日本橋ラブコンシアターで、NEP She☆Starsのチャリティ1コインライブ。
午後5時からの第3部を見た。
出演メンバーは、佐藤萌美、松本知香、森下華奈子、寺西紗弥、吉田美穂、岩崎百花、南綺星
1.ユー・アー・マイ・スター
2.ディペンド・オン・ユー
3.ギブ・ミー・ラブ
トークタイム「最近楽しかったこと」
4.A・RI・GA・TO

トークタイムのぐだぐだぶりったらなかった。
お題もぱっと決まらないし、決まったら決まったで、特に誰も言おうとしないし、これは事前に決めておいた方がよかった。でも、そういうフリートークの際には、南綺星のフリーダムぶりが発揮されて、ほんと、面白い。

午後7時から道頓堀ZAZAでOSAKA BB WAVESのライブ。
開演前には、道頓堀にメンバーが並んで、客寄せもしていた。
今回は、全メンバーが出演して、新企画の発表があった。
1.キープ・オン・スマイリング
新人の西村楓ちゃんの紹介。まだ参加できるレパートリーは「ラブ&スマイル」しかない、という。
2.トゥデイ&フォーエヴァー
3.アース・トゥ・ザ・スカイ
今回発表の新企画とは、次回のこの道頓堀ZAZAでのライブの選抜メンバーをお客さんの投票によって決定する、ということだった。
人気投票ではなくて、今回頑張っていた子を選んでほしい、ということだった。
ここで、各メンバーのPRタイム(主に、AKB風の自己紹介)があった。
選ばれるのは10名。今月、もう1回九条であるライブでの投票で残り5名を決めて、全15名を決定する。スタッフの判断で、努力を怠った子を頑張っている子と交替させる、というキラーカードも存在する。
4.とんぼりブギーガール
5.ジャンボリー
6.レディ・ゴー
Reportコーナー。るいさ&まゆチームと、あかり、さきチームが、お客さんにインタビューしてレポート力を競う。
門前あかりが、「そして」を「そすて」と噛んでしまったのが敗因なのか、あかり、さきチームが敗退、罰ゲームとして、投げキッス。
門前あかり、というのはこの投げキッスのなんともいえぬ不器用さといい、「そすて」の噛みようといい、ほんとに面白い子だ。押しも押されもせぬエースではないか。
7.ミラクル
8.パワー・トゥ・ザ・ピープル
9.グッド・ラッキー
以下、アンコール
10.ラブ&スマイル(ここでやっと新人さんが歌に参加)

さて、投票の結果が、物販のあとにすぐに発表されるとあって、物販中もどことなくそわそわした雰囲気があった。
今回投票によって選ばれたベスト10は、次のとおり。
1位:田代麻由
2位:神埼めぐみ
3位:小林絵里菜
〃位:佐井礼亜
〃位:福田晏菜
6位:石田愛梨
〃位:河野楓香
〃位:中迫晴香
〃位:村上桃香
〃位:山下留依沙
以上。
えっ!門前あかりも、おバカまなみも、ひよりもさきちぃも入ってない!
僕は田代麻由に1票を投じたのだが、こんなにブッちぎりで1位になるとは予想外だった。みんな、見るところは見ているのだな、と思った。あと、僕がいいな、と大評価している松本美紀も選に洩れている。なんとか選抜メンバーに入ってもらいたいものだ。新人の西村楓は、新人紹介コーナー、自己PRタイムとアンコールの1曲しか出ていないが、無視できない存在感を発揮していた。

草間彌生 永遠の永遠の永遠@国立国際美術館
草間彌生 永遠の永遠の永遠@国立国際美術館
国立国際美術館で「草間彌生 永遠の永遠の永遠」。8日までなので、すべりこみで見に行った。もっと早く見に行くつもりだったが、予想外に混雑していると聞いていたので、なかなか足を運ぶ気になれなかったのだ。
展示されていたのは、2004年~2011年の最近の作品。
4つのテーマで展示されていた。
「愛はとこしえ」2004~2007年
カンヴァスにマーカーペンで描かれた原画をシルクスクリーンで。
「わが永遠の魂」2009~2011年
カンヴァスにアクリル。
「新作ポートレート」2011年
本展のために制作された自画像。
「幸福の彫刻たち」
FRPによる巨大彫刻でかぼちゃと花。
LEDと鏡を使った「魂の灯」。
草間彌生を紹介した映像も流れていた。

色のかわる光が楽しめる「魂の灯」では、本来、水も使用されるのだが、本展では水は使われていなかった。また、鑑賞できる時間が数秒と限られていて、いったい何が起こっているのかわからぬままに終わってしまった。こういうのは、たっぷり時間を使ってひとりだけで楽しみたい。長い行列を待って、数秒光の明滅を見ても、ちっともよさがわからない。会場外に、この「魂の灯」の映像が流れていて、やっと、作品のよさがわかったくらいだ。

で、全体を見ての感想はというと、21世紀の草間彌生はすっかりファミリー向けの作家になっちゃったな、ということだった。でも、そのおかげで町の中でも草間彌生の作品を普通に見ることが出来るのだから、良し悪しである。
http://www.asahi.com/kusama/

『シェパード』

2012年4月5日 読書
『シェパード』
フレデリック・フォーサイスの『シェパード』を読んだ。
3編の中編が収録されている。

ブラック・レター
殺人完了
シェパード

それぞれ、「ゆすりに脅えて地金出す」「完璧な殺し屋」「命を助けてくれた人の正体」
で、たぶんどんな話だったか思い出せると思う。
それぞれ、そつがない、というか、お手本のような小説で、詳しく書いて情報を読む部分あり、登場人物の心理の動きの描写あり、絵に描いたような意外な結末あり。破綻の多い小説を読みなれた僕にとっては、ああ、小説って、こうだったよなあ、と懐かしい思いがした。
こういう感想を、まさかフォーサイスで得られるとは思ってもいなかったので、ほんと、不思議なものだ。
日本橋ラブコンシアターで、NEP She☆Starsの春休みSPワンコインライブ。
僕は午後4時からの第3部だけを見ることができた。
1.ずっとみていて☆(りほ、さつき、りんか、みぽ)
2.ミラー・オブ・トゥルース
3.一緒に
4.ネバーエンディングロード(あんこ、かなこ、りな、かれん)
5.インラブウィズラブ
6.3×サンシャイン
7.A・RI・GA・TO(8人)

