壁を破る言葉

2005年12月6日 読書
岡本太郎の『壁を破る言葉』を読んだ。岡本敏子企画、構成の本で『強く生きる言葉』という本もあるらしい。
岡本太郎が語った言葉を集めたもの。
「自由」「芸術」「人間」の3つの項目にわけてある。

「芸術は何をやってもかまわない
あらゆる表現が許されているのだ」

「いつも言っていることだけれども
芸術はきれいであってはいけない。
うまくあってはいけない。
心地よくあってはいけない。
それが根本原則だ」

「芸術は本質的に、けっして教わることはできない。
弟子になろうなんてやつは、
それだけで芸術家失格だ」

「人に理解されたり、よろこばれようなんて思うな。
むしろ認められないことを前提として、
自分を猛烈につき出すんだ」

「いつも危険だと思うほうに自分を賭ける。
それが生き甲斐だ」

「昨日すでにやったこと、
人のやったことと同じようなことをやるのでは、
まったく意味がない」

「他人のものはもちろん、たとえ自分の仕事でも、
なぞってはならない」

「同じことをくりかえすくらいなら、死んでしまえ」

「昔の美術界では、原色というのは、
女、子ども、あるいは下司下郎の好みだとされていた。
今はちがうけれどね。それで僕は原色をぶつけて絵を描いた。
やっちゃいけないことをやる。それが面白い」

などなど、同意できる言葉が並んでいる。
と、いうことは、あえて読む必要もない、ってことなのか。

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