染弥・方正二人会@天満天神繁昌亭
2013年3月18日 落語天満天神繁昌亭に行って、「染弥・方正二人会」を見てきた。
月亭太遊「寿限無」
月亭方正「看板の一」
林家染弥「癪の合薬」
笑福亭鶴瓶「癇癪」
中入
月亭方正「浮世床」
林家染弥「貢ぐ女」
鶴瓶師匠はシークレットで、めくりで名前が出たとき、客席がどよめいた。
月亭太遊「寿限無」
月亭方正「看板の一」
林家染弥「癪の合薬」
笑福亭鶴瓶「癇癪」
中入
月亭方正「浮世床」
林家染弥「貢ぐ女」
鶴瓶師匠はシークレットで、めくりで名前が出たとき、客席がどよめいた。
あべのキューズモール3階スカイコートで、9(nine)のニューアルバム「CUE」発売記念ライブ。
午後1時の回
1.colorful
2.white wishes
3.brave
4.桜、ゆれる
上の階で子供がこぼしてしまった乳ボーロが、まるで演出したかのように雪のようにステージに降ってきた。
それに対して、「これ、子供の食べるお菓子だ~」と、ちっとも困った顔を見せなかった9nineの人のよさは大いに好感が持てた。
午後4時の回
1.(不明)
2.white wishes
3.brave
4.candy
1回目のライブが、ほとんど顔しか見えなかったので、2回目は地下のモニターで見ることにしたのだが、たしかに全身映っていたが、音声が出ていなかった。こりゃいかん、と1曲めはじまると同時に上に上がったのだが、休日で人が多く、たどりついたら、1曲目は終わっていた。何を歌ったんだろう。
ライブ終了後、取材の写真で、観客も写っていたが、よく見ると、うしろのほうに9ポーズをとる僕の姿がちゃんと写っていた!
1回目と2回目の間の時間で、まず江之子島文化芸術創造センターで、現代アートの公募入選作品展「感性の王国-完全なる自由へ-」を見た。これは障碍のある人が創作したアートが対象で、この日はライブペインティングもあった。
優秀賞を受賞した出口彩乃さんは、重ね描きを繰返して絵を描いていた。
また、えんえんと筆算をし続ける創作をしている男性もいたが、お名前がわからなかった。同じく優秀賞を受賞した柴田龍平さんだろうか?
同じく江之子島で李源洋(イ・ウォンヤン)による「韓国の演劇界におけるベルトルト・ブレヒト」と題する上演作品写真展も見た。
ブレヒトの「肝っ玉お母とその子供たち」「アルトゥロ・ウィの興隆」「三文オペラ」を撮影したもの。
また、ハイナー・ミュラーの「カルテット」、マルクス・ブラウンの「ベルリンのケトン」、マリウス・フォン・マイエンブルクの「醜い男」の写真も展示されてあった。
オルケスタ・リブレの「三文オペラ」をなんとしても見たくなってきた。
この日、同会場で、大友良英さんのこどもオーケストラも開催しており、ちょうど開演に間に合っていたのだが、事前の予約が必要なイベントだったため、見ずに帰った。実に残念。
名村造船所跡地のクリエイティブ・センター・オオサカで、「IRON ∞ MAN」の展示を見た。
鉄を用いたアート作品の数々。
飯島浩二、角文平、久保田弘成、橘宣行、タムラサトル。
パフォーマンスも予定されていたが、時間があわずに断念。
造船所跡地での開催が、ぴったりの内容だった。
9nineを見た後は、第8回大阪アジアン映画祭で「セブン・サムシング」を見た。
パウィーン・プーリジットパンヤー監督の「14」、アディソーン・トリーシリカセーム監督の「21/28」、ジラ・マリクン監督の「42.195」3本のオムニバス。タイ映画の制作、配給会社「GTH」の7周年を記念して作られた作品で、作中も「7」にこだわる演出があった。
(たとえば男性アイドルグループの名前が「F14」で7の倍数になっていたり、主人公の年齢が7の倍数になっていたり)
監督3人の挨拶と質疑応答もあった。
動画を撮ってはアップする少年と、SNSやインターネットを好ましく思っていない少女の恋愛の行方を描いた「14」。ここでは、電車男のような、ネットで意見をきいちゃうような男はそれだけで嫌われてしまうのだ。そりゃそうだ。
映画の共演をきっかけに公然の仲になった男女、その後ふたりは破局を迎えるが、女優のほうは、再起を賭けて、元カレとの共演をもちかける「21/28」。
映画のなかでは、男優がスリムな体型から、俳優をやめて数年たって体がぶよぶよに太っている姿になっているのが映っていたが、これはまず、何ヶ月もかけて男優に太ってもらってから撮影をはじめ、その後に、過去のスリムだった体型の部分を撮影するため、ダイエットで元の体型に戻したそうだ。また、水族館の水槽に入って、サメに餌をやる役をする設定なのに、男優はカナヅチで、これもまた何ヶ月もかけて水泳をマスターしたそうだ。
韓国アイドルグループ2PMのニックンが主演の「42.195」目当てのためか、この映画祭にしては珍しく女性客でほぼ満員になっていた。映画は、42歳の未亡人が、若い男性の指導でマラソンを習ううちに、云々、という話。
エンディングで、みんなで歌うシーンでは、ニックンの魅力が爆発。客席からは黄色い悲鳴がもれていた。
午後1時の回
1.colorful
2.white wishes
3.brave
4.桜、ゆれる
上の階で子供がこぼしてしまった乳ボーロが、まるで演出したかのように雪のようにステージに降ってきた。
それに対して、「これ、子供の食べるお菓子だ~」と、ちっとも困った顔を見せなかった9nineの人のよさは大いに好感が持てた。
午後4時の回
1.(不明)
2.white wishes
3.brave
4.candy
1回目のライブが、ほとんど顔しか見えなかったので、2回目は地下のモニターで見ることにしたのだが、たしかに全身映っていたが、音声が出ていなかった。こりゃいかん、と1曲めはじまると同時に上に上がったのだが、休日で人が多く、たどりついたら、1曲目は終わっていた。何を歌ったんだろう。
ライブ終了後、取材の写真で、観客も写っていたが、よく見ると、うしろのほうに9ポーズをとる僕の姿がちゃんと写っていた!
1回目と2回目の間の時間で、まず江之子島文化芸術創造センターで、現代アートの公募入選作品展「感性の王国-完全なる自由へ-」を見た。これは障碍のある人が創作したアートが対象で、この日はライブペインティングもあった。
優秀賞を受賞した出口彩乃さんは、重ね描きを繰返して絵を描いていた。
また、えんえんと筆算をし続ける創作をしている男性もいたが、お名前がわからなかった。同じく優秀賞を受賞した柴田龍平さんだろうか?
