視覚の実験室-モホイ=ナジ/イン・モーション@京都国立近代美術館
視覚の実験室-モホイ=ナジ/イン・モーション@京都国立近代美術館
視覚の実験室-モホイ=ナジ/イン・モーション@京都国立近代美術館
京都国立近代美術館で「視覚の実験室-モホイ=ナジ/イン・モーション」を見た。
構成主義の写真家、美術家として知られるモホイ=ナジ(モホリ=ナギの表記で周知だが、出身のハンガリー読みで、本展ではモホイ=ナジと表記している)の日本では最初の回顧展。バウハウスの教師でもあった。
幼い頃の記憶をひもとくと、モホイ=ナジの写真や美術は、我が家でもわりとなじんだものだった。父親がアマチュアの写真家で、家には写真集があり、また、構成主義の絵画が好きだったようで、モホリ=ナジの作品ではないが、よく似た作品が壁に飾ってあった。
と、いうわけで、この展覧会は、まるで自分が幼かったときの家にタイムスリップしたような錯覚をもたらすもので、なんだか懐かしかった。
展示は、次のような構成だった。
第1章 ブダペスト 1917-1919 芸術家への道
第2章 ベルリン 1920-1922 ダダから構成主義へ
第3章 ワイマール-デッサウ 1923-1928 視覚の実験
第4章 ベルリン-ロンドン 1928-1937 舞台美術、広告デザイン、写真、絵画
第5章 シカゴ 1937-1946 アメリカに渡ったモダンアートの思想
映画の展示上映もあり、
「マルセイユの港町(ヴュー・ポール)」1929年、9分
「ベルリンの静物」1931年、9分
「大都会のジプシー」1932年、11分
「建築家会議」1933年、29分
「新建築とロンドンの動物園」1936年、16分
「ロブスターの一生」1935年、16分
に加えて、モホイ=ナジが雑誌に載せたものをもとに、ベルリン芸術大学が作成した「大都会のダイナミズム:モホイ=ナジにもとづく映画的実験」(2006年)の上映(数分だったかな)もあったし、
「光の戯れ 黒・白・灰」1930年、6分
の上映される部屋では、ライト・スペース・モデュレータ(電気舞台のための光の小道具)のレプリカが展示されており、30分おきに約1分半の長さでグリグリと動いた。
ちょっと前に読んだ瀧口修造の『白と黒の断想』で、モホイ=ナジのモビール(キネティック彫刻)を見たがそのとき既に壊れていて動作しなかった、と書いてあったので、「ああ、これのことだったのかな?」と思いながら見た。
時間に余裕があったので、(今日は仕事以外、他に用事なし)、ゆっくりと見ることが出来て、映画も全部堪能した。
「建築家会議」ではル・コルビュジエを見ることもできるし、「大都会のジプシー」ではジプシーのやることなすこと、「あ、世界名作アニメみたい」と、逆の感想をいだくこともできる。(僕だけ?)

あと、館所蔵によるコレクション・ギャラリーでは、モホイ=ナジの時代のダダの作品や、ニュー・バウハウスの写真家たちの作品も見ることができた。
「ニュー・バウハウスの写真家たち」として展示されていたのは、アーサー・シーゲル、ハリー・キャラハン、ネイサン・ラーナー、ヘンリー・ホルムズ・スミス、チャールズ・スウェットランド、アァロン・シスキン、ケネス・ジョセフソン、ジョセフ・D・ジャックナ、森川潔、石元泰博、カレン・サベージ、バーバラ・クレイン。

1階ではイチハラ・ヒロコ、箭内新一によるプレイルームもあった。


大阪市立近代美術館(仮称)心斎橋展示室で、「夏休み・みんなで楽しむ展覧会-いつの人?どこの人?どんな人?」を見てきた。
西尾美也(西尾家の写真!)、柴川敏之(二千年後に発掘シリーズ)、小泉雅代(眉毛)といった21世紀の日本の作品と、この大阪市立近代美術館建設準備室蔵の20世紀の作品を中心に展示されている。と、いうことは、ほとんど常設展と言ってもいいようなラインナップなのだが、このあたりの作品が好きなので、じゅうぶんに楽しめた。人でごったがえしていないところも見やすくていい。
出品されていたのを一部紹介すると、ハンナ・ヘッヒ、ラウール・ハウスマン、木下佳通代(このへんのラインナップ見ただけで、僕好みだというのが感得できるだろう。僕の好みなんて、みんな知らないか!)、吉原治良、キスリング、ジャコメッティ、デュビュッフェ、森村泰昌、やなぎみわなどなど。

浜崎健立現代美術館で山田はるかの「ヘルタースケルターrespect for OK!」
岡崎京子の漫画『ヘルタースケルター』の登場人物の1人になりきって、写真を撮り、すべての出番を乗っ取ってしまった作品。
入ったところにソファが1つ置いてあり、そこに坐ってその本を読むこともできた。たまたま僕1人だけだったので、じっくりと最後まで読ませてもらいました。手だけのシーンでもしっかり入れ替わっているという徹底ぶり。
以前、星影みどりという友達が、少女コミックスの登場人物の顔の部分を全部自分や友達の顔写真貼って、パンパンに分厚くなったのを誕生日のプレゼントにあげた、というのを思い出した。かれこれ20年以上前の話。
2階では、山田はるか企画グループ展「狼狽from EAST」も開催してた。

