「対話する美術/前衛の関西」@西宮大谷記念美術館~「アートピクニックvol.2 呼吸する美術」@芦屋市立美術博物館~大阪H・シュッツ室内合唱団第46回定期演奏会@いずみホール
2012年7月22日 芸術西宮大谷記念美術館で「対話する美術/前衛の関西」現代作家の作品を集めた展覧会。
須田剋太、津高和一、泉茂、元永定正、白髪一雄、村上三郎、山口牧生、森口宏一、奥田善巳、鄭相和、松谷武判、木下佳通代、植松奎二、渡辺信子、藤本由紀夫、石原友明、パラモデル
http://otanimuseum.jp/home/exhi/40gendai/40gendai.html
行った日は石原友明さんが茶室で「何か」をしていた。
芦屋市立美術博物館で「アートピクニックvol.2 呼吸する美術」
今村花子、上杉結喜子、鶴川弘二、堀尾貞治、藤野公一、戸來貴規、宮間英次郎、森本絵利、山村幸則、吉川秀昭、若杦大介
http://ashiya-museum.jp/exhibition/exhibition_backnumber/2527.html#more-2527
アール・ブリュットを視点にすえた展覧会。
午後5時からは、いずみホールで大阪ハインリッヒ・シュッツ室内合唱団第46回定期演奏会「第22回現代音楽シリーズ~民族の歌はコンテンポラリーへ~」
F. ディーリアス(生誕150年を記念して)/
小管弦楽のための2つの小品 RT vi/19 1. 春を告げるかっこうを聞いて
無伴奏混声合唱曲「夏の夜に水の上で歌われる2つの歌」RT iv/5
小管弦楽のための2つの小品 RT vi/19 2. 川の夏の夜
鈴木憲夫/管弦楽のためのシンフォニア(改訂版)
A. ペルト/無伴奏混声合唱のための「マニフィカト」
(休憩)
千原英喜/混声合唱のための「竹取物語」
1.序
2.かぐや姫の生ひ立ち
3.妻問ひ
4.警蹕による間奏曲
5.行幸-雅楽『越天楽』の唱歌による
6. 天の羽衣
アンコールは、「竹取物語」の「行幸」曲中より。
前衛的すぎるプログラムではなかったが、現代の音楽を堪能できた。
須田剋太、津高和一、泉茂、元永定正、白髪一雄、村上三郎、山口牧生、森口宏一、奥田善巳、鄭相和、松谷武判、木下佳通代、植松奎二、渡辺信子、藤本由紀夫、石原友明、パラモデル
http://otanimuseum.jp/home/exhi/40gendai/40gendai.html
行った日は石原友明さんが茶室で「何か」をしていた。
芦屋市立美術博物館で「アートピクニックvol.2 呼吸する美術」
今村花子、上杉結喜子、鶴川弘二、堀尾貞治、藤野公一、戸來貴規、宮間英次郎、森本絵利、山村幸則、吉川秀昭、若杦大介
http://ashiya-museum.jp/exhibition/exhibition_backnumber/2527.html#more-2527
アール・ブリュットを視点にすえた展覧会。
午後5時からは、いずみホールで大阪ハインリッヒ・シュッツ室内合唱団第46回定期演奏会「第22回現代音楽シリーズ~民族の歌はコンテンポラリーへ~」
F. ディーリアス(生誕150年を記念して)/
小管弦楽のための2つの小品 RT vi/19 1. 春を告げるかっこうを聞いて
無伴奏混声合唱曲「夏の夜に水の上で歌われる2つの歌」RT iv/5
小管弦楽のための2つの小品 RT vi/19 2. 川の夏の夜
鈴木憲夫/管弦楽のためのシンフォニア(改訂版)
A. ペルト/無伴奏混声合唱のための「マニフィカト」
(休憩)
千原英喜/混声合唱のための「竹取物語」
1.序
2.かぐや姫の生ひ立ち
3.妻問ひ
4.警蹕による間奏曲
5.行幸-雅楽『越天楽』の唱歌による
6. 天の羽衣
アンコールは、「竹取物語」の「行幸」曲中より。
前衛的すぎるプログラムではなかったが、現代の音楽を堪能できた。
5周年記念亜蛮人パンダン展@アートスペース亜蛮人
2012年6月26日 芸術アートスペース亜蛮人で、5周年記念亜蛮人パンダン展を見た。
灯火幻、くがいゆたか、コーイチ、Yoshi、Roco、足立善男、近藤宗臣、市川裕隆、tk4m、辰巳義隆、 蛇目、美奇子、絶、藤田佳菜子、新竹季次、ma-mi、みそら、木苺リン、グリーンモンスター、木佐貫秀夫、中井ヒトミ、御歌頭、川畔理恵、Cruz、いとしのニーナ、Kumi、大川陽子、かがり、アマリ、外山和敬、山本桃水こがんち、加世田悠佑、史群アル仙、ひらおちえ、キリハラカズヒロ、ChiakiAkada、ノグチナオヤ、上甲削る、おおしろ晃、白桃-hackt、赤子、川瀬大樹、細川高文、木材、Kylin、谷口朋栄、KASAJIMA、敦仁、ナタコペイ、Harumi Kanayama、原田ちあき、西村忠起、坂ノ咲由平、ニロタカ、*よしか*、ぴちゅな、蜜月、あやか、タニカワアユ、月夜乃散歩、*yasu*、福山翔太、kaori、まぁ子、萌木ひろみ、水野浩世、北愛、mieze、光井佳菜子、pikkoro、藤本ぽやな 、橘蔵人
以上、37名の出品。
今までこの亜蛮人で見たことのある作家さんの作品も多数あった。
1階も2階も個性の爆発だが、上の階のほうが、ややアダルト、という感じか。
灯火幻、くがいゆたか、コーイチ、Yoshi、Roco、足立善男、近藤宗臣、市川裕隆、tk4m、辰巳義隆、 蛇目、美奇子、絶、藤田佳菜子、新竹季次、ma-mi、みそら、木苺リン、グリーンモンスター、木佐貫秀夫、中井ヒトミ、御歌頭、川畔理恵、Cruz、いとしのニーナ、Kumi、大川陽子、かがり、アマリ、外山和敬、山本桃水こがんち、加世田悠佑、史群アル仙、ひらおちえ、キリハラカズヒロ、ChiakiAkada、ノグチナオヤ、上甲削る、おおしろ晃、白桃-hackt、赤子、川瀬大樹、細川高文、木材、Kylin、谷口朋栄、KASAJIMA、敦仁、ナタコペイ、Harumi Kanayama、原田ちあき、西村忠起、坂ノ咲由平、ニロタカ、*よしか*、ぴちゅな、蜜月、あやか、タニカワアユ、月夜乃散歩、*yasu*、福山翔太、kaori、まぁ子、萌木ひろみ、水野浩世、北愛、mieze、光井佳菜子、pikkoro、藤本ぽやな 、橘蔵人
以上、37名の出品。
今までこの亜蛮人で見たことのある作家さんの作品も多数あった。
1階も2階も個性の爆発だが、上の階のほうが、ややアダルト、という感じか。
神田旭莉 個展「グッドモーニング・オア・グッドナイト」@アートスペース亜蛮人
2012年5月11日 芸術アートスペース亜蛮人で神田旭莉 個展「グッドモーニング・オア・グッドナイト」を見た。
暗闇の迷路で意味ありげな映像を見せられた後、たどりついたのは、まったく意味なさげな光景!
なにかアートを見るときは、日常の物事を見聞きするときとは違った心持ちで見てしまいがちだが、その視線そのものをフィードバックして作品化してしまう、これはおそろしい展示だった。
たとえば、美術館に行って高尚な気持ちで絵画を見ていると、建物の火災報知機のスイッチまでが芸術作品のひとつに見えてくる。
これを意識的に誘導して作り上げたのが、この展覧会だ。
芸術を見るまなざしで、ちらかった自室を見れば、あ~ら不思議、ルーズな性格が芸術の筆致に早変わり。
http://www.aband.jp/exhibition.html
暗闇の迷路で意味ありげな映像を見せられた後、たどりついたのは、まったく意味なさげな光景!
