15日はリーブルの日、山口義高監督の「アルカナ」を見てきた。
小手川ゆあ原作。
生死の境をさまよった者に出現する「分身」は、本人とは別の意識、人格を持つ存在として、本人の心臓を喰らおうとする。
連続大量殺人の容疑者になった少女の分身。
もはや不死身のゾンビみたいな存在になった分身たちに、警察と、心霊がらみの未解決事件を追う「お宮」係はいかに闘うのか。
と、まあ、設定はそこそこ面白いのだが、ストーリー展開が行き当たりばったりと言うか、一瞬後は何が起こるかわからないので、笑ってしまった。これはカルト映画かも。
たとえば、少女の分身は少女本体の心臓をえぐろうとする。当然、分身は情け容赦なく迫り、本人はこわがって逃げる。ところが、3分後には攻守ところをかえて、本人が「私の心臓をえぐって殺せ」と迫り、分身が「あなたにはお父さんとお母さんがいる。そんなことはできない」と、拒否する。さっきは心臓えぐろうとしておきながら!
また、不死身の分身に対処する奥の手が、なるほど、と思わせるもので、面白かった。http://ameblo.jp/tao-tsuchiya/entry-11490742333.html
北堀江のArtist Space CEROで東清亜紀個展“MUNI”を見てきた。
部屋に入ると、中はムニちゃんの顔また顔、そして顔。
このムニちゃんの顔、幼いときに見た悪夢によく出てきた顔にそっくりなのだが、乳幼児用の玩具の顔だったのかもしれない。
あるいは、今のこの日を幼いときに幻視していたのか!?
http://www.aki-tosei.com/html/information.html
第14回宝塚映画祭の最終日。シネ・ピピアで、まずバフマン・ゴディ監督の「ペルシャ猫を誰も知らない」を見た。
西洋ポップミュージックが禁止されているイランで、地下で音楽活動を続けるミュージシャンたちを描く。
今のイランの音楽(古典も含む)が数多く流れる。
音楽をすることが反体制活動にもなるんだ!
その割りに、実際のミュージシャンたちのあっけらかんとした態度はこりゃまた面白い。
宝塚映画祭、もう1本見たのは、「東京シャッターガール」
同名のコミックを3人の監督が映画化したオムニバス。
主人公の女の子、夢路のキャスティングが3通り楽しめる。
手塚眞「わたしは、シャッターガール」は夏目あおい
コバヤシモトユキ「写真って何?」はSuper☆Girlsの田中美麗
寺内康太郎「夢路!お前無茶すんなぁ!」は藤井武美
作品の内容は、ざっと言えば
手塚作品=写真のような映画
コバヤシ作品=写真についての映画
寺内作品=写真家を描いた映画
かな。
それぞれ、全然違うタッチで面白かった。
今関あきよし監督にも撮ってほしかった企画でした。
http://2013.takarazukaeiga.com/program/real-fantasy/shuttergir/
レイトショーでキンバリー・ピアース監督の「キャリー」を見てきた。
キャリーはクロエ・グレース・モレッツ、お母さんはジュリアン・ムーア。
デ・パルマの「キャリー」に比べると、キャリーは綺麗だし、積極的だ。とくに、クライマックスでの大暴れなど、キャリーの「意識」を強く感じる。
思えば、クラスでいじめられるのは、昔は、もっさい変人だったけど、今ではそこそこに可愛い子がいじめられている、という違いなんだろうか。でも、クロエ・グレース・モレッツが「キック・アス」の頃と比べると綺麗になっているし、こっちもあのファニーフェイスを見慣れた、ということもあるのかもしれない。
小手川ゆあ原作。
生死の境をさまよった者に出現する「分身」は、本人とは別の意識、人格を持つ存在として、本人の心臓を喰らおうとする。
連続大量殺人の容疑者になった少女の分身。
もはや不死身のゾンビみたいな存在になった分身たちに、警察と、心霊がらみの未解決事件を追う「お宮」係はいかに闘うのか。
と、まあ、設定はそこそこ面白いのだが、ストーリー展開が行き当たりばったりと言うか、一瞬後は何が起こるかわからないので、笑ってしまった。これはカルト映画かも。
たとえば、少女の分身は少女本体の心臓をえぐろうとする。当然、分身は情け容赦なく迫り、本人はこわがって逃げる。ところが、3分後には攻守ところをかえて、本人が「私の心臓をえぐって殺せ」と迫り、分身が「あなたにはお父さんとお母さんがいる。そんなことはできない」と、拒否する。さっきは心臓えぐろうとしておきながら!
また、不死身の分身に対処する奥の手が、なるほど、と思わせるもので、面白かった。http://ameblo.jp/tao-tsuchiya/entry-11490742333.html
北堀江のArtist Space CEROで東清亜紀個展“MUNI”を見てきた。
部屋に入ると、中はムニちゃんの顔また顔、そして顔。
このムニちゃんの顔、幼いときに見た悪夢によく出てきた顔にそっくりなのだが、乳幼児用の玩具の顔だったのかもしれない。
あるいは、今のこの日を幼いときに幻視していたのか!?
http://www.aki-tosei.com/html/information.html
第14回宝塚映画祭の最終日。シネ・ピピアで、まずバフマン・ゴディ監督の「ペルシャ猫を誰も知らない」を見た。
西洋ポップミュージックが禁止されているイランで、地下で音楽活動を続けるミュージシャンたちを描く。
今のイランの音楽(古典も含む)が数多く流れる。
音楽をすることが反体制活動にもなるんだ!
その割りに、実際のミュージシャンたちのあっけらかんとした態度はこりゃまた面白い。
宝塚映画祭、もう1本見たのは、「東京シャッターガール」
同名のコミックを3人の監督が映画化したオムニバス。
主人公の女の子、夢路のキャスティングが3通り楽しめる。
手塚眞「わたしは、シャッターガール」は夏目あおい
コバヤシモトユキ「写真って何?」はSuper☆Girlsの田中美麗
寺内康太郎「夢路!お前無茶すんなぁ!」は藤井武美
作品の内容は、ざっと言えば
手塚作品=写真のような映画
コバヤシ作品=写真についての映画
寺内作品=写真家を描いた映画
かな。
それぞれ、全然違うタッチで面白かった。
今関あきよし監督にも撮ってほしかった企画でした。
http://2013.takarazukaeiga.com/program/real-fantasy/shuttergir/
レイトショーでキンバリー・ピアース監督の「キャリー」を見てきた。
キャリーはクロエ・グレース・モレッツ、お母さんはジュリアン・ムーア。
デ・パルマの「キャリー」に比べると、キャリーは綺麗だし、積極的だ。とくに、クライマックスでの大暴れなど、キャリーの「意識」を強く感じる。
思えば、クラスでいじめられるのは、昔は、もっさい変人だったけど、今ではそこそこに可愛い子がいじめられている、という違いなんだろうか。でも、クロエ・グレース・モレッツが「キック・アス」の頃と比べると綺麗になっているし、こっちもあのファニーフェイスを見慣れた、ということもあるのかもしれない。
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