リトルキャットSUMMER CONCERT、怪傑黒頭巾
2006年7月2日 アイドル
リトルキャットの夏のダンス&ボーカル発表会、夕方の部を見に行った。
午後5時から江坂のキャットミュージックカレッジ専門学校本館7階CAT HALLにて。入場無料。昼の部もあり、内容は一緒だったようだが、昼の部は連絡したときに、既に満席になっており、夕方の部だけを見ることにした。
以下、プログラム
1.Excellent/Advance1CLASSダンスナンバー
2.七色の明日〜brand new beat〜/Brightness(佐々木なほみ、玉井千晴、藤村聖子、山県みつき、岩田涼子、大城千夏、三枝江梨香、村田桃子)
3.Middle2/Teen’sBasic CLASSダンスナンバー
4.ラッキーチャチャチャ!/KITCAT(鈴木楓、竹井玲那、竹村名保、田中里奈、西森愛美、森本梨々子)
5.RubberSoulダンスナンバー/RubberSoul(内野このみ、小山里奈、田尻紗菜恵、山本彩、吉田あゆみ)
6.Middle1CLASSダンスナンバー
7.Miracles/glitter(川原里依子、馬場里香奈、増井万帆、山田七尋)
8.KIDS CLASSダンスナンバー
9.Keep on Runnin’/BLYTH(近藤綾香、近藤与代、庄司友香莉、田頭沙希、幡菜妙子、吉村麻美)
10.笑顔のままで/Legato(稲田楓、谷侑加子、中島舞子、前田真那)
11.青春アミーゴ
12.LUV IS MAGIC/Sparkle(北脇央子、河野真子、小林亜莉彩、竹井彩夏、宮崎真穂、山口美優、高落真鈴)
13.Lovin’ You/Rosanna(加藤沙織、河野真実、松田泰歩)
14.Advance2CLASSダンスナンバー
15.急上昇JUMP↑
16.MY WAY
17.Result
18.キューティーハニー
19.No Regret
20.Someday
21.Lies
22.D.D.D
23.Shake It Up
24.Precious Your Dream
途中でユニットによるMCが何度か入り、映像を使って卒業生の活躍を上映したり、ラストナンバ−前には、全メンバーの名前のクレジットを練習風景の画像とともに流したりしていた。
15「急上昇ジャンプ」はハレンチパンチ、16「My WAY」17「Result」は玉置成実と、リトルキャット出身のレパートリーを3曲かためた。
全体の印象としては「うわ!歌うま!」だった。こんなことなら、前日のボーカルの発表会も見に来るべきだった。
歌姫ストリートライブなどでステージを見たことのある子もおり、ついついそういう子に目が行ってしまったが、今回のサマーコンサートの収穫は、ユニットLegatoだった。
なに!この子たち!可愛い!
中学3年生と高校1年生の4人で、まだMiddleクラスなので、イベント出演は多くないのだが、ダンスの表現力や熟練に欠ける部分を補ってあまりある魅力だった。
ユニット以外での出演時にも探して目で追ったくらいだ。
リトルキャットはうたい文句に「アイドルの卵あつまれ!」と書いてあるが、ベタなアイドル路線をとっているわけではない。それでも、こんな原石が見つけられるなんて、最高!
しかし、こういうスクールの発表会見に行くと、以前、創叡にいた子とかESSEアカデミーにいた子を発見することもあり、移った理由を聞いてみたくなるなあ。
松村昌治監督の「怪傑黒頭巾」を見た。1958年。
高垣眸原作、大友柳太朗の当たり役だ。
時は幕末。新式銃の設計図を手に入れた幕府だったが、ところどころに書いてある数式などが読み取れない。天城山中に隠棲して数学を研究している蘭学者、山鹿士行(志村喬)と大槻東橘(永田靖)を拉致し、設計図を解読させようとする。
新式銃を国内で作れるようになれば、倒幕側の勢力をいっきに壊滅することができる。
黒頭巾は倒幕側の人間。今回の敵は、山形勲だ。山形勲っていいなあ。出てきただけで、悪役だと一目瞭然。
黒頭巾と山鹿士行が親子だったことも明らかになる。
白い馬にまたがる二丁拳銃の黒頭巾のかっこいいことったらない!
