているのには驚いた。ある意味、「時代劇」に思えた。
いや、これはしかし現代かどうかではなく、都会か田舎かの違いなのかもしれない。
日本映画にありがちな、「さあ、この映画見て泣きなさい」的な押し売りがなくて、さすが品格を感じさせた。
迷惑ばかりかける弟だが、この映画見ているかぎり、それほど迷惑でもなく、どこにでもいる親戚程度のレベルだった。
見た後の感じは、まるで親戚の家に遊びに行ったみたいな日常感にあふれていた。
ヤマダ電機LABI1なんばでボクシングのスーパーフライ級チャンピオン名城信男の防衛戦記者会見。観覧自由だったので、うしろの方で見た。
ウーゴ・カサレスとの再戦発表だが、亀田兄弟と対戦したいと、名城は最後に言ってた。
実現したらきっと面白い試合になりそうだ。
会見後の写真撮影には僕もまじって写真を撮ってもらった。でも、後日スポーツ新聞見たかぎりでは、僕のいるバージョンは発見できず。まあ、変な格好した奴をいれると記事のムードがだいなしになるんだろう。
「おとうと」を見に行く。
山田監督久々の現代劇なのだが、近所づきあいとか、夫婦に対する思い、家族の人情のあり方など、センスは50年くらい昔の物語。
真夏で汗ダラダラかいているのに、エアコンもなく、自然の風で涼をとっているのには驚いた。ある意味、「時代劇」に思えた。
いや、これはしかし現代かどうかではなく、都会か田舎かの違いなのかもしれない。
日本映画にありがちな、「さあ、この映画見て泣きなさい」的な押し売りがなくて、さすが品格を感じさせた。
迷惑ばかりかける弟だが、この映画見ているかぎり、それほど迷惑でもなく、どこにでもいる親戚程度のレベルだった。
見た後の感じは、まるで親戚の家に遊びに行ったみたいな日常感にあふれていた。
ヤマダ電機LABI1なんばでボクシングのスーパーフライ級チャンピオン名城信男の防衛戦記者会見。観覧自由だったので、うしろの方で見た。
ウーゴ・カサレスとの再戦発表だが、亀田兄弟と対戦したいと、名城は最後に言ってた。
実現したらきっと面白い試合になりそうだ。
会見後の写真撮影には僕もまじって写真を撮ってもらった。でも、後日スポーツ新聞見たかぎりでは、僕のいるバージョンは発見できず。まあ、変な格好した奴をいれると記事のムードがだいなしになるんだろう。
現代の音楽− 四人組とその仲間たち 打楽器の饗宴から −(2)
2010年2月28日 現代音楽 猿谷 紀郎
【ゲスト】吉原すみれ
− 四人組とその仲間たち 打楽器の饗宴から −(2)
「愛の三つの断片 独奏マリンバのための(2009)
第1曲 ラティ」西村 朗・作曲
(4分01秒)
(マリンバ)吉原すみれ
「愛の三つの断片 独奏マリンバのための(2009)
第2曲 カーマ」西村 朗・作曲
(8分04秒)
(マリンバ)吉原すみれ
「愛の三つの断片 独奏マリンバのための(2009)
第3曲 タンハー」西村 朗・作曲
(6分21秒)
(マリンバ)吉原すみれ
「マリンバのためのエチュード 1(2009)」新実徳英・作曲
(3分55秒)
(マリンバ)吉原すみれ
「マリンバのためのエチュード 2(2009)」新実徳英・作曲
(6分35秒)
(マリンバ)吉原すみれ
「マリンバのためのエチュード 3(2009)」新実徳英・作曲
(4分50秒)
(マリンバ)吉原すみれ
〜東京・津田ホールで収録〜
<2009/11/20>
吉原すみれのおしゃべりは面白い。
【ゲスト】吉原すみれ
− 四人組とその仲間たち 打楽器の饗宴から −(2)
「愛の三つの断片 独奏マリンバのための(2009)
第1曲 ラティ」西村 朗・作曲
(4分01秒)
(マリンバ)吉原すみれ
「愛の三つの断片 独奏マリンバのための(2009)
第2曲 カーマ」西村 朗・作曲
(8分04秒)
(マリンバ)吉原すみれ
「愛の三つの断片 独奏マリンバのための(2009)