なにかアートを見るときは、日常の物事を見聞きするときとは違った心持ちで見てしまいがちだが、その視線そのものをフィードバックして作品化してしまう、これはおそろしい展示だった。
たとえば、美術館に行って高尚な気持ちで絵画を見ていると、建物の火災報知機のスイッチまでが芸術作品のひとつに見えてくる。
これを意識的に誘導して作り上げたのが、この展覧会だ。
芸術を見るまなざしで、ちらかった自室を見れば、あ~ら不思議、ルーズな性格が芸術の筆致に早変わり。
http://www.aband.jp/exhibition.html
野波浩 トリビュート展 『EXPANDED』@アセンス美術~ニーチェの馬
2012年4月23日 芸術ギャラリーアセンス美術で、- 野波浩と、その幻想的な作風に惹かれる16人のアーティストによる企画展 -野波浩 トリビュート展 『EXPANDED』
東京に行ったときに、新宿で開催されていたが時間がなくて見れなかった展示。
会場には竹田団吾さんもいらっしゃった。
第七藝術劇場でタル・ベーラ監督の「ニーチェの馬」を見た。
今まで見た数多くの映画の中で、一番。
とうぶん、余韻にひたれそう。
東京に行ったときに、新宿で開催されていたが時間がなくて見れなかった展示。
会場には竹田団吾さんもいらっしゃった。
第七藝術劇場でタル・ベーラ監督の「ニーチェの馬」を見た。
今まで見た数多くの映画の中で、一番。
とうぶん、余韻にひたれそう。
エレナ・フェラーリオスカッキ展@橘画廊~田中朝子展、.esライブ@ギャラリーノマル~毛利悠子展Circuits@adanda~東清亜紀個展@ク・ビレ邸~松前公高ライブ@Hi-five
2012年4月21日 芸術 コメント (1)本町の橘画廊でエレナ・フェラーリオスカッキ(Elenashirin Ferrario-Scacchi)展“A Cicada Singing in the Night: Memorie de Melodie”
古く加工した京都の舞妓さんの写真に、蝉のコラージュ。季節、時代、過去と現代、無常などの、時間を交錯させて1枚に焼き付けた作品たち。昔の写真を使ったのかな、と思っていたが、どうやらそうではないようだ。
最終日だったせいか、作者本人らしき方がいらっしゃったが、外国語をしゃべれなくて、コンタクトできず。
http://dancer.co.jp/
http://www.elenashirin.ch/
深江橋のギャラリーノマルで、田中朝子展「in a book」
近くで見るとランダムなドットだったものが、ちょっと離れてみると、何が描かれているのか見えてくる。騙し絵としてダリなどが描いていたことはあったが、特に意味のない点やシミが、離れることで意味を持ってくるのは面白い。
展覧会の初日だったので、.esのライブ「red」もあった。
場内を暗くして、赤い光が走る。電子的なノイズも駆使する橋本孝之と、赤衣でフラメンコを踊るsara。何度か.esのライブは見ているが、毎回印象が違うのが面白い。
http://www.nomart.co.jp/exhibition/index.php
http://www.nomart.co.jp/dotes/
北加賀屋のadandaで、毛利悠子展「サーキッツ Circuits」
部屋の中で電気仕掛けで蠢くものたち。
本能では動かない昆虫を見ているようで、可愛くも不気味。
http://www.adanda.jp/
北加賀屋のク・ビレ邸で東清亜紀個展「MUNIちゃんにあいにいこ」
作家さん本人がいらっしゃって、海外などでのMUNIちゃんの冒険の数々の写真を見せてもらった。以前、旧生糸工場などで作品は見ていたが、いろんなバージョンで展開されていて、面白かった。
http://kitakagaya-cv.net/%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%83%93%E3%83%AC%E9%80%9A%E4%BF%A1/
http://www.aki-tosei.com/
松前さんがDJとライブをするというので、京橋のHi-fiveに行った。
ミニライブ:貴瀬 修(アイリッシュブズーキ)
安西 崇(歌とギター)
松前公高(シンセサイザー)
DJ:玉置 泰紀、安西 崇、松前公高
僕が到着したとき、ちょうど松前さんがライブをはじめたところで、いつものシンセサイザーミュージックを聞けた。その次の貴瀬修さんのアイリッシュブズーキで、民謡を聴くと、なんだか不思議な感じがした。ビートルズやツェッペリンも演奏されていた。
DJで流れていた音楽も10ccやバグルズなど、耳に心地よいものが多かった。
アメリカ村のクラブで石野卓球くんのDJがあったので、帰りにのぞこうか、と思ったが、午後11時過ぎなのに行列ができていて、中には既に数百人が入場している、という。入場できるし、まだ余裕がある、と店員さんは言うけど、にわかには信じがたく(ニカウには信じられるが)、今日はパスすることにした。
古く加工した京都の舞妓さんの写真に、蝉のコラージュ。季節、時代、過去と現代、無常などの、時間を交錯させて1枚に焼き付けた作品たち。昔の写真を使ったのかな、と思っていたが、どうやらそうではないようだ。
最終日だったせいか、作者本人らしき方がいらっしゃったが、外国語をしゃべれなくて、コンタクトできず。
http://dancer.co.jp/
http://www.elenashirin.ch/
深江橋のギャラリーノマルで、田中朝子展「in a book」
近くで見るとランダムなドットだったものが、ちょっと離れてみると、何が描かれているのか見えてくる。騙し絵としてダリなどが描いていたことはあったが、特に意味のない点やシミが、離れることで意味を持ってくるのは面白い。
展覧会の初日だったので、.esのライブ「red」もあった。
場内を暗くして、赤い光が走る。電子的なノイズも駆使する橋本孝之と、赤衣でフラメンコを踊るsara。何度か.esのライブは見ているが、毎回印象が違うのが面白い。
http://www.nomart.co.jp/exhibition/index.php
http://www.nomart.co.jp/dotes/
北加賀屋のadandaで、毛利悠子展「サーキッツ Circuits」
部屋の中で電気仕掛けで蠢くものたち。
本能では動かない昆虫を見ているようで、可愛くも不気味。
http://www.adanda.jp/
北加賀屋のク・ビレ邸で東清亜紀個展「MUNIちゃんにあいにいこ」
作家さん本人がいらっしゃって、海外などでのMUNIちゃんの冒険の数々の写真を見せてもらった。以前、旧生糸工場などで作品は見ていたが、いろんなバージョンで展開されていて、面白かった。
http://kitakagaya-cv.net/%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%83%93%E3%83%AC%E9%80%9A%E4%BF%A1/
http://www.aki-tosei.com/
松前さんがDJとライブをするというので、京橋のHi-fiveに行った。
ミニライブ:貴瀬 修(アイリッシュブズーキ)
安西 崇(歌とギター)
松前公高(シンセサイザー)
DJ:玉置 泰紀、安西 崇、松前公高
僕が到着したとき、ちょうど松前さんがライブをはじめたところで、いつものシンセサイザーミュージックを聞けた。その次の貴瀬修さんのアイリッシュブズーキで、民謡を聴くと、なんだか不思議な感じがした。ビートルズやツェッペリンも演奏されていた。
DJで流れていた音楽も10ccやバグルズなど、耳に心地よいものが多かった。
アメリカ村のクラブで石野卓球くんのDJがあったので、帰りにのぞこうか、と思ったが、午後11時過ぎなのに行列ができていて、中には既に数百人が入場している、という。入場できるし、まだ余裕がある、と店員さんは言うけど、にわかには信じがたく(ニカウには信じられるが)、今日はパスすることにした。
