デメキング

2011年6月8日 映画
デメキング
寺内康太郎監督の「デメキング」を見た。2008年。
いましろたかしの漫画を原作にしており、この映画では脚本にもかかわっている。
なだぎ武、喜安浩平主演。
中学生のひろし(喜安浩平)は、クラスではいじめられ、パシリに使われ、近所の小学生と「探検隊」を組んで遊んでいる。ある日、「天才」と書いたヘルメット、赤いマフラーでオートバイを乗りまわすなだぎ武に出会う。こどものクイズみたいな暗号を解いて行き着いた先で発見したのは、謎の宇宙怪獣デメキングの足跡だった。
ひろしは夢でデメキングが町を破壊するのを見たりするが、名前のとおり、目が飛び出た怪獣で、ナメゴンがブルトンを殻としてかぶったような姿をしており、これだと、あのゴジラのような足跡がついたのかどうか疑問に思えるが、夢なんだから、これでいいのか。
ひろしは小説を書いて芽を出そうとするが、どうにもあやういし、「天才」だったはずのなだぎ武も所帯じみたしみったれた生活に追われている。
友情出演で本上まなみが出ているが、ほとんど男ばかりの小中学生ホモソーシャルの世界が描かれ、男たちはやはり、どうにも冴えない。あやしげな先輩、松尾貴史も、どこまでもあやしげだ。
それにしても、1975年生まれの喜安浩平の見事な中学生ぶりには驚いた!

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