6曲めの「サンサンサンシャイン」は非常に難曲だと思う。この曲をはじめて聴いた頃には、いい曲だと思ったが、今は既にいないメンバーの、なっちゃんがいてこそひきしまった歌だったんだな、と今さらながらに思った。この歌を全員でピッタリあわせて歌い踊ることができればいいんだろうけど、道はまだ遠いと言わざるをえない。
最近、ネップシスターズのライブでは、ラストの曲を「アリガト」で終わることが多い。で、わりと毎回聞くので、この歌をまるで課題曲みたいな感じで、各人の実力がわかるようになっている。僕が一番みどころに思っているのは、後ろから正面に、グリ~~ンと向く振りを、いかにかっこよく見せることが出来るか、というところだ。今回のメンバーの中では、山口りなが、最もかっこよく決めていた。体が小さいことが利点になっているのかもしれない。
また、ダンスで感じたのは、あんこ、こと清本晏名のダンスの不思議な魅力だ。
あんこのチームの他の3人は、森下華奈子、山口りな、谷口佳蓮。ダンスにおいては、全力、パワー、テクニック、アクションの大きさ、キレ、と、お客さんを熱くさせる要素を持った、スーパーなメンバーたちだ。こうした火の玉のようなダンスメンバーの中で、あんこのダンスのなんとクールなことか。気功で敵を空気投げする格闘技の達人めいていて、あんこが得意とするバレエの奥義をみるかのようだった。水の中ではバタバタ必死で足を動かしていても、優雅に泳いでみえる白鳥にたとえてもいいかもしれない。東洋の魔女。オリエンタル・マジックだ。
『おちこぼれ探偵塾-偏差値殺人事件-』
深谷忠記の『おちこぼれ探偵塾-偏差値殺人事件-』を読んだ。1982年。

プロローグ=試験場から消えた
第1章 すごい新入り
第2章 トイレ探検隊
第3章 栄光進学塾
第4章 林間合宿の事件
第5章 重なった目撃
第6章 危うし、特待生
第7章 学園の後継者
第8章 偏差値の秘密
エピローグ=人は煙になれない

試験の最中にトイレに行きたい、と手をあげた受験生。
試験官がトイレの外で見張っていたが、なんと、その受験生、トイレのどこを探してもいなくなってしまった。
事件は、進学校としてグレードをあげたい学校と、進学塾とのあいだの裏取引が絡んで、どうにもこうにも爽やかな学園推理とはほど遠いものになっていく。
人間消失のトリックは最後の最後にやっと解き明かされるが、「窓から飛び降りた。下にはショックをやわらげる仕掛けがあった」式のトリックではなく、なんとも古典的な、「困難は分割せよ」方式だった。
学園、青春小説を読んでも、あまり思い出せなかった、受験生時代の、なんとも言えぬリアルな息苦しさを思い出した。
でも、僕は学校を卒業してしばらくたってから、やっと物心がついたので、自分の偏差値とか、知らないのだ。聞いたのかもしれないけど、興味がなくて、忘れてしまった。たぶん、一瞬も覚えていなかったにちがいない。志望校を選ぶのも、自分の学力とつきあわせて、ここなら行ける、という基準じゃなくて、別の理由で決めていた。よく入学できたものだ、と今さらながら思う。
蠢くペン 妖しのペン作家展@アートスペース亜蛮人~高橋和真DMいじり展@ART HOUSE~roomROOM
蠢くペン 妖しのペン作家展@アートスペース亜蛮人~高橋和真DMいじり展@ART HOUSE~roomROOM
日本橋のアートスペース亜蛮人で「蠢くペン 妖しのペン作家展」
近藤宗臣/みそら/福山翔太/夜乃雛月/永井健一/藤田佳菜子/深木シゲミ/美奇子
行ってはならない領域に行ってしまった作家たちの作品たち。
ペン画ばかり見ると、ペンの筆致が血管みたいに思えてくる。
http://www.aband.jp/

北堀江のART HOUSEで高橋和真「DMいじり展」
ギャラリーのDMポストカードを切ったりはったりして、立体作品にする、面白い試み。
http://www.art-house.info/

堀江のほうに行ったので、南堀江の、あちゃちゅむのお店、roomROOMに寄った。
おお、と思わせるものは多数あったが、缶バッヂといえば僕、なので、バッヂを購入した。
http://roomroomahcahcum.blog96.fc2.com/blog-entry-158.html
靉嘔展、田中敦子展@東京都現代美術館~オヅの魔法使い~ドロシィ監禁地獄~@荻窪かいホール~kyon30なんてったって30年@btf~club Aloe@六本木新世界
靉嘔展、田中敦子展@東京都現代美術館~オヅの魔法使い~ドロシィ監禁地獄~@荻窪かいホール~kyon30なんてったって30年@btf~club Aloe@六本木新世界
東京都現代美術館で、「靉嘔 ふたたび虹のかなたに」
初期版画
初期油彩画(悲劇よりも悲痛なるものの静寂、等)
渡米後(フルクサス時代。中に入って電球を消して擬似星空を見る「ティーハウス」など)

オブジェクト(カンヴァスにオブジェ貼りまくり)
1990s,2000s(ボイル&フライ、ティッツ、レインボー・マン・アンド・ウーマン等)
新作(にいよん、いっくに、天王崎、等)
版画