ブツケルモノタチ@アートスペース亜蛮人
2012年4月17日 芸術アートスペース亜蛮人で「ブツケルモノタチ」第1週は細川高文とアマリの展示。
宗教的な装いでぐいぐいえぐってくる細川高文と、過剰な合体コラージュで宇宙を囲い込むアマリ。
宗教的な装いでぐいぐいえぐってくる細川高文と、過剰な合体コラージュで宇宙を囲い込むアマリ。
ペーパーボイス大阪で松尾貴史「折り顔」展2012。
落語家や政治家、ウルトラマンまで折り顔の数々が並ぶ。
マツコデラックスの折り顔には笑った。
堀江のART HOUSEで、イトカワエミコ・なかの由峰「頭飾造形展」
角のはえたヘッドドレスなどが、コスプレのコンテクストではない作品群として展示されているのがよかった。
午後7時からワッハ上方で講談と朗読の続き読みの会「幻想奇譚」第1回。
斉藤幸恵の朗読:岡本綺堂『心中浪華の春雨』
旭堂小二三の講談:安倍晴明伝
朗読では効果音などもまじえて、続きが知りたくなるところだが、次回は6月、それまで内容を覚えているかどうか。先に原作を見つけて読んでしまうかな。
講談は神道講釈を今まであんまり聞いたことがなかったので楽しかった。
落語家や政治家、ウルトラマンまで折り顔の数々が並ぶ。
マツコデラックスの折り顔には笑った。
堀江のART HOUSEで、イトカワエミコ・なかの由峰「頭飾造形展」
角のはえたヘッドドレスなどが、コスプレのコンテクストではない作品群として展示されているのがよかった。
午後7時からワッハ上方で講談と朗読の続き読みの会「幻想奇譚」第1回。
斉藤幸恵の朗読:岡本綺堂『心中浪華の春雨』
旭堂小二三の講談:安倍晴明伝
朗読では効果音などもまじえて、続きが知りたくなるところだが、次回は6月、それまで内容を覚えているかどうか。先に原作を見つけて読んでしまうかな。
講談は神道講釈を今まであんまり聞いたことがなかったので楽しかった。
草間彌生 永遠の永遠の永遠@国立国際美術館
2012年4月6日 芸術
国立国際美術館で「草間彌生 永遠の永遠の永遠」。8日までなので、すべりこみで見に行った。もっと早く見に行くつもりだったが、予想外に混雑していると聞いていたので、なかなか足を運ぶ気になれなかったのだ。
展示されていたのは、2004年~2011年の最近の作品。
4つのテーマで展示されていた。
「愛はとこしえ」2004~2007年
カンヴァスにマーカーペンで描かれた原画をシルクスクリーンで。
「わが永遠の魂」2009~2011年
カンヴァスにアクリル。
「新作ポートレート」2011年
本展のために制作された自画像。
「幸福の彫刻たち」
FRPによる巨大彫刻でかぼちゃと花。
LEDと鏡を使った「魂の灯」。
草間彌生を紹介した映像も流れていた。
色のかわる光が楽しめる「魂の灯」では、本来、水も使用されるのだが、本展では水は使われていなかった。また、鑑賞できる時間が数秒と限られていて、いったい何が起こっているのかわからぬままに終わってしまった。こういうのは、たっぷり時間を使ってひとりだけで楽しみたい。長い行列を待って、数秒光の明滅を見ても、ちっともよさがわからない。会場外に、この「魂の灯」の映像が流れていて、やっと、作品のよさがわかったくらいだ。
で、全体を見ての感想はというと、21世紀の草間彌生はすっかりファミリー向けの作家になっちゃったな、ということだった。でも、そのおかげで町の中でも草間彌生の作品を普通に見ることが出来るのだから、良し悪しである。
http://www.asahi.com/kusama/
展示されていたのは、2004年~2011年の最近の作品。
4つのテーマで展示されていた。
「愛はとこしえ」2004~2007年
カンヴァスにマーカーペンで描かれた原画をシルクスクリーンで。
「わが永遠の魂」2009~2011年
カンヴァスにアクリル。
「新作ポートレート」2011年
本展のために制作された自画像。
「幸福の彫刻たち」
FRPによる巨大彫刻でかぼちゃと花。
LEDと鏡を使った「魂の灯」。
草間彌生を紹介した映像も流れていた。
色のかわる光が楽しめる「魂の灯」では、本来、水も使用されるのだが、本展では水は使われていなかった。また、鑑賞できる時間が数秒と限られていて、いったい何が起こっているのかわからぬままに終わってしまった。こういうのは、たっぷり時間を使ってひとりだけで楽しみたい。長い行列を待って、数秒光の明滅を見ても、ちっともよさがわからない。会場外に、この「魂の灯」の映像が流れていて、やっと、作品のよさがわかったくらいだ。
で、全体を見ての感想はというと、21世紀の草間彌生はすっかりファミリー向けの作家になっちゃったな、ということだった。でも、そのおかげで町の中でも草間彌生の作品を普通に見ることが出来るのだから、良し悪しである。
http://www.asahi.com/kusama/
日本橋のアートスペース亜蛮人で「蠢くペン 妖しのペン作家展」
近藤宗臣/みそら/福山翔太/夜乃雛月/永井健一/藤田佳菜子/深木シゲミ/美奇子
行ってはならない領域に行ってしまった作家たちの作品たち。
ペン画ばかり見ると、ペンの筆致が血管みたいに思えてくる。
http://www.aband.jp/
北堀江のART HOUSEで高橋和真「DMいじり展」
ギャラリーのDMポストカードを切ったりはったりして、立体作品にする、面白い試み。
http://www.art-house.info/
堀江のほうに行ったので、南堀江の、あちゃちゅむのお店、roomROOMに寄った。
おお、と思わせるものは多数あったが、缶バッヂといえば僕、なので、バッヂを購入した。
http://roomroomahcahcum.blog96.fc2.com/blog-entry-158.html
近藤宗臣/みそら/福山翔太/夜乃雛月/永井健一/藤田佳菜子/深木シゲミ/美奇子
行ってはならない領域に行ってしまった作家たちの作品たち。
ペン画ばかり見ると、ペンの筆致が血管みたいに思えてくる。
http://www.aband.jp/
北堀江のART HOUSEで高橋和真「DMいじり展」
ギャラリーのDMポストカードを切ったりはったりして、立体作品にする、面白い試み。
http://www.art-house.info/
堀江のほうに行ったので、南堀江の、あちゃちゅむのお店、roomROOMに寄った。
おお、と思わせるものは多数あったが、缶バッヂといえば僕、なので、バッヂを購入した。
http://roomroomahcahcum.blog96.fc2.com/blog-entry-158.html
東京都現代美術館で、「靉嘔 ふたたび虹のかなたに」
初期版画
初期油彩画(悲劇よりも悲痛なるものの静寂、等)
渡米後(フルクサス時代。中に入って電球を消して擬似星空を見る「ティーハウス」など)
虹
オブジェクト(カンヴァスにオブジェ貼りまくり)
1990s,2000s(ボイル&フライ、ティッツ、レインボー・マン・アンド・ウーマン等)
新作(にいよん、いっくに、天王崎、等)
版画
その他、四方八方にあいた穴に指を突っ込んで触感を楽しむ「レインボー・エンヴァイラメントNo.7」など展示されていた。
アトリウムでも、インスタレーションや、戒壇廻りみたいな「ブラック・ホール」などがあり、
エントランスホールなどにも作品、
さらには、毎週日曜日にオブジェクトを並びかえる「シジフォスの神話」など。
靉嘔というと、虹の絵画の印象があまりにも強すぎて、それほど興味もなかったのだが、この展覧会見て、むちゃくちゃ面白くて、むちゃくちゃ刺激を受けた。
シリーズで作られているものは、見る側に安心感を与えてしまうので、どうにもつまらない、と思っていたが、これだけ多彩な作品が他にもあることを思い知らされて、目がさめた。
http://www.mot-art-museum.jp/exhibition/131
続いて、同じ現代美術館の、田中敦子「アート・オブ・コネクティング」展を見た。
ボタンを押したらベルの音が一周して戻ってくる「ベル」や、管球と電球を大量につけた「電気服」など、具体の時代の作品や抽象画が展示してあった。