隠密に行動しなければならないのに、白馬なんて目立ちすぎるはずだ。ところが黒頭巾は、その白馬をどこに隠していたかというと、なんと、神社の神馬の馬小屋に入れていたのだ。これはなかなか気のきいた隠し場所ではないか。
松村昌治監督は、ヒーローものが得意だったようで、キカイダー01なども監督している。
この映画では大友柳太朗が多くの変装をするのがみどころ。
黒頭巾
八卦見の天命堂
のんき節を歌う与作(天命堂とは兄弟。一軒の家で一人二役する)
橋のたもとの乞食
矢場「おかめ」で働くおかめ面の男(面をとると、顔がただれている)
洞ケ島でこき使われる人夫
見回りのヒゲ面武士
片目の人夫使い
竜神丸の弥兵衛(ひょっとこ面で踊りながら出てくる)
以上、九変化!
また、角兵衛獅子の役で松島トモコが出ており、「怪傑黒頭巾」の歌をうたう。
歌と踊りは、まさに天才子役の実力発揮だ。
ゴリエ杯で優勝した「パワフルエンジェル」は、現代の角兵衛獅子だな!と発見した。
リトルキャットのダンスではこの手のアクロバットは見られなかった。
まあ、松島トモコがトンボ切る場面は別の人が演じているんだろうけど。
なお、この映画では、与作に恋心を抱いた「おぎん」(長谷川裕見子)が、嫉妬心から黒頭巾を裏切り、最後には黒頭巾をかばって死んでいく。
恋が自分の思いどおりに運ばないからといって、暴発した女は、たとえ悔いあらためたとしても、死をもって償わねばおさまらなかったのだ。
このあたりの、嫉妬心によるひとり相撲は、よくある話だが、ヒーローはそんなことでいちいち傷つかないのである。
午後5時から江坂のキャットミュージックカレッジ専門学校本館7階CAT HALLにて。入場無料。昼の部もあり、内容は一緒だったようだが、昼の部は連絡したときに、既に満席になっており、夕方の部だけを見ることにした。
以下、プログラム
1.Excellent/Advance1CLASSダンスナンバー
2.七色の明日〜brand new beat〜/Brightness(佐々木なほみ、玉井千晴、藤村聖子、山県みつき、岩田涼子、大城千夏、三枝江梨香、村田桃子)
3.Middle2/Teen’sBasic CLASSダンスナンバー
4.ラッキーチャチャチャ!/KITCAT(鈴木楓、竹井玲那、竹村名保、田中里奈、西森愛美、森本梨々子)
5.RubberSoulダンスナンバー/RubberSoul(内野このみ、小山里奈、田尻紗菜恵、山本彩、吉田あゆみ)
6.Middle1CLASSダンスナンバー
7.Miracles/glitter(川原里依子、馬場里香奈、増井万帆、山田七尋)
8.KIDS CLASSダンスナンバー
9.Keep on Runnin’/BLYTH(近藤綾香、近藤与代、庄司友香莉、田頭沙希、幡菜妙子、吉村麻美)
10.笑顔のままで/Legato(稲田楓、谷侑加子、中島舞子、前田真那)
11.青春アミーゴ
12.LUV IS MAGIC/Sparkle(北脇央子、河野真子、小林亜莉彩、竹井彩夏、宮崎真穂、山口美優、高落真鈴)
13.Lovin’ You/Rosanna(加藤沙織、河野真実、松田泰歩)
14.Advance2CLASSダンスナンバー
15.急上昇JUMP↑
16.MY WAY
17.Result
18.キューティーハニー
19.No Regret
20.Someday
21.Lies
22.D.D.D
23.Shake It Up
24.Precious Your Dream
途中でユニットによるMCが何度か入り、映像を使って卒業生の活躍を上映したり、ラストナンバ−前には、全メンバーの名前のクレジットを練習風景の画像とともに流したりしていた。
15「急上昇ジャンプ」はハレンチパンチ、16「My WAY」17「Result」は玉置成実と、リトルキャット出身のレパートリーを3曲かためた。
全体の印象としては「うわ!歌うま!」だった。こんなことなら、前日のボーカルの発表会も見に来るべきだった。
歌姫ストリートライブなどでステージを見たことのある子もおり、ついついそういう子に目が行ってしまったが、今回のサマーコンサートの収穫は、ユニットLegatoだった。
なに!この子たち!可愛い!
