『不思議な福の神「仙台四郎」の解明-その実在と世界の分析-』
2011年3月2日 読書大沢忍による『不思議な福の神「仙台四郎」の解明-その実在と世界の分析-』を読んだ。サブタイトルというのか、キャッチコピーというのか、「なぜ御利益は必ず訪れるのか!?」と副題がついている。
以下、目次。
第1章 福の神「仙台四郎」
1、実在した福の神
2、仙台四郎とその時代
3、仙台四郎の生きざま
4、語られる御利益
第2章 「仙台四郎」その実在の分析
1、帰納的方法での追及
2、布袋尊の再来
3、実在の意味構造
第3章 「仙台四郎」その世界の分析
1、仙台四郎の示す世界観
2、絶対知の体得者としての仙台四郎
第4章 御利益の不思議
1、御利益の発生
2、御利益の解釈
仙台四郎は、「でっぷりした相撲の親方のような肥大漢」、言葉はほとんど喋らずに「バアヤン」と言うだけ。年中どてらに縞の半纏を着ていた。もらい物を入れる大きな袋を首からぶらさげて、あてどもなくニコニコと市中を徘徊。
「その姿は、決して汚い身なりはしていなかったが、まさに異常に明るい白痴の浮浪者」であった。
この仙台四郎が立ち寄る店は必ず大入り満員の繁盛になり、いくら手招きして呼んでも入らなかった店は傾いたり潰れたりしたという。
その福の神エピソードは、当時(明治)の新聞にも書きたてられた。
仙台四郎がニコニコ笑っている姿の写真(前をきっちりあわせていないので、足のつけねのほうまでチラチラ)は御利益があるグッズとして、もてはやされた。
著者は仙台四郎を分析して、おおよそ、次のようにまとめる。馬鹿の本質としての「天真の境地」、神の本質としての「達観の境地」を統合する「無為の境地」、「無欲の境地」を仙台四郎は体現しているのではないか、と。
さらに、四郎が白痴であったがゆえに、生来もった「絶対知」が、後天的にもたらされる「相対知」に抑制されることなく、温存できたのではないか、と。
仙台四郎の写真や置物は、東京でよく遊んでいたときに、見たことがあった。関西ではあまり見ないかな。
本書は後半、「宇宙の始原である根本原理」とか絶対知が自然と一体になって神-宇宙意識として深層の意識の極限に位置して物事の実相への直観となり知のとどかない極致の世界を観てとることになる、とか、「虚極静篤」「古淡虚静の域」など、有難いうえにもありがたい話になっていくので、ついていくのがたいへんなのだが、基本、同じことを何度も言葉をかえて書いているだけなのだな、ということがわかるので、御利益にあずかるための呪文みたいにして読んだ。
そう、後半は老子の話などにつながっていき、明治時代はユーモラスな名物男であったろう仙台四郎のこと、「そんなたいそうなもんじゃない」とはにかみそうである。あ、しゃべれるのは「バアヤン」だけだったか。
以下、目次。
第1章 福の神「仙台四郎」
1、実在した福の神
2、仙台四郎とその時代
3、仙台四郎の生きざま
4、語られる御利益
第2章 「仙台四郎」その実在の分析
1、帰納的方法での追及
2、布袋尊の再来
3、実在の意味構造
第3章 「仙台四郎」その世界の分析
1、仙台四郎の示す世界観
2、絶対知の体得者としての仙台四郎
第4章 御利益の不思議
1、御利益の発生
2、御利益の解釈
仙台四郎は、「でっぷりした相撲の親方のような肥大漢」、言葉はほとんど喋らずに「バアヤン」と言うだけ。年中どてらに縞の半纏を着ていた。もらい物を入れる大きな袋を首からぶらさげて、あてどもなくニコニコと市中を徘徊。
「その姿は、決して汚い身なりはしていなかったが、まさに異常に明るい白痴の浮浪者」であった。
この仙台四郎が立ち寄る店は必ず大入り満員の繁盛になり、いくら手招きして呼んでも入らなかった店は傾いたり潰れたりしたという。
その福の神エピソードは、当時(明治)の新聞にも書きたてられた。
仙台四郎がニコニコ笑っている姿の写真(前をきっちりあわせていないので、足のつけねのほうまでチラチラ)は御利益があるグッズとして、もてはやされた。
著者は仙台四郎を分析して、おおよそ、次のようにまとめる。馬鹿の本質としての「天真の境地」、神の本質としての「達観の境地」を統合する「無為の境地」、「無欲の境地」を仙台四郎は体現しているのではないか、と。
さらに、四郎が白痴であったがゆえに、生来もった「絶対知」が、後天的にもたらされる「相対知」に抑制されることなく、温存できたのではないか、と。
仙台四郎の写真や置物は、東京でよく遊んでいたときに、見たことがあった。関西ではあまり見ないかな。
本書は後半、「宇宙の始原である根本原理」とか絶対知が自然と一体になって神-宇宙意識として深層の意識の極限に位置して物事の実相への直観となり知のとどかない極致の世界を観てとることになる、とか、「虚極静篤」「古淡虚静の域」など、有難いうえにもありがたい話になっていくので、ついていくのがたいへんなのだが、基本、同じことを何度も言葉をかえて書いているだけなのだな、ということがわかるので、御利益にあずかるための呪文みたいにして読んだ。
そう、後半は老子の話などにつながっていき、明治時代はユーモラスな名物男であったろう仙台四郎のこと、「そんなたいそうなもんじゃない」とはにかみそうである。あ、しゃべれるのは「バアヤン」だけだったか。
『日本を変える知 「21世紀の教養」を身に付ける』
2011年3月1日 読書芹沢一也・荻上チキ編によるシノドス・セミナーをまとめた『日本を変える知 「21世紀の教養」を身に付ける』を読んだ。
5人の論者による講義の前にそれぞれ荻上チキによる紹介文がつき、講義後に残り4人による質問と、それに対する応答がある。
5人の論者によるテーマは、それぞれ、経済、政治、教育、社会、ネオリベラリズム。
以下、目次。
1 「経済学っぽい考え方」の欠如が日本をダメにする(飯田泰之)
エコノミストの思考法へ/マル経王国の残滓/経済学的思考の二つの基本/輸入学問における訳語問題/自由貿易はつねに「正しい」/格差や利益分配の不平等がある場合は?/ミクロ経済政策の不可能性/官僚に経営能力はない/ティンバーゲンの定理/ティンバーゲンの定理のイミ/マンデルの定理/イメージにすぎない国際競争力/アメリカの労働政策の成功/無力な財政政策/競争とは何か?/行政指導の不在がもたらした日本経済の成功/やる気のない金融政策/財による再分配はダメ/所得税の累進課税がもつメリット/複利問題の恐ろしさ/韓国に抜かれるまで気づかない/経済学的な政策立案がうまくいかない理由/産業構造の複雑化と人口構成の変化/政策システムの失敗
2 ニッポンの民主主義(吉田徹)
研究テーマはフランスとヨーロッパ政治/セミナーのモチーフ/日本における政治改革のはじまり/政治改革の二本柱と選挙制度/マニフェストというマジックワード/二大政党制を生みだしたものは何か?/政治工学の実験/政治学における唯一の法則とは/小選挙区制と二大政党制はどう関係するか/丸山眞男のアンチ政治工学/二大政党制への本能的な脅え/二大政党制のマイナス点/カルテル化する政党/政党の争点隠し/二大政党とポピュリズム/デマゴギーとしてのマニフェスト/そもそもイギリスは二大政党制か?/刷り込みとしてのイギリス型デモクラシー/世代としてのアメリカ政治科学者/二大政党制の脱神話化/歴史的パッケージとしての政党/三つの意思決定と、三つの政治参加/ネオリベラリズムに対する対抗構想の不在/デモクラシーの二つの系譜、あるいは討議と闘技/情念と衝動にもとづく闘技デモクラシー
3 教育・労働・家族をめぐる問題(本田由紀)
社会の変化/家族と教育をめぐる分断/都立高校の三つのグループ/教育課題校/クリームスキミング/鶏口牛後効果/秋葉原連続殺傷事件の加藤容疑者/学歴と職業的地位の対応性/若い世代ほど、「良い大学」が「良い仕事」に結びつく/SSM若年調査の分析/長時間労働者はきついけど充実/中時間労働者/各層の極端さや偏り/多様化・細分化が進む若い労働者/「周辺的正社員」と「中核的正社員」/高い労働倫理/消費者マインド/生活が「不可能の時代」/団塊世代と団塊ジュニア世代/戦後日本型循環モデル/中身の空洞化/循環の破綻による二極化/ばらばらの個人/パイの奪い合い/エゴイズムの蔓延する社会/凝集性の強さ/ヴォイスとエグジット/日本をどう立て直していけばいのか?
4 日本ならではの「再帰的不安」を乗り越えて(鈴木謙介)
不安にとりつかれた現代
後期近代と再帰性/根っこのところにある「不安」
現代は「新しい時代」なのか
曖昧な「近代」/脱近代(ポストモダン)という考え方/時代の最新バージョン
社会思想としての脱近代
「大きな物語」の解体/左翼的な価値観が揺さぶられていた時期/掘り崩される「国家」/認識的相対主義/「脱工業社会論」と「脱近代論」の区別
個人の価値観はなぜ多様化したのか
脱近代と後期近代はどう違う?/価値観の多様化、相対化/方向感覚の喪失
「近代の徹底」としての後期近代
目標を、自分の中にしか探せない/「内部指向型人間」と「他者指向型人間」-リースマンの議論/近代の仕組みが徹底された時代/静的ではなく動的
脱産業社会論を見直す
産業面での社会変動/シンボリック・アナリスト/広がる国内格差
欧米とは異なる日本の後期近代
二つの特徴/日本の消費社会/再帰的な意識ばかりが加速する日本/若者に本当の意味での「仕事」を
5 誰もネオリベラリズムを全面否定できない(橋本努)
僕自身の思想的な背景
ネオリベラリズムの歴史的背景とリバタリアニズムとの差異
ネオリベラリズムの歴史的背景/リバタリアニズムとの違い
ネオリベラリズムとは何か。その乗り越え(不)可能性
論者によって定義が違うネオリベラリズム/ネオリベラリズムを全否定する論者は一人もいない
ネオ・ケインジアンとポスト・ワシントン・コンセンサス
国家の規模は大きくなっている/福祉予算は削減されていない/ワシントン・コンセンサスとポスト・ワシントン・コンセンサス
教育界からのネオリベラリズム批判に対する再批判
能力別のクラス編成を認めるか/本来の主体性/ダブルバインド状況が教育の基本
フーコー派からの批判への再批判
統治性(ガバメンタリティ)からの解放/ネオリベラリズムが一番歓迎するのがネオリベラリズム批判
「世界社会フォーラム」の思想
敵は社会民主主義勢力/ネオリベラリズムに対抗するものではない
神義論の不可能性
正当化されていないものを拭いたいという欲求/努力は報われるか/「善き生」へのいかなる教義も与えない/潜在能力の全面開花は可能か/ネオリベラリズム批判だけではダメ
全体に読みやすい本だった。
講義のあとの質疑応答をもっとやってもらって、それだけで1冊作ってくれても面白かったろう。
また、質疑応答の部分だけでも、映像で見られたら、面白いのになあ、と感じた。文化系トークラジオLifeや、朝まで生テレビなどで、しゃべる姿と声を知っているというのが、こんなにも論旨をわかりやすく飲み込ませるのか、と驚いたのだから。
5人の論者による講義の前にそれぞれ荻上チキによる紹介文がつき、講義後に残り4人による質問と、それに対する応答がある。
5人の論者によるテーマは、それぞれ、経済、政治、教育、社会、ネオリベラリズム。
以下、目次。
1 「経済学っぽい考え方」の欠如が日本をダメにする(飯田泰之)
エコノミストの思考法へ/マル経王国の残滓/経済学的思考の二つの基本/輸入学問における訳語問題/自由貿易はつねに「正しい」/格差や利益分配の不平等がある場合は?/ミクロ経済政策の不可能性/官僚に経営能力はない/ティンバーゲンの定理/ティンバーゲンの定理のイミ/マンデルの定理/イメージにすぎない国際競争力/アメリカの労働政策の成功/無力な財政政策/競争とは何か?/行政指導の不在がもたらした日本経済の成功/やる気のない金融政策/財による再分配はダメ/所得税の累進課税がもつメリット/複利問題の恐ろしさ/韓国に抜かれるまで気づかない/経済学的な政策立案がうまくいかない理由/産業構造の複雑化と人口構成の変化/政策システムの失敗
2 ニッポンの民主主義(吉田徹)
研究テーマはフランスとヨーロッパ政治/セミナーのモチーフ/日本における政治改革のはじまり/政治改革の二本柱と選挙制度/マニフェストというマジックワード/二大政党制を生みだしたものは何か?/政治工学の実験/政治学における唯一の法則とは/小選挙区制と二大政党制はどう関係するか/丸山眞男のアンチ政治工学/二大政党制への本能的な脅え/二大政党制のマイナス点/カルテル化する政党/政党の争点隠し/二大政党とポピュリズム/デマゴギーとしてのマニフェスト/そもそもイギリスは二大政党制か?/刷り込みとしてのイギリス型デモクラシー/世代としてのアメリカ政治科学者/二大政党制の脱神話化/歴史的パッケージとしての政党/三つの意思決定と、三つの政治参加/ネオリベラリズムに対する対抗構想の不在/デモクラシーの二つの系譜、あるいは討議と闘技/情念と衝動にもとづく闘技デモクラシー
3 教育・労働・家族をめぐる問題(本田由紀)
社会の変化/家族と教育をめぐる分断/都立高校の三つのグループ/教育課題校/クリームスキミング/鶏口牛後効果/秋葉原連続殺傷事件の加藤容疑者/学歴と職業的地位の対応性/若い世代ほど、「良い大学」が「良い仕事」に結びつく/SSM若年調査の分析/長時間労働者はきついけど充実/中時間労働者/各層の極端さや偏り/多様化・細分化が進む若い労働者/「周辺的正社員」と「中核的正社員」/高い労働倫理/消費者マインド/生活が「不可能の時代」/団塊世代と団塊ジュニア世代/戦後日本型循環モデル/中身の空洞化/循環の破綻による二極化/ばらばらの個人/パイの奪い合い/エゴイズムの蔓延する社会/凝集性の強さ/ヴォイスとエグジット/日本をどう立て直していけばいのか?