同じく江之子島で李源洋(イ・ウォンヤン)による「韓国の演劇界におけるベルトルト・ブレヒト」と題する上演作品写真展も見た。
ブレヒトの「肝っ玉お母とその子供たち」「アルトゥロ・ウィの興隆」「三文オペラ」を撮影したもの。
また、ハイナー・ミュラーの「カルテット」、マルクス・ブラウンの「ベルリンのケトン」、マリウス・フォン・マイエンブルクの「醜い男」の写真も展示されてあった。
オルケスタ・リブレの「三文オペラ」をなんとしても見たくなってきた。
この日、同会場で、大友良英さんのこどもオーケストラも開催しており、ちょうど開演に間に合っていたのだが、事前の予約が必要なイベントだったため、見ずに帰った。実に残念。
名村造船所跡地のクリエイティブ・センター・オオサカで、「IRON ∞ MAN」の展示を見た。
鉄を用いたアート作品の数々。
飯島浩二、角文平、久保田弘成、橘宣行、タムラサトル。
パフォーマンスも予定されていたが、時間があわずに断念。
造船所跡地での開催が、ぴったりの内容だった。
9nineを見た後は、第8回大阪アジアン映画祭で「セブン・サムシング」を見た。
パウィーン・プーリジットパンヤー監督の「14」、アディソーン・トリーシリカセーム監督の「21/28」、ジラ・マリクン監督の「42.195」3本のオムニバス。タイ映画の制作、配給会社「GTH」の7周年を記念して作られた作品で、作中も「7」にこだわる演出があった。
(たとえば男性アイドルグループの名前が「F14」で7の倍数になっていたり、主人公の年齢が7の倍数になっていたり)
監督3人の挨拶と質疑応答もあった。
動画を撮ってはアップする少年と、SNSやインターネットを好ましく思っていない少女の恋愛の行方を描いた「14」。ここでは、電車男のような、ネットで意見をきいちゃうような男はそれだけで嫌われてしまうのだ。そりゃそうだ。
映画の共演をきっかけに公然の仲になった男女、その後ふたりは破局を迎えるが、女優のほうは、再起を賭けて、元カレとの共演をもちかける「21/28」。
映画のなかでは、男優がスリムな体型から、俳優をやめて数年たって体がぶよぶよに太っている姿になっているのが映っていたが、これはまず、何ヶ月もかけて男優に太ってもらってから撮影をはじめ、その後に、過去のスリムだった体型の部分を撮影するため、ダイエットで元の体型に戻したそうだ。また、水族館の水槽に入って、サメに餌をやる役をする設定なのに、男優はカナヅチで、これもまた何ヶ月もかけて水泳をマスターしたそうだ。
韓国アイドルグループ2PMのニックンが主演の「42.195」目当てのためか、この映画祭にしては珍しく女性客でほぼ満員になっていた。映画は、42歳の未亡人が、若い男性の指導でマラソンを習ううちに、云々、という話。
エンディングで、みんなで歌うシーンでは、ニックンの魅力が爆発。客席からは黄色い悲鳴がもれていた。
第14回キッズ・ボーカル・ダンスコンテスト@千里セルシー~「カラ・キング」
2013年3月16日 アイドル千里セルシーで、第14回キッズ・ボーカル・ダンスコンテスト。
今日はボーカルの部。
(小学生以下の部)
SEIRA/さらば愛しき悲しみたちよ
☆SENA☆/ありがとう
高山侑里香/ユニバーサル・バニー
中川愛由名/キューティーハニー(キャレス)
橋本梨々果/みんな空の下(RAP)
渡口和志/リック・ミー
花房里菜/ファッション・モンスター
AYA & MOE/スキちゃん(スタジオエッジ)
Kurumi/ベストフレンド(西野カナの)
北村來嶺彩/ゆずれない願い(別の曲がかかって、最初から)
平松愛都/人生という壁にみんなでタックル(自作オリジナル)
須磨日和/リフレクション
田中玲愛菜/三日月
春田心愛/はじまりの時
浅野莉来/愛の歌(あ~、同じタイトルの歌が多くて、どれだったか忘れた)
Aika/ビューティフル
中川暖心/学園天国
三谷麟太郎/ダンシングオールナイト
ポップフラワーズ/おんなじキモチ
RENA/愛をこめて花束を
福本まなか/記憶
大山琉杏/プレシャス
RiMi☆Cherry/さらば愛しき悲しみたちよ
フラワーガールズ/スイートジュエル(うさき、ももね、さくら、みりな)
山本真凛/北川謙二
廣田栞里/ダイアモンド
Diva/おんなじキモチ(最初に出たSEIRAとSENAのユニット)
岡果樹/大切な気持ち
飯野真優/ポンポンポン(スタジオエッジ)
HARUHI/ビューティフル
(中高生の部)
ynpc/グッドガール
Pureral/ジャスト・イン・ラブ
古瀬直輝/花になれ
Two Persons/トゥ・マザー
斉藤真叶/瞳をとじて(英語ver.)
Dream☆Jewelry/頑張っていつだって信じてる
木村鞠菜/ハナミズキ(ドリーム・ジュエリーからソロで。音が止まり、最初からやりなおし)
登花帆/風は秋色(FM千里カタリスト)
為房柚芽/ビー・アライブ
歌が道/ラブラブラブ~何度でも(男3人女2人)
岡田咲希/ストーリー
周藤星香/YUME日和
治田くるみこ/アグリー
阿部穂乃香/アイのうた(同じタイトル多くて、どれがほんとか)
荒金理香/みんな空の下
河野智尋/ベストフレンド
新本直生/イノセントワールド
樋口咲季/やさしいキスをして
ぷり☆でび/さらば愛しき悲しみたちよ(ほのか、あかり:RAP)
絢萌/ラストステージ
北口未来/フレンズ
各賞発表前に、オオザカレンジのライブ。
1.ロマンティックあげるよ
2.ゆうきのたね
総合優勝:Aika
部門賞(小学生以下の部):須磨日和
部門賞(中高生の部):樋口咲季
審査員特別賞:大山琉杏
小学生以下の部の充実ぶりはどうだろう!
そして、大半が女子だというこの現実!
第8回大阪アジアン映画祭で、Namewee監督、主演の「カラ・キング」を見た。
マレーシア・台湾映画で、世界初上映。
歌の達人たちが住む町に、歌ナンバー1の男が道場破りにやってきた。
彼は歌の王(カラキング)だが、かつて唯一負けた相手をさがして、雪辱を果たそうとしていたのだ。
香港映画でおなじみのン・マンタが出ているので、なんとなく少林サッカーっぽい雰囲気もただよう映画ではあったが、無理やりとも言えるミュージカル仕立てや、おおげさすぎる描写、カラフルすぎるファッションなど、娯楽の王道!
途中、楽しい幻覚を見せてくれる花の造型が、いかにも蠱惑的で笑った。
アイドルのオーディションのイベントなどをしてきて、一区切りついた僕にとっては、意味深いラストだった。
今日はボーカルの部。
(小学生以下の部)
SEIRA/さらば愛しき悲しみたちよ
☆SENA☆/ありがとう
高山侑里香/ユニバーサル・バニー
中川愛由名/キューティーハニー(キャレス)
橋本梨々果/みんな空の下(RAP)
渡口和志/リック・ミー
花房里菜/ファッション・モンスター
AYA & MOE/スキちゃん(スタジオエッジ)
Kurumi/ベストフレンド(西野カナの)
北村來嶺彩/ゆずれない願い(別の曲がかかって、最初から)
平松愛都/人生という壁にみんなでタックル(自作オリジナル)
須磨日和/リフレクション
田中玲愛菜/三日月
春田心愛/はじまりの時
浅野莉来/愛の歌(あ~、同じタイトルの歌が多くて、どれだったか忘れた)
Aika/ビューティフル
中川暖心/学園天国
三谷麟太郎/ダンシングオールナイト
ポップフラワーズ/おんなじキモチ
RENA/愛をこめて花束を
福本まなか/記憶
大山琉杏/プレシャス
RiMi☆Cherry/さらば愛しき悲しみたちよ
フラワーガールズ/スイートジュエル(うさき、ももね、さくら、みりな)
山本真凛/北川謙二
廣田栞里/ダイアモンド
Diva/おんなじキモチ(最初に出たSEIRAとSENAのユニット)
岡果樹/大切な気持ち
飯野真優/ポンポンポン(スタジオエッジ)
HARUHI/ビューティフル
(中高生の部)
ynpc/グッドガール
Pureral/ジャスト・イン・ラブ
古瀬直輝/花になれ
Two Persons/トゥ・マザー
斉藤真叶/瞳をとじて(英語ver.)
Dream☆Jewelry/頑張っていつだって信じてる
木村鞠菜/ハナミズキ(ドリーム・ジュエリーからソロで。音が止まり、最初からやりなおし)
登花帆/風は秋色(FM千里カタリスト)
為房柚芽/ビー・アライブ
歌が道/ラブラブラブ~何度でも(男3人女2人)
岡田咲希/ストーリー
周藤星香/YUME日和
治田くるみこ/アグリー
阿部穂乃香/アイのうた(同じタイトル多くて、どれがほんとか)
荒金理香/みんな空の下
河野智尋/ベストフレンド
新本直生/イノセントワールド
樋口咲季/やさしいキスをして
ぷり☆でび/さらば愛しき悲しみたちよ(ほのか、あかり:RAP)
絢萌/ラストステージ
北口未来/フレンズ
各賞発表前に、オオザカレンジのライブ。
1.ロマンティックあげるよ
2.ゆうきのたね
総合優勝:Aika
部門賞(小学生以下の部):須磨日和
部門賞(中高生の部):樋口咲季
審査員特別賞:大山琉杏
小学生以下の部の充実ぶりはどうだろう!
そして、大半が女子だというこの現実!
第8回大阪アジアン映画祭で、Namewee監督、主演の「カラ・キング」を見た。
マレーシア・台湾映画で、世界初上映。
歌の達人たちが住む町に、歌ナンバー1の男が道場破りにやってきた。
彼は歌の王(カラキング)だが、かつて唯一負けた相手をさがして、雪辱を果たそうとしていたのだ。
香港映画でおなじみのン・マンタが出ているので、なんとなく少林サッカーっぽい雰囲気もただよう映画ではあったが、無理やりとも言えるミュージカル仕立てや、おおげさすぎる描写、カラフルすぎるファッションなど、娯楽の王道!