こういうパフォーマンスを取り入れた作品を多くものしている作家の場合は、映像も残されていて、それを見るのが非常に楽しかった。
http://www.mot-art-museum.jp/exhibition/132/
あまりにも東京都現代美術館が素晴らしいので、常設展のMOTコレクション「特集展示/福島秀子」「クロニクル1964-OFF MUSEUM」も見た。これも充実。
1階 特集展示/福島秀子
実験工房(北代省三、勅使河原三郎、山口勝弘、駒井哲郎、長谷川三郎など)
50年代の女性作家たち(榎本和子、芥川紗織、草間弥生、宮脇愛子)
特集展示/福島秀子
アンフォルメルと具体(ジョルジュ・マチウ、白髪一雄、村上三郎など)
3階 クロニクル1964-OFF MUSEUM
美術館から外れて(篠原有司男、小島信明、ハイレッドセンター、ゼロ次元、観光芸術研究所など)
観ることを問う(タイガー立石、中村宏など)
「彫刻」を求めて(山口勝弘、多田美波、福岡道雄)
インターメディア/トランスメディア(塩見允枝子)
再び、美術館へ(秋山祐徳太子)
午後1時から、荻窪かいホールで、A.I.Filmsの「オヅの魔法使い~ドロシィ監禁地獄!!~」
ドロシィ役に滝口ミラ。
かつてドロシィ役が宍戸留美ちゃんだった大阪で上演したときに見に行ったが、留美ちゃん主演の分を大阪で観て、ミラっちょ主演のを東京で観る、というのはテレコになってて面白い。
僕が観た回は、阿部玲子さんがゲストで出ていた。
笑いに包まれた演劇だが、これを深刻なムードでやると、そうとうな前衛演劇にもなりかねないところが愉快だ。
それにしても、焼きたらこウーマンのインパクトったらなかったな。
http://blog.livedoor.jp/aifilms-odu/
ちょっと時間があいたので、原宿に。
人出が多くて、竹下通りは封鎖されていた。
目的地は裏原宿のほうだったので、そっちにぐるりと迂回して行ってみたら、意外なことに、裏原宿のほうはそれほど人もいなかった。
竹下通りは観光客で埋め尽くされていた、ということか。
スパイラル原宿と6%DOKIDOKIをのぞいて帰る。
勝どきの@btfで、小泉今日子「kyon30~なんてったって30年~」を見た。
これは、小泉今日子デビュー30年記念ベストアルバムのリリースにあわせて、ブックレットのなかみの実物を展示したような体裁の企画だった。
小泉今日子のデビューから現在まで、膨大な雑誌の切り抜きや、ポスター、レコード、グッズなどなどを集めた、夢のような展示。
http://www.shopbtf.com/at/koizumi30.html
六本木に移動して、午後7時から音楽実験室「新世界」でclub Aloeの「鎧武者」ライブ。
ボーカル:ヌルピョン
ドラム:芳垣安洋
ベース:梶野秀樹
ギター:磯田収
エレキ大正琴:井上晃一
キーボード:吉森信
僕も1曲だけ、「足利十五代」の曲で登場し、ヌルピョンが歌う横で、えんえんと無関係なことばかり叫んだり歌ったりした。1曲だいなしにして帰る、という役割。
ヌルピョンのライブは、すっかり大人の音楽の趣があって、楽しかった。
http://clubaloe.exblog.jp/
と、いうことで、新宿の高速バス乗り場から大阪に帰る。
帰る直前に、おみやげのように地震が揺れた。
初期版画
初期油彩画(悲劇よりも悲痛なるものの静寂、等)
渡米後(フルクサス時代。中に入って電球を消して擬似星空を見る「ティーハウス」など)
虹
オブジェクト(カンヴァスにオブジェ貼りまくり)
1990s,2000s(ボイル&フライ、ティッツ、レインボー・マン・アンド・ウーマン等)
新作(にいよん、いっくに、天王崎、等)
版画
その他、四方八方にあいた穴に指を突っ込んで触感を楽しむ「レインボー・エンヴァイラメントNo.7」など展示されていた。
アトリウムでも、インスタレーションや、戒壇廻りみたいな「ブラック・ホール」などがあり、
エントランスホールなどにも作品、
さらには、毎週日曜日にオブジェクトを並びかえる「シジフォスの神話」など。
靉嘔というと、虹の絵画の印象があまりにも強すぎて、それほど興味もなかったのだが、この展覧会見て、むちゃくちゃ面白くて、むちゃくちゃ刺激を受けた。
シリーズで作られているものは、見る側に安心感を与えてしまうので、どうにもつまらない、と思っていたが、これだけ多彩な作品が他にもあることを思い知らされて、目がさめた。
http://www.mot-art-museum.jp/exhibition/131
続いて、同じ現代美術館の、田中敦子「アート・オブ・コネクティング」展を見た。
ボタンを押したらベルの音が一周して戻ってくる「ベル」や、管球と電球を大量につけた「電気服」など、具体の時代の作品や抽象画が展示してあった。
こういうパフォーマンスを取り入れた作品を多くものしている作家の場合は、映像も残されていて、それを見るのが非常に楽しかった。
http://www.mot-art-museum.jp/exhibition/132/
あまりにも東京都現代美術館が素晴らしいので、常設展のMOTコレクション「特集展示/福島秀子」「クロニクル1964-OFF MUSEUM」も見た。これも充実。
1階 特集展示/福島秀子
実験工房(北代省三、勅使河原三郎、山口勝弘、駒井哲郎、長谷川三郎など)
50年代の女性作家たち(榎本和子、芥川紗織、草間弥生、宮脇愛子)
特集展示/福島秀子
アンフォルメルと具体(ジョルジュ・マチウ、白髪一雄、村上三郎など)
3階 クロニクル1964-OFF MUSEUM
美術館から外れて(篠原有司男、小島信明、ハイレッドセンター、ゼロ次元、観光芸術研究所など)
観ることを問う(タイガー立石、中村宏など)
「彫刻」を求めて(山口勝弘、多田美波、福岡道雄)
インターメディア/トランスメディア(塩見允枝子)
再び、美術館へ(秋山祐徳太子)
午後1時から、荻窪かいホールで、A.I.Filmsの「オヅの魔法使い~ドロシィ監禁地獄!!~」
ドロシィ役に滝口ミラ。
かつてドロシィ役が宍戸留美ちゃんだった大阪で上演したときに見に行ったが、留美ちゃん主演の分を大阪で観て、ミラっちょ主演のを東京で観る、というのはテレコになってて面白い。
僕が観た回は、阿部玲子さんがゲストで出ていた。
笑いに包まれた演劇だが、これを深刻なムードでやると、そうとうな前衛演劇にもなりかねないところが愉快だ。
それにしても、焼きたらこウーマンのインパクトったらなかったな。
http://blog.livedoor.jp/aifilms-odu/
ちょっと時間があいたので、原宿に。
人出が多くて、竹下通りは封鎖されていた。
目的地は裏原宿のほうだったので、そっちにぐるりと迂回して行ってみたら、意外なことに、裏原宿のほうはそれほど人もいなかった。
竹下通りは観光客で埋め尽くされていた、ということか。
スパイラル原宿と6%DOKIDOKIをのぞいて帰る。
勝どきの@btfで、小泉今日子「kyon30~なんてったって30年~」を見た。
これは、小泉今日子デビュー30年記念ベストアルバムのリリースにあわせて、ブックレットのなかみの実物を展示したような体裁の企画だった。
小泉今日子のデビューから現在まで、膨大な雑誌の切り抜きや、ポスター、レコード、グッズなどなどを集めた、夢のような展示。
http://www.shopbtf.com/at/koizumi30.html
六本木に移動して、午後7時から音楽実験室「新世界」でclub Aloeの「鎧武者」ライブ。
ボーカル:ヌルピョン
ドラム:芳垣安洋
ベース:梶野秀樹
ギター:磯田収
エレキ大正琴:井上晃一
キーボード:吉森信
僕も1曲だけ、「足利十五代」の曲で登場し、ヌルピョンが歌う横で、えんえんと無関係なことばかり叫んだり歌ったりした。1曲だいなしにして帰る、という役割。
ヌルピョンのライブは、すっかり大人の音楽の趣があって、楽しかった。
http://clubaloe.exblog.jp/
