『女吸血鬼カーミラ』
2011年3月30日 読書
レ・ファニュの『女吸血鬼カーミラ』を読んだ。中尾明訳。
以下、目次。
第1章 馬車できた少女
こどもべやの幽霊
いやな思い出
将軍の手紙
旅行馬車
黒い服の貴婦人
神経質な客
人相の悪い従者
十二年まえの顔
美しい少女
第2章 熱病の流行
運命の糸
少女のくせ
讃美歌のひびき
背なかのまがった旅芸人
魔物のうわさ
第3章 ま夜中の怪物
伯爵夫人の肖像画
青ざめた顔
わたしの警告
愛と犠牲
ゆめの悪霊
おまもり札
第4章 青いあざ
あたたかいくちびる
血まみれのねまき
カーミラのゆくえ
睡眠歩行
針のきずあと
馬車で遠足
第5章 さびれた城あと
古城へむかって・・・
仮面の女
まいご
美しい客
しげみの中の礼拝堂
木こりの老人
第6章 吸血鬼のさいご
町の医者
ミラーカとカーミラ
伯爵夫人の墓
生きている死体
吸血鬼のひみつ
マーカラの恋人
この翻訳では、今までになかった部分が付加されていた。
まず、カーミラが葬送の讃美歌を聞いて、「耳が痛い!」と嫌がるシーンがあるが、そのときの讃美歌の歌詞が書いてある。
「世を さる ともをば かなしむ まじ
死こそ かみに ゆく かどで なり けれ
まことの やすみは あめに あれば
死の とく きたるを われ いとわじ
なきがら おくるを なげき なせそ
さきだち ゆきにし 主を おもいて
主は よみがえりて さかえを 受く
われらも すえの日 はかをぞ いでん
わかるる ともをば み手に ゆだね
死の ねむり さます みこえを またん」
また、ラストあたりで、今までの翻訳になかった部分として、吸血鬼に関する情報が載せてある。鏡にうつらないとか、サンザシやニンニクに弱いとか、銀の弾丸で退治されるケースもある、とか。こういう内容のことを、解説では書かず、本文のほうに書いているのである。
なるほど、いろんな翻訳があるものだ。
以下、目次。
第1章 馬車できた少女
こどもべやの幽霊
いやな思い出
将軍の手紙
旅行馬車
黒い服の貴婦人
神経質な客
人相の悪い従者
十二年まえの顔
美しい少女
第2章 熱病の流行
運命の糸
少女のくせ
讃美歌のひびき
背なかのまがった旅芸人
魔物のうわさ
第3章 ま夜中の怪物
伯爵夫人の肖像画
青ざめた顔
わたしの警告
愛と犠牲
ゆめの悪霊
おまもり札
第4章 青いあざ
あたたかいくちびる
血まみれのねまき
カーミラのゆくえ
睡眠歩行
針のきずあと
馬車で遠足
第5章 さびれた城あと
古城へむかって・・・
仮面の女
まいご
美しい客
しげみの中の礼拝堂
木こりの老人
第6章 吸血鬼のさいご
町の医者
ミラーカとカーミラ
伯爵夫人の墓
生きている死体
吸血鬼のひみつ
マーカラの恋人
この翻訳では、今までになかった部分が付加されていた。
まず、カーミラが葬送の讃美歌を聞いて、「耳が痛い!」と嫌がるシーンがあるが、そのときの讃美歌の歌詞が書いてある。
「世を さる ともをば かなしむ まじ
死こそ かみに ゆく かどで なり けれ
まことの やすみは あめに あれば
死の とく きたるを われ いとわじ
なきがら おくるを なげき なせそ
さきだち ゆきにし 主を おもいて
主は よみがえりて さかえを 受く
われらも すえの日 はかをぞ いでん
わかるる ともをば み手に ゆだね
死の ねむり さます みこえを またん」
また、ラストあたりで、今までの翻訳になかった部分として、吸血鬼に関する情報が載せてある。鏡にうつらないとか、サンザシやニンニクに弱いとか、銀の弾丸で退治されるケースもある、とか。こういう内容のことを、解説では書かず、本文のほうに書いているのである。
なるほど、いろんな翻訳があるものだ。
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