『近代政治の脱構築-共同体・免疫・生政治』
2011年3月22日 読書
ロベルト・エスポジトの『近代政治の脱構築-共同体・免疫・生政治』を読んだ。
エスポジトの過去10年にわたる論考を集めて、彼の主著3部作『コムニタス』『イムニタス』『ビオス』に相当する部分にそって、第1部(共同体)第2部(免疫)第3部(生政治)の3部構成でまとめてある。
以下、目次。
訳者によるイントロダクション ナポリ発、全人類へ―ロベルト・エスポジトの思想圏/岡田温司
「ナポリを見てから死ね」/「ロベルト・エスポジト」-「ポスト・ロジエ・ベルト」/エスポジトを読む三つの鍵/エスポジトの生政治-アガンベンとネグリのあいだ/フーコーの限界/免疫(イムニタス)・共同体(コムニタス)/免疫化の功罪/ナチズムの遺産とその転倒/法と免疫/「人格」の脱構築
第1部
第1章 共同体の法
第2章 メランコリーと共同体
第3章 共同体とニヒリズム
第2部
第4章 免疫型民主主義
第5章 自由と免疫
第6章 免疫化と暴力
第3部
第7章 生政治と哲学
第8章 ナチズムとわたしたち
第9章 政治と人間の自然
第10章 全体主義あるいは生政治―二十世紀の哲学的解釈のために
第11章 非人称の哲学へ向けて
うひょ~。
エスポジトの過去10年にわたる論考を集めて、彼の主著3部作『コムニタス』『イムニタス』『ビオス』に相当する部分にそって、第1部(共同体)第2部(免疫)第3部(生政治)の3部構成でまとめてある。
以下、目次。
訳者によるイントロダクション ナポリ発、全人類へ―ロベルト・エスポジトの思想圏/岡田温司
「ナポリを見てから死ね」/「ロベルト・エスポジト」-「ポスト・ロジエ・ベルト」/エスポジトを読む三つの鍵/エスポジトの生政治-アガンベンとネグリのあいだ/フーコーの限界/免疫(イムニタス)・共同体(コムニタス)/免疫化の功罪/ナチズムの遺産とその転倒/法と免疫/「人格」の脱構築
第1部
第1章 共同体の法
第2章 メランコリーと共同体
第3章 共同体とニヒリズム
第2部
第4章 免疫型民主主義
第5章 自由と免疫
第6章 免疫化と暴力
第3部
第7章 生政治と哲学
第8章 ナチズムとわたしたち
第9章 政治と人間の自然
第10章 全体主義あるいは生政治―二十世紀の哲学的解釈のために
第11章 非人称の哲学へ向けて
ナチズムが戦争から抜け出たのは、軍事的、政治的レベルにおいて決定的に敗北したからであって、文化的、言語的レベルにおいては、必ずしも全面的に敗北したわけではない(第10章より)
うひょ~。
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