レ・ファニュの『女吸血鬼カルミラ』を読んだ。榎林哲訳。
以下、目次。
こわい夢
月夜のできごと
美しいお客さま
かわったくせ
とがった歯
なぞの肖像画
真夜中の怪物
地獄への道
夢遊病
青いあざ
将軍のいかり
仮面舞踏会
ふしぎなたのみ
あれはてた屋敷のあと
カルミラの正体
吸血鬼のさいご
むすび

本書ではカーミラでなくカルミラと名前を訳したために、名前を変えたキャラクターが「マーカラ」「ミラーカ」とかじゃなくて「ミルカラ」「ミラルカ」になっている。
こうして、何冊か「カーミラ」を読んでいると、1回目にはさらっと流していたことが妙に気になってくる。
馬車に乗ってたターバン巻いた悪相の黒人とか。
せむしの旅芸人が魔除けのお守りを売りにきたとき、真っ先にカーミラが購入するが、お守りはまったく吸血鬼に効果はなかったのか、とか。(カーミラにすすめられてローラは枕にお守りをつけて寝る。その晩は快眠できるのだ)

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