と、いうことで、新宿の高速バス乗り場から大阪に帰る。
帰る直前に、おみやげのように地震が揺れた。
JR大阪三越伊勢丹で、東京・代官山の『Junie Moon』おすすめのドールやグッズが期間限定で販売。
3月30日から3日間東京に行く用事があるので、それ用にブライスヘッドの歯磨きセットなどを購入した。
また、新作の「マーゴユニークガール」見たり、名前シール作ったりした。
http://www.blythedoll.com/jpn/news/2012/03/junie_moonjr.html
千里セルシーで、セルシーキッズボーカルコンテスト。
あいにくの雨。豪雨かと思ったら、やんで、また雨、みたいな不安定な天気。
到着時、最初の5組ほど終了していた。
午後1時からは小学生以下の部。
見たところから。エントリーは。
岡果樹
山川美優
レインボー7
北村來嶺彩
FORWARD
RYO-SHUN
中野優花
村上夢歌
RiMi☆Cherry
渕口綾音
山本真凜
なないろパレット
めい(松本めい)
CUTEBEAT
大山琉杏
ひかる
MOMO
まなと&しおり
じゅり(いなざわ じゅり)
中野優花&SHINYNOAYU(シャイニーノアユー)
斉藤真叶
第2部は中学生以上の部があったのだが、ここでタイムアップ。
ギャラリーノマルで、.es+藤本由紀夫 コラボレーションCDリリース記念特別展
「One week show, Resonance」
ギターにオルゴールつけた作品とか、新作版画「THE MUSIC(Nomart Editions)」の展示とか。音楽をヘッドホンで聞ける展示もあった。
展示作品をしばらく見た後、午後4時からは、ライブ&トーク。
・ライブパフォーマンス 16:00 -
出演:.es(ドットエス/ 橋本孝之+sara), guest: 鈴木創士(フランス文学者/ EP-4)
・トーク 17:00 -
出演: .es, 藤本由紀夫, 鈴木創士
トークでは、藤本由紀夫さんが、主にキルヒャーについて語っていた。画像などを投影しながらのトーク。
http://www.nomart.co.jp/exhibition/past/98.php
3月30日から3日間東京に行く用事があるので、それ用にブライスヘッドの歯磨きセットなどを購入した。
また、新作の「マーゴユニークガール」見たり、名前シール作ったりした。
http://www.blythedoll.com/jpn/news/2012/03/junie_moonjr.html
千里セルシーで、セルシーキッズボーカルコンテスト。
あいにくの雨。豪雨かと思ったら、やんで、また雨、みたいな不安定な天気。
到着時、最初の5組ほど終了していた。
午後1時からは小学生以下の部。
見たところから。エントリーは。
岡果樹
山川美優
レインボー7
北村來嶺彩
FORWARD
RYO-SHUN
中野優花
村上夢歌
RiMi☆Cherry
渕口綾音
山本真凜
なないろパレット
めい(松本めい)
CUTEBEAT
大山琉杏
ひかる
MOMO
まなと&しおり
じゅり(いなざわ じゅり)
中野優花&SHINYNOAYU(シャイニーノアユー)
斉藤真叶
第2部は中学生以上の部があったのだが、ここでタイムアップ。
ギャラリーノマルで、.es+藤本由紀夫 コラボレーションCDリリース記念特別展
「One week show, Resonance」
ギターにオルゴールつけた作品とか、新作版画「THE MUSIC(Nomart Editions)」の展示とか。音楽をヘッドホンで聞ける展示もあった。
展示作品をしばらく見た後、午後4時からは、ライブ&トーク。
・ライブパフォーマンス 16:00 -
出演:.es(ドットエス/ 橋本孝之+sara), guest: 鈴木創士(フランス文学者/ EP-4)
・トーク 17:00 -
出演: .es, 藤本由紀夫, 鈴木創士
トークでは、藤本由紀夫さんが、主にキルヒャーについて語っていた。画像などを投影しながらのトーク。
http://www.nomart.co.jp/exhibition/past/98.php
アートスペース亜蛮人で「特殊造形&特殊メイク展」
つい先日ファープレーンナイトでもお姿を拝見した、ウサギ先生がいらっしゃった。
普通の人間のメイクが「ツルツル」を目指すのに対して、特殊メイクはゴツゴツ、ザラザラ、ウネウネ、グニャグニャ、モリモリ、ギザギザなものを目指すものが多い。人工に対する自然の崇高美にも通じるものがあるのかもしれないなあ。
テレビで放送してた「ドラえもん 新・のび太と鉄人兵団 〜はばたけ 天使たち〜」録画したのを見た。
映画館にも見に行った名作だが、最初から最後まで面白く見ることができた。
つい先日ファープレーンナイトでもお姿を拝見した、ウサギ先生がいらっしゃった。
普通の人間のメイクが「ツルツル」を目指すのに対して、特殊メイクはゴツゴツ、ザラザラ、ウネウネ、グニャグニャ、モリモリ、ギザギザなものを目指すものが多い。人工に対する自然の崇高美にも通じるものがあるのかもしれないなあ。
テレビで放送してた「ドラえもん 新・のび太と鉄人兵団 〜はばたけ 天使たち〜」録画したのを見た。
映画館にも見に行った名作だが、最初から最後まで面白く見ることができた。
解剖と変容@兵庫県立美術館~豊川座敷@BEARS
2012年3月16日 芸術兵庫県立美術館に行って、「プルニー&ゼマーンコヴァー チェコ、アール・ブリュットの巨匠 解剖と変容」展を見た。
まず、アンナ・ゼマーンコヴァーとルボシュ・プルニーの作品を見る。
植物のゼマーンコヴァーと、人体のプルニー。
また、アール・ブリュットに関するドキュメンタリー映画「天空の赤」を上映しており、それにちなんだ展示もあった。
そこには、今や誰でも知っているヘンリー・ダーガーの作品や、大阪の松本国三の作品などが並んでいた。
http://www.artm.pref.hyogo.jp/exhibition/t_1202/index.html
大阪に戻って、ちょっと病院でいろいろ検査した後、なんばBEARSに行ってライブ観戦。
豊川座敷
SLIPPY
晩餐(from東京)
よそ人風情
の4組。
豊川座敷は別として、あとの3組は、ポップやロックの上にのっかって信頼しきっているのがいさぎよいな、と思った。豊川座敷は、人力のピュアな屈折を感じた。
まず、アンナ・ゼマーンコヴァーとルボシュ・プルニーの作品を見る。
植物のゼマーンコヴァーと、人体のプルニー。
また、アール・ブリュットに関するドキュメンタリー映画「天空の赤」を上映しており、それにちなんだ展示もあった。
そこには、今や誰でも知っているヘンリー・ダーガーの作品や、大阪の松本国三の作品などが並んでいた。
http://www.artm.pref.hyogo.jp/exhibition/t_1202/index.html
大阪に戻って、ちょっと病院でいろいろ検査した後、なんばBEARSに行ってライブ観戦。
豊川座敷
SLIPPY
晩餐(from東京)
よそ人風情
の4組。
豊川座敷は別として、あとの3組は、ポップやロックの上にのっかって信頼しきっているのがいさぎよいな、と思った。豊川座敷は、人力のピュアな屈折を感じた。
人形作家50人による創作人形展@大丸心斎橋店
2012年2月28日 芸術 コメント (2)心斎橋大丸で、マリア書房主催の「人形作家50人による創作人形展」
最終日になんとかすべりこみ。
大丸の本館での開催だから、ターゲットは趣味で人形を作っている高齢のおばさまたちなのかな、と危惧していたのだが、会場につくと、いきなりガラス海さんの人形がすごいインパクトと吸引力で立っていて、見に来てよかった、と思った。
http://www.ne.jp/asahi/doll/garasu.umi/
和あり洋あり、ビスクドールあり、人あり動物あり、というバラエティーに富んだ内容で、堪能した。
数多くの人形のなかをめぐるうちに、藤田ななこさんの人形などに出会うと、かなりドキッとする。
