大念佛寺に行って、「万部おねり」を見てきた。
菩薩の面と衣装で、本堂のまわりの来迎橋を渡って、本堂に入る「入御(にゅうぎょ)」だけを見た。
二十五菩薩(僧侶が菩薩に扮装している)が、それぞれ持物をもって、歩く。
いわば、ブッキョリカル・パレードか。
おねりは午後1時からはじまり、菩薩の登場は午後2時頃。
僕がみた「入御」の後は、本堂内で法要があり、もとの橋を使って帰っていく還御(かんぎょ)が続く。
この法要は5月5日まで行われるが、明日3日には、午前10時30分から仏教讃歌奉納、11時から融通声明コンサートがあるので、それも気になるところ。
今日はゴールデンウィーク中の平日だったので、余裕で見ることができたけど、明日からは人がいっぱいになるかも。
http://www.dainenbutsuji.com/oneri/

なんばの高島屋7階グランドホールで、「円谷英二 特撮の軌跡展」を見てきた。
時代劇時代から、怪獣映画、ウルトラQ、ウルトラマン、ウルトラセブン。
怪獣多数、映像多数、特撮技術あれこれ、ジオラマ多数、当時の玩具や文具、雑誌など資料多数、シナリオや原稿等資料多数。
音声ガイドで、スタッフやキャストの方々の思い出話、裏話も聞いた。
1/8計画で、石膏で作った受話器が本番で壊れたとか、ウルトラセブンの変身メガネ(ウルトラアイ)の素材が弱くてよく割れたとか。
そうそう。今さらな話、ウルトラセブンの額から出る光線、額に両手で「ちぃ~す」ってやって出すときと、胸に手をあてて「これがギリギリ」ってやるときとで、名称は違うんだろうか。ウルトラセブンは、僕には難しすぎて、子どものときにはリアルタイムで熱中しなかったので、後追いなのである。https://www.takashimaya.co.jp/store/special/event/tsuburaya.html

高島屋で、「Smile 浅田真央23年の軌跡」を開催してたので、見てきた。
幼い頃の写真から、大会での衣装、メダルを多数展示。
つい最近のあの涙のフリー演技の上映など。(実は、これ、ちゃんと見たの今日がはじめてだったので、もらい泣きしそうになって困った。冷静に見れば、これが最高の演技だと喜ぶよりも、浅田真央なら、もっと上を目指せるんじゃないか、と思ったけど)
ジュニアのときの衣装がリアルで小さいのは当たり前ながら、浅田真央もちゃんと成長しているんだな、と実感させられた。
会場出たところには、浅田真央がらみの商品を宣伝するブースが山ほど並んでいた。
円谷英二の展示見た直後だったので、まるで浅田真央もウルトラヒーローの一員であるかのような錯覚を覚えた。ウルトラマオ。http://www.takashimaya.co.jp/store/special/event/asada.html
5月1日 『オスカー・ワオの短く凄まじい人生』





村上春樹訳の『キャッチャー・イン・ザ・ライ』を読んだ。
前回は野崎訳を読んで気になった箇所を村上訳とつきあわせてみたけど、今回は逆に、村上訳を読んでて気になったところを、野崎訳と比べてみた。

「クレイジーな大砲」(村上)
「イカレタ大砲」(野崎)

「僕はこの『風格ある』という言葉が何よりもきらいなんだ」(村上)
「『りっぱ』か!これこそ僕のきらいな言葉なんだ」(野崎)

「僕に向かってしょっちゅう『あーむ』と呼びかけるのはやめてくれないかなと真剣に思った」(村上)
「そう言いながら、僕は、さっきから僕を『坊や』といってるその呼び方をやめてもらいたくてたまんなかった」(野崎)

「『オーケー』と僕は言った。アックリーが自分の部屋に引きあげたからといって、君の胸が痛んだりするようなことはありえない」(村上)
「『ああ』と、僕は言った。べつに部屋へ帰られたからって、こっちががっかりするような相手じゃないからな、奴さん」(野崎)