途中、楽しい幻覚を見せてくれる花の造型が、いかにも蠱惑的で笑った。
アイドルのオーディションのイベントなどをしてきて、一区切りついた僕にとっては、意味深いラストだった。
大阪府立中央図書館で資料展示「大正浪漫 その時代と文化」を見た。
借りていた本を返したついでだったが、大正時代の本に読みたいのがいくつも見つかった。古い本なので、個人貸し出しはできないのだが、覚えておいて、古書市で掘り出してくる、ということも可能だ。あるいは、図書館にずっといて読むか。
中崎町のnearly equal galleryで、刹那ちゃんをモデルとしたグループ展。
以前、ここでHARETOKE、_underline展で刹那ちゃんをモデルにした作品を見たことがあるので、感覚としては、ギニョールの2階は刹那ちゃんが間借りしていて、そこに遊びに行ってるような感じ。紫穂さんの血まみれ写真が、刹那ちゃんらしく、鮮やかな赤だったのが印象的。
第8回大阪アジアン映画祭、今日は2本見た。
メート・タラートン監督のタイ映画「ATMエラー」2012年。海外初上映。
社内恋愛御法度の会社で恋愛中の男女は、どちらが退社するかを賭けて、ATMの故障で払いすぎたお金の回収合戦をすることになった。
癖の強い役者が次々と登場するコメディ。
ジジイが入れ歯を入れておいたコップの水を知らずに飲むギャグとか、白状させるために袋いっぱいのガマガエルを使うとか、ケガしたワニを救急病院に搬送するとか、洗練などまったく気にしない泥くさいギャグ連発で、実にエネルギッシュ。
かっこつける勘違い男も出てくるが、そのルックスは、そのまんまノンスタイルの井上だった。
また、無邪気に(おバカ?)主人公に恋をして積極的にアタックする女の子(役者名がわからない!)は、NEP She☆Starsの森下かなにゃんにそっくりだった。可愛い!
バーナード・チョウリー監督のマレーシア映画「イスタンブールに来ちゃったの」2012年。海外初上映。
イスタンブールまで恋人に会いに行ったマレーシアの女性が、ルームシェアする現地の男性との三角関係で、さあ、どっちを選ぶ?という話。
イスタンブールの医大にいる彼氏は、浮気をしていたのだ。浮気を悔いて、彼女にプロポーズする彼氏。
彼氏にないがしろにされている彼女をバックアップしてた現地の男は、2週間しか彼女とつきあっていないが、彼女との愛を誓う。
ま、どっちでもいいんですけどね。
借りていた本を返したついでだったが、大正時代の本に読みたいのがいくつも見つかった。古い本なので、個人貸し出しはできないのだが、覚えておいて、古書市で掘り出してくる、ということも可能だ。あるいは、図書館にずっといて読むか。
中崎町のnearly equal galleryで、刹那ちゃんをモデルとしたグループ展。
以前、ここでHARETOKE、_underline展で刹那ちゃんをモデルにした作品を見たことがあるので、感覚としては、ギニョールの2階は刹那ちゃんが間借りしていて、そこに遊びに行ってるような感じ。紫穂さんの血まみれ写真が、刹那ちゃんらしく、鮮やかな赤だったのが印象的。
第8回大阪アジアン映画祭、今日は2本見た。
メート・タラートン監督のタイ映画「ATMエラー」2012年。海外初上映。
社内恋愛御法度の会社で恋愛中の男女は、どちらが退社するかを賭けて、ATMの故障で払いすぎたお金の回収合戦をすることになった。
癖の強い役者が次々と登場するコメディ。
ジジイが入れ歯を入れておいたコップの水を知らずに飲むギャグとか、白状させるために袋いっぱいのガマガエルを使うとか、ケガしたワニを救急病院に搬送するとか、洗練などまったく気にしない泥くさいギャグ連発で、実にエネルギッシュ。
かっこつける勘違い男も出てくるが、そのルックスは、そのまんまノンスタイルの井上だった。
また、無邪気に(おバカ?)主人公に恋をして積極的にアタックする女の子(役者名がわからない!)は、NEP She☆Starsの森下かなにゃんにそっくりだった。可愛い!
バーナード・チョウリー監督のマレーシア映画「イスタンブールに来ちゃったの」2012年。海外初上映。
イスタンブールまで恋人に会いに行ったマレーシアの女性が、ルームシェアする現地の男性との三角関係で、さあ、どっちを選ぶ?という話。
イスタンブールの医大にいる彼氏は、浮気をしていたのだ。浮気を悔いて、彼女にプロポーズする彼氏。
彼氏にないがしろにされている彼女をバックアップしてた現地の男は、2週間しか彼女とつきあっていないが、彼女との愛を誓う。
ま、どっちでもいいんですけどね。
「世界にひとつのプレイブック」
2013年3月14日 映画
若松孝二監督の「千年の愉楽」を見た。中上健次原作。
イケメンに生れて女をよがらせては、若死にしていく、中本家の血筋。
中本の血をひく男性は、そりゃ若死にもするだろう、というような刹那的な生き方をするのだが、それは無鉄砲ながらエネルギッシュでもある。
若死にを描きながら、生命にあふれるイメージが面白い。
この生命の横溢は、まるで、昆虫みたいに思えた。
イケメンに生れて女をよがらせては、若死にしていく、中本家の血筋。
中本の血をひく男性は、そりゃ若死にもするだろう、というような刹那的な生き方をするのだが、それは無鉄砲ながらエネルギッシュでもある。
若死にを描きながら、生命にあふれるイメージが面白い。
この生命の横溢は、まるで、昆虫みたいに思えた。
『ルネサンス哲学 付:イタリア紀行』
2013年3月12日 読書
ミルチア・エリアーデの『ルネサンス哲学 付:イタリア紀行』を読んだ。
「ルネサンス哲学」はエリアーデの学士論文。
本来の草案をあげておこう。
序:中世の形而上学とルネサンスの自然主義
1:ユマニスム、公会議とギリシア人の到来
2:古代的諸価値の復興
3:スペインにおけるルネサンス
4:北方ルネサンスの哲学
5:中間的諸体系-ジェロラモ・カルダーノ、ニコラス・クザーヌス、ジャンバティスタ・ポルタ
6:自然と経験の優位、哲学と科学-レオナルド、ガリレオ
7:ジョルダノ・ブルーノ
8:カンパネラと近代哲学の基礎
9:マキャベリと個人
結論
補遺:ルネサンス期の宗教的経験と教義の改革
本書では、このなかの1~3が収録されているが、残りの部分が書かれていたかどうかは不明らしい。
1章のギリシア人や、3章のスペイン・ルネサンスの人名など、全然知らない名前がバンバン出てきて、かなり刺激された。
「イタリア紀行」は学士論文に多少なりとも関わりのある、エリアーデ20歳、21歳のときの3回のイタリア紀行文。とはいえ、エリアーデはイタリアのガイドブック的なものを書こうとしたのではない。話はむしろ逆で、ガイドブックで仕入れたにわか知識をひけらかす半可通の観光客を皮肉たっぷりに描いている。エリアーデがまだ若いせいか、ひとの悪さがところどころ出ていて、面白い。
イタリア紀行の読みどころは、パピーニ、パンツィーニ、ボナイウティ、ジェンティーレとの対話だ。エリアーデ、21歳でこんな会話ができたんだ。すごい。
以下、目次。
ルネサンス哲学
1.ユマニスム、公会議とギリシア人の到来
2.古代的諸価値の復興と超克
3.スペインにおける哲学的ルネサンス
イタリア紀行(1927‐1928)
1927年
4月
ヴェネツィア
4月21日
ヴェネツィアでの旅ノート
4月27日
フィレンツェ 4月
フィレンツェ日記
ジョヴァンニ・パピーニとの取りとめのない会話
5月
パンツィーニのローマ
ナポリ、5月
旅のノート:ヴェスヴィオス-ポンペイ
アッバツィア
9月
感傷的な日記の数頁。ヴェネツィアの秋
1928年
ヴェネツィア、4月5日
タルヴィシオ-ヴェネツィア
ローマ、4月25日
ローマの形と色
Natale di Roma(ローマの誕生日)
4月28日
ティヴォリにて、博学者たちとともに
ローマ、5月
エルネスト・ボナイウティのもとにて
ローマ、5月9日
ジョヴァンニ・ジェンティーレを聴講して
1928年の4月28日の題名「博学者たちとともに」の「博学者」とは誰だったのか、というと、本文に、こうある。
「ルネサンス哲学」はエリアーデの学士論文。
本来の草案をあげておこう。
序:中世の形而上学とルネサンスの自然主義
1:ユマニスム、公会議とギリシア人の到来
2:古代的諸価値の復興
3:スペインにおけるルネサンス
4:北方ルネサンスの哲学
5:中間的諸体系-ジェロラモ・カルダーノ、ニコラス・クザーヌス、ジャンバティスタ・ポルタ
6:自然と経験の優位、哲学と科学-レオナルド、ガリレオ
7:ジョルダノ・ブルーノ
8:カンパネラと近代哲学の基礎
9:マキャベリと個人
結論
補遺:ルネサンス期の宗教的経験と教義の改革
