恋と股間

2009年2月5日 読書
恋と股間
杉作J太郎の『恋と股間』を読んだ。
若い世代に送る恋愛指南。
以下、目次。

恋愛は断られたところからすべてがはじまる。
1章 どうしたら、彼女ができますか?
本当に彼女をつくるための、はじめの第一歩
 「生涯初彼女」を得るために
 困ったら、まわりの人を仲人にする
 「出会いがない」なんて寝言です
人前で弱みを見せるスキルを磨け!
 いけしゃあしゃあとした人たち
 早めに誰かのそばへ行き、「もうおしまいだ」とつぶやいておくこと
 弱みをカミングアウトする方法
 喜びも悲しみも、抱え込むのは危険です
 ヘコむことを「恥」にしないために
セックスの極意は「思いやり」にこそある
 どうして、専門学校がないんだろう
 みっちりと、畏怖の念を叩き込む
 お互いの存在が「異界」である
 無理をしてこそ広がる世界
命がけのリラックス、過激なスローライフ
 四十を過ぎてからのウルトラC
 「お金」には名前を書く欄はない
 ローテーションでお醤油を
 彼氏になれなければ不幸なのか
2章 それは童貞の悪い癖です
見た目に自信がない場合、恋愛は何で勝負をすればいいですか?
 まず、年上の女性に可能性を見出してみる
 戦いに参加できない悔しさ
 巨人的な視野を手に入れるために
 生まれた瞬間からタイタニック号の上
 「沈む」と「出会う」、どちらが早いか
「童貞」とは、いつ捨てるべきものですか?
 それはね、一軍にあがってからです!
 調子にのってると、「悲願」は達成できません
 誰かの軒下を借りて生きているということ
 童貞に「捨て場所」はあるのか
片思いの人への、ドラマティックなアクションの起こし方
 それは、童貞の悪い癖です
 告白されて怒り出す人
彼女のメアドを聞き出す「魔法のセリフ」とは?
 アクティヴな働きかけは無意味です
 「おカネがすべて」という価値観
 意外とビッグ・チャンスな時代
 「つづきはメールで」の極意
女性に対する「メールのNG」を教えてください。
 教えましょう、「文芸メルマガ」はよしておいたほうがいい、ということを!
 さらに、「ジョーク・メール」も禁止です
 必要なことを、過不足なく
 メールでは、恋愛の階段は上がれない
 「覚悟」と「リラックス」のダブル・プレー
理想は「おもしろくて、やさしい人」。女性がそう言うたび、イラッとします。
 「さんまさん」になる勇気を持てない人間
 ネタの豊富な寿司屋をめざして
「オナニーのときに誰が思い浮かぶか」というジレンマ
 二番手、三番手が登場するわけ
 のぞみ号か、こだま号か?
 いざというときにも平常心でいるために
世間ではみんな、AVのようなセックスを謳歌しているのでしょうか?
 最低でも七割は割り引いて考えよう
 「想像力」が開拓する、秘境へのルート
 解答の出ていない参考書を片手に
 オナニーは我と我が身を救う
告白したら「友だちでいましょう」と言われた
 「友だちって何かね?」と言い返しましょう
 「友だちからはじめましょう」もナシです
プレゼント、彼氏じゃなくても受け取ってもらえるものですか?
 高価でなければ、いいんじゃないですか
3章 彼女ができても日々是修行
「コイツは小さい」と思われてしまう男の行動とは?
 彼女の携帯を見る男は、小さい
 彼女の手編みのセーターを着られない男は、小さい
 ありったけの誠実さをこめたサービス
化粧を取ったら別人でした。だまされた気分です。
 それはね、偽装工作じゃありません!
 何がレギュラーで、イレギュラーなのか
 トラブルは、起きてあたりまえです。
「何をしてもいい」と言われた場合、本当にしてもいいのはどこまでですか?
 相手はかなりなことを望んでいます
 「わからない」から必死になれること
 恋愛に「職務質問」は許されない
一緒に寝るとき、彼女に背中を向けるのは失礼?
 セックスに、小笠原流はありません
 ハードボイルド・イン・ベッド
彼女が「昔のこと」を忘れてくれません。なぜ?
 死んだはずの怪人がよみがえっている
 動物界に反旗をひるがえした営み
彼女から別れを告げられました。男が発するべき第一声とは?
 「それはないだろう!」と食い下がります
 「歯ごたえがない男」という最低の評価
 「カッコわるい」はストレスにならない
彼女の浮気を知ってしまった
 「どうしてだ!?」と、パニック感あふれる取材をしてはいけません
 画期的に困っている人を助けるシステム
 浮気する人・しない人
「ストーカー」にならないための心得とは?
 正直に、率直に伝えること
 気持ちを表現するのは怖いことではない
 自分をメインにしない、ということ
 好きだったら本当に「しかたない」のか
 心の殺傷罪を適用されますよ、もう
おわりに 女性のみなさん、ご静聴願います。
「いい男」のイメージについて、再考を促したい。
 女性の話に、かたっぱしからうなずく男
 「わかってたまるか」の大切さ
 穴があることに気がつかない
 男らしさ、女らしさという「演技」
 何ということもなく、あったりするのかもしれない

笑いながら読みすすめられるが、意外とまっとうなことを語っているのには感心した。
これなら、ちゃんと迷える若き人々を間違った道に行かないように導けるんじゃなかろうか。
僕もかなりタメになった。

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