DVD ポニーキャニオン 2001/11/07 ¥3,990
午前11時30分から心斎橋FANJで「Girls Pnic」
出演順に。
TOUCH
1.ラブ・ライク・キャンディフロス
2.クインシー
3.ラブ・ラズベリー・ジュース
4.タイムリミット
MCでは、TOUCHで行ったボウリング大会の話など。
ゆうちゃんが最下位だというのが、萌えてしまうのは何故だ。
TOUCHのダンスはやっぱりいいなあ。
でも、このFANJはステージが狭くて、TOUCHが存分に踊れたとは言い難く、それが残念だ。

ちゃーみー☆くぃ〜ん
1.彼女はゴキゲンナナメ
2.コスメチックコスメチック
3.モバイルラブ
4.友情
「いつもぐだぐだ」と言うが、わりとタイトなライブになったと思う。
でも、曲がはじまる直前に2人で何やらマイクを通さずにしゃべっている光景は、マイペースさを感じさせて、よかった。

appeal
1.サンシャイン
2.マイオンリーダーリン
3.ラブ&スマイル
4.スタート
今日はオリジナル曲でかためた!
途中でハート型の風船を客席に飛ばすのが、とてもいい演出で、盛り上がった。
アピ−ル見たら無条件で楽しく元気になるが、3人の持つ要素がうまく調合されて、薬のように作用してるんじゃないか、と思う。

ミューズ
1.ちょっとだけMY LOVE
2.瞳は元気なブルースカイ
3.kitto…
4.二人だけのディスタンス
5.好きと言いなさい
6.満月の夜に迎えにきて
今回のライブイベントで、一番実力を見せつけたのは、このミューズだろう。
歌もダンスもルックスも衣装も満足。歌は楽曲のよさと、歌唱力両方とも及第点だった。
オリジナルがあんまりないのがミューズのネックでもあるのだが、いずれそれは解消されていくことだろう。
いきなりキャッチーな「ちょっとだけMY LOVE」ではじまり、しおりメインの「kitto…」りゆ&しおりメインの「二人だけのディスタンス」を経て、本田美奈子の「満月の夜に迎えにきて」でしめくくる構成は、まるでリサイタルを見ているかのごとき陶酔を呼び起こした。ワンマンライブを見たい。
あと、まりながトーク中に紹介した言葉がよかった。
「夢は逃げない。逃げるのはいつも自分」だって!
僕は逃げないぞ!

ペロペロキャンディーズ
1.Pa-La-La
2.あんぶれら
3.スマイル:)
4.キラキラ
5,ねぇ、わかんない?
昨日のミミガーはやっぱりカナが食べたようだ。
あゆ俄然イチオシで見たライブは、やっぱりあゆが光って見えた。
あと、あすかの性格の良さみたいなものを強く感じた。
騙されてる?
騙されてナンボでしょ!

H@chi
1.レッツ・パーティ
2.ココロのちず
3.ロマンティック浮かれモード
4.ビリーブ
5.スターウェイブ
(アンコール)
6.ココロのちず
さすがに盛り上げる。「おとろしや」を見ているかのようだ。
H@chiは正統派アイドルというよりは、いわゆる「若者のアイドル」(aka壁の穴)というやつで、ターゲットはオタクとは微妙にずれているように思う。
その大きなあらわれが、衣装に関する無頓着さだ。
今回のライブでは、お茶の間に進出するappealの「可愛い私服」も含めて、各ユニットのコスチュームは、ライブならではの非現実感があった。簡単に言えば、それは「ステージ衣装」ということになるのだが、H@chiには、この「ステージ衣装」感が極端に乏しいのである。それはアイドルと客との異様なまでの距離の近さでも見てとれる。H@chiが目指すものは何なんだろう。それとも、近日中に迫ったメジャーデビュー以降、H@chiは変化するのか?