本書では、このなかの1~3が収録されているが、残りの部分が書かれていたかどうかは不明らしい。
1章のギリシア人や、3章のスペイン・ルネサンスの人名など、全然知らない名前がバンバン出てきて、かなり刺激された。
「イタリア紀行」は学士論文に多少なりとも関わりのある、エリアーデ20歳、21歳のときの3回のイタリア紀行文。とはいえ、エリアーデはイタリアのガイドブック的なものを書こうとしたのではない。話はむしろ逆で、ガイドブックで仕入れたにわか知識をひけらかす半可通の観光客を皮肉たっぷりに描いている。エリアーデがまだ若いせいか、ひとの悪さがところどころ出ていて、面白い。
イタリア紀行の読みどころは、パピーニ、パンツィーニ、ボナイウティ、ジェンティーレとの対話だ。エリアーデ、21歳でこんな会話ができたんだ。すごい。
以下、目次。
ルネサンス哲学
1.ユマニスム、公会議とギリシア人の到来
2.古代的諸価値の復興と超克
3.スペインにおける哲学的ルネサンス
イタリア紀行(1927‐1928)
1927年
4月
ヴェネツィア
4月21日
ヴェネツィアでの旅ノート
4月27日
フィレンツェ 4月
フィレンツェ日記
ジョヴァンニ・パピーニとの取りとめのない会話
5月
パンツィーニのローマ
ナポリ、5月
旅のノート:ヴェスヴィオス-ポンペイ
アッバツィア
9月
感傷的な日記の数頁。ヴェネツィアの秋
1928年
ヴェネツィア、4月5日
タルヴィシオ-ヴェネツィア
ローマ、4月25日
ローマの形と色
Natale di Roma(ローマの誕生日)
4月28日
ティヴォリにて、博学者たちとともに
ローマ、5月
エルネスト・ボナイウティのもとにて
ローマ、5月9日
ジョヴァンニ・ジェンティーレを聴講して
1928年の4月28日の題名「博学者たちとともに」の「博学者」とは誰だったのか、というと、本文に、こうある。
ところでこの覚書の題名は嘘っぱちである。私はティヴォリにおしゃべりで好奇心の強い学会の博学者と一緒に行ったのではない。私はそこへはひとりで行った。
パトリス・シェロー監督の「王妃マルゴ」を見た。1994年。
イエイツの『ヴァロワ・タピスリーの謎』が面白くて、デュマの『王妃マルゴ』も面白すぎた。と、いうわけで、映画も見てみた。
ヴァロワの真珠、マルゴを演じるのはイザベル・アジャーニ。映画の最初のほうでは、マルゴ本来の淫蕩ぶりがよく出ており、ラ・モールと恋に落ちてからは、一途な女になるところも、史実(?)どおり。マルゴは「恋多き女」ではあったが、同時に複数の愛人をもったことはなかったそうなのである。
マルゴの夫、アンリ・ド・ナヴァールはダニエル・オートゥイユで、周囲がよってたかって彼を殺そうと陰謀をめぐらす中、うまく生き延びる賢さを演じていたと思う。
国王シャルル9世はジャン=ユーグ・アングラードが演じていて、これが名演!不安定で、ドジな死に方するところなど、まさにぴったりの情けなさ。
ヴィルナ・リージ演ずるカトリーヌ・ド・メディシスは、顔とかかなり肖像画に似せていたが、もっと怖い存在感があってもよかったかな。イエイツもデュマも、カトリーヌがとてつもないオーラで圧倒してたので。
ところで、この映画、僕はたまたま原作小説を読んでいたので、ストーリーを追うことができたが、いきなりこの映画を見ていたら、わからない部分もあったんじゃないか、と思う。たとえば、カトリーヌが内臓占いするところなど。
イエイツの『ヴァロワ・タピスリーの謎』が面白くて、デュマの『王妃マルゴ』も面白すぎた。と、いうわけで、映画も見てみた。
ヴァロワの真珠、マルゴを演じるのはイザベル・アジャーニ。映画の最初のほうでは、マルゴ本来の淫蕩ぶりがよく出ており、ラ・モールと恋に落ちてからは、一途な女になるところも、史実(?)どおり。マルゴは「恋多き女」ではあったが、同時に複数の愛人をもったことはなかったそうなのである。
マルゴの夫、アンリ・ド・ナヴァールはダニエル・オートゥイユで、周囲がよってたかって彼を殺そうと陰謀をめぐらす中、うまく生き延びる賢さを演じていたと思う。
国王シャルル9世はジャン=ユーグ・アングラードが演じていて、これが名演!不安定で、ドジな死に方するところなど、まさにぴったりの情けなさ。
ヴィルナ・リージ演ずるカトリーヌ・ド・メディシスは、顔とかかなり肖像画に似せていたが、もっと怖い存在感があってもよかったかな。イエイツもデュマも、カトリーヌがとてつもないオーラで圧倒してたので。
ところで、この映画、僕はたまたま原作小説を読んでいたので、ストーリーを追うことができたが、いきなりこの映画を見ていたら、わからない部分もあったんじゃないか、と思う。たとえば、カトリーヌが内臓占いするところなど。
CABIN~なすこるTV
2013年3月11日 映画
ドリュー・ゴダード監督のホラー映画「CABIN」を見た。
ありがちな設定のホラー映画かと思いきや、ありきたりの展開を次々と裏切って、はずしていく娯楽映画だった。
観客へのサービス精神にあふれていて、とても楽しかった。
これ以上書けないのが、なんとも惜しいけど。
ただ1つだけ書いておくと、からくりを暴いて、その手にのらない人物の設定がジャンキー、というのは、「コリドー」に似たあじわいがあった。
十三のテハンノで、午後8時から9時まで生放送している「なすこるTV」にゲスト出演。
荻野アサミちゃんが進行する番組で、インタビュー受けたり、パフォーマンスしたり。
パフォーマンスは、動きまくるラジカセの音をマイクで拾おうと悪戦苦闘するアサミちゃんのサポートを得て、フエラムネの演奏。
今回も、途中で何個も楽器を壊してしまった。
ありがちな設定のホラー映画かと思いきや、ありきたりの展開を次々と裏切って、はずしていく娯楽映画だった。
観客へのサービス精神にあふれていて、とても楽しかった。
これ以上書けないのが、なんとも惜しいけど。
ただ1つだけ書いておくと、からくりを暴いて、その手にのらない人物の設定がジャンキー、というのは、「コリドー」に似たあじわいがあった。
十三のテハンノで、午後8時から9時まで生放送している「なすこるTV」にゲスト出演。
荻野アサミちゃんが進行する番組で、インタビュー受けたり、パフォーマンスしたり。
パフォーマンスは、動きまくるラジカセの音をマイクで拾おうと悪戦苦闘するアサミちゃんのサポートを得て、フエラムネの演奏。
今回も、途中で何個も楽器を壊してしまった。
佐藤大地「さわれそうな立体的絵画」@アートスペース亜蛮人
2013年3月10日 芸術
弓場くんの追悼コンサートで、石上さんと大野さんの間に1時間ほどのインターバル(映像を流していた)があったので、アートスペース亜蛮人に行って、佐藤大地個展「さわれそうな立体的絵画」を見てきた。
ラファエロの「アテネの学堂」や、フェルメール、ミレーなどの美術作品を立体化していた。
これは場所が日本橋だけに、フィギュアやヴィネット、ジオラマと縁戚関係を感じそうだが、見たところ、美術作品を鑑賞している、という印象はきっちりキープできていた。
絵画に描かれていない裏側や横面など、美術だけでなく、歴史や当時の風俗なども知らないと出来ない作業で、よくぞこれを仕上げたものだ、と感心した。
ラファエロの「アテネの学堂」や、フェルメール、ミレーなどの美術作品を立体化していた。
これは場所が日本橋だけに、フィギュアやヴィネット、ジオラマと縁戚関係を感じそうだが、見たところ、美術作品を鑑賞している、という印象はきっちりキープできていた。
絵画に描かれていない裏側や横面など、美術だけでなく、歴史や当時の風俗なども知らないと出来ない作業で、よくぞこれを仕上げたものだ、と感心した。
弓場宗治追悼コンサート@なんばBEARS
2013年3月10日 ライブ午後1時から、なんばBEARSで「弓場宗治追悼コンサート」
12時半:会場
1時スタート
追悼コンサートの挨拶:尾崎伸行
1時5分 〜1時15分 保山宗明玉&自分BOX
1時20分〜40分 山本精一
1時45分〜2時5分 ELECTRIC BANANA MOON(村岡充+林大策+近藤良+能勢慶子)
2時10分〜2時20分 Asohgi
2時25分〜2時35分 池上タカトモ
2時40分〜2時50分 皆川圭市(NEGA)
2時55分〜3時15分 迎祐輔
3時20分〜3時35分 西本勝彦
3時40分〜3時55分 松本亀吉
4時〜4時20分 野津哉美(大名行列)
4時25分〜4時40分 CAVEMAN(a.k.a村上ゴンゾ)
4時45分〜5時 河合カズキラングレー(ウルトラファッカーズ)
5時5分〜5時25分 石上和也(DARUIN)