夜に、なんば白鯨に、書いた小説を納入。
30日に味園ビルのいくつかの店舗で開催される「文傾」という文章系同人誌即売会に、僕も作品を出すことにしていたのだ。関東で開催されている「文学フリマ」の関西版だが、文学の土壌は関西にこそ豊かにあるのだから、これはいっちょ参加するしかないだろう、というイベントだったのだ。
24日のイベントのときに、「文傾」のことを知ったので、それから1週間で全部用意した。駆け込み乗車はおやめください、というあぶなさ。
僕は、今回全編書きおろしで、小説を10冊書いた。
と、言っても、全部、単語帳に即興で書いていったもので、下書きなし。
不思議と、単語帳1冊でぴったり終わることができた。(カードにひとことでも3行でも自由に書けるんだから、調整可能だったのだ)
単語カードに小説を書いた、ということで、「モノ・ノベル」と勝手にジャンルを決めて、「モノノベル」に漢字で「物部流」とあてて、一応のサークル名みたいなものを考えた。
作品のラインナップについては、ブログ「四月バキュア」にも書いたが、タイトルと内容を再掲しておこう。多少、解説もつけくわえた。順番は執筆順。
1、「鍵」
昼なのに、部屋の中は暗かった。部屋の中には、死骸が転がっており、その脇には、部屋のカギが落ちていた。密室なのか?
(密室殺人を描きながら、落ちていたカギにばかりこだわる小説を、書き出したときは構想していたが、実際には、叙述トリックの作品におちついた)
2、「窓」
温泉で双眼鏡を使って覗き見していた男が、運命の美女を目撃する。どこを探しても美女の居所は知れなかったが、意外なところに美女はいたのだ。
(押し絵と旅する男、みたいなものになったが、ラストのオチは、すべてをぶちこわして笑いにつなげたような気がする。このへん、執筆が非常にモタモタしてる)
3、「或る少年の恐れ」
学級委員長が、その権力を利用して教室の暴君になり、邪魔な生徒を排除していく。
(テーマは非常に面白いと自負しているが、内容がともなっていなくて、結局、どんでん返しを連続させる結末に重点が移ってしまった)
4、「酔拳選抜」
じゃんけん選抜で、勝ちぬいた者は、センターの座が与えられる!少女たちは、酔拳の秘儀を駆使して勝負を一大へりくつ大会へと変貌させる。最終的には、前代未聞の一騎打ちが実現する。
(もっと面白くなったはずだ、と思う。へりくつのスケールがまだまだ小さい。でも、漫画的でそれなりに楽しく書けた)
5、「歯医者復活」
ドリル片手に歯医者が追いかけてくる悪夢のような逃走劇。対抗するには、あの手しかない!
(僕的には、今回、はじめて「うわー、これ、面白い!」と興奮した。書いているときの速度が半端ない)
6、「背中まで100マイル」
背中にできた腫れ物が男の人生を狂わせていく。
(できものがチチチとまた泣くようなものを構想していたが、頭山のような作品に仕上がった)
7、「日本浮揚」
日本沈没とは正反対、浮かび上がって天空の国になってしまった日本。
(ここから3冊は、小松左京氏の訃報を聞いて書き始めた。この3冊は、速度もあって、自分では面白く書けた作品たち。「日本沈没」から連想して書いた、シチュエーションもの)
8、「復活のヒ」
なんと、世界は滅亡した。話はそれで終わりかと思いきや、物語は続くのである。
(最初の3ページだけは、今回の「物部流」の白眉だと思う。こんなにすごい3ページは、あまりない、と自画自賛)
9、「さよならタピジュー」
異常気象がもたらした季節はずれの熱帯の桃源郷。夢の王国を築き上げた男の快楽と死。
(パノラマ島とか金色の死みたいな世界だけど、「タピジューって!」と自分でツッコんで、笑いながら書いた作品。「ジュピター」じゃなくて「タピジュー」だというところに面白さを感じてくれる人にぜひ読んでほしい)
10、「最後に見るもの」
死ぬ間際には人生のすべてを走馬灯にように見る、という。ただし、この男の場合は思い違いが次々と発覚してしまい、とんでもないことに。
(もう、これは事故のような作品だ。最初の構想を度忘れして書き続けた、自分でもどこに向かっているやらわからない、迷宮的作品)
幸いなことに、作品は完売したそうだ。
世界に1冊しかない本なのだが、もっと面白くなるはずだった作品たちなので、「しかたない奴め」と笑ってゆるしてあげてください。

