美男奴隷

2004年12月14日 読書
梶山季之の『美男奴隷』を読んだ。先頃マゾッホの小説を読んだばかりで、最近SMづいている。
妊娠させられ、捨てられた女性が、復讐心に燃えて、男たちを次々と奴隷にしていく話。
僕はマゾではないので、女王然とした女性に命令されたり、いいように扱われて、それで快感を覚えるようなことはない。だから、作中の男性たちがころりと女性に弄ばれる心情が理解しにくいし、また、歯がゆい。でも、これが当時(昭和44年頃)の現代世相というものだったのかもしれない。
梶山季之の本で現在読める約300冊ほどのうち、僕が読んだのはまだ半分程度だ。
まだまだ傑作が眠っているはずだ。楽しみ。
なお、この本はPINE*amのツグミちゃんにかなり前に貸した本で、やっと僕も読めた。
本棚に入れたままで、「次は読もう、次こそ読もう」と思いながら、なかなか手にとることがなかったのだ。
今回、手にとったきっかけは、最近すっかり僕のお気に入りの「さゆみん」(道重似)が、この『美男奴隷』を京都メトロで購入していたのを思い出したからだ。
「さゆみん」の奴隷になら、なれるか?いや、あいにくと僕では「美男」奴隷というわけにはいかない。残念!単なる凡人奴隷斬り!

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