5時30分〜5時50分 大野雅彦(SOLMANIA)
5時55分〜6時15分 月極
6時20分〜6時40分 大谷義和(身長2m)
6時45分〜7時5分 豊田道倫
7時10分〜7時30分 スハラケイゾウ+ひろこりん+kazuo+BILL
7時35分〜7時50分 山下信子
7時55分〜8時15分 ジギーアテム
8時20分〜8時40分 向井千恵
8時45分〜9時5分 ニコライ丸濱
最終挨拶:尾崎伸行
実際の進行は、河合くんと石上和也さんの間にジギーアテムが入り、石上さんのあと、ライブ映像などを1時間ほど流すインターミッションがはさまれた。また、山下信子さんの前に、ガンジー石原が参加した。
弓場くんは、僕にとっては、桃山学院高校の後輩で、カリスマ教師、横田先生に薫陶を受けた仲間でもあった。横田先生は、よく「アカ」とか「キリスト教」と揶揄される影響力の強い先生で、弓場くんがマルクスの資本論に没頭したのも、きっと横田先生の影響なのだろうな、と思う。横田先生は弓場くんよりもずっと先に他界されており、向こうでも教えを乞うているのかもしれない。
12時半:会場
1時スタート
追悼コンサートの挨拶:尾崎伸行
1時5分 〜1時15分 保山宗明玉&自分BOX
1時20分〜40分 山本精一
1時45分〜2時5分 ELECTRIC BANANA MOON(村岡充+林大策+近藤良+能勢慶子)
2時10分〜2時20分 Asohgi
2時25分〜2時35分 池上タカトモ
2時40分〜2時50分 皆川圭市(NEGA)
2時55分〜3時15分 迎祐輔
3時20分〜3時35分 西本勝彦
3時40分〜3時55分 松本亀吉
4時〜4時20分 野津哉美(大名行列)
4時25分〜4時40分 CAVEMAN(a.k.a村上ゴンゾ)
4時45分〜5時 河合カズキラングレー(ウルトラファッカーズ)
5時5分〜5時25分 石上和也(DARUIN)
5時30分〜5時50分 大野雅彦(SOLMANIA)
5時55分〜6時15分 月極
6時20分〜6時40分 大谷義和(身長2m)
6時45分〜7時5分 豊田道倫
7時10分〜7時30分 スハラケイゾウ+ひろこりん+kazuo+BILL
7時35分〜7時50分 山下信子
7時55分〜8時15分 ジギーアテム
8時20分〜8時40分 向井千恵
8時45分〜9時5分 ニコライ丸濱
最終挨拶:尾崎伸行
実際の進行は、河合くんと石上和也さんの間にジギーアテムが入り、石上さんのあと、ライブ映像などを1時間ほど流すインターミッションがはさまれた。また、山下信子さんの前に、ガンジー石原が参加した。
弓場くんは、僕にとっては、桃山学院高校の後輩で、カリスマ教師、横田先生に薫陶を受けた仲間でもあった。横田先生は、よく「アカ」とか「キリスト教」と揶揄される影響力の強い先生で、弓場くんがマルクスの資本論に没頭したのも、きっと横田先生の影響なのだろうな、と思う。横田先生は弓場くんよりもずっと先に他界されており、向こうでも教えを乞うているのかもしれない。
今日は、京都円山公園に行って、「バイバイ原発3.9きょうと」に参加してきた。
円山公園ではライブやフリースピーチが行われていた。
ライブの場所とスピーチの場所が近すぎて、スピーチの声がうしろから聞こえてくる「インターナショナル」とかで聞こえなかったりするのは御愛嬌。
音楽堂でのメイン集会は、次のようなプログラム。
黙祷
主催者挨拶
スピーチ:菅野千景
スピーチ:アイリーン・美緒子・スミス
メッセージ及び政党代表・議員紹介
講演:「放射能時代を生きる3つのアクション」辛淑玉
ライブ:制服向上委員会
1.脱原発を目指して
2.おじいさんと同じ
3.Teach your children
4.ダッ!ダッ!脱原発の歌
東京でも脱原発イベントがあったため、制服向上委員会のメンバーは二手に分かれて出演。京都のほうに参加したのは、橋本美香会長と、清水花梨、香取優花、そして、振付師の娘さんの鈴木かれんの4人。イベント後のデモ行進には参加せずに食事する場所を探してウロウロしたのだが、はからずも、えんえんとデモ行進と併走するように移動することになった。
梅田ブルク7行って「第8回大阪アジアン映画祭」の映画を2本見た。
まずは、台湾映画「ポーとミーのチャチャ」
双子の女子高生と、優柔不断な男(妹のほうが好きだが告白できない)、単細胞な男(姉のほうが好きだが、双子だという事実を知らない)が巻き起こす、さわやかな学園青春ラブコメディ。男子たちは単純そのものなのだが、女子のほうは、双子であることについての葛藤などがあって、面白かった。
大阪アジアン映画祭、今日見たもう1本は香港映画「低俗喜劇」。映画のプロデューサーが、映画製作を志望する学生たちに語る、最低な現場の実情。内容は、下ネタ満載で、爆笑もの。70年代のセックスシンボル、邵音音(整形しまくり)が出てきたり、葉山豪が自身の役で登場して、「3Dセックス&禅」のネタで笑わせたり、ゲテモノ、獣姦、オナニーのやり方などなど、なんでもあり。一番気になったのは、「パチパチ飴」。ドンパッチを口に含んでブロウジョブを行うと、男は秒殺されてしまうらしい。痛そうな気もするけど、試した人の感想をきいてみたい。
映画は、冒頭に遅れて入ってくるお客さんのネタで客いじりをしたり、映画のフィルムが焼け溶けて、真っ白になったスクリーンに役者が出てきたり、と、寺山修司がやりそうなことまでしていて、面白い。
なお、今日はタワーレコードNU茶屋町に行ったら、小野恵令奈のライブに遭遇したり、帰路でなんば高島屋前で越野翔子の路上ライブに遭遇したりして、思わぬ楽しみもあった。
円山公園ではライブやフリースピーチが行われていた。
ライブの場所とスピーチの場所が近すぎて、スピーチの声がうしろから聞こえてくる「インターナショナル」とかで聞こえなかったりするのは御愛嬌。
音楽堂でのメイン集会は、次のようなプログラム。
黙祷
主催者挨拶
スピーチ:菅野千景
スピーチ:アイリーン・美緒子・スミス
メッセージ及び政党代表・議員紹介
講演:「放射能時代を生きる3つのアクション」辛淑玉
ライブ:制服向上委員会
1.脱原発を目指して
2.おじいさんと同じ
3.Teach your children
4.ダッ!ダッ!脱原発の歌
東京でも脱原発イベントがあったため、制服向上委員会のメンバーは二手に分かれて出演。京都のほうに参加したのは、橋本美香会長と、清水花梨、香取優花、そして、振付師の娘さんの鈴木かれんの4人。イベント後のデモ行進には参加せずに食事する場所を探してウロウロしたのだが、はからずも、えんえんとデモ行進と併走するように移動することになった。
梅田ブルク7行って「第8回大阪アジアン映画祭」の映画を2本見た。
まずは、台湾映画「ポーとミーのチャチャ」
双子の女子高生と、優柔不断な男(妹のほうが好きだが告白できない)、単細胞な男(姉のほうが好きだが、双子だという事実を知らない)が巻き起こす、さわやかな学園青春ラブコメディ。男子たちは単純そのものなのだが、女子のほうは、双子であることについての葛藤などがあって、面白かった。
大阪アジアン映画祭、今日見たもう1本は香港映画「低俗喜劇」。映画のプロデューサーが、映画製作を志望する学生たちに語る、最低な現場の実情。内容は、下ネタ満載で、爆笑もの。70年代のセックスシンボル、邵音音(整形しまくり)が出てきたり、葉山豪が自身の役で登場して、「3Dセックス&禅」のネタで笑わせたり、ゲテモノ、獣姦、オナニーのやり方などなど、なんでもあり。一番気になったのは、「パチパチ飴」。ドンパッチを口に含んでブロウジョブを行うと、男は秒殺されてしまうらしい。痛そうな気もするけど、試した人の感想をきいてみたい。
映画は、冒頭に遅れて入ってくるお客さんのネタで客いじりをしたり、映画のフィルムが焼け溶けて、真っ白になったスクリーンに役者が出てきたり、と、寺山修司がやりそうなことまでしていて、面白い。
なお、今日はタワーレコードNU茶屋町に行ったら、小野恵令奈のライブに遭遇したり、帰路でなんば高島屋前で越野翔子の路上ライブに遭遇したりして、思わぬ楽しみもあった。
井桁裕子「陶の人物像」@乙画廊~菅野修マンガデビュー40周年記念原画展@トランスポップギャラリー~ルチア・ドルチェ講演「イコン、焼香、弘法大師-19世紀英国における日本仏教のイメージ」@京大人文研
2013年3月8日 芸術
淀屋橋の乙画廊に行って、井桁裕子展「陶の人物像」を見てきた。
不定形の陶に埋もれるように同化する端正な人形。
クローンかと見紛う瓜二つ人形を作ってベルメールみたいに遊んでみせる作家さんだけど、今回はサザエの中からひょっこりと雛人形が顔を出したような風情で遊ぶ。面白い!
