勝手にしやがれ、ジーン・セバーグの日記、パリところどころ
勝手にしやがれ、ジーン・セバーグの日記、パリところどころ
勝手にしやがれ、ジーン・セバーグの日記、パリところどころ
15日の「ニューウェーブ・パラダイス」のために、ヌーヴェルヴァーグの映画を見まくって、用意してきたが、それを一気に紹介。部分的にかじって見たんじゃなくて、一応、ちゃんと全部見た。と、いうのは、1回、作品によっては2回以上見た映画でも、記憶がさだかでなくて、どれもこれも楽しく見れたのだった。健忘症、バンザイ!

ジャン=リュック・ゴダール監督の「勝手にしやがれ」1960年。
作家パルヴュレスコ(ジャン=ピエール・メルヴィル)にパトリシア(ジーン・セバーグ)が「人生最大の野心は何ですか」とインタビューする。それに対する答えは、僕の見た寺尾次郎字幕(山田宏一監修)では「不老不死になって、死ぬこと」ってなっていた。「ジーン・セバーグの日記」(神代知子字幕)では「不老不死」の部分が「不滅」と訳されていて、同じ「Immortalité」でも雰囲気かわるもんだな、と思った。
あと、ゴダールの作品は、Tシャツに注目しているのだが、この作品でジーン・セバーグが着用していたニューヨーク・ヘラルド・トリビューンのTシャツはかなりほしい。

マーク・ラパポート監督の「ジーン・セバーグの日記」。1995年。ジーン・セバーグのデビューから死までをドキュメンタリータッチで綴る。メアリー・ベス・ハートがジーン・セバーグを演じて語るスタイルが再現映像っぽくて面白い。
オットー・プレミンジャーのジャンヌ・ダルク映画で本当に炎に包まれてしまうジーン・セバーグ。彼女がその都度、いかに苦悩しながら女優を続けていたかが語られる。

ヌーヴェルヴァーグの監督6人によるオムニバス「パリところどころ」1965年。
第一話「サン=ドニ街」 監督:ジャン=ダニエル・ポレ
第二話「北駅」 監督:ジャン・ルーシュ
第三話「サン=ジェルマン=デ=プレ」 監督:ジャン・ドゥーシェ
第四話「エトワール広場」 監督:エリック・ロメール
第五話「モンパルナスとルヴァロワ」 監督:ジャン=リュック・ゴダール、撮影:アルバート・メイスルズ 出演:ジョアナ・シムカス
第六話「ラ・ミュエット」 監督:クロード・シャブロル 出演:ステファーヌ・オドラン

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