その他、四方八方にあいた穴に指を突っ込んで触感を楽しむ「レインボー・エンヴァイラメントNo.7」など展示されていた。
アトリウムでも、インスタレーションや、戒壇廻りみたいな「ブラック・ホール」などがあり、
エントランスホールなどにも作品、
さらには、毎週日曜日にオブジェクトを並びかえる「シジフォスの神話」など。
靉嘔というと、虹の絵画の印象があまりにも強すぎて、それほど興味もなかったのだが、この展覧会見て、むちゃくちゃ面白くて、むちゃくちゃ刺激を受けた。
シリーズで作られているものは、見る側に安心感を与えてしまうので、どうにもつまらない、と思っていたが、これだけ多彩な作品が他にもあることを思い知らされて、目がさめた。
http://www.mot-art-museum.jp/exhibition/131

続いて、同じ現代美術館の、田中敦子「アート・オブ・コネクティング」展を見た。
ボタンを押したらベルの音が一周して戻ってくる「ベル」や、管球と電球を大量につけた「電気服」など、具体の時代の作品や抽象画が展示してあった。
こういうパフォーマンスを取り入れた作品を多くものしている作家の場合は、映像も残されていて、それを見るのが非常に楽しかった。
http://www.mot-art-museum.jp/exhibition/132/

あまりにも東京都現代美術館が素晴らしいので、常設展のMOTコレクション「特集展示/福島秀子」「クロニクル1964-OFF MUSEUM」も見た。これも充実。
1階 特集展示/福島秀子
実験工房(北代省三、勅使河原三郎、山口勝弘、駒井哲郎、長谷川三郎など)
50年代の女性作家たち(榎本和子、芥川紗織、草間弥生、宮脇愛子)
特集展示/福島秀子
アンフォルメルと具体(ジョルジュ・マチウ、白髪一雄、村上三郎など)
3階 クロニクル1964-OFF MUSEUM
美術館から外れて(篠原有司男、小島信明、ハイレッドセンター、ゼロ次元、観光芸術研究所など)
観ることを問う(タイガー立石、中村宏など)
「彫刻」を求めて(山口勝弘、多田美波、福岡道雄)
インターメディア/トランスメディア(塩見允枝子)
再び、美術館へ(秋山祐徳太子)

午後1時から、荻窪かいホールで、A.I.Filmsの「オヅの魔法使い~ドロシィ監禁地獄!!~」
ドロシィ役に滝口ミラ。
かつてドロシィ役が宍戸留美ちゃんだった大阪で上演したときに見に行ったが、留美ちゃん主演の分を大阪で観て、ミラっちょ主演のを東京で観る、というのはテレコになってて面白い。
僕が観た回は、阿部玲子さんがゲストで出ていた。
笑いに包まれた演劇だが、これを深刻なムードでやると、そうとうな前衛演劇にもなりかねないところが愉快だ。
それにしても、焼きたらこウーマンのインパクトったらなかったな。
http://blog.livedoor.jp/aifilms-odu/

ちょっと時間があいたので、原宿に。
人出が多くて、竹下通りは封鎖されていた。
目的地は裏原宿のほうだったので、そっちにぐるりと迂回して行ってみたら、意外なことに、裏原宿のほうはそれほど人もいなかった。
竹下通りは観光客で埋め尽くされていた、ということか。
スパイラル原宿と6%DOKIDOKIをのぞいて帰る。

勝どきの@btfで、小泉今日子「kyon30~なんてったって30年~」を見た。
これは、小泉今日子デビュー30年記念ベストアルバムのリリースにあわせて、ブックレットのなかみの実物を展示したような体裁の企画だった。
小泉今日子のデビューから現在まで、膨大な雑誌の切り抜きや、ポスター、レコード、グッズなどなどを集めた、夢のような展示。
http://www.shopbtf.com/at/koizumi30.html

六本木に移動して、午後7時から音楽実験室「新世界」でclub Aloeの「鎧武者」ライブ。
ボーカル:ヌルピョン
ドラム:芳垣安洋 
ベース:梶野秀樹 
ギター:磯田収 
エレキ大正琴:井上晃一
キーボード:吉森信
僕も1曲だけ、「足利十五代」の曲で登場し、ヌルピョンが歌う横で、えんえんと無関係なことばかり叫んだり歌ったりした。1曲だいなしにして帰る、という役割。
ヌルピョンのライブは、すっかり大人の音楽の趣があって、楽しかった。
http://clubaloe.exblog.jp/

と、いうことで、新宿の高速バス乗り場から大阪に帰る。
帰る直前に、おみやげのように地震が揺れた。




ライブ@フォースフロア~向井えびコマ漫画展@キチジョウジギャラリー~「宵待草を見つめて」「怪盗ルパン竹久夢二の双曲線」@ザムザ阿佐ヶ谷~小林有子写真回顧展@モ*カッフェ~電エース@テアトル新宿
ライブ@フォースフロア~向井えびコマ漫画展@キチジョウジギャラリー~「宵待草を見つめて」「怪盗ルパン竹久夢二の双曲線」@ザムザ阿佐ヶ谷~小林有子写真回顧展@モ*カッフェ~電エース@テアトル新宿
ライブ@フォースフロア~向井えびコマ漫画展@キチジョウジギャラリー~「宵待草を見つめて」「怪盗ルパン竹久夢二の双曲線」@ザムザ阿佐ヶ谷~小林有子写真回顧展@モ*カッフェ~電エース@テアトル新宿
朝から強風。帽子が飛ばされてしまったり、電車が止まったり、と不穏なムード。
秋葉原のAKIBAカルチャーズZONE地下1階、海洋堂ワンフェスカフェで打ち合わせ。
7月28日に、ここでワンフェス前夜祭として、10minutesを開催させてもらうことになった。これはうれしい!

