さーて、今日も行こうと思ってたイベントを諸事情により3つともにキャンセル。
録画しておいた映画を見て、楽しく過ごすことに。

「ハム太郎と不思議のオニの絵本塔」(2004)
出崎統監督。
松浦亜弥があややム、エコモニの2人がエコハムズ(りかハム、しげハム)で出て来る。
あややムは絵本作家で、桃太郎の物語をベースにした自分のシナリオをもとに、ハム太郎たちに演劇をさせる。
あややムは友達に裏切られてから、友情を信じなくなっていたが、ハム太郎たちのおかげで、友情を信じるようになる。
あややムがどんな傷付き方をしてたかというと、あややムは友人に自作の絵本を作ってプレゼントしてたのだが、その「友人」は影に回って、みんなと一緒に「ダサ〜」「迷惑」と絵本をゴミ箱に捨てた。それをバッチリ目撃!女の子どうしって、怖いね〜。
あややムは勉強も運動もよく出来る子だったので、クラスメイトはやっかんでいたのだ。
まあ、そんなことで嫉妬してかげぐち叩くような輩とは友人になる必要はない。ネコイラズでも食べさせておけばいいのだ。狭量な心の持ち主をいちはやく切ることができて、あややムはラッキーだったんじゃないか、と思う。

「DENGEKI」(2001)
アンジェイ・バートコウィアク監督
スティーブン・セガールが腐敗した警察内部をおそうじ。
DMXがドラッグの売人として登場。
もう、誰が悪人なのか、どれが囮捜査なのか、どんでん返しがあちこちに。
アクションシーンを堪能。
絶体絶命のピンチでも、スティーブン・セガールはこともなげにクリアしていく。
護送車の中で手錠でつながれながら、3人もの悪人に、毒を注射されようとするセガール。これがあっさり助かったりするんだ!
まったくすごい。

「ゴジラファイナルウォーズ」(TV特別編集版)
北村龍平監督。
X星人の陰謀で、人類危うし。
世界を滅亡させると言われているゴジラを復活させるしか、人類には打つ手がない。
ガイガン、アンギラス、ラドン、モスラ、エビラ、カマキラス、クモンガ、ジラ、マンダ、ミニラ、ヘドラ、海底軍艦、妖星ゴラス、などなどいろいろ出て来る。キングギドラもカイザーギドラという名でバージョンアップして出て来る。
ゴジラが半端なく、強い。ガメラなみに強い。
ザコ怪獣はその反面、弱すぎる。ヘドラなんて、登場と同時に退治される。
だけど、怪獣のシーンよりも、重点は人間たちにあった。
地球防衛軍や、ミュータントとX星人とのアクションが多くて、見終わった後も怪獣映画を見た印象が残らなかったほどだ。
ケイン・コスギはさすがのアクションの切れを見せるし、いっこく堂(北村一輝)とイレイザーヘッド(松岡昌宏)のマトリックス風の戦いも、「ああ、やりたいことやってるなあ」とニヤリとした。結局イレイザーヘッドが勝つポイントも、マトリックス風。
半端なく強いのは、ゴジラだけでなく、ドン・フライも強い!
レイ・セフォー、ゲイリー・グッドリッジも出演しており、格闘技ファンにはうれしい。
ゴジラだって、マウントポジションからの打撃で攻めたりしているのだ。相手は顔が3つあるので、防御しきれない。
格闘技だけではない。サッカーシーンもある。針ボール状のアンギラスをキングシーサーがキック、ゴジラはゴールキーパーのようにアンギラスに飛びつく。わざわざ飛びつかずに、放っとけばいいのに。
エンディングの音楽はキース・エマーソンで、プログレファンとしてはポイント高し。
宝田明が「百発百中の男」と名乗るシーンも面白い。
娯楽に徹した映画作りはとても好感が持てた。
ゴジラ映画の中でも、一番面白かったんじゃないか、と思う。なにより、メッセージ性がまったく無いのがいい。それらしい発言がないではないが、「こんなのも入れてみました」的スタンスが見えていて、笑える。もっともっと自由奔放に作って、「そんなアホな!」とか「これはゴジラじゃない」とツッコミたかったほどだ。たとえば、海底軍艦が宇宙まで飛んでいくとか。
ラスト、ゴジラの暴走をミニラが止めるのは、くさくて見ていられないが、あの場面で言いたかったのは「親子の愛情」とか「仲間を傷つけるな」とか、そんなやわなことではなくて、ただ単に「もうやりたいことはやった。はい、映画はこれで終わり」と挨拶しているだけだと感じた。これはこれで仕方ないか。僕なら、ゴジラはひと暴れしたあと、急に南極に帰ろうとするエンディングを用意するだろう。眠くなったから、とか、見たいテレビがあるから、という理由で。あるいは、ゴジラが駄洒落を言って、凍り付いてしまうとか。

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

日記内を検索