4 日本ならではの「再帰的不安」を乗り越えて(鈴木謙介)
不安にとりつかれた現代
後期近代と再帰性/根っこのところにある「不安」
現代は「新しい時代」なのか
曖昧な「近代」/脱近代(ポストモダン)という考え方/時代の最新バージョン
社会思想としての脱近代
「大きな物語」の解体/左翼的な価値観が揺さぶられていた時期/掘り崩される「国家」/認識的相対主義/「脱工業社会論」と「脱近代論」の区別
個人の価値観はなぜ多様化したのか
脱近代と後期近代はどう違う?/価値観の多様化、相対化/方向感覚の喪失
「近代の徹底」としての後期近代
目標を、自分の中にしか探せない/「内部指向型人間」と「他者指向型人間」-リースマンの議論/近代の仕組みが徹底された時代/静的ではなく動的
脱産業社会論を見直す
産業面での社会変動/シンボリック・アナリスト/広がる国内格差
欧米とは異なる日本の後期近代
二つの特徴/日本の消費社会/再帰的な意識ばかりが加速する日本/若者に本当の意味での「仕事」を
5 誰もネオリベラリズムを全面否定できない(橋本努)
僕自身の思想的な背景
ネオリベラリズムの歴史的背景とリバタリアニズムとの差異
ネオリベラリズムの歴史的背景/リバタリアニズムとの違い
ネオリベラリズムとは何か。その乗り越え(不)可能性
論者によって定義が違うネオリベラリズム/ネオリベラリズムを全否定する論者は一人もいない
ネオ・ケインジアンとポスト・ワシントン・コンセンサス
国家の規模は大きくなっている/福祉予算は削減されていない/ワシントン・コンセンサスとポスト・ワシントン・コンセンサス
教育界からのネオリベラリズム批判に対する再批判
能力別のクラス編成を認めるか/本来の主体性/ダブルバインド状況が教育の基本
フーコー派からの批判への再批判
統治性(ガバメンタリティ)からの解放/ネオリベラリズムが一番歓迎するのがネオリベラリズム批判
「世界社会フォーラム」の思想
敵は社会民主主義勢力/ネオリベラリズムに対抗するものではない
神義論の不可能性
正当化されていないものを拭いたいという欲求/努力は報われるか/「善き生」へのいかなる教義も与えない/潜在能力の全面開花は可能か/ネオリベラリズム批判だけではダメ
全体に読みやすい本だった。
講義のあとの質疑応答をもっとやってもらって、それだけで1冊作ってくれても面白かったろう。
また、質疑応答の部分だけでも、映像で見られたら、面白いのになあ、と感じた。文化系トークラジオLifeや、朝まで生テレビなどで、しゃべる姿と声を知っているというのが、こんなにも論旨をわかりやすく飲み込ませるのか、と驚いたのだから。
BBアクターズスクール ダンス&ヴォーカルショー
2011年2月27日 アイドルLABI1なんばでBBアクターズスクールのダンス&ヴォーカルショー。
午後3時の回
午後5時の回
現代の音楽
ファービー魔改造
Oil in Life
レコ部
後日詳細追記
午後3時の回
午後5時の回
現代の音楽
ファービー魔改造
Oil in Life
レコ部
後日詳細追記
「こえ」をとらえる-電子音響における「声」-@MEDIA SHOP
2011年2月26日 現代音楽JCMR KYOTO Vol.4レクチャー・シリーズ
「こえ」をとらえる-電子音響における「声」-
午後6時からMEDIA SHOPで。
JCMR KYOTOは(Japan Contemporary Music Research KYOTO)の略らしい。
http://d.hatena.ne.jp/JCMR-KYOTO/
司会は清水慶彦さん。
最初に川崎弘二さんによる約1時間のレクチャー。
今回上演される作品の解説を中心に。
これが面白くて、帰り道などで思い返すと、実際に上演された作品よりも、レクチャーでの作品解説の方が面白かったのだ。僕がいかに言葉の人間なのか、という証でもあろう。また、僕がふだん聞いているみたいに、バックグラウンドも音楽理論も無知なままで聞いても、現代音楽は聴いたことにならないんじゃないか、という危惧さえ覚えた。
休憩をはさんで、作品上演。音響は能美亮士さん。
武満徹の1956年の作品から、2011年の今堀拓也の新作まで。
1.武満徹「ヴォーカリズムA・I」
2.松下真一「黒い僧院」
3.外山道子「葵の上」
4.一柳慧「Extended Voices」
5.湯浅譲二「ヴォイセス・カミング 第2曲 インタビュー」
6.鈴木治行「Challenger」
7.湯浅譲二「白の研究 第1曲 海暮れて」
8.宇都宮泰「トクサノカンダカラ 91 pieces of C」
9.檜垣智也「Tsunami」
10.松井茂「音声詩 時の声」
11.フォルマント兄弟「フレディの墓/インターナショナル」
12.今堀拓也「主の祈り」
開演前と終演後には藤枝守「夜の歌 其の三」(1994年)が流れていた。
フォルマント兄弟の作品だけは映像つきだった。
http://formantbros.jp/j/top/top.html
「こえ」をとらえる-電子音響における「声」-
午後6時からMEDIA SHOPで。
JCMR KYOTOは(Japan Contemporary Music Research KYOTO)の略らしい。
http://d.hatena.ne.jp/JCMR-KYOTO/
司会は清水慶彦さん。
最初に川崎弘二さんによる約1時間のレクチャー。
今回上演される作品の解説を中心に。
これが面白くて、帰り道などで思い返すと、実際に上演された作品よりも、レクチャーでの作品解説の方が面白かったのだ。僕がいかに言葉の人間なのか、という証でもあろう。また、僕がふだん聞いているみたいに、バックグラウンドも音楽理論も無知なままで聞いても、現代音楽は聴いたことにならないんじゃないか、という危惧さえ覚えた。
休憩をはさんで、作品上演。音響は能美亮士さん。
武満徹の1956年の作品から、2011年の今堀拓也の新作まで。
1.武満徹「ヴォーカリズムA・I」
2.松下真一「黒い僧院」
3.外山道子「葵の上」
4.一柳慧「Extended Voices」
5.湯浅譲二「ヴォイセス・カミング 第2曲 インタビュー」
6.鈴木治行「Challenger」
7.湯浅譲二「白の研究 第1曲 海暮れて」
8.宇都宮泰「トクサノカンダカラ 91 pieces of C」
9.檜垣智也「Tsunami」
10.松井茂「音声詩 時の声」
11.フォルマント兄弟「フレディの墓/インターナショナル」
12.今堀拓也「主の祈り」
開演前と終演後には藤枝守「夜の歌 其の三」(1994年)が流れていた。
フォルマント兄弟の作品だけは映像つきだった。
http://formantbros.jp/j/top/top.html
スーザン・ピーチ展@スタジオJ~丸尾末広展@トランスポップギャラリー~エツ子の胃袋個展「詠雪の才」@パラルシルセ~塔本シスコ七回忌展@ギャルリー宮脇~チェブラーシカプレミアムショップ~artzone
2011年2月26日 芸術 コメント (2)今日は、出演するはずのイベントがキャンセルになった。
1日あいたので、最近ごぶさたのギャラリーめぐりをしてみた。
まずは、西長堀のスタジオJへ。
スーザン・ピーチ (Susan Pietzsch) 展
「playing your f(l)avour」
手作りのお菓子作るときに使用するシュガーの粒を使ったブローチ、
チョコレートで作ったアクセサリーなどなど。
スーザン・ピーチのサイト見たら、アポロチョコで作ったピンがあって、これなんか、すごくほしいな、と思った。
上品な作品なので、基本、小さめの出来上がりではあるけれど。
http://www.susanpietzsch.com/
http://studio-j.ciao.jp/
足を京都の出町柳までのばしてみた。
トランスポップギャラリーで「丸尾末広展」
はじまったばっかり。
『乱歩パノラマ』画集発売記念なのか、原画やポスターを展示、販売していた。
http://www.trancepop.jp/
京都パラルシルセでエツ子の胃袋個展「詠雪の才」
公開制作の魚のウロコ、僕も赤いウロコに象を描いて参加した。
下のブログの写真に、その魚の作品が写っている。
可愛い雑貨を置いた店にぴったりの作品たちだった。
http://ameblo.jp/para-lucirse/entry-10814081206.html
http://www013.upp.so-net.ne.jp/ibukuro_chan/
ギャルリー宮脇で「塔本シスコ七回忌展」
1913年生まれの塔本シスコ(本名)の作品展。素朴派と言っていい作風で、なかでも「丸山明宏」(2001年)は素晴らしい。
植物を描いた絵画が多く、描かれた人々の顔もおだやか、さぞかし幸せな人生を送られたものと推察され、そのしずかな多幸感が伝わってくる。
http://www.galerie-miyawaki.com/
http://www.shisuko.com/
京都loftでチェブラーシカのプレミアムショップ。
チェブラーシカの映画に使用した人形や、非売品のグッズ展示などなど、盛りだくさんで、着ぐるみも登場した。
耳が大きすぎて、横向きにカニ歩きしないと、入退場ができないあたりも、可愛い。
http://www.promo-c.info/cheb/
voxビルのartzoneで、「Flowing Narrative / Following Narrative」
出展作家 鬣 恒太郎 Kotaro Tategami, 田上穂波 Honami Tanoue, 吉本加奈子 Kanako Yoshimoto
キュレーション 堤 拓也 Takuya Tsutsumi
http://www.artzone.jp/events/following%20narrative/index.html
1日あいたので、最近ごぶさたのギャラリーめぐりをしてみた。
まずは、西長堀のスタジオJへ。
スーザン・ピーチ (Susan Pietzsch) 展
「playing your f(l)avour」
手作りのお菓子作るときに使用するシュガーの粒を使ったブローチ、
チョコレートで作ったアクセサリーなどなど。
スーザン・ピーチのサイト見たら、アポロチョコで作ったピンがあって、これなんか、すごくほしいな、と思った。
上品な作品なので、基本、小さめの出来上がりではあるけれど。
http://www.susanpietzsch.com/
http://studio-j.ciao.jp/
足を京都の出町柳までのばしてみた。
トランスポップギャラリーで「丸尾末広展」
はじまったばっかり。
『乱歩パノラマ』画集発売記念なのか、原画やポスターを展示、販売していた。
http://www.trancepop.jp/
京都パラルシルセでエツ子の胃袋個展「詠雪の才」
公開制作の魚のウロコ、僕も赤いウロコに象を描いて参加した。
下のブログの写真に、その魚の作品が写っている。
可愛い雑貨を置いた店にぴったりの作品たちだった。
http://ameblo.jp/para-lucirse/entry-10814081206.html
http://www013.upp.so-net.ne.jp/ibukuro_chan/
ギャルリー宮脇で「塔本シスコ七回忌展」
1913年生まれの塔本シスコ(本名)の作品展。素朴派と言っていい作風で、なかでも「丸山明宏」(2001年)は素晴らしい。
植物を描いた絵画が多く、描かれた人々の顔もおだやか、さぞかし幸せな人生を送られたものと推察され、そのしずかな多幸感が伝わってくる。
http://www.galerie-miyawaki.com/
