ダン・ブラウンの『天使と悪魔』を読んだ。
イルミナティ入会暗号史跡めぐり。
キーパーソンはベルニーニ。
かつて、僕はテレビで、ナチズムの復活とベルニーニの事蹟の関連性を説いたことがある。(時代劇占い)
そのとき、名前忘れたけど、女性司会者に、真っ向から反対されてドン引きされたのを思い出した。
イルミナティ入会暗号史跡めぐり。
キーパーソンはベルニーニ。
かつて、僕はテレビで、ナチズムの復活とベルニーニの事蹟の関連性を説いたことがある。(時代劇占い)
そのとき、名前忘れたけど、女性司会者に、真っ向から反対されてドン引きされたのを思い出した。
『戦車のような彼女たち』
2013年4月23日 読書上遠野浩平の『戦車のような彼女たち』を読んだ。
以下、目次
ゴリアテに生き甲斐はないパート1
ポルシェ式ヤークト・ティーガー
すずめばちがサヨナラというとき
オルガンのバランス
鼠
ヘンシェル式ケーニッヒス・ティーガー
ゴリアテに生き甲斐はないパート2
以下、目次
ゴリアテに生き甲斐はないパート1
ポルシェ式ヤークト・ティーガー
すずめばちがサヨナラというとき
オルガンのバランス
鼠
ヘンシェル式ケーニッヒス・ティーガー
ゴリアテに生き甲斐はないパート2
聖霊会@四天王寺~オデット
2013年4月22日 映画四天王寺で、年に一度の聖霊会。ここ数年、雨が降ったりして見にこれなかったので、今年晴天のチャンスを逃すわけにはいかない。
以下、式次第。(式次第をもらったわけではないので、誤りがあるかも)
道行
舞台前庭儀
両舎利入堂
惣礼伽陀 附物
衆僧入堂
諸役別座
楽舎揚幕
集会乱声 左右楽舎乱声
振鉾 三節
楽 河水楽
御上帳
御手水
舞楽 蘇利古
楽 廻盃楽
両舎利登高座
諷誦文
願文
舞楽 萬歳楽
行事鐘
楽 十天楽
伝供
行事鐘
菩薩
獅子
舞楽 迦陵頻
舞楽 胡蝶
行事鐘
楽 承和楽
祭文
行事鐘
楽 賀王恩
唄匿
散華
大行道 道楽
一曲 鳥向楽
行事鐘
舞楽 綾切
楽 延喜楽
梵音
錫杖
楽 長慶子
両舎利降高座
舞楽 太平楽
入調
舞楽 抜頭
還御
12時半からはじまったのが、終わると午後6時。
オデットを見た。
以下、式次第。(式次第をもらったわけではないので、誤りがあるかも)
道行
舞台前庭儀
両舎利入堂
惣礼伽陀 附物
衆僧入堂
諸役別座
楽舎揚幕
集会乱声 左右楽舎乱声
振鉾 三節
楽 河水楽
御上帳
御手水
舞楽 蘇利古
楽 廻盃楽
両舎利登高座
諷誦文
願文
舞楽 萬歳楽
行事鐘
楽 十天楽
伝供
行事鐘
菩薩
獅子
舞楽 迦陵頻
舞楽 胡蝶
行事鐘
楽 承和楽
祭文
行事鐘
楽 賀王恩
唄匿
散華
大行道 道楽
一曲 鳥向楽
行事鐘
舞楽 綾切
楽 延喜楽
梵音
錫杖
楽 長慶子
両舎利降高座
舞楽 太平楽
入調
舞楽 抜頭
還御
12時半からはじまったのが、終わると午後6時。
オデットを見た。
『人間の尊厳と800メートル』
2013年4月16日 読書
深水黎一郎の短編集『人間の尊厳と800メートル』を読んだ。