「お前はとことん鈍くさい、蓮根なみの間抜けだ」(村上)
「おめえは全くきたねえ低能の間抜け野郎だ」(野崎)
10
「やれやれ。なんにもわかっちゃいないんだよな」(村上)
「それだけの頭しかないんだよ」(野崎)
10
「たとえば便所のことを『リトル・ガールズ・ルーム』と呼ぶとかね」(村上)
「でも、トイレのことを『おトイレ』なんて言ったりして、」(野崎)
12
「まっしぐらにすさまじいところだ」(村上)
「すごいんだ」(野崎)
12
「おそれいるじゃないか」(村上)
「たいしたもんさ」(野崎)
12
「グレイのフランネルのスーツに、例のおかまっぽい感じのタッターソールのベスト」(村上)
「グレーのフラノのスーツに、小意気なタタサルのヴェスト」(野崎)
12
「なんだか自分が間抜けの親玉になったような気がしてきた」(村上)
「次第にいらいらして落ちつかなくなってきた」(野崎)
13
「青天の霹靂というか」(村上)
「藪から棒に」(野崎)
13
「ちょいの間でいいよ」(村上)
「一回でいい」(野崎)
13
「ふつうの娼婦ならたぶん『よく言うよ』とか『冗談よしな』とか言うところだよね。『へへへだね』なんて言うもんか」(村上)
「売春婦やなんかだったらね、『笑わせないでよ』とか『でたらめはよしてよ』とか言いそうなもんじゃないか。それを『嘘ばっかし』って言うんだからな」(野崎)

え~っと、ここまでが前半で、後半もいろいろあったけど、メモがどこかに行ってしまったので、割愛。またメモが見つかったら追記します。

『サリンジャー戦記』読んだあとだったので、フィービーがホールデンを呼ぶ「あなた」についても注意して読んだ。
25
「あなたはあなたで好きなことをすればいいじゃない」(村上)
「兄さんはやりたいようにやったらいいわ」(野崎)
25
「あなたは乗らないの?」(村上)
「兄さんも乗らない?」(野崎)
25
「あなたのことをもうべつに怒ってないんだよ」(村上)
「あたし、もう兄さんのことおこってないのよ」(野崎)

あと、ホールデンの風貌を憶測する手掛かりとして、13章で娼婦がホールデンに向けて言う言葉がある。
「あんた、映画に出てた男にそっくりだわ」
「知らないはずないわ。メルヴィン・ダグラスといっしょにあの映画に出てた男よ。メルヴィン・ダグラスの弟になるの。ボートから落っこちるあの男よ」(野崎訳)
メルヴィン・ダグラスの出ている映画で、船から落ちるシーン、といえば、「我は海の子」のフレディー・バーソロミューかな、それだと、若造と見抜かれるホールデンっぽいな、と思ったけど、メルヴィン・ダグラスの弟役ではなかったと思うし、どうなのかな。
ただ、村上訳では「メルヴィン・ダグラス」が「メル=ヴァイン・ダグラス」表記だったと思う。娼婦のあいまいな記憶だから、とりあえずは、フレディー・バーソロミューを思い浮かべながらその後を読んだのだった。
本文は村上訳、野崎訳、どちらの方がいい、ということもなかったけど、タイトルは、断然「ライ麦畑でつかまえて」がいい、と思った。

午後1時から、JR京都駅ビル大階段に行って、KYOTO IDOL COLLECTION 2014 in Kyoto Staを見てきた。
途中から雨模様だったが、屋根のあるところで観覧してたので、被害なし。レインコートを着て見ていた人もけっこう多かった。(観覧席で傘はさしてはいけないので)
気温も低かったが、そんななか、お客さんが千人以上集まったのはすごい。
出演順に。
FrilL FleuR(フリルフルール)
1.ファイト!ファイト!ファイト!
2.君色LOVEコネクション
ダンス
3.キミ想うと…
4.100パーセント☆サマー
フリルフルールは滋賀のアイドル。
「ファイト!ファイト!ファイト!」は初披露新曲。
ダンスからは、一期生のステージ。
グッズは3点1000円で在庫一掃販売していたが、後半に入り、5点1000円に値下がりしてた。

KOBerrieS♪
1.絶対最後乃恋宣言
2.ポートタワー
3.流星トランジスタ
4.夏色太陽
5.未来少年少女
KOBerrieS♪は神戸のアイドル。


Dream5
1.We are Dreamer
2.COME ON!
3.Break Out
4.READY GO!!
5.シェキメキ!
6.CRAZY GONNA CRAZY
ロコドル2組のあとは、いきなりメジャー。
ダンスも歌も本日のピカイチ。
本日のイベントで唯一の男性出演者だったアキラは、男らしく「舞妓さん!」と絶叫してた。

Fun×Fam
1.トキメキラキラシャカリキラキラ
2.
3.バーチャルカンフーガール
4.Tommorow Song
Fun×Famは和歌山のアイドル。
和歌山に足をのばして、ワンマン見たい、と思わせてくれる魅力あり。