http://www.shisuko.com/
京都loftでチェブラーシカのプレミアムショップ。
チェブラーシカの映画に使用した人形や、非売品のグッズ展示などなど、盛りだくさんで、着ぐるみも登場した。
耳が大きすぎて、横向きにカニ歩きしないと、入退場ができないあたりも、可愛い。
http://www.promo-c.info/cheb/
voxビルのartzoneで、「Flowing Narrative / Following Narrative」
出展作家 鬣 恒太郎 Kotaro Tategami, 田上穂波 Honami Tanoue, 吉本加奈子 Kanako Yoshimoto
キュレーション 堤 拓也 Takuya Tsutsumi
http://www.artzone.jp/events/following%20narrative/index.html
『日本と東アジアの潮流』
2011年2月24日 読書NARASIAの本。
以下、目次。
かつての雑誌『遊』みたいなエディトリアル・アクロバットが見られる、見ていて楽しい1冊。日本と東アジアを見開きページを使って並べあわせてみせたchapter2の律の世、風の世は、各ページ分を書いておいた。
message いま何を構想するべきか
世界とアジアと日本がかかえる「多様性」と「統合性」。
ここに派生する問題群を 「奈良アジア」という原点から考える。
chapter 1 奈良と東アジアを編集する
Perspective 一三〇〇年をひとまたぎ
平城京は東アジア・スタンダードと ナショナル・スタンダードを編集した。
現代日本はグローバル・スタンダードを受容するだけだろうか。
Figure & Ground 世界を解きあかす鍵と鍵穴
今日の政治経済社会に突き刺さった難問を、「地と図」「分母と分子」「鍵と鍵穴」 の照応関係で見る。
chapter 2 日本と東アジアの1300年を見る
律の世 710~1191
平城京遷都以前から、東アジア社会は新たな律動に見舞われつつあった。
同じ仏教文化圏や漢字文化圏でありながらも、多種多様な変奏が繰り広げられた。
伝播する声・・・定着する文字
神が降りる磐座・・・太陽神が坐すコインドル
水門の河内王朝・・・松花江の高句麗王朝
倭語を記す漢字・・・南朝の王羲之体
聖徳太子の憲法・・・新羅皇女の四句郷歌
素肌の白鳳菩薩・・・艶美の盛唐菩薩
方形都市平城京・・円形都市バグダード
万葉歌聖の人麻呂・・・天宝の詩仙李白
天平に唐風モード・・・唐の宮中に西域モード
絲綢路(シルクロード)の琵琶の音か・・・ウードが奏でるアラベスク
唐招提寺廬舎那仏・・・慶州石窟庵釈迦如来
施薬ホスピス・陀羅尼メディア・・・メディカル本草・ミラクル梵字
アジアンポップな伎楽ダンス・・・南海ロードなマスクダンス
中将姫が託した浄土の讃歌・・・熱砂をわたる商人たちの救済観
平かな文華歌合せ・・・南唐夜宴花間詞曲
藤原道長東三条殿の栄華・・・宋太宗開封東京府の殷賑
春日の権現・信貴の護法童子・・・泰山の東嶽大帝・真宗の封禅
頴脱才女の源氏物語・・・冠絶詞人の近体詩
阿弥陀氏なる鳳凰堂・・・釈迦正定なる摩尼殿
源氏騎馬軍団北上・・・契丹遊牧帝国南下
院政今様梁塵秘抄・・・金代院本諸宮調
平治の乱大分裂・・・大崩壊靖康の難
風の世 1192~1867
「方法日本」の威風・疾風・風流・異風がダイナミックに交差した武家の世の七〇〇年間。
大航海時代を迎えたヨーロッパ文明が東アジアに押し寄せる。
御家人共同体・・・イェケ・モンゴル・ウルス
東大寺復興・・・高麗八萬大蔵経
日本臨済宗・曹洞宗・・・南宋禅宗の盛行
元寇・・・リーグニッツ
念仏・・・題目
家職巫芸・・・賈人雑戯
帝王無礼講・・・騎狩宴遊
金閣・・・拙政園
蔵王権現・・・神仙怪異
結・講・座・・・会館・宗族・客家
真の雪舟・・・狂の浙派
田楽・申楽・・・戯台・伝奇
好みの侘び茶・・・茶会に奕棋・詩画
鉄砲とキリシタン・・・大航海時代
奈良町百町・・・南都繁会
徳川幕府・日朝修好・・・壬辰倭乱・倭館交易
鄭成功じゃがたら文・・・清朝八旗軍
浮世青楼・・・妓生巫歌
煎茶・白話・・・売漿・話本
琳派・応挙・若冲・・・丹老・雲逋・南啓宇
国学・・・洋学
地震・開国・・・アヘン戦争
力の世 1868~1945
欧米の列強諸国の力に屈して軌道転回していく東アジアと日本。
いちはやく富国強兵・殖産興業をなしとげた大日本帝国の立身・立志・立国の行方。
技の世 1946~2001
ポツダム宣言と原爆投下から始まった日本と世界の戦後社会は、鉄のカーテンに分断されながら、技術万能と大衆文化の時代を謳歌する。
察の世 2002~2009
世界同時多発テロから世界同時金融破綻へ。
予測不可能性という新たな時代の試練は、IT技術によって乗り越えられるか。
chapter 3 日本と世界の未来を感じる
ネクスト百年への予言と警告
平和と軍事、競争と貧困、文明と民族、帝国と共同体、自由と大衆。
現代の諸相を抉る先駆者たちの言葉の切っ先。
21世紀のための三教指帰
東アジアと日本の将来をめぐって
連成法師、虚空先生、仮想童子の三人が奔放に談論する、東アジアの一三〇〇年プ ラス一〇〇年をめぐるレーゼドラマ。
NARASIA Thinking
平城京±千三百年 川勝平太
平城京を歴史の真ん中に置き、ユーラシアの東と西の文明遺産の種子を宿し、花開かせた日本の姿を眺望する。
平城京文化モデル 松岡正剛
和漢というデュアルスタンダードを成立させた平城京文化モデルの活用を、歴史観と価値観の読み換えとともに提案する。
平城遷都一三〇〇年記念 弥勒プロジェクト案内
日本の「本来」を見据えて東アジアの「将来」を編集する「弥勒プロジェクト」の、仕組みと構想と顔ぶれ。
あとがき
以下、目次。
かつての雑誌『遊』みたいなエディトリアル・アクロバットが見られる、見ていて楽しい1冊。日本と東アジアを見開きページを使って並べあわせてみせたchapter2の律の世、風の世は、各ページ分を書いておいた。
message いま何を構想するべきか
世界とアジアと日本がかかえる「多様性」と「統合性」。
ここに派生する問題群を 「奈良アジア」という原点から考える。
chapter 1 奈良と東アジアを編集する
Perspective 一三〇〇年をひとまたぎ
平城京は東アジア・スタンダードと ナショナル・スタンダードを編集した。
現代日本はグローバル・スタンダードを受容するだけだろうか。
Figure & Ground 世界を解きあかす鍵と鍵穴
今日の政治経済社会に突き刺さった難問を、「地と図」「分母と分子」「鍵と鍵穴」 の照応関係で見る。
chapter 2 日本と東アジアの1300年を見る
律の世 710~1191
平城京遷都以前から、東アジア社会は新たな律動に見舞われつつあった。
同じ仏教文化圏や漢字文化圏でありながらも、多種多様な変奏が繰り広げられた。
伝播する声・・・定着する文字
神が降りる磐座・・・太陽神が坐すコインドル
水門の河内王朝・・・松花江の高句麗王朝
倭語を記す漢字・・・南朝の王羲之体
聖徳太子の憲法・・・新羅皇女の四句郷歌
素肌の白鳳菩薩・・・艶美の盛唐菩薩
方形都市平城京・・円形都市バグダード
万葉歌聖の人麻呂・・・天宝の詩仙李白
天平に唐風モード・・・唐の宮中に西域モード
絲綢路(シルクロード)の琵琶の音か・・・ウードが奏でるアラベスク
唐招提寺廬舎那仏・・・慶州石窟庵釈迦如来
施薬ホスピス・陀羅尼メディア・・・メディカル本草・ミラクル梵字
アジアンポップな伎楽ダンス・・・南海ロードなマスクダンス
中将姫が託した浄土の讃歌・・・熱砂をわたる商人たちの救済観
平かな文華歌合せ・・・南唐夜宴花間詞曲
藤原道長東三条殿の栄華・・・宋太宗開封東京府の殷賑
春日の権現・信貴の護法童子・・・泰山の東嶽大帝・真宗の封禅
頴脱才女の源氏物語・・・冠絶詞人の近体詩
阿弥陀氏なる鳳凰堂・・・釈迦正定なる摩尼殿
源氏騎馬軍団北上・・・契丹遊牧帝国南下
院政今様梁塵秘抄・・・金代院本諸宮調
平治の乱大分裂・・・大崩壊靖康の難
風の世 1192~1867
「方法日本」の威風・疾風・風流・異風がダイナミックに交差した武家の世の七〇〇年間。
大航海時代を迎えたヨーロッパ文明が東アジアに押し寄せる。
御家人共同体・・・イェケ・モンゴル・ウルス
東大寺復興・・・高麗八萬大蔵経
日本臨済宗・曹洞宗・・・南宋禅宗の盛行
元寇・・・リーグニッツ
念仏・・・題目
家職巫芸・・・賈人雑戯
帝王無礼講・・・騎狩宴遊
金閣・・・拙政園
蔵王権現・・・神仙怪異
結・講・座・・・会館・宗族・客家
真の雪舟・・・狂の浙派
田楽・申楽・・・戯台・伝奇
好みの侘び茶・・・茶会に奕棋・詩画
鉄砲とキリシタン・・・大航海時代
奈良町百町・・・南都繁会
徳川幕府・日朝修好・・・壬辰倭乱・倭館交易
鄭成功じゃがたら文・・・清朝八旗軍
浮世青楼・・・妓生巫歌
煎茶・白話・・・売漿・話本
琳派・応挙・若冲・・・丹老・雲逋・南啓宇
国学・・・洋学
地震・開国・・・アヘン戦争
力の世 1868~1945
欧米の列強諸国の力に屈して軌道転回していく東アジアと日本。
いちはやく富国強兵・殖産興業をなしとげた大日本帝国の立身・立志・立国の行方。
技の世 1946~2001
ポツダム宣言と原爆投下から始まった日本と世界の戦後社会は、鉄のカーテンに分断されながら、技術万能と大衆文化の時代を謳歌する。
察の世 2002~2009
世界同時多発テロから世界同時金融破綻へ。
予測不可能性という新たな時代の試練は、IT技術によって乗り越えられるか。
chapter 3 日本と世界の未来を感じる
ネクスト百年への予言と警告
平和と軍事、競争と貧困、文明と民族、帝国と共同体、自由と大衆。
現代の諸相を抉る先駆者たちの言葉の切っ先。
21世紀のための三教指帰
東アジアと日本の将来をめぐって
連成法師、虚空先生、仮想童子の三人が奔放に談論する、東アジアの一三〇〇年プ ラス一〇〇年をめぐるレーゼドラマ。
NARASIA Thinking
平城京±千三百年 川勝平太
平城京を歴史の真ん中に置き、ユーラシアの東と西の文明遺産の種子を宿し、花開かせた日本の姿を眺望する。
平城京文化モデル 松岡正剛
和漢というデュアルスタンダードを成立させた平城京文化モデルの活用を、歴史観と価値観の読み換えとともに提案する。
平城遷都一三〇〇年記念 弥勒プロジェクト案内
日本の「本来」を見据えて東アジアの「将来」を編集する「弥勒プロジェクト」の、仕組みと構想と顔ぶれ。
あとがき
『シャルダムサーカス』
2011年2月23日 読書ダニイル・ハルムスの『シャルダムサーカス』を読んだ。
発行所の未知谷からの宣伝文句は、
と、ある。
本書を読むかぎり、当の「児童向け雑誌」というのは、『チーシ』などのようだ。(チーシはひよどりの意)
以下、目次。無題のものは省いて、タイトルがついているものだけ。
悪戯ヒューズ
コーリカ パンキンはブラジルに行ったのに、ペーチカ エルショーフは全然信じなかった話
十七頭の馬
一番初めに、それから二番目に
インクを買いにいったおばあさん
《一列に並んで!》
お話
勇敢なハリネズミ
骨破
ウサギとハリネズミ
プーシキン
パイプ教授
マーシャはどうやってロバを町まで行かせたか
お利口さんのマーシャとおばあさん
シャルダムサーカス
巻末の「シャルダムサーカス」は戯曲になっている。
無芸のくせに、なんとかしてステージに立とうとするヴェルトーノフは今でも通じる鉄板のお笑い。
マーシャはコマ漫画で、「チーシ」と「ヨーシ」に複数の作家によって描かれたシリーズもの。頓知のきいたストーリーになっている。
この調子で、ハルムス、じゃんじゃん翻訳しちゃってください!