以下、目次。
人間の尊厳と800メートル
北欧二題
特別警戒態勢
完全犯罪あるいは善人の見えない牙
蜜月旅行 LUNE DE MIEL
深水黎一郎は現代のメフィスト賞作家なのだが、この短編集を読んで感じたのは、意外なまでのオーソドックスさだった。たとえば、表題作。バーなどで、見知らぬ男が不思議な話をしはじめる、という物語は、まるで「新青年傑作選」にあってもおかしくない世界。不思議な話をその不思議さだけで最後まで読ませてしまうのが、新青年の作家や、パピーニだとしたら、メフィスト賞作家は、それにどんでん返しを2つほど付け加えないことには作品として十分でない、と判断する。しかし、物語の魅力は不思議な話の部分にかかっている、と僕は思っていて、最後のどんでん返しは、蛇足に思えた。たぶん、この作品が賞を獲得したのは、タネあかしやどんでん返しのたたみかけが評価されたのだとはわかっているのだが。
「北欧二題」なども、クラシックな味わいがあってよかった。
以下、目次。
人間の尊厳と800メートル
北欧二題
特別警戒態勢
完全犯罪あるいは善人の見えない牙
蜜月旅行 LUNE DE MIEL
深水黎一郎は現代のメフィスト賞作家なのだが、この短編集を読んで感じたのは、意外なまでのオーソドックスさだった。たとえば、表題作。バーなどで、見知らぬ男が不思議な話をしはじめる、という物語は、まるで「新青年傑作選」にあってもおかしくない世界。不思議な話をその不思議さだけで最後まで読ませてしまうのが、新青年の作家や、パピーニだとしたら、メフィスト賞作家は、それにどんでん返しを2つほど付け加えないことには作品として十分でない、と判断する。しかし、物語の魅力は不思議な話の部分にかかっている、と僕は思っていて、最後のどんでん返しは、蛇足に思えた。たぶん、この作品が賞を獲得したのは、タネあかしやどんでん返しのたたみかけが評価されたのだとはわかっているのだが。
「北欧二題」なども、クラシックな味わいがあってよかった。
キッズ・オールライト、イアン・アンダーソン@サンケイホールブリーゼ
2013年4月15日 ライブ
リサ・チョロデンコ監督の「キッズ・オールライト」を見た。2010年。
レズカップルの子供が精子提供した父親に会いに行く。
タイトルどおり、親の不安定さに比べて、子供はしっかりしてる!
サンケイホールブリーゼで、イアン・アンダーソンライブ。
「Thick As a Brick 」を全曲再現する。
第1部 Thick As a Brick
第2部 Thick As a Brick 2
アンコール ロコモーティブ・ブレス
ステージを清掃するパフォーマンスからはじまるが、明らかにそれが外国人たちで、スタッフなりメンバーなりだとわかるはずなのに、いつまでも私語を続けるおばちゃんたちが隣にいたが、前の席のお客さんにたしなめられて、口にチャック。ほっとした。
レズカップルの子供が精子提供した父親に会いに行く。
タイトルどおり、親の不安定さに比べて、子供はしっかりしてる!