カンディンスキーと青騎士@兵庫県立美術館~「幻燈・夜行」展@トランスポップギャラリー
カンディンスキーと青騎士@兵庫県立美術館~「幻燈・夜行」展@トランスポップギャラリー
カンディンスキーと青騎士@兵庫県立美術館~「幻燈・夜行」展@トランスポップギャラリー
兵庫県立美術館で「カンディンスキーと青騎士~色彩革命!モダンアートはここから始まった。」を見た。
展示内容は、次のとおり。
序章:フランツ・フォン・レンバッハ、フランツ・フォン・シュトゥックと芸術の都ミュンヘン
第1章:ファーランクスの時代-旅の時代 1901-1907年
第2章:ムルナウの発見-芸術的総合に向かって 1908-1910年
第3章:抽象絵画の誕生-青騎士展開催へ 1911-1913年
たまたま『青騎士』は読んでいたので、フランツ・マルクがこういう展覧会でどんな位置と重要性をもって展示されているのかな、とワクワクして見た。意外と、フランツ・マルクって動物ばっかり描いている青騎士の一員、という程度の扱いで、拍子抜けした。
主に、カンディンスキーと、その愛人、ガブリエーレ・ミュンターのことが頭に残るあたり、非常にメロドラマ的である。
と、いうか、今調べてみたら、僕が『青騎士』読んだのは、2008年1月のことだった。3年以上も前だ。つい、この間読んだようなつもりだったのに。

兵庫の次は京都。
トランスポップギャラリーで、「幻燈・夜行」展。
今日、電車の中で『幻燈』を読みふけっていたのは、この展覧会を見るための予習というか、頭作り、心構えだった。
ギャラリーの紹介文は、次のとおり。
『ガロ』から『夜行』、そして『幻燈』へと続く道、そこで歩む作家達がいます。
この度『幻燈・夜行展』としてそこに集う作家たちのグループ展を開催いいたします。
展覧会では各作家の原画や写真、プリントなどを展示販売いいたします。
京都に縁のある湊谷夢吉の漫画原稿の展示も行います。
また期間中には北冬書房のご厚意により絶版本やポスターなどの販売をいたします。
18日には『ガロ』に縁のある石黒清さんと幻燈で活躍される漫画家・うらたじゅんさんを招いてささやかな集いを行います。


参加作家:天野天街、石井隆、うらたじゅん、おんちみどり、加藤泰(色紙)、菅野修、甲野酉、斎藤種魚、鈴木翁二、鈴木清順(色紙)、つげ義春(写真作品)、西野空男、ネズ実、林静一、原マスミ、藤宮史、古川益三、湊谷夢吉、山羊タダシ、山田勇男
こうして見ると、ページの穴埋め的存在で、目次にも載せてもらえなかった「秋野すすき」は、ここでも名前がない。
たしかに『幻燈』の作風、画風から考えると、秋野すすきは『幻燈』のストライクゾーンではなかったのかもしれないが、妙に気になる作家だ。
あと、ギャラリーでは漫画をいろいろ販売していたが、なんとなくタイミングが悪くて、何も買わなかった。また、いつか。
乙画廊で長尾紘子展「我が精薔、愛で召し候」を見てきた。
ヨーロッパ中世に題材をとった作品などをものしている吉田稔美ちゃんに教えてもらって見に行った。長尾さんは、稔美ちゃんに絵画を教わったのだと言う。これが初個展。眼の大きな裸体の少女、と言えば「耽美」と安易に言いたくなるが、長尾さんの絵は、それにはおさまらない執念のようなものを感じた。少女の毛髪がとにかく、エルンスト真っ青に繁茂し、繁殖し、侵食しており、まるで少女が毛髪の先になった果実のように見えるのだ。
見終わってからも、体内に毛髪が絡んでいるような錯覚にとらわれた。

午後7時からザ・シンフォニーホールで「大阪フィルハーモニー交響楽団第449回定期演奏会」
指揮は29歳のクシシュトフ・ウルバンスキ(ポーランド)。
20世紀の東欧とロシアの音楽でプログラムが組まれていた。
「小組曲」ルトスワフスキ 1951年
1.横笛
2.ポルカ
3.歌
4.踊り
「ヴァイオリン協奏曲第2番作品61」シマノフスキ 1933年
1.Moderato-Molto tranquillo
2.Andantino sostenuto
3.Allegramente-Molto energico
4.Andantino-Molto tranquillo
(ソリストアンコール)「無伴奏ヴァイオリンソナタ3番ラルゴ」バッハ
ヴァイオリン:諏訪内晶子
(休憩)
バレエ組曲「火の鳥」(1945年版)ストラヴィンスキー
1.a序奏
  b前奏曲と火の鳥の踊り
  c火の鳥のヴァリエーション
2.パントマイム1
3.火の鳥とイワン王子のパ・ド・トゥ
4.パントマイム2
5.スケルツォ(王女たちの踊り)
6.パントマイム3
7.女王たちのロンド
8.凶悪な踊り
9.火の鳥の子守歌
10.最後の賛歌

20世紀の音楽ではあるが、民族的な音楽を志向している時期の作品であり、実験的な要素は少なかった。
休憩時間になると、我先にとコーヒーとワインのカウンターに列が出来たのには驚いた。かく言う僕も並んでホットコーヒーを飲んだくちである。
今回、僕の席はステージの後ろ側で、指揮者と向かい合うような位置にあった。
普通の席だと指揮者の背中が見えるのだが、真正面から見ると、自分も演奏者の一人になったような気分がして、面白かった。指揮者の表情もよく見えるし、演奏者の次への準備などもわかって、興味深い。