発行所の未知谷からの宣伝文句は、
今回は〈児童向け雑誌に書かれた
掌篇を中心に厳選、表題戯曲を加えて
ほぼハッピーエンドに終わる、
黒い部分を排した
ハルムス入門とも言える作品集〉です。
〈ロシアアヴァンギャルドの真髄、
不条理・ナンセンスetc. も
充分に味わえる一冊〉となっております。
と、ある。
本書を読むかぎり、当の「児童向け雑誌」というのは、『チーシ』などのようだ。(チーシはひよどりの意)
以下、目次。無題のものは省いて、タイトルがついているものだけ。
悪戯ヒューズ
コーリカ パンキンはブラジルに行ったのに、ペーチカ エルショーフは全然信じなかった話
十七頭の馬
一番初めに、それから二番目に
インクを買いにいったおばあさん
《一列に並んで!》
お話
勇敢なハリネズミ
骨破
ウサギとハリネズミ
プーシキン
パイプ教授
マーシャはどうやってロバを町まで行かせたか
お利口さんのマーシャとおばあさん
シャルダムサーカス
巻末の「シャルダムサーカス」は戯曲になっている。
無芸のくせに、なんとかしてステージに立とうとするヴェルトーノフは今でも通じる鉄板のお笑い。
マーシャはコマ漫画で、「チーシ」と「ヨーシ」に複数の作家によって描かれたシリーズもの。頓知のきいたストーリーになっている。
この調子で、ハルムス、じゃんじゃん翻訳しちゃってください!
『革命待望!―1968年がくれる未来』
2011年2月22日 読書芹沢一也監修の『革命待望!―1968年がくれる未来』を読んだ。
まだ見ぬ「現在」へ/芹沢一也
全共闘と「あしたのジョー」/橋本努
はじめに―丸山眞男をひっぱたきたい
熱気のなかで人生を考える
若者たちの自由主義革命―全共闘運動の時代
大学生たちが求めた自由
60年代後半の若者たちの課題
自己否定度チェック!
あしたのジョーの溶解志向
自由は「小さな幸せ」に負ける
鼎談1 失われた自由を求めて/橋本努、鈴木謙介、芹沢一也
68年を反時代的に召喚する
閉塞感とリスクが蔓延する現在
前倒しで大人になる若者たち
真の創造性を対抗させよ!
中流か革命か/鈴木謙介
日本のネオリベラリズム
「大人になること」の意味
「自己責任」が求められる理由
鼎談2 アナーキズム―破壊から創造へ/橋本努、鈴木謙介、芹沢一也
飼いならされた日常からの解放
アナーキーな創造力の行方
ローカルコミュニティとしてのジモト
全共闘をシラケも知らない若者たちへ
青年・絓秀実の1968年/絓秀実、芹沢一也、荻上チキ
資本がもたらした自由
革命と祝祭、そして散文
ワーキングプアの先駆者―団塊世代
「党」とプチブルの想像力
ニューレフト思想と「シラケ」のむこう側/荻上チキ
あとがき/芹沢一也
まだ見ぬ「現在」へ/芹沢一也
全共闘と「あしたのジョー」/橋本努
はじめに―丸山眞男をひっぱたきたい
熱気のなかで人生を考える
若者たちの自由主義革命―全共闘運動の時代
大学生たちが求めた自由
60年代後半の若者たちの課題
自己否定度チェック!
あしたのジョーの溶解志向
自由は「小さな幸せ」に負ける
鼎談1 失われた自由を求めて/橋本努、鈴木謙介、芹沢一也
68年を反時代的に召喚する
閉塞感とリスクが蔓延する現在
前倒しで大人になる若者たち
真の創造性を対抗させよ!
中流か革命か/鈴木謙介
日本のネオリベラリズム
「大人になること」の意味
「自己責任」が求められる理由
鼎談2 アナーキズム―破壊から創造へ/橋本努、鈴木謙介、芹沢一也
飼いならされた日常からの解放
アナーキーな創造力の行方
ローカルコミュニティとしてのジモト
全共闘をシラケも知らない若者たちへ
青年・絓秀実の1968年/絓秀実、芹沢一也、荻上チキ
資本がもたらした自由
革命と祝祭、そして散文
ワーキングプアの先駆者―団塊世代
「党」とプチブルの想像力
ニューレフト思想と「シラケ」のむこう側/荻上チキ
あとがき/芹沢一也
『暴力 6つの斜めからの省察』
2011年2月21日 読書スラヴォイ・ジジェクの『暴力 6つの斜めからの省察』を読んだ。
ジジェク節が堪能できるだけでなく、非常に読みやすい1冊だった。
映画をはじめとするサブカルチャーにからめた発言も多くて、興味深い。本書では、チェスタトン「犬のお告げ」、クリスティー「厩舎街の殺人」への言及もあった。
以下、目次。
序 暴君の血まみれのローブ
1 ゆるやかに、しかし過度でなく、そして非常に表情豊かに(アダージョ・マ・ノン・トロッポ・エ・モルト・エスプレッシーヴォ)―SOS暴力
2 中庸の速度で軽快に―ゆるやかに(アレグロ・モデラート‐アダージョ)―汝の隣人を汝自身のように恐れよ!
3 歩くような速さで、しかし度を過ぎず、また大いに歌うように(アンダンテ・マ・ノン・トロッポ・エ・モルト・カンタービレ)―「血に混濁した潮が解き放たれ」
4 きわめて速く(プレスト)―寛容的理性のアンチノミー
5 とてもゆるやかに―歩くような速さで(モルト・アダージョ‐アンダンテ)―イデオロギー的カテゴリーとしての寛容
6 軽快に(アレグロ)―神的暴力
エピローグ ゆるやかに(アダージョ)
ジジェクは、よく逆説を用い、こうかと思ったら、実は違って、こう、みたいな論の進め方もよくするため、読んでて飽きない。
いくつか、面白かった発言を引用しておこう。
文脈から切り離されているのもあるので、気になった人は、本書を読んで、真意を読んでほしい。
上の問題は、次のように展開される。
チョメチョメじゃなくてチョメチョメ方式ではこんな文章もあった。
ジジェクの面白い引用コーナー、もうちょっと続きます。
ジジェクが引用するオーウェルを孫引きしてみよう。
また、笑ったのは、下のようなジジェクのくすぐり。
この文章につけた註釈がまた、ふるっている。
さて、本書から得られる3つの教訓を、ジジェク自身がまとめている。
1、暴力を即座に非難すること、暴力は「わるい」と決めつけることは、きわめつけのイデオロギー操作であり、社会的暴力の根本的形態を見えにくくするごまかしである。
2、本当の意味で暴力的になること、社会生活の基本的要素に暴力的にゆさぶりをかける行為を実践することは、むずかしい。
以上。
あれ?3つの教訓って言ってなかったっけ。あと1つは、本書で確かめていただきたい。
Ustreamのおかげで音楽びたりだ。
「大貫憲章生誕60周年記念番組・ロンドンナイトの軌跡」
今日も深夜に、常盤響くんが、レコ部じゃないけどレコ部、みたいなのをやってた。いつもはレコードジャケットを映しながら音楽を聴いているのだが、今回は、常盤くんがずっと映ってて、レコードを選んでいたり、タバコ吸ったり、お酒飲んだりするのが、見れた。これ、常盤くんが女性の2人か3人をはべらせて、ハーレム状態でやってる姿が映ったりしてたら、拍手喝采だったろうなあ。
上関原発、アルジャジーラはもう常時接続状態。
Ustream以外では、ニコニコ生放送で、桃井はるこの「独占!モコモコ60分」と、interfmの「BAM!」(ゲスト明和電機)を同時に視聴。
さすがに音を2つ聞くのは、むずかしい。
テレビがもはや必要ない、と言いたいわけでは全然ないのだが、珍しいものだから、ついついこうして、今日、何を見たか、って書き留めておきたくなるなあ。
ジジェク節が堪能できるだけでなく、非常に読みやすい1冊だった。
映画をはじめとするサブカルチャーにからめた発言も多くて、興味深い。本書では、チェスタトン「犬のお告げ」、クリスティー「厩舎街の殺人」への言及もあった。
以下、目次。
序 暴君の血まみれのローブ
1 ゆるやかに、しかし過度でなく、そして非常に表情豊かに(アダージョ・マ・ノン・トロッポ・エ・モルト・エスプレッシーヴォ)―SOS暴力
2 中庸の速度で軽快に―ゆるやかに(アレグロ・モデラート‐アダージョ)―汝の隣人を汝自身のように恐れよ!
