将棋竜王戦第3局

2009年11月11日 将棋
将棋竜王戦の第3局が、昨日、今日の2日で戦われている。
関西将棋会館に大盤解説会を見に行こうか、と思っていたのだが、雲行きが怪しくて、テレビ中継を慎重に見た。と、いうのも、2日制の戦いとしては異例の進み方をしていたからだ。今までの対局を見ると、1日めは序盤から中盤にさしかかるあたりで終了し、2日めから中盤がはじまり、大盤解説会がはじまる夕刻から終盤に突入する、というのが通例だった。ところが、本局は、1日めの終了時に、すでに終盤に突入していたのだ。2日めの対局がはじまると、夕方までには終局を迎える予感がぷんぷんとしていた。
案の定、大盤解説がはじまるより前に、対局は終わってしまった。これでは「次の一手」問題もへったくれもあったものではない。
これで渡辺竜王の3連勝。
それにしても不思議な将棋だった。
1日めの対局は結局、前例のある手順を再現しただけ(それでも終盤に突入、というのがすごいが)、森内九段の封じ手は意表をつく新手だったが、その意図は解明されぬままに森内九段が予定変更し、あっさりと渡辺竜王が勝ってしまったのだ。つまり、2日めの最初の手(1日め終わりの封じ手)の段階で、勝負はついていたも同然だったのだ。新手の意味したものは何だったのか?
プロのみなさん、教えてください!
それとも、あの手は女流王位戦の石橋が指した反則負けの一手みたいなものだったのか?羽生との名人戦で森内が手を見落として「ハッ」とした瞬間が頭の中を回った。

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