中平卓馬「キリカエ」@Six~ハレトケ_アンダーライン「VIVO」@ニアリーイコール~川島小鳥「未来ちゃん」@HEP HALL
心斎橋のコムデギャルソンSixで、中平卓馬の「キリカエ」展。
2回目。
写真が壁を埋めるように(未完成)貼ってある。
「展示」というよりも、「貼ってある」というのが正確な表現になりそう。
展示期間中に作品が増えたり、展示が変わったり、という可能性を示唆していた展示だが、前回と変わっていなかったようだ。
変化を予想されることを見越して、何も変化なしの可能性も予告されており、そのパターンなのか、と考えさせられた。


中崎町のニアリーイコールでハレトケ、アンダーラインの「VIVO」
写真家ハレトケと実験作家アンダーラインのコラボレーションによる展示。
引き裂かれた医療用ゴム手袋と、白塗りによるにおいが押し寄せてくる。
ゴム手袋の蜘蛛の巣にオーバーラップする映像、そして、写真。
http://syoharetoke.web.fc2.com/
http://hiik.srv7.biz/
http://hkul.tumblr.com/
ここは1階がギニョールという乙女アンティーク小物店になっていて、並べられている品物を見ているだけで、いつの間にか時間がたってしまいそうな魅力にあふれていた。

梅田のHEP HALLで川島小鳥の「未来ちゃん」展。
こどもは、自分たちと同じ生物なんだろうか、とまで思わせてくれる可愛くて無邪気なストレートな写真展。
「こども」とひとくくりにするのでなく、未来ちゃんは特別なのだと考えてもいいかもしれない。
場内も僕も、ずっと笑顔の展覧会だった。
http://www.hephall.com/10936/
今年2月に行われたローザンヌ国際バレエコンクールの模様をNHKで放送してて、録画しておいたので、遅ればせながらやっと見た。
20カ国85人から女性8人、男性12人の20人にしぼって行われた決戦!
以下、出演順に踊った演目。
ト・カンヒン(中国・17)
〔クラシック〕「ジゼル」から第2幕アルブレヒト王子のバリエーション
〔コンテンポラリー〕キャプテン・アルヴィング
ジーナ・ストルム・イェンセン(ノルウェー・15)
〔クラシック〕「コッペリア」から第1幕スワニルダのバリエーション
〔コンテンポラリー〕ポリフォニア
加藤静流(日本・16)
〔クラシック〕「ラ・フィーユ・マル・ガルデ」から
〔コンテンポラリー〕リベラ・メ
オ・ハンドゥル(韓国・15)
〔クラシック〕「コッペリア」から第1幕スワニルダのバリエーション
〔コンテンポラリー〕ポリフォニア
ブノア・ファヴル(スイス・17)
〔クラシック〕「ジゼル」から第2幕アルブレヒト王子のバリエーション
〔コンテンポラリー〕カリバン
チョウ・チギョウ(中国・17)
〔クラシック〕「ラ・シルフィード」から第1幕ジェームスのソロ
〔コンテンポラリー〕コメディア
小嶺沙耶(日本・15)
〔クラシック〕「ラ・バヤデール」から影の王国第2ソリストのバリエーション
〔コンテンポラリー〕ゼア・ホエア・シー・ラヴド
セム・ショウク(オランダ・17)
〔クラシック〕「ジゼル」から第2幕アルブレヒト王子のバリエーション
〔コンテンポラリー〕コメディア
堀沢悠子(日本・16)
〔クラシック〕「コッペリア」から第1幕スワニルダのバリエーション
〔コンテンポラリー〕リベラ・メ
ルベン・アロンソ・アルマグロ(スペイン・16)
〔クラシック〕「ラ・フィーユ・マル・ガルデ」から
〔コンテンポラリー〕コメディア
ハン・ソンウ(韓国・18)
〔クラシック〕「ジゼル」から第2幕アルブレヒト王子のバリエーション
〔コンテンポラリー〕カリバン
マヤラ・マグリ(ブラジル・16)
〔クラシック〕「コッペリア」から第1幕スワニルダのバリエーション
〔コンテンポラリー〕トレーセス
ジャック・バーティンショー(オーストラリア・18)
〔クラシック〕「眠りの森の美女」第3幕デジレ王子のバリエーション
〔コンテンポラリー〕リベラ・メ
ソン・ゲイミョウ(中国・17)
〔クラシック〕「ライモンダ」から第1幕夢の場ライモンダのバリエーション
〔コンテンポラリー〕ゼア・ホエア・シー・ラヴド
パブロ・オクタヴィオ・ドス・サントス(ブラジル・18)
〔クラシック〕「ジゼル」から第2幕アルブレヒト王子のバリエーション
〔コンテンポラリー〕カリバン
デリン・ワターズ(アメリカ・19)
〔クラシック〕「海賊」から
〔コンテンポラリー〕リベラ・メ
リアナ・カーピオ(アメリカ・16)
〔クラシック〕「コッペリア」から第1幕スワニルダのバリエーション
〔コンテンポラリー〕ゼア・ホエア・シー・ラヴド
ヘンリー・シドフォード(アメリカ・18)
〔クラシック〕「ジゼル」から第2幕アルブレヒト王子のバリエーション
〔コンテンポラリー〕コンティヌウム
パトリシア・ジョウ(カナダ・17)
〔クラシック〕「ラ・バヤデール」ガムサッティのバリエーション
〔コンテンポラリー〕ポリフォニア
ケヴィン・ペウン(フランス・19)
〔クラシック〕「ラ・シルフィード」から第1幕ジェームスのソロ
〔コンテンポラリー〕コンティヌウム