3 歩くような速さで、しかし度を過ぎず、また大いに歌うように(アンダンテ・マ・ノン・トロッポ・エ・モルト・カンタービレ)―「血に混濁した潮が解き放たれ」
4 きわめて速く(プレスト)―寛容的理性のアンチノミー
5 とてもゆるやかに―歩くような速さで(モルト・アダージョ‐アンダンテ)―イデオロギー的カテゴリーとしての寛容
6 軽快に(アレグロ)―神的暴力
エピローグ ゆるやかに(アダージョ)
ジジェクは、よく逆説を用い、こうかと思ったら、実は違って、こう、みたいな論の進め方もよくするため、読んでて飽きない。
いくつか、面白かった発言を引用しておこう。
文脈から切り離されているのもあるので、気になった人は、本書を読んで、真意を読んでほしい。
いわゆるキリスト教原理主義者、あるいはいわゆるイスラム教原理主義者は、真の原理主義のつらよごしである。
イスラエルの行動を擁護するにはホロコーストに言及する必要があるということは、裏を返せば、イスラエルはホロコーストという絶対的な切り札でなければ贖えない恐ろしい罪を犯している、ということである。
イスラエル-パレスティナ紛争の大きな謎は、唯一実行可能な解決策がだれの目にも明らかなのに-それはイスラエルのウェスト・バンクとガザからの撤退、パレスティナ人国家の設立、そして言うまでもなく、エルサレムに関するなんらかの妥協である-、なぜ長いあいだ紛争が続くのか、ということである。合意に達したように見えるたびに、それはどういうわけか立ち消えになってしまう。
最近の歴史主義的研究は、多様なワーグナーのキャラクターとテーマが歴史的文脈においてもつ「真の意味」を引き出そうとする。たとえば、青白いハーゲンは実は自慰にふけるユダヤ人であり、アムフォルタスの傷は実は梅毒である、と。(中略)こうした読解の第一の問題は、努力して手に入れたはずのこの明察が、たとえ正確ではあっても、作品の本質的な理解にあまり貢献しないということである。
上の問題は、次のように展開される。
ここでなすべき主張は、ドゥルーズのニーチェ読解が、歴史主義的読解より生産的である、ということではない。そうではなく、人権という普遍的形式と、それが歴史的に誕生したときにもっていた「本当の意味」とのあいだの緊張が、人権そのものの一部であるのと同じように、ニーチェ思想の基礎にある普遍的な枠組みと、それが特殊な歴史的文脈のなかに置かれていることとのあいだの緊張は、ニーチェ思想の体系そのものに刻印されている、つまり、その体系そのものの一部である、ということだ。
チョメチョメじゃなくてチョメチョメ方式ではこんな文章もあった。
主体にとって真にトラウマ的なことはなにか。純粋な倫理的行為は不可能であること、自由は見かけであって、その根底にはわれわれの知らない自分の行為の真の動機があるということではない。真にトラウマ的なのは、自由そのもの、つまり、自由は可能であるという事実である。われわれが必死になんらかの「感性的動因による」規定を探し求めるのは、この事実を避けるためなのだ。
ジジェクの面白い引用コーナー、もうちょっと続きます。
全体主義体制は違法行為に対して寛容である。というのも、その体制が作り上げる社会生活において、違法行為、わいろ、詐欺は、この生活を生き抜くための条件だからである。
こんにち、われわれにとって危険なのは、受け身の姿勢ではなく、にせの積極性である。つまり、「積極的」でありたい、「関与」したい、事態の無意味さを糊塗したいという衝動である。人々はなんでも首を突っ込む、「なにかをする」。学者は学者で無意味な論争に関与する。本当にむずかしいのは、前のめりにならないこと、身を引くことである。
ジジェクが引用するオーウェルを孫引きしてみよう。
われわれはみな、階級区分はけしからんという。しかし、それを本気でなくしたいとおもっているひとは、きわめてすくない。われわれはここで重大な事実に気づく。あらゆる革命的な意見の勇ましさは、部分的には、なにも変わりっこないという暗黙の確信から来ているのだ。
また、笑ったのは、下のようなジジェクのくすぐり。
「隣人」とは、体臭をもったひとのことである。と。こんにち、脱臭剤やせっけんが重視されるのは、そのためである。
(中略)
ヴェネズエラの科学者が、遺伝子組み換えによって、食べても社交上こまるようなくさい屁のでない豆を育てることに成功したらしい。カフェイン抜きコーヒー、脂肪分抜きケーキ、ダイエット・コーク、ノンアルコール・ビールに引きつづき、われわれはついに、屁のでない豆を手に入れたのである
この文章につけた註釈がまた、ふるっている。
ただし、ここでも善意の福祉国家は、悪臭をはなつ「隣人」があたえる不快感を、健康への関心によって抑えようとこころみる。数年前、オランダの厚生省は市民に、体内に不健康な圧力や緊張をためないために一日にすくなくとも15回屁をするように助言したのである。
さて、本書から得られる3つの教訓を、ジジェク自身がまとめている。
1、暴力を即座に非難すること、暴力は「わるい」と決めつけることは、きわめつけのイデオロギー操作であり、社会的暴力の根本的形態を見えにくくするごまかしである。
2、本当の意味で暴力的になること、社会生活の基本的要素に暴力的にゆさぶりをかける行為を実践することは、むずかしい。
以上。
あれ?3つの教訓って言ってなかったっけ。あと1つは、本書で確かめていただきたい。
Ustreamのおかげで音楽びたりだ。
「大貫憲章生誕60周年記念番組・ロンドンナイトの軌跡」
今日も深夜に、常盤響くんが、レコ部じゃないけどレコ部、みたいなのをやってた。いつもはレコードジャケットを映しながら音楽を聴いているのだが、今回は、常盤くんがずっと映ってて、レコードを選んでいたり、タバコ吸ったり、お酒飲んだりするのが、見れた。これ、常盤くんが女性の2人か3人をはべらせて、ハーレム状態でやってる姿が映ったりしてたら、拍手喝采だったろうなあ。
上関原発、アルジャジーラはもう常時接続状態。
Ustream以外では、ニコニコ生放送で、桃井はるこの「独占!モコモコ60分」と、interfmの「BAM!」(ゲスト明和電機)を同時に視聴。
さすがに音を2つ聞くのは、むずかしい。
テレビがもはや必要ない、と言いたいわけでは全然ないのだが、珍しいものだから、ついついこうして、今日、何を見たか、って書き留めておきたくなるなあ。
マリードール@湊町リバープレイス
2011年2月20日 アイドル湊町リバープレイスで開催の「くまもと逸品縁日」のステージイベントで、MarryDoll。
1回目。
YES存在証明~Do the future~テルミー~(いしきりんの登場)~強引ユアウェイ~走れ全力少女~大好きのヒミツ
隣では、Buono!のライブしていて、そのファンも集まっていたので、マリードールを認識してもらういい機会だったんじゃないかな。Buono!のレパートリー歌ってしまうという手もあったかな。
2回目。
(1曲目途中から見たので、曲名わからず)~走れ全力少女~強引your WAY~YES!存在証明~バニラ永遠以上そばにいて~大好きのヒミツ
くまもんも登場。
熊本の食べ物などはあんまり買えなかったけど、熊本県の温泉に手をひたしてみたが、たちまち手指がすべすべして、ぽかぽかしてきたのには驚いた。
あ~、温泉、行きたい。
午後6時からは、NHK-FMで「現代の音楽」
猿谷紀郎
- 芥川作曲賞創設20周年記念
ガラ・コンサートから -(3)
「アコーディオン独奏のための“ブック・アイ”」原田敬子・作曲
(16分00秒)
(アコーディオン)シュテファン・フッソング
「パルラーテ」 山本裕之・作曲
(12分30秒)
(トランペット)曽我部清典
「ネオ都々逸シリーズ“せんだいドドンパ節”」 三輪眞弘・作曲
(4分00秒)
(キーボード)岡野勇仁
「コンフェッション」 斉木由美・作曲
(12分25秒)
(ピアノ)山田武彦
~東京・サントリーホールで収録~
<2010/8/28>
Ustreamで、ZEN PUSSY で午後7時開演の「日独野獣対決。マニ・ノイマイヤーVS三上寛」を視聴。三上寛とマニ・ノイマイヤーの共演も見られた。どっちもすごい!東京に住んでいたら、見に行ってたんだろうな。マニ・ノイマイヤーはGURUGURUの人だけど、ソロでもすごい。もう70歳?71歳?すごいな。
それと同時に、天野あいによる、ファービーのサーキットベンディングがUstream中継されており、併行して視聴。解剖されるファービーが、まばたきしながらしゃべりまくっている姿は、衝撃的。中国の公開処刑を見ているような気分だった。バタイユが『エロスの涙』でその処刑の写真を載せており、バタイユに影響を強く与えたことを書いていたが、あいちゃんのファービー改造も第二のバタイユを生むかもしれない。
日付かわって、常盤響くんによるレコ部。前半はすっかりジャズっぽく、終わりかけに往年の歌謡曲連打。自分の幼かった頃がよみがえり、頭がおかしくなりそうだった。
Ustreamばっかり見ているようだが、確かにそのとおり。
レコ部が終わったあとは、山口県上関原発強行工事の中継をずっと見ていた。
30年近く反対運動があって、進まなかった原発工事、住民の半分近くが反対するのを説得できぬまま、中国電力は深夜に強行工事を敢行しようとした。
こりゃ、ひどい。
1回目。
YES存在証明~Do the future~テルミー~(いしきりんの登場)~強引ユアウェイ~走れ全力少女~大好きのヒミツ
隣では、Buono!のライブしていて、そのファンも集まっていたので、マリードールを認識してもらういい機会だったんじゃないかな。Buono!のレパートリー歌ってしまうという手もあったかな。
2回目。
(1曲目途中から見たので、曲名わからず)~走れ全力少女~強引your WAY~YES!存在証明~バニラ永遠以上そばにいて~大好きのヒミツ
くまもんも登場。
熊本の食べ物などはあんまり買えなかったけど、熊本県の温泉に手をひたしてみたが、たちまち手指がすべすべして、ぽかぽかしてきたのには驚いた。
あ~、温泉、行きたい。
午後6時からは、NHK-FMで「現代の音楽」
猿谷紀郎
- 芥川作曲賞創設20周年記念
ガラ・コンサートから -(3)
「アコーディオン独奏のための“ブック・アイ”」原田敬子・作曲
(16分00秒)
(アコーディオン)シュテファン・フッソング
「パルラーテ」 山本裕之・作曲
(12分30秒)
(トランペット)曽我部清典
「ネオ都々逸シリーズ“せんだいドドンパ節”」 三輪眞弘・作曲
(4分00秒)
(キーボード)岡野勇仁
「コンフェッション」 斉木由美・作曲
(12分25秒)
(ピアノ)山田武彦
~東京・サントリーホールで収録~
<2010/8/28>
Ustreamで、ZEN PUSSY で午後7時開演の「日独野獣対決。マニ・ノイマイヤーVS三上寛」を視聴。三上寛とマニ・ノイマイヤーの共演も見られた。どっちもすごい!東京に住んでいたら、見に行ってたんだろうな。マニ・ノイマイヤーはGURUGURUの人だけど、ソロでもすごい。もう70歳?71歳?すごいな。
それと同時に、天野あいによる、ファービーのサーキットベンディングがUstream中継されており、併行して視聴。解剖されるファービーが、まばたきしながらしゃべりまくっている姿は、衝撃的。中国の公開処刑を見ているような気分だった。バタイユが『エロスの涙』でその処刑の写真を載せており、バタイユに影響を強く与えたことを書いていたが、あいちゃんのファービー改造も第二のバタイユを生むかもしれない。
日付かわって、常盤響くんによるレコ部。前半はすっかりジャズっぽく、終わりかけに往年の歌謡曲連打。自分の幼かった頃がよみがえり、頭がおかしくなりそうだった。
Ustreamばっかり見ているようだが、確かにそのとおり。
レコ部が終わったあとは、山口県上関原発強行工事の中継をずっと見ていた。
30年近く反対運動があって、進まなかった原発工事、住民の半分近くが反対するのを説得できぬまま、中国電力は深夜に強行工事を敢行しようとした。
こりゃ、ひどい。
午後1時から、アメリカ村三角公園で、もっキラーズの路上ライブ。
もっキラーズはNHKの番組「あほやねん!すきやねん!」木曜日の石神澪、伊藤綾美、入矢麻衣の3人からなるユニット。1万人サポーターを集める、という企画をしていて、ライブの後はメンバーが署名活動にいそしんでいた。
ライブは、持ち歌の「エゴイスト」「お好み焼き」と、それにはさむ形で、各人が大道芸のまねごとをしてみせる。
一発オーケーだったのは、あーみぃの皿回しくらいで、麻衣のカラーコーンを2本のスティックで浮かせる技は失敗の後に成功、れいぽんにいたっては失敗だった。
でも、可愛ければなんでも許しちゃうのだ!