JK21
1.ラッキートリッパー
2.みゃー
3.ハッピーグラデュエーション’14
4.レシピ
JK21ワールドは千人越える現場でも健在!
これは、いったん好きになってしまったら、他に似たようなアイドルもいないし、代替できない魔力がある、と思う。

Le Siana
1.Lady Silence
2.ミライのカタチ
3.終わらないラブストーリー
4.ルシャナの気持ち
Le Sianaは奈良のアイドル。
突然の「許してニャン」は「想定外」

PASSPO☆
1.サクラ小町
2.STEP & GO
3.Love Diary
4.少女飛行
5.夏空HANABI
6.Perfect Sky
夏空HANABIのときに扇を落としても、何食わぬ顔でリカバー。

アイドリング!!!、
1.One Up!!!
2.目には青葉山ホトトギス初恋
3.Shout!!!
4.Shine On
5.さくらサンキュー
今回の出演者は、河村唯、長野せりな、橘ゆりか、大川藍、伊藤祐奈、後藤郁、玉川来夢、清久レイア、関谷真由、佐藤麗奈。
アイドリング!!!のライブ前に、イベント運営から、オタ芸ゾーン以外の場所でのジャンプや、前を押す行為を堅く禁じるアナウンスがあった。ギュウギュウのステージ前のところでジャンプする人が複数いたので、危険と思ってのあえてのアナウンスだろう。アイドリングの1曲めでは「ジャンプ!」と掛け声が入る歌詞だったけど、前のゾーンの人は自粛してた。
と、いうか、最初から、ステージの最前列の柵のところにはりついて、ずっと目当てのアイドルの出番が来るまで、手拍子もせずにじっとしているお客さんがいたのには萎えた。
午前11時30分から千里セルシーで開催されたRev. from DVLのミニライブを見に行った。
Rev. from DVLはRevolution from Dance Vocal Loveを意味しているらしい。
どうもリハーサルは別として、本番は口パクっぽいのだが、ダンスの実力もありそうだった。
橋本環奈が大ブレイクしているので、さてどんなユニットなのかな、と見に行ったのだが、彼女ひとりだけが可愛い、というわけでもない、レベルの高いアイドルユニットだった。もちろん、橋本環奈は堂々たるセンターだったけど。
まず、リハーサルとして、各曲の立ち位置の確認と、音出し確認で、「wanna be」が途中まで歌われた。
1.LOVE-arigatou-
2.wanna be
3.Angel Voice〜天使の約束〜
4.逢いにきんしゃい
ライブ後のハイタッチ会は、全員と、ではなく、ハイタッチ券に記されたメンバー4人とのハイタッチが行われたようだ。好きなメンバーの券を入手するまで、CDを買わねばならない、という仕組みなんだろうか。アイドル業界はたいへんだ。http://rev.jp.net/



伊丹市立美術館に行って、
『プライベート・ユートピア ここだけの場所 ─ ブリティッシュ・カウンシル・コレクションにみる英国美術の現在』を見てきた。
アンナ・バリボール
マーティン・ボイス
ジェイク・アンド・ディノス・チャップマン
アダム・チョズコ
マーカス・コーツ
マーティン・クリード
ジェレミー・デラー
ピーター・ドイグ
トレイシー・エミン
ライアン・ガンダー
エド・ホール
ロジャー・ハイオンズ
ギャリー・ヒューム
ジム・ランビー
ローラ・ランカスター
サラ・ルーカス
ハルーン・ミルザ
マイク・ネルソン
ポール・ノーブル
コーネリア・パーカー
グレイソン・ペリー
エリザベス・プライス
ジョージ・ショウ
デイヴィッド・シュリグリー
サイモン・スターリング
ウッド&ハリソン
ケリス・ウィン・エヴァンス
トビー・ジーグラー