コンテンポラリー・ダンスの振付は、去年に続いて、キャシー・マーストンとクリストファー・ウィールドンで、前衛色は薄かった。
受賞者は、次の7人。
マヤラ・マグリ:第1位、スカラシップ、観客賞
堀沢悠子:スカラシップ
デリン・ワターズ:プロ研修賞、コンテンポラリー・ダンス賞
加藤静流:スカラシップ
パトリシア・ジョウ:プロ研修賞
チョウ・チギョウ:プロ研修賞
ハン・ソンウ:プロ研修賞
たしかにマヤラ・マグリの踊りにはひきつけられたので、納得の結果だ。
個人的には、ノルウェーのジーナ・ストルム・イェンセンのプロポーションのありえなさに驚愕しきりだった。

中平卓馬展

2011年5月1日 芸術
今はどこで撮ってるんだろう。
深江橋のギャラリーノマルで、中原浩大展「paintings」初日。
DVD1000枚とケースに描かれたドローイングを一面に全枚展示。
回転させての展示も。
そして、プラスチック・ビーズを円形(DVD状?)にかたどって作った作品、大きめのキャンバスのように長方形にかためた作品。
DVDをDVDじゃない用法で作品にしたものと、DVDじゃないものをDVD状にした作品とが、表裏一体になっている。
プラスチックビーズはたまに遊んだりしていたので、それをそのまま作品にしているのが、ちょっと驚かされた。すごくナイーブというか、ストレートというか。
http://www.nomart.co.jp/

オープニングイベントで、.es(ドットエス)のライブがあった。
ギター、サックス、ハーモニカの橋本孝之さんと、ピアノ、パーカッション、ダンス(フラメンコ!)のsaraさんのユニット。
今回は「オトデイロヲツクル」がテーマ。
演奏とダンスのバックには、今回展示の中原浩大氏の作品を映像化したものが流れていた。
電子に頼らない人力の音楽が、今回の展示にみられるような用途のずれた作品と、うまくコラボレーションしていた。
saraさんは、モダンチョキチョキズのときにご一緒させてもらった方で、今年久しぶりにお会いして、現在の活動をお聞きして、な~んだ、いつか行こうと思ってたギャラリーだったから、早く行っておけばよかった、と思ったものだ。
6月にはnu things JAJOUKAでライブがあるそうで、なんだか、いろんなところでいろんなつながりがあるもんだ、と思った。
南堀江のTEZUKAYAMA GALLERYで大江慶之個展「プレイ」
上半身を巨大な花などでかぶられている体操服姿の男子たち。
男子がかぶるのは、花の山だけでなく、邪悪な頭部だったり、カーブミラーだったり。
また、壁からにょっきり出た男子の腕は、蝶をつまんでいたり、トカゲの尻尾をつまんでいたり。
自分の小学生時代のアルバムを心象風景で描くと、こうなるのかも、と思わせる。
面白くて、ちょっとノスタルジックで、また、深読みの罠も仕掛けてある。
また、平面作品も展示してあった。
http://ooe-yoshiyuki.com/

今日は雨模様で、晴れていたら四天王寺の聖霊会行って、この「プレイ」見て、アゴスティの映画見て、と予定たてていたが、この「プレイ」だけが生き残った。
聖霊会って、雨にたたられた経験が以前にもあった。
僕が聖霊会行こうと思うと、雨が降る、という法則があるのかもしれない。
「ヤヌス」野波浩展@心斎橋アセンス
心斎橋のアセンスギャラリーで「ヤヌス」野波浩展。
ヌード胸像写真と、ストリート風景写真。
野波浩の写真は、何を撮っても彫刻とか建築になってしまっているのが面白かった。
しかし、建物の写真なのに、なぜかそこからは話し声が聞こえてくる。
時間も切り取って作品にしているようだ。


