ISBN:4150106827 文庫 山高 昭 早川書房 1986/09 ¥336
アーサー・C・クラークの『宇宙島へ行く少年』を読んだ。
クイズ番組で優勝して、宇宙ステーションを体験する少年の物語。
とても健全で、まるでNHKの天才てれび君のドラマでも見ているかのような気分だった。
隕石が当たって、外壁に穴があいた!
と、思ったら、みんなを試すテストだった。
宇宙海賊が出現!
と、思ったら、映画の撮影だった。
凶悪な宇宙モンスターが出現!
と、思ったら、ペットだった。
と、言った次第。
安全第一で、冒険らしきものは、ドイル司令が語る体験談のみ。
あと、軌道をはずれかけたステーションを適切な指示によって修正するくらいか。
このドイル司令という宇宙ステーションのボスは、かつて水星で宇宙生物が投げた石がきっかけで、両足を失ってしまったのだ。
宇宙では無重量なので、地球上でのようなハンデはないのだ。
少年は宇宙病院や、放送ステーションも見学したりする。
まさに、宇宙ステーションガイドブックだが、好奇心豊かな少年の目をとおしているので、読んでいるこっちまでワクワクがうつってくる。
なんと、この本を読み終わってから、ホーキング博士が無重力状態を体験した、とニュースで読んだ。
まさにタイムリー。
本書では宇宙に行くに際して再三にわたって「重力」のことを書かれてあり、また、ドイル司令は両足のない障害者なのだ。
アーサー・C・クラークの『宇宙島へ行く少年』を読んだ。
クイズ番組で優勝して、宇宙ステーションを体験する少年の物語。
とても健全で、まるでNHKの天才てれび君のドラマでも見ているかのような気分だった。
隕石が当たって、外壁に穴があいた!
と、思ったら、みんなを試すテストだった。
宇宙海賊が出現!
と、思ったら、映画の撮影だった。
凶悪な宇宙モンスターが出現!
と、思ったら、ペットだった。
と、言った次第。
安全第一で、冒険らしきものは、ドイル司令が語る体験談のみ。
あと、軌道をはずれかけたステーションを適切な指示によって修正するくらいか。
このドイル司令という宇宙ステーションのボスは、かつて水星で宇宙生物が投げた石がきっかけで、両足を失ってしまったのだ。
宇宙では無重量なので、地球上でのようなハンデはないのだ。
少年は宇宙病院や、放送ステーションも見学したりする。
まさに、宇宙ステーションガイドブックだが、好奇心豊かな少年の目をとおしているので、読んでいるこっちまでワクワクがうつってくる。
なんと、この本を読み終わってから、ホーキング博士が無重力状態を体験した、とニュースで読んだ。
まさにタイムリー。
本書では宇宙に行くに際して再三にわたって「重力」のことを書かれてあり、また、ドイル司令は両足のない障害者なのだ。
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