「ハンナ・アーレント」「ニューヨーク バーグドルフ魔法のデパート」
「ハンナ・アーレント」「ニューヨーク バーグドルフ魔法のデパート」
マルガレーテ・フォン・トロッタ監督の「ハンナ・アーレント」を見た。
今年見た映画のなかでも1,2を争ういい映画だった。
バルバラ・スコヴァが、ヘビースモーカーのハンナ・アーレントを熱演している。
アイヒマンは、実際の本人の映像がそのまま使われていた。当たり前かもしれないけど、これがもう、アイヒマンらしさを全面に伝えるみごとな熱演!?
映画は、アイヒマン裁判でのハンナ・アーレントを描いており、その記事でアイヒマンを残虐非道な輩としてとらえず、どこにでもいる事務的な官僚としてとらえたことにより、えらいめにあう。
醜き悪人としてアイヒマンをとらえなかっただけでなく、戦時にナチスに協力したユダヤ人についてもふれたため、ハンナ・アーレントは、友人からもバッシングを受ける始末。
ラストの10分近いハンナ・アーレントの講義が素晴らしい。「悪の凡庸さ」自分で考えないと、ダメなんだ!
http://www.cetera.co.jp/h_arendt/

マシュー・ミーレー監督の「ニューヨーク・バーグドルフ魔法のデパート」を見た。
ニューヨークの一流のデパート、バーグドルフ・グッドマンの魅力をその裏側からいろんな角度で描く。
映画が追いかけるスタッフもすごいし、登場してコメントしてる一流人士もすごい。見ただけで、なんだかワンランク上に来た気分になった。一流の店など、縁遠くなって久しいというのに!ウィンドウショッピングにもそれなりの心を豊かにする効果があるので、そんな癒やし効果もあったかな。
http://bergdorf.jp/

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