ヌーヴェルヴァーグのインタビューを中心としたドキュメンタリー「ヌーヴェルヴァーグ」。1995年。
10人の監督(クロード・シャブロル、ジャック・ドゥミ、ジャン・ルーシュ、アニエス・ヴァルダ、ジョルジュ・フランジュ、ジャック・ロジエ、フランソワ・トリュフォー、ジャック・リヴェット、ジャン=ダニエル・ポレ、ジャン=リュック・ゴダール)とシネマテーク・フランセーズ創立者アンリ・ラングロワへのインタビューは1964年に収録。ヌーヴェルヴァーグの誕生、成功、そして失敗について当事者自らが語っている。フランジュの「獣の血」とか見たいなあ。
アラン・レネ監督の「ミュリエル」1963年。
家財道具を売りながら暮らす母子家庭。手紙を書いて来てもらった昔の恋人は、若い女連れだった。(このカップルも幸せではない)。アルジェリア独立戦争帰りの息子は、戦地でなぶり殺したミュリエルを心の傷として忘れることができない。
音楽が現代音楽のハンス・ヴェルナー・ヘンツェ。
ルイ・マル監督の「地下鉄のザジ」1960年。
レーモン・クノー原作の小説をもとに、ドタバタ喜劇でやりたい放題。
昔見たときは、原作のほうが面白いな、と感じていて、それは今でもほぼ変わらないけど、はっきり言って、これ、ぜんぜん別物と考えた方がいいほど、違うものだな。
アニエス・ヴァルダ監督の「5時から7時までのクレオ」1961年
冒頭からタロット、手相で、その後も迷信、おなじない、吉凶のオンパレード。
死の影に囚われた女性が、不吉な影におびえながら、結局は現代医学に身をゆだねざるをえない結末に。
クロード・シャブロル監督の「いとこ同志」1958年
女たらしで要領のいいカリスマと、不器用なガリ勉くんのいとこ同志。
結局、不器用なほうは、とことん不器用なままで、いとこに嫉妬しながら、自ら墓穴を掘ってしまう。どっちも、やり過ぎ。
ジャン=リュック・ゴダール監督の「はなればなれに」1964年
アンナ・カリーナのダンス、見た当時は印象に強く残っていて、かっこいい、と思っていたが、久々にダンスシーンだけを見たら、どんくさかった。おや、と思って映画を見直したら、アンナ・カリーナ、どんくさい役柄だった。どんくさい女が踊るどんくさいダンスとしては、めちゃくちゃかっこいいので、映画の一部分を切り取って見ても、だめなんだな、と思い知った。僕的には、ダンスシーンのあとの、クロード・ブラッスールのシリー・ウォークがツボなのである。
大島渚監督の「新宿泥棒日記」1969年
横尾忠則の演技!横山リエ!状況劇場!田辺茂一!高橋鉄!
フランスのヌーヴェルヴァーグよりも後で作られているのに、こっちのほうを古く感じるのが面白い。
10人の監督(クロード・シャブロル、ジャック・ドゥミ、ジャン・ルーシュ、アニエス・ヴァルダ、ジョルジュ・フランジュ、ジャック・ロジエ、フランソワ・トリュフォー、ジャック・リヴェット、ジャン=ダニエル・ポレ、ジャン=リュック・ゴダール)とシネマテーク・フランセーズ創立者アンリ・ラングロワへのインタビューは1964年に収録。ヌーヴェルヴァーグの誕生、成功、そして失敗について当事者自らが語っている。フランジュの「獣の血」とか見たいなあ。
アラン・レネ監督の「ミュリエル」1963年。
家財道具を売りながら暮らす母子家庭。手紙を書いて来てもらった昔の恋人は、若い女連れだった。(このカップルも幸せではない)。アルジェリア独立戦争帰りの息子は、戦地でなぶり殺したミュリエルを心の傷として忘れることができない。
音楽が現代音楽のハンス・ヴェルナー・ヘンツェ。
ルイ・マル監督の「地下鉄のザジ」1960年。
レーモン・クノー原作の小説をもとに、ドタバタ喜劇でやりたい放題。
昔見たときは、原作のほうが面白いな、と感じていて、それは今でもほぼ変わらないけど、はっきり言って、これ、ぜんぜん別物と考えた方がいいほど、違うものだな。
アニエス・ヴァルダ監督の「5時から7時までのクレオ」1961年
冒頭からタロット、手相で、その後も迷信、おなじない、吉凶のオンパレード。
死の影に囚われた女性が、不吉な影におびえながら、結局は現代医学に身をゆだねざるをえない結末に。
クロード・シャブロル監督の「いとこ同志」1958年
女たらしで要領のいいカリスマと、不器用なガリ勉くんのいとこ同志。
結局、不器用なほうは、とことん不器用なままで、いとこに嫉妬しながら、自ら墓穴を掘ってしまう。どっちも、やり過ぎ。
ジャン=リュック・ゴダール監督の「はなればなれに」1964年
アンナ・カリーナのダンス、見た当時は印象に強く残っていて、かっこいい、と思っていたが、久々にダンスシーンだけを見たら、どんくさかった。おや、と思って映画を見直したら、アンナ・カリーナ、どんくさい役柄だった。どんくさい女が踊るどんくさいダンスとしては、めちゃくちゃかっこいいので、映画の一部分を切り取って見ても、だめなんだな、と思い知った。僕的には、ダンスシーンのあとの、クロード・ブラッスールのシリー・ウォークがツボなのである。
大島渚監督の「新宿泥棒日記」1969年
横尾忠則の演技!横山リエ!状況劇場!田辺茂一!高橋鉄!
フランスのヌーヴェルヴァーグよりも後で作られているのに、こっちのほうを古く感じるのが面白い。
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