http://www3.ocn.ne.jp/~n-doll/
出展作家
浅野真佐子 / 石塚弘子 / 和泉ゆか / 稲邉智津子 / 井上みさお / 今西麻喜 / IWACO / 岩橋万里子 / 内倉絹子 / 太田庸子 / 大滝博子 / 大西瑞枝 / 大山冨美子 / 岡部慈子 / おきながようこ / ガラス海 / 来住あけ美 / 木村宏美 / 粂川真優子 / 黒田正子 / 桑原祥扇 / 篠原七生 / しまむらちえこ / 関法子 / 高橋操 / つつみゆうこ / 藤堂仁美 / 土倉ひろ子 / 花田洋子 / 櫃田静子 / 福永のりこ / 福長千紗 / 福山まり / 富士美猫 / 藤田ななこ / 細野恵子 / 松田珠江 / 松本勝子 / 三井朱實 / 皆川優子 / 宮崎美恵 / 宮崎成子 / 村岡迪江 / 山口景子 / 山下沙衣 / 横瀬和江 / 吉水たか代 / 里華 / レプンクル
最終日になんとかすべりこみ。
大丸の本館での開催だから、ターゲットは趣味で人形を作っている高齢のおばさまたちなのかな、と危惧していたのだが、会場につくと、いきなりガラス海さんの人形がすごいインパクトと吸引力で立っていて、見に来てよかった、と思った。
http://www.ne.jp/asahi/doll/garasu.umi/
和あり洋あり、ビスクドールあり、人あり動物あり、というバラエティーに富んだ内容で、堪能した。
数多くの人形のなかをめぐるうちに、藤田ななこさんの人形などに出会うと、かなりドキッとする。
http://www3.ocn.ne.jp/~n-doll/
出展作家
浅野真佐子 / 石塚弘子 / 和泉ゆか / 稲邉智津子 / 井上みさお / 今西麻喜 / IWACO / 岩橋万里子 / 内倉絹子 / 太田庸子 / 大滝博子 / 大西瑞枝 / 大山冨美子 / 岡部慈子 / おきながようこ / ガラス海 / 来住あけ美 / 木村宏美 / 粂川真優子 / 黒田正子 / 桑原祥扇 / 篠原七生 / しまむらちえこ / 関法子 / 高橋操 / つつみゆうこ / 藤堂仁美 / 土倉ひろ子 / 花田洋子 / 櫃田静子 / 福永のりこ / 福長千紗 / 福山まり / 富士美猫 / 藤田ななこ / 細野恵子 / 松田珠江 / 松本勝子 / 三井朱實 / 皆川優子 / 宮崎美恵 / 宮崎成子 / 村岡迪江 / 山口景子 / 山下沙衣 / 横瀬和江 / 吉水たか代 / 里華 / レプンクル
竹田団吾衣裳展@アセンス美術
2012年2月17日 芸術
心斎橋アセンス美術で、「竹田団吾衣裳展」
大阪芸術大学在学中の劇団☆新感線から見てきたが、当時からのヘヴィーメタルな感性が今でも息づく。
人間、好きなものはなかなか変わらないものと見える。
アセンスに行ったら、御本人が座っていて、尊顔を拝することができた。
所狭しと林立する衣裳の軍団。
ここは兵馬俑に囲まれた墓の中かと思った。
大阪会期中にインタビューした記事が、下記、クリッピン・ジャムで読める。
http://www.clippinjam.com/
大阪芸術大学在学中の劇団☆新感線から見てきたが、当時からのヘヴィーメタルな感性が今でも息づく。
人間、好きなものはなかなか変わらないものと見える。
アセンスに行ったら、御本人が座っていて、尊顔を拝することができた。
所狭しと林立する衣裳の軍団。
ここは兵馬俑に囲まれた墓の中かと思った。
大阪会期中にインタビューした記事が、下記、クリッピン・ジャムで読める。
http://www.clippinjam.com/
第2回中之島映像劇場「日本のビデオ・アート~1980年代」
2011年10月23日 芸術国立国際美術館で第2回中之島映像劇場。昨日の22日と今日の2日間のプログラム。1980年代の日本のビデオアートを特集している。
Bプログラム
寺井弘典「I SAY…」
寺井弘典「1・1/2」
出光真子「グレート・マザー幸子」
出光真子「洋二、どうしたの?」
出光真子「清子の場合」
Aプログラム
解説
斎藤信「Frame by Frame DO-OR」「Frame by Frame TO-W-ER」
斎藤信「Locus」
ビジュアル・ブレインズ(風間正+大津はつね)「One Two 3 Times 3」
ビジュアル・ブレインズ(風間正+大津はつね)「Rec Zone」
ビジュアル・ブレインズ(風間正+大津はつね)「De-Sign 1(訓練)」
伊奈新祐「FLOW(2)」
伊奈新祐「Sha」
島野義孝「カメラと、私のカメラ」
島野義孝「ころがすこと」
島野義孝「テレビドラマ」
日本のビデオアートを特集する企画そのものがあまりないとのことだ。
ビデオというものが持つ可能性を、面白がりながら実験していくような作品が多くて、これはかつて映画というものを獲得したときになされた初期の活動に似たパワーを感じることができた。ビデオの場合は、もっと安価で、若い才能が参入する余地があっただけに、さらに若さを感じることができた。
帰宅後、NHK-FMで「現代の音楽」
猿谷紀郎
- 国際作曲委嘱シリーズ~ジュリアン・ユー -(2)
「閃光 第2番」 ジュリアン・ユー作曲
(8分07秒)
(打楽器、ピアノ)東京シンフォニエッタのメンバー
「組曲“展覧会の絵”」
ムソルグスキー作曲、ジュリアン・ユー編曲
(36分05秒)
(管弦楽)東京シンフォニエッタ
(指揮)板倉康明
~東京・サントリーホールで収録~
<2011/8/30>
Bプログラム
寺井弘典「I SAY…」
寺井弘典「1・1/2」
出光真子「グレート・マザー幸子」
出光真子「洋二、どうしたの?」
出光真子「清子の場合」
Aプログラム
解説
斎藤信「Frame by Frame DO-OR」「Frame by Frame TO-W-ER」
斎藤信「Locus」
ビジュアル・ブレインズ(風間正+大津はつね)「One Two 3 Times 3」
ビジュアル・ブレインズ(風間正+大津はつね)「Rec Zone」
ビジュアル・ブレインズ(風間正+大津はつね)「De-Sign 1(訓練)」
伊奈新祐「FLOW(2)」
伊奈新祐「Sha」
島野義孝「カメラと、私のカメラ」
島野義孝「ころがすこと」
島野義孝「テレビドラマ」
日本のビデオアートを特集する企画そのものがあまりないとのことだ。
ビデオというものが持つ可能性を、面白がりながら実験していくような作品が多くて、これはかつて映画というものを獲得したときになされた初期の活動に似たパワーを感じることができた。ビデオの場合は、もっと安価で、若い才能が参入する余地があっただけに、さらに若さを感じることができた。
帰宅後、NHK-FMで「現代の音楽」
猿谷紀郎
- 国際作曲委嘱シリーズ~ジュリアン・ユー -(2)
「閃光 第2番」 ジュリアン・ユー作曲
(8分07秒)
(打楽器、ピアノ)東京シンフォニエッタのメンバー
「組曲“展覧会の絵”」
ムソルグスキー作曲、ジュリアン・ユー編曲
(36分05秒)
(管弦楽)東京シンフォニエッタ
(指揮)板倉康明
~東京・サントリーホールで収録~
<2011/8/30>
乙画廊で、踏子展「しつしつ」
ギャラリーノマルで、三宅砂織展
どちらの画廊でも、声をかけていただいたり、お話したり。
自分の素性を人に伝えるとき、便利な言葉として「芸術家」を名乗っている。しかし、こうした芸術の本家本元では、化けの皮がはがれるので、それも名乗れず、まったくの正体不明の存在になってしまうのだが、おしゃべりさせていただくと、なんとなく、アートに接する、縁のある人物になったような気がして、非常におさまりがいいのである。
日本橋UPsで、午後7時から
“FRIDAY LIVE”
今回は3曲ずつ。
仲村コニー
YouKa
ARiSA
Ayaka
MiSAKi
福野みはる
葉月
Mari7
最後にはアンコールも。
セットリスト等はまた。
もう毎週同じことを書くのはつまらないので、極力省きたいと思っているが、金曜日は、夜勤明けで、夜にもなると、睡眠不足がたたってきて、早めに帰宅してしまう傾向にある。