午後2時から、吉祥寺フォースフロアで、昨日バウスシアターに集まった面々を中心に、「アイドルライブ」
司会は、僕と、ぶっちょカシワギ
出演は、日野誠、中沢健、だみあん、荻野アサミ、ミラーレイクス、ぴいち姫、デイジーショウ、保山ひャン。

久々に東京でライブしたせいか、客席はさながら同窓会状態で、客席の豪華さったらなかった。
なんだか、東京でライブをしている、という感覚はなくて、僕のモットーたる「どこでもホーム」が自然に実現されていた。十代の頃はどこに行っても場違いだと思うほどには謙虚だったのに、今ではこのていたらくだ。
http://fourthfloor.jp/mainpc.html

吉祥寺到着からライブ開演までちょっと時間があったので、井の頭公園の方まで足をのばして、キチジョウジギャラリーをのぞいた。
向井えびコマ漫画展。
ちょっぴりスカトロジックでブラックな笑いの作品たち。
すなおに笑って、楽しませてもらった。
ギャラリーに置いてあったキャンディーをいただき、ほくほくしながらフォースフロアに戻った。
途中、ウメズハウスも発見。
http://kichijojigallery.com/
http://ameblo.jp/ebiiii4/

午後5時15分から、ザムザ阿佐ヶ谷で月蝕歌劇団の詩劇ライブ「宵待草を見つめて」
ゲネプロの模様を撮影したDVDを購入し、あとで見てみたら、高取英の演出、演技指導なども垣間見ることができて、非常にためになった。

続いて月蝕歌劇団の公演を見る予定だったが、それまで時間があったので、新宿に行って、紀伊国屋新宿南店の工作舎40周年フェア「本は暗い玩具(オブジェ)である」をのぞいた。
このフェアは今日までだったので、なんとかすべりこみ。
http://www.kousakusha.co.jp/NEWS/weekly20120306.html


午後7時20分から、月蝕歌劇団第70回公演「怪盗ルパン 竹久夢二の双曲線」を見た。
夢二の愛したお葉は
縛り絵・伊藤晴雨のモデルでもあった。
抒情とSMの双曲線
そして驚愕の…
竹久夢二、伊藤晴雨、大杉栄そして怪盗ルパン
好評につき再び!!

作・演出:高取英、音楽:J.A.シーザー
出演は、
しのはら実加(彦乃/お葉)
倉敷あみ(竹久夢二)
藤原さえ(たまき/閣下)
佐倉萌(ルパン)
沙夜(神近市子)
紅日毬子(俊道)
白永歩美(人形使い/もうひとりの神近)
衣輪美里(女中とめ)
豊嶋美樹(ルパンの部下)
小川朝子(保子)
かとう瑠菜(林田)
一色史(トオル)
石本径代(飛田、実はホームズ)
末廣星太(閣下の部下/学生戸崎)
岡崎哲也(大杉栄/団藤)
佐々木隼世(和戸/学生吉田)
阿部能丸(伊藤晴雨)

ほか月蝕歌劇団
演劇前には、団鬼六夫人の黒岩安紀子による歌唱もあった。
謎解きもあり、関東大震災のスペクタクルもあり、月蝕らしさを堪能した。
http://freett.com/gessyoku/

演劇終了後、西荻窪のモ*カッフェに向かう。
小林有子写真回顧展~時をかけろ少女~
これもまた最終日に駆け込み。
店に入るなり、小林有子ちゃんが「あ、保山ひャンだ~」と迎えてくれた。
セーラー服や、浴衣姿で手首を縛られている写真など、清純なエロチック写真が何枚も何枚も!
腰を落ち着けて、豆乳カレーとチーズケーキ、珈琲に小林有子ちゃんの写真つきの限定セット「コバユウセット」を注文した。
東京に着いてから、ずっと移動中に食事をとっており、やっとお店に入って食事できてよかった。カレーもチーズケーキも絶品でした。
コバユウとおしゃべりしたり、写真撮ったりするうちに、楽しい時間はあっというまに過ぎて、店を後にした。

午後11時から、テアトル新宿で電エースのオールナイトイベント。
河崎実監督の爆笑カルトヒーロー「電エース」初のオールナイト劇場公開
日程:3月31日(土)23:00〜翌05:30 @テアトル新宿
■■イベント内容■■
<出演者>
 電零(堀内正美)
  電一(南郷勇一=河崎実監督) 
 電次郎(加藤礼次朗)
 電三太郎(ピースケくん) 
 電四郎(なべやかん) 
 電五郎(高野八誠)
 遠藤正明
 司会(塩野勝美)
★電兄弟勢ぞろいトークショー
★遠藤正明ミニライブ
★常識を超えた激レアプレゼント!撮影で使用したアロハシャツ、余ったフィギュア、電エースとは無関係なウチワなど豪華過ぎるプレゼント抽選会を実施!
(僕は何も当らなかった~。ただし、高野八誠サイン入りフライヤーは、来場者全員に、電エースみずからが配って回ってくれた))

■■上映作品■■
①「電エースファースト」(11分)
②「電エース 道楽劇場版」(20分)
③「本家電エース」(32分)
④「元祖電エース」(14分)
(休憩)
⑤「電エース ハンケチ王子の秘密」(85分)
(休憩)
⑥「電エース ザ・ファイナル」(58分)
(休憩)
⑦「それいけ!電エース」(56分)

