クロフツはオタクに共鳴するところが大きいのかもしれないな。
この小説では、少年が足跡を石膏でとったり、そういう少年科学っぽい描写が丹念に描かれている。ましてや、鉄道がらみの描写の詳しさったら、たぶんジュブナイル一じゃないか。
イメージフォーラムフェスティバル。
アナゴでぬちゃぬちゃには平気な観客も、出産シーンにはダウンしたようだ。
学生さんが多かったせいかな。映像に対する免役がまだついていないのかもしれない。
イメージフォーラムフェスティバル。
途中で立体ギャラリー射手座で少年少女科学クラブ展見に行き、あんみつのお店「はちみつ」で豆かんを食べる。
京都ドイツ文化センターで開催されている「イメージ・フォーラム・フェスティバル」
平日は仕事で行けなかったので、今日から3日間で、見れるだけ見る。
今日の4つのプログラムは
C(日本招待)
A(日本招待)
J特集ドリームマシーン(幻視の旅)
L特集ドリームマシーン(欲望装置の精神分析)
AとLが面白かった!
特にLはスラヴォイ・ジジェクがヒッチコックやリンチなどの映画をもとに、哲学、精神分析の話をエネルギッシュに語る。
2時間半があっという間だった。
結局、夜勤明けに駆け付けて、終電で帰る始末。

プログラムの間の時間を利用して、ヴォイスギャラリーで中塚智展「あきらかなるもの〜眼の組み立て〜」
鏡を使ったアート作品が並んでおり、これがかなり楽しかった。
日曜日までの展示なので、もう1回くらいのぞくかも。
アントニイ・バークリーの『ウィッチフォード毒殺事件』を読んだ。
今で言えば、和歌山毒カレー事件を小説にして、別の真相を提示する、みたいな物語。
疑わしきは罰せず、という言葉がイギリスでもなかなか実行できていないことが書かれていた。
証拠も知らず、有罪の判決も出ていない人物を犯人扱いする民衆を、この小説では「暴徒」と称している。まったくその通り。
さらに、真相があばかれた後の大騒ぎを「新聞には、笑止千万な人々による、ヒステリックな投書が山と掲載されるだろう」と描写している。まったくその通り。最近、ヤフーニュースに素人のコメントがつくようになった。そのコメント読んでいると、今の日本に絶望してしまうな。
ところで、本書では、ロジャー・シェリンガムが、お転婆少女にほのかなロリ心をくすぐられるシーンが出てくる。これが一番のみどころなのかもしれない。

神様ゲーム

2008年5月14日 読書
『神様ゲーム』を読んだ。
小学生の話なのに、平気で同級生が残虐に死んでしまうし、事の真相も性倒錯。
ジュブナイルとは思えない。
きっと、作者は子供が大嫌いなのだ。
でも、推理抜きで真相を知っている「神様」の存在は、面白い。面白いだけじゃなくて、書く方にとっても相当便利そうだ。
詳しく書いておきたいけど、力が湧かない。

第四の扉

2008年5月13日 読書
ポール・アルテの処女作『第四の扉』を読んだ。
降霊術に密室殺人、同時刻に別の場所で目撃される男、雪の足跡。おまけに読者への挑戦めいたもの、さらにこれでもかのどんでん返し。
こりゃ、本格推理ファンが熱狂したのも当然だ!
中村佑介個展「ポートレーション」@ART HOUSE
佑介君の個展、ゴールデンウィーク中に行ったら人がいっぱいだったので、平日の昼間に行ってみる。
うむ。人が切れ目なく来ているものの、混雑はしていない。
入口で草壁君にバッタリ会って、2階に上がり、佑介君とおしゃべりする。
ART HOUSEは居心地がいいので、個展会場に置いてあった漫画を読んで過ごす。
さくらももこの『ひとりずもう』上下巻を読んでしまった!
いったいどれだけリラックスして居続けたのやら。
ちなみに『ひとりずもう』は自伝マンガで、後半になるにつれて、さくらももこ版のまんが道になってくる。
さくらももこが抱く夢に対する母親の対応が面白い。
夢を実現するためには、まず母親との対決に勝つことからはじめなくてはならないのだ。
これは、親子の愛情とはまた別の問題なのだ。