アートスペース亜蛮人で川溿理恵、萌木ひろみ二人展「少女をかくすなら夢の中」。
この日はライブペインティングもしていた。
「永遠ではない美しさ、瞬く間に過ぎ去る日々。まるで夢のように、少女を隠すなら夢の中」
と、書いてある。
常日ごろから、男性、少なくとも僕の考える「少女」と、女性の思う「少女」とのあいだには大きな違いがある、と思っていた。
そのことについて、けっこう長い文章を書いていたのだが、パソコンがフリーズして、2回書き直して、これが3回め。もう書く気も失せた。
歌川国芳展@大阪市立美術館~横尾美美展@コウイチ・ファインアーツ~風穴もうひとつのコンセプチュアリズム、アジアから@国立国際美術館
大阪市立美術館で、「没後150年 幕末の奇才浮世絵師 歌川国芳展」
史上最大級のうたい文句に間違いはなかった。
5月10日からは後期で作品の入れ替えがあるらしいのだ。
今回、30分もあれば全部見れるだろう、と高をくくっていたのだが、とんでもない。駆け足で見ても2時間くらいはかかった。
館内は、10のテーマで作品が紹介されていた。
武者絵ーみなぎる力と躍動感
説話ー物語とイメージ
役者絵ー人気役者のさまざまな姿
美人画-江戸の粋と団扇絵の美
子ども絵-遊びと学び
風景画-近代的なアングル
摺物と動物画-精緻な彫と摺
戯画-溢れるウィットとユーモア
風俗・娯楽・情報
肉筆・板木・版本ほか

ああ、もっと江戸文化やら古典を勉強しておけばよかった。
描かれている題材に対する知識が乏しすぎた!
たとえば、水滸伝とか。
文覚上人を題材にした絵が何点かあって、文覚上人と言えば滝に打たれる荒行、と決まっていたのか、というような基本的なことを教えられた感じ。
また、雪だるまを作って遊んでいる絵があったが、僕の知るかぎりでは、「雪だるま」といえば、どっちかというと「スノーマン」みたいなもので、大玉の上に小さい玉が乗っていて、それが頭部にあたる、みたいな印象があったが、国芳のは違った。ちゃんと「達磨」になっているのだ。
後期も見に行くか!
http://kuniyoshi.exhn.jp/

コウイチ・ファインアートで横尾美美展。
リキテックスで描いた絵にビーズや貝殻、人形などを直接貼り付ける、立体的な作品が並んでいた。
食卓を描いた作品に、調味料の壜がボンっと貼り付けてあったのには笑った。
横尾美美は、横尾忠則の娘。
横尾美美の作品はあまり知らなくて、作品にラメのようなキラキラがほどこしてあったりするのが、なんだか中年女性の感性みたいでいやだな、と思っていたのだが、実際に作品を見て、そういう思いはなくなった。
たしかに女性としての日常を描いた作品ではあるのだが、美美さんは、僕よりも年下だったし、「中年」というより、「メルヘン」に世界は近いのかもしれないな、と感じられた。
http://www.kouichifinearts.com/info/info_yokoo.html

国立国際美術館で、「風穴 もうひとつのコンセプチュアリズム、アジアから」
出品作家は、
プレイ
(矢印の舟、落雷観察)
アラヤー・ラートチャムルーンスック
(タイの村人たちが泰西名画を前に井戸端鑑賞)
ディン・Q・レー
(バイク修理の看板、バケツにポンプで泉)
立花文穂
(本、紙束)
島袋道浩
(箱の独白、輪ゴム、カメ先生)
チウ・ジージェ
(賞状、ゴム製の巻尺)
木村友紀
(平面と物質)
ヤン・ヘギュ
(ハンガーにかけた雑多なガラクタと照明)
contact Gonzo
(暴力的な作品と、作品現場)

いやはや、これは面白かった。
「はは~ん」「ほほ~」「あ、なるほど」などなど、
目からウロコが落ちることが多くて、刺激的。

国立国際美術館では、「早川良雄ポスター展」「コレクション4 現代美術の一世紀」も見た。

今日は夜勤明けに、親戚のお見舞いで神戸に行ったり、図書館に本を借りに行ったりした。
最初国芳見たときは、「今日はきっとこれを上回るものは見れないだろうな」と確信していたが、横尾美美見たら、それにも感動し、「風穴」見たら、やっぱりこうじゃなくちゃ!と感心したり、ほんと、いいものをたくさん見た。
JR奈良駅から興福寺~若草山へと、白塗りやら異装のものたちが百鬼夜行するイベント、奈良ファッションウォーク。
もともとは東京での原宿ファッションウォークを奈良にも導入して、奈良に活気を与えようというものだったが、集まったのがアングラのにおいのする人が多くて、いきおい、百鬼夜行へ。
しかも、道行く人に「何だアレ?」と後ろ指さされる衝撃を想定していたのに、東日本の震災を受けて、募金活動のデモ行進にシフトチェンジ。
町の人々は、「変な奴らがいる」と思いつつも、募金活動しているのを見て、安心する。また、ぞろぞろ歩くほうも、正当な異装の理由を獲得して、スリリングな非日常とのせめぎあいはなくなってしまった。
すごく楽しかったので、またこういうイベントあったら参加してみたいが、今回の震災を受けての、イベントのありかたについては、2つの思いが交互に出てくる。
文字通りの、妖怪たちが町を行く百鬼夜行でありたかったな、という思いがひとつ。
でも、どんどん、もう一つの思いが強くなってきている。
それは。
募金であれ何であれ、こうしたイベントがやりやすくなるのなら、それはじゃんじゃんやるべきだ!と。
募金活動についてはもとより大賛成だし、それを口実に妖怪たちも百鬼夜行できるのなら、万々歳ではないのか。

