49期王位戦第4局大盤解説会@関西将棋会館〜『ハナシがちがう!』(ネタバレ)
2008年8月7日 読書仕事前に、第49期王位戦第4局の大盤解説会を見に関西将棋会館に行ってきた。
東和男七段の解説。
次の一手出題は97手めの先手6五銀が出題された。他の候補手は8三香成とか1四角とか。今回も賞品を獲得できなかった。
解説で問題になったのは、69手めの先手深浦王位の9二銀。この手は好手だと思われたが、実は悪手だったのではないか、とか。
あいかわらず、お客さんは怪人ぞろいで、その場にいるだけでゾクゾクと興奮させられる。
勝負は123手で深浦王位が勝利。これで深浦3勝、羽生1勝になった。8月27日(水)にも決着はついてしまうのか?
読んだ本は田中啓文の『ハナシがちがう!笑酔亭梅寿謎解噺』
上方落語の世界を描いたミステリー。
落語に関する部分が生き生きと描かれていて、楽しい。
例によって真相などの覚え書きをつけておくので、未読の人はまず、読むように。
「たちきり線香」
三味線のバチを削っておいて、弦が切れる。
「らくだ」
双子ブラック団。フタコブラクダ。
落語できない方が楽屋で泥酔して逃れる。
「時うどん」
漫才でしゃべってるのは実は片方だけ。
「平林」
メクリで竜二と漫大が重なって、滝夫に見えた。
堀味汎・汎作の偏の部分でエロジジイ。
「住吉駕籠」
二人羽織で犯人隠す。
「子は鎹」
イノセントマンを1千万と聞き違える。
この話で、「同じ落語を何度聴いてもおもしろいのはなぜだろう」という問いかけに、竜二は答えを見つける。
「それは、落語の世界では、時間がとまっているからだ。殺伐とした話題ばかりが先行する今の世の中、核兵器も公害もテロもなかった『あの頃』の『あの連中』に会うために、皆は落語を聴くのだ」
また、同じ問いに対してこんなことも。
「それは、落語の根本が『情』だからである。人間が人間であるかぎり、『情』はどれほど繰り返されても滅びることはない」
「千両みかん」
千両みかん。略してセミ。
東和男七段の解説。
次の一手出題は97手めの先手6五銀が出題された。他の候補手は8三香成とか1四角とか。今回も賞品を獲得できなかった。
解説で問題になったのは、69手めの先手深浦王位の9二銀。この手は好手だと思われたが、実は悪手だったのではないか、とか。
あいかわらず、お客さんは怪人ぞろいで、その場にいるだけでゾクゾクと興奮させられる。
勝負は123手で深浦王位が勝利。これで深浦3勝、羽生1勝になった。8月27日(水)にも決着はついてしまうのか?
読んだ本は田中啓文の『ハナシがちがう!笑酔亭梅寿謎解噺』
上方落語の世界を描いたミステリー。
落語に関する部分が生き生きと描かれていて、楽しい。
例によって真相などの覚え書きをつけておくので、未読の人はまず、読むように。
「たちきり線香」
三味線のバチを削っておいて、弦が切れる。
「らくだ」
双子ブラック団。フタコブラクダ。
落語できない方が楽屋で泥酔して逃れる。
「時うどん」
漫才でしゃべってるのは実は片方だけ。
「平林」
メクリで竜二と漫大が重なって、滝夫に見えた。
堀味汎・汎作の偏の部分でエロジジイ。
「住吉駕籠」
二人羽織で犯人隠す。
「子は鎹」
イノセントマンを1千万と聞き違える。
この話で、「同じ落語を何度聴いてもおもしろいのはなぜだろう」という問いかけに、竜二は答えを見つける。
「それは、落語の世界では、時間がとまっているからだ。殺伐とした話題ばかりが先行する今の世の中、核兵器も公害もテロもなかった『あの頃』の『あの連中』に会うために、皆は落語を聴くのだ」
また、同じ問いに対してこんなことも。
「それは、落語の根本が『情』だからである。人間が人間であるかぎり、『情』はどれほど繰り返されても滅びることはない」
「千両みかん」
千両みかん。略してセミ。
コメント