今日はまんだらけと蒼月書房で桑田次郎の本を買った。
そう言えば、桑田次郎がデビュー作を出版したのは、作者が13才のときだった。
おそるべき神童である。
最近は神というより、仏の境地に接近しているようだが。
さて、僕が読みたいのは、どうやら1960年代前半頃の桑田次郎だと調べてみてわかったのだが、そうおあつらえ向きに本屋に置いてあるわけでもない。
「マンガショップ」からの新刊、『Xマン』と『ガロロQ』はなんとしても読みたいのだが、いかんせん、高額でおいそれとは手が出ない。
しかし、読もうと思ったら、買う以外にないのだ。
いつか買う。
そして、読む。
今日は古本屋めぐりして、桑田次郎の本を探す。
5、6軒あたってみたが、近所の古本屋ではあまり発見できなかった。
そのかわりに、中村宏が絵を描いている宮崎惇の『学園魔女戦争』を見つけて買ったりした。
中村宏は、『呪物記』の人。
宮崎惇は、『聖マッスル』の人。今の僕にとっては『豹マン』の人、と言った方がわくわく度アップ。
いつか読む。
日本橋オタロードで瀬RA美EEがストリートライブしていて、しばし足を止めてライブ聞く。
最近、よく瀬RA美EEのライブに遭遇する。
これはいいことだ。
もう少しうろうろしていれば、マメッピーニョの路上もあったそうなのだが、それを知ったのは、既に夜遅くのことだった。
僕はどうしていたかと言うと、瀬RA美EE後、帰って、今日からはじまった大相撲見て、NHK-FMで「現代の音楽」
                        西村  朗
 − ISCM“世界音楽の日々”邦人入選作の歴史 −(1)
「チューバのためのシミュレーション」     松平頼曉・作曲
                      (10分11秒)
                   (チューバ)橋本 晋哉
「弦楽四重奏曲」               坪能克裕・作曲
                       (8分49秒)
                  (バイオリン)野口千代光
                  (バイオリン)花田和加子
                    (ビオラ)甲斐 史子
                    (チェロ)松本 卓以
「クラリネットとチェロと打楽器とテープのための 風紋6」
                      下山一二三・作曲
                      (16分53秒)
        (クラリネット、バスクラリネット)菊地 秀夫
                    (チェロ)長明 康郎
                (パーカッション)宮本 典子
                   (音響技術)岩下 哲也
  〜東京・すみだトリフォニーホールで収録〜
                    <2008/3/7>
これと言って何もしなかったような1日。
日曜日だけに、朝からアニメばっかり見ていたせいなのかなあ。
京都国立博物館での「絵画の冒険者 暁斎−近代へ架ける橋」と、京都国際マンガミュージアムでの「明治日本のギャグマスター 暁斎漫画展」を見てきた。
どちらも11日までの展示で、すべりこみセーフ!
博物館の方は、雨だというのに来場者が多くて10分待ちだった。
でも、展示の数の多さに圧倒されたし、面白かった!
マンガミュージアムの方は展示数は少ないものの、これも充分面白かった。
マンガミュージアムでは、双葉社の水木しげる『テレビくん』と、大都社の桑田次郎『月光仮面』も読んできた。
最近、にわかに桑田次郎が読みたくなって、古本屋などを漁っているのだが、意外と置いている店は少ない。
このマンガミュージアムでも検索してみたら、この『月光仮面』1冊しかなかった。
暁斎については、また詳しく後日、(またこれか!)

その死者の名は

2008年5月9日 読書
『その死者の名は』を読んだ。
ミステリー要素がどうこう、と言うより、探偵役をつとめる2人の描写が面白くて、ぐいぐい読ませる。
詳しくは後日、
と、ずっと日記さぼってるけど、いつか詳しく書く日が来るのだろうか。
カーの大ファンなのだが、ときどき、読んでいて、「どこが面白いんだろう」と疑問を持つことがある。
名作なら問題ないが、必ずしも傑作でない作品にもなぜか愛着が湧いてしまう、カーは不思議な作家なのだ。
この『第三の銃弾(完全版)』は、安心して読める、傑作。
今回、読んでみて、カーの魅力はその語り口、盛り上げ方のうまさにある、と感じた。
詳しくは後日。
アントニイ・バークリーの第1作。
好奇心から探偵に乗り出すシェリンガムの推理は、失敗続き。
犯人を追い詰めたかと思ったら、牛だった、とか。
後日詳しく。
2時間全曲クライマックス!
アートハウスは人が多くて、中村君に会えず。
これも後日。
なんばパークスから日本橋オタロードへ。
近所ですごしたのだが、予想以上に楽しめた。
詳しくは後日。
6月1日ライブの会場が変更になりました。

千日前味園ビル2F Ground Zero

http://www.weightzero.com/zero.html

日程6月1日(日)

時間17:00〜23:00

料金 未定



■出演■

悪魔大根

24072

邪王院弘

保山ひャン

MO"R"TALITY

ドリル武男

昆虫皇子

チコピドー

魔ゼルな規犬

進(SHIN)

樂團モラトリアム

ロリコンファッカーズ

佐伯誠之助

No.305(転換時BGM)

野中ひゆ(後ろで撮影会)

紳士ジャンキー(予定)


料金など、また決まり次第アップします
ハロプロ関連のイベントで1日を過ごす。
後日書きます。
後日書きます。
LABI1は午後1時から4時半頃まで、アイドル漬け。
シャングリラは大人の雰囲気。
5/3(土) ORANGE RECORDS 10th & UNCHANTABLE RECORDS
     1st ANNIVERSARY PARTY(PART-1)
開場:17:00 開演:17:30
前売り 2500円 当日 3000円 ともにドリンク代別途
LIVE:
保山ひャン/ARGYLE/CRAZY FOR THE MAMBO/ヒロシ&EVE
アンチャンタブルオーケストラ/chupi*chupi
Shangri-La WEB、ぴあ、ローソンにて取り扱いあり。
(PART2には小西康陽、カジヒデキ、吉田哲人等出演)
※PART1 & PART2 通し券 ¥4000
http://www.shan-gri-la.jp/
※電車でお越しの場合
最寄り駅●JR大阪駅(中央北口出口)●阪急梅田駅(茶屋町出口)●地下鉄御堂筋線梅田駅(5番出口)
ヨドバシカメラ裏手の地下道を新梅田シティ(スカイビル)方向に抜ける→「新梅田シティ前」交差点を左折し直進→左手に見えるヤシの木が目印です。
※お車でお越しの場合
阪神高速11号線梅田出口を出て、左折→なにわ筋に差しかかり、「福島6」の交差点を右折→右手に見える公園を越え、「大淀南公園東」の交差点を新梅田シティー方向に右折。
〒531-0075  大阪市北区大淀南1-1-14  TEL 06-6343-8601

ぜぴぜぴお越しを!
後日書きます。
中国とチベットの問題が描かれており、読んでいると、中国に対する反感が湧いてくる。
ところが、この本はミステリー。
その反感を計算にいれた罠が仕掛けられていたのですよ、これが!びっくり!

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