サンケイホールブリーゼで、イアン・アンダーソンライブ。
「Thick As a Brick 」を全曲再現する。
第1部 Thick As a Brick
第2部 Thick As a Brick 2
アンコール ロコモーティブ・ブレス
ステージを清掃するパフォーマンスからはじまるが、明らかにそれが外国人たちで、スタッフなりメンバーなりだとわかるはずなのに、いつまでも私語を続けるおばちゃんたちが隣にいたが、前の席のお客さんにたしなめられて、口にチャック。ほっとした。
文学フリマin大阪に行ってきた。
懐具合が許せば、すべてのブースで本を買いたいほど、読みたい欲望にとらわれた。
二次創作があんまり好きじゃない僕にとっては、夢のような集いでした。
『星座盤』vol.6
丸黄うりぽ「たがみ先生とデート」がお目当て。
『紙の駒.zone』
将棋短歌と将棋小説。大笑い。
『DUKDUK』2
小栗虫太郎関連資料集「特集・探偵の科学」
『黒死館逍遥』11
黒死館庭園術 または不毛の研究
『黒死館逍遥』12
REGENDA NEGRA漆黒伝説 『黒死館』民俗伝承と偽・聖者伝
ヤマダ電機LABI1なんばで、将棋イベント。
写真は、電王戦で名をはせた船江五段が、8枚落ちのめかくし将棋をしてるところ。
この後の将棋棋士への質疑応答は、いつまでたっても質問の手があがり続けて、はっきり言って、最近見たどのライブよりも白熱してた。
なんばBEARSで豊川座敷の雨敷、いったんぶ、阿弥陀、SEMUSHIのライブ。
懐具合が許せば、すべてのブースで本を買いたいほど、読みたい欲望にとらわれた。
二次創作があんまり好きじゃない僕にとっては、夢のような集いでした。
『星座盤』vol.6
丸黄うりぽ「たがみ先生とデート」がお目当て。
『紙の駒.zone』
将棋短歌と将棋小説。大笑い。
『DUKDUK』2
小栗虫太郎関連資料集「特集・探偵の科学」
『黒死館逍遥』11
黒死館庭園術 または不毛の研究
『黒死館逍遥』12
REGENDA NEGRA漆黒伝説 『黒死館』民俗伝承と偽・聖者伝
ヤマダ電機LABI1なんばで、将棋イベント。
写真は、電王戦で名をはせた船江五段が、8枚落ちのめかくし将棋をしてるところ。
この後の将棋棋士への質疑応答は、いつまでたっても質問の手があがり続けて、はっきり言って、最近見たどのライブよりも白熱してた。
なんばBEARSで豊川座敷の雨敷、いったんぶ、阿弥陀、SEMUSHIのライブ。
芦屋小雁が語る「京都喜劇映画の黄金時代」@神戸映画資料館
2013年4月13日 映画神戸映画資料館に行って、芦屋小雁が語る「京都喜劇映画の黄金時代」を見てきた。
「大当り三代記」「てなもんや三度笠」「大笑い殿様道中」「吹けば飛ぶよな男だが」「悪名一番勝負」「続番頭はんと丁稚どん」そして「忍たま乱太郎」
面白かった~。懐かしくも貴重な話満載。
ただ、大阪駅まで行ったら地震でJRが止まってて、阪急~地下鉄経由に変えたタイムロスで、最初のほう聞けなかったのが残念。
「大当り三代記」「てなもんや三度笠」「大笑い殿様道中」「吹けば飛ぶよな男だが」「悪名一番勝負」「続番頭はんと丁稚どん」そして「忍たま乱太郎」
面白かった~。懐かしくも貴重な話満載。
ただ、大阪駅まで行ったら地震でJRが止まってて、阪急~地下鉄経由に変えたタイムロスで、最初のほう聞けなかったのが残念。
月夜乃散歩作品展「幻想と乖離のメランコリー協奏曲」@アートスペース亜蛮人
2013年4月12日 芸術アートスペース亜蛮人で、
月夜乃散歩作品展「幻想と乖離のメランコリー協奏曲」
イラストレーションや漫画で表現しそうなことを、写真でやってのけた作品群でした。
モチーフは、どんぴしゃストライク!
月夜乃散歩作品展「幻想と乖離のメランコリー協奏曲」
イラストレーションや漫画で表現しそうなことを、写真でやってのけた作品群でした。
モチーフは、どんぴしゃストライク!