第3曲 タンハー」西村 朗・作曲
(6分21秒)
(マリンバ)吉原すみれ
「マリンバのためのエチュード 1(2009)」新実徳英・作曲
(3分55秒)
(マリンバ)吉原すみれ
「マリンバのためのエチュード 2(2009)」新実徳英・作曲
(6分35秒)
(マリンバ)吉原すみれ
「マリンバのためのエチュード 3(2009)」新実徳英・作曲
(4分50秒)
(マリンバ)吉原すみれ
〜東京・津田ホールで収録〜
<2009/11/20>
吉原すみれのおしゃべりは面白い。
楠田匡介の『灰色の視点』を読んだ。
裏表紙に書いてある作品紹介をそのまま書くと、
「犯罪の限りない恐怖・東京の街に怪奇な事件が相ついでおこった。−警視庁捜査第一課のベテラン・吉川刑事と宇野刑事は、今日もまた事件を追って歩きまわっていた。なんの因果か、好きでなった刑事とあってみれば、ぼやきながらも、案外内心では不満に思ってはいないのかも知れない。叩きあげた性根と、研ぎ澄した鋭敏な感。凶悪な犯罪を追って、推理と粘りと、悪を憎む正義感に、事件の謎をどう解決するか−」
誤字もあるし、なんだかよくわからない文章だ。
長編推理小説、と銘打ってあるが、ベテランの吉川刑事&若い宇野刑事そして「六歌仙」のあだなを持つ狼谷記者を主人公とする短編集。(狼谷は「かみや」と読む。名前が保秀で、「ブン屋の保秀」から洒落て六歌仙のあだながついた)
楠田匡介というと、よく機械的トリックを駆使した本格推理、みたいな紹介をされるが、ほんとにそうなのかね?と思う。この『灰色の視点』に関しては、トリックを期待して読んでも空振りだろう。警察小説として読むと、正しいように思う。作品中、再三にわたって、帝銀事件で百枚の名刺を追ってまわった居木井刑事のことが持ち出される。いわゆる、足で解決するタイプの物語なのだ。
また、僕にとっての関心は、楠田匡介の「落語好き」にある。以前、この日記にも書いたけど、正岡容のところで噺を聞いたりするほどの落語通だったらしいのだ。当然、作品にも落語が影響を与えずにはいない。
と、いうわけで、どんなふうに落語が作品に登場するかと、身も蓋もないネタバレを中心に作品のメモ。
「四十八人目の女」
靴下に名前の縫い取りがあって、死体の素性が知れて、事件が解明する。
ラストはまるで落語のサゲ。
みつは警察署で新次郎と会わされた時、
「てめえが、ドジだからこんな事になったんだ。あの靴下さえ、ぬがして置けあ、足がつかなかったのに、トンマをしやがって−」
と新次郎に毒づいた。
「靴下だから、足がついたか−」
誰かが洒落を飛ばしたが、吉川刑事は、なにかしら、笑えなかった。
「謎の窒息死」
尼美人箱詰め事件。
死因は窒息死なのだが、大のおとなが無抵抗で窒息させられる筈はない。抵抗したあとが何もないのだ。
さて、真相は。
尼は癲癇の発作を起こし、そんな持病があると知らない男が、死んだと勘違いして、箱に尼を隠す。で、箱詰めにされてしまったことで、窒息死してしまうのだ。
この話では、事件の聞き込みで末広亭に行っており、
「高座は二つ目の三笑亭夢楽が終って、幕が降りたばかりである」
の一文がある。
「浴槽の怪屍体」
凶器のマサカリが見あたらない。
投げたマサカリが、たまたま下を通っていた貨車に乗って、運んでいったのだ。
駅に照会してみて、あっけなくマサカリが発見され、吉川刑事はあまりの偶然のいたずらに、こう言う。
「あっははは。まさか、本当にまさかだね」
「屍体紛失」
強姦未遂強盗の狂言で、旦那に言い訳しようとした女。
旦那がなかなか来ずに、警察沙汰になってしまう。
「幽霊の屍体」
幽霊に扮して屋敷から追い出そうとした計略。
風が吹けば人の声のような音を出す笛が鳴る仕組み。
あわよくば、衰弱して死ぬこともたくらむ。
幽霊を目撃したのが「老人に病人に狂人」だったため、まんまとだまされた。