ライアン・ガンダーの「四代目エジャートン男爵の16枚の羽毛がついた極楽鳥」は、タイトルどおりの鳥の剥製が展示されているが、その鳥についての新聞記事も展示してあり、面白い。
また、アダム・チョズコの「ナイトシフト(夜勤)」は、いろんな種類の動物を夜の建物に放置し、一晩かけてどう移動したかをたどる記録。これはめちゃくちゃ面白かった。
映像をいくつか紹介しておくと、マーカス・コーツの「ヒューマン・レポート」ではダンボールで作ったドードー鳥「ブービー」に扮して、人間の生活の場にあらわれる。ウッド&ハリソンの「じょうろ」「テーブルと椅子」「3Dバケツ」はノンセンスな2コママンガ的世界。ジェレミー・デラーの「アシッド・ブラス」(ブラスバンドがクラブでそれっぽい音楽を演奏)には、「アシッド・ブラス」とは何であるかの系図を書いた作品も添えられていた。クラフトワークとかサイキックTVなどが書かれている。同じくジェレミー・デラーの「あなたを傷つける様々な方法(エンドリアン・ストリートの人生と時代)」は、オカマキャラのプロレスラー、エイドリアン・ストリートのドキュメンタリー。エリザベス・プライスの「1979年のクワイア」は、火事の映像をベースに、様々な関連してるんだか関連していないんだかな映像がコラージュされていた。ハルーン・ミルザの「タカ・タック」は、料理の映像から流れる音をもとにしたミクストメディアな動き光る作品。
本展は「昔々あるところに」「喜劇と悲劇の幕間に」「見たことのない景色の中で」「わたしの在り処」「“ちょっと拝借”の流儀」のセクションにわかれていた。
目のつけどころが面白い作品が多かった。http://www.britishcouncil.jp/private-utopia


伊丹市立美術館では、岡村詩野さんと安田昌弘准教授によるトークイベント「プライベート・サウンドスケープ 90年代英国の日常音楽文化 1.ブリット・ポップとはなんだったのか」が行われた。
blur、Oasis、Elastica、Paul Weller、Pulp、The Bluetones、Suede、Gene、Menswearなどなど。今年はブリットポップ20周年なのだそうだ。つまり、1994年にブリットポップなるものが誕生した、ということらしい。
当時イギリスにおり、毎日ブリットポップ漬けで(特にblurのパークライフ)ウンザリしてた、という安田准教授に、詩野さんがいろんな裏話なども交えながら、ブリットポップのおさらいをし、ブリットポップの意義にまで話は及んだ。
blurとOasisはライバルみたいに思われていたけど、実は、という話とか、ブリットポップが生まれた経緯、なぜ人気が出たのか、今日のアイドル全盛の日本との関連性など。

この時代、僕も適度にブリットポップを聞いてきたとは思うが、20年前に戻って、どっぷりとハマりなおしたい、と感じた。明らかに、僕はブリットポップに対しては、ぬるかった!
詩野さんが言った「当時はマイケル・ジャクソンやマドンナなど、出れば大ヒットする時代だったけど、そうした大ヒットのなかに、自分の聞きたい音楽がない、という思い」がブリットポップの生れる素地にあった、という意見が面白かった。このあたりは、ごく普通の洋楽ファンの共通認識なのかもしれないけど、今でもやはりマイケル・ジャクソン最高!と言ってはばからない人たちも存在して、僕もマイケル・ジャクソン嫌いじゃないけど、どこか溝のようなものを感じているのだ。
アイドルに関してもしかり、AKBやももいろクローバーZとそのフォロワーに対する思いも複雑なのだが、これはまた今度。
http://artmuseum-itami.jp/exhibition/7662/

なんばBEARSで、FOREVER RECORDS presents BEARS 27th Anniversary「Triumvirate」を見てきた。 
Momus
OORUTAICHI
DODDODO
三者ともに、とらわれない奔放な音楽と、歌(歌声)の持ち主で、自らの快感やこだわりに忠実なところが、聞いているほうにも伝わってきて、心地よかった。

タワーレコード難波店で、少年ナイフのライブを見てきた。
新譜「嵐のオーバードライブ」リリースイベント。
1.Bad Luck Song
2.Black Crow
3.Ramen Rock
4.Green Tea
5.Like a Cat(日本語バージョン)
6.Top of the world
7.ロケットにのって
アンコール.Ghost Train
5曲目までが新譜から。
インストアライブなので、おとなしめのライブだったが、「This is ポップ!」のスピリットはビンビン伝わった。ヨーロッパ・ツアーのあと、7月12日(土)=712(ナイフ)の日には、梅田シャングリラでワンマンライブがあるそうだ。http://www.shonenknife.net/index.html