『仁木悦子少年小説コレクション 第一巻 灰色の手帳』
2013年4月11日 読書『仁木悦子少年小説コレクション 第一巻 灰色の手帳』を読んだ。
まとめて読めるのはうれしい。「消えたおじさん」は東都版。
午後七時の怪事件
宝石が盗まれた…/犯人はほかにいる…/午後七時にアリバイがある…/裏口があった…/文子と正夫の大てがら…
みどりの香炉
なぞの写真(岸田はるみ挿絵)
ころちゃんのゆでたまご
七百まいの一円玉
消えたリュックサック
遠足の朝/汽車の中で/リュックがない/ぼうえん鏡/やみの世界/大きな石/あなの中の四人/ピストルのひき算/お城の地下道/大てがら
灰色の手帳
消えたおじさん
1.五丁目の朝
2.手がかりを追って
3.エムゴカロのなぞ
4.クイズの答え
5.冒険
6.やねうらのへや
7.かいだんの格闘
8.やみの中の足音
9.包みのなかみ
10.耳かざり
11.土の中に
12.思いがけぬ話
13.ハジキのミネという男
14.追跡されて
15.新聞と帽子
16.ふたたびとりこに
17.「キケン タスケテクレ」
18.屋上で
19.なぞはとける
20.明るい朝
随筆編
Kへの手紙
最初の愛読書
女性と推理
読むこと 書くこと
「霧の会」発足について
少年推理小説の異色作
あたたかく やさしく 美しく
あのころのこと
数学・パズル・推理小説
推理小説と私
乱歩先生のこと
気楽な時代
「こしらえもの」ということ
強烈なスパイス
クリスティーという人
落ち穂ひろい くずひろい
ミステリーこの一冊
半透明のカバー
カラー版の夢
三十年前のこと
たのしい少年推理小説 杉みき子
「霧の会」のことなど 夏樹静子
まとめて読めるのはうれしい。「消えたおじさん」は東都版。
午後七時の怪事件
宝石が盗まれた…/犯人はほかにいる…/午後七時にアリバイがある…/裏口があった…/文子と正夫の大てがら…
みどりの香炉
なぞの写真(岸田はるみ挿絵)
ころちゃんのゆでたまご
七百まいの一円玉
消えたリュックサック
遠足の朝/汽車の中で/リュックがない/ぼうえん鏡/やみの世界/大きな石/あなの中の四人/ピストルのひき算/お城の地下道/大てがら
灰色の手帳
消えたおじさん
おじさんがふんしつしちゃったんだ。
ほんとなんだよ。
ふんしつしたおじさんをみつけだすために、
ぼくはどのくらいくしんしたことか-
1.五丁目の朝
2.手がかりを追って
3.エムゴカロのなぞ
4.クイズの答え
5.冒険
6.やねうらのへや
7.かいだんの格闘
8.やみの中の足音
9.包みのなかみ
10.耳かざり
11.土の中に
12.思いがけぬ話
13.ハジキのミネという男
14.追跡されて
15.新聞と帽子
16.ふたたびとりこに
17.「キケン タスケテクレ」
18.屋上で
19.なぞはとける
20.明るい朝
随筆編
Kへの手紙
最初の愛読書
女性と推理
読むこと 書くこと
「霧の会」発足について
少年推理小説の異色作
あたたかく やさしく 美しく
あのころのこと
数学・パズル・推理小説
推理小説と私
乱歩先生のこと
気楽な時代
「こしらえもの」ということ
強烈なスパイス
クリスティーという人
落ち穂ひろい くずひろい
ミステリーこの一冊
半透明のカバー
カラー版の夢
三十年前のこと
たのしい少年推理小説 杉みき子
「霧の会」のことなど 夏樹静子
『蘭郁二郎探偵小説選1』
2013年4月10日 読書『蘭郁二郎探偵小説選1』を読んだ。
蘭郁二郎というと、日本のSFの古典みたいな印象でいたから、今回のような、探偵小説を読めるのはうれしい。しかも、探偵小説が書くことなど許されなかったはず、と思い込んでいた時代の作品!そんな時代はなかった、ということなのだろうか。
以下、目次。
月澤俊平の事件簿
「闇に溶ける男」
呼止めた少女/落したハンカチ/同じ徽章の男/徽章の罠/遁られぬ難題/庭の天文学/闇に溶ける男
「南風荘の客」
