京都芸術センターで開催されている古橋悌二「LOVERS」特別展を見に行った。
ビデオ・インスタレーションで、裸の男女がすれ違う映像が、暗く広い室内で、ぼんやりと映し出されている。
古橋悌二ここにあり、というようなテイストの作品だ。
彼はエイズで死に、10周忌でこの展覧会が企画されたようだ。
どうせなら古橋悌二の映像もこの「LOVERS」に重ね合わせればよかったのだ。死者になって虚体となった今でこそ作者自身が作品と合体できる。しかも、LOVERSの中で。これって天国?

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