京都出町柳のトランスポップギャラリーに行って、「菅野修マンガデビュー40周年記念原画展」を見てきた。つげ義春の推薦文もあり、しかも面白い原画が安く売っているので、財布のひもをゆるめてみたが、僕の貧乏は、想像をこえてすさまじく、買うには至らなかった。ところで、菅野修は「かんの おさむ」とルビがちゃんと原画にもふられているのだが、「かんの しゅう」って言う人が多い気がする。
京都大学人文科学研究所行って、ロンドン大学東洋アフリカ学院のルチア・ドルチェによる講演「イコン、焼香、弘法大師-19世紀英国における日本仏教のイメージ」を聞いてきた。
1893年のシカゴ万国宗教会議で仏教徒がアメリカの聴衆に日本仏教を提示するよりも前に、日本の仏教はヨーロッパにおいて知られていた。この講演では、19世紀の英国において、日本仏教がどのように見られていたのかを、文献資料などをもとにして語られた。はじまりは、日本に滞在、あるいは旅行で訪れた英国人(最初の日本学者、プロトジャパノロジスト、って言ってたな)が、日本で見聞した仏教の姿を英国に伝えたものが中心となっている。
日本アジア協会が英文で読める論文を紀要に載せたり、タイムズが日本の仏教をとりあげたり、大英博物館で巨大な数珠や護摩壇が展示されたり、といったことを、適宜スライドを使って、解説。
焼香や儀式からカトリシズムに似たものと考えたり、浄土真宗にプロテスタントを見いだしたり、と、キリスト教の比較もされた。
19世紀の英国での日本仏教は、日蓮と浄土真宗をその典型ととらえており、とくに神道との習合を特徴として見られていた。その習合の立役者は弘法大師とされ、大師伝説ともあいまって、日本史全体をブッダの化身系譜の中の一章に読み直したワンダーメイカー(奇跡製造人?)と捕えられていた。
質疑応答では、英国が日本仏教を捉える見方に、日本の仏教徒によるアプローチの影響があったのかどうか、とか、空海が『古事記』を経典としていた、とする考え方に、当時の本居宣長経由の思考枠組みが影響していたのではないか、とか、19世紀英国で禅や中国の仏教が重視されていないのはなぜか、などなど、聴衆のレベルも高くて、知的好奇心が大いに刺激された。
不定形の陶に埋もれるように同化する端正な人形。
クローンかと見紛う瓜二つ人形を作ってベルメールみたいに遊んでみせる作家さんだけど、今回はサザエの中からひょっこりと雛人形が顔を出したような風情で遊ぶ。面白い!
京都出町柳のトランスポップギャラリーに行って、「菅野修マンガデビュー40周年記念原画展」を見てきた。つげ義春の推薦文もあり、しかも面白い原画が安く売っているので、財布のひもをゆるめてみたが、僕の貧乏は、想像をこえてすさまじく、買うには至らなかった。ところで、菅野修は「かんの おさむ」とルビがちゃんと原画にもふられているのだが、「かんの しゅう」って言う人が多い気がする。
京都大学人文科学研究所行って、ロンドン大学東洋アフリカ学院のルチア・ドルチェによる講演「イコン、焼香、弘法大師-19世紀英国における日本仏教のイメージ」を聞いてきた。
1893年のシカゴ万国宗教会議で仏教徒がアメリカの聴衆に日本仏教を提示するよりも前に、日本の仏教はヨーロッパにおいて知られていた。この講演では、19世紀の英国において、日本仏教がどのように見られていたのかを、文献資料などをもとにして語られた。はじまりは、日本に滞在、あるいは旅行で訪れた英国人(最初の日本学者、プロトジャパノロジスト、って言ってたな)が、日本で見聞した仏教の姿を英国に伝えたものが中心となっている。
日本アジア協会が英文で読める論文を紀要に載せたり、タイムズが日本の仏教をとりあげたり、大英博物館で巨大な数珠や護摩壇が展示されたり、といったことを、適宜スライドを使って、解説。
焼香や儀式からカトリシズムに似たものと考えたり、浄土真宗にプロテスタントを見いだしたり、と、キリスト教の比較もされた。
19世紀の英国での日本仏教は、日蓮と浄土真宗をその典型ととらえており、とくに神道との習合を特徴として見られていた。その習合の立役者は弘法大師とされ、大師伝説ともあいまって、日本史全体をブッダの化身系譜の中の一章に読み直したワンダーメイカー(奇跡製造人?)と捕えられていた。
質疑応答では、英国が日本仏教を捉える見方に、日本の仏教徒によるアプローチの影響があったのかどうか、とか、空海が『古事記』を経典としていた、とする考え方に、当時の本居宣長経由の思考枠組みが影響していたのではないか、とか、19世紀英国で禅や中国の仏教が重視されていないのはなぜか、などなど、聴衆のレベルも高くて、知的好奇心が大いに刺激された。
アレクサンドル・デュマの『王妃マルゴ』読了。鹿島茂の編訳。
全訳ではなく、半分ほどの長さの抄訳なのだが、とばした部分はあらすじで埋めてある。デュマ、面白いな。あらすじをたどるだけの章でも、ワクワクする面白さがあじわえた。また、普通なら「註」として書かれているところが、まるでコラムのような体裁で、歴史的背景などが読めて、これだけでも面白い読物になっていた。雰囲気は、カーの『九つの答』。
長さが半分とは言え、もともとが大長編なので、よみごたえはたっぷり。
そして、圧倒的な物語の面白さに驚いた。
イエイツの『ヴァロワ・タピスリーの謎』を読んで興味がわいてきて、ヴァロワの真珠とうたわれたマルゴの物語を読もう、と思ったのだが、ほんと、読んでよかった。
母后のカトリーヌのこわいことこわいこと!
以下、目次
第1章 ギーズ公のラテン語
美女スパイの使命
第2章 ナヴァール王妃の部屋
聖バルテルミーの虐殺の原因
第3章 王様詩人
第4章 1572年8月24日の晩
ベッドはひとつ
第5章 ルーヴル、および美徳一般について
第6章 返されたギーズ公の借り
第7章 1572年8月24日の夜
第8章 虐殺された人々
第9章 虐殺者
第10章 死か、ミサか、それともバスチーユか
第11章 イノサン墓地のサンザシ
第12章 打ち明け話
ルーヴル宮殿の中は…
第13章 すべての部屋をあける鍵
第14章 第二の初夜
結婚の「成立」
第15章 女が望むことは神も望む
第16章 死んだ敵の死体はいつでもいい匂いがする
第17章 アンブロワーズ・パレの同業者
第18章 死んだはずの男たち
第19章 カトリーヌ母后御用達の調香師のルネの居室
第20章 黒い雌鶏
調香師と占い
第21章 ソーヴ夫人の居室
第22章 陛下、陛下は王になられます
第23章 新たな改宗者
アランソン公の結婚話
第24章 ティゾン街とクロシュ=ペルセ街
第25章 サクランボ色のマント
第26章 マルガリータ
マルゴのスキャンダル
第27章 神の手
第28章 ローマからの書簡
第29章 出発
第30章 モールヴェル
第31章 猟犬狩猟
第32章 友情
第33章 シャルル九世の感謝
第34章 神は命ずる
第35章 王たちの夜
第36章 アナグラム
マリー・トゥシェのその後
第37章 ルーヴルへの帰還
第38章 カトリーヌ母后の飾り紐
第39章 復讐計画
アンジュー公、ポーランド王となる
第40章 呪われた一族
第41章 占い
第42章 失踪の真相
第43章 外交使節団
第44章 オレステスとピュラデス
第45章 オルトン
第46章 『星空亭』
第47章 ド・ムイ・ド・サン=ファール
第48章 ひとつの王冠に二つの頭
第49章 狩猟の本
第50章 鷹狩り
第51章 フランソワ一世の館
第52章 尋問
第53章 アクテオン
第54章 ヴァンセンヌの森
第55章 蝋人形
第56章 目に見えない盾
第57章 判事たち
第58章 足枷責め
第59章 礼拝堂
第60章 サン=ジャン=アン=グレーヴ広場
第61章 晒しの塔
第62章 血の汗
第63章 ヴァンセンヌの主塔の展望台
第64章 摂政
第65章 国王崩御、国王万歳!