幽霊に扮する、ということで、「不動坊火焔」が語られる。
「拳銃を持つ女」
貯金通帳改竄事件。
どうやって改竄したかについては、ラストにこう書いてある。
「だが、あれ程の大金をやすやすと詐取出来た、あの貯金通帳の改竄を、どうしてやったのか不思議だよ」
「なんでもない、ゼラチンさ」
「ゼラチン?プッテングの材料になるあのゼラチン?どんな方法で?」
と狼谷記者は目を丸くした。
「ふふ、六歌仙のあんちゃんなんかに教えては、悪用されるからね」
と、明かしてくれないのである。
「俺は殺さない」
競馬、競輪気違いの犯人を、競輪場でつかまえる。
決め手は、ウイスキーのびんについた指の痕。
「犯人は誰だ」
裸で発見された死体。すぐ近くに謎のコンドーム。
楠田匡介のデビュー作だ、とラジオで言ってた「コンドーム殺人事件」は未発見だが、これもコンドームの謎が語られる。
被害者は人を殺したあとで、交番の前を通るのを避けるため、川を泳いで渡ろうとしていたのだ。ところが、その殺人は未遂であり、別に犯人がいた。真犯人が後から追いついて、裸になった勘違い男を殺す。コンドームは、傷ついた指を汚い水につけるのを嫌って、指にはめていたもの。戦争中には、戦地で煙草をコンドームに入れて、濡れるのを防いだりしていたらしい。
「首のない屍体」
ウイスキーの箱に詰められた死体。
箱をさがせ!
「連続殺人」
渋谷でゆでたまごを売っている店をさがせ!
「冷凍美人」
凍死
裏表紙に書いてある作品紹介をそのまま書くと、
「犯罪の限りない恐怖・東京の街に怪奇な事件が相ついでおこった。−警視庁捜査第一課のベテラン・吉川刑事と宇野刑事は、今日もまた事件を追って歩きまわっていた。なんの因果か、好きでなった刑事とあってみれば、ぼやきながらも、案外内心では不満に思ってはいないのかも知れない。叩きあげた性根と、研ぎ澄した鋭敏な感。凶悪な犯罪を追って、推理と粘りと、悪を憎む正義感に、事件の謎をどう解決するか−」
誤字もあるし、なんだかよくわからない文章だ。
長編推理小説、と銘打ってあるが、ベテランの吉川刑事&若い宇野刑事そして「六歌仙」のあだなを持つ狼谷記者を主人公とする短編集。(狼谷は「かみや」と読む。名前が保秀で、「ブン屋の保秀」から洒落て六歌仙のあだながついた)
楠田匡介というと、よく機械的トリックを駆使した本格推理、みたいな紹介をされるが、ほんとにそうなのかね?と思う。この『灰色の視点』に関しては、トリックを期待して読んでも空振りだろう。警察小説として読むと、正しいように思う。作品中、再三にわたって、帝銀事件で百枚の名刺を追ってまわった居木井刑事のことが持ち出される。いわゆる、足で解決するタイプの物語なのだ。
また、僕にとっての関心は、楠田匡介の「落語好き」にある。以前、この日記にも書いたけど、正岡容のところで噺を聞いたりするほどの落語通だったらしいのだ。当然、作品にも落語が影響を与えずにはいない。
と、いうわけで、どんなふうに落語が作品に登場するかと、身も蓋もないネタバレを中心に作品のメモ。
「四十八人目の女」
靴下に名前の縫い取りがあって、死体の素性が知れて、事件が解明する。
ラストはまるで落語のサゲ。
みつは警察署で新次郎と会わされた時、
「てめえが、ドジだからこんな事になったんだ。あの靴下さえ、ぬがして置けあ、足がつかなかったのに、トンマをしやがって−」
と新次郎に毒づいた。
「靴下だから、足がついたか−」
誰かが洒落を飛ばしたが、吉川刑事は、なにかしら、笑えなかった。
「謎の窒息死」
尼美人箱詰め事件。
死因は窒息死なのだが、大のおとなが無抵抗で窒息させられる筈はない。抵抗したあとが何もないのだ。
さて、真相は。
尼は癲癇の発作を起こし、そんな持病があると知らない男が、死んだと勘違いして、箱に尼を隠す。で、箱詰めにされてしまったことで、窒息死してしまうのだ。