眠ったりしても、心身の疲れが癒えるだけで、あと何もいいことがないので、寝ずに過ごせたら、こんなにいいことはない、と思っているのだが、なかなか。
ギャラリーノマルで、三宅砂織展
どちらの画廊でも、声をかけていただいたり、お話したり。
自分の素性を人に伝えるとき、便利な言葉として「芸術家」を名乗っている。しかし、こうした芸術の本家本元では、化けの皮がはがれるので、それも名乗れず、まったくの正体不明の存在になってしまうのだが、おしゃべりさせていただくと、なんとなく、アートに接する、縁のある人物になったような気がして、非常におさまりがいいのである。
日本橋UPsで、午後7時から
“FRIDAY LIVE”
今回は3曲ずつ。
仲村コニー
YouKa
ARiSA
Ayaka
MiSAKi
福野みはる
葉月
Mari7
最後にはアンコールも。
セットリスト等はまた。
もう毎週同じことを書くのはつまらないので、極力省きたいと思っているが、金曜日は、夜勤明けで、夜にもなると、睡眠不足がたたってきて、早めに帰宅してしまう傾向にある。
眠ったりしても、心身の疲れが癒えるだけで、あと何もいいことがないので、寝ずに過ごせたら、こんなにいいことはない、と思っているのだが、なかなか。
大丸心斎橋店北館で、「リカちゃん展」
「いらっしゃいませ。すてきなおみせやさんへようこそ!」と、パティシエ姿のリカちゃんが誘う。このパティシエ衣装は、このイベント記念のもので、会場で販売してた。(税込1890円。人形はついてませんよ!)
展示ゾーンでは、
ハートヒルズへようこそ!(記念撮影)
リカちゃんの街はおみせがいっぱい
おみせやさん体験
リカちゃんコレクション展示
モテかわカールヘアアレンジコレクション
ファンシーダイヤモンドリカちゃん展示
など。
モダンペットのリカちゃんと、ケイタマルヤマのリカちゃんが、僕の目をひく。
1億円相当の「ファンシーダイヤモンドリカちゃん」は、キラキラアイドルリカちゃんのスペシャルステージに出てきて珍妙なダンスを披露してくれたドレスのリカちゃんを髣髴とさせた。
歴代リカちゃんのコレクションでは、初代の頃のリカちゃんトリオのハウスで、勉強机みたいなデスクの前に、ペナントのようなものや、単なる果物の絵が何枚も飾ってあって、時代をドーンと感じて懐かしい。
また、アトラクションゾーンでは、
「ドレスつり」とかあったな。これは面白そうだった!
でも、遊んでいるのは小さなこどもばっかりで、大人は参加できないシステムみたいだった。
心斎橋コムデギャルソンのSixで加藤泉「はるかなる視線」展。
絵画と木彫作品。
会場で入手したプログラムノートによると、タイトルの由来が、こう記してあった。
文化人類学者のクロード・レヴィ=ストロースは、自らの著書のタイトルをどのように付けるか考え抜いた挙げ句に、世阿弥の『風姿花伝』の中に「離見の見」という言葉を見いだし触発され、「はるかなる視線」というタイトルの名著が誕生した。「離見の見」とは、演技を行なうときは自分の眼で見る「我見」ではなく客席からの「離見」によって見るべきで、それによって観客と一体化する「見所同心」の境地に達するという意味である。
加藤泉こそまさに人間という存在を「離見の見」の視点によって作品化しているアーティストと言えよう。グローバル化した世界観の中で、敢えてこの作家は、人間を自然風景の中に佇ませ、その風景に融け込ませることによって、文明化され強い自我をもった人間存在そのものを根底から捉え直そうとしている。人間の手足の先や身体の突起物から花が咲き、芽が吹き、根が生えてくる。加藤は、現代人においても魂や身体性には原初的な風景が潜在していることを信じており、それを顕在化させる試みを繰り返している。レヴィ=ストロースは離見の見を「はるかなる視線」と訳し、離れた文明の側から自らを見る文化人類学の思想の表現だと考えた。
とか。
作風は、土人のアウトサイダーがシュルレアリスムやったような感じ。(むちゃくちゃな説明だ!)
木彫作品になって、ますますその風味は強まった感がある。
http://gqjapan.jp/2011/07/04/%E7%94%BB%E5%AE%B6%E3%80%81%E5%8A%A0%E8%97%A4-%E6%B3%89%E3%81%AE%E4%B8%8D%E6%80%9D%E8%AD%B0%E3%81%AA%E4%B8%96%E7%95%8C/
国立国際美術館で、「森山大道写真展 オン・ザ・ロード」
60年代から現在までの森山大道の軌跡を追った写真展。
会場は、次のような構成になっていた。括弧内の年代は、だいたいの目安。
にっぽん劇場写真帖(1965~1967)
狩人(~1971)
写真よさようなら(1972)
遠野物語/続にっぽん劇場写真帖(70年代)
光と影(1981~1982)
仲治への旅 サン・ルゥへの手紙(1987~1990)
Daido hysterie(1993~1997)
COLOR(1993~1999)
新宿(2002)
ブエノスアイレス/ハワイ/記録(2000~)
東京
最後に書いた「東京」は森山大道の新作で、写真の選定、展示を森山自身が手がけた。森山大道といえばモノクローム写真、というイメージが勝手についていて、モノクローム写真ならではの味わいとインパクトがある、と思っていたが、この「東京」はカラー作品で、現代の東京を写しながら、森山大道ここにあり、という変わらぬ存在感を出している。モノクロだから、というようなものではく、カラーで、現代であっても、印象が変わらないのはすごい。
また、映像資料として、ETV特集での森山大道と、美の世界での森山大道も上映されていた。「美の世界」のほうは、1996年に森山大道が大阪を撮影したときのドキュメンタリーになっているが(森山は大阪府池田市出身)、つい最近のことのように思っていた1996年が、こうやってみると、大阪も様変わりしたものだ、と実感させられた。そりゃ、1996年に生まれたこどもは、現在15歳になるのか、と思えば、違っていて当たり前なのではあるが。
スタンダードブックストアで『ドント パス ミー バイ』イベント。
2010年の10月から3ヶ月間インターFMで放送されていた番組「ドントパスミーバイ」の出版記念で、番組を再現してみるイベント。まあ、番組「ドントパスミーバイ」の外伝みたいなものだろうか。
パーソナリティーは、根本敬、湯浅学。ゲストは、いしいしんじ。
会場に入ると、既に奇奇怪怪な音楽が流れており、根本敬さんがステージでカレーライスを食べていた。軽く挨拶だけして、コーヒーを飲んでいたら、根本さんが来て、最近出したミックスCD「愛駅」を下さった。特に差し入れも持って行かなかったのに、逆にプレゼントをいただいて、恐縮した。あ、ほんとは恐縮してなくて、「やった~!来てよかった!」と喜んだ。
会場は、いい顔の野郎たちの等身大パネルが乱立し、ラジカセからはのべつまくなし音楽が流れ、アナログテレビは砂嵐をうつし、木彫りの鳥とセンサで音に反応して鳴きまくるコンゴウインコ、だるまとか、もうほとんど電波系ゴミ屋敷。
そうこうするうちにイベントがはじまる。
基本、幻の名盤解放同盟による音楽番組なので、次々と珍妙な音楽がその場の雰囲気で選曲されてかかる。歌をじっくり聞かせるんじゃなくて、他のいろんな音も流れまくってる。
ドントパスミーバイの番組でかかった歌も多くかかり、実際にレコードなりテープなりを目にし、手にとることのできる快楽ったらなかった。
川端康成の朗読とか、「あいつ」とか、矢花郁雄の「サムシング」とか、ブルーマグノリアの「骨まで愛して」とか、高尾真美の「ドッグドール」「朝」とか、行き詰まると韓国ロックをやらかすレオン・ラッセルとか、最後はポチョンボ電子楽団で。
これは楽しかったなあ。
根本さんにもらったCD聞いてみたけど、これもまた、えんえんとカオスだった。面白い!積極的に洗脳されたい。
「いらっしゃいませ。すてきなおみせやさんへようこそ!」と、パティシエ姿のリカちゃんが誘う。このパティシエ衣装は、このイベント記念のもので、会場で販売してた。(税込1890円。人形はついてませんよ!)