実は、今朝、日本橋の自宅出たところで、もっキラーズの3人とばったりすれ違ったのだ。これも何かの縁だろう、と思って、予定を変更して、アメリカ村に向ったのである。
見に来ていたavexの子たちがさすがに可愛い。
cheer村はのぞかず。
まんだらけで数冊漫画の本を買ってから、タワーレコード難波店に移動。
そこでは、MarryDollのインストアイベント。
1.強引 Your Way
2.走れ!全力少女
衣装も決まっているし、歌もよく出来ていた。
しかし、きっと誰もがツッコミたくなるのが、「走れ!全力少女」というタイトルだろう。
だが、どういうきっかけであれ、頭に残ってしまえば、マリードールにとっては成功なのだ。そう思うと、うまいタイトルのつけかただ。
道頓堀クローバーステーションで、まずは、午後4時45分からリトルキューティーJ’sのトーク&ライブ。
みなみが、おでこをあげているのは、生え際の産毛をなくしてしまいたいかららしい。
練習のときにあいなが台車を動かしながら歌って笑かしたとか。
歌ったのは、「君が好き」「マイ・ソウル・シング」
続いて、Csliの番組。
むちゃぶりのいきなりドラマは、むちゃくちゃすぎてシュール。
番組後のライブは3曲。
「会いたかった」「ディア・マイ・ティーチャー」「言い訳メイビー」
もっキラーズはNHKの番組「あほやねん!すきやねん!」木曜日の石神澪、伊藤綾美、入矢麻衣の3人からなるユニット。1万人サポーターを集める、という企画をしていて、ライブの後はメンバーが署名活動にいそしんでいた。
ライブは、持ち歌の「エゴイスト」「お好み焼き」と、それにはさむ形で、各人が大道芸のまねごとをしてみせる。
一発オーケーだったのは、あーみぃの皿回しくらいで、麻衣のカラーコーンを2本のスティックで浮かせる技は失敗の後に成功、れいぽんにいたっては失敗だった。
でも、可愛ければなんでも許しちゃうのだ!
実は、今朝、日本橋の自宅出たところで、もっキラーズの3人とばったりすれ違ったのだ。これも何かの縁だろう、と思って、予定を変更して、アメリカ村に向ったのである。
見に来ていたavexの子たちがさすがに可愛い。
cheer村はのぞかず。
まんだらけで数冊漫画の本を買ってから、タワーレコード難波店に移動。
そこでは、MarryDollのインストアイベント。
1.強引 Your Way
2.走れ!全力少女
衣装も決まっているし、歌もよく出来ていた。
しかし、きっと誰もがツッコミたくなるのが、「走れ!全力少女」というタイトルだろう。
だが、どういうきっかけであれ、頭に残ってしまえば、マリードールにとっては成功なのだ。そう思うと、うまいタイトルのつけかただ。
道頓堀クローバーステーションで、まずは、午後4時45分からリトルキューティーJ’sのトーク&ライブ。
みなみが、おでこをあげているのは、生え際の産毛をなくしてしまいたいかららしい。
練習のときにあいなが台車を動かしながら歌って笑かしたとか。
歌ったのは、「君が好き」「マイ・ソウル・シング」
続いて、Csliの番組。
むちゃぶりのいきなりドラマは、むちゃくちゃすぎてシュール。
番組後のライブは3曲。
「会いたかった」「ディア・マイ・ティーチャー」「言い訳メイビー」
10minutes最終予選
2011年2月18日 アイドル10minutesの第7回にして、最終の予選会
午後6時開場/午後6時30分開演
料金:前売1500円/当日2000円
会場 難波BEARS 06-6649-5564
http://home.att.ne.jp/orange/bears/
≪エントリー≫
●いあとねっち!きき
●うてなゆき
●かなえどん
●北川麻衣子
●CANDY★STUD
●恋村虚無子
●ジョジョ川
●野中ひゆ
●早坂くるえ
●みちゃこ
●夢野さくら
≪セレクトライブ≫
■未緒@1年5組
■丼野M美
■ぴいち姫
〔ゲストライブ〕
▲ねみ
〔審査員〕
安斎レオ、ジャン=ポール、西泰幸
〔司会〕
保山ひャン
Bカシワギ
予選通過者は、なんと3組!これは予想外。
うてなゆき
早坂くるえ
野中ひゆ
3月6日の決勝大会は、もう、個性と個性のぶつかりあいが見れるはず。
盆踊りシステムのアイドルイベントとは正反対のラインナップになりますが、それがいいことなのかどうかわかりません。
でも、僕のイベントだと、自然にこうなっちゃう、ということなんでしょう。
今回のが、バレンタインも兼ねての開催とあって、チョコレートを多数いただきました。ありがとう!
3月6日のグランプリ大会は、3日の僕のバースデイを勝手に兼ねさせていただきます!
午後6時開場/午後6時30分開演
料金:前売1500円/当日2000円
会場 難波BEARS 06-6649-5564
http://home.att.ne.jp/orange/bears/
≪エントリー≫
●いあとねっち!きき
●うてなゆき
●かなえどん
●北川麻衣子
●CANDY★STUD
●恋村虚無子
●ジョジョ川
●野中ひゆ
●早坂くるえ
●みちゃこ
●夢野さくら
≪セレクトライブ≫
■未緒@1年5組
■丼野M美
■ぴいち姫
〔ゲストライブ〕
▲ねみ
〔審査員〕
安斎レオ、ジャン=ポール、西泰幸
〔司会〕
保山ひャン
Bカシワギ
予選通過者は、なんと3組!これは予想外。
うてなゆき
早坂くるえ
野中ひゆ
3月6日の決勝大会は、もう、個性と個性のぶつかりあいが見れるはず。
盆踊りシステムのアイドルイベントとは正反対のラインナップになりますが、それがいいことなのかどうかわかりません。
でも、僕のイベントだと、自然にこうなっちゃう、ということなんでしょう。
今回のが、バレンタインも兼ねての開催とあって、チョコレートを多数いただきました。ありがとう!
3月6日のグランプリ大会は、3日の僕のバースデイを勝手に兼ねさせていただきます!
『杉浦康平デザインの言葉-多主語的なアジア』
2011年2月16日 読書杉浦康平の『杉浦康平デザインの言葉-多主語的なアジア』を読んだ。
図版も多数で、内容もわかりやすく、読みやすい1冊だった。今後もこのシリーズが続くようなので、楽しみ。
以下、目次。
【1】
「生命記憶」、そして「照応しあう」こと…
アジアのカタチ・アジアの心
無名の人々の全存在を感じとる
渦巻くものが内なる力を励起させる
植物の呼吸にカタチをあたえる
無数の手、祈る心で描きだす
人の心が見とった光景の記憶回路
アジアのカタチは人の心と物を結びつける
生命のざわめきに 聴き耳をたてる…
「木」に宿るアジアの自然観
生命を咲かす「話す木」
幹-蛇の力-水の働き
自然を見透す想像力
生命記憶を形にする…
はじめに
前へ一歩足跡が支える
背中側に意識をのばす
吐くことの重視。逆転の思想
「なめまわすように見る」
「のどから手が出る」
「生命記憶」を形にする
生まれたての赤ん坊へと回帰する
手を握る。一つにしてゆく
体表が輝き内臓が光る
すべてを見つめる精霊の眼
不可視の存在が人間に宿る
生命力を身に纏う
祖先霊と共に生きる
「生命記憶」を見いだしてゆく
【2】
見えないものが、この世界を支えている ------------杉浦日向子さんとの対話
江戸の戯作は「見立て」である
花咲く小袖に託されたもの
浮世絵は「見る」より「読み解く」もの
頭上三尺で世の中を見る
電気を消して自分自身を見る
主張する模様 ------------日高敏隆さんとの対話
眼力-目は口ほどにものをいう
目玉模様-神仏にも生物にもある不思議
妖精の輪-円は生まれやすいかたち
マッハバンド-「側面抑制」的な知覚は目にも耳にも
太陽残像-なぜ目玉模様が表出したのか
コノハムシ-広葉樹の出現以前に存在する不思議
おどしガエル-なぜ、うその威嚇が通用するのか
共通性と多様性-生まれる前から原刷り込みがあるのでは
動物仮面-生命体としての燃え立ちなのか
【3】
光る眼
アジアの神と魔が放射する眼の力 一眼から千眼へ
〔日月眼〕
二つの眼球が日月をあらわす
日月眼と瞑想原理
〔三眼〕
世界を焼きつくす第三の眼
狂乱の眼、降魔と豊穣の眼
〔張目吐舌〕
眼を剥き、舌を出す張目吐舌
〔四眼〕
四方位を睨む四つの眼...
〔千眼〕
千の眼、精霊の微光、仏の慈光
〔一眼〕
聖と魔の境、一つ眼の魅惑、内なる力で輝きわたる
唐草文(からくさもん)、生命樹(せいめいじゅ)の吐息
風呂敷で包む
唐草文が包みこむ
渦巻文の生命力
繁茂する宇宙樹・生命樹の力
湧き立ち、からみあう端点
樹下瞑想
豊穣の樹の熱い吐息
渦まくものの魅惑
「天の火・地の水」 荒(すさ)ぶる神輿(みこし)
神柱、聖獣の力が重層する神域
金色の鳳凰、太陽光を象徴する
飾紐が神輿を縛りあげる
精霊神「八部衆」が輿を担う
迦楼羅鳥は蛇を喰らい、押さえこむ
鳥蛇抗争「火」と「水」の相剋
飾紐は「水の力=蛇」を象る
飾紐の鈴は豊穣の母胎
荒ぶる神輿、精霊神のどよめき
天の双龍(そうりゅう) 古鏡(こきょう)が語る宇宙図
正倉院の双龍鏡
爬虫類代への畏怖
九種の複合獣
水の変幻、五穀豊穣
龍宮と玉座
龍鳳呈祥、火と水の力
伏羲、女媧、聖なる螺旋
亀蛇が支える宇宙山
鏡の中の想像宇宙
【4】
「オームの波動」宿す
アジアの森羅万象をみたす多主語的なもの
一つのデザインに、多数の「主語」が複合している
無数の「幽かなる主語」が、アジアの森羅万象をみたしている
一主語主義が環境を破壊する
まるごと他者の立場に立って考えなおす
無数の他者を包みこむ、風呂敷のようなもの
一主語から万物が共鳴する多(二乗)主語へ
混沌、気の流れとカオス、複雑系
「生命記憶」に眼をむけ、デザインの主題とする
主語をずらすと、世界の「見え」が変わる
西の明晰さと、東のすがすがしさ
二進法的な厳密さと、純化されたものへの求道心
ヨーロッパの無名性とアジアの無名性
アジアの多主語的世界に魅せられて---聞き手=津野海太郎
アジアへの最初の旅。文字の力に驚く
ウルム体験。アジアへの目覚め
アジアの心。見えない共同体を感じとる
台湾や韓国で中国大陸で語りあう
「オレ」ではなく、「多主語」の世界で
アジアのざわめきに共感する
むせかえるような、五感の渦
初出を見ると、一番昔のが、日高氏との対話で1979年(アニマ71号)。最後の津野氏インタビューのが最新で2005年(アジアの本・文字・デザイン)。
ちなみに、この本を読んでいるとき、渡邊芳之さんがツイッターで飲酒運転について激論をかわしていた。
杉浦日向子と杉浦康平の対談で、こんな部分が。
康平「出かけるときも、自動車は使わない」
日向子「江戸時代は、徒歩で行けるところへしか行かなかったんだから」
康平「それでいいじゃないですか」
話の流れは本書を読んでいただくとして、偶然の一致が楽しかった。
ちなみに、僕は自家用車などなくなってしまえばいいのに、と思っている派で、自家用車を必要としない社会になればいいな、と思う。
図版も多数で、内容もわかりやすく、読みやすい1冊だった。今後もこのシリーズが続くようなので、楽しみ。
以下、目次。
【1】
「生命記憶」、そして「照応しあう」こと…
アジアのカタチ・アジアの心
無名の人々の全存在を感じとる
渦巻くものが内なる力を励起させる
植物の呼吸にカタチをあたえる
無数の手、祈る心で描きだす
人の心が見とった光景の記憶回路
アジアのカタチは人の心と物を結びつける
生命のざわめきに 聴き耳をたてる…
「木」に宿るアジアの自然観
生命を咲かす「話す木」
幹-蛇の力-水の働き
自然を見透す想像力
生命記憶を形にする…
はじめに
前へ一歩足跡が支える
背中側に意識をのばす
吐くことの重視。逆転の思想
「なめまわすように見る」
「のどから手が出る」
「生命記憶」を形にする
生まれたての赤ん坊へと回帰する
手を握る。一つにしてゆく
体表が輝き内臓が光る
すべてを見つめる精霊の眼
不可視の存在が人間に宿る
生命力を身に纏う
祖先霊と共に生きる
「生命記憶」を見いだしてゆく
【2】
見えないものが、この世界を支えている ------------杉浦日向子さんとの対話
江戸の戯作は「見立て」である
花咲く小袖に託されたもの
浮世絵は「見る」より「読み解く」もの
頭上三尺で世の中を見る
電気を消して自分自身を見る
主張する模様 ------------日高敏隆さんとの対話
眼力-目は口ほどにものをいう
目玉模様-神仏にも生物にもある不思議
妖精の輪-円は生まれやすいかたち
マッハバンド-「側面抑制」的な知覚は目にも耳にも
太陽残像-なぜ目玉模様が表出したのか
コノハムシ-広葉樹の出現以前に存在する不思議
おどしガエル-なぜ、うその威嚇が通用するのか
共通性と多様性-生まれる前から原刷り込みがあるのでは
動物仮面-生命体としての燃え立ちなのか
【3】
光る眼
アジアの神と魔が放射する眼の力 一眼から千眼へ
〔日月眼〕
二つの眼球が日月をあらわす
日月眼と瞑想原理
〔三眼〕
世界を焼きつくす第三の眼
狂乱の眼、降魔と豊穣の眼
〔張目吐舌〕
眼を剥き、舌を出す張目吐舌
〔四眼〕
四方位を睨む四つの眼...