律子とピストル/脂ぎった瀧山/律子への疑惑/月澤俊平/作者の解答
「指環と探偵」
「妙な錠前屋」
「慈雨の殺人」
「発明相談所」
「火星の荒野」
「新兵器出現」
「海底探検余聞」
「南海の毒杯」
第1章
出発/原子工業研究所/海の鍛錬寮/海浜の事件/見知らぬ娘
第2章
智子の証言/眠れる獅子/松野の調査/奇妙な言葉/相川の発見
第3章
研究室の虫/主観的盲点/二つの情報/再び怪事件/液体空気/相川の苦悩
第4章
白い葉の草/木下の発見/井関の発見/狙われた者
第5章
月澤俊平/冷たい男/青森と泡盛/柴山の提案/世間の噂
第6章
不思議な会合/南と北/木下の心境/木下の愕き/めぐり合った船客
第7章
暗い日/露台の口論/良子の拘引/十年の知己/月澤の示唆/旧友署長
第8章
大陰謀/山原船/地下道/偽装謀略
「林檎と名探偵」
1.奇妙な会話 2.正体 3.早い名探偵
少年探偵王
「温室の怪事件」
友人のたのみ/おもとがかれる/見当がつかない/あらわれた宝石/事件の原因
「幽霊自動車の事件」
町のうわさ/消える自動車/追跡
「大宮博士の事件」
照夫君の観察/草の上の足跡/近眼鏡の秘密/犯人はこの家
「不思議な電話の事件」
誕生日の事件/妙な予感/一発の銃声/不思議な電話
「雪の山小屋の事件」
吹雪の山/殺人事件/疑問の杖/手品のタネ
「飾り時計の事件」
深夜の銃声/出口のない部屋/時計は語る
「百貨店の怪盗事件」
意外な死体/また現われた怪盗/空の一騎打
林田葩子作品集
「花形作家」
「第百一回目」
資料篇
「林田葩子女子に就いて」小栗虫太郎
「蘭郁二郎君のこと」海野十三
蘭郁二郎というと、日本のSFの古典みたいな印象でいたから、今回のような、探偵小説を読めるのはうれしい。しかも、探偵小説が書くことなど許されなかったはず、と思い込んでいた時代の作品!そんな時代はなかった、ということなのだろうか。
以下、目次。
月澤俊平の事件簿
「闇に溶ける男」
呼止めた少女/落したハンカチ/同じ徽章の男/徽章の罠/遁られぬ難題/庭の天文学/闇に溶ける男
「南風荘の客」
律子とピストル/脂ぎった瀧山/律子への疑惑/月澤俊平/作者の解答
「指環と探偵」
「妙な錠前屋」
「慈雨の殺人」
「発明相談所」
「火星の荒野」
「新兵器出現」
「海底探検余聞」
「南海の毒杯」
第1章
出発/原子工業研究所/海の鍛錬寮/海浜の事件/見知らぬ娘
第2章
智子の証言/眠れる獅子/松野の調査/奇妙な言葉/相川の発見
第3章
研究室の虫/主観的盲点/二つの情報/再び怪事件/液体空気/相川の苦悩
第4章
白い葉の草/木下の発見/井関の発見/狙われた者
第5章
月澤俊平/冷たい男/青森と泡盛/柴山の提案/世間の噂
第6章
不思議な会合/南と北/木下の心境/木下の愕き/めぐり合った船客
第7章
暗い日/露台の口論/良子の拘引/十年の知己/月澤の示唆/旧友署長
第8章
大陰謀/山原船/地下道/偽装謀略
「林檎と名探偵」
1.奇妙な会話 2.正体 3.早い名探偵
少年探偵王
「温室の怪事件」
友人のたのみ/おもとがかれる/見当がつかない/あらわれた宝石/事件の原因
「幽霊自動車の事件」
町のうわさ/消える自動車/追跡
「大宮博士の事件」
照夫君の観察/草の上の足跡/近眼鏡の秘密/犯人はこの家
「不思議な電話の事件」
誕生日の事件/妙な予感/一発の銃声/不思議な電話
「雪の山小屋の事件」
吹雪の山/殺人事件/疑問の杖/手品のタネ
「飾り時計の事件」
深夜の銃声/出口のない部屋/時計は語る
「百貨店の怪盗事件」
意外な死体/また現われた怪盗/空の一騎打
林田葩子作品集
「花形作家」
「第百一回目」
資料篇
「林田葩子女子に就いて」小栗虫太郎
「蘭郁二郎君のこと」海野十三
『ウジェーヌ・ヴァルモンの勝利』
2013年4月9日 読書
ロバート・バーの『ウジェーヌ・ヴァルモンの勝利』を読んだ。
しょ、しょうり?
