録画しておいた「借りぐらしのアリエッティ」を見た。
小人であるがゆえの、何気ない日常が冒険旅行に変貌するのは、こどものときの遊びを思わせて楽しい。
こどものときって、普通に道を歩くのにも、勝手なルールや設定を考えて遊んだものだ。僕は今でもたいして変わらないけど、大人になるにつれて、ふざけて歩いていたり(一人で)する人を見かけることは減っていった。これは寂しい。

ワッハレッスンルームでの松竹ネタ修行に出演したのは、
ランダムハンター
瀬川洋平
武部
PONPON
おせち
キャンディスタッド
八分目
トリゴヤ
ソエジマ隊員
よふかしイエロー
村瀬みちゃこ
原田おさむ
おちゃメイト
にしね・ザ・タイガー
松本リゾット
まんまる小動物
ベビィリッチ
二次元殺法コンビ

それぞれ、ツッコミの仕方に工夫があったり、「そうくるか」という意外性があって面白かった。おさまりのいい漫才ではなかなか評価は得られないのだろうが、漫才の面白さはネタ自体の面白さ以上に、その見せ方にあるんだな、と思い知らされた。
勝ち抜いた2組は、二次元殺法コンビとトリゴヤ。



14日はおじさんのお通夜、15日葬式。
16日は、芦屋に足をのばして谷崎潤一郎記念館に行き、谷崎、乱歩、横溝の世界をあわせて展示した特別展を見に行った。
詳しくは後日

『芸術の蒐集』

2011年12月13日 読書
ウンベルト・エーコの『芸術の蒐集』を読んだ。
読む前には気づかなかったが、ラインアップを振り返ってみて、びっくり。
これは僕の好きなものが詰まっていた本だった。
日本なら小栗虫太郎や筒井康隆、探せば適当なものが寺山修司や澁澤龍彦にもあるだろう。
詳しくは後日

ラブ&ドラッグ

2011年12月12日 映画
女たらしのテクニックで、ファイザー製薬のMRとなり、ゾロトフ(ジェイゾロフト)やバイアグラなど薬を売りまくる男。
パーキンソン病の女性との恋で、愛と医学にめざめる。
4日に死んだ飼い猫ハナコの合同葬儀があった。
既に骨になり、白いツボに入ってしまったハナコは、はじめて会ったときの子猫の頃よりも小さくなっていた。
享年19歳。
もっぷん大活躍
後日

『球体の蛇』

2011年12月8日 読書
『ラットマン』を最近読んだけど、この話も、サン・テグジュペリの『星の王子さま』冒頭の象をのみこんだうわばみの絵のエピソードから入る、思い込みと錯覚の物語。

アヴラム・デイヴィッドスンの『エステルハージ博士の事件簿』を読んだ。
オカルトめいた事件を幻想的に解決したり、いや、そう言えば語弊がある。
また後日。
黒猫のタンゴを皆川おさむと今陽子がデュエットするとか、坂上二郎をふってしまう女性が小川ローザだったり(二郎さんは、当然、「オー!モーレツ」と嘆く)、何かとみどころの多い話。

悪人

2011年12月5日 映画
映画「悪人」録画分を、やっと観れた。
悪人と呼ばれる人だけが善人で、あとの一般市民や大衆が、悪の権化だった。

10minutes映画祭

2011年12月4日 映画
なんば紅鶴で、10minutes映画祭。
アイドルイベント「10minutes」に出演のアイドルちゃんたちを主演にした10分以内の短編映画を作ってもらって、グランプリを競う。
関西の映画界の人たちが大勢関わってくださり、予想を超えたクオリティーと作品の数になった。
これは、もう、どこに出しても恥ずかしくない、りっぱな映画祭だ。
詳しい内容については、後日。


なんば紅鶴で、ニューウェーヴ・パラダイスの年忘れイベント。
僕は、ニューウェーヴ全盛の時代のラジオ番組「ミュージック・ネットワーク」を肴に、好き勝手。
その前はラフトレードの芹沢のえの番組「ナイトライン」を露払いに。
ちょっとディープに、「ファズボックス」とか「ロック・オン・ザ・ロック」でも使うか、それともメジャーに「ビート・オン・プラザ」とかにするか、ちょっと迷ったけど、やはり、ニューウェーヴといえば、と、決めた。

あとの出演者のだしものについては、また後日追記できれば。

恋の罪

2011年12月1日 映画
園子温監督の「恋の罪」を見た。
「冷たい熱帯魚」の猛毒はないが、じゅうぶんに衝撃的。
ひどい描写を見ても、それが男女のあいだのことであれば、ありうることだな、と納得できてしまうのが、衝撃を吸収してしまった一因だと思う。
「冷たい熱帯魚」の世界に巻き込まれるのはいやだな~、と思うが、「恋の罪」だと既にその中の世界の一員であるように思えるのだ。
作中、田村隆一の詩と、カフカの『城』が作品の要として出てくる。
思うに、この作品は、文学に対する処し方を誤った人たちの物語ではないだろうか。
文学の持つ力、あるいは毒に対して、遅れて直面してしまったために、うろが来て墜ちてしまった人々。と、いうのは、作中で師匠と弟子の関係で語られる言葉が、非常に浅いのである。
また、この映画では、ちらっと出てくる浜田翔子、ちらっと流れるアーントサリーが強い印象を残した。
死体を人形と合体させて、衣服を着せた謎に対する説明があまりなされていなかったのは、ちょっと気になったが。
2度目。アメブロにちょっと感想書いたので、いずれ、それを見ながら、こっちにもまた書きます。
反原発映画の皮をかぶった少女映画と思わせて、しっかり結果として反原発の思いを抱かせる映画だとわかってきた。

ナボコフの遺作(?)『ローラのオリジナル』を読んだ。
完成品ではなくて、カードに記された断片を、こういう順番じゃないか、と並べてみたもので、それでなくてもアナグラム好きのナボコフなのに、順番が変わって景色が変わってしまうかもしれない可能性を秘めた面白い作品だった。
『ロリータ』のセルフパロディの部分もあるし、ギャグの要素もある。
また、官能的なシーンは、ナボコフ健在を証明するものだった。
そう言えば、読む順番を変えることで、不可能な状況ができあがってしまうミステリーを、昔書いた覚えがある。イベントで発表した後、原稿とかもうどこかに行ってしまったけど。

『ラットマン』

2011年11月28日 読書
『ラットマン』
道尾秀介の『ラットマン』を読んだ。
勘違いの重複が生み出す事件の複雑化と、ことの真相の悲劇。

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