〔千眼〕
千の眼、精霊の微光、仏の慈光
〔一眼〕
聖と魔の境、一つ眼の魅惑、内なる力で輝きわたる
唐草文(からくさもん)、生命樹(せいめいじゅ)の吐息
風呂敷で包む
唐草文が包みこむ
渦巻文の生命力
繁茂する宇宙樹・生命樹の力
湧き立ち、からみあう端点
樹下瞑想
豊穣の樹の熱い吐息
渦まくものの魅惑
「天の火・地の水」 荒(すさ)ぶる神輿(みこし)
神柱、聖獣の力が重層する神域
金色の鳳凰、太陽光を象徴する
飾紐が神輿を縛りあげる
精霊神「八部衆」が輿を担う
迦楼羅鳥は蛇を喰らい、押さえこむ
鳥蛇抗争「火」と「水」の相剋
飾紐は「水の力=蛇」を象る
飾紐の鈴は豊穣の母胎
荒ぶる神輿、精霊神のどよめき
天の双龍(そうりゅう) 古鏡(こきょう)が語る宇宙図
正倉院の双龍鏡
爬虫類代への畏怖
九種の複合獣
水の変幻、五穀豊穣
龍宮と玉座
龍鳳呈祥、火と水の力
伏羲、女媧、聖なる螺旋
亀蛇が支える宇宙山
鏡の中の想像宇宙
【4】
「オームの波動」宿す
アジアの森羅万象をみたす多主語的なもの
一つのデザインに、多数の「主語」が複合している
無数の「幽かなる主語」が、アジアの森羅万象をみたしている
一主語主義が環境を破壊する
まるごと他者の立場に立って考えなおす
無数の他者を包みこむ、風呂敷のようなもの
一主語から万物が共鳴する多(二乗)主語へ
混沌、気の流れとカオス、複雑系
「生命記憶」に眼をむけ、デザインの主題とする
主語をずらすと、世界の「見え」が変わる
西の明晰さと、東のすがすがしさ
二進法的な厳密さと、純化されたものへの求道心
ヨーロッパの無名性とアジアの無名性
アジアの多主語的世界に魅せられて---聞き手=津野海太郎
アジアへの最初の旅。文字の力に驚く
ウルム体験。アジアへの目覚め
アジアの心。見えない共同体を感じとる
台湾や韓国で中国大陸で語りあう
「オレ」ではなく、「多主語」の世界で
アジアのざわめきに共感する
むせかえるような、五感の渦
初出を見ると、一番昔のが、日高氏との対話で1979年(アニマ71号)。最後の津野氏インタビューのが最新で2005年(アジアの本・文字・デザイン)。
ちなみに、この本を読んでいるとき、渡邊芳之さんがツイッターで飲酒運転について激論をかわしていた。
杉浦日向子と杉浦康平の対談で、こんな部分が。
康平「出かけるときも、自動車は使わない」
日向子「江戸時代は、徒歩で行けるところへしか行かなかったんだから」
康平「それでいいじゃないですか」
話の流れは本書を読んでいただくとして、偶然の一致が楽しかった。
ちなみに、僕は自家用車などなくなってしまえばいいのに、と思っている派で、自家用車を必要としない社会になればいいな、と思う。
『ハルムスの小さな船』
2011年2月15日 読書ダニイル・ハルムスの『ハルムスの小さな船』を読んだ。2007年
井桁貞義による翻訳、西岡千晶(西岡兄妹の画を担当してる妹さんの方)
による絵がふんだんに使われた、面白い本。
以下、目次。
非いま
アダムとイブ
夢
ソネット
誰が一番速いか(原文は無題)
墜落する老婆たち
ブルーノートNo.10
出来事
小さな船
フェージャ・ダヴィードヴィッチ
出会い
衣装箱
天文学者(原文は無題)
うさぎとハリネズミ
恐ろしい死
ペトラコーフの出来事
コン!
パッサカリア一番
プーシキンとゴーゴリ
窓辺に(原文は無題)
パーキンとラクーキン
失敗した芝居
老婆
本書に収録されている作品は、先日読んだ『ズディグル・アプルル』とかなり重複しているのだが、訳者の違いで印象も変わるもんだな、と思った。
巻末の「老婆」は中編ほどの長さをもつ作品。家のなかに突然見知らぬ老婆が入ってきて、そこで勝手に死んでしまい、どうしようかうろたえる主人公の姿を描いている。でも、さすがナンセンスを身上とするハルムスらしく、結末は「長くなったからこれで終わる」と言った感じ。
どうせハルムスの本を次々と翻訳してくれるなら、ペテルブルグで出たという4巻の全集、2巻の創作ノートを完訳してほしいな!
井桁貞義による翻訳、西岡千晶(西岡兄妹の画を担当してる妹さんの方)
による絵がふんだんに使われた、面白い本。
以下、目次。
非いま
アダムとイブ
夢
ソネット
誰が一番速いか(原文は無題)
墜落する老婆たち
ブルーノートNo.10
出来事
小さな船
フェージャ・ダヴィードヴィッチ
出会い
衣装箱
天文学者(原文は無題)
うさぎとハリネズミ
恐ろしい死
ペトラコーフの出来事
コン!
パッサカリア一番
プーシキンとゴーゴリ
窓辺に(原文は無題)
パーキンとラクーキン
失敗した芝居
老婆
本書に収録されている作品は、先日読んだ『ズディグル・アプルル』とかなり重複しているのだが、訳者の違いで印象も変わるもんだな、と思った。
巻末の「老婆」は中編ほどの長さをもつ作品。家のなかに突然見知らぬ老婆が入ってきて、そこで勝手に死んでしまい、どうしようかうろたえる主人公の姿を描いている。でも、さすがナンセンスを身上とするハルムスらしく、結末は「長くなったからこれで終わる」と言った感じ。
どうせハルムスの本を次々と翻訳してくれるなら、ペテルブルグで出たという4巻の全集、2巻の創作ノートを完訳してほしいな!
ジョージ秋山の『アシュラ』を読んだ。
最近、タイガーマスクとか、あしたのジョーとか、古めの漫画がリバイバルしているので、次はきっとこれだろう、と踏んで、ぱらぱらと頁めくってたら、最初の数ページの迫力に巻き込まれて、最後まで読み通してしまった。
日本の中世についても、もう1回読み直してみたくなった。
ラストの銭ゲバそっくりなやつ(スター・システム?)が出てきたあたりから、話が急展開というか、絶対これ、ページ抜けてるな、と思えるようなバタバタ感があった。完結編や番外編も今では読めるようなので、近いうちに読もう。
最近、タイガーマスクとか、あしたのジョーとか、古めの漫画がリバイバルしているので、次はきっとこれだろう、と踏んで、ぱらぱらと頁めくってたら、最初の数ページの迫力に巻き込まれて、最後まで読み通してしまった。
日本の中世についても、もう1回読み直してみたくなった。
ラストの銭ゲバそっくりなやつ(スター・システム?)が出てきたあたりから、話が急展開というか、絶対これ、ページ抜けてるな、と思えるようなバタバタ感があった。完結編や番外編も今では読めるようなので、近いうちに読もう。
『キューピー村物語』
2011年2月14日 読書ローズ・オニールの『キューピー村物語』を読んだ。
乳児の戯画、キューピーと、アールヌーヴォー風の妖精。
第1部 キューピー村物語
第1話スクートルズの大冒険
第2話キューピー村が襲われた!
第3話キューピーと海ヘビの救出作戦!
第4話「いいことをする」ってむずかしい
第5話キューピー村のゆかいな仲間たち
第6話キューピー村からのラブレター
第2部 キューピーたちの大冒険
第1話人間の赤ちゃんになりたかったキューピー
第2話笑いの学校にようこそ!
第3話つむじまがりのゴブリン
第4話時間の神さま、もっと気楽に
第5話ほほえみを取りもどした病気の少女
第6話「ふきげんな国」のお姫さま
第7話ハッピー・バースデー!自由の女神
第8話キューピーのご先祖さまはだあれ?
コラム
キューピーの生みの親ローズ・オニール
キューピーって名前はどこから来たの?
幸せを運ぶキューピーたち
キューピー狂時代
アクション・キューピー
あ~、京都の展覧会、行っておけばよかった!大阪で開催してたらもれなく行ってたのに!
乳児の戯画、キューピーと、アールヌーヴォー風の妖精。
第1部 キューピー村物語
第1話スクートルズの大冒険
第2話キューピー村が襲われた!
第3話キューピーと海ヘビの救出作戦!
第4話「いいことをする」ってむずかしい
第5話キューピー村のゆかいな仲間たち
第6話キューピー村からのラブレター
第2部 キューピーたちの大冒険
第1話人間の赤ちゃんになりたかったキューピー
第2話笑いの学校にようこそ!
第3話つむじまがりのゴブリン
第4話時間の神さま、もっと気楽に
第5話ほほえみを取りもどした病気の少女
第6話「ふきげんな国」のお姫さま
第7話ハッピー・バースデー!自由の女神
第8話キューピーのご先祖さまはだあれ?
コラム
キューピーの生みの親ローズ・オニール
キューピーって名前はどこから来たの?
幸せを運ぶキューピーたち
キューピー狂時代
アクション・キューピー
あ~、京都の展覧会、行っておけばよかった!大阪で開催してたらもれなく行ってたのに!
東京女子流の石丸イベントをUstreamで見たりして、午前中をすごし、
昼からは、観劇。
森ノ宮ピロティホールで、、真心一座身も心も ザ・ファイナル「流れ姉妹たつことかつこ エンド・オブ・バイオレンス」を見に行った。
アイドル、声優、写真家の宍戸留美ちゃんは、この演劇を東京で2回見て、あまりの面白さに大阪でも見よう、とわざわざ来阪しての観劇。僕もコマーシャルなどで見て気になってた演劇だったので、せっかくだから、と一緒に見に行った。
このシリーズは、この最終章だけを見たのだが、事前にサイトであらすじを頭にたたきこんでいたし、本番はじまる前に、前回までのあらすじをちゃんと見せてくれた。
目つぶしの突き技上等の姉たつこ(バスタオル姿が戦闘服!)と、陵辱の人生を送る妹かつこの人生模様を描く。
キャストは、千葉雅子(たつこ)、村岡希美(かつこ)、坂田聡(谷村)、河原雅彦(末次)、たつこの相手をつとめるゲストラバーは池田成志(松川金水)、かつこの相手をつとめるゲストレイパーは古田新太(槇村春樹)、がや四人衆に小林顕作、政岡泰志、伊達暁、信川清順。
いや~、面白かった。
毎回出てくる、ほぼ等身大の動物たちは、今回、カニに鯉に竜、そして河童???(竜は、たつこ。河童は、かつこ。と韻を踏んで暗示されている)
架空の動物に等身大もへったくれもないのだが、そうした、「想像上」のいきもの、金のメタファーであろう「カニ」、恋のメタファーであろう「鯉」を配置して、全体の物語の行き着く先を予感させて、まとめあげるあたりは、手がこんでいる。空想の河童は川流れするが、実在の鯉は滝のぼりしちゃうんである。
途中、古田新太演ずるゲイのクリーニング屋が、町長選に立候補して、選挙活動で客席におりてきて、選挙用のちらしを通路ぎわに座った人にランダムに配ってまわるサービスもあった。僕は、通路ぎわでもなかったのに、チラシくれた。なんとも言えず、ラッキー!