※「それいけ!電エース」はキッズステーションにて毎週水曜日放送中!当イベントでは、4月放送予定の最終回までを一足早くプレミア上映!!.
と、いうわけで、普通、オールナイトの映画イベントというと、途中で睡魔が襲ったりするものだが、この電エースオールナイトに関しては、まったく睡魔と闘うことなく、大笑いしながら見ることが出来た。
河崎監督に挨拶できなかったのが心残りだったが、上映終了後、宿泊先のホテルにいったん戻る。
10minutes映画祭がやってきた!@吉祥寺バウスシアター
10minutes映画祭がやってきた!@吉祥寺バウスシアター
吉祥寺バウスシアターで開催のO!!iDO短編映画祭の最終日の特別編として、「10minutes映画祭がやってきた!」が開催された。
大阪で開催した際の数多くの作品のなかから、7本を持って行って、上映させてもらった。
上映前には、ぴいち姫、荻野アサミ、Mirror Lakesのライブもあり、上映後には、かけつけた監督陣、友松直之、安齋レオ、高木駿一をまじえてのトークもあった。
司会進行は、高野豆腐。
僕は適当なチャチャ入れとして参加した。
上映作品は、次の順。

アンザイレオ監督の「クラッシャーアサミ」(主演:荻野アサミ)
杉下淳生監督の「純情今昔物語」(主演:Sera★)
今井伊織監督の「岡山のレディ・ガガ」(主演:Mirror Lakes)
れおぽん監督の「CM」(主演:Bugって花井)
高木駿一監督の「出入禁止」(主演:丼野M美)
唐津正樹監督の「夕回り茉里先生」(主演:いずこねこ)
友松直之監督の「ぴいち姫の桃太郎」(主演:ぴいち姫)
http://fourthfloor.jp/shortfilm/10minitsschedule.html

僕は仕事終わりで大阪からバスで東京に来たのだが、高速道路の事故で1時間以上遅れてしまった。東京滞在は4月1日の夜までだったのだが、このバスをはじめとして、僕の乗ったバスも電車もすべての交通機関が、なんらかの理由で時間どおり動かず、遅れ、東京って、こわいところだな、と思った。ところが、である。大阪に帰ってからも、電車がとまったり、遅れたりは続いた。交通機関に影響のある暴風のせいだったようだ。
『日本人は思想したか』
吉本隆明、梅原猛、中沢新一による鼎談をまとめた本『日本人は思想したか』を読んだ。
1回読んだと思ってたけど、読書中、何も思い出さなかったところをみると、初読だな。
以下、目次。

1 日本人の「思想」の土台
「日本思想」という言葉の意味
ヘーゲル的な国家観への抵抗
アイヌ・沖縄・本土を繋ぐもの
近代主義の限界点
技術の本質と自然
この世とあの世から見る目
日本語という遺伝子

2 日本人の「思想」の形成
ギリシャ思想と日本思想のはじまり
行基の重要な役割
「天つ罪」と「国つ罪」
「十七条憲法」の背景
「山の仏教」の精神
国家も文字もつくらない文化
稲作は城壁をつくる思想に似合わない
本居宣長の国学について
古代の怨霊を見失った近世合理主義

3 歌と物語による「思想」
和歌の発生について
『古事記』は歌物語
国家神話のつくり方
ファルス『竹取物語』
非政治的文学はいつ成立したか
『源氏物語』の四季感が桂離宮の美学
「幽玄」の持続と解体
『今昔物語』以降の無定形な世界

4 地下水脈からの日本宗教
毛坊主」の系譜
親鸞は聖徳太子の生まれ変わりか
死んで甦る「思想」の展開
法然のデカルト的思考
多神教と一神教の起源
縄文的な宗教心と踊りや芸能
正統派仏教と日本思想としての仏教の臨界点
怨霊鎮魂も日本人の宗教

5 「近代の超克」から「現代の超克」へ
京都学派による哲学の誕生
「近代の超克」の影響力
自己愛と分裂性パラノイア
人間中心主義の限界
柳田・折口の対立点
超近代小説の可能性
危ないところで生きる

終りにひと言/吉本隆明
鼎談の楽しさ/梅原猛
とりあえず、ここまで/中沢新一

それぞれの持ち味というか、得意技が出たら、みんなでそれを喜び合う、みたいな楽しい鼎談。中沢新一が思い切った論を展開して、あとのふたりがそれを面白がったり。


日本橋ラブコンシアターでNEPShe☆Starsの春休みSPワンコインライブ。
僕は第3部だけ見ることが出来た。水曜日は夜から仕事なので、今まで見れなかったのだが、春休みで昼間にもライブしてくれているので、見ることができた。
MCはりんりほ。
1.デイズスペシャルシャイン(山口りほ、川口梨花、森下華奈子、三輪咲月)
2.マイ・グラデュエーション
3.ラブラブスウィートバレンタイン
4.ハッピーアワー(谷口佳蓮、清本晏名、佐藤彩未、岩崎百花)
5.君だけにLOVE YOU
6.ロンリーオンリー
7.ARIGATO(8人)
アンコールがなくて「あれ?」という感じだった。

『最後の親鸞』

2012年3月27日 読書
『最後の親鸞』
吉本隆明の『最後の親鸞』を読んだ。1976年、春秋社刊。
以下、目次。

最後の親鸞
和讃
ある親鸞
親鸞伝説
あとがき

最後の親鸞で、こんな文章がある。

「老少男女」の多くが、飢えのために眼の前で死んでゆくとき、ただ「生死無常」を説くことは、現実の世界を諦めによって不動なものと定めてしまい、そこからの絶対的な跳び超しを与えるにすぎないのではないか。飢えて死ぬ者たちにとって、必要で充分なことは飢えない現実を出現させることである。親鸞の思想は、ほとんど絶対的にといっていいほど、その具体的な処方をつくっていない。だが浄土真宗は、全力をあげてこの課題に応えなければならない。親鸞の思想は、その精髄を挙げて飢え死ぬものをどうかんがえるのか、どうやって救済するのか、この現実の世界をなんと心得るのか応えなければならなかった。

これは、『末燈鈔』の言葉から書かれたものだが、「老少男女」の多くの人々が死にみまわれた、というのは正嘉元年(1257年)に関東南部で起きた大地震、三陸海岸を襲った津波、その後の不作を指しているらしい。
天変地異後の宗教、あるいは思想、という意味では、今にも通じるところがあるのかもしれない。