今日は夕方からチェックしていたイベントが4つほどあって、どれにしようか、と悩んだあげく、イベントに行かずにNHK-FM「現代の音楽」を聞くことにした。一番興味があったのだ。これは安上がり。
今年5月27日に東京オペラシティ・コンサートホールで行われた「武満徹作曲賞 本選演奏会」からの3曲。案内の西村朗が審査員をつとめた。日本人としては湯浅譲二に次ぐ2人目になるという。
音楽研究家の白石美雪をゲストに迎えての番組。
いずれの演奏も岩村力指揮、東京フィルハーモニー交響楽団
1曲めは「アクア〜武満徹の追憶に」ファン・マン作曲 (12分30秒)
中国の女性作曲家ファン・マンの2003年作品。
「晩年の武満徹をほうふつとさせる」(西村)
と、いうわけで、西村朗審査では第3位。
2曲目は「夢の回想」ウー・イーミン作曲 (9分22秒)
1983年7月生まれの中国の作曲家。今回はじめて国外に出たと言う。これもまた武満サウンドを思わせる作品。
西村審査ではこれも第3位。この選考会では、1位が出ないこともあれば、3位が複数出る場合もあるそうだ。ただし、西村朗はあくまでも1位、2位あっての3位という評価の仕方をしていると言ってた。
3曲目は「戦場に美しき蝶が舞いのぼる」 ヨーナス・ヴァルフリードソン作曲 (9分41秒)
27才のスウェーデン作曲家。これを1位だと感じた人も多かったが、西村審査は第3位。
オーケストラを使って自分の必要な音だけを書いて表現しているところはすごいが、音楽を作るにあたってのモチベーションを強く感じられなかったことが、第1位にならなかったポイントだと言う。若い作曲家に求められる、破綻や危険、こわさがなかったとも。
白石美雪は、今日の3曲のなかではこの「戦場に美しき蝶が舞いのぼる」が最も印象に残ったと言ってた。
僕自身も、1、2曲目に比べて、このヨーナス・ヴァルフリードソンの作品をこそ、もっと聞きたくなった。
次回放送では、西村朗が1位、2位に選んだ作品が聞けるはずだ。
午後6時は自宅に釘付け。

「ドラえもんのび太の魔界大冒険」を見た。1984年。芝山努監督。
新版も見て、最近大長編のコミックスも再読したところなので、ストーリーが頭に入っており、そのせいか、シンプルな物語のように見えた。
80年代といえば、バリバリ現代のはずなのに、この映画で描かれているのび太の日常世界は、ノスタルジーを引き起こすもので、生活のテンポものんびりしている。
「ドラえもん」だから仕方ないのか。「サザエさん」みたいなものなのか。
この映画を今見ても、ドラえもんや、しずかちゃんの声は老婆の声にしか聞こえなかった。
また、のび太の無能っぷりは非常にイライラするもので、激昂する気持をおさえるのがたいへんだった。
しかし、物語そのものはとても面白かった。
なんでもこの映画ではドラミが登場して窮地を救うところが、御都合主義だというような批判もあるらしい。そんな意見が出ることが僕には不可解でならない。そんなことを言い出せば、まず、のび太がいじめの対象になって自殺していないという設定を御都合主義だと主張することだってできる。あんなに子供のことを理解していない母親を、のび太が殺害していないことを御都合主義だということだってできる。空き地に自由に出入りできる、ということも不自然だ。ドラえもんが見世物にされていないことを御都合主義だと言ってもいい。
さらに言えば、「御都合主義」がまるで欠点でもあるかのような言い方にも違和感がある。
ドラミがデウスエクスマキナであっていけない法はあるまい。
少なくとも、僕はドラミが出てきてホッとした。
少年探偵団の物語で明智が出てきたときや、ルブランの物語でルパンが出てきたときのような、安心感が得られた。
もしもドラミの登場に違和感を覚えた子供がいるのなら、それは不幸な子供だと言わざるをえない。その子供はすべてのおとぎ話、いや、ありとあらゆるフィクションに突っ込みをいれてしまう哀しい人生を送るに違いないからだ。突っ込みには高度の芸が必要で、それ抜きでは単なる揚げ足とり、クレーマーでしかないのだ。
今考えると、新版はこの旧作に対する批判などをクリアするような形で、書き換えが行われているようだ。
でも、最後に大魔王の心臓(星)に銀の矢を投げたのが、新版だとのび太で、旧作ではジャイアンだったところは、旧作の方が自然だろうと思った。
本作で、投げた瞬間にのび太がジャイアンに「名投手!」と声をかけるシーンにしびれたからだ。のび太を何が何でも主人公に据えなければならない、という不自然さがなく、適材適所、得意なところは得意な者が担当すればいいのだ。
そう言えば、人魚の歌声に誘われるのび太たちを、ジャイアンの音痴な歌声が救うシーンも、新版ではカットされていた。
そんなにもジャイアンに手柄をわけるのが嫌なのか、新しいのび太は!
ますますのび太が嫌いになった。

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