観劇後、留美ちゃんチェックイン、僕は「現代の音楽」エアチェックのため、いったん帰宅。
- 芥川作曲賞創設20周年記念
ガラ・コンサートから -(2)
「マイザレーム 独奏チェロのための」 伊佐治直・作曲
(10分00秒)
(チェロ)多井智紀
「ピアノのための“無常の鐘”」 権代敦彦・作曲
(7分50秒)
(ピアノ)有森直樹
「尺八のためのエチュード」 川島素晴・作曲
(9分50秒)
(尺八)藤原道山
「ソプラノ・リコーダーのための“サラマンダー2”」
伊藤弘之・作曲
(6分50秒)
(リコーダー)鈴木俊哉
「満月の夜に3 for piano solo」菱沼尚子・作曲
(11分00秒)
(ピアノ)山田武彦
~東京・サントリーホールで収録~
<2010/8/28>
しかし、ちょうど午後6時からあべのHOOPで東京女子流のステージがあり、じゅうぶん間に合いそうだったので、歩いて天王寺へGO!
石丸でのステージは、
1.ヒマワリと星屑
2.Love like candy floss
3.鼓動の秘密
の3曲だったが、大阪での本番直前のリハーサルでは、4曲やってくれて、期待が募る。大阪のセットリストは。
1.ヒマワリと星屑
2.おんなじキモチ
3.Love like candy floss
4.鼓動の秘密
重大発表として、4月13日にアルバムが発売されることと、5月にツアーがあることのアナウンスがあった。
大阪は5月1日(日)心斎橋クアトロ。
さて、東京女子流も満喫したところで、録音したばかりの「現代の音楽」を聞きながら中崎町の天劇キネマトロンで、留美ちゃんと合流して、食事。
そこに、集まる、集まる、楽しい表現者たちの輪。
その模様が部分的にツイキャスされたりとかして、楽しい。
春以降のいろんな人たちの展開なども聞けて、面白かった。
僕にこれといった新展開はないのだが、こういう場に参加しているだけで、自分の前にも何か道が開けているような気分になるのがうれしい。そういう気分になっちゃうと、もう、道は開けたも同然なのだから。まあ、別に僕の場合はちっとも行き詰ってなかったんだけどね!
まあ、とにかく、楽しい宴でした!
東京女子流イベントから流れてきてくれた友人もおり、ほとんど相手できなかったけど、ありがたかった。
昼からは、観劇。
森ノ宮ピロティホールで、、真心一座身も心も ザ・ファイナル「流れ姉妹たつことかつこ エンド・オブ・バイオレンス」を見に行った。
アイドル、声優、写真家の宍戸留美ちゃんは、この演劇を東京で2回見て、あまりの面白さに大阪でも見よう、とわざわざ来阪しての観劇。僕もコマーシャルなどで見て気になってた演劇だったので、せっかくだから、と一緒に見に行った。
このシリーズは、この最終章だけを見たのだが、事前にサイトであらすじを頭にたたきこんでいたし、本番はじまる前に、前回までのあらすじをちゃんと見せてくれた。
目つぶしの突き技上等の姉たつこ(バスタオル姿が戦闘服!)と、陵辱の人生を送る妹かつこの人生模様を描く。
キャストは、千葉雅子(たつこ)、村岡希美(かつこ)、坂田聡(谷村)、河原雅彦(末次)、たつこの相手をつとめるゲストラバーは池田成志(松川金水)、かつこの相手をつとめるゲストレイパーは古田新太(槇村春樹)、がや四人衆に小林顕作、政岡泰志、伊達暁、信川清順。
いや~、面白かった。
毎回出てくる、ほぼ等身大の動物たちは、今回、カニに鯉に竜、そして河童???(竜は、たつこ。河童は、かつこ。と韻を踏んで暗示されている)
架空の動物に等身大もへったくれもないのだが、そうした、「想像上」のいきもの、金のメタファーであろう「カニ」、恋のメタファーであろう「鯉」を配置して、全体の物語の行き着く先を予感させて、まとめあげるあたりは、手がこんでいる。空想の河童は川流れするが、実在の鯉は滝のぼりしちゃうんである。
途中、古田新太演ずるゲイのクリーニング屋が、町長選に立候補して、選挙活動で客席におりてきて、選挙用のちらしを通路ぎわに座った人にランダムに配ってまわるサービスもあった。僕は、通路ぎわでもなかったのに、チラシくれた。なんとも言えず、ラッキー!
観劇後、留美ちゃんチェックイン、僕は「現代の音楽」エアチェックのため、いったん帰宅。
- 芥川作曲賞創設20周年記念
ガラ・コンサートから -(2)
「マイザレーム 独奏チェロのための」 伊佐治直・作曲
(10分00秒)
(チェロ)多井智紀
「ピアノのための“無常の鐘”」 権代敦彦・作曲
(7分50秒)
(ピアノ)有森直樹
「尺八のためのエチュード」 川島素晴・作曲
(9分50秒)
(尺八)藤原道山
「ソプラノ・リコーダーのための“サラマンダー2”」
伊藤弘之・作曲
(6分50秒)
(リコーダー)鈴木俊哉
「満月の夜に3 for piano solo」菱沼尚子・作曲
(11分00秒)
(ピアノ)山田武彦
~東京・サントリーホールで収録~
<2010/8/28>
しかし、ちょうど午後6時からあべのHOOPで東京女子流のステージがあり、じゅうぶん間に合いそうだったので、歩いて天王寺へGO!
石丸でのステージは、
1.ヒマワリと星屑
2.Love like candy floss
3.鼓動の秘密
の3曲だったが、大阪での本番直前のリハーサルでは、4曲やってくれて、期待が募る。大阪のセットリストは。
1.ヒマワリと星屑
2.おんなじキモチ
3.Love like candy floss
4.鼓動の秘密
重大発表として、4月13日にアルバムが発売されることと、5月にツアーがあることのアナウンスがあった。
大阪は5月1日(日)心斎橋クアトロ。
さて、東京女子流も満喫したところで、録音したばかりの「現代の音楽」を聞きながら中崎町の天劇キネマトロンで、留美ちゃんと合流して、食事。
そこに、集まる、集まる、楽しい表現者たちの輪。
その模様が部分的にツイキャスされたりとかして、楽しい。
春以降のいろんな人たちの展開なども聞けて、面白かった。
僕にこれといった新展開はないのだが、こういう場に参加しているだけで、自分の前にも何か道が開けているような気分になるのがうれしい。そういう気分になっちゃうと、もう、道は開けたも同然なのだから。まあ、別に僕の場合はちっとも行き詰ってなかったんだけどね!
まあ、とにかく、楽しい宴でした!
東京女子流イベントから流れてきてくれた友人もおり、ほとんど相手できなかったけど、ありがたかった。
リトルキューティーJ’s@道頓堀クローバーステーション
2011年2月12日 アイドルR1ぐらんぷりの、佐久間一行の「井戸のお化け」のネタ、録画したのを、ほとんど無限とも言えるほど、リピートして見ている。
歴代R1のネタの中でも、一番面白い!
ただ、グランプリをとったものの、人を選ぶネタだな、とは感じた。
YOUTUBEにも、アップされては削除、というイタチゴッコが展開されている。
午後4時45分から、道頓堀のドンキホーテ前、クローバーステーションで、リトルキューティーJ’sのトーク&ミニライブ。
高校受験合格おめでとう!
おしゃべりも達者、歌もうまい、ダンスも魅せる。
ファンとの距離感、関係もきわめて良好に思える。
最近、ライブハウスでライブ見ていないので、ファンとの云々は、ちょっと保留おきたいけど、この公開番組見ているかぎり、理想的なんじゃないか、と思う。
ミニライブは2曲
1.きみがすき
2.マイ・ソウル・シング
リトルキューティーJ’s
http://js-hp.digi2.jp/
(高杉みなみ)
http://ameblo.jp/minami-yuri/
(広川あいな)
http://ameblo.jp/jump-love-aina/
今日は土曜日なのに、Ustreamでレコ部やってた。
歴代R1のネタの中でも、一番面白い!
ただ、グランプリをとったものの、人を選ぶネタだな、とは感じた。
YOUTUBEにも、アップされては削除、というイタチゴッコが展開されている。
午後4時45分から、道頓堀のドンキホーテ前、クローバーステーションで、リトルキューティーJ’sのトーク&ミニライブ。
高校受験合格おめでとう!
おしゃべりも達者、歌もうまい、ダンスも魅せる。
ファンとの距離感、関係もきわめて良好に思える。
最近、ライブハウスでライブ見ていないので、ファンとの云々は、ちょっと保留おきたいけど、この公開番組見ているかぎり、理想的なんじゃないか、と思う。
ミニライブは2曲
1.きみがすき
2.マイ・ソウル・シング
リトルキューティーJ’s
http://js-hp.digi2.jp/
(高杉みなみ)
http://ameblo.jp/minami-yuri/
(広川あいな)
http://ameblo.jp/jump-love-aina/
今日は土曜日なのに、Ustreamでレコ部やってた。
梅田のHEP HALLで現代アーチスト7組による展覧会「愛のある秘密工作室」
参加アーチストは、
乙幡啓子
木内貴志
現代美術二等兵
こけしマッチ制作所
清水久和
服部公太郎
吉澤久美子
どれもアイディアに富んだ楽しいアートで、面白かった。
http://www.hephall.com/?p=8986
午後5時から、「家系図カッター」刊行記念 増田セバスチャン サイン会&トークショー。
書店のコピーによると、
裏原宿の6%DOKIDOKIは出来てすぐにのぞきに行ったことがある。
また、96年~97年にかけて店内でひらかれたミヤタケイコさんの展示も見に行った。
さて、トークだが、当時原宿で見られたカラフルでカワイイ(=クール)なファッションが、今では海外で次に来るファッションとして、もてはやされている、というのだ。
ワールドツアーで海外でイベントしてきた記録の映像も流されたが、たしかに、派手でアイディアに富んだカラフルないでたちの人たちが大勢集まったようだ。
サインしていただいた本は、またいいタイミングで読むつもり。
勇気づけられる、というか、元気になるイベントだった。
http://www.dokidoki6.com/
参加アーチストは、
乙幡啓子
木内貴志
現代美術二等兵
こけしマッチ制作所
清水久和
服部公太郎
吉澤久美子
どれもアイディアに富んだ楽しいアートで、面白かった。
http://www.hephall.com/?p=8986
午後5時から、「家系図カッター」刊行記念 増田セバスチャン サイン会&トークショー。
書店のコピーによると、
「6%DOKIDOKI(ロクパーセントドキドキ)」。
創始者である増田セバスチャンがかきおろした衝撃的かつ
感動的な80年代~2010年の「松戸⇔原宿」超・個人的年代記!
大阪初!あの噂のセバスチャンが新しいカルチャーを大阪に吹き込みます
裏原宿の6%DOKIDOKIは出来てすぐにのぞきに行ったことがある。
また、96年~97年にかけて店内でひらかれたミヤタケイコさんの展示も見に行った。
さて、トークだが、当時原宿で見られたカラフルでカワイイ(=クール)なファッションが、今では海外で次に来るファッションとして、もてはやされている、というのだ。
ワールドツアーで海外でイベントしてきた記録の映像も流されたが、たしかに、派手でアイディアに富んだカラフルないでたちの人たちが大勢集まったようだ。
サインしていただいた本は、またいいタイミングで読むつもり。
勇気づけられる、というか、元気になるイベントだった。
http://www.dokidoki6.com/