尼崎のアルカイックホール・ミニに行って、小澤佳子「ソロとアンサンブルによる打楽展」を聞いてきた。
バラエティに富んだ打楽器の世界を堪能。
現代音楽でも、小難しくなく、楽しく聞けた。未就学児もウェルカムなコンサートだったので、優しい感じがした。
共演は藤本真基子(ピアノ)、アンサンブル・クライス(パーカッション)
以下、プログラム
ジークフリート・フィンク/小太鼓組曲
ウィリアム・クラフト/打楽器ソロの為のフランス組曲
一柳慧/マリンバとピアノの為のパガニーニパーソナル
(休憩)
スティーブ・ライヒ/木片の為の音楽
ネイ・ロウサロ/ブラジルの神話
モーリス・ラヴェル/ボレロ
(アンコール)剣の舞
ブラジルの神話では、神話のナレーションもあり、水の音や、風船を割る音、空き缶を投げ捨てる音など、いろんな音が使われていた。
http://www.archaic.or.jp/event/hall/ongaku.html
ザック・スナイダー監督の「マン・オブ・スティール」見てきた。
スーパーマン・ビギニングというか、ストーリー的には終わった感ただよう映画だった。
馬鹿映画でもB級でもないせいか、スーパーマンの悲哀が全編を覆っていて、決してスカッとするストーリーではない。
それでも、スーパーマンが触手と戦ったり、ドラゴンボールばりの空中での大立ち回りは、うひゃ~っと驚いた。この早さは、横綱・柏戸が電車道で相手を土俵の外に出す取組にも匹敵する、と思った。
なんば紅鶴でジェフリー・シュヴァルツ監督の「SPINE TINGLER! ウィリアム・キャッスル・ストーリー」を見てきた。
1950年~60年代にかけて、数々のB級ギミック映画を世に送り出したウィリアム・キャッスルの一代記。
恐怖のあまり死亡したら保険金がおりる、というシステムで上映し、映画館内には本職の看護婦が待機していた作品とか、
物語のクライマックスで、これ以上怖くて見られない人の退場時間を設け、途中で帰る人には返金を約束したり、
クライマックスで観客に札をあげさせて、結末を選ばせて、多数決でストーリーが決まったり。
スクリーンから実際にガイコツが出てくる「イマーゴウ」方式や、映写技師を襲って映画館内に殺人虫が侵入、恐怖のタイミングで座席が電気仕掛けで震える「パーセプトウ」方式など、面白そうな映画ばっかり!
なんと、カナザワ映画祭で、このパーセプトウ方式でウィリアム・キャッスルの「ティングラー」が上映されるそうだ。もちろん、パーセプトウ方式での上映は本邦初。
うらやましいな、金沢。
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