アンデルセン:原作、小熊秀雄:台本、渡辺加三:絵による『火打ち箱・しっかり者の錫の兵隊」を読んだ。1940年。
創風社から出ている小熊秀雄漫画傑作集の3冊めにあたる。
当時は「アンデルセン」を「アンデルゼン」と読んでいたようだ。
「火打ち箱」は魔法の力で金持ちになり、一国の王様にまでなってしまう、むしのいい話。
「しっかり者の錫の兵隊」はトイストーリーの元ネタ。小鬼のおもちゃに、一本足の錫の兵隊は窓から落とされ、魚に飲み込まれる。挙げ句の果にはストーブに投げ込まれて、踊子の人形もともに焼けてとけてしまう。
これ、こどもが特にわけもなくストーブに放り込んでしまうのだが、なぜか「小鬼のしわざ」だとされている。
この兵隊が聞く歌の怖いこと怖いこと。

さよなら
さよなら
兵隊さん
あなたは死なねば
ならないの

悪夢だ!
こどものときにこの漫画読んでたら、絶対うなされてた!

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