午後7時からはスタンダードブックカフェで「思想地図βシンポジウム」
東浩紀、浅子佳英、鈴木謙介、福嶋亮大
震災を受けて、震災後の言論についてなど、興味深い意見が聞かれた。
東浩紀が、「想定外」「風評被害」といった言葉の使われ方に違和感を覚えていることをさらっと語っていて、面白かった。(詳しくは、いずれまとめられて出版されるはず)
ツイッターでのまとめが理解に大きく役立ったのだが、そうしたツイートにつけられるコメントを読むと、やっぱりこういうシンポジウムはちゃんと自分の耳で聞いて、話し手の表情も見ていないと、伝わりにくいんだな、と感じた。
もともといちゃもんをつけるためにツイート読んでるなら別だけど、そんな非生産的な愚行をする人は実在しないはずである。
いやしかし、みんな録音をおこせばそのまま読めるレベルのやりとりをしているのには驚いた。これぞ知の力なのか。
大丸心斎橋店で開催中の「キャラクターパーティーfeat.ネオ・コス展」を見に行った。ガイナックスの「パンティ&ストッキングwithガーターベルト展」のところは、トークイベント後のサイン会でごったがえしており、ちゃんと見れなかったので、また10日までに寄れる機会があれば、寄ろうと思う。
真珠子ちゃんの作品があったり、全体に創作意欲を刺激するものが並んでいて、楽しい時間を過ごした。
http://madeingirl.jp/mig/neocos.html
会場で、サマーソニック出演アーチストの佐伯誠之助くんと撮った写真は、下のurlから。
http://yfrog.com/h0yfdtuj

午後6時からはNHK-FMで「現代の音楽」
                        猿谷紀郎
 - 音の現在(いま)~マグヌス・リンドベルイ -(1)     
「クラフト」                リンドベルイ作曲
                      (29分20秒)
               (演奏)トイミー・アンサンブル
              (演奏)スウェーデン放送交響楽団
               (指揮)エサ・ペッカ・サロネン       
「キネティクス」              リンドベルイ作曲
                      (14分40秒)
              (演奏)フィンランド放送交響楽団
               (指揮)エサ・ペッカ・サロネン
<FINLANDIA RECORDS WPCS-6109/10>

湊町のギャラリーほそかわ(A.I.R1963ビル3階)で、「ほんをさがして」展。
「本」をテーマにした、藤本由紀夫、福岡道雄、森末由美子、かなもりゆうこ、柴田精一の5人の作品。
僕にとって、本は神みたいなものなので、本に関する作品は、本へのオマージュに見える。本をあらわすには、本にしくものはなし、という思いは消えない。

午後6時30分から、日本橋ジャングルで「ギリギリアウト」
山田ジャック、宮崎亜美、縛り屋トーマス、火の玉アタック。
芸は、宮崎亜美(魔法のあいさつレミ料理)、火の玉アタック(新仮面ライダー案)、縛り屋トーマス(原発ポパイ)
トークは、山田ジャックを中心に、宮崎亜美、縛り屋トーマスと。
震災後の不謹慎の綱引きと綱渡り。
内容は、来た人だけの特典、ということで。

イベント後、プラネット+1に行く予定を急遽延期して帰宅。意外と寒くて、また、3日眠っていないとか、今日行くんならノーマイカーフリーチケット買えばよかった、的ないろんな思いが錯綜して、うだうだしているうちに、時間が経過してしまった。
午後9時半から宍戸留美、津田大介による「Oil in Life」で、岩男潤子のトークと弾き語りライブ。
1.空の色
2.夜の歌
3.ここにいるよ
岩男潤子が、東京駅のキオスクでアルバイトしながら、チャンスをつかんだ、という話はめちゃくちゃ面白い。キオスク利用時に、声援を送ってくれたのが板東英二だというのも。
続いて、午後11時から魔ゼルな規犬のラジウォ。
山田ジャックにしろ、魔ゼルな規犬にせよ、危ないところと、まじめなところの二面性をくるくると見せるところが興味深い。
このラジウォ終わったら、本読むか、ビデオ見るか、久々に睡眠とっちゃうか。
難波千日前のユーアーツギャラリーでWHOLE9の展覧会「抱いてHOLD ON ME」
ギャラリー内ではライブペインティングも行われていた。
入口に立てておいた雨傘をとられないか心配で、ひととおり見たらすぐに出てきてしまった。

今日は1日、NHK杯の将棋とか、WWEの録画をまとめて見て過ごす。
羽生ー渡辺、糸谷ー丸山の準決勝、どっちも将棋の面白さを存分に味わせてくれた。
WWEは、レッスルマニアをにらんで、大物のスーパースターが続々と復帰したり、登場したりして、試合の時間よりも、アジテーションの時間が長くなってきていて、これは日本のプロレスでは逆立ちしても無理だな、と思わされた。

まんだらけグランドカオスで「まんが祭り」してたので、抜けている漫画を探しに行った。これを機に、1回途中まで読んで放っておいた漫画とか、読んだけど忘れてしまってる漫画を読み直してみようか、と思う。わりと、そういうことはしょっちゅう思うのだが、あんまり実現しない。でも、今度こそは、読もう。漫画面白いしね!