本書は「知」についていろいろ考えさせられるが、中からいくつか引用。
最後の親鸞を訪れた幻は、<知>を放棄し、称名念仏の結果にたいする計いと成仏への期待を放棄し、まったくの愚者となって老いたじぶんの姿だったかもしれない。

親鸞がこの時期に体得したところでは、<衆生>はことのほか重い強固な存在で、なまじの<知>や<信>によってどうかなるようなちゃちなものではなかったのである。教化、啓蒙のおこがましさを、親鸞は骨身に徹して思想化するほかなかったとおもわれる。

「この上は念仏をとりて信じたてまつらんともまた棄てんとも面々の御計なり」というとき、親鸞は念仏思想そのものを越境してしまっている。ここに絶対他力そのものをふたたび対象化し、さらに相対化したあげく、ついには解体の表現にまでいたっている最後の親鸞が開始されている。

311~カヒミ・カリィトークサロン&サイン会@スタンダードブックストア
311~カヒミ・カリィトークサロン&サイン会@スタンダードブックストア
森達也、綿井建陽、松林要樹、安岡卓治4人の共同監督作品「311」を見てきた。2011年。
東日本大震災発生の2週間後に、現地に向かい、放射能と津波の惨状を映し出す。
ドキュメンタリー映画はうそをつく、と言うが、圧倒的な現実の前で、映画監督たちが必死で嘘をつこうとする戦いのようなものを感じた。
賛否両論だというが、映画監督としての立ち位置の賛否だとしたら、これはまんまと映画監督たちに乗せられており、映画監督たちの映画的勝利だと思う。
作品として優れているかどうかを議論しているのなら、これは頼もしい。
何を描いているのか、あるいは、どういうつもりで作品を作ったのか、にスポットをあてての議論は、場外乱闘であり、そこに持ち込めば、作る側の勝利なのだ。「映画の出来はともかく、人として、どうなのか」とか言わせることができたら、映画監督たちは大喜びなのである。
閑話休題。
この映画を見て、何よりも感じたのは、人が何かを行動するときの「言い訳」だった。
映画監督側について言えば、報道のためなら、死体を撮影したり、ズカズカと悲しんでいる人の心に踏み込んできてもいいのか、ということ。
遺族側について言えば、遺族の心情を盾に、報道陣に暴力をふるっても許されるのか、ということ。
個人的にこの映画から感じたのは、震災の被害がすさまじいこと以上に、(特にラストのシーン)言わばアンタッチャブルな「遺族感情」に禁忌を破って踏み込んだ映画的感動だった。

午後7時30分から、スタンダードブックストアで、『小鳥がうたう、私もうたう。静かな空に響くから』発売記念カヒミ・カリィトークサロン&サイン会。
ライターの高橋マキさんとのトーク。
カヒミ・カリィと言えば、渋谷系のウィスパーボイスをまず想起するので、そのトークショーも、耳をすまさないと聞こえないんじゃないか、とか思っていた。また、ほとんどトークイベントなどをしない、とも聞いているので、期待は大だった。
ところが、ふたをあけてみると、1時間の予定が大幅に超えて1時間半のトーク。ブックストアで開催しているせいか、本の話とかが多くて、非常に興味深かった。
さしてファンでもなかった僕でも、カヒミ・カリィの書いたものや音楽を漁ってみようか、と思わせるだけの魅力に富んでいた。
トークでは、本に掲載できなかったドジなエピソードなども飛び出した。
旦那さんは本書のことを、真面目な話題ばかりで面白くない、と言ってることなど、あけすけに語っていて、面白かった。
なんば紅鶴で、友松直之監督の「レイプゾンビ」上映会&トークショー。
司会は安齋レオさん。
竹下ぽっぷの漫談
アリスセイラーの歌(友松監督も!)
映画上映
トーク

まるでアブグレイブで囚人をいたずらして写真撮影したけど普段はキリッとしている、というような妄想を抱かせた、自衛官役のアリスセイラー。
ナーズの神主で、ゾンビを倒す方法を思いつくのかと思いきや、自分もゾンビになって、わやになる中沢健。
演技のあとに、「どう?うまくやったでしょ」と自信満々に言ってのけたに違いない、と妄想を抱かせる、首相役の内田春菊。
本来の主人公たる、小沢アリス、亜紗美、あいかわ優衣、小林さや、といった女優陣をさしおいて、印象に残ったのは、上記3人だった。
監督の話によると、従来のゾンビ映画で描かれた、「食欲」オンリーの死にぞこないに変わって、「性欲」オンリーの怪物を描いてみたかった、(いろんな意味で)ということだ。次回は食欲、性欲に次いで、「睡眠欲」とか「知的好奇心」オンリーの怪物が狙いめかもしれない。


午後5時から日本橋ラブコンでNEP She☆Starsの学卒ライブ、第3部。
ラストの全員並んでいるときの先頭列から順番に書くと、
さつき、もも、ともか、ふうか、みぽ
りんか、えりさ、じゅりりん、あんこ
りな、りほ、かなこ
さや、きら、かれん
後ろのほうの列だからって、気を抜いちゃだめだよ!お客さんは意外と後方の列の子を注視していたりするし。

1.レッツ・パーティー・タイム
2.プレシャス・ラブ
3.ハートキャッチパラダイス(ともか、きら、りな、ももか)
4.歩いている(さつき)
5.星になれたら(もも)
6.ホントの自分(ともか)
7.サクラサク(みぽ)
8.小さな恋の歌(ふうか)
9.マイ・グラデュエーション
10.A・RI・GA・TO
以下、アンコール
11.オーバー・ザ・リアリティー
途中、学卒者へのセレモニー、抽選会があった。
今回のライブでは、学卒の5人、松本、三輪、鞠谷、吉田、岩崎が主役である。
松本は中心になってMCも担当しており、そのパフォーマンスはさすがに優れていた。
あと、目だったのは、三輪咲月の豪快な度胸だ。自信に満ち溢れたステージは、お客さんを力づくでねじ伏せているかのようだ。ここまで来れば、たいしたもので、今はまだ新人扱いだが、センターにもってきたらすごい実力を発揮するのかもしれない。