『ファントマ』

2014年4月17日 読書


エドガー・ライト監督の「ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!」を見てきた。
四十男の同級生たちが、学生時代に遣り残した「ゴールデン・マイル」を決行しようと、地元の町に帰ってきた。「ゴールデン・マイル」とは、町のパブ12軒をハシゴ酒完遂しようというもの。「ワールズ・エンド」は、その最後の12軒めの店の名前なのだ。
と、いうくらいしか予備知識をもたずに見に行ったのだが、これがまあ、なんとSF映画ファン大喜びの面白い映画だった。期待していなかったけど、これは必見かも。
「ボディ・スナッチャー」「光る眼」「遊星からの物体X」「地球の静止する日」さらには「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」などをごちゃまぜにして、笑かしてくれる。
この映画は「世界のスタバ化に反抗する現代のアーサー王の話」といえば、間違ってはいないと思うけど、伝わりにくいかな。
音楽も、プライマルスクリームやブラー、ティーンエイジファンクラブ、セントエティエンヌなど、ちょっと懐かしいセレクトでよかった。
なにより、この映画見て、むしょうにビールを飲みたくなってしまった。
http://www.worldsend-movie.jp/


ロフトプラスワンwestで開かれた「燃える仏像人間トーク&劇メーション講座」に出演してきた。
宇G茶(監督)
安斎レオ(プロデューサー)
ジャン=ポール高橋(音楽監督)
保山宗明玉(声優出演)
花井なお(声優出演)
インディーズ僧侶(宇G茶友人・映画のお寺のモデル)
大森正夫(教授)
キチキチペーパースタッフ

一応、宇治茶監督の過去、今、未来の3部構成でトークと上映がされたようだ。
僕は、最初の第1部の、自己紹介と乾杯だけで、仕事に向かった。
濃密な5分間。
http://www.loft-prj.co.jp/schedule/west/date/2014/04/16

カー!

京都高島屋に行って、「生誕100周年記念 中原淳一展」を見てきた。
昨年夏、大阪で開催されたときにも見に行ったが、何度見ても素晴らしい!
「ひまわり」「それいゆ」「ジュニアそれいゆ」「女の部屋」などの雑誌や本の実物を網羅するように展示し、また、表紙原画などもあわせて展示、附録や人形、映像に、復刻したファッション、などなど。
著名人からのメッセージでは、絵を描いている人のが注目。竹宮恵子、宇野亜喜良、高橋真琴などなど。林静一にも絵で参加してほしかったな、とちょっと思った。
また、スタイル画、パターン、などなど、女性のファッション、少女のみだしなみ指南、さらには、中原淳一が提案する少女の部屋の再現が楽しかった。壁や柱に人形をぶらさげるのが、雑誌を見るかぎり新鮮だったのだが、そこはオミットされていたのが残念。
また、高島屋の各階では、「乙女魂」と題して、中原淳一復刻コレクションや、中原淳一の次女、中原すみれコレクション、その他、少女に向けた可愛いラインナップが用意されていた。でも、そのキャッチコピーのひとつで「食べる前にカシャ!SNSにアップしたくなるような、かわいい系メニューがずらり」とあったのはいかがなものか。確かにアップしたくなるものが多かったけど。http://www.takashimaya.co.jp/kyoto/otomedamashii/


あべのキューズモールで、たこやきレインボーの「なにわのはにわレインボーツアーアンコール」
1.オーバー・ザ・たこやきレインボー
2.あきんどチャチャチャ
3.なにわのはにわ
4.レインボーレボリューション
5.めっちゃFUNK
6.ちゃんと走れ
自己紹介では、さくらが、もう小さくない、と言って、一部を改正していた。髪型もあげていた。
これで終わるかと思いきや、「まいどおおきに」のところでストップがかかり、ステージに大画面モニターが登場。これはメンバーにもサプライズだったようで、会場全体がざわ、となるなかで、たこやきレインボーの冠番組が決まったことが報告された。4月30日深夜からの、30分番組「めざせ甲子園!つかたこレインボーロード」で、ドランクドラゴンの塚地と番組をするらしい。狂喜乱舞するメンバー。メンバーやスタッフもあわせて、れんれんの「ドキドキで~す」を連発。
アンコール:六甲たこおろし
の後、れんれんのどきどきジャンケンで、勝ち抜いた1人にサインボールが渡された。
午後1時から開始したこのイベント、終わったら2時半になっていた。
こういうアットホームさは、かつてももいろクローバーのイベントでよく見られた美風で、このほんわかした気分を味わえるかぎり、たこやきレインボーに敵はない。
http://www.star3b.jp/tacoyaki-rainbow/index.html