今日はNHK-FMで「今日は一日なつかしのアイドル三昧」を放送していた。
天地真理、伊藤さやか、水谷麻里あたりが懐かしいアイドルの範疇に入るのかな。
浅田美代子とか、アグネス・チャンとか、ちょっと新しくなると、北原佐和子、三井比佐子、真鍋ちえみ(パンジー)とか、横田早苗とか、ソフトクリームとか、大好きなアイドルたちが、今回は出番がなくて残念。ひょっとして、アイドル三昧はもう何回かやってて、既に取り上げられていたのかも。

深夜からは、Ustreamで「レコ部」。
朝4時頃までやってたのかな。
今日は、出演するはずのイベントがキャンセルになった。
1日あいたので、最近ごぶさたのギャラリーめぐりをしてみた。
まずは、西長堀のスタジオJへ。
スーザン・ピーチ (Susan Pietzsch) 展
「playing your f(l)avour」
手作りのお菓子作るときに使用するシュガーの粒を使ったブローチ、
チョコレートで作ったアクセサリーなどなど。
スーザン・ピーチのサイト見たら、アポロチョコで作ったピンがあって、これなんか、すごくほしいな、と思った。
上品な作品なので、基本、小さめの出来上がりではあるけれど。
http://www.susanpietzsch.com/
http://studio-j.ciao.jp/

足を京都の出町柳までのばしてみた。
トランスポップギャラリーで「丸尾末広展」
はじまったばっかり。
『乱歩パノラマ』画集発売記念なのか、原画やポスターを展示、販売していた。
http://www.trancepop.jp/

京都パラルシルセでエツ子の胃袋個展「詠雪の才」
公開制作の魚のウロコ、僕も赤いウロコに象を描いて参加した。
下のブログの写真に、その魚の作品が写っている。
可愛い雑貨を置いた店にぴったりの作品たちだった。
http://ameblo.jp/para-lucirse/entry-10814081206.html
http://www013.upp.so-net.ne.jp/ibukuro_chan/

ギャルリー宮脇で「塔本シスコ七回忌展」
1913年生まれの塔本シスコ(本名)の作品展。素朴派と言っていい作風で、なかでも「丸山明宏」(2001年)は素晴らしい。
植物を描いた絵画が多く、描かれた人々の顔もおだやか、さぞかし幸せな人生を送られたものと推察され、そのしずかな多幸感が伝わってくる。
http://www.galerie-miyawaki.com/
http://www.shisuko.com/

京都loftでチェブラーシカのプレミアムショップ。
チェブラーシカの映画に使用した人形や、非売品のグッズ展示などなど、盛りだくさんで、着ぐるみも登場した。
耳が大きすぎて、横向きにカニ歩きしないと、入退場ができないあたりも、可愛い。
http://www.promo-c.info/cheb/

voxビルのartzoneで、「Flowing Narrative / Following Narrative」
出展作家 鬣 恒太郎 Kotaro Tategami, 田上穂波 Honami Tanoue, 吉本加奈子 Kanako Yoshimoto
キュレーション 堤 拓也 Takuya Tsutsumi
http://www.artzone.jp/events/following%20narrative/index.html


梅田のHEP HALLで現代アーチスト7組による展覧会「愛のある秘密工作室」
参加アーチストは、
乙幡啓子 
木内貴志 
現代美術二等兵 
こけしマッチ制作所 
清水久和 
服部公太郎 
吉澤久美子
どれもアイディアに富んだ楽しいアートで、面白かった。
http://www.hephall.com/?p=8986

午後5時から、「家系図カッター」刊行記念 増田セバスチャン サイン会&トークショー。
書店のコピーによると、
「6%DOKIDOKI(ロクパーセントドキドキ)」。
創始者である増田セバスチャンがかきおろした衝撃的かつ
感動的な80年代~2010年の「松戸⇔原宿」超・個人的年代記!

大阪初!あの噂のセバスチャンが新しいカルチャーを大阪に吹き込みます

裏原宿の6%DOKIDOKIは出来てすぐにのぞきに行ったことがある。
また、96年~97年にかけて店内でひらかれたミヤタケイコさんの展示も見に行った。
さて、トークだが、当時原宿で見られたカラフルでカワイイ(=クール)なファッションが、今では海外で次に来るファッションとして、もてはやされている、というのだ。
ワールドツアーで海外でイベントしてきた記録の映像も流されたが、たしかに、派手でアイディアに富んだカラフルないでたちの人たちが大勢集まったようだ。
サインしていただいた本は、またいいタイミングで読むつもり。
勇気づけられる、というか、元気になるイベントだった。
http://www.dokidoki6.com/
日本橋のアートスペース亜蛮人で木岡秀敏「情念」vs深木シゲミ「呪詛」
1階が木岡さんの展示で、エネルギッシュな迸りを堪能。
2階は深木さんの展示で、これはぞくぞくするほど素晴らしかった。
聖書からページを破りながらあらわれる悪魔の顔とか、あやとりで五芒星を作って呪いの儀式をする少女をこっそり覗き見する展示とか。
見ているこっちまで、作品の一部になって、ぐいぐいと取り込まれていく迫力。
http://www.aband.jp/exhibition.html

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