世界短編傑作の1つとして有名な「放心家組合」が、「うっかり屋協同組合」というタイトルで収録されている。タイトルのほんわかしたコミカルなムードとは違って、内容は、いまいましい詐欺の話。強烈な事件ではないけど、「銀のスプーンの手がかり」とか、面白く読めた。
ウジェーヌ・ヴァルモンのキャラクターが面白い。
以下、目次。
ダイヤモンドのネックレスの謎
シャム双生児の爆弾魔
銀のスプーンの手がかり
チゼルリッグ卿の失われた遺産
うっかり屋協同組合
幽霊の足音
ワイオミング・エドの釈放
レディ・アリシアのエメラルド
ウジェーヌ・ヴァルモンはフランスを追われてイギリスで活躍する探偵で、作品の随所に英仏の比較が出てきて面白い。もちろん、からかっているのだ。
しょ、しょうり?
世界短編傑作の1つとして有名な「放心家組合」が、「うっかり屋協同組合」というタイトルで収録されている。タイトルのほんわかしたコミカルなムードとは違って、内容は、いまいましい詐欺の話。強烈な事件ではないけど、「銀のスプーンの手がかり」とか、面白く読めた。
ウジェーヌ・ヴァルモンのキャラクターが面白い。
以下、目次。
ダイヤモンドのネックレスの謎
シャム双生児の爆弾魔
銀のスプーンの手がかり
チゼルリッグ卿の失われた遺産
うっかり屋協同組合
幽霊の足音
ワイオミング・エドの釈放
レディ・アリシアのエメラルド
ウジェーヌ・ヴァルモンはフランスを追われてイギリスで活躍する探偵で、作品の随所に英仏の比較が出てきて面白い。もちろん、からかっているのだ。
我輩があれこれ書くよりも、この精神をうまく表している詩があるからそれをご紹介しよう。
立派な法律のおかげで
悪党どもはみんな絞首台のがれ
この詩はそういうイギリス人の考え方をよく表している。
フランスは理想の存亡をかけて今も昔も戦いに挑んだのに対し、ほかの国々は領土や金や商売のために戦争するのだ。我輩はお金の槍では倒せないが、同情の杖をひと振りすれば我輩はあなたの下僕である。
フランス人は自分自身が冗談の的にされるのは我慢できないが、イギリス人はそうではないようだ。
「フランスとはね」とヘイルは鼻を鳴らしてあざけった。「無罪と証明されるまではみんな有罪にされる国がね」
『島地黙雷伝 剣を帯した異端の聖』
2013年4月8日 読書
村上護の『島地黙雷伝 剣を帯した異端の聖』を読んだ。
島地黙雷は、幕末に若き日を送り、明治を通した僧侶。「黙雷」の名は、大乗教典『維摩経』の「維摩の一黙、雷の如し」からとったもの。
サブタイトルの「剣を帯した」とあるのは、幕末の動乱期に青春時代を送ったゆえのものであり、本人は特別に武闘派というわけではないようだ。本書を読むかぎり。
ただし、当時の仏教僧は、廃仏毀釈の荒波をもろに受けており、その対応を問われていた。黙雷はその流れの中で、なんとかして仏教を守ろうと闘った僧であった。
黙雷の事績を書いた本書では、前半は若く貧しい黙雷が刻苦勉励して仏教を学ぶ姿がこれでもか、と描かれている。寺のあとをついでほしい、という養親の願いと、黙雷の向学心(遊学したい)との葛藤が熱い。
