男の花道

2005年11月28日 読書
活字リハビリ中。
杉作J太郎の『男の花道』を読んだ。マンガ+コラムでマンコラムと銘打っている。
第1部
十年ひと昔 その1
十年ひと昔 その2
虚構の男たち
夜の帝王
噂の女
男の教室
男が女を口説くとき
爆発!!恋愛遊戯
激突!!試験地帯
男で行こう!!
ヤボテン
男にモテるには?
男のエッセイ
アニメについて考えた 前編
アニメについて考えた 後編
第2部
肩書き無情
ハードだね!自転車野郎
軽妙!音楽談義激突篇
絶対恐怖!お化け屋敷
その後のボス
別れ
Y2J
杉J大賞 BIG BOSSMAN
旧国道の仲間たち
会社なき戦い・逆縁盃
ケツを忘れろ!
パソコンとエロとリッキー
社長アスホール
付録 愛の狩人

『ヤボテンとマシュマロ』からの文章と、それ以降の発表分をあわせて編集した、ちくま文庫オリジナル。
不器用で愛すべき男のエッセイが綴られている。
漫画の部分と文章の部分がうまく組み合わされているエッセイなのだが、文庫版で小さくなると、割り振りも変わってきて、もとの『ヤボテンとマシュマロ』に比べて、詰め込まれた感じは否めない。
なお、気になったので『ヤボテンとマシュマロ』収録分と比べてみた。
『ヤボテンとマシュマロ』には35編のコラムと「セイガク本線」という漫画が掲載されている。
その内、この『男の花道』に収録されたのは15編のコラムで、第1部がそれにあたる。
読んでいて「この後に掲載されている『セイガク本線』」という表記があり、それが最後まで「掲載」されてないので、削られたのだ、とわかり、あわてて『ヤボテンとマシュマロ』を借りてきて、つきあわせてみたのだ。
削られたコラム、漫画は次のとおり。
SM回廊
マーク2
喫茶店
シーハゴーン
いつか街で会ったら
映画館で肉マン その1
映画館で肉マン その2
怪奇十三夜 その1
怪奇十三夜 その2
インチキショップ
センズメンタル・ジャーニー
映画館で肉マン その3
いい旅夢気分
謎の円盤UFO
自慢話は聞き飽きた
激突!!社交辞令
料理の鉄人・衣笠サチオ
新学期エヴァンゲリラ
キミにウソをついた
漫画家生活15周年記念作品

あと、漫画で
セイガク本線1〜5、番外編『ねじ式』の思い出、最終回

削られたコラムも読んでみたが、これが面白い。
おそらく、文庫化にあたって、「男の生きざま」というテーマを設けたため、その縛りから外れた内容のものが漏れたのだろう。
これら、削られた分もあわせて、他の連載コラムとくっつけて本になればいいなあ、と思った。なにより、杉作J太郎の文章は読みやすいのだ。

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