第66章 エピローグ
マルゴとアンリ・ド・ナヴァールのその後
全訳ではなく、半分ほどの長さの抄訳なのだが、とばした部分はあらすじで埋めてある。デュマ、面白いな。あらすじをたどるだけの章でも、ワクワクする面白さがあじわえた。また、普通なら「註」として書かれているところが、まるでコラムのような体裁で、歴史的背景などが読めて、これだけでも面白い読物になっていた。雰囲気は、カーの『九つの答』。
長さが半分とは言え、もともとが大長編なので、よみごたえはたっぷり。
そして、圧倒的な物語の面白さに驚いた。
イエイツの『ヴァロワ・タピスリーの謎』を読んで興味がわいてきて、ヴァロワの真珠とうたわれたマルゴの物語を読もう、と思ったのだが、ほんと、読んでよかった。
母后のカトリーヌのこわいことこわいこと!
以下、目次
第1章 ギーズ公のラテン語
美女スパイの使命
第2章 ナヴァール王妃の部屋
聖バルテルミーの虐殺の原因
第3章 王様詩人
第4章 1572年8月24日の晩
ベッドはひとつ
第5章 ルーヴル、および美徳一般について
第6章 返されたギーズ公の借り
第7章 1572年8月24日の夜
第8章 虐殺された人々
第9章 虐殺者
第10章 死か、ミサか、それともバスチーユか
第11章 イノサン墓地のサンザシ
第12章 打ち明け話
ルーヴル宮殿の中は…
第13章 すべての部屋をあける鍵
第14章 第二の初夜
結婚の「成立」
第15章 女が望むことは神も望む
第16章 死んだ敵の死体はいつでもいい匂いがする
第17章 アンブロワーズ・パレの同業者
第18章 死んだはずの男たち
第19章 カトリーヌ母后御用達の調香師のルネの居室
第20章 黒い雌鶏
調香師と占い
第21章 ソーヴ夫人の居室
第22章 陛下、陛下は王になられます
第23章 新たな改宗者
アランソン公の結婚話
第24章 ティゾン街とクロシュ=ペルセ街
第25章 サクランボ色のマント
第26章 マルガリータ
マルゴのスキャンダル
第27章 神の手
第28章 ローマからの書簡
第29章 出発
第30章 モールヴェル
第31章 猟犬狩猟
第32章 友情
第33章 シャルル九世の感謝
第34章 神は命ずる
第35章 王たちの夜
第36章 アナグラム
マリー・トゥシェのその後
第37章 ルーヴルへの帰還
第38章 カトリーヌ母后の飾り紐
第39章 復讐計画
アンジュー公、ポーランド王となる
第40章 呪われた一族
第41章 占い
第42章 失踪の真相
第43章 外交使節団
第44章 オレステスとピュラデス
第45章 オルトン
第46章 『星空亭』
第47章 ド・ムイ・ド・サン=ファール
第48章 ひとつの王冠に二つの頭
第49章 狩猟の本
第50章 鷹狩り
第51章 フランソワ一世の館
第52章 尋問
第53章 アクテオン
第54章 ヴァンセンヌの森
第55章 蝋人形
第56章 目に見えない盾
第57章 判事たち
第58章 足枷責め
第59章 礼拝堂
第60章 サン=ジャン=アン=グレーヴ広場
第61章 晒しの塔
第62章 血の汗
第63章 ヴァンセンヌの主塔の展望台
第64章 摂政
第65章 国王崩御、国王万歳!
第66章 エピローグ
マルゴとアンリ・ド・ナヴァールのその後
ケン・スコット監督、脚本のカナダ映画「人生、ブラボー!」を見た。
精子提供で533人の子供がいることが判明したダメ男の物語。
ひどい借金取立てにあい、大麻栽培しようとしたりして、妊娠中の恋人からもあいそをつかされていた男が、自分の遺伝子上の子供たちに会っていくうちに、父親としての行動をとりはじめる。
まるで、精子版の舞踏会の手帖。
同じ人間の精子から誕生していても、花形サッカー選手やら、路上ミュージシャンやら、脳性マヒで車椅子とか、麻薬中毒とか、同性愛とか、プールの監視員とか、みんな違う人生を送っているんだ。当たり前のことかもしれないけど。
ダメ人間は出てくるけど、悪人のいない世界で、ほんわかした。
精子提供で533人の子供がいることが判明したダメ男の物語。
ひどい借金取立てにあい、大麻栽培しようとしたりして、妊娠中の恋人からもあいそをつかされていた男が、自分の遺伝子上の子供たちに会っていくうちに、父親としての行動をとりはじめる。
まるで、精子版の舞踏会の手帖。
同じ人間の精子から誕生していても、花形サッカー選手やら、路上ミュージシャンやら、脳性マヒで車椅子とか、麻薬中毒とか、同性愛とか、プールの監視員とか、みんな違う人生を送っているんだ。当たり前のことかもしれないけど。
ダメ人間は出てくるけど、悪人のいない世界で、ほんわかした。
アートスペース亜蛮人に行って、
1階展示「堺市立工業高校、堺市立高校美術部OB展」と
2階展示「あの娘は3人にみえるvol.2」を見た。
1階展示に仏像をモチーフにした作品などを見つけ、若い人にも仏像は何らかのアイコンとして存在できるんだ、と再確認。
2階展示は、がらりと雰囲気を変えて、現代アートの深い部分。
原田ちあきさんの作品は、フライヤーなどでよく見ていたので、それらの印象ともあいまって、禁忌に触れるぎりぎりのきやきや感。
アマリさんの作品は、今回、1階展示や原田さんの作品との対比のせいか、すごくまっとうに前衛芸術の道を歩んでいるんだな、と思えた。
2階は、靴を脱いで、プチプチのエアーシートの上を歩くようになっていて、箱詰めに使う緩衝材にすわって観る映像など、触覚にも訴える仕掛けがしてあった。これはダリ経由なのかな。
1階展示「堺市立工業高校、堺市立高校美術部OB展」と
2階展示「あの娘は3人にみえるvol.2」を見た。
1階展示に仏像をモチーフにした作品などを見つけ、若い人にも仏像は何らかのアイコンとして存在できるんだ、と再確認。
2階展示は、がらりと雰囲気を変えて、現代アートの深い部分。
原田ちあきさんの作品は、フライヤーなどでよく見ていたので、それらの印象ともあいまって、禁忌に触れるぎりぎりのきやきや感。
アマリさんの作品は、今回、1階展示や原田さんの作品との対比のせいか、すごくまっとうに前衛芸術の道を歩んでいるんだな、と思えた。
2階は、靴を脱いで、プチプチのエアーシートの上を歩くようになっていて、箱詰めに使う緩衝材にすわって観る映像など、触覚にも訴える仕掛けがしてあった。これはダリ経由なのかな。
カフェde演芸 春野恵子・旭堂南青ふたり会@絵本カフェholo holo
2013年3月4日 古典芸能絵本カフェholo holoで午後7時30分から「カフェde演芸 春野恵子・旭堂南青ふたり会」
旭堂南青 「左甚五郎傳 京人形」
春野恵子 「番町皿屋敷~お菊と播磨」
講談と浪曲。
イベント前後のふたりのトークは、演芸に関する知識やエピソードを聞けて、楽しかった。上方講談では、「四谷怪談」がお止めのネタになっていて、なぜ「四谷怪談」をしなくなったのか、というエピソードとか。
旭堂南青 「左甚五郎傳 京人形」
春野恵子 「番町皿屋敷~お菊と播磨」
講談と浪曲。
イベント前後のふたりのトークは、演芸に関する知識やエピソードを聞けて、楽しかった。上方講談では、「四谷怪談」がお止めのネタになっていて、なぜ「四谷怪談」をしなくなったのか、というエピソードとか。
10minutesグランプリ大会@BEARS
2013年3月3日 アイドル
本日は、保山ひャンの生誕祝い自作自演!