また、後半、欧州への外遊が描かれており、もともと、僕がこの本を読もうとした動機はそこを知りたい、という部分ではあったが、さらりと流されていて、この部分をもっと詳しく知りたい、と思った。
以下、目次。
序 幕末・明治の維摩
第1章 出自
1.垰の専照寺
2.十二歳の作『御法度伊呂波具ど木』
3.養子で入寺
第2章 萩の城下
1.苦手な法談
2.非常の出奔
第3章 遊学
1.辛苦の肥後遊学
2.遊学と離縁
3.連城と対論
第4章 僧侶と武
1.武事に関せず
2.剣を帯して
3.風儀改正
第5章 廃仏毀釈
1.復古と維新
2.廃仏毀釈の嵐
第6章 外遊と聖地
1.欧州政教見聞
2.信教の自由
3.布教の諸相
第7章 僧侶の争い
1.宗門クーデター
2.天皇と法主
第8章 家庭と教育
1.女子教育ほか
2.島地家の子女たち
3.邪宗と入信
第9章 奥羽の黙雷
1.同朋とデモクラシー
2.岩手願教寺での荘子講話
終 宗祖に立ち帰れ
参考史料・文献一覧
あとがき
島地黙雷略年譜
人名索引
島地黙雷は、幕末に若き日を送り、明治を通した僧侶。「黙雷」の名は、大乗教典『維摩経』の「維摩の一黙、雷の如し」からとったもの。
サブタイトルの「剣を帯した」とあるのは、幕末の動乱期に青春時代を送ったゆえのものであり、本人は特別に武闘派というわけではないようだ。本書を読むかぎり。
ただし、当時の仏教僧は、廃仏毀釈の荒波をもろに受けており、その対応を問われていた。黙雷はその流れの中で、なんとかして仏教を守ろうと闘った僧であった。
黙雷の事績を書いた本書では、前半は若く貧しい黙雷が刻苦勉励して仏教を学ぶ姿がこれでもか、と描かれている。寺のあとをついでほしい、という養親の願いと、黙雷の向学心(遊学したい)との葛藤が熱い。
また、後半、欧州への外遊が描かれており、もともと、僕がこの本を読もうとした動機はそこを知りたい、という部分ではあったが、さらりと流されていて、この部分をもっと詳しく知りたい、と思った。
以下、目次。
序 幕末・明治の維摩
第1章 出自
1.垰の専照寺
2.十二歳の作『御法度伊呂波具ど木』
3.養子で入寺
第2章 萩の城下
1.苦手な法談
2.非常の出奔
第3章 遊学
1.辛苦の肥後遊学
2.遊学と離縁
3.連城と対論
第4章 僧侶と武
1.武事に関せず
2.剣を帯して
3.風儀改正
第5章 廃仏毀釈
1.復古と維新
2.廃仏毀釈の嵐
第6章 外遊と聖地
1.欧州政教見聞
2.信教の自由
3.布教の諸相
第7章 僧侶の争い
1.宗門クーデター
2.天皇と法主
第8章 家庭と教育
1.女子教育ほか
2.島地家の子女たち
3.邪宗と入信
第9章 奥羽の黙雷
1.同朋とデモクラシー
2.岩手願教寺での荘子講話
終 宗祖に立ち帰れ
参考史料・文献一覧
あとがき
島地黙雷略年譜
人名索引
鉄道模型フェア歌姫ライブ@ORC200
2013年4月7日 アイドルORC200行って、鉄道模型フェアに登場した歌姫ステージを見てきた。
樋口咲季、北村來嶺彩、福本まなか、山本梨央、原田真由美。
歌めっちゃうまい。
寒くて風強く、今日はこのイベントだけで、帰宅。
樋口咲季、北村來嶺彩、福本まなか、山本梨央、原田真由美。
歌めっちゃうまい。
寒くて風強く、今日はこのイベントだけで、帰宅。