JR大阪三越伊勢丹で、東京・代官山の『Junie Moon』おすすめのドールやグッズが期間限定で販売。
3月30日から3日間東京に行く用事があるので、それ用にブライスヘッドの歯磨きセットなどを購入した。
また、新作の「マーゴユニークガール」見たり、名前シール作ったりした。
http://www.blythedoll.com/jpn/news/2012/03/junie_moonjr.html

千里セルシーで、セルシーキッズボーカルコンテスト。
あいにくの雨。豪雨かと思ったら、やんで、また雨、みたいな不安定な天気。
到着時、最初の5組ほど終了していた。
午後1時からは小学生以下の部。
見たところから。エントリーは。

岡果樹
山川美優
レインボー7
北村來嶺彩
FORWARD
RYO-SHUN
中野優花
村上夢歌
RiMi☆Cherry
渕口綾音
山本真凜
なないろパレット
めい(松本めい)
CUTEBEAT
大山琉杏
ひかる
MOMO
まなと&しおり
じゅり(いなざわ じゅり)
中野優花&SHINYNOAYU(シャイニーノアユー)
斉藤真叶

第2部は中学生以上の部があったのだが、ここでタイムアップ。

ギャラリーノマルで、.es+藤本由紀夫 コラボレーションCDリリース記念特別展
「One week show, Resonance」
ギターにオルゴールつけた作品とか、新作版画「THE MUSIC(Nomart Editions)」の展示とか。音楽をヘッドホンで聞ける展示もあった。
展示作品をしばらく見た後、午後4時からは、ライブ&トーク。
・ライブパフォーマンス 16:00 -
 出演:.es(ドットエス/ 橋本孝之+sara), guest: 鈴木創士(フランス文学者/ EP-4)
・トーク 17:00 -
 出演: .es, 藤本由紀夫, 鈴木創士

トークでは、藤本由紀夫さんが、主にキルヒャーについて語っていた。画像などを投影しながらのトーク。
http://www.nomart.co.jp/exhibition/past/98.php
「第57回特別展・らくごとぶんらくでイラスト紙芝居―上方落語と文楽の橋渡し!!―」@ワッハ上方
ワッハ上方で「第57回特別展・らくごとぶんらくでイラスト紙芝居―上方落語と文楽の橋渡し!!―」
最近、昼のドラマでミヤコ蝶々の半生を綴る「鈴子の恋」というのをたまに見ていて、せっかくのユーミンの主題歌がドラマのムードにあっていないな、とか、若い時代の美山加恋の演技がよかったな、とか、マナカナのカナの過剰演技が新境地開いたな、とか適当な感想を抱いていたのだが、往年の芸人さんの話題が出てくるところも、見どころのひとつ。
カナはミス・ワカナ役だったし、エンタツも出てくるし、秋田實も出てくる。南都雄二も、もちろん。そうした芸人さんたちの実際の写真などをワッハ上方では展示しており、新たな興味もわいた。
で、中西らつ子ちゃんがイラストを描いているこの特別展、そういえば、文楽は長い間見に行っていないな、と思い出されて、また見に行きたくなった。
『死の位相学』
吉本隆明が死んだ。
それなりに読んでいるつもりではいたが、主要文献を読んでいなかったりして、あわてて、吉本隆明を読んでみることにした。
まず、読んだのは『死の位相学』
以下、目次

触れられた死-序にかえて
『死』体験の意味
 <死>体験の欧米と日本のパターン
 古代、<死>体験は誰でももっていた
 体験を客観的に取り出す
 精神の病から見た現実の認識
 問い直される<古代>の概念
 <死後世界>の光と音のイメージ
戦中派の生き方
 家族の中に受け継がれていた生死観
 敵兵の死を弔った島尾敏雄の行為
 『きけわだつみのこえ』の虚偽
 高村光太郎の戦争肯定と自己処罰
東洋と西洋の生死観
 西洋の近代に迫った東洋の価値観
 東洋の曼陀羅と西洋の集合的無意識
 <死>の瞬間のインタビュー記録
 生活にしのびこむ<死>の予感
『銀河鉄道の夜』にみる死後の世界
 優れた思想は乾燥した寒いところから出る
 宮沢賢治の信仰への過程
 無限に恐縮する視線
 <死>の世界をメタファーする青色にイメージ
 賢治の世界を集大成した『銀河鉄道の夜』
 主人公・ジョバンニのモチーフ
 エロス的なものが引き返す力になっていた
 仏教的な永生の観念とユートピアの観念
再生もしくは救済物語について-大江健三郎著『新しい人よ眼ざめよ』を読む
 私小説的体験とフィクションのあいだで
 事実性を押えた想像力の飛躍
 いい子すぎる主人物
 死の定義へのこだわり
 『千年の愉楽』と『新しい人よ…』の対照性
 救済物語のむずかしさ
<死>が恐怖でなくなるとき-『イワン・イリイチの死』と『マルテの手記』を読む
 イリイチの現世の超克
 すぐれた<死>の文学描写
 『三つの死』のなかの<死病>
 ロシアの土地に根ざしたもの
 <死>をどのようにつかまえるか
 小林秀雄と正宗白鳥のトルストイ観
 神秘世界としての『マルテの手記』
 女性の愛を描くときの鮮明さ
 リルケの宗教的な感性
心霊現象とホログラフィ-『霊界日記』から『空像としての世界』まで
 エンゲルスの心霊論
 タルコフスキー映画にみる心霊
 <古代以前論>のないマルクス、エンゲルス
 『唯物論と経験批判論』に不足しているもの
 身体から分離した<意識>の世界
 アリストテレスの霊魂論
 スエデンボルグの影響力
 カントの「視霊者の夢」
 レーニンとマッハの角逐
 スエデンボルグのマッハ的な考え
 <霊>と肝臓を結びつけた身体論
 西欧神秘主義の流れ
 ホログラフィ理論への興味と疑問
 脳の世界と物質の極微の世界の相違
 物理学の逸脱した部分
 量子力学は東洋思想に近づけるか
資料(1)「生きること」と「死ぬこと」-吉本隆明
資料(2)証言・私が見た死の瞬間
資料(3)参考文献
あとがき
索引
初出一覧