午後4時から、タワーレコード難波店でlyrical schoolの「brand new day」リリースイベント。
lyrical schoolはアイドルラップのチーム。
新譜からの楽曲含む6曲。
アンコールは「プチャヘンザ」
音楽はラップなので、お客さんのノリはラップの会場を体現しており、邪魔をすることがデフォルトな地下アイドル的現場ではなかったのだが、MCの時間に、オールスタンディングだった観客が、一斉に坐ったのは、アイドルの現場ならでは。http://lyricalschool.com/

午後6時から、ソフマップなんば店でJK21の新譜リリースイベント。
1.ラッキートリッパー
2.ほんの少し片思い
3.みゃー
4.レシピ
5.ハッピーグラデュエーション’14
JK21はかなりリアルな女の子を感じさせてくれる貴重なアイドルユニットだと思っている。素だとか、素直だとかいうのとは違うのだが、「女の子ってこんな感じやな」と実感させられる部分が多い。女子に対して抱く幻想が存在しない、というのではなく、非常にわかりやすい幻想で包まれているのが特徴だと思う。
また、JK21の現場ならではの、変拍子の声援も健在だった。これは何年も前から変わらないので、JK21独自の世界だと思う。
ラストのハッピー・グラデュエーション’14は、JK21の初期からの名曲のリメイクで、曲を歌いついでくれることはうれしいのだが、せっかくの名曲をなぜリメイクしたのか、と地団駄踏ませるあたりも、きわめてJK21らしい展開、と言える。http://jk21.jp/
スタンダードブックストア心斎橋に行って、『私たちはどこから来て、どこへ行くのか』(幻冬舎)刊行記念トークショー宮台真司×與那覇潤を見てきた。
おふたりの対談は初、ということだったが、刺激に満ちた対談で、うまく噛み合っていたように思う。
歴史のリテラシーがなくなった現代日本、日本のぬるさ、勘違い由来の生産性、参照点がゲバルトになく空気にある日本、システム依存、などなど、基本の考え方は、宮台真司を追っておれば珍しい発言ではないのだが、実際に生のトークで聞くと、インパクトが違う。
大阪で開催ならではのつっこんだ発言もあり、こういうのは、どんなに知的刺激に満ちてはいても、テレビなどのマスコミではとうてい聞くことができないもので、面白かった。サブカルチャー、原発再稼動、ヘイトスピーチ、ネトウヨ、橋下市長、などなど、とっかかりは無数にある。
目からウロコが落ちる、という言葉があるが、いかに自分がウロコをまとって過ごしてきたかがわかる。もっとちゃんと目を見開いてみなくては、と意識をあらたにした。
トークショー後、原発再稼動反対のサウンドデモに遭遇した。僕は、原発再稼動は断然反対なのだが、それに対する思いは、今までとは一味違ったものになっていて、トークショーのビフォーアフターってのを強く感じた。
誰か、内容をまとめた人いないのかな。http://www.standardbookstore.com/archives/66142718.html

大阪日本橋のアートスペース亜蛮人に行って、kaori個展「おとぎの国の物語」、中村杏子個展「ニッポンフシギハッケン」を見てきた。
1階はkaori個展「おとぎの国の物語」、世界の昔話、詩を絵にした作品。
各作品の下に、それぞれの物語が要約して書かれていた。
シンデレラ、親指姫、人魚姫、といった有名な作品から、カエルのお姫様やら、羊の顔とか、人食いとか、いろんな題材から作品が作られていた。
2階は中村杏子個展「ニッポンフシギハッケン」、日本の昔のアイテムをふんだんに取り入れた作品たち。古い雑誌の広告とか、ギャラリー内に出現した鳥居とか。
1階も2階も、どちらも自分の幼い頃の風景が再現されている感じで、思わぬタイムスリップ空間だった。

ギャラリー・ノマルに行って、「植松奎二:見えない軸ー距離と角度」クロージングイベント「Invisible axis」を見てきた。
.esの橋本氏のサックスと、富松慎吾氏の和太鼓からはじまり、.esのsaraさんのピアノが加わり、最後はKK NULL氏のエレクトロニクスでしめくくる、弩音のライブ。
テーマは展覧会のテーマ「見えない軸」にちなんでおり、植松奎二氏の巨大な展示作品がギャラリーの真ん中に鎮座するなか、演奏者がバトンタッチされるごとに、垂直に水平に、内から外から、上から下から、音が到来する。
自分の身体のなかに、音を感知する場所が複数存在することを思い知らされる一夜だった。

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 >

 

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

日記内を検索