中学3年生と高校1年生の4人で、まだMiddleクラスなので、イベント出演は多くないのだが、ダンスの表現力や熟練に欠ける部分を補ってあまりある魅力だった。
ユニット以外での出演時にも探して目で追ったくらいだ。
リトルキャットはうたい文句に「アイドルの卵あつまれ!」と書いてあるが、ベタなアイドル路線をとっているわけではない。それでも、こんな原石が見つけられるなんて、最高!
しかし、こういうスクールの発表会見に行くと、以前、創叡にいた子とかESSEアカデミーにいた子を発見することもあり、移った理由を聞いてみたくなるなあ。
松村昌治監督の「怪傑黒頭巾」を見た。1958年。
高垣眸原作、大友柳太朗の当たり役だ。
時は幕末。新式銃の設計図を手に入れた幕府だったが、ところどころに書いてある数式などが読み取れない。天城山中に隠棲して数学を研究している蘭学者、山鹿士行(志村喬)と大槻東橘(永田靖)を拉致し、設計図を解読させようとする。
新式銃を国内で作れるようになれば、倒幕側の勢力をいっきに壊滅することができる。
黒頭巾は倒幕側の人間。今回の敵は、山形勲だ。山形勲っていいなあ。出てきただけで、悪役だと一目瞭然。
黒頭巾と山鹿士行が親子だったことも明らかになる。
白い馬にまたがる二丁拳銃の黒頭巾のかっこいいことったらない!
隠密に行動しなければならないのに、白馬なんて目立ちすぎるはずだ。ところが黒頭巾は、その白馬をどこに隠していたかというと、なんと、神社の神馬の馬小屋に入れていたのだ。これはなかなか気のきいた隠し場所ではないか。
松村昌治監督は、ヒーローものが得意だったようで、キカイダー01なども監督している。
この映画では大友柳太朗が多くの変装をするのがみどころ。
黒頭巾
八卦見の天命堂
のんき節を歌う与作(天命堂とは兄弟。一軒の家で一人二役する)
橋のたもとの乞食
矢場「おかめ」で働くおかめ面の男(面をとると、顔がただれている)
洞ケ島でこき使われる人夫
見回りのヒゲ面武士
片目の人夫使い
竜神丸の弥兵衛(ひょっとこ面で踊りながら出てくる)
以上、九変化!
また、角兵衛獅子の役で松島トモコが出ており、「怪傑黒頭巾」の歌をうたう。
歌と踊りは、まさに天才子役の実力発揮だ。
ゴリエ杯で優勝した「パワフルエンジェル」は、現代の角兵衛獅子だな!と発見した。
リトルキャットのダンスではこの手のアクロバットは見られなかった。
まあ、松島トモコがトンボ切る場面は別の人が演じているんだろうけど。
なお、この映画では、与作に恋心を抱いた「おぎん」(長谷川裕見子)が、嫉妬心から黒頭巾を裏切り、最後には黒頭巾をかばって死んでいく。
恋が自分の思いどおりに運ばないからといって、暴発した女は、たとえ悔いあらためたとしても、死をもって償わねばおさまらなかったのだ。
このあたりの、嫉妬心によるひとり相撲は、よくある話だが、ヒーローはそんなことでいちいち傷つかないのである。
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