3月3日(日)10minutesグランプリ大会
14:30~open挨拶/説明
15:00~entry LIVE
(全11組 各10分)
1.うてなゆき
2.MITSUNA
3.PAPURIKA
4.マジカルエミちゃん(欠場)
5.リあ326
6.逢沢ありあ
7.花井なお
8.中原みりん
9.野中ひゆ
10.あくりる*がっしゅ
11.えりこぎたー
(17:30までに終了)
17:45 GPのみ発表(各賞は21時)
(GPの方はなんばhatchに移動、そのまま出演スタンバイ)
18:15~KIDZGUEST LIVE
(各20分)
久保綾音
山川美優
RiMi☆cherry
北村來嶺彩
19:45~GUEST LIVE
(各15分)
くろはた☆ひるね
めばちっ娘クラブ
20:30~各賞発表
21:00~スペシャルゲストライブ
終演後、物販あり。
MC
保山ひャン
Bカシワギ
フランクフルト
深夜喫茶銭ゲバ
当日2000円/予約1500円
なんばBEARS
飲食物持込可
再入場可
難波BEARS
〒556-0011 大阪市浪速区難波中3-14-5新日本難波ビルB1
TEL&FAX 06-6649-5564
BEARS HomePage http://namba-bears.main.jp/ Mail info@namba-bears.main.jp
浪速区役所すじむかい、ジンオートレンタカーの隣のビル地下1階
最寄り駅は、なんば駅、または大国町駅。
グランプリは、逢沢ありあ
オカノアキラ賞は、中原みりん
令丈ヒロ子賞は、花井なお
安齋レオ賞は、うてなゆき
524524先生賞は、あくりるがっしゅ
tsunamix賞は、逢沢ありあ(W受賞!)
でした。
次の10minutesのシーズンは、趣向を変えて、5月19日のお昼に開催です。
3月3日(日)10minutesグランプリ大会
14:30~open挨拶/説明
15:00~entry LIVE
(全11組 各10分)
1.うてなゆき
2.MITSUNA
3.PAPURIKA
4.マジカルエミちゃん(欠場)
5.リあ326
6.逢沢ありあ
7.花井なお
8.中原みりん
9.野中ひゆ
10.あくりる*がっしゅ
11.えりこぎたー
(17:30までに終了)
17:45 GPのみ発表(各賞は21時)
(GPの方はなんばhatchに移動、そのまま出演スタンバイ)
18:15~KIDZGUEST LIVE
(各20分)
久保綾音
山川美優
RiMi☆cherry
北村來嶺彩
19:45~GUEST LIVE
(各15分)
くろはた☆ひるね
めばちっ娘クラブ
20:30~各賞発表
21:00~スペシャルゲストライブ
終演後、物販あり。
MC
保山ひャン
Bカシワギ
フランクフルト
深夜喫茶銭ゲバ
当日2000円/予約1500円
なんばBEARS
飲食物持込可
再入場可
難波BEARS
〒556-0011 大阪市浪速区難波中3-14-5新日本難波ビルB1
TEL&FAX 06-6649-5564
BEARS HomePage http://namba-bears.main.jp/ Mail info@namba-bears.main.jp
浪速区役所すじむかい、ジンオートレンタカーの隣のビル地下1階
最寄り駅は、なんば駅、または大国町駅。
グランプリは、逢沢ありあ
オカノアキラ賞は、中原みりん
令丈ヒロ子賞は、花井なお
安齋レオ賞は、うてなゆき
524524先生賞は、あくりるがっしゅ
tsunamix賞は、逢沢ありあ(W受賞!)
でした。
次の10minutesのシーズンは、趣向を変えて、5月19日のお昼に開催です。
心斎橋OPAで滝口ミラ個展「きたなカワイイ展」
滝口ミラがイラストに、前向きのいい言葉を添えている。
こりゃ、うれしい。
午後5時から、天満橋のRAW TRACKSで「第一回関西プログレ祭」。
3バンド出演。出演順に。
Abczeni(キングクリムゾンのトリビュートバンド)はアルバム「クリムゾンキングの宮殿」「RED」「太陽と旋律」からチョイス。
バンド名は、アルバム「太陽と戦慄」に収録されている「イージーマネー」を翻訳したもの(あぶく銭)。
曲間に、ネットで仕入れたキングクリムゾン豆知識が披露されるのが、愉快。
1.The Court of the Crimson King (クリムゾン・キングの宮殿)
2.moonchild(ムーンチャイルド)
3.RED(レッド)
4.Book of Saturday(土曜日の本)
5.Lark’s Tongues in Aspic,Part2(太陽と戦慄パート2)
6.Starless(スターレス)
7.21st Century Schizoid Man (21世紀の精神異常者)
Meddle(ピンクフロイドのトリビュートバンド)はアルバム「狂気」「原子心母」「アニマルズ」からの選曲。最初「狂気」のA面を順番にやってたと思うけど、「オン・ザ・ラン」はしなかったように記憶してるけど、どうかあやふや。「原子心母」もまんまやるのではなく、短めにしてた。
1.Speak to Me(スピーク・トゥ・ミー)
2.Breathe(生命の息吹)
3.Time(タイム)
4.Atom Heart Mother(原子心母)
5.Dogs(ドッグ)
6.Pigs(ピッグス)
7.Sheep(シープ)
Tradicia(ELPのトリビュートバンド)はアルバム「トリロジー」「恐怖の頭脳改革」「タルカス」から。UKの「ランデブー6:02」(アルバム「デンジャー・マネー」)を挟んでいたのは、ELPと同じく三人組だから、と説明してた。ライブのMCで、このバンドはちょっと前まで4人組でジェネシスやイエスのカバーもしていた、と言ってた。「タルカス」は今回ピアノ中心バージョンで。
1.Hoedown(ホウダウン)
2.Jerusalem(聖地エルサレム)
3.Tarkus(タルカス)
4.Rendezvous 6:02(ランデブー6:02)
5.Kam Evil 9(悪の教典#9)
以下、アンコール
6.Jerusalem(聖地エルサレム)
各バンドが約1時間ずつライブしたので、プログレの楽しさが伝わりやすく、これはいいイベントだった。
お客さんの数も多く、2回目、3回目の開催が今から待たれる。
滝口ミラがイラストに、前向きのいい言葉を添えている。
こりゃ、うれしい。
午後5時から、天満橋のRAW TRACKSで「第一回関西プログレ祭」。
3バンド出演。出演順に。
Abczeni(キングクリムゾンのトリビュートバンド)はアルバム「クリムゾンキングの宮殿」「RED」「太陽と旋律」からチョイス。
バンド名は、アルバム「太陽と戦慄」に収録されている「イージーマネー」を翻訳したもの(あぶく銭)。
曲間に、ネットで仕入れたキングクリムゾン豆知識が披露されるのが、愉快。
1.The Court of the Crimson King (クリムゾン・キングの宮殿)
2.moonchild(ムーンチャイルド)
3.RED(レッド)
4.Book of Saturday(土曜日の本)
5.Lark’s Tongues in Aspic,Part2(太陽と戦慄パート2)
6.Starless(スターレス)
7.21st Century Schizoid Man (21世紀の精神異常者)
Meddle(ピンクフロイドのトリビュートバンド)はアルバム「狂気」「原子心母」「アニマルズ」からの選曲。最初「狂気」のA面を順番にやってたと思うけど、「オン・ザ・ラン」はしなかったように記憶してるけど、どうかあやふや。「原子心母」もまんまやるのではなく、短めにしてた。
1.Speak to Me(スピーク・トゥ・ミー)
2.Breathe(生命の息吹)
3.Time(タイム)
4.Atom Heart Mother(原子心母)
5.Dogs(ドッグ)
6.Pigs(ピッグス)
7.Sheep(シープ)
Tradicia(ELPのトリビュートバンド)はアルバム「トリロジー」「恐怖の頭脳改革」「タルカス」から。UKの「ランデブー6:02」(アルバム「デンジャー・マネー」)を挟んでいたのは、ELPと同じく三人組だから、と説明してた。ライブのMCで、このバンドはちょっと前まで4人組でジェネシスやイエスのカバーもしていた、と言ってた。「タルカス」は今回ピアノ中心バージョンで。
1.Hoedown(ホウダウン)
2.Jerusalem(聖地エルサレム)
3.Tarkus(タルカス)
4.Rendezvous 6:02(ランデブー6:02)
5.Kam Evil 9(悪の教典#9)
以下、アンコール
6.Jerusalem(聖地エルサレム)
各バンドが約1時間ずつライブしたので、プログレの楽しさが伝わりやすく、これはいいイベントだった。
お客さんの数も多く、2回目、3回目の開催が今から待たれる。