ブーリン家の姉妹

2008年11月14日 映画
ジャスティン・チャドウィック監督の「ブーリン家の姉妹」を見て来た。
16世紀イングランド、ヘンリー8世の妃となり、処刑されたアン・ブーリンとその妹メアリー・ブーリンの物語。メアリーの方はヘンリー8世の愛人として男子を出産したが、その子が王を継ぐことはなかった。メアリーは映画では妹だが、史実によると、アンの姉なのだそうだ。
歴史の物語というと退屈そうに聞こえるが、見てみると、姉妹の女どうしの嫉妬やら愛憎やらの戦いがメラメラと燃え盛っていて、面白かった。まあ、燃えているのは主にアンの方なのだが。
女性向けのメロドラマで、大げさに言えば歴史は女が作る、というような内容になるし、力を持つ男を操縦する方法指南という一面もあるが、総じて下世話な印象だ。
アンを熱演したのはナタリー・ポートマン。メアリーを天然演技でこなしたのはスカーレット・ヨハンソン。女に翻弄されているようにみせて結局一番強かったヘンリー8世を演じたのはエリック・バナ。
ヘンリー8世とアンのあいだに生まれた女児は、後のエリザベス女王になる。

将棋竜王戦は羽生名人が短手数で勝利してこれで3連勝。
夕方からの大盤解説会に行こうかとも考えていたが、解説会がはじまる午後5時にはなんと既に勝敗は決しており、出向かず。解説会も困っていたんじゃないだろうか。

テレビ「美の壷」今日は『コドモノクニ』を中心に絵本を紹介していた。
色や絵の可愛さにももちろん惹かれるが、なにより、谷啓の孫娘役で小池里奈が出ていたのが僕のツボ。

11月9日放送の「現代の音楽」録音したのをやっと聞いた。
                    【ゲスト】猿谷 紀郎
 − 作曲家の個展2008・猿谷紀郎 −(2)
「ホウェアー・イズ・ヒー? 夢 まじらひ
  〜谷川俊太郎の詩“ホウェアー・イズ・ヒー?”とともに〜」
                       猿谷紀郎・作曲
                      (19分54秒)
                   (詩・朗読)谷川俊太郎
                  (管弦楽)東京都交響楽団
                     (指揮)高関  健
「阿佐可夜 流夜真(あさかや るやま)」   猿谷紀郎・作曲
                      (14分08秒)
                  (管弦楽)東京都交響楽団
                     (指揮)高関  健
  〜東京・サントリーホールで収録〜
                   <2008/10/1>

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