巻末資料の臨死体験の膨大な証言を読んでいると、魂が体から抜けて高い場所から自分を見ているとか、暗いところから光を目印に生還するとか、似たような話が繰り返されるのに気づく。それぞれのニアデス体験は奇妙で珍しいものにちがいないのだが、これだけ同じような体験談を聞かされると、「卒業式で泣いた」程度のありふれた話に思えてくる。
本書は高橋康雄を聞き手として成立したもので、資料(1)は講演をまとめたもの、と、話し言葉で綴られており極めて読みやすかった。
冒頭の「触れられた死」だけは書かれたもので、これが30ページ程度の短いものでありながら、歯ごたえがあった。
内容は、ブランショからフーコー、ハイデッガー、サルトル、ヘーゲルを引用しながら、死についての思考をたどってみたもので、本文を読んでから、もう一度この「序にかえて」を読んでみると、流れがスムーズに入ってきた。
午後6時から、なんば紅鶴で「ニューウェイヴ・パラダイス vol.5~NWだよ!Happy New Year!~」
<出演>
DJ:オカノアキラ(らいよんチャンネル/ex.33)/エイジ(ミンカ・パノピカ)/nobuyanakamura/ジャン=ポール テクニカラー(Chupi*Chupi/東京ピーチ)/DJ豆鉄砲
CJ:保山ひャン
特集:The Beatniks(あさと/ビッキー)
18:00        開場/開演
18:00~18:30   DJ豆鉄砲(DJ)
18:30~19:00   保山ひャン(CJ)
19:00~19:30   (余韻)
19:30~20:00 ジャン=ポール テクニカラー
20:00~20:30   nobuyanakamura(DJ)
20:30~21:00 エイジ(DJ)
21:00~21:30 あさと&ビッキー(特集:The Beatniks)
21:30~22:00 オカノアキラ
2200~      エンディング

と、いうわけで、今回もカセットテープジョッキー。
日本のニューウェイブばかりかけたような気がする。
つなぎで一瞬、プログレ流したけど。
ライブ終わりで、仕事に直行。
午前10時30分から難波ロケッツで"Osaka THREE NINeee -999- ストフェスSP"

L.u.v
1.君のことが好きだから
2.ジェットストリームガール

単体戦隊恋レンジャー
1.銀河鉄道999
2.単体戦隊恋レンジャー

仲村コニー
1.ラブマシーン
2.シンクロときめき

りりかるきゅありー
1.オンリーマイレールガン
2.空色デイズ

みちゅ
1.マイスター
2.あきらめないで

中原みりん
1.キラメキラリ
2.ヒヨコデスティニー

HiKARu
1.ドラゴンボールZ
2.フューチャースター

Ayaka
1.ゴーゴーサマー
2.ポニーテールとシュシュ

Nami
1.
2.リアライズ

C*きゅーぶ(今日は3人)
1.
2.女子力パラダイス

まりえ
1.
2.元気者でいこう

葉月(体操服に目がくらむ)
1.
2.

池本真緒
1.ハッピー
2.笑顔の景色

zip
1.無限の愛
2.コココココココ~ナ~ツ
3.行くぜ

あとのほうになるほどセットリストがいかげんになっているのはご容赦!
ライブはまだ続いていたが、ストリートフェスタに向けて出発。

仲村コニーちゃんとか、メルヘソ軍団とか、いろんな人に会った。
午後1時50分から、『咲-Saki- 阿知賀編episode of side-A』から松永真穂、manamiのトークショー。
久々のmanami。あいかわらずのキュートさで安心した。
manamiはキャレス~ハロプロ関西のSI☆NAのあのmanamiだよ!
このアニメはゆいかおりとか、スタイルキューブの声優陣が起用されていて、声優のことは何も知らなくて、マージャンも知らない僕でもチェックしている。

午後2時45分から「アイドルユニットライブパフォーマンス」
NEP She☆Stars
1.オーバー・ザ・リアリティー
2.レッツ・パーティー・タイム

Vress

OSAKA BB WAVES
1.キープ・オン・スマイリング
2.ラブ&スマイル

つぼみ
JK21

予想以上に風があって寒かった。
ライブ見た後は、仕事。
特殊造形&特殊メイク展@アートスペース亜蛮人~ドラえもん 新・のび太と鉄人兵団 〜はばたけ 天使たち〜
特殊造形&特殊メイク展@アートスペース亜蛮人~ドラえもん 新・のび太と鉄人兵団 〜はばたけ 天使たち〜
アートスペース亜蛮人で「特殊造形&特殊メイク展」
つい先日ファープレーンナイトでもお姿を拝見した、ウサギ先生がいらっしゃった。
普通の人間のメイクが「ツルツル」を目指すのに対して、特殊メイクはゴツゴツ、ザラザラ、ウネウネ、グニャグニャ、モリモリ、ギザギザなものを目指すものが多い。人工に対する自然の崇高美にも通じるものがあるのかもしれないなあ。

テレビで放送してた「ドラえもん 新・のび太と鉄人兵団 〜はばたけ 天使たち〜」録画したのを見た。
映画館にも見に行った名作だが、最初から最後まで面白く見ることができた。

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