この話では、事件の聞き込みで末広亭に行っており、
「高座は二つ目の三笑亭夢楽が終って、幕が降りたばかりである」
の一文がある。
「浴槽の怪屍体」
凶器のマサカリが見あたらない。
投げたマサカリが、たまたま下を通っていた貨車に乗って、運んでいったのだ。
駅に照会してみて、あっけなくマサカリが発見され、吉川刑事はあまりの偶然のいたずらに、こう言う。
「あっははは。まさか、本当にまさかだね」
「屍体紛失」
強姦未遂強盗の狂言で、旦那に言い訳しようとした女。
旦那がなかなか来ずに、警察沙汰になってしまう。
「幽霊の屍体」
幽霊に扮して屋敷から追い出そうとした計略。
風が吹けば人の声のような音を出す笛が鳴る仕組み。
あわよくば、衰弱して死ぬこともたくらむ。
幽霊を目撃したのが「老人に病人に狂人」だったため、まんまとだまされた。
幽霊に扮する、ということで、「不動坊火焔」が語られる。
「拳銃を持つ女」
貯金通帳改竄事件。
どうやって改竄したかについては、ラストにこう書いてある。
「だが、あれ程の大金をやすやすと詐取出来た、あの貯金通帳の改竄を、どうしてやったのか不思議だよ」
「なんでもない、ゼラチンさ」
「ゼラチン?プッテングの材料になるあのゼラチン?どんな方法で?」
と狼谷記者は目を丸くした。
「ふふ、六歌仙のあんちゃんなんかに教えては、悪用されるからね」
と、明かしてくれないのである。
「俺は殺さない」
競馬、競輪気違いの犯人を、競輪場でつかまえる。
決め手は、ウイスキーのびんについた指の痕。
「犯人は誰だ」
裸で発見された死体。すぐ近くに謎のコンドーム。
楠田匡介のデビュー作だ、とラジオで言ってた「コンドーム殺人事件」は未発見だが、これもコンドームの謎が語られる。
被害者は人を殺したあとで、交番の前を通るのを避けるため、川を泳いで渡ろうとしていたのだ。ところが、その殺人は未遂であり、別に犯人がいた。真犯人が後から追いついて、裸になった勘違い男を殺す。コンドームは、傷ついた指を汚い水につけるのを嫌って、指にはめていたもの。戦争中には、戦地で煙草をコンドームに入れて、濡れるのを防いだりしていたらしい。
「首のない屍体」
ウイスキーの箱に詰められた死体。
箱をさがせ!
「連続殺人」
渋谷でゆでたまごを売っている店をさがせ!
「冷凍美人」
凍死
今日、いよいよライブです!
保山ひャン企画 @ 大阪・なんば ベアーズ
【シンスンサンソンソウ】(当て字は自由)
18:00開場/18:30開演 前売り \1,500/当日 \2,000
例によって、受付で「フルリレロ〜」と言えば、前売り料金になります!
《出演》
●保山ひャン(保山宗明玉:ホザンムネミョウオウ)
●丼野M美(どんのまさみ)
●邪王院 弘
●ハイパーうんこちんちんズZ
●dark angel Maria
●兎≠″苺
●めばちっ娘クラブ
●No.305
●縛りやトーマス
●イヤホン魔
●片山ひでみ
●神取忍エクスプレス
●中田氏大百科
…?(・ω・;)ほか?(;・ω・)?…
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〔難波 BEARS〕 (06-6649-5564)
(HP 地図が新しくなりました)
http://mixi.jp/view_community.pl?id=42463
556-0001 大阪市浪速区難波中3-14-5新日本難波ビルB1F
地下鉄難波駅5番出口を出て、そのまま進行方向にまっすぐ、
信号3つ目を右に曲がったところにあります。
徒歩約8分。阪神高速の高架に沿って歩く感じです。
みなさん、時ならぬ「雨」という絶好のライブ日和です。
ぜひともお誘いあわせのうえ、ベアーズにおこしください!
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