展示ゾーンでは、
ハートヒルズへようこそ!(記念撮影)
リカちゃんの街はおみせがいっぱい
おみせやさん体験
リカちゃんコレクション展示
モテかわカールヘアアレンジコレクション
ファンシーダイヤモンドリカちゃん展示
など。
モダンペットのリカちゃんと、ケイタマルヤマのリカちゃんが、僕の目をひく。
1億円相当の「ファンシーダイヤモンドリカちゃん」は、キラキラアイドルリカちゃんのスペシャルステージに出てきて珍妙なダンスを披露してくれたドレスのリカちゃんを髣髴とさせた。
歴代リカちゃんのコレクションでは、初代の頃のリカちゃんトリオのハウスで、勉強机みたいなデスクの前に、ペナントのようなものや、単なる果物の絵が何枚も飾ってあって、時代をドーンと感じて懐かしい。
また、アトラクションゾーンでは、
「ドレスつり」とかあったな。これは面白そうだった!
でも、遊んでいるのは小さなこどもばっかりで、大人は参加できないシステムみたいだった。
心斎橋コムデギャルソンのSixで加藤泉「はるかなる視線」展。
絵画と木彫作品。
会場で入手したプログラムノートによると、タイトルの由来が、こう記してあった。
文化人類学者のクロード・レヴィ=ストロースは、自らの著書のタイトルをどのように付けるか考え抜いた挙げ句に、世阿弥の『風姿花伝』の中に「離見の見」という言葉を見いだし触発され、「はるかなる視線」というタイトルの名著が誕生した。「離見の見」とは、演技を行なうときは自分の眼で見る「我見」ではなく客席からの「離見」によって見るべきで、それによって観客と一体化する「見所同心」の境地に達するという意味である。
加藤泉こそまさに人間という存在を「離見の見」の視点によって作品化しているアーティストと言えよう。グローバル化した世界観の中で、敢えてこの作家は、人間を自然風景の中に佇ませ、その風景に融け込ませることによって、文明化され強い自我をもった人間存在そのものを根底から捉え直そうとしている。人間の手足の先や身体の突起物から花が咲き、芽が吹き、根が生えてくる。加藤は、現代人においても魂や身体性には原初的な風景が潜在していることを信じており、それを顕在化させる試みを繰り返している。レヴィ=ストロースは離見の見を「はるかなる視線」と訳し、離れた文明の側から自らを見る文化人類学の思想の表現だと考えた。
とか。
作風は、土人のアウトサイダーがシュルレアリスムやったような感じ。(むちゃくちゃな説明だ!)
木彫作品になって、ますますその風味は強まった感がある。
http://gqjapan.jp/2011/07/04/%E7%94%BB%E5%AE%B6%E3%80%81%E5%8A%A0%E8%97%A4-%E6%B3%89%E3%81%AE%E4%B8%8D%E6%80%9D%E8%AD%B0%E3%81%AA%E4%B8%96%E7%95%8C/
国立国際美術館で、「森山大道写真展 オン・ザ・ロード」
60年代から現在までの森山大道の軌跡を追った写真展。
会場は、次のような構成になっていた。括弧内の年代は、だいたいの目安。
にっぽん劇場写真帖(1965~1967)
狩人(~1971)
写真よさようなら(1972)
遠野物語/続にっぽん劇場写真帖(70年代)
光と影(1981~1982)
仲治への旅 サン・ルゥへの手紙(1987~1990)
Daido hysterie(1993~1997)
COLOR(1993~1999)
新宿(2002)
ブエノスアイレス/ハワイ/記録(2000~)
東京
最後に書いた「東京」は森山大道の新作で、写真の選定、展示を森山自身が手がけた。森山大道といえばモノクローム写真、というイメージが勝手についていて、モノクローム写真ならではの味わいとインパクトがある、と思っていたが、この「東京」はカラー作品で、現代の東京を写しながら、森山大道ここにあり、という変わらぬ存在感を出している。モノクロだから、というようなものではく、カラーで、現代であっても、印象が変わらないのはすごい。
また、映像資料として、ETV特集での森山大道と、美の世界での森山大道も上映されていた。「美の世界」のほうは、1996年に森山大道が大阪を撮影したときのドキュメンタリーになっているが(森山は大阪府池田市出身)、つい最近のことのように思っていた1996年が、こうやってみると、大阪も様変わりしたものだ、と実感させられた。そりゃ、1996年に生まれたこどもは、現在15歳になるのか、と思えば、違っていて当たり前なのではあるが。
スタンダードブックストアで『ドント パス ミー バイ』イベント。
2010年の10月から3ヶ月間インターFMで放送されていた番組「ドントパスミーバイ」の出版記念で、番組を再現してみるイベント。まあ、番組「ドントパスミーバイ」の外伝みたいなものだろうか。
パーソナリティーは、根本敬、湯浅学。ゲストは、いしいしんじ。
会場に入ると、既に奇奇怪怪な音楽が流れており、根本敬さんがステージでカレーライスを食べていた。軽く挨拶だけして、コーヒーを飲んでいたら、根本さんが来て、最近出したミックスCD「愛駅」を下さった。特に差し入れも持って行かなかったのに、逆にプレゼントをいただいて、恐縮した。あ、ほんとは恐縮してなくて、「やった~!来てよかった!」と喜んだ。
会場は、いい顔の野郎たちの等身大パネルが乱立し、ラジカセからはのべつまくなし音楽が流れ、アナログテレビは砂嵐をうつし、木彫りの鳥とセンサで音に反応して鳴きまくるコンゴウインコ、だるまとか、もうほとんど電波系ゴミ屋敷。
そうこうするうちにイベントがはじまる。
基本、幻の名盤解放同盟による音楽番組なので、次々と珍妙な音楽がその場の雰囲気で選曲されてかかる。歌をじっくり聞かせるんじゃなくて、他のいろんな音も流れまくってる。
ドントパスミーバイの番組でかかった歌も多くかかり、実際にレコードなりテープなりを目にし、手にとることのできる快楽ったらなかった。
川端康成の朗読とか、「あいつ」とか、矢花郁雄の「サムシング」とか、ブルーマグノリアの「骨まで愛して」とか、高尾真美の「ドッグドール」「朝」とか、行き詰まると韓国ロックをやらかすレオン・ラッセルとか、最後はポチョンボ電子楽団で。
これは楽しかったなあ。
根本さんにもらったCD聞いてみたけど、これもまた、えんえんとカオスだった。面白い!積極的に洗脳されたい。