映画の日だったので、2本だけだが映画を見た。
「チェ39歳別れの手紙」
「チェ28歳の革命」
スティーヴン・ソダーバーグ監督、ベニチオ・デル・トロ主演
この順番で見たのはある意味正解だったか。
ゲバラが死んだ後で、キューバ革命の話を見たのだから、帰る道は昂揚していた。
ほとんどが山の中の話で、ぜんそくの発作もあり、見終わったときはぐったりと疲れていたが、気分は上々。
この映画のおかげでゲバラ関連の本が出たり、新訳が出ているのに気づいたりしたので、ブームが沈静した頃に読んでみるか。
お客さんはけっこう来ていたが、こういう映画でもエンドロールがはじまったらぞろぞろと出ていったり、しゃべりはじめる人がいるのには驚いた。映画の途中でトイレに行く人もけっこういたし。僕はたいてい最前列で見ているので、客の出入りが気になって仕方がないのだ。

NHK-FMで「現代の音楽」
 − アンサンブル・コンテンポラリーα演奏会から −(1)
「ペンデュラム・ミュージック(1968)」
                   スティーヴ・ライヒ作曲
                       (7分18秒)
      (アンサンブル)アンサンブル・コンテンポラリーα
「バイオリン・フェイズ(1967)」 スティーヴ・ライヒ作曲
                      (20分51秒)
   (バイオリン、録音テープでのバイオリン演奏)花田和加子
                   (音響操作)有馬 純寿
「2重にされた昔の歌(2008)」      夏田昌和・作曲
                      (14分04秒)
      (アンサンブル)アンサンブル・コンテンポラリーα
                     (指揮)夏田 昌和
  〜東京・すみだトリフォニーホールで収録〜
                  <2008/12/19>
聞きながら外を歩いていたのだが、ライヒ聞いての外出は世界が違って見えてしまうなあ。

ETVで辺見庸の番組をやってた。
カミュの『ペスト』から絶望よりもおそろしいのは絶望に慣れてしまうことだ、とかいろいろ言ってたが、講演のときに秋葉原の「K」とかイニシャルで言ってたのは、明らかにカフカから話を持っていったものと推測される。
危機が分散されていて連携を欠いていることとか、パンデミックとか、いろいろ。
秋葉原を歩く辺見庸がメイドからチラシもらっているところが、みどころ。
この番組とか、今日見た映画とかでいろいろ考えるところは多くて、とにかく簡単なところから、「デフォルト」みたいなものの言い方、それにまつわる考え方は1回水に流してなかったことにしてみたい。
次回のETVはキューバ革命についてらしい。これも必見。

あと、今日は日曜なので、あいもかわらずテレビラジオでアニメと将棋と落語。


コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年5月  >>
27282